JPH0673357A - エポキシ系接着剤 - Google Patents

エポキシ系接着剤

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JPH0673357A
JPH0673357A JP5127546A JP12754693A JPH0673357A JP H0673357 A JPH0673357 A JP H0673357A JP 5127546 A JP5127546 A JP 5127546A JP 12754693 A JP12754693 A JP 12754693A JP H0673357 A JPH0673357 A JP H0673357A
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epoxy resin
polyamine
epoxy
curing agent
polyol
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JP5127546A
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English (en)
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Harold George Waddill
ハロルド・ジョージ・ワッディル
Robert Allison Grigsby Jr
ロバート・アリソン・グリグスビー・ジュニア
Michael Cuscurida
マイケル・カスカリダ
Robert L Zimmerman
ロバート・レロイ・ジマーマン
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Huntsman Corp
Original Assignee
Texaco Chemical Co
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Publication date
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    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
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    • C08G65/321Polymers modified by chemical after-treatment with inorganic compounds
    • C08G65/325Polymers modified by chemical after-treatment with inorganic compounds containing nitrogen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリアミン硬化型エポキシ樹脂の硬化剤に、
さらに、2個以上のヒドロキシル基を有するポリオール
を長鎖アルキルエポキシドと反応させて、少なくとも部
分的に立体障害のある、ヒドロキシル末端基を有する中
間体を製造し;該中間体のヒドロキシル末端基の少なく
とも1個をアミノ化して第一級アミノ基にすることによ
って得られる立体障害のあるポリエーテルポリアミン接
着性改善剤を含む組成物。 【効果】 室温で急速に硬化し、優れた接着特性、たと
えば優れた剥離強さとせん断接着強さを有するエポキシ
系接着剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエポキシ樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は、広範囲の物理特性を示
す広い分類のポリマー材料を構成する。この硬化性樹脂
は、ある種の触媒、すなわち硬化剤との反応によって硬
化して、特定の望ましい特性を有する硬化エポキシ樹脂
組成物を与えるエポキシ基を有する。
【0003】最も一般的なエポキシ樹脂は、エピクロロ
ヒドリンとビスフェノールAとの縮合生成物である。こ
のような樹脂は、ポリアミン、ポリカルボン酸、酸無水
物およびルイス酸のような従来の硬化剤によって硬化さ
せることができる。ビスフェノールAに基づくエポキシ
組成物は、硬化した際に良好な接着特性を示すが、その
多くは本来的に剛性で脆いので、剥離強さが重要でない
場所の用途に限られている。
【0004】可塑剤をエポキシ樹脂接着剤系に加えて曲
げ強さを改善しうることが見出されている。通常の可塑
化方法としては、可撓性を付与するような脂肪族アミン
を硬化剤に加えること、系にアミノ化またはカルボキシ
ル化されたゴムを加えること、カルボキシル基を末端に
有するポリエステルを加えること、ヒドロキシル基含有
有機化合物を加えること、およびエポキシ化油を加える
