JPH0672482B2 - フロアパネル及びその製造方法 - Google Patents

フロアパネル及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0672482B2
JPH0672482B2 JP4098012A JP9801292A JPH0672482B2 JP H0672482 B2 JPH0672482 B2 JP H0672482B2 JP 4098012 A JP4098012 A JP 4098012A JP 9801292 A JP9801292 A JP 9801292A JP H0672482 B2 JPH0672482 B2 JP H0672482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
plate
back plate
space
filling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4098012A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05302427A (ja
Inventor
裕正 中
紀男 中村
武彦 奥島
隆夫 奥村
辰夫 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd, Naka Corp filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP4098012A priority Critical patent/JPH0672482B2/ja
Publication of JPH05302427A publication Critical patent/JPH05302427A/ja
Publication of JPH0672482B2 publication Critical patent/JPH0672482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準床面の上方に敷設
されて二重床を構成するフロアパネル及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブル類の敷設等に利用される自由空
間を床の下方に確保するための二重床は、通常、支持脚
に支承された複数のフロアパネルを基準床面上に隣接配
置して構成される。
【0003】 斯かるフロアパネルとして従来、用いら
れているものには、例えば、アルミダイキャストで格子
状に補強リブを一体成形したもの、GRCで形成したも
の、パーティクルボードで構成したもの、プレス鋼板製
裏板にプレス成形を施して格子状のリブを形成し、これ
をプレス鋼板製表板にスポット溶接したもの、パーティ
クルボードや強化セメント板を鋼板でサンドイッチした
構成を有するもの、プレス鋼板製の表面板と裏面板の間
に充填材を気密状に内蔵するもの(例えば、実開昭60
−177215号参照)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のフロアパネルのうち、アルミダイキャスト製の
フロアパネルは、製造コストが高く、また、補強用のリ
ブを形成するとパネル厚が大きくなるため二重床の仕上
げ高さを十分に低くすることが困難であるばかりでな
く、走行音が大きいという欠点を有する。
【0005】また、GRC製のフロアパネルはその周縁
部側にガラス繊維が十分行き渡たらないためそのコーナ
ー部分が破壊され易いという欠点を有する。
【0006】パーティクルボード製のフロアパネルにあ
っては、十分な強度を得るにはパネル厚が大きくならざ
るを得ないという欠点がある。
【0007】また、プレス鋼板製のフロアパネルは、た
わみ易く、強度が十分でないと共に、歩行者が生じると
いう欠点を有する。
【0008】 そして、パーティクルボードや強化セメ
ント板を鋼板でサンドイッチした構造のフロアパネル
は、重量が大きくなりやすく、フロア施工性が良好でな
く、また、製造コストも高いという欠点を有する。
た、プレス鋼板製の表面板と裏面板の間に充填材を気密
状に内蔵する構造のフロアパネルでは、密封されたプレ
ス鋼板製の表面板と裏面板の間に充填材を均一に注入す
ることが難しく、周縁部や隅部に空隙が生じるため、強
度を均一にすることができず、生産性も良くなかった。
【0009】大型コンピュータ等の重量物が設置される
電算機室等に敷設されるフロアパネルはさておき、一般
のオフィスビルの事務室に使用されてフロアパネルには
次のような特性が要求される。
【0010】先ず、一般のオフィスの床として使用され
るものであるから、電算機室や機械室等に使用される重
量型フロアパネルでは過剰の品質となり、広く使用する
には経済性が低い。
【0011】また、一般のオフィスに敷設されるもので
あるから、室内高さが十分でない場合や既設の床面上に
敷設しなければならない場合が多く、フロアパネルの全
厚はできるだけ薄いものである必要がある。
【0012】更に、機器の導入や移動が頻繁に行われる
ため、軽量で取外しや取付けが容易でなければならな
い。
【0013】また、耐荷重性能は、少なくとも、建築基
準法による事務所床の耐荷重300kg/m2 以上でな
ければならない。
【0014】そして、一般の事務所にフロアパネルを敷
