JPH0670881A - 画像合成内視鏡 - Google Patents

画像合成内視鏡

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JPH0670881A
JPH0670881A JP4229794A JP22979492A JPH0670881A JP H0670881 A JPH0670881 A JP H0670881A JP 4229794 A JP4229794 A JP 4229794A JP 22979492 A JP22979492 A JP 22979492A JP H0670881 A JPH0670881 A JP H0670881A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡により得られた体腔内の検体の表面の
画像と深部の形態や成分および/または機能を示す画像
とを画像合成して表示する。 【構成】 周波数掃引レーザ光源14から出射されたレー
ザ光がシングルモードファイバ3を介して検体2を照射
し、検体2の多層反射面L1 〜L4 で反射されたレーザ
光と一定光路長を進行したレーザ光とを干渉させて光路
長差に応じた差周波ビート信号を発生させる。並列動作
型イメージセンサ11によりこの差周波ビート信号を検出
し、その周波数と強度とから得られる、検体2の特定深
部における成分および/または機能を示す深部画像と、
RGBレーザ光源24がシングルモードファイバ26を介し
て検体2を照明しCCD撮像素子28で検出された表面画
像とをCRT30に合成表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として生体の体腔内を
観察する内視鏡に関し、詳しくは前記体腔内の可視的表
面画像と該表面および表面より深い深部の形態や成分お
よび/または機能を示す画像とを合成した画像を観察し
得る内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より検体の内部即ち生体の体腔内表
面等を観察する内視鏡として光ファイバを用いたファイ
バスコープが知られている。
【0003】該ファイバスコープは、可撓性の光ファイ
バの一方の端部に照明用光源および画像入力手段が配さ
れ、他方の端部に前記画像入力手段に入力された画像を
前記光ファイバを介して外部へ出力する画像出力手段が
備えられており、前記一方の端部を体腔内へ挿入し、照
明光源から出射された照明光を前記体腔内表面で反射さ
せ、その反射光により形成された画像を前記画像入力手
段に入力させ、体腔外へ延びた光ファイバを介して前記
画像出力手段から出力させることにより体腔外において
体腔内表面をリアルタイムで観察するものである。
【0004】また該ファイバスコープは上述のようなリ
アルタイムでの観察のみならず、鉗子チャンネルを利用
した生検や電気、マイクロ波、レーザ光等を利用した治
療を行なうことが可能となっている。
【0005】一方近年目覚しく発展している電子技術や
画像処理技術を駆使した内視鏡として電子内視鏡があ
る。
【0006】この電子内視鏡は前記ファイバスコープに
おいて画像入力手段をCCDとして内視鏡画像を電気信
号に変換し、この電気信号を伝達媒体を介して画像出力
手段により出力させ、ビデオプロセッサにより画像を再
構成するものである。
【0007】このように電子内視鏡は内視鏡画像を電気
信号として捉えることができるため画像のファイリング
や転送等の通信性および画像処理性に優れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年の経内視鏡治療や
診断の技術向上により上記内視鏡は多様な情報を収集す
ることが求められている。
【0009】例えば消化器官の表面の粘膜より下層部の
形態や成分および/または機能の情報を収集できれば、
前記表面からは見えない病変部を発見することができ、
従って早期発見による早期治療が期待できる。
【0010】また、前記成分および/または機能の情報
と病変部との関係を調べることは、種々の疾病の発生や
進行のメカニズムを解明するうえで非常に有用である。
【0011】しかしながら上記従来の内視鏡は、単に体
腔内の可視的な表面画像が反射光により観察されるだけ
であり、求められている体腔内の深部の形態や成分およ
び/または機能の情報を得ることができない。
【0012】本発明の目的は上記事情に鑑みなされたも
ので、体腔内の表面のみならず該表面より深い深部の形
態や成分および/または機能を示す深部画像と体腔内の
表面形状を示す表面画像とを合成表示する画像合成内視
鏡を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像合成内視鏡は、光を入射される入射端と、入射され
た該光を射出する射出端とを有し、該射出端を観察され
る検体の内部に挿入される可撓性の第1のファイバ束
と、該第1のファイバ束の前記入射端に光を入射させる
第1の光源と、該第1のファイバ束の前記射出端から射
出された光を検体の内部の深部に至るまで照射させ、該
検体の内部の深部画像信号を出力する深部画像出力手段
とからなる深部画像出力部、光を入射させる入射端と、
入射された該光を射出する射出端とを有し、該射出端を
観察される検体の内部に挿入される可撓性の第2のファ
イバ束と、該第2のファイバ束の前記入射端に光を入射
させる第2の光源と、該第2のファイバ束の前記射出端
から射出された光を検体の内部に照射させ、該検体の内
部の表面画像信号を出力する表面画像出力手段とからな
る表面画像出力部、および前記深部画像出力部により得
られた前記深部画像信号と前記表面画像出力部により得
られた前記表面画像信号とから深部画像と表面画像とを
合成して表示する画像合成表示手段を備えてなることを
特徴とする。
【0014】また請求項2記載の画像合成内視鏡は請求
項1記載の画像合成内視鏡において、前記深部画像出力
部の第1の光源がレーザ光を時間的に周波数掃引して出
射し得る周波数掃引単一周波数レーザ光源からなり、前
記深部画像出力部の深部画像出力手段が、前記検体内部
により反射された光と前記検体内部に反射される前の光
の一部を分割して一定の光路長を進行させた光とを干渉
させて前記反射された検体内部の深さの相違により強弱
を繰り返す周波数の異なる差周波ビート信号を多種得る
深部画像信号形成手段と、前記多種の差周波ビート信号