ことが挙げられる。
【0005】H. Z. Vaziraniは、Adhesives Age, Vol.
23,No.10 のp.31に、接着剤系に可撓性を付与すること
に有用である、液状エポキシ樹脂とポリオキシプロピレ
ンジアミンとの反応生成物を記載している。
【0006】良好な接着特性を有する可撓性の硬化樹脂
を製造するエポキシ系が、当該技術において求められて
いる。
【0007】米国特許第3,654,370号は、一般
式:
【化3】 (式中、Rは、2〜12個の炭素原子および2〜8個の
ヒドロキシル基を有する、オキシアルキル化を受けやす
い多価アルコールの核であり、Zは1〜18個の炭素原
子を有するアルキル基であり、XおよびYは水素または
Zであり、yは0〜50であり、rは多価アルコール中
のヒドロキシル基の数に相当する2〜8である)によっ
て示されるエポキシ樹脂用硬化剤を記載している。
【0008】米国特許第3,236,895号明細書お
よび米国特許第3,462,393号明細書は、特にエ
ポキシ樹脂の硬化に用途を有する、一連の固体または液
体のアミン化合物を記載している。これらのアミン化合
物は、一般式:
【化4】 (式中、R1 〜R5 基は選択的に水素、アルキルまたは
オキシアルキレンと定義され、nおよびmは特定の数で
ある)によって示される。
【0009】米国特許第4,528,345号明細書
は、耐候性エポキシ塗膜を製造する方法であって、脂環
式ジエポキシド樹脂と、アミノエチルピペラジンまたは
アミノエチルピペラジンとポリオキシアルキレンポリア
ミンとの混合物とを、過度に粘性の反応生成物を生むこ
となく最大レベルの第一級アミン反応が得られるように
均衡させた量で、あらかじめ反応させることを含む方法
を教示している。このあらかじめ反応させた生成物を、
ポリオキシアルキレンポリアミン硬化剤および反応促進
剤と反応させる。
【0010】米国特許第3,875,072号明細書
は、ピペラジンとアルカノールアミンを1:8〜1:1
の重量比で含む、エポキシ樹脂硬化用の反応促進剤を教
示している。
【0011】米国特許第4,195,153号明細書
は、N−アミノエチルピペラジンおよびトリエタノール
アミンを含む、エポキシ樹脂硬化用の非晶性反応促進剤
を教示している。
【0012】米国特許第4,189,564号明細書
は、トリエタノールアミン65〜80重量%、ピペラジ
ン10〜20重量%およびN−アミノエチルピペラジン
5〜10重量%を含む、エポキシ樹脂硬化用の非晶性反
応促進剤を教示している。この反応促進剤は、Accelera
tor 399 の名称でTexaco Chemical 社から市販されてお
り、多価フェノールのポリグリシジルエーテルをポリオ
キシアルキレンポリアミンによって周囲温度または高温
で硬化させることを促進する相乗作用を発揮する。この
ようなアミンには、式 NH2 CH(CH3 )CH2 [OCH2 CH(CH
3 )]z NH2 (式中、zは2〜40である)によって示されるポリオ
キシプロピレンジアミンがある。
【0013】このようなジアミンは、米国特許第3,6
54,370号明細書に従って、ポリオールをアミノ化
するためのニッケル/銅/クロム触媒を使用して合成す
ることができる。これらのジアミンは、最初に米国特許
第3,462,393号明細書に教示されたものであ
る。
【0014】米国特許第3,496,138号明細書
は、エチレングリコール、ジエチレングリコールおよび
ポリエチレングリコールから誘導したポリグリコールジ
アミンを使用する、ジエポキシドの硬化を教示してい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た接着特性、とくに優れた剥離強さを有するエポキシ系
接着剤を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)1分子
あたり少なくとも平均1.8個の反応性1,2−エポキ
シ基を有するビシナルポリエポキシドを含むエポキシ樹
脂成分と、(B)ポリアミン硬化剤を含む硬化剤成分と
を含む硬化性エポキシ樹脂組成物を提供する。
【0017】本発明によると、(B)の硬化剤成分は、
さらに;2個またはそれ以上のヒドロキシル基を有する
ポリオールを、有効量の長鎖アルキルエポキシドと反応
させて、少なくとも部分的に立体障害のある、ヒドロキ
シル末端基を有する中間体を製造し、該中間体の末端ヒ
ドロキシル基の少なくとも1個をアミノ化して第一級ア
ミノ基にすることによって得られる、ビシナルポリエポ
キシドを基準として2〜30重量%の、立体障害のある
ポリエーテルポリアミン接着性改善剤を含む。
【0018】立体障害のあるポリエーテルポリアミン
は、一般式:
【化5】 (式中、Rはポリオールの中心部分であり;R′のうち
少なくとも1個は、少なくとも10個の炭素原子を有す
る直鎖状または分岐状のアルキル基であり、残余は水
素、メチルまたはエチルであり;R″は水素または1個