設した場合には間仕切りはフロアパネル上に立設される
ことになるため、間仕切りの一側の室での騒音が床下空
間を通って他側の室へ抜けないように、少なくとも事務
室用間仕切りに要求される標準遮音度である35dB
(500Hz透過損失)程度の遮音性能が必要である。
そこで、本発明の目的は、軽量でフロア施工性に優れ、
遮音効果が大きく、パネル厚を小さくしても十分な強度
を有し、更に製造が容易で、製造コストを低くおさえる
ことができるフロアパネルを提供することにある。
【0015】 また、本発明の他の目的は、表面板と裏
面板とを少なくともそれらの縁部で接合して一体化し、
これら両板の間の空間に充填を充填してなるフロアパ
ネルの製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】 前述の目的を達成する
ため、本発明のフロアパネルは次のような構成を有す
る。すなわち、表面板と裏面板とを少なくともそれらの
端部において接合し、一体化してなるフロアパネルにお
いて、前記裏面板の前記縁部に平坦部を形成すると共に
前記裏面板の前記縁部の内側に複数の凹凸部を形成し、
前記表面板と前記裏面板の間の空間の容積を前記凹凸部
によって減少させ、前記裏面板の一つの隅部付近に充填
の注入口を形成し、前記裏面板の前記注入口の対角線
上の他の隅部付近には空気抜き孔を形成し、前記注入口
から前記空間内に前記充填を充填したことを特徴とす
る、フロアパネルである。
【0017】 また、本発明のフロアパネルの製造方法
は次のような構成を有する。すなわち、表面板を形成す
る工程と、縁部に平坦部を、前記縁部の内側に凹凸部を
それぞれ有し、かつ、一つの隅部付近に充填の注入口
を、該注入口が位置する対角線上の他の隅部付近に空間
抜き孔をそれぞれ有する、裏面板を形成する工程と、前
記表面板と前記裏面板とを少なくともそれらの縁部で接
合して一体化し、前記表面板と前記裏面板の間に空間を
形成する工程と、前記注入口が下方に位置しかつ前記空
間抜き孔が上方に位置するように、一体化された前記表
面板と前記裏面板を傾斜させて配置する工程と、前記注
入口から充填を前記空間内に充填し、前記空間抜き孔
から前記充填の一部が流出したときに前記充填の充
填を停止する工程と、前記注入口を閉塞する工程とを有
することを特徴とする、フロアパネルの製造方法であ
る。
【0018】 斯かる構成を有する本発明のフロアパネ
ルは、表面板と裏面板との間に形成された空間の容積が
裏面板に複数の凹凸部を形成することによって減少させ
られ、これによってこの空間内に充填される充填の充
填量も減少するから、凹凸部を有さないフロアパネルに
比してフロアパネル全体の重量を減少させることができ
る。よって、フロアパネルを床に設置する場合の持ち運
びが容易になり、優れたフロア施工性を有する。
【0019】 また、表面板と裏面板の間の空間に密封
される充填材は表面板と裏面板との間のパネル全体にわ
たって充填されて表裏面板を一体化するから、フロアパ
ネルの耐せん断力性能が増して十分に高い強度を得るこ
とができ、たわみも小さくおさえることができる。
【0020】 更に、表面板と裏面板とが直接接合する
部分はわずかで、大部分の領域において表面板と裏面板
は充填材を介して間接的に接触しているから、必要とす
る遮音性能を得ることができる。
【0021】 また、本発明のフロアパネルの裏面板に
形成された凹凸部は充填材の注入の際に適度の抵抗を生
じ、この抵抗がフロアパネルの周縁部への充填材の充填
を確実にするから、充填材はフロアパネルの全体に均一
に充填される。すなわち、フロアパネルの裏面板に凹凸
部が存在しないと、充填材は注入口から空気抜き孔まで
最短距離を辿って移動する傾向が強く、充填材がこのよ
うな経路を辿って移動すると、フロアパネルの縁部や隅
部に充填材が充填される前に充填材は空気抜き孔から溢
れ出ることになる。これを防止するため、注入口と空気
抜き孔の中間部に凹凸部を形成して充填材に流れ抵抗を
付与すると共に、縁部を平坦部として充填材の流入抵抗
を減少させたのである。これにより、注入口から注入さ
れた充填材は、注入口から空気抜き孔まで最短距離を辿
って移動する傾向が減ぜられ、縁部から中央部に回り込
むような流れをも生じ、フロアパネルの内部を注入口側
から空気抜き孔側に向かって確実に満たしつつ、空気抜
き孔に達する。したがって、フロアパネルの中央部はも
とより、特に高い強度が要求される縁部及び隅部への充
填も確実に行われる。
【0022】 そして、本発明のフロアパネルはその裏
面板の一つの隅部付近に充填の注入口を、またこの注
入口の対角線上の他の隅部付近に空気抜き孔を有し、充
の注入時にはフロアパネルを傾斜させて、この注入
口が下方に位置し、空気抜き孔が上方に位置する状態で
この注入口から充填を注入するようにしたから、前述
の凹凸部が生じる適度な抵抗とも相俟って、充填の均
一な充填を行うことができる。また、充填作業中はフロ
アパネル内の空気は空気抜き孔から流出するから、フロ
アパネル内への充填作業を円滑に行うことができると共
に、フロアパネル内への充填が完了すると充填の一部
が空気抜き孔から流出するから、これにより充填作業の
完了を認識することができる。したがって、複数箇所か
らの注入やフロアパネル内の充填が如何なる分布状態
を有するのかの確認が不要であり、フロアパネルの製造