から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号を
分別し、該分別して得られた前記所定の周波数で強弱を
繰り返す差周波ビート信号の光強度から前記検体の特定
深部の形態を示す深部画像信号を出力する深部画像信号
出力手段とからなることを特徴とする。
【0015】さらに請求項3記載の画像合成内視鏡は請
求項2記載の画像合成内視鏡において、前記第1のファ
イバ束がシングルモードファイバからなり、前記深部画
像信号形成手段が、前記第1のファイバ束の入射端に入
射される前の光を偏光面がほぼ直交する2つの光に分割
する光路分割手段と、該光路分割手段により分割された
2つの光を前記第1のファイバ束の入射端に入射される
前に波面整合させる第1の波面整合手段と、前記第1の
ファイバ束の射出端より射出された、波面整合された光
を前記偏光面がほぼ直交する2つの光に分割させるとと
もに、該分割されて一定の光路長を進行させた光と検体
を照射して反射された光とを波面整合させる第2の波面
整合手段と、前記第2の波面整合手段により波面整合さ
れた2つの光の同一偏光方向の成分同士を干渉させる偏
光手段と、該干渉して得られた強弱を繰り返す周波数の
異なる多種の差周波ビート信号を検出する2次元光強度
検出手段とからなり、前記深部画像信号出力手段が、前
記多種の差周波ビート信号から所定の周波数で強弱を繰
り返す差周波ビート信号を分別する周波数分析手段と、
分別して得られた前記所定の周波数で強弱を繰り返す差
周波ビート信号から前記検体の特定深部の形態を示す画
像信号を出力する再構成手段とからなることを特徴とす
る。
【0016】さらにまた請求項4記載の画像合成内視鏡
は請求項2記載の画像合成内視鏡において、前記第1の
ファイバ束がシングルモードイメージファイバ束からな
り、前記深部画像信号形成手段が、前記イメージファイ
バ束を構成する複数のファイバの入射端に順次前記周波
数掃引レーザ光を入射させる走査手段と、前記イメージ
ファイバの光路中に配され、前記イメージファイバの入
射端より入射されたレーザ光を一定の光路長を進行させ
る光と該イメージファイバの射出端から射出させる光と
に分割させるとともに上記一定の光路長を進行させた光
と前記イメージファイバから射出させ上記検体により反
射されて再び前記射出端から前記イメージファイバに入
射した光とを干渉させるファイバ干渉系と、該干渉させ
て得られた強弱を繰り返す周波数の異なる多種の差周波
ビート信号を検出する2次元光強度検出手段とからな
り、前記深部画像信号出力手段が、前記多種の差周波ビ
ート信号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビー
ト信号を分別する周波数分析手段と、分別して得られた
前記所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号か
ら前記検体の特定深部の形態を示す画像信号を出力する
再構成手段とからなることを特徴とする。
【0017】さらに請求項5記載の画像合成内視鏡は請
求項1記載の画像合成内視鏡において、前記深部画像出
力部の第1の光源が周波数の異なる少なくとも2つのレ
ーザ光を時間的に周波数掃引して出射しうる周波数掃引
レーザ光源からなり、前記深部画像出力部の深部画像出
力手段が、前記検体内部により反射された光と前記検体
内部に反射される前の光の一部を分割して一定の光路長
を進行させた光とを干渉させて前記反射された検体内部
の深さの相違により強弱を繰り返す周波数の異なる差周
波ビート信号を多種得る深部画像信号形成手段と、前記
多種の差周波ビート信号から所定の周波数で強弱を繰り
返す差周波ビート信号を分別し、前記周波数掃引レーザ
光源から出射された周波数の異なる少なくとも2つのレ
ーザ光を検体に照射させることにより得られた少なくと
も2つの分別された前記所定の周波数で強弱を繰り返す
差周波ビート信号から前記検体の特定深部の成分および
/または機能を算出し、算出された前記検体の特定深部
の成分および/または機能を示す深部画像信号を出力す
る深部画像信号出力手段とからなることを特徴とする。
【0018】さらに請求項6記載の画像合成内視鏡は請
求項5記載の画像合成内視鏡において、前記第1のファ
イバ束がシングルモードファイバからなり、前記深部画
像信号形成手段が、前記第1のファイバ束の入射端に入
射される前の光を偏光面がほぼ直交する2つの光に分割
する光路分割手段と、該光路分割手段により分割された
2つの光を前記第1のファイバ束の入射端に入射される
前に波面整合させる第1の波面整合手段と、前記第1の
ファイバ束の射出端より射出された、波面整合された光
を前記偏光面がほぼ直交する2つの光に分割させるとと
もに、該分割されて一定の光路長を進行させた光と検体
を照射して反射された光とを波面整合させる第2の波面
整合手段と、前記第2の波面整合手段により波面整合さ
れた2つの光の同一偏光方向の成分同士を干渉させる偏
光手段と、該干渉して得られた強弱を繰り返す周波数の
異なる多種の差周波ビート信号を検出する2次元光強度
検出手段とからなり、前記深部画像信号出力手段が、前
記多種の差周波ビート信号から所定の周波数で強弱を繰
り返す差周波ビート信号を分別する周波数分析手段と、
前記周波数掃引レーザ光源から出射された周波数の異な
る少なくとも2つのレーザ光を検体に照射させることに
より得られた少なくとも2つの分別された前記所定の周
波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から前記検体の
特定深部の成分および/または機能を算出するとともに
算出された前記検体の特定深部の成分および/または機
能を示す深部画像信号を出力する再構成手段とからなる
ことを特徴とする。
【0019】さらに請求項7記載の画像合成内視鏡は請
求項5記載の画像合成内視鏡において、前記第1のファ
イバ束がシングルモードイメージファイバ束からなり、
前記深部画像信号形成手段が、前記イメージファイバ束
を構成する複数のファイバの入射端に順次前記周波数掃
引レーザ光を入射させる走査手段と、前記イメージファ
イバの光路中に配され、前記イメージファイバの入射端
より入射されたレーザ光を一定の光路長を進行させる光
と該イメージファイバの射出端から射出させる光とに分
割させるとともに上記一定の光路長を進行させた光と前
記イメージファイバから射出させ上記検体により反射さ