もしくは2個の炭素原子を有するアルキル基であり;x
は2またはそれ以上であり;yは20〜80である)に
よって示されるものが好ましい。
【0019】このような立体障害のあるポリエーテルポ
リアミンは、我々の先の欧州特許出願第9330253
2.2号に記載されている。
【0020】本発明はまた、上述の組成物を、好ましく
は0〜45℃で硬化させることによって得られる、硬化
エポキシ樹脂組成物を提供する。
【0021】本発明の系は、急速な硬化、高い重ねせん
断強さおよび比較的高い剥離強さを示す。これらの特性
は接着剤としての使用に有効である。接着性改善剤は、
3,000〜5,000の分子量を有するものが好まし
い。
【0022】一般に、本発明によって使用することがで
きるビシナルポリエポキシド含有成分は、分子あたり少
なくとも平均1.8個の反応性1,2−エポキシ基を有
する有機物質である。これらのポリエポキシド物質は、
単量体または重合体であることができ、飽和または不飽
和であることができ、脂肪族、脂環式、芳香族または複
素環式であることができ、所望により、エポキシ基以外
の置換基、例えばヒドロキシル基、エーテル結合または
芳香族性ハロゲン原子によって置換されていてもよい。
これらのビシナルポリエポキシド含有化合物は、通常、
150〜250のエポキシ当量を有している。ベース樹
脂は、175〜195のエポキシ当量を有することが好
ましく、これは、エピクロロヒドリンを2,2−ビス−
(p−ヒドロキシフェニルプロパン)、すなわちビスフ
ェノールAと縮合させて、2,2−ビス−[(p−2,
3−エポキシプロポキシ)フェニル]プロパンを形成す
ることによって誘導される。
【0023】好ましいポリエポキシドは、相当するアリ
ルエーテル類をエポキシ化することによって、あるいは
過剰モルのエピクロロヒドリンと、多ヒドロキシル芳香
族化合物、例えばビスフェノールA、ノボラックまたは
レゾルシノールとを、公知の手法により反応させること
によって製造されるグリシジルエーテル類である。メチ
レン−またはイソプロピリデンビスフェノール(ビスフ
ェノールA)のエポキシ誘導体が、特に好ましい。
【0024】本発明に有用である、広く使用されている
分類のポリエポキシドには、エピクロロヒドロリンのよ
うなエピハロヒドリンを、多価フェノールまたは多価ア
ルコールのいずれかと反応させることによって得られる
樹脂状エポキシポリエーテルがある。通常、このエポキ
シ樹脂は、1分子あたり少なくとも平均1.8個の反応
性1,2−エポキシ基を有している。好適な二価フェノ
ールの代表的な例には、ビスフェノールA、2,4’−
ジヒドロキシジフェニルエチルメタン、3,3’−ジヒ
ドロキシジフェニルジエチルメタン、3,4’−ジヒド
ロキシジフェニルメチルプロピルメタン、2,3’−ジ
ヒドロキシジフェニルエチルフェニルメタン、4,4’
−ジヒドロキシジフェニルプロピルフェニルメタン、
4,4’−ジヒドロキシジフェニルブチルフェニルメタ
ン、2,2’−ジヒドロキシジフェニルジトリルメタン
および4,4’−ジヒドロキシジフェニルトリルメチル
メタンがあるが、決してこれらがすべてではない。
【0025】同様にエピハロヒドリンと共反応して、こ
れらのエポキシポリエーテルを与えることができる他の
多価フェノールは、レゾルシノール、ヒドロキノンおよ
び置換ヒドロキノン、例えばメチルヒドロキノンなどの
化合物である。
【0026】エピハロヒドリンと共反応して、これらの
樹脂状エポキシポリエーテルを与えることができる多価
アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ビス
(4−ヒドロキシシクロヘキシル)ジメチルメタン、
1,4−ジメチロールベンゼン、グリセリン、1,2,
6−ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、マ
ンニトール、ソルビトール、エリトリトール、ペンタエ
リトリトール;これらの二量体、三量体および高重合
体、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、トリグリセリンもしくはジペンタエリトリト
ール;ポリアリルアルコール;多価チオエーテル、例え
ば2,2’−、3,3’−テトラヒドロキシジプロピル
スルフィド;メルカプトアルコール、例えばモノチオグ
リセリンもしくはジチオグリセリン;多価アルコール部
分エステル、例えばモノステアリンもしくはペンタエリ
トリトールモノアセテート;ならびにハロゲン化多価ア
ルコール、例えばグリセリン、ソルビトールもしくはペ
ンタエリトリトールのモノクロロヒドリンなどの化合物
である。
【0027】本発明によってアミン硬化させることがで
きる他の分類のポリマーポリエポキシドには、好ましく
は塩基性触媒、例えば水酸化ナトリウムもしくは水酸化
カリウムの存在下に、エピクロロヒドリンのようなエピ
