JPH0674004A - ロッカアーム - Google Patents

ロッカアーム

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JPH0674004A
JPH0674004A JP22866392A JP22866392A JPH0674004A JP H0674004 A JPH0674004 A JP H0674004A JP 22866392 A JP22866392 A JP 22866392A JP 22866392 A JP22866392 A JP 22866392A JP H0674004 A JPH0674004 A JP H0674004A
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JP
Japan
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valve
rocker arm
sliding contact
lubricating oil
roller
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JP22866392A
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Kazuo Uchida
和夫 内田
Kazuyuki Kotani
一之 小谷
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/41Servomotor, servo controller till figures
    • G05B2219/41121Eliminating oscillations, hunting motor, actuator

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】バルブ係合部のバルブ摺接面に潤滑油膜が途切
れずに形成されるようにして、焼き付きを防止するこ
と。 【構成】板金製のロッカアーム本体5の長手方向一端側
に設けられるバルブ係合部11のバルブ摺接面11a
に、潤滑油溜まりとして複数の小さな凹部15を設けて
いる。これにより、凹部15に存在する潤滑油がバルブ
ステム部2の上端面との摺接動作によってバルブ係合部
11のバルブ摺接面11aへ効率よく転移供給させられ
ることになり、そこで油膜が途切れなく形成されること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カムによる摺動動作を
受けてシリンダヘッドに設けられるバルブの開閉を行う
ロッカアームに係り、特に金属板を板金して製作される
ロッカアーム本体を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の板金製のロッカアームとして、
例えば図3ないし図6に示すようなものがある。図中、
1はカムシャフトのカム部、2はバルブステム部、3は
ラッシュアジャスタのピボット部、4はロッカアームで
ある。
【0003】ロッカアーム4は、ロッカアーム本体5に
ローラ6を回転自在に取り付けた構造である。ロッカア
ーム本体5は、金属板をほぼ門形に板金することにより
製作されるものであり、ほぼ平行に対向する二つ一対の
ローラ支持壁部7,8と、両ローラ支持壁部7,8を連
結するとともに長手方向中間に方形の貫通孔9を持つ連
結部10とを備えている。連結部10の長手方向一端側
はバルブ係合部11とされ、また、連結部10の長手方
向他端側にはほぼ半球形のピボット係合部12が形成さ
れている。ロッカアーム本体5の貫通孔9から突出する
ローラ6にはカム部1が当接され、バルブ係合部11に
はバルブステム部2が当接され、さらに、ピボット係合
部12にはラッシュアジャスタのピボット部3が係合さ
れる。
【0004】そして、ロッカアーム本体5の一対のロー
ラ支持壁部7,8には、それぞれ軸挿入孔14,14が
貫通形成されており、これら軸挿入孔14,14に軸1
3の両端が嵌入された状態で、この軸13の両端部が両
ローラ支持壁部7,8の軸挿入孔14,14の外側開口
端縁にかしめられることにより固定されている。この軸
13の軸方向中間にローラ6が回転自在に外嵌支持させ
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロッカアー
ム本体5のバルブ係合部11の内面11aが、バルブス
テム部2の上端面に対して高速で摺接するのであるが、
このロッカアーム4は高温で潤滑油が希薄な環境に用い
られるために、前記バルブ摺接面11aの潤滑油膜が途
切れやすくなり、そこが焼き付きやすくなる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたもので、バルブ係合部のバルブ摺接面に潤滑油膜が
途切れずに形成されるようにして、焼き付きを防止する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、連結部の両側
に一対のローラ支持壁部がほぼ平行に対向するように設
けられる板金製のロッカアーム本体と、前記両ローラ支
持壁部の間に回転自在に取り付けられるローラとを有す
るロッカアームにおいて、次のような構成をとる。
【0008】本発明のロッカアームでは、前記ロッカア
ーム本体の長手方向一端側の連結部にバルブ係合部が、
また、長手方向他端側の連結部に両ローラ支持壁部の延
出側と同方向へ向けて突出するほぼ半球形のピボット係
合部がそれぞれ設けられており、かつ、前記バルブ係合
部においてバルブステム部の上端面と摺接するバルブ摺
接面に潤滑油溜まりが設けられている。
【0009】
【作用】ロッカアームは、そもそもピボット係合部を中
心として上下に揺動するものであり、その動きによっ
て、バルブステム部の上端面に対してバルブ係合部の内
面が摺接することになるのであるが、このバルブ係合部
の内面、すなわち、バルブ摺接面に潤滑油溜まりを設け
ていれば、摺接動作によって潤滑油溜まりに溜まる潤滑
油が前記バルブ摺接面へ効率よく転移供給されて油膜が
途切れずに形成されるようになる。
【0010】
【実施例】図1および図2に本発明の一実施例を示して
いる。本実施例において従来例の図3ないし図6に示す
ものと同じ部品、部分に同じ符号を付してある。図中、
1はカムシャフトのカム部、2はバルブステム部、3は
ラッシュアジャスタのピボット部、4はロッカアームで
ある。
【0011】ロッカアーム4は、ロッカアーム本体5に
ローラ6を回転自在に取り付けた構造であり、基本的な
構造は従来例とほぼ同じである。ロッカアーム本体5
は、金属板をほぼコ字形に板金することにより製作され
るものであり、ほぼ平行に対向する二つ一対のローラ支
