JPH0673793A - 高層ビルディング及びその建設方法 - Google Patents

高層ビルディング及びその建設方法

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JPH0673793A
JPH0673793A JP8265591A JP8265591A JPH0673793A JP H0673793 A JPH0673793 A JP H0673793A JP 8265591 A JP8265591 A JP 8265591A JP 8265591 A JP8265591 A JP 8265591A JP H0673793 A JPH0673793 A JP H0673793A
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JP
Japan
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core
level
rise building
level unit
units
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JP8265591A
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Pruss Werner
ヴェルナー・プリュス
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EBERUKO SA
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EBERUKO SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】垂直の高層コアに対して複数のレベルユニット
を嵌合状態で組付けることにより、極めて簡単な構成と
なり、しかも短期間で建設し得る高層ビルディング及び
その建設方法を提供する。 【構成】上記高層ビルディングは、地表1又は地下に築
かれた基礎部分と、該基礎部分より垂直方向上方向へ伸
びて形成された高層のコア部分6と、夫々一階分以上の
フロアを有し、該コアの上端又はその近傍位置から該コ
アに夫々嵌合された状態かつ互に略隣接する状態で順次
固定配設された複数のリング形状のレベルユニット45
−1〜45−18と、を具備してなることを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂直のコア部分と、こ
れに嵌合された状態で上昇されて所定位置に固定配設さ
れる複数のレベルユニットとから高層ビルディングを構
成することにより、極めて安価にかつ短期間に建築し得
る高層ビルディング及びその建築方法を提供することを
目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、高層ビルディングを建設するに
は、地表又は地下部分に基礎部分を作り、この基礎部分
の上に一階ずつ順次フロアを形成して多層フロアを形成
し、高層ビルディングにするものであった。
【0003】
【解決すべき問題点】しかるに、これによれば、建設途
中のビルディングの最上部に常にクレーンが設置されて
資材を該最上部まで吊り上げて最上部部分を建設する方
法を採用しているため、つまり実際の作業場所が地表付
近でなく常に高所にあるため、資材をいちいち吊り上げ
る作業が大変面倒であり、高所での作業は危険でありか
つ作業効率が悪い上に建設費用も高くなるという欠点が
あった。
【0004】また、上記の如く、ビルディング建設途中
は常に資材の吊り上げを行ってその周囲が危険であるた
め、ビルディングの全体が完成するまではビルディング
の何れのフロワも業務用等に使用することは出来なかっ
た。つまり、ビルディング全体が完成するまでその利用
を図ることができず、利用効率が悪いという欠点があっ
た。
【0005】
【問題点の解決手段】本発明は上記従来の欠点を解決す
ることを目的とするものであり、その内容は、 地表又
は地下に築かれた基礎部分と、該基礎部分より垂直方向
上方向へ伸びて形成された高層のコアと、夫々一階分以
上のフロアを有し、該コアの上端又はその近傍位置から
該コアに夫々嵌合された状態でかつ互に略隣接する状態
で順次固定配設された複数のリング形状のレベルユニッ
トと、を具備してなることを特徴とする高層ビルディン
グである。
【0006】また、本発明の他の内容は、地表又は地下
に基礎部分を築く工程と、基礎部分より垂直方向上方向