ハロヒドリンを、アルデヒド、例えばホルムアルデヒド
と、一価フェノール、例えばフェノールそのものもしく
は多価フェノールのいずれかとの樹脂状縮合物と反応さ
せることによって得られるエポキシノボラック樹脂があ
る。このようなエポキシノボラック樹脂の性質および製
造に関するこれ以上の詳細は、Lee, H. およびNeville,
K. による「Handbook of Epoxy Resins」(McGraw Hil
l Book社、ニューヨーク、1967年)から得ることが
できる。
【0028】本発明にしたがって使用することができる
ポリアミン硬化剤は、一般に、ビシナルエポキシドの硬
化に有用なことが周知であるポリアミン硬化剤のいずれ
かである。一般に、少なくとも3個の反応性アミノ水素
原子を有する硬化剤が有用である。
【0029】使用することができるアミンの例は、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどのよう
なアルキレンポリアミン;ポリオキシプロピレンジアミ
ンおよびトリアミンのようなオキシアルキレンポリアミ
ン、ならびに1,13−ジアミノ−4,7,10−トリ
オキサトリデカンである。
【0030】それに加えて、アルキレン結合ポリフェニ
ルアミン、フェニレンジアミンおよび多脂環式もしくは
縮合環式の芳香族第一級アミン化合物のような芳香族ア
ミン硬化剤が有用である。さらに、相当する脂環式化合
物を使用することもできる。
【0031】同様に、ポリアミンとポリカルボン酸との
縮合物のようなポリアミド硬化剤が有用である。この種
の好適なアミド化合物は、例えば、米国特許第2,37
9,413号明細書によって製造される、ポリアミンと
二量化脂肪酸との縮合物である。
【0032】ビシナルエポキシ樹脂の硬化に有効なこと
が知られるアミン硬化剤のうち、本発明によって使用す
るのに好ましい硬化剤は、ポリオキシアルキレン含有ア
ミン化合物である。好ましい分類のポリオキシアルキレ
ンポリアミンは、一般式:
【化6】 (式中、Xは水素、メチルまたはエチルであり;Zは2
〜4個の外部エーテル結合を形成する2〜5個の炭素原
子を有する炭化水素基であり;yは1〜15であり;r
は2〜4である)によって示される。最も好ましいポリ
オキシアルキレンポリアミンは、Xがメチルであり、y
が1〜10であり、Zが1,2−プロピレン基であり、
rが2であるところのポリオキシプロピレンジアミンで
ある。これらのポリオキシアルキレンポリアミンは、米
国特許第3,236,895号明細書および米国特許第
4,654,370号明細書に開示された公知の方法に
よって製造することができる。もっとも好ましいポリオ
キシアルキレンポリアミンは、約230の分子量を有す
るポリオキシプロピレンジアミンである。
【0033】もう一つの好ましい分類のポリオキシアル
キレンポリアミンは、一般式:
【化7】 (式中、X、Z、yおよびrは上述のとおりであり、p
は2または3である)によって示される。このようなポ
リ(アミノアルキルアミノ)ポリエーテルは、上述のポ
リオキシアルキレンポリアミンのシアノアルキル化付加
物の水素化生成物である。シアノアルキル化付加物の製
造は、米国特許第3,666,788号明細書に記載さ
れている。
【0034】本発明に有用な好ましいアルカノールアミ
ンの例には、モノ−、ジ−およびトリエタノールアミ
ン、ヒドロキシエトキシエチルアミン、N−アミノエチ
ルエタノールアミン、N,N−ビス(ヒドロキシプロピ
ル)アミンならびにN−ヒドロキシエチルアミンなどが
ある。
【0035】米国特許第3,654,370号明細書
は、一般式:
【化8】 (式中、Rは、2〜12個の炭素原子および2〜8個の
ヒドロキシル基を有する、オキシアルキル化を受けやす
い多価アルコールの核であり、Zは1〜18個の炭素原
子を有するアルキルであり、XおよびYは水素またはZ
であり、yは0〜50であり、rは多価アルコール中の
ヒドロキシル基の数に相当する2〜8である)によって
示されるポリオキシアルキレンポリアミンを製造する方
法を記載している。
【0036】立体障害のあるポリエーテルポリアミン接
着性改善剤は、少なくとも2,000、好ましくは3,
000〜5,000の分子量を有する、アミノ化され、
アルキル基でキャップされたポリオールである。この接
着性改善剤は、アミノ化の前に長鎖アルキルエポキシ基
によってポリオールをキャップすることによって立体障
害を与えられたポリエーテルポリアミンを含む。長鎖ア
ルキル基は、第一級脂肪族アミンに立体障害を与える。
この立体障害が、アミンとビシナルポリエポキシドとの
反応性を遅くする。アミノ基の反応性の遅延化は、エポ
キシ積層体または塗膜を形成する際に、より長い流動時
間を可能にするため、有用である。
【0037】本発明によって使用される立体障害のある
アミンは、以下の反応式によって製造することができ
る。
【0038】
【化9】