の自動化、機械化が容易である。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0024】フロアパネル1はプレス鋼板製の表面板2
とプレス鋼板製の裏面板3とを一体的に接合し、両板
2、3の間の空間に粒状パーライトを混入したモルタル
から形成される無機質セメント系の充填材4を密封して
構成される。
【0025】表面板2は全体として方形をなし、その四
隅部には四分円形の肩部2aと四分円形の切欠き2bと
が形成されている。
【0026】裏面板3には、プレス絞り加工によって、
環状リブ3a、周縁リブ3b、補強リブ3cが突出形成
されている。環状リブ3aは裏面板3の中央部に設けら
れ、環状リブ3aで囲繞される部位には円形の中央凹部
3dが形成されている。中央凹部3d内には十字状に交
差した交差リブ3d′が突出形成されると共に、交差リ
ブ3d′にはさまれた部位には表面板2に当接する弧状
平坦部3eが形成される。
【0027】周縁リブ3bはフロアパネル1の縁部に沿
って延在し、環状リブ3aを囲繞する。周縁リブ3bに
は注入口3fと空気抜き孔3gが形成され、充填孔3f
はキャップ5で被われている。周縁リブ3bの四隅部に
はそれぞれ支持脚圧入用のスリーブ6が嵌着されて固定
され、これらのスリーブ6には、支持脚7を螺着したス
リーブ8が圧入される。支持脚7はボルト杵をもって構
成され、また、スリーブ8にはフランジ8aが設けられ
る。なお、図中、3hは補強用の支持脚(図示せず)が
嵌合する小凹部である。
【0028】補強リブ3cはフロアパネル1の対角線方
向へ延在し、環状リブ3aと周縁リブ3bとを連結す
る。補強リブ3cは、少なくとも、支持脚7方向へ延在
する必要がある。
【0029】環状リブ3aと周縁リブ3bと補強リブ3
cとで囲繞される部位には、縁部の形状を円弧状にした
凹部3iが形成される。凹部3i内には2つの円錐状凹
部3jが形成され、円錐状凹部3jの頂部3kが表面板
2に当接する。
【0030】周縁リブ3bの外側には、裏面板3の縁部
に沿って延在し、かつ、表面板2に対して帯状に接触す
る平坦部3lが形成される。
【0031】そして、この平坦部3lの外側には、裏面
板3を表面板2の反対方向へ屈曲させて、パッキン装着
溝3mが形成される。
【0032】なお、裏面板3の四隅部は、表面板2の肩
部2a及び切欠き部2bに整合する形状を有する。
【0033】上述のフロアパネル1を製造するには、表
面板2と裏面板3にプレス絞り加工を施して成形した
後、両者を当接させて、平坦部3e、3lを適当間隔で
スポット溶接すると共に、円錐状凹部3jの頂部3kを
スポット溶接し、表面板2と裏面板3とを一体化する。
次に、空気抜き孔3gが若干上方になるようにフロアパ
ネル1を角度xだけ傾斜させ、キャップ5を外した後、
注入口3fからパーライトを混入したモルタルからなる
無機質系充填材4を圧入する。充填の完了は空気抜き孔
3gから充填材4が流出することにより、知ることがで
きる。充填が完了するとフロアパネル1を水平に戻した
後、キャップ5を嵌着し、充填材4を硬化させる。
【0034】 フロアパネル1の裏面板3に形成された
複数のリブ3a、3b、3cは裏面板3に形成された凹
凸部として充填材4をフロアパネル1内に充填する際に
適度の流れ抵抗を生じる。すなわち、フロアパネル1の
裏面板3に凹凸部が存在しないと、充填材4は注入口3
fから空気抜き孔3gまで最短距離を辿って移動する傾
向が強く、充填材4がこのような経路を辿って移動する
と、フロアパネル1の縁部や隅部に充填材4が充填され
る前に充填材4は空気抜き孔3gから溢れ出ることにな
る。これを防止するため、注入口3fと空気抜き孔3g
の中間部に凹凸部を形成して充填材4に流れ抵抗を付与
する一方で、フロアパネル1の縁部を平坦部として充填
材4の縁部への流入抵抗を減少させたのである。これに
より、注入口3fから注入された充填材4は、注入口3
fから空気抜き孔3gまで最短距離を辿って移動する傾
向が減ぜられ、縁部から中央部に回り込むような流れを
も生じ、フロアパネル1の内部を注入口3f側から空気
抜き孔3g側に向かって確実に満たしつつ、空気抜き孔
3gに達する。したがって、フロアパネルの中央部はも
とより、特に高い強度が要求される縁部及び隅部にも充
填材は確実に充填される。こうして、充填材4はフロア
パネル1の内部全体にわたって均一に充填される。
た、充填材4の充填作業中、フロアパネル1内の空気は
空気抜き孔3gから流出するから、フロアパネル1内へ
の充填材4の充填は円滑に行われる。そして、フロアパ
ネル1内が充填材4で満たされると、充填材4の一部が
空気抜き孔3gから流出するから、これによりフロアパ
ネル1への充填材4の充填が完了したことを知ることが
できる。
【0035】
【発明の効果】本発明のフロアパネルでは、表面板と裏
面板の間に形成された空間の容積が裏面板の凹凸部によ
って減少し、この結果、充填材の充填量が減少するか
ら、凹凸部を有さないフロアパネルに比較してフロアパ
ネル全体の重量を減少させることができる。これによ
り、フロアパネルを床に設置する場合の持ち運びが容易
になり、優れたフロア施工性を有する。
【0036】 また、フロアパネルの裏面板に形成され
た凹凸部は充填材の充填時に注入された充填材に適度の
流れ抵抗を生じ、この流れ抵抗によって充填材はフロア
パネルの全体に均一に充填される。すなわち、フロアパ
