JPH0669907A - スペクトラム拡散通信用受信機 - Google Patents
スペクトラム拡散通信用受信機Info
- Publication number
- JPH0669907A JPH0669907A JP22378892A JP22378892A JPH0669907A JP H0669907 A JPH0669907 A JP H0669907A JP 22378892 A JP22378892 A JP 22378892A JP 22378892 A JP22378892 A JP 22378892A JP H0669907 A JPH0669907 A JP H0669907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time window
- peak position
- signal
- output signal
- output
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペクトラム拡散通信用受信機の構成に関
し、正確な同期追従の行なえる受信機の実現を目的とす
る。 【構成】 時間窓の中心位置を偏移させる場合に、n分
周器の出力信号の位相を偏移させ、さらに、そのn分周
器の出力信号を受動相関器及び時間窓制御器へサンプリ
ングクロックとして供給することにより、受動相関器と
時間窓制御器のサンプリングタイミングを一致させるよ
うに構成する。
し、正確な同期追従の行なえる受信機の実現を目的とす
る。 【構成】 時間窓の中心位置を偏移させる場合に、n分
周器の出力信号の位相を偏移させ、さらに、そのn分周
器の出力信号を受動相関器及び時間窓制御器へサンプリ
ングクロックとして供給することにより、受動相関器と
時間窓制御器のサンプリングタイミングを一致させるよ
うに構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆拡散された信号に対
して時間窓を設け、該時間窓を通過した信号に対しての
み検波し復調を行なうスペクトラム拡散通信用受信機に
関し、特にマルチパスフェージングを伴う信号を受信す
るスペクトラム拡散通信用受信機の構成に係る。
して時間窓を設け、該時間窓を通過した信号に対しての
み検波し復調を行なうスペクトラム拡散通信用受信機に
関し、特にマルチパスフェージングを伴う信号を受信す
るスペクトラム拡散通信用受信機の構成に係る。
【0002】
【従来の技術】図2はスペクトラム拡散通信について説
明する図である。同図(a)において、21は送信信号
の周波数スペクトラム、22は拡散後の周波数スペクト
ラム、23は拡散器、24は送信機、25は送信アンテ
ナ、26は受信アンテナ、27は受信機、28は逆拡散
器、29は受信信号の周波数スペクトラム、30は逆拡
散後の受信信号の周波数スペクトラムを表わしている。
明する図である。同図(a)において、21は送信信号
の周波数スペクトラム、22は拡散後の周波数スペクト
ラム、23は拡散器、24は送信機、25は送信アンテ
ナ、26は受信アンテナ、27は受信機、28は逆拡散
器、29は受信信号の周波数スペクトラム、30は逆拡
散後の受信信号の周波数スペクトラムを表わしている。
【0003】スペクトラム拡散通信は、同図に示すよう
に、送信すべき信号を、送信側で拡散符号により周波数
帯域を拡散させて送信し、受信側では、送信側と同じ拡
散符号を用いて逆拡散を行ないデータを復調する通信方
式である。
に、送信すべき信号を、送信側で拡散符号により周波数
帯域を拡散させて送信し、受信側では、送信側と同じ拡
散符号を用いて逆拡散を行ないデータを復調する通信方
式である。
【0004】スペクトラム拡散通信方式は、このような
構成を採っているため、雑音に強く、秘話性がある等の
特徴を有しているが、その反面受信側で同期を確立する
ことが難しい等の短所もある。
構成を採っているため、雑音に強く、秘話性がある等の
特徴を有しているが、その反面受信側で同期を確立する
ことが難しい等の短所もある。
【0005】一方、移動通信方式では、一般に伝搬路が
マルチパス伝搬路になっているので、それぞれの伝搬路
の遅延時間の相違によって、信号が受信機に到達する時
間がそれぞれ異なる。
マルチパス伝搬路になっているので、それぞれの伝搬路
の遅延時間の相違によって、信号が受信機に到達する時
間がそれぞれ異なる。
【0006】このような遅延波の存在する伝搬路におい
て、マッチドフィルタを逆拡散に用いると、該マッチド
フィルタの出力は図2(b)に示すようになる。図3は
従来のスペクトラム