【0039】化合物(I)はポリオールであり、以下に
さらに説明するように、ポリアミン硬化剤の合成に一般
に使用されるポリオールのいずれであってもよい。好ま
しい実施態様においては、まず、当該技術において周知
の手法により、ポリオール(I)をエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはそれらの
混合物によってブロック共重合またはランダム共重合的
にポリオキシアルキル化する。この実施態様において
は、立体障害のあるアミンは、以下に示す式(V)によ
って示される。ポリオール(I)のポリオキシアルキル
化された分岐は、ヒドロキシル基を末端とする。xによ
って決まるヒドロキシル末端の数は、少なくとも2個、
好ましくは2〜8個、最も好ましくは2〜6個であるべ
きである。
【0040】長鎖アルキルエポキシド(II)は、少なく
とも10個、好ましくは10〜20個、最も好ましくは
10〜16個の炭素原子を有する直鎖状または分岐状の
アルキル基R′を有している。ある実施態様において
は、ポリオール(I)に存在するヒドロキシル基1個に
対して少なくとも1モルの長鎖アルキルエポキシド(I
I)を反応させて、ポリオキシアルキル化されたポリオ
ール中間体(III)とし、これをさらにアミノ化し
て、最終的に、立体障害のあるポリエーテルポリアミン
(IV)を得る。別の実施態様においては、ヒドロキシル
基の全部を当量の長鎖アルキルエポキシドと反応させな
くてもよい。いくぶん明瞭には、前述のポリオキシアル
キル化を表すことができるならば、この立体障害のある
ポリエーテルポリアミンは、一般式(V):
【化10】 (式中、R、R′およびxは上述のとおりであり、R″
は、1個または2個の炭素原子を有するアルキル基であ
り、yは20〜80である)によって示すことができ
る。ヒドロキシル基の全部を当量の長鎖アルキルエポキ
シドと反応させるのではない実施態様においては、化合
物(IV)および(V)は、部分的に立体障害が与えられ
る。この場合、得られる分子のR′基は、その少なくと
も1個が、少なくとも10個、好ましくは10〜20
個、もっとも好ましくは10〜16個の炭素原子を有す
る直鎖状または分岐状のアルキル基であり、その残りが
水素、メチルまたはエチルである。ある実施態様におい
ては、少なくとも半分のR′基が、少なくとも10個の
炭素原子を有する直鎖状または分岐状のアルキルであ
る。
【0041】ポリオキシアルキル化されたポリオール
(I)のキャッピング反応は、100〜150℃で、触
媒なしで実施することができる。好ましくはアルカリ金
属水酸化物である触媒が存在してもよい。ポリオキシア
ルキル化反応の後に残った触媒が、キャッピング触媒と
して作用するのに十分であることが多い。ヒドロキシル
基の実質的にすべてを長鎖アルキルエポキシドによって
キャップすることが意図されるが、上述のように、少な
めの割合のヒドロキシル基を長鎖アルキルエポキシドと
反応させて、部分的にしか立体障害のないポリエーテル
ポリアミンを得ることを考慮することもできる。少なく
とも、ポリエーテルポリアミンの反応性を、立体障害の
ない同じアミンに比較して遅いものにするに十分なだけ
のヒドロキシル基をキャップすべきである。この割合を
本明細書において「有効量」という。本発明のある実施
態様においては、ヒドロキシル基の20〜100%を長
鎖アルキルエポキシドでキャップすることが好ましく、
さらに好ましくは50〜100%である。第一級アミン
に隣接するR′基の立体障害が、その活性をいくぶん弱
くすることが評価される。アミノ基の反応性を遅くする
ことは、より長い塗布時間を可能にするため、積層体ま
たは塗膜の形成に有用である。
【0042】本発明によって使用される立体障害のある
ポリエーテルポリアミンを得るために、アルキレンオキ
シド、長鎖アルキルエポキシドおよびアンモニアとの反
応に開始剤として使用することができる多価アルコール
には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、ペンタンジオール、ビス(4−ヒド
ロキシシクロヘキシル)ジメチルメタン、1,4−ジメ
チロールベンゼン、グリセリン、2,3,6−ヘキサン
トリオール、トリメチロールプロパン、マンニトール、
ソルビトール、エリトリトール、ペンタエリトリトー
ル;これらの二量体、三量体および高重合体、例えばポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ト
リグリセリン、ジペンタエリトリトール;ポリアリルア
ルコールならびに多価チオエーテルがあるが、これらに
限定されない。本発明に使用される立体障害のあるポリ
エーテルポリアミンの定義を満たすものは、Jeffamine
(登録商標)アミンに対応する立体障害のある多官能性
アミンである。Jeffamine アミンはTexaco Chemical 社
製であり、ポリオキシアルキレンポリオールであるこれ