ネルの裏面板に凹凸部が存在しないと、充填材は注入口
から空気抜き孔まで最短距離を辿って移動する傾向が強
く、充填材がこのような経路を辿って移動すると、フロ
アパネルの縁部や隅部に充填材が充填される前に充填材
は空気抜き孔から溢れ出ることになる。これを防止する
ため、注入口と空気抜き孔の中間部に凹凸部を形成して
充填材に流れ抵抗を付与すると共に、縁部を平坦部とし
て充填材の流入抵抗を減少させたのである。これによ
り、注入口から注入された充填材は、注入口から空気抜
き孔まで最短距離を辿って移動する傾向が減ぜられ、縁
部から中央部に回り込むような流れをも生じ、フロアパ
ネルの内部を注入口側から空気抜き孔側に向かって確実
に満たしつつ、空気抜き孔に達する。したがって、フロ
アパネルの中央部はもとより、特に高い強度が要求され
る縁部及び隅部への充填も確実に行われる。これによ
り、フロアパネルの強度を増大させることができる。 そして、本発明のフロアパネルの製造方法によれば、充
填材の充填作業中、フロアパネル内の空気は空気抜き孔
から流出するから、フロアパネル内への充填材の充填は
円滑に行われる。また、フロアパネル内が充填材で満た
されると、充填材の一部が空気抜き孔から流出するか
ら、これによりフロアパネルへの充填材の充填が完了し
たことを知ることができる。したがって、フロアパネル
に対する複数箇所からの充填材の注入や、フロアパネル
内に充填された充填材が如何なる分布状態を有するかの
確認が不要であり、フロアパネル製造の自動化、機械化
が容易であるという効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロアパネルに充填材を充填する工程
を示すフロアパネルの斜視図である。
【図2】図1のフロアパネルの底面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のフロアパネルの一部を切り欠いた斜視図
である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 表面板 3 裏面板 4 充填材 5 キャップ 3a、3b、3c、 リブ(凹凸部) 3f 充填材の注入口 3g 空気抜き孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 紀男 東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 ナ カ工業株式会社内 (72)発明者 奥島 武彦 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ技 術研究所 東京研究所内 (72)発明者 奥村 隆夫 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ技 術研究所 東京研究所内 (72)発明者 庄司 辰夫 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ技 術研究所 東京研究所内 (56)参考文献 実開 昭60−177215(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面板と裏面板とを少なくともそれらの
    端部において接合し、一体化してなるフロアパネルにお
    いて、前記裏面板の前記縁部に平坦部を形成すると共に
    前記裏面板の前記縁部の内側に複数の凹凸部を形成し、
    前記表面板と前記裏面板の間の空間の容積を前記凹凸部
    によって減少させ、前記裏面板の一つの隅部付近に充填
    の注入口を形成し、前記裏面板の前記注入口の対角線
    上の他の隅部付近には空気抜き孔を形成し、前記注入口
    から前記空間内に前記充填を充填したことを特徴とす
    る、フロアパネル。
  2. 【請求項2】 表面板を形成する工程と、縁部に平坦部
    を、前記縁部の内側に凹凸部をそれぞれ有し、かつ、一
    つの隅部付近に充填の注入口を、該注入口が位置する
    対角線上の他の隅部付近に空間抜き孔をそれぞれ有す
    る、裏面板を形成する工程と、 前記表面板と前記裏面板とを少なくともそれらの縁部で
    接合して一体化し、前記表面板と前記裏面板の間に空間
    を形成する工程と、 前記注入口が下方に位置しかつ前記空間抜き孔が上方に
    位置するように、一体化された前記表面板と前記裏面板
    を傾斜させて配置する工程と、 前記注入口から充填を前記空間内に充填し、前記空間
    抜き孔から前記充填の一部が流出したときに前記充填
    の充填を停止する工程と、 前記注入口を閉塞する工程と、 を有することを特徴とする、フロアパネルの製造方法。
JP4098012A 1992-04-17 1992-04-17 フロアパネル及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0672482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4098012A JPH0672482B2 (ja) 1992-04-17 1992-04-17 フロアパネル及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4098012A JPH0672482B2 (ja) 1992-04-17 1992-04-17 フロアパネル及びその製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20045486A Division JPS6355256A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 フロアパネル

