JPH0672516B2 - 海床浚渫装置 - Google Patents

海床浚渫装置

Info

Publication number
JPH0672516B2
JPH0672516B2 JP19780388A JP19780388A JPH0672516B2 JP H0672516 B2 JPH0672516 B2 JP H0672516B2 JP 19780388 A JP19780388 A JP 19780388A JP 19780388 A JP19780388 A JP 19780388A JP H0672516 B2 JPH0672516 B2 JP H0672516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
seabed
ship
roller
net
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19780388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04289394A (ja
Inventor
マレカ ミロスラヴ
Original Assignee
ランリース インターナショナル エスアー
ティーベルグ インターナショナル エスアー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ランリース インターナショナル エスアー, ティーベルグ インターナショナル エスアー filed Critical ランリース インターナショナル エスアー
Priority to JP19780388A priority Critical patent/JPH0672516B2/ja
Publication of JPH04289394A publication Critical patent/JPH04289394A/ja
Publication of JPH0672516B2 publication Critical patent/JPH0672516B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は海底に存在するマンガン塊の採取のような海床
浚渫するための装置に関する。
〔従来技術および発明が解決しようとする課題〕
海床の浚渫については、エンドレスケーブルまたはチェ
ーンに連結された一連のバケットや、海床に沿って自己
推進するか、あるいは引かれる装置、および吸引装置の
使用を含む多くの提案がなされてきた。これらの提案の
多くについての主な欠点としては、これらの装置が複雑
であり、何かが故障する恐れがあり、また主要コストす
なわち資本コストの問題がある。
従って、本発明の目的は比較的簡単かつ効率的な海床浚
渫装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1船と、この第1船に回転可能に設けられ
た2つのローラとを備え、これらのローラのうちの少な
くとも一方が回転駆動でき、ローラの軸線が交差方向に
延びており、これらのローラは第1船の前後に互いに間
隔をへだてており、海床に位置する第3ローラと、海床
から浚渫物を採取する手段を有するエンドレスネットと
を備え、このネットが3つのローラをまわって延びてい
ることを特徴とする海床浚渫装置を提供する。
ネットを使用すると、このネットが比較的簡単な構造で
あり、この構造を低コストで比較的容易に製造すること
ができるという利点がある。ナイロンのような材料を使
用することにより、全質量を低くすることができ、この
ネットを浮揚性にすることができる。これにより、装置
を作動するのに必要とする動力が少なくなる。また、ネ
ットを使用すると、水中で引っ張るときの抵抗すなわち
抗力が少なくなる。
第3ローラはネットを海床と接触状態に保つことを目的
としている。
本発明による装置によれば、商業上魅力的な鉱物を回収
するために海床を浚渫する方法が比較的簡単でかつ信頼
性がある。
好ましくは第2および第3船をケーブルによって第3ロ
ーラにつなげ、第1船の後方にその両側に位置するよう
にする。これらの第2及び第3船の目的は第3ローラを
案内することである。好ましくは、ケーブルは第2およ
び第3船の一定引張ウインチにつなげられる。
浚渫物採取手段はピンまたは各々が1つまたはそれ以上
のピンを有するスクープであるのがよく、これらのピン
またはスクープはネットの横方向に延びるストリップ状
に配列されるのがよい。
〔実施例〕
図面を参照して本発明を例として以下に説明する。
第1図および第2図は海底すなわち海床を浚渫する装置
を示しており、この装置は第1浚渫船20を備えており、
この浚渫船20には、第1および第2ローラ21、22が回転
可能に設けられている。ローラ21、22はそれらの軸が浚
渫船20の横方向に延びており、互いに前後に間隔をへだ
てている。海床24には第3ローラ23が位置している。コ
ンベヤネット25が3つのローラ21、22、23をまわって延
びており、第3ローラ23はネット25を海床24と接触状態
に保っている。
第1浚渫船20の両ローラ21、22はネット25に必要な張り
をもたらし、液圧ローラ26、27と協働してコンベヤネッ
ト25のすべりを防ぐように動力駆動される。
第2および第3船28、29は第1船20の後方でその両側に
位置している。第2および第3船28、29の各々は一定引
張ウインチを有しており、ケーブル30、31が第3ローラ
23につなげられている。
コンベヤネット25はスクープ32を有しており、このスク
ープ32は浚渫物を海底24から浚渫船20まで運び、この浚
渫船では、2つのローラ21、22間の位置で高圧エアジェ
ット33により浚渫物をコンベヤネットから取り除く。除
去された物体は貯蔵領域または作業ステーションに入
る。この場合、浚渫物を貯蔵容器に搬送するか、あるい
は搬送前まず一次破砕/粉砕操作にかける。
第1浚渫船20は自己推進され、前進および横移動用の手
段を有している。第3ローラ23に装着されて浚渫船20に
接続ささた2つのTVカメラおよび位置決め動力装置によ
り、第3ローラ23の移動および位置は第1船20および第
2、第3船28、29の一定引張ウインチの移動によって正
確に制御される。使用中、ネット25がローラ23をまわっ
て移動することにより、ローラ23は海底に沿って回転転
動し、浚渫船20の前進により、ローラ23も前進する。第
3ローラ23のこの前進は2つのローラ21、22の回転と正
確に同期化される。緊急の場合、ケーブル30、31を使用
してローラ23を安全な高さまで上昇させることができ