れて再び前記射出端から前記イメージファイバに入射し
た光とを干渉させるファイバ干渉系と、該干渉させて得
られた強弱を繰り返す周波数の異なる多種の差周波ビー
ト信号を検出する2次元光強度検出手段とからなり、前
記深部画像信号出力手段が、前記多種の差周波ビート信
号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号
を分別する周波数分析手段と、前記周波数掃引レーザ光
源から出射された周波数の異なる少なくとも2つのレー
ザ光を検体に照射させることにより得られた少なくとも
2つの分別された前記所定の周波数で強弱を繰り返す差
周波ビート信号から前記検体の特定深部の成分および/
または機能を算出するとともに算出された前記検体の特
定深部の成分および/または機能を示す深部画像信号を
出力する再構成手段とからなることを特徴とする。
【0020】さらに請求項8記載の画像合成内視鏡は請
求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の画像合
成内視鏡において、前記表面画像出力部の第2の光源が
RGBレーザ光源からなり、前記表面画像出力部の第2
のファイバ束がシングルモードファイバからなり、前記
表面画像出力部の表面画像出力手段が、前記シングルモ
ードファイバの射出端から射出されたRGBレーザ光が
前記検体の内部の表面で反射された光を検出する表面画
像検出手段と、検出された前記反射された光から前記検
体の表面画像信号を出力する表面画像信号出力手段とか
らなることを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明にかかる画像合成内視鏡は、第1の光源
が第1の光を出射するとともにこの光を射出端が検体の
内部に挿入された第1のファイバ束の入射端から該第1
のファイバ束内部へ入射され、前記射出端から射出され
る。
【0022】第1のファイバ束から射出された光は検体
内部の深部まで照射し、深部の多層反射面で反射された
反射光を深部画像出力手段により深部画像信号として出
力される。
【0023】一方、第2の光源が第2の光を出射すると
ともに射出端が検体内部に挿入された第2のファイバ束
の入射端から該第2のファイバ束内部へ入射され、前記
射出端から射出される。
【0024】第2のファイバ束から射出された光は検体
内部の表面を照射し、該表面で反射された反射光を表面
画像出力手段により表面画像信号として出力させる。
【0025】上述作用により得られた深部画像信号と表
面画像信号とが画像合成表示手段により合成されて表示
される。
【0026】ここで上記深部画像信号を形成させる作用
をなすものとして特に好ましいのは、周波数掃引光ヘテ
ロダイン手法を用いたものが挙げられる。
【0027】この周波数掃引光ヘテロダイン手法を用い
た深部画像出力部は、周波数掃引レーザ光源から時間的
に周波数を掃引されたレーザ光が出射され、この出射さ
れたレーザ光が第1のファイバ束の入射端より該ファイ
バ束内へ入射され検体内部に挿入される該ファイバ束の
射出端から射出されて検体内部を照射する。
【0028】このとき前記レーザ光源から出射されたレ
ーザ光は前記検体内部を照射する以前即ち、前記レーザ
光源から出射された直後もしくは前記ファイバ束内を進
行中もしくは前記ファイバ束から射出された直後におい
て、該レーザ光の一部が検体内部を照射せずかつ一定の
光路長を進行するように分割される。
【0029】一方前記ファイバ束の射出端から射出され
検体内部を照射したレーザ光は、該検体内部の表面や深
部の幾層もの反射面で反射され、深部画像信号形成手段
により上記検体内部の表面や深部の幾層もの反射面で反
射されて得られた複数の反射レーザ光と前記分割された
一定の光路長を進行するレーザ光とを干渉させる。
【0030】ここで前記検体内部の表面や深部の反射面
で反射された反射面までの深さの相違により進行する光
路長が異なり即ち、前記画像形成手段へ到達するのに要
する時間が異なる。
【0031】このとき前記レーザ光源は時間的に周波数
掃引されているため、上記検体内部の異なる反射面で反
射されたレーザ光が前記画像形成手段へ到達したとき、
一定の光路長を進行したレーザ光の周波数は、この2つ
のレーザ光が進行した光路長の差と、周波数掃引された
時間に対する周波数の関数とから定められる。
【0032】上述のように一定の光路長を進行して前記
深部画像信号形成手段へ到達したレーザ光と前記検体内
部の異なる反射面で反射されて前記深部画像信号形成手
段へ到達したレーザ光とは周波数が異なり、従ってこれ
ら2つのレーザ光が前記深部画像信号形成手段により干
渉されるときこれら2つのレーザ光の周波数の差に応じ
た周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号が発生す
る。
【0033】この差周波ビート信号は上述のとおり検体
内部の反射面の深さの相違により強弱を繰り返す周波数
の異なるものが多種発生する。
【0034】このように発生した強弱を繰り返す周波数
の異なる多種の差周波ビート信号から深部画像信号出力
手段により所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート
信号を分別することにより前記検体内部の特定の深さで
反射されたレーザ光を選別することができる。
【0035】ここで該反射されたレーザ光の強度は該レ
ーザ光が反射された深部における検体の光反射もしくは
光吸収情報であるので上述作用により得られた所定の周
波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から深部画像信
号出力手段により検体の特定深部の形態を示す深部画像
信号が出力される。
【0036】さらに上述の周波数掃引光ヘテロダイン手
法を用いた深部画像出力部のレーザ光源から周波数の異
なる少なくとも2つのレーザ光を検体に照射させること
を繰り返すことにより得られた少なくとも2つの差周波
ビート信号から、深部画像信号出力手段により該検体の
特定深部の成分および/または機能が算出され前記成分
および/または機能を示す深部画像信号が出力される。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0038】図1は本発明にかかる画像合成内視鏡の実
施例を示すブロック図である。また図2(a) は図1のI-
I 線断面を示す断面図、図2(b) は図1のII-II 線断面