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7342611A Division JP2711240B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 フロアパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05302427A JPH05302427A (ja) 1993-11-16
JPH0672482B2 true JPH0672482B2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=14207891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4098012A Expired - Lifetime JPH0672482B2 (ja) 1992-04-17 1992-04-17 フロアパネル及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0672482B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134652B2 (ja) * 1972-02-23 1976-09-28
JPS5313371A (en) * 1976-07-22 1978-02-06 Sanyo Electric Co Ltd Varactor diode
JPS58186045U (ja) * 1982-06-05 1983-12-10 オ−エム工業株式会社 フリ−アクセスフロア−
JPS60102312U (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 松下電工株式会社 間仕切パネル
JPS60165486A (ja) * 1984-02-08 1985-08-28 三洋電機株式会社 断熱箱体
JPS60177215U (ja) * 1984-04-28 1985-11-25 株式会社アーレスティ 二重床構造に於ける床パネル
JPS6311246U (ja) * 1986-07-09 1988-01-25
US4753058A (en) * 1986-09-11 1988-06-28 Donn Incorporated Elevated floor panel and method of manufacturing same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05302427A (ja) 1993-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4856256A (en) Free access floor panel
US8074955B2 (en) Method and apparatus for improving the strength of a utility pole
KR100798101B1 (ko) 고강성형 강재 거푸집
JPH08244652A (ja) ダンプトラック用荷台の床組み
JPH0672482B2 (ja) フロアパネル及びその製造方法
KR100928908B1 (ko) 강도 및 시공성이 향상된 악세스 플로어 어셈블리
JP2711240B2 (ja) フロアパネル
JPH0473505B2 (ja)
JP2711240C (ja)
GB2297115A (en) Modular form assembly for concrete structures
KR102064451B1 (ko) 시멘트 페이스트의 누출 방지를 위한 건축용 거푸집 및 이를 이용한 시공 방법
JPH09195438A (ja) プレキャストコンクリート板および建物の補強構造
JP2021156147A (ja) プレキャストコンクリート版及び道路の構造
CN107795038B (zh) 一种预制构件及连接结构、安装方法
CN212295246U (zh) 一种隔音预制板和隔音楼板
CN214220133U (zh) 一种连接牢固的建筑装修用装配式隔墙
CN113294007B (zh) 既有混凝土柱加固结构及方法
KR102664920B1 (ko) 천장 구조물 설치용 전산볼트 조립체 및 그 시공방법
KR102277223B1 (ko) 강판-콘크리트 복합보 구조
CN217325931U (zh) 一种预制墙板加固结构
CN213449479U (zh) 一种木方
JP7037472B2 (ja) 構真柱支持方法
CN218861840U (zh) 一种钢结构柱外包加气混凝土条板墙
KR102629043B1 (ko) 춤이 깊은 데크플레이트 및 이에 사용되는 보강편재
KR102164351B1 (ko) 응력 분산형 구조물