る。
浚渫船20を引き船により引く場合、位置決め動力装置は
不必要である。
第3図はローラ21をより詳細に示している。このローラ
21はネット25の横方向移動を防ぐために各端部に2つの
フランジ34を有しており、またコンベヤネット25と協働
する周溝35および横溝36を有している。
第4図は水を自由に通す解放構成のものである第3ロー
ラ23をより詳細に示している。このローラ23もネット25
をすべらないようにする2つのフランジ37を各端部に有
している。ケーブル30、31は支軸39の端部の枢着アイ38
につなげられている。また、TVカメラもこれらの支軸39
に設けられている。
第5図、第6図および第7図は或る種類コンベヤネット
を示している。このコンベヤネットは例えばナイロン製
の主縦ケーブル41および横ケーブル42を有している。こ
れらの縦横ケーブル41、42の各交差部にはスクープ43が
ある。各スクープ43は海底からすくい取られた浚渫物を
その中に保持するために排水孔44および2つのピン45を
有している。各スクープ43は合成材料または軽金属で作
られている。スクープ43は、縦ケーブル41が間を通って
おりかつ横ケーブル42が端部の2つの穴を通っている2
つの脚部46によって適所に固着されている。
第8図、第9図および第10図は例えばナイロン製の主縦
ケーブル47と軽金属製横ビーム48を有する他の種類のコ
ンベヤネットを示している。縦ケーブル47は横ビーム48
の孔を通ってそれらに固定されている。横ビーム48には
スクープ49が取り付けられており、これらのスクープ49
は横ビーム48の一体部分である。これらのスクープ49も
排水孔およびピンを有している。
第11図、第12図および第13図は更らに他の種類のネット
を示しており、このネットは例えばナイロン製の主縦ケ
ーブル50および横ビーム51を備えている。横ビーム51は
ケーブル50が通って固定される孔を有している。横ビー
ム51は海底から浚渫物を採取するための複数の直立ピン
を有している。
第14図は浚渫船を作動する方法を示している。浚渫船20
がその2つの駆動ローラ21、22とともに所望の領域に達
すると、第3ローラ23をその下側につなげる。大型リー
ル54に例えば500mの長さで備えられたコンベヤネット25
を第4船により送り出す。第1リール54のコンベヤネッ
トの一端に取付けられたリードケーブルがローラ23の
下、ローラ22の上に通り、ローラ21をまわってウィンチ
に達している。このウィンチはリードケーブルを巻き込
み、ネット25をこれらのローラ上を通して引張る。TVカ
メラを備え、ケーブル30、31によって第2および第3船
28、29につげられたローラ23をコンベヤネット25の繰り
出しと同時に浚渫船から離してケーブルによって降下さ
せる。第1リール54が空になると、第2リールのネット
をつなぎ、ローラ23が海床24に達するまで手順をくり返
す。次いで、コンベヤネット25の両端をつなぎ合わせ、
浚渫を始めることができる。浚渫を行うことができる深
さは3000mと6000mとの間である。
【図面の簡単な説明】
第1図は海床浚渫装置の平面図;第2図は第1図の装置
の側面図;第3図は第1船に設けられたローラの図;第
4図は海底に沿って走行する第3ローラの図;第5図は
浚渫に使用するスクープを有するネットの平面図;第6
図はスクープの断面図;第7図はスクープの平面図;第
8図は浚渫に使用するスクープを有する異なるネットの
平面図;第9図はネットの垂直断面図;第10図はネット
の横断面図;第11図は浚渫に使用するストリップ状ピン
を有する他のネットの平面図;第12図はネットの垂直断
面図;第13図はネットの横断面図;第14図は浚渫装置を
作動するのに使用する段階を示す図である。 20……第一浚渫船、21……第1ローラ、22……第2ロー
ラ、23……第3ローラ、24……海床、25……コンベヤネ
ット、28……第2船、29……第3船、30,31……ケーブ
ル、40……TVカメラ、41,42……ケーブル、43……スク
ープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミロスラヴ マレカ オランダ国 2713セーセー ズーテルメー ル イェーイックス フリーソストラート 137 (56)参考文献 特開 昭50−37603(JP,A) 実開 昭50−129603(JP,U)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1船20と、該第1船に回転可能に設けら
    れた2つのローラ21、22とを備え、これらのローラのう
    ちの少なくとも一方が回転駆動でき、ローラの軸線は交
    差方向に延びており、これらのローラは第1船の前後に
    互いに間隔をへだてており、海床に位置する第3ローラ
    23と、海床から浚渫物を採取する手段を有するエンドレ
    スネット25とを備え、該ネットは3つのローラ21、22、
    23をまわって延びていることを特徴とする海床浚渫装
    置。
  2. 【請求項2】第2および第3船28、29をケーブル30、31
    により第3ローラ23につなげ、これらの第2および第3
    船は第1船の後方でその両側に位置することを特徴とす
    る請求項(1)記載の海床浚渫装置。
  3. 【請求項3】ケーブルは第2および第3船28、29の一定
    引張ウインチにつなげられていることを特徴とする請求
    項(2)記載の海床浚渫装置。
  4. 【請求項4】TVカメラを第3ローラ23の各端部に装着
    し、船20、28、29のうちの1つに接続してあることを特
    徴とする請求項(2)記載の海床浚渫装置。
  5. 【請求項5】第1および第2ローラ21、22に周溝35およ
    び横溝36を有していることを特徴とする請求項(1)ない
    し(4)のうちのいずれかに記載の海床浚渫装置。
  6. 【請求項6】第1および第2ローラ21、22はネットのす
    べりを防ぐために他のローラ26、27と協働することを特
    徴とする請求項(1)ないし(5)のうちのいずれかに記載の
    海床浚渫装置。
  7. 【請求項7】第3ローラ23は水を自由に通せるように解
    放構成のものであることを特徴とする請求項(1)ないし
    (6)のうちのいずれかに記載の海床浚渫装置。
  8. 【請求項8】第3ローラ35はフランジ付き端部37を有し
    ていることを特徴とする請求項(1)ないし(7)のうちのい
    ずれかに記載の海床浚渫装置。
