JPH06720Y2 - アスファルト配管構造 - Google Patents

アスファルト配管構造

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JPH06720Y2
JPH06720Y2 JP8224088U JP8224088U JPH06720Y2 JP H06720 Y2 JPH06720 Y2 JP H06720Y2 JP 8224088 U JP8224088 U JP 8224088U JP 8224088 U JP8224088 U JP 8224088U JP H06720 Y2 JPH06720 Y2 JP H06720Y2
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JP
Japan
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tank
asphalt
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way valve
piping
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JP8224088U
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JPH024100U (ja
Inventor
雄典 平川
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田中鉄工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アスファルト配管系統の構造に関する。
〔従来の技術〕
アスファルトの貯蔵容量を増やすため、複数台のアスフ
ァルトタンクを配管系統で接続する方法が採られる。
従来においては、アスファルトタンクを複数台使用する
ときの配管は、第2図に示す通りであった。すなわち、
アスファルトタンクが2台の場合を例にとると、Aタン
ク11とBタンク12との間を三方バルブ14,15を介して配
管L11,L13で結合し、バルブ14と15との間に、三方バ
ルブ16を介してバイパス配管L12を形成し、バルブ14と
16との間にポンプ13を設け、バルブ16より、配管L14
介して計量槽に連絡した構成としている。
この配管系を用いてアスファルト供給を行う場合につい
て次に示す。
Aタンク11から計量槽に供給する場合 Aタンク11→L11→バルブ14→ポンプ13→バルブ16→配
管L14→計量槽 Bタンク12から計量槽に供給する場合 Bタンク12→バルブ14→ポンプ13→バルブ16→配管L14
→計量槽 Aタンク11からBタンク12へ Aタンク11→L11→バルブ14→ポンプ13→バルブ16→L
12→バルブ15→Bタンク12 Bタンク12からAタンク11へ Bタンク12→バルブ14→ポンプ13→バルブ16→L12→バ
ルブ15→L13→Aタンク11 以上が計量槽へのアスファルト供給及びタンク間のアス
ファルトの移し替えの方法である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、第2図に示す配管系においては、Aタンク11
からBタンク12への移し替え又はその逆への移し替えを
行うための配管は、計量槽に対するアスファルトの移送
のために頻繁に使用する配管L11,L14とは別の配管L
12,L13を用いている。
このため、タンク間のアスファルトの移し替えのために
配管L12,L13を一度使用すると、配管内にアスファル
トが少量残り、劣化して配管径を細くしてしまう。数度
使用すると、配管内はアスファルトで詰まってしまう。
このため、アスファルトの移し替えを行うために配管L
12,L13をいざ使用しようとするときに、全く使用でき
ないという事態が生じる。そこで、アスファルトが管内
に残留しないように、配管L12,L13に30度以上の傾
斜をつけるか、配管を加熱するしか方法が無かった。
しかし、加熱した場合は、残留したアスファルトが劣化
して配管径を小さくするので、移し替えに時間を要した
り、ついには詰まってしまって取り替える必要があっ
た。このため、必要な時間だけ加熱することにすれば、
アスファルトの溶解に時間がかかるため、通常4〜5時
間程度の待ち時間を要し、実用的でなかった。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて案出された
ものであり、配管内にアスファルトが残留しない構造と
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案のアスファルト配管構
造は、複数のアスファルトタンクの供給口にそれぞれ供
給用三方バルブを設置し、隣接するアスファルトタンク
の前記供給用三方バルブ間に配管を設け、最終のアスフ
ァルトタンクの供給用三方バルブより計量槽に配管し、
前記最後のアスファルトタンク以外のアスファルトの排
出口に排出用三方バルブを設置し、隣接するアスファル
トの排出用三方バルブ間及び最終のアスファルトタンク