を示す断面図である。図示の内視鏡は深部画像出力部と
表面画像出力部と画像合成表示手段とからなり、まず深
部画像出力部の構成を説明する。
【0039】レーザ光を時間的に周波数掃引して出射し
得る周波数掃引単一周波数レーザ光源1と、該レーザ光
を入射端から入射させ体腔内へ挿入される射出端から該
レーザ光を射出する第1のシングルモードファイバ3と
を備える。
【0040】ここで上記レーザ光源1と、上記ファイバ
3との間には上記レーザ光源1から出射されたレーザ光
1 を偏光面がほぼ直交する2つのレーザ光a2 および
3に分割する1/2波長板4と偏光ビームスプリッタ
5とからなる光路分割手段と、上記2つのレーザ光
2 ,a3 を同一軸上に波面整合させる波面整合手段と
して偏光ビームスプリッタ6とが配されている。
【0041】また上記シングルモードファイバ3を介し
て体腔内の検体2へ導光されたレーザ光a5 を偏光面が
ほぼ直交する2つのレーザ光a6 およびa7 に分割させ
るとともに、この2つのレーザ光a6 およびa7 を再び
波面整合させる第2の波面整合手段として偏光ビームス
プリッタ7と2つの1/4波長板9,9′とを備え、こ
の偏光ビームスプリッタ7により光路を分割され一方の
光路を進行するレーザ光a6 の光路中に該レーザ光a6
の光路長を一定に保持するミラー8が配されている。こ
こで上記偏光ビームスプリッタ7は、前記射出端から射
出されたレーザ光の進行方向を軸として回転自在に配さ
れている。
【0042】さらに上記偏光ビームスプリッタ7により
波面整合された、偏光面が略直交する2つのレーザ光a
6 およびa7 の同一偏光方向の成分を通過させてその偏
光方向の成分同士を干渉させる偏光板10と、該干渉させ
たレーザ光a8 が形成する多種の差周波ビート信号を検
出する並列動作型イメージセンサ11とを備えている。
【0043】さらにまた、前記並列動作型イメージセン
サ11により得られた多種の差周波ビート信号から所定の
周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号を分別する並
列周波数分析手段12と、分別して得られた上記所定の周
波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から前記検体2
の特定の深部の形態を示す深部画像信号を出力する再構
成手段13とを備える。
【0044】次に表面画像出力部の構成を説明する。
【0045】赤色レーザ光源21と緑色レーザ光源22と青
色レーザ光源23とは、ミラー8とダイクロイックミラー
25とにより同一軸上に調整されてRGBレーザ光源24を
構成している。
【0046】前記RGBレーザ光源24から出射されたR
GBレーザ光をレンズ17を介して入射端から入射させ体
腔内へ挿入される射出端から該レーザ光を射出する第2
のシングルモードファイバ26と、射出された前記レーザ
光が前記検体2の表面で反射された光を結像するレンズ
27と、結像された表面画像を検出するCCD撮像素子28
と、検出された表面画像から表面画像出力信号を出力す
るビデオプロセッサ29とを備える。
【0047】さらに、前記深部画像信号と前記表面画像
信号とから深部画像と表面画像とを合成して表示するC
RT30が具備されている。
【0048】次に本実施例の作用について説明する。
【0049】最初に深部画像出力部の作用について説明
する。
【0050】周波数掃引単一周波数レーザ光源1から図
3に示した三角波状に周波数掃引されたレーザ光a1
出射され、該レーザ光a1 は次段の1/2波長板4およ
び偏光ビームスプリッタ5により偏光面が略直交し、2
つの光路を進行する2つのレーザ光a2 およびa3 に分
割される。
【0051】前記分割された2つのレーザ光a2 および
3 は偏光ビームスプリッタ6により波面整合される。
【0052】該波面整合されたレーザ光a4 はレンズ17
を介して前記第1のシングルモードファイバ3に入射さ
れ、該ファイバ3の内部を伝搬して体腔内に導光され
る。
【0053】上記作用により体腔内に導光されたレーザ
光はレンズ18により平行光a5 となり、偏光ビームスプ
リッタ7により検体2を照射するレーザ光a7 と一定光
路長を進行するレーザ光a6 とに分割される。
【0054】上記一定の光路長を進行するレーザ光a6
は前記偏光ビームスプリッタ7の反射面Pで反射された
のち、ミラー8により反射されて前記偏光ビームスプリ
ッタ7の反射面Pを透過する。
【0055】これは、該レーザ光a6 が前記偏光ビーム
スプリッタ7とミラー8とを往復する間に1/4波長板
9を2回通過して前記レーザ光a6 の偏光面が90°回転
されたためである。
【0056】一方検体2を照射したレーザ光a7 は該検
体2の幾層もの反射面L1 ,L2 ,L3 ,L4 のそれぞ
れにより反射され、この反射されたそれぞれの反射光が
前記偏光ビームスプリッタ7へ進行する。
【0057】このとき該偏光ビームスプリッタ7から出
射したレーザ光a7 が該偏光ビームスプリッタ7を出射
してから前記検体2の上記各反射面L1 ,……,L4
反射され、前記偏光ビームスプリッタ7に到達するのに
要する時間は、前記検体2の各反射面の深度に依存す
る。
【0058】上記各反射面L1 ,……,L4 で反射され
て得られた複数の反射レーザ光は偏光ビームスプリッタ
7により上記一定光路長を進行したレーザ光と順次波面
整合されるが、上記複数の反射レーザ光が波面整合され
る一定光路長を進行したレーザ光の周波数は、上記各反
射面の深さに依存し図3に示す周波数掃引波形に従って
連続的に変化している。
【0059】具体的には、前記レーザ光源1からある瞬
間t0 に出射されたレーザ光の周波数を図3に示すf
(t0 )とし、検体を照射したレーザ光と一定光路長を
進行したレーザ光とがそれぞれ前記偏光ビームスプリッ
タ7に戻るのに要した時間の差をΔtとすれば、前記検
体を照射した周波数f(t0 )のレーザ光が偏光ビーム
スプリッタ7により波面整合される相手である、一定光
路長を進行したレーザ光の周波数はf(t0 +Δt)と
なる。
【0060】上述のように順次波面整合されたレーザ光
は偏光板10を通過して、波面整合される前の2つのレー
ザ光の同一偏光方向成分が干渉され前記波面整合される
前の2つのレーザ光の周波数の差に応じた周波数で強弱
を繰り返す差周波ビート信号が発生する。この差周波ビ
ート信号は上記反射面L1 ,……,L4 ごとに異なる周