  9. 【請求項9】第1船20は採取浚渫物をネット25から取り
    除く手段33を有していることを特徴とする請求項(1)な
    いし(8)のうちのいずれかに記載の海床浚渫装置。
  10. 【請求項10】浚渫物取除き手段は高圧エアジェット33
    よりなることを特徴とする請求項(9)記載の海床浚渫装
    置。
  11. 【請求項11】第1船20は第3ローラ23をその下側につ
    なぐようになっていることを特徴とする請求項(1)ない
    し(10)のうちのいずれかに記載の海床浚渫装置。
JP19780388A 1988-08-08 1988-08-08 海床浚渫装置 Expired - Lifetime JPH0672516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19780388A JPH0672516B2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 海床浚渫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19780388A JPH0672516B2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 海床浚渫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04289394A JPH04289394A (ja) 1992-10-14
JPH0672516B2 true JPH0672516B2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=16380609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19780388A Expired - Lifetime JPH0672516B2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 海床浚渫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0672516B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04289394A (ja) 1992-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2950922A1 (de) Verfahren und einrichtung zum manganknollenabbau am meeresboden
US5045216A (en) Method, system and collecting vessel for oil spill recovery
CN107735314A (zh) 配有连接装置的无人艇及其回收方法
EP2704276B1 (de) Verfahren zur Verlegung eines Kabels im Offshore-Bereich von einer Windenergieanlage zu einem Zielort und Windenergieanlage zur Anordnung im Offshore-Bereich
US4377478A (en) Separating one liquid from another
US4937956A (en) Ocean floor dredging
KR101815726B1 (ko) 양식용으로 사용되는 정사각형 및 원형의 케이지 래프트를 조립 및 이송하기 위한 방법 및 강성 수중 구조체를 지지하기 위한 폴리에틸렌 부동 시스템
JPH0672516B2 (ja) 海床浚渫装置
JP2002262751A (ja) ヒトデ駆除装置
EP1432876A2 (en) System and method for towing a shellfish dredge
AT410534B (de) Behälter zur beförderung von frischwasser auf dem seeweg
US5058307A (en) Bean trawl pickup device
US6061635A (en) Seismic handling device
DE2402706A1 (de) Verfahren und einrichtung zum verhindern des verwickelns eines sich im seewasser bewegenden endlosen seiles
CN206615361U (zh) 水上捞草设备
DE2701393A1 (de) Einrichtung mit einem traegerschiff zur gewinnung von auf dem meeresboden lagernden mineralien
CN105484216A (zh) 一种水上牵引系统及其操作方法
DE2224095A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Eingrenzen und Rückgewinnen ausgelaufenen Öls
WO1985000726A1 (en) A method of taking up dead fishes and other waste from a net cage for fish breeding, and a net cage for carrying out the method
US3469377A (en) Apparatus for cutting marine plants
RU2805267C1 (ru) Способ сбора торфяных полей, их транспортировка на акваториях водохранилищ и устройство для осуществления способа
JP2849250B2 (ja) 水平ドレーン材の敷設方法及びその敷設作業船
DE2639577B2 (de) Vorrichtung zum Schütten von Bodenschutzmaterial unter Wasser
DE1634854C3 (de) Vorrichtung zur Gewinnung von Minerallagerstätten auf dem Meeresgrund
JP2021156012A (ja) 水平ドレーン材の布設方法