へ伸びるよう高層のコアを形成する工程と、該コアの地
表付近において該コアに嵌合するリング形状でかつ複数
のフロアを有する第1のレベルユニットを作る工程と、
該第1のレベルユニットをコアをガイドとして上昇移動
させて、該コアの上端又はその近傍位置に固定配設する
工程と、次に、一以上のレベルユニットを夫々、上記第
1のレベルユニットと同様にして作った後に上昇移動さ
せて、第1のレベルユニットの下方に順次固定配設する
工程と、を具備することを特徴とする高層ビルディング
の建築方法である。
【0007】
【作用】上述の高層ビルディングによれば、垂直方向に
伸びる高層コア部分に複数のリング形状のレベルユニッ
トを嵌合して固設した構成であるゆえ、構成が簡単であ
り、建設も短期間で行えかつ建設費用も安価となる。
【0008】また、上述の高層ビルディングの建設方法
によれば、垂直方向に伸びる高層コア部分の地表付近で
複数のレベルユニットを組上げてそのまま上昇移動させ
て固設するようにしているので、殆どの建設作業を地表
付近で行えるので、全体的に建設作業が容易かつ安全と
なり、建設期間が一層短期となりかつ建設費用も一層安
価となる。
【0009】
【実施例】図1乃至図9は、本発明になる高層ビルディ
ングの一実施例の建設工程を示す図、図10及び図11
は夫々該ビルディングの地表付近の拡大縦断図及び図1
0中11ー11線に沿う断面図である。
【0010】本発明高層ビルディングを建設するには、
まず図1に示す如く、地表1から所定深さ掘削して、鉄
筋コンクリートにより基礎部分としての複数フロワ(例
えば4フロワ)の地下フロワ2を形成する。この地下フ
ロワ2は図10に示す如く、地下1階部分が地表2から
後述するコア6に通じるための傾斜状出入口3であり、
地下2階乃至4階部分は駐車場4となっている。
【0011】次に、図2に示す如く地下フロワ2より垂
直方向上方へ伸びる高層の複数フロワのコア6を建設す
る。コア6の各フロワの構造は図10及び図11に示す
如く、互に同心の円筒形状外壁7及び内壁8間にリング
状通路9を設けてなり、外壁7内周の所定区画には、夫
々コア全高にわたって伸びる空調配管10(図11中符
号ACで示す)、電気配線11(同じく符号Eで示
す)、水配管12(同じく符号Wで示す)等が設けられ
ている。更に各フロワには消火器等の消火設備13(同
じく符号Fで示す)が設けられている。なお、14は複
数のエレベータであり、また15は後述する各トッププ
ラットフォーム31又はレベルユニット45との連絡通
路である。また47は複数の水平方向に伸びる半径方向
サポートで、後に図17で述べる如く、各レベルユニッ
ト45及びトッププラットフォーム31を支持する。
【0012】また、内壁8の両外側には夫々コア全高に
わたって伸びる各4基のエレベータ16が設けられ、か
つ内壁8の内部には同じくコア全高にわたって伸びる階
段17が設けられる。また、19は通路9と階段17と
の連絡通路である。
【0013】このコア6の外壁7及び内壁8は、実際に
は、いわゆるスライディングフォーム(sliding form)
法又はスリップフォーム(slip form)法と呼ばれる公知
の方法により建設され、その概略を図12に示す。同図
中、内方及び外方型枠21及び22を支持するヨーク2
3に取付けたジャッキ24が打込みコンクリート25中
に固定したロッド26を支持点として、徐々に型枠21
を押し上げながら連続的にコンクリートを打込んで行
き、これにより外壁7及び内壁8を形成する。そして仕
上げ用足場27を利用して各フロワの床部分等を仕上げ
形成する。
【0014】かくして、図3に示す如く高層のコア6が
完成する。
【0015】次に、図3に示す如く、コア6の地表1付
近において、リング形状のトッププラットフォーム31
をコア6に嵌合するよう建設する。このトッププラット
フォーム31は一又は複数のフロワを有し、展望台及び
上面のヘリポート等を有し、図4及び図5に示す如く、
コア6の沿って上昇移動されてコア6の最上部に固定配
設される。
【0016】ここで、トッププラットフォーム31の上
昇移動の方法に付き説明するが、まず図15(A)乃至
(G)によりその原理を説明する。これは「固定ガイド
ロッドを利用して可動ジャッキを上昇させる方法」であ
り、同図(A)中、垂直方向に伸びる固定ガイドロッド
32に、上部固定ヘッド33(クランプ部33aを有す
る)及び下部固定ヘッド34(クランプ部34aを有す
る)を油圧式ピストン・シリンダ部35で連結してなる
上昇ジャッキユニット36が取付けられ、更に上部固定
ヘッド33の上面に負荷37が乗せられている。