波数で強弱を繰り返すように多種発生する。
【0061】上記多種の差周波ビート信号は並列動作型
イメージセンサ11により検出され並列周波数分析手段12
により特定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号
即ち前記検体2の特定の深部で反射された、該検体2の
特定深部における光吸収情報が分別される。
【0062】上述の作用により分別された光吸収情報か
ら再構成手段13により上記検体の特定深部における形態
を示す深部画像信号が出力される。
【0063】次に表面画像出力部の作用を説明する。
【0064】RGBレーザ光源24からRGBレーザ光が
出射され、レンズ17を介して前記第2のシングルモード
ファイバ26に入射され、該ファイバ26の内部を伝搬して
体腔内に導光され、検体2の表面を照射する。
【0065】ここで前記偏光ビーススプリッタ7が回転
され該偏光ビームスプリッタ7の反射面Pの向きが90°
回転され、図2(b) の断面図に示すように、検体2の表
面を照射し、該表面で反射された光が前記回転された偏
光ビームスプリッタ7の反射面Pで反射されレンズ27に
より結像されてCCD撮像素子28により検出される。
【0066】この検出された光即ち前記検体2の表面画
像からビデオプロセッサ29により表面画像信号が出力さ
れる。
【0067】上記深部画像出力部から出力された形態を
示す深部画像信号と上記表面画像出力部から出力された
表面画像信号とからCRT30により前記検体2の表面画
像と深部の形態を示す深部画像とが合成されて表示され
る。
【0068】図4は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0069】図示の内視鏡は、深部画像出力部と表面画
像出力部と画像合成表示手段のCRT30とから構成さ
れ、表面画像出力部とCRT30とは前記図1に示した実
施例と同じ構成であるため深部画像出力部の構成を説明
する。
【0070】この深部画像出力部は、レーザ光を時間的
に周波数掃引して出射し得る周波数掃引単一周波数レー
ザ光源1と、該レーザ光源1から出射されたレーザ光を
入射端から入射させ、体腔内へ挿入される射出端から前
記レーザ光を射出するシングルモードイメージファイバ
31とを備える。
【0071】また、上記レーザ光源1と上記シングルモ
ードイメージファイバ31との間には、上記レーザ光源1
から出射されたレーザ光を上記イメージファイバ31を構
成する複数のファイバの入射端へ順次入射させるレーザ
光走査手段33を備える。
【0072】さらに前記イメージファイバ31の入射端よ
り入射されたレーザ光を一定の光路長を進行させる光
と、該イメージファイバ31の射出端より射出させる光と
に分割させるとともに、上記一定の光路長を進行させた
光と、前記イメージファイバ31から射出され、検体32に
より反射されて再び前記射出端から前記イメージファイ
バ31に入射した反射光とを干渉させて、該ファイバ31か
ら出射させる周知の光カプラからなるファイバ干渉系35
を備える。
【0073】また上記ファイバ干渉系35により出射した
干渉されたレーザ光の多種の差周波ビート信号を検出す
るイメージセンサ36を具備している。
【0074】さらに前記多種の差周波ビート信号から所
定の周波数で強弱を繰り返すビート信号を分別する時系
列周波数分析手段27と、分別して得られた上記所定の周
波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から前記検体32
の特定の深部の形態示す深部画像信号を出力する再構成
手段13とを備える。
【0075】次に本実施例の作用について説明する。
【0076】レーザ光源1から図3の実線で示した三角
波状に周波数掃引されたレーザ光が出射され、該出射さ
れたレーザ光は走査手段33により前記イメージファイバ
31を構成する複数のファイバ束の入射端へ順次導光され
る。
【0077】上記イメージファイバ31に導光されたレー
ザ光は各ファイバ束の内部を進行し、ファイバ干渉系35
により一定の光路長を進行するレーザ光と該ファイバ束
の射出端へ進行するレーザ光とに分割される。
【0078】図5はこの作用を説明するために前記イメ
ージファイバ31を構成する複数のファイバ束のうち一部
のファイバ束を強調した簡略図である。
【0079】即ち走査手段33によりファイバ31a に入射
したレーザ光は周知の光カプラからなるファイバ干渉系
35により検体32を照射する光路(ファイバ31b )を進行
するレーザ光と一定の光路長の光路(ファイバ31c )を
進行するレーザ光とに分割される。
【0080】検体32を照射する光路(ファイバ31b )を
進行するレーザ光は、ファイバ31bの射出端から射出さ
れ、前記検体32の表面や深部の多層反射面で反射され、
複数の反射光となって前記ファイバ31b の射出端から再
び前記ファイバ31b に入射し、前記ファイバ干渉系35に
到達する。
【0081】一方一定の光路長の光路(ファイバ31c )
を進行したレーザ光はミラーに反射されファイバ干渉系
35に到達するが、前記複数の反射光のそれぞれが該ファ
イバ干渉系35に到達する時間差により、前記一定の光路
長の光路を進行するレーザ光の周波数は連続的に変化す
る。
【0082】このため、ファイバ干渉系35により前記各
反射光と前記一定の光路長の光路を進行したレーザ光と
が干渉されると様々な周波数で強弱を繰り返す差周波ビ
ートが多種発生し、この多種の差周波ビート信号がファ
イバ31d に導光されてイメージセンサ36に導光される。
【0083】上述と同様の作用がイメージファイバ31を
構成する全てのファイバについてなされ、走査手段33が
イメージファイバ31を走査する順にイメージセンサ36は
前記多種の差周波ビート信号を二次元的に検出する。
【0084】さらに前記イメージセンサ36により検出さ
れた多種の差周波ビート信号から前記走査と同期させた
時系列周波数分析手段27により所定の周波数で強弱を繰
り返す差周波ビート信号が分別される。
【0085】以下、前記図1に示した実施例と同じ作用
により、前記検体32の特定深度における形態を示す深部
画像信号を出力する。
【0086】表面画像出力部およびCRT30の作用も前
記図1に示した実施例と同じ作用をなし上記検体32の表
面画像と深部の形態を示す深部画像とが合成されてCR
T30に表示される。