の排出口にそれぞれ配管を設け、最初のアスファルトの
前記供給用三方バルブと排出用三方バルブ間に、移送用
ポンプを介する配管を設け、且つ、前記各配管に加熱手
段を備えたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案を、図面に示す実施例に基づいて具体的に
説明する。
第1図は、本考案の実施例を示す配管系統図である。第
1図では、簡単のため、2台のアスファルトタンク1及
び2を用いた例を示している。同図において、Aタンク
1,Bタンク2にはそれぞれ供給口に供給用三方バルブ
4及び6が設けられ、Aタンク1の排出口には排出用三
方バルブ5が設けられている。Aタンク1とBタンク2
の供給用三方バルブ4,6間には配管L3が設けられ、
三方バルブ6と計量槽間には配管L4が設けられてい
る。Bタンク2の排出口と排出用三方バルブ5との間に
は配管L1が設けられ、また、排出用三方バルブ5と供
給用三方バルブ4との間には、ポンプ3を介して配管L
1が設けられている。そして、各配管L1〜L4にはそれ
ぞれヒータ等の加熱手段が備えられている。
この配管系によるアスファルトの移送方法については次
に説明する。
Aタンク1から計量槽に供給する場合 Aタンク1→排出用三方バルブ5→ポンプ3→配管L2
→供給用三方バルブ4→配管L3→三方バルブ6→配管
14→計量槽 Bタンク2から計量槽に供給する場合 Bタンク2→配管L1→排出用三方バルブ5→ポンプ3
→配管L2→供給用三方バルブ4→配管L3→三方バルブ
6→配管L14→計量槽 Aタンク1からBタンク2へ Aタンク1→排出用三方バルブ5→ポンプ3→配管L2
→供給用三方バルブ4→配管L3→三方バルブ6→Bタ
ンク2 Bタンク2からAタンク1へ Bタンク2→配管L1→排出用三方バルブ5→ポンプ3
→配管L2→供給用三方バルブ4→Aタンク1 このようにして、移し替え配管というものを特別に設け
ず、計量槽への移送配管と共用できるようにした。
通常、ヒータ容量は配管と配管内のアスファルトを4〜
5時間で150〜155℃まで上昇させる容量としている。こ
のため、配管内が空状態では急激に温度が上昇するた
め、アスファルトの劣化が起こる。
本考案では、配管ヒータは温度設定器により150〜155℃
に常時管理されているため、4〜5時間の待ち時間の必
要もないし、配管内のアスファルトが空状態でアスファ
ルトの劣化による配管の詰まりを防止することができ
る。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、各タンク間
へのアスファルトの移し替え配管を計量槽への移送用配
管と共用した構造とし、また各配管を常時加熱するよう
にしている。このため、配管内にアスファルトが詰まっ
たり、溶解に時間がかかるということがなくなる。した
がって、パイプ交換の必要がなくなり、また、従来のよ
うに移し替え配管を傾斜させる必要がなく、水平に設置
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の配管構造の実施例を示す配管系統図、
第2図は従来の配管系統図である。 1:Aタンク 2:Bタンク 3:ポンプ 4〜6:三方バルブ L1〜L4:配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアスファルトタンクの供給口にそれ
    ぞれ供給用三方バルブを設置し、隣接するアスファルト
    タンクの前記供給用三方バルブ間に配管を設け、最終の
    アスファルトタンクの供給用三方バルブより計量槽に配
    管し、前記最終のアスファルトタンク以外のアスファル
    トの排出口に排出用三方バルブを設置し、隣接するアス
    ファルトの排出用三方バルブ間及び最終のアスファルト
    タンクの排出口にそれぞれ配管を設け、最初のアスファ
    ルトの前記供給用三方バルブと排出用三方バルブ間に、
    移送用ポンプを介する配管を設け、且つ、前記各配管に
    加熱手段を備えたことを特徴とするアスファルト配管構
    造。
JP8224088U 1988-06-20 1988-06-20 アスファルト配管構造 Expired - Lifetime JPH06720Y2 (ja)

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JPH024100U JPH024100U (ja) 1990-01-11
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JPS4959068A (ja) * 1972-10-12 1974-06-07
JPS5160667A (ja) * 1974-11-25 1976-05-26 Hino Motors Ltd Nijukannomagekakoho

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JPH024100U (ja) 1990-01-11

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