【0017】これによれば、図15(A)中では、固定
ヘッド33、34のクランプ部33a、34aは夫々ガ
イドロッド32をクランプしている。次に、同図(B)
では、上部固定ヘッド33のクランプ部33aが緩めら
れた後、同図(C)の如くピストン・シリンダ部35が
上方へ負荷37を所定ピッチ分押上げつつ伸び変形し
て、同図(D)の如くクランプ部33aがガイドロッド
32を再びクランプする。続いて、同図(E)の如く今
度は下部固定ヘッド34のクランプ部34aが緩められ
た後、同図(F)の如くピストン・シリンダ部35が縮
み変形して結果的に下部固定ヘッド34を上方へ引き上
げ、同図(G)の如くクランプ部34aがガイドロッド
32を再びクランプする。この一つのサイクルにより負
荷37は所定ピッチ上昇移動され、以下このサイクルの
繰り返しにより負荷37はガイドロッド32に沿って間
欠的に上昇移動される。
【0018】この「固定ロッドを利用して可動ジャッキ
を上昇させる方法」の実際の適用例が図14に示されて
いる。各図中、図15のガイドロッド32の代わりに、
コア6の外壁7周面の円周方向等分位置(図11参照)
に夫々コア6の略全長にわたって伸びる複数の垂直方向
ガイドレール38が設けられており、その一のガイドレ
ール38の断面詳細を図13に示す。同図中、ガイドレ
ール38はその基部を所定ピッチ毎に配設された各対の
押さえ具39によりコア6の外壁7表面に固定されてい
る。図14中、一のガイドレール38に対して一の上昇
ジャッキユニット40が取付けられる。この上昇ジャッ
キユニット40は、図15の場合と同じく上部固定ヘッ
ド33′(クランプ部33a′を有する)、下部固定ヘ
ッド34′(クランプ部34a′を有する)、及びピス
トン・シリンダ部35′が取付けられ、更に安全度を向
上するために追加の固定ヘッド41(クランプ部41a
を有する)がその下部に設けられている。従って、周方
向等分位置に設けた複数のガイドレール38に夫々取付
けられた各上昇ジャッキユニット40の上部に共通に、
トッププラットフォーム31の下部が負荷として乗せら
れており、図15の原理図と同様にしてトッププラット
フォーム31は間欠的に上昇されてコア6の最上部に至
り、コア6に対して後述するレベルユニット45ー1の
コア6に対する固定と同様にして固定される。
【0019】なお、上記複数の上昇ジャッキユニット4
0の上昇速度はコンピュータにより互に同期するよう制
御される。
【0020】次に、図5に示す如く、コア6の地表1付
近において、リング形状の複数のフロワからなる第1の
レベルユニット45ー1をコア6に嵌合するよう建設す
る。このレベルユニット45ー1は、地表付近で内装ま
で含めて完全に完成された後、図6及び図7に示す如
く、コア6に沿って上記トッププラットフォーム31の
上昇と同様の作業により上昇移動されて、トッププラッ
トフォーム31の下方に該トッププラットフォーム31
と所定寸法離間して又は略隣接して固定配設される。
【0021】このレベルユニット45ー1のコア6に対
する固定作業を、図16及び図17により説明する。各
図中、レベルユニット45ー1の各フロワの床板部45
aは夫々、レベルユニットの内周の周方向等分位置に夫
々設けた垂直方向スチール柱46の異なる高さ位置に固
定された複数(例えば図11に示す如く8本)の水平方
向に伸びる半径方向サポート47により支持されてい
る。従って、レベルユニット45ー1がコア6に対して
所定高さ位置まで上昇されたとき、各サポート47の内
端部47aがコア6の外壁7に設けた孔7aに挿入され
て溶接等により固定される。かくしてレベルユニット4
5ー1はコア6に所定高さ位置で強固に固定される。
【0022】また、このレベルユニット45ー1とコア
6との空調配管10、電気配線11、水配管12(図1
1参照)の接続に付いて、図18及び図19により説明
する。図18中、コア6の空調配管10は接続部51を
介して各レベルユニット内に通じる分岐空調配管52に
接続され、この分岐空調配管52は更にレベルユニット
の各フロワに通じる枝状空調配管53に分岐される。ま
た、図19中、コア6の電気配線11及び水配管12は
夫々、同じく接続部54、55を介して各レベルユニッ
ト内に通じる分岐電気配線56及び分岐水配管57に接
続され、更にこの配線及び配管56、57は各フロワに
分岐される。
【0023】次に、図6に示す如く、第2のレベルユニ
ット45ー2が地表1付近で同様にして建設された後、
同様にして図7の如く上昇され、図8に示す如く第1の
レベルユニット45ー1の下方に略隣接して、同様にし