【0087】図6は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。図示の内視鏡は前記図1に示した実施例
の構成において、周波数掃引単一周波数レーザ光源1が
周波数の異なる少なくとも2つのレーザ光を時間的に周
波数掃引して出射し得る周波数掃引レーザ光源14からな
り、また再構成手段13が前記周波数掃引レーザ光源14か
ら出射された周波数の異なる少なくとも2つのレーザ光
が検体2を照射することにより得られた少なくとも2つ
の所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から
検体2の特定深部の成分および/または機能を算出する
計算処理手段15と、算出された前記検体2の深部の成分
および/または機能を示す深部画像信号を出力する再構
成手段19とからなるものである。ここで前記計算処理手
段15と再構成手段19とは再構成部16を構成する。
【0088】次に本実施例の作用について説明する。
【0089】周波数掃引レーザ光源14から図7の実線で
示した三角波状に周波数掃引された第1のレーザ光a1
が出射され、該第1のレーザ光a1 は後段の1/4波長
板4および偏光ビームスプリッタ5により偏光面が略直
交し、2つの光路を進行する2つのレーザ光a2 および
3 に分割される。
【0090】以下前記図1に示した実施例と同様の作用
がなされ、並列周波数分析手段12により特定の周波数で
強弱を繰り返す差周波ビート信号即ち前記検体2の特定
深部で反射された、該検体2の特定深部の光吸収情報が
分別される。
【0091】次に前記レーザ光源14から前記第1のレー
ザ光a1 と異なる周波数域の第2のレーザ光a11(図7
の点線で示した周波数掃引波形のレーザ光)を出射し上
記と同様の作用により前記第1のレーザ光a1 を検体2
に照射させて前記差周波ビート信号を得た特定の深部と
同じ深さにおける差周波ビート信号を分別する。
【0092】ここで得られた同じ深さにおける2つの差
周波ビート信号は計算処理手段15により差や比等の計算
処理を施され、前記2つの周波数掃引レーザ光による光
吸収強度の差異によって該検体の前記深度における成分
情報や機能情報が算出される。
【0093】上記成分情報や機能情報は、例えば血液中
の酸素濃度がある。この血液中の酸素濃度は血液を構成
する酸化型ヘモグロビンと還元型ヘモグロビンとの濃度
比により決定され、また酸化型ヘモグロビンは波長830n
m (ナノメートル)、還元型ヘモグロビンは波長760nm
の光を特徴的に吸収することが知られている。
【0094】そこで本実施例において第1のレーザ光a
1 を波長830nm 近傍で周波数掃引して検体に照射し、前
記特定の深部における酸化型ヘモグロビンの光吸収情報
から該酸化型ヘモグロビンの濃度が算定され、また第2
のレーザ光a11を波長760nm近傍で周波数掃引して上記
と同じ作用により還元型ヘモグロビンの濃度が算定さ
れ、該2つのヘモグロビンの濃度の割合から前記特定の
深部における血液中の酸素濃度が算出される。
【0095】上述の作用により算出された成分情報や機
能情報を示す画像から再構成手段19により上記特定深部
における成分および/または機能を示す深部画像信号が
出力される。
【0096】以下表面画像出力部の作用は前記図1に示
した実施例の表面画像出力部の作用と同様である。
【0097】このように表面画像出力部から出力された
表面画像信号と深部画像出力部から出力された深部画像
信号とからCRT30により前記検体2の表面画像と深部
の成分および/または機能を示す深部画像とが合成され
て表示される。
【0098】図8は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0099】図示の内視鏡は、前記図4に示した第2の
実施例の構成において、周波数掃引単一周波数レーザ光
源1が周波数の異なる少なくとも2つのレーザ光を時間
的に周波数掃引して出射し得る周波数掃引レーザ光源14
からなり、また再構成手段13が前記周波数掃引レーザ光
源14から出射された周波数の異なる少なくとも2つのレ
ーザ光が検体32を照射することにより得られた少なくと
も2つの所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信
号から該検体32の特定深部の成分および/または機能を
算出する計算処理手段15と、算出された前記検体32の深
部の成分および/または機能を示す深部画像信号を出力
する再構成手段19とからなるものである。ここで前記計
算処理手段15と再構成手段19とは再構成部16を構成す
る。
【0100】次に本実施例の作用について説明する。
【0101】周波数掃引レーザ光源14から図7の実線で
示した三角波状に周波数掃引された第1のレーザ光が出
射され、この出射された第1のレーザ光は走査手段33に
より前記イメージファイバ31を構成する複数のファイバ
束の入射端へ順次導光される。
【0102】以下前記図4に示した第2の実施例と同様
の作用がなされ、時系列周波数分析手段27により所定の
周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号が分別され
る。
【0103】次に前記レーザ光源14から前記第1のレー
ザ光と異なる周波数域の第2のレーザ光(図7の点線で
示した周波数掃引波形のレーザ光)を出射し上述と同様
の作用により前記第1のレーザ光を検体32に照射して差
周波ビート信号を得た深度と同じ深度における差周波ビ
ート信号を分別する。
【0104】以下、前記図6に示した実施例と同じ作用
により、前記検体32の特定深度における成分および/ま
たは機能を示す深部画像信号を出力する。
【0105】表面画像出力部およびCRT30の作用も前
記図6に示した実施例と同じ作用をするので上記検体32
の表面画像と深部の成分および/または機能を示す深部
画像とが合成されてCRT30に表示される。
【0106】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の画像
合成内視鏡は、従来の内視鏡では観察し得ない体腔内の
特定深部の形態や成分および/または機能を示す深部画
像と可視的な表面画像とを合成して表示することによ
り、従来の内視鏡ではなし得ない、体腔内の検体の表面
の様態と深部の成分および/または機能とを関連づけて