らの前駆体を、アミノ化段階の前に長鎖アルキルエポキ
シドによってキャップすることにより、立体障害のある
形に改質することができる。Jeffamine D-2000およびT-
5000の前駆体であるポリオキシアルキレンポリオール
は、ポリイソシアネートと反応したときにより長い流動
時間を示す改質ポリエーテルポリアミドを得るために、
アミノ化することができるポリオールの例である。本発
明の方法に有用なポリオキシアルキル化開始剤は、少な
くとも2,000の分子量を有することが好ましい。
【0043】本発明による、優れた接着性を示すアミン
硬化させた樹脂は、従来の方法によって製造することが
できる。アミン硬化剤成分をポリエポキシド組成物と、
用いる硬化剤成分のアミノ当量による量において混合す
る。一般に、アミノ基の当量数は、硬化性エポキシ樹脂
組成物に存在するエポキシ当量数の0.8〜1.2倍で
あり、化学量論的量が好ましい。本発明によると、エポ
キシドを基準として2〜30重量%の接着性改善剤をポ
リアミン硬化剤に加えて、硬化剤成分を処方する。反応
促進剤を使用する場合は、一般に1〜15重量%の量で
十分である。上記の一般的な必要基準による構成成分の
正確な量は、主に、硬化した樹脂を使用する用途によっ
て左右される。
【0044】一般に、エポキシ樹脂、ポリアミン硬化
剤、立体障害のあるポリエーテルアミン接着性改善剤お
よび反応促進剤(使用する場合)の混合物は、0〜45
℃の周囲温度で自己硬化させる。室温、例えば約25℃
で優れた接着特性が発現する。
【0045】非常に好ましい実施態様によると、多価フ
ェノール型のポリグリシジルエーテルの樹脂を、化学量
論的量のジアミンもしくはトリアミン、接着性を改善す
る立体障害のあるポリエーテルポリアミンジアミン、な
らびにエポキシドを基準として1〜10重量%の、ピペ
ラジン、N−アミノエチルピペラジンおよびトリエタノ
ールアミンの混合物を含む反応促進剤によって硬化させ
る。この組成物を室温で硬化させて、本発明による、優
れた接着強さを有する生成物を製造する。
【0046】また、最終的な硬化の前に、好都合に使用
される種々の添加剤を接着剤組成物と混合させることも
行われよう。例えば、顔料、染料、充填剤または難燃剤
などの添加剤を加えて、特定の最終用途のための需要家
別の配合物を製造してもよい。
【0047】さらに、好ましくはないが、ポリエポキシ
ド材料のための公知の溶媒、例えばトルエン、ベンゼ
ン、キシレン、ジオキサンまたはエチレングリコールモ
ノメチルエーテルを使用して、薄膜の平面または曲面に
それらを塗布しやすくすることもできる。添加剤を含有
するポリエポキシド樹脂は、ポリエポキシドが慣例的に
使用されるところの用途のいずれにも使用することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】本発明によって、室温で急速に硬化し、
優れた接着特性、たとえば優れた剥離強さとせん断接着
強さを有するエポキシ系接着剤を得ることができる。本
発明の組成物は、接着剤として使用することができる。
【0049】
【実施例】以下の実施例により、本発明の性質を説明す
る。
【0050】以下の実施例1および2においては、ポリ
オキシアルキレンジアミン(Jeffamine EDR-148 )、お
よびアミノ化したC16でキャップされたポリオール(完
全にまたは部分的にキャップされたもの)で硬化させた
エポキシ樹脂系について、接着特性を測定した。
【0051】
【表1】
【0052】実施例1によると、アミノ化した、C16
キャップされたポリオール(分子量約3,000)を添
加すると、接着特性の向上がもたらされた。配合物に加
える改質ポリオールの量を増すと、剥離強さが特に高ま
った。
【0053】
【表2】
【0054】実施例2によると、改質ポリオールを添加
すると、接着特性の改善が見られた。この実施例におい
ては、剥離強さよりも引張せん断強さに、より大きな改
善が見られたが、いずれの特性にも大幅な改善が見られ
た。
【0055】以下の実施例3および4においては、ポリ
オキシアルキレンジアミン(Jeffamine D-230 )、およ
びアミノ化したC16でキャップされたポリオール(実施
例3では完全に、実施例4では部分的にキャップされた
もの)で硬化させたエポキシ樹脂系について、接着特性
を測定した。
【0056】
【表3】
【0057】実施例3では、少量の改質ポリオールを添
加しただけで、接着特性が大幅に向上した。
【0058】
【表4】
【0059】実施例4では、改質ポリオールを添加する
と、接着特性に改善が見られた。この実施例において
は、剥離強さよりも引張せん断強さに、より大きな改善
が見られたが、いずれの特性にも大幅な改善が見られ
た。
【0060】実施例5 この実施例は、C16オレフィンオキシド(Vikalox (登
録商標)16)3モルでキャップした、グリセリンに基づ