持壁部7,8と、両ローラ支持壁部7,8を連結すると
ともに長手方向中間に方形の貫通孔9を持つ連結部10
とを備えている。連結部10の長手方向一端側はバルブ
係合部11とされ、また、連結部10の長手方向他端側
にはほぼ半球形のピボット係合部12が形成されてい
る。ロッカアーム本体5の貫通孔9から突出するローラ
6にはカム部1が当接され、バルブ係合部11にはバル
ブステム部2が当接され、さらに、ピボット係合部12
にはラッシュアジャスタのピボット部3が係合される。
【0012】そして、ロッカアーム本体5の一対のロー
ラ支持壁部7,8には、それぞれ軸挿入孔14,14が
貫通形成されており、これら軸挿入孔14,14に軸1
3の両端が嵌入された状態で、この軸13の両端部が両
ローラ支持壁部7,8の軸挿入孔14,14の外側開口
端縁にかしめられることにより固定されている。この軸
13の軸方向中間にローラ6が回転自在に外嵌支持させ
られている。
【0013】本実施例の特徴は、ロッカアーム本体5の
バルブ係合部11のバルブ摺接面11aに潤滑油溜まり
としての複数の凹部15が設けられていることである。
ロッカアーム4の使用環境の潤滑油が希薄であっても、
バルブ係合部11のバルブ摺接面11aとバルブステム
部2との摺接過程において、凹部15に溜まっている潤
滑油が引き出されてバルブ摺接面11aへと転移させら
れることになり、このバルブ摺接面11aで油膜を形成
する。また、バルブ摺接面11aでの余剰な潤滑油は摺
接動作によって再度凹部15へと戻される。このように
潤滑油の供給動作がすべての凹部15で効率よく繰り返
されるので、バルブ係合部11のバルブ摺接面11aで
潤滑油膜が途切れることなく形成されるようになる。
【0014】前述のロッカアーム本体5は、一枚の金属
板から図2に示すような形に打ち抜いて絞り成形した後
で貫通孔10およびローラ支持壁部7,8の軸挿入孔1
4,14を形成することにより製作される。バルブ係合
部11のバルブ摺接面11aの凹部15は、前述の打ち
抜き時の打ち抜き金型に凹部15に対応する凸部を設け
ることにより、この打ち抜きと同時に転写形成される。
もちろん、前述の打ち抜き前に型押し加工により複数の
凹部15を形成してもよい。
【0015】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ない。例えば、ロッカアーム本体5の全体形状は任意で
あるし、ローラ6と軸13との間に複数の針状ころを介
装してもよい。また、バルブ係合部11は、ロッカアー
ム本体5と別体に形成して一体的に結合したものも本発
明に含まれる。さらに、潤滑油溜まりとしての凹部15
は、ローレット模様や適当なパターンの溝を形成するこ
とにより形成されるものでもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明では、バルブ係合
部のバルブ摺接面とバルブステム部との摺接動作に伴っ
て該バルブ摺接面の潤滑油溜まりから潤滑油が表面側へ
効率よく転移供給されるようになっているから、前記バ
ルブ摺接面とバルブステム部の上端面との摺接部位に油
膜を途切れなく形成できるようになる。したがって、た
とえロッカアームの使用環境の潤滑条件が悪くとも、前
記摺接部位の潤滑・冷却状態が常に良好に維持されるよ
うになって、焼き付きにくくなるなど、寿命向上に貢献
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロッカアームの一実施例の斜視図
【図2】同ロッカアームのロッカアーム本体の板金前の
平面図
【図3】従来の板金製のロッカアームの使用状態を示す
側面図
【図4】図3のロッカアームの斜視図
【図5】ロッカアームの長手方向に沿う縦断面図
【図6】ロッカアームの幅方向に沿う縦断面図
【符号の説明】
1 カム部 2 バルブステム部 3 ラッシュアジャスタのピボット部 4 ロッカアーム 5 ロッカアーム本体 6 ローラ 7,8 ローラ支持壁部 10 連結部 11 バルブ係合部 11a バルブ摺接面 12 ピボット係合部 15 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結部の両側に一対のローラ支持壁部が
    ほぼ平行に対向するように設けられる板金製のロッカア
    ーム本体と、前記両ローラ支持壁部の間に回転自在に取
    り付けられるローラとを有するロッカアームであって、 前記ロッカアーム本体の長手方向一端側の連結部にバル
    ブ係合部が、また、長手方向他端側の連結部に両ローラ
    支持壁部の延出側と同方向へ向けて突出するほぼ半球形
    のピボット係合部がそれぞれ設けられており、 かつ、前記バルブ係合部においてバルブステム部の上端
    面と摺接するバルブ摺接面に潤滑油溜まりが設けられて
    いる、ことを特徴とするロッカアーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6601555B2 (en) 1998-03-12 2003-08-05 Nsk Ltd. Sheet metal rocker arm, manufacturing method thereof, cam follower with said rocker arm, and assembling method thereof
US7185619B2 (en) 2004-01-13 2007-03-06 Koyo Seiko Co., Ltd. Rocker arm and method of manufacturing the same
DE102005057298A1 (de) * 2005-12-01 2007-06-06 Schaeffler Kg Hebelartiger Nockenfolger

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6672266B2 (en) 1998-03-12 2004-01-06 Nsk Ltd. Sheet metal rocker arm, manufacturing method thereof, cam follower with said rocker arm, and assembling method thereof
US7185619B2 (en) 2004-01-13 2007-03-06 Koyo Seiko Co., Ltd. Rocker arm and method of manufacturing the same
DE102005057298A1 (de) * 2005-12-01 2007-06-06 Schaeffler Kg Hebelartiger Nockenfolger

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