観察することができ、病変部の早期診断などに極めて有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像合成内視鏡の実施例を示す
ブロック図
【図2】(a) は図1のI-I 線断面を示す断面図、(b) は
図1のII-II 線断面を示す断面図
【図3】本発明の実施例で用いる周波数掃引単一周波数
レーザ光源の周波数掃引波形を示す波形図
【図4】本発明にかかる画像合成内視鏡の第2の実施例
を示すブロック図
【図5】図4に示した第2の実施例の簡略図
【図6】本発明にかかる画像合成内視鏡の第3の実施例
を示すブロック図
【図7】本発明の実施例で用いる周波数掃引レーザ光源
の周波数掃引波形を示す波形図
【図8】本発明にかかる画像合成内視鏡の第4の実施例
を示すブロック図
【符号の説明】
1 周波数掃引単一周波数レーザ光源 2,32 検体 3 シングルモードファイバ 4 1/2波長板 5,6,7 偏光ビームスプリッタ 8 ミラー 9,9′ 1/4波長板 10 偏光板 11 並列動作型イメージセンサ 12 並列周波数分析手段 13,19 再構成手段 14 周波数掃引レーザ光源 15 計算処理手段 16 再構成部 17,18,27,40 レンズ 21 赤色レーザ光源 22 緑色レーザ光源 23 青色レーザ光源 24 RGBレーザ光源 25 ダイクロイックミラー 26 第2のシングルモードファイバ 27 時系列周波数分析手段 28 CCD撮像素子 29 ビデオプロセッサ 30 CRT 31 シングルモードイメージファイバ 31a 〜31d ファイバ 33 レーザ光走査手段 35 ファイバ干渉系 36 イメージファイバ
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を入射される入射端と、入射された該
    光を射出する射出端とを有し、該射出端を観察される検
    体の内部に挿入される可撓性の第1のファイバ束と、該
    第1のファイバ束の前記入射端に光を入射させる第1の
    光源と、該第1のファイバ束の前記射出端から射出され
    た光を検体の内部の深部に至るまで照射させ、該検体の
    内部の深部画像信号を出力する深部画像出力手段とから
    なる深部画像出力部、 光を入射させる入射端と、入射された該光を射出する射
    出端とを有し、該射出端を観察される検体の内部に挿入
    される可撓性の第2のファイバ束と、該第2のファイバ
    束の前記入射端に光を入射させる第2の光源と、該第2
    のファイバ束の前記射出端から射出された光を検体の内
    部に照射させ、該検体の内部の表面画像信号を出力する
    表面画像出力手段とからなる表面画像出力部、および前
    記深部画像出力部により得られた前記深部画像信号と前
    記表面画像出力部により得られた前記表面画像信号とか
    ら深部画像と表面画像とを合成して表示する画像合成表
    示手段を備えてなることを特徴とする画像合成内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記深部画像出力部の第1の光源がレー
    ザ光を時間的に周波数掃引して出射し得る周波数掃引単
    一周波数レーザ光源からなり、 前記深部画像出力部の深部画像出力手段が、前記検体内
    部により反射された光と前記検体内部に反射される前の
    光の一部を分割して一定の光路長を進行させた光とを干
    渉させて前記反射された検体内部の深さの相違により強
    弱を繰り返す周波数の異なる差周波ビート信号を多種得
    る深部画像信号形成手段と、前記多種の差周波ビート信
    号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号
    を分別し、該分別して得られた前記所定の周波数で強弱
    を繰り返す差周波ビート信号の光強度から前記検体の特
    定深部の形態を示す深部画像信号を出力する深部画像信
    号出力手段とからなることを特徴とする請求項1記載の
    画像合成内視鏡。
  3. 【請求項3】 前記第1のファイバ束がシングルモード
    ファイバからなり、前記深部画像信号形成手段が、前記
    第1のファイバ束の入射端に入射される前の光を偏光面
    がほぼ直交する2つの光に分割する光路分割手段と、該
    光路分割手段により分割された2つの光を前記第1のフ
    ァイバ束の入射端に入射される前に波面整合させる第1
    の波面整合手段と、前記第1のファイバ束の射出端より
    射出された、波面整合された光を前記偏光面がほぼ直交
    する2つの光に分割させるとともに、該分割されて一定
    の光路長を進行させた光と検体を照射して反射された光
    とを波面整合させる第2の波面整合手段と、前記第2の
    波面整合手段により波面整合された2つの光の同一偏光
    方向の成分同士を干渉させる偏光手段と、該干渉して得
    られた強弱を繰り返す周波数の異なる多種の差周波ビー
    ト信号を検出する2次元光強度検出手段とからなり、 前記深部画像信号出力手段が、前記多種の差周波ビート
    信号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信
    号を分別する周波数分析手段と、分別して得られた前記
    所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から前
    記検体の特定深部の形態を示す画像信号を出力する再構
    成手段とからなることを特徴とする請求項2記載の画像
    合成内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記第1のファイバ束がシングルモード
    イメージファイバ束からなり、 前記深部画像信号形成手段が、前記イメージファイバ束
    を構成する複数のファイバの入射端に順次前記周波数掃
    引レーザ光を入射させる走査手段と、前記イメージファ
    イバの光路中に配され、前記イメージファイバの入射端
    より入射されたレーザ光を一定の光路長を進行させる光
    と該イメージファイバの射出端から射出させる光とに分
    割させるとともに上記一定の光路長を進行させた光と前
    記イメージファイバから射出させ上記検体により反射さ
    れて再び前記射出端から前記イメージファイバに入射し