て固定配設され、空調、電気及び水等の配管又は配線が
行われる。
【0024】続いて、第3以下のレベルユニット45ー
3、45ー4、・・・が順次同様にして建設された後に
上昇され、図8に示す如く第2のレベルユニット45ー
2の下方に順次固定配設され、同様の配管又は配線が行
われる。
【0025】なお、上記トッププラットフォーム31及
びレベルユニット45が地表付近で建設されるときに、
該トッププラットフォーム及びレベルユニットの建設作
業個所の全体を開閉可能の地上設置式カバー(図示しな
いが、例えば全体が円錐台形状でその小径側の中央孔を
コア6に遊嵌させて該コアに対して同心に配したもの)
により該カバーを閉状態にして覆っておき、トッププラ
ットフォーム及びレベルユニットが完成して上昇すると
きにその都度カバーを開状態にしてその開き部分を介し
て上方へ通過させるようにすれば、建設作業時には天候
に関係無くその作業を行え、一層作業効率を向上でき
る。
【0026】図9の完成状態では、例えば18個のレベ
ルユニット45ー1〜45ー18が組込まれているが、
レベルユニットの個数は任意の個数にできる。
【0027】図20に図9の完成状態のトッププラット
フォームを省略した平面図を示すが、この場合はレベル
ユニット45は略円形である。しかしながら、レベルユ
ニットは上記円形に限らず、図21に示す如く、星形レ
ベルユニット61でもよく、その他に種々の外形状を取
り得る。
【0028】また、図22及び図23に、この高層ビル
ディングを複数個組合わせた状態の平面図を示す。図2
2では、円形レベルユニット45を組込んだ3つの高層
ビルディングを直線上に順次並べており、また図23で
は、星形レベルユニット61を組込んだ5つの高層ビル
ディングを所定円周上に配置したものであり、勿論その
他に種々の配置が可能である。
【0029】
【発明の効果】上記の如く本発明の高層ビルディングに
よれば、垂直方向に伸びる高層コア部分の上端又はその
近傍から順次複数のリング形状のレベルユニットを嵌合
して固設した構成であるため、次に示す利点がある。
【0030】 全体構成は、大略、コアと複数のレベ
ルユニットとのみからユニット状に組立てられてなるた
め、その構成が簡単である。
【0031】 従って、建設も短期間で行えかつ建設
費用も安価となる。
【0032】また、本発明の高層ビルディングの建設方
法によれば、垂直方向に伸びる高層コア部分の地表付近
で複数のレベルユニットを完成状態まで建設してそのま
ま上昇移動させてコアの上端又はその近傍位置から順次
固設するようにしているため、次に示す利点がある。
【0033】 コアを建設した後は、レベルユニット
の建設等殆どの建設作業を実質的に地表付近で行えるの
で、高所で建設作業を行うものに比して、全体的に建設
作業が容易かつ安全となり、建設期間が一層短期となり
かつ建設費用も一層安価となる。
【0034】 レベルユニットは略完成後にコアに沿
って所定位置まで上昇されるので、該レベルユニットは
次のレベルユニットが上昇される以前に、つまり全体が
完成する以前に業務用等に使用可能であり、それだけ時
間的な利用効率を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる高層ビルディングの建設方法を示
す第1工程図。
【図2】上記高層ビルディングの建設方法を示す第2工
程図。
【図3】上記高層ビルディングの建設方法を示す第3工
程図。
【図4】上記高層ビルディングの建設方法を示す第4工
程図。
【図5】上記高層ビルディングの建設方法を示す第5工
程図。
【図6】上記高層ビルディングの建設方法を示す第6工
程図。
【図7】上記高層ビルディングの建設方法を示す第7工
程図。
【図8】上記高層ビルディングの建設方法を示す第8工
程図。
【図9】上記高層ビルディングの建設方法による高層ビ
ルディングの完成図。
【図10】上記高層ビルディングの基礎部分付近の拡大
縦断図。
【図11】図10の11ー11線に沿う横断図。
【図12】上記高層ビルディングのコアの建設方法を示
す図。
【図13】上記コアの外壁のガイドレールの拡大横断
図。
【図14】図14A、図14B及び図14Cは夫々トッ
ププラットフォーム及びレベルユニットを上昇移動させ
るための上昇ジャッキユニットの正面図、側面図、及び
平面図。
【図15】図15A乃至15Gは上記ジャッキユニット
の動作原理を示す図。
【図16】上記レベルユニットのコアへの取付け状態を
示す断面図。
【図17】図16の要部の拡大断面図。
【図18】上記コアとレベルユニットとの間の空調配管
の接続をを示す図。