く分子量3,000のトリオールの製造を例示する。
【0061】分子量610の、グリセリンのプロピレン
オキシド付加物(アルカリ度1.7mg KOH/g、ヒドロキ
シル価25mg KOH/g)6.8kgおよび45%水酸化カリ
ウム196g を40リットルの反応器に仕込んだ。反応
器を窒素でパージし、次いで窒素パージしながら105
℃に加熱し、減圧ストリップおよび窒素ストリップを使
用して、開始剤を0.06%の水分含有量にまで乾燥し
た。次に、プロピレンオキシド17.4kgを、0.4MP
a (50psig)において、105〜110℃で3時間に
わたって添加した。反応混合物を平衡圧にまで加熱し、
窒素で30分間パージした。次に、Vikalox 16オレフィ
ンオキシド7.7kgを、110〜115℃で3.6kg/h
の速度で添加した。次に、反応混合物を125℃で3時
間加熱した。このアルカリ性生成物を、水性スラリーと
して添加したMagnesol(登録商標)30/40 吸着剤1,1
50g とともに2時間攪拌することにより、95℃で中
和した。次に、ジ−tert−ブチル−p−クレゾール1
5.9g を加えて、生成物を安定化した。中和した生成
物を最小圧にまで減圧ストリップし、窒素ストリップ
し、ろ過した。最終的に得られた生成物の特性は次のと
おりであった。
【0062】
【表5】
【0063】実施例6 C16アルキレンオキシドでキャップしておいた分子量
3,000のトリオール、アンモニアおよび水素を、ニ
ッケルアミノ化触媒を充填した管状の反応器に供給し
た。反応器の条件は次のとおりであった。 ポリオール供給速度:0.36kg/h アンモニア供給速度:0.36kg/h 水素供給速度:48リットル/h(0℃、1気圧) 温度:210℃ 反応器容積:1,250cm3
【0064】反応器の粗流出液を清潔な乾燥した反応釜
に入れ、水素ストリップして70℃とし、次いで1.3
kPa (10mm Hg )の減圧下に置き、100℃に加熱し
た。これを、この条件で1時間保持した。生成物を分析
すると、下記を含むことがわかった。 全アセチル化可能分:1.09meq/g 全アミン:0.975meq/g 第一級アミン:0.967meq/g
【0065】実施例7 この実施例は、Vikalox 16オレフィンオキシド1.5モ
ルで末端を停止した、グリセリンを開始剤とする分子量
5,000のトリオールの製造を例示する。
【0066】分子量700の、グリセリンのプロピレン
オキシド付加物(アルカリ度26mgKOH/g、ヒドロキシ
ル価238mg KOH/g)4.5kgおよび45%水酸化カリ
ウム40.4g を40リットルの反応器に仕込み、この
反応器を窒素でパージした。窒素パージを維持しなが
ら、反応器を110℃に加熱し、減圧ストリップおよび
窒素ストリップを使用して、開始剤を0.09%の水分
含有量にまで乾燥した。次に、プロピレンオキシド3
3.2kgを110〜115℃および1.3MPa (50ps
ig)で5時間にわたって反応させた。次に、この反応混
合物を平衡圧にまで加熱し、窒素で30分間パージし
た。次に、Vikalox 16オレフィンオキシド2.5kgを1
10〜115℃で3.6kg/hの速度で反応させた。次
に、反応混合物を125℃で3時間加熱した。このアル
カリ性生成物を、水性スラリーとして添加したMagnesol
30/40吸着剤110g とともに2時間攪拌することによ
り、95℃で中和した。次に、ジ−tert−ブチル−p−
クレゾール20g を加えて、ポリオールを安定化した。
中和した生成物を最小圧にまで減圧ストリップし、窒素
ストリップし、ろ過した。最終的に得られた生成物の特
性は次のとおりであった。
【0067】
【表6】
【0068】実施例8 C16オレフィンオキシドで部分的にキャップされた分子
量5,000のトリオール、アンモニアおよび水素を、
ニッケルアミノ化触媒を充填した連続反応器に供給し
た。反応条件は次のとおりであった。 ポリオール供給速度:0.50lb/h アンモニア供給速度:0.50lb/h 水素供給速度:35リットル/h(0℃、0.1MPa ) 温度:215℃ 反応器容積:1,250cm3
【0069】反応器の粗流出液を清潔な乾燥した反応釜
に入れ、窒素ストリップした。次いで800kPa (6mm
Hg )の減圧下に置き、100℃で1時間加熱した。生
成物を分析すると、下記を含むことがわかった。 全アセチル化可能分:0.68meq/g 全アミン:0.622meq/g 第一級アミン:0.615meq/g
【0070】T形剥離強さ(pli およびN/m )は、AS
TM D-1876によって測定し、引張せん断強さ(psi お
よびMPa )は、ASTM D-1002によって測定した。
【0071】使用したニッケルアミノ化触媒は、米国特
許第3,654,370号明細書に記載のものである。
【0072】Jeffamine D-230 、D-400 およびD-2000
は、式 H2 NCH(CH3 )CH2 −[OCH2 CH(CH