    た光とを干渉させるファイバ干渉系と、該干渉させて得
    られた強弱を繰り返す周波数の異なる多種の差周波ビー
    ト信号を検出する2次元光強度検出手段とからなり、 前記深部画像信号出力手段が、前記多種の差周波ビート
    信号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信
    号を分別する周波数分析手段と、分別して得られた前記
    所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から前
    記検体の特定深部の形態を示す画像信号を出力する再構
    成手段とからなることを特徴とする請求項2記載の画像
    合成内視鏡。
  5. 【請求項5】 前記深部画像出力部の第1の光源が周波
    数の異なる少なくとも2つのレーザ光を時間的に周波数
    掃引して出射しうる周波数掃引レーザ光源からなり、 前記深部画像出力部の深部画像出力手段が、前記検体内
    部により反射された光と前記検体内部に反射される前の
    光の一部を分割して一定の光路長を進行させた光とを干
    渉させて前記反射された検体内部の深さの相違により強
    弱を繰り返す周波数の異なる差周波ビート信号を多種得
    る深部画像信号形成手段と、前記多種の差周波ビート信
    号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号
    を分別し、前記周波数掃引レーザ光源から出射された周
    波数の異なる少なくとも2つのレーザ光を検体に照射さ
    せることにより得られた少なくとも2つの分別された前
    記所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信号から
    前記検体の特定深部の成分および/または機能を算出
    し、算出された前記検体の特定深部の成分および/また
    は機能を示す深部画像信号を出力する深部画像信号出力
    手段とからなることを特徴とする請求項1記載の画像合
    成内視鏡。
  6. 【請求項6】 前記第1のファイバ束がシングルモード
    ファイバからなり、 前記深部画像信号形成手段が、前記第1のファイバ束の
    入射端に入射される前の光を偏光面がほぼ直交する2つ
    の光に分割する光路分割手段と、該光路分割手段により
    分割された2つの光を前記第1のファイバ束の入射端に
    入射される前に波面整合させる第1の波面整合手段と、
    前記第1のファイバ束の射出端より射出された、波面整
    合された光を前記偏光面がほぼ直交する2つの光に分割
    させるとともに、該分割されて一定の光路長を進行させ
    た光と検体を照射して反射された光とを波面整合させる
    第2の波面整合手段と、前記第2の波面整合手段により
    波面整合された2つの光の同一偏光方向の成分同士を干
    渉させる偏光手段と、該干渉して得られた強弱を繰り返
    す周波数の異なる多種の差周波ビート信号を検出する2
    次元光強度検出手段とからなり、 前記深部画像信号出力手段が、前記多種の差周波ビート
    信号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信
    号を分別する周波数分析手段と、前記周波数掃引レーザ
    光源から出射された周波数の異なる少なくとも2つのレ
    ーザ光を検体に照射させることにより得られた少なくと
    も2つの分別された前記所定の周波数で強弱を繰り返す
    差周波ビート信号から前記検体の特定深部の成分および
    /または機能を算出するとともに算出された前記検体の
    特定深部の成分および/または機能を示す深部画像信号
    を出力する再構成手段とからなることを特徴とする請求
    項5記載の画像合成内視鏡。
  7. 【請求項7】 前記第1のファイバ束がシングルモード
    イメージファイバ束からなり、 前記深部画像信号形成手段が、前記イメージファイバ束
    を構成する複数のファイバの入射端に順次前記周波数掃
    引レーザ光を入射させる走査手段と、前記イメージファ
    イバの光路中に配され、前記イメージファイバの入射端
    より入射されたレーザ光を一定の光路長を進行させる光
    と該イメージファイバの射出端から射出させる光とに分
    割させるとともに上記一定の光路長を進行させた光と前
    記イメージファイバから射出させ上記検体により反射さ
    れて再び前記射出端から前記イメージファイバに入射し
    た光とを干渉させるファイバ干渉系と、該干渉させて得
    られた強弱を繰り返す周波数の異なる多種の差周波ビー
    ト信号を検出する2次元光強度検出手段とからなり、 前記深部画像信号出力手段が、前記多種の差周波ビート
    信号から所定の周波数で強弱を繰り返す差周波ビート信
    号を分別する周波数分析手段と、前記周波数掃引レーザ
    光源から出射された周波数の異なる少なくとも2つのレ
    ーザ光を検体に照射させることにより得られた少なくと
    も2つの分別された前記所定の周波数で強弱を繰り返す
    差周波ビート信号から前記検体の特定深部の成分および
    /または機能を算出するとともに算出された前記検体の
    特定深部の成分および/または機能を示す深部画像信号
    を出力する再構成手段とからなることを特徴とする請求
    項5記載の画像合成内視鏡。
  8. 【請求項8】 前記表面画像出力部の第2の光源がRG
    Bレーザ光源からなり、 前記表面画像出力部の第2のファイバ束がシングルモー
    ドファイバからなり、 前記表面画像出力部の表面画像出力手段が、前記シング
    ルモードファイバの射出端から射出されたRGBレーザ
    光が前記検体の内部の表面で反射された光を検出する表
    面画像検出手段と、検出された前記反射された光から前
    記検体の表面画像信号を出力する表面画像信号出力手段
    とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第7項のいずれか1項に記載の画像合成内視鏡。
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