【図19】上記コアとレベルユニットとの間の電気配線
及び水配管の接続をを示す図。
【図20】完成状態の高層ビルディングをそのトッププ
ラットフォームを省略して示す図。
【図21】本発明高層ビルディングの他の実施例の図2
0に準ずる図。
【図22】上記高層ビルディングの一実施例を複数個組
合わせた状態の平面図。
【図23】上記高層ビルディングの他の実施例を複数個
組合わせた状態の平面図。
【符号の説明】
1…地表 2…地下フロワ 3…出入口 4…駐車場 6…コア 7…コア外壁 8…コア内壁 9…通路 10…空調配管 11…電気配線 12…水配管 13…消火設備 14、16…エレベータ 15、19…連絡通路 17…階段 21、22…型枠 23…ヨーク 24…ジャッキ 25…コンクリート 26…ロッド 31…トッププラットフォーム 32…ガイドロッド 33、33′、34、34′…固定ヘッド 33a、33a′、34a、34a′…クランプ部 35…ピストン・シリンダ部 36、40…上昇ジャッキユニット 37…負荷 38…ガイドレール 39…押さえ具 45(45ー1、45ー2、・・・)…レベルユニット 47…サポート 52、54、55…接続部 53…枝状空調配管 56…分岐電気配線 57…分岐水配管 61…星形レベルユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表又は地下に築かれた基礎部分と、 該基礎部分より垂直方向上方向へ伸びて形成された高層
    のコアと、 夫々一階分以上のフロアを有し、該コアの上端又はその
    近傍位置から該コアに夫々嵌合された状態でかつ互に略
    隣接する状態で順次固定配設された複数のリング形状の
    レベルユニットと、 を具備してなることを特徴とする高層ビルディング。
  2. 【請求項2】 該レベルユニットの上方において該コア
    に嵌合された状態で固定配設されたリング形状のトップ
    プラットフォームを更に有することを特徴とする請求項
    1記載の高層ビルディング。
  3. 【請求項3】 前記コアは少なくともエレベータ及び階
    段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の高層
    ビルディング。
  4. 【請求項4】 前記コアは少なくとも前記垂直方向へ伸
    びる空調用配管、電気ワイヤ及び水配管を有し、かつ前
    記複数のレベルユニットも空調用配管、電気ワイヤ及び
    水配管を有し、該コアと複数のレベルユニットの空調用
    配管、電気ワイヤ及び水配管が夫々互に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項記載
    の高層ビルディング。
  5. 【請求項5】 地表又は地下に基礎部分を築く工程と、 基礎部分より垂直方向上方向へ伸びるよう高層のコアを
    形成する工程と、 該コアの地表付近において該コアに嵌合するリング形状
    でかつ複数のフロアを有する第1のレベルユニットを作
    る工程と、 該第1のレベルユニットをコアをガイドとして上昇移動
    させて、該コアの上端又はその近傍位置に固定配設する
    工程と、 次に、一以上のレベルユニットを夫々、上記第1のレベ
    ルユニットと同様にして作った後に上昇移動させて、第
    1のレベルユニットの下方に順次固定配設する工程と、 を具備することを特徴とする高層ビルディングの建設方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1のレベルユニットを作る以前
    に、前記コアの地表付近において該コアに嵌合するリン
    グ形状のプラットフォームを作る工程と、 該プラットフォームをコアをガイドとして上昇移動させ
    て、該コアの最上部に固定配設する工程と、 を更に有することを特徴とする請求項5記載の高層ビル
    ディングの建設方法。
  7. 【請求項7】 前記コアはスリップフォーム法により形
    成されることを特徴とする請求項6又は7記載の建設方
    法。
  8. 【請求項8】 前記コアの外周面には複数の垂直方向ガ
    イドレールが固設され、 前記プラットフォーム及び複数のレベルユニットは、前
    記複数のガイドレールに嵌合される複数の上昇移動ジャ
    ッキにより上昇されることを特徴とする請求項5又は6
    記載の建設方法。
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