3 )]z NH2 (式中、zは、D-2000の場合、約33.1であり、D-40
0 の場合、約5.6であり、D-230 の場合、約2.6で
ある)によって示される。
【0073】Jeffamine T-403 は、式
【化11】 (式中、b+c+dは3〜6である)によって示され
る。
【0074】これらのアミンをエポキシ樹脂硬化剤とし
て使用することは、米国特許第4,189,564号明
細書に記載されている。
【0075】Jeffamine T-5000は、全アセチル化可能分
0.55meq/g 、全アミン0.48meq/g および第一級
アミン0.43meq/g を含有する、部分的にアミノ化さ
れたポリオールである。
【0076】Accelerator 399 は、ピペラジン10〜2
0%、N−アミノエチルピペラジン5〜10%およびト
リエタノールアミン65〜80%の混合物である。
【0077】Jeffamine EDR-148 は、トリエチレングリ
コールジアミンであり、JeffamineEDR-192 は、テトラ
エチレングリコールジアミンである。
フロントページの続き (72)発明者 ロバート・アリソン・グリグスビー・ジュ ニア アメリカ合衆国、テキサス 78761、オー スチン、ファイアーオーク・ドライブ 7404 (72)発明者 マイケル・カスカリダ アメリカ合衆国、テキサス 78731、オー スチン、グレイストーン・ナンバー1056 3543 (72)発明者 ロバート・レロイ・ジマーマン アメリカ合衆国、テキサス 78759、オー スチン、コルドバ 4202

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)1分子あたり少なくとも平均1.
    8個の反応性1,2−エポキシ基を有するビシナルポリ
    エポキシドを含むエポキシ樹脂成分と、 (B)ポリアミン硬化剤を含む硬化剤成分とを含む硬化
    性エポキシ樹脂組成物であって、 (B)の硬化剤成分が、さらに;2個またはそれ以上の
    ヒドロキシル基を有するポリオールを、有効量の長鎖ア
    ルキルエポキシドと反応させて、少なくとも部分的に立
    体障害のある、ヒドロキシル末端基を有する中間体を製
    造し、該中間体のヒドロキシル末端基の少なくとも1個
    をアミノ化して第一級アミノ基にすることによって得ら
    れる、ビシナルポリエポキシドを基準として2〜30重
    量%の、立体障害のあるポリエーテルポリアミン接着性
    改善剤を含むことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 立体障害のあるポリエーテルポリアミン
    が、一般式: 【化1】 (式中、Rはポリオールの中心部分であり;R′のうち
    少なくとも1個は、少なくとも10個の炭素原子を有す
    る直鎖状または分岐状のアルキル基であり、残余は水
    素、メチルまたはエチルであり;R″は水素または1個
    もしくは2個の炭素原子を有するアルキル基であり;x
    は2またはそれ以上であり;yは20〜80である)に
    よって示される請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアミン硬化剤が、一般式: H2 NCH(CH3 )CH2 −[OCH2 CH(CH)
    3z NH2 (式中、zは2〜40である)によって示される請求項
    1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ポリアミン硬化剤が、一般式: 【化2】 (式中、b、c、dの合計は3〜6である)によって示
    される請求項1または2記載の組成物。
  5. 【請求項5】 エポキシ樹脂を基準として1〜10重量
    %の、ピペラジン、N−アミノエチルピペラジンおよび
    トリエタノールアミンの混合物からなる反応促進剤組成
    物をさらに含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の硬
    化性組成物を硬化させることによって得られることを特
    徴とする硬化エポキシ樹脂。
JP5127546A 1992-05-29 1993-05-28 エポキシ系接着剤 Pending JPH0673357A (ja)

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US07/889,879 US5241016A (en) 1992-05-29 1992-05-29 Epoxy adhesives containing aminated, long chain monoepoxide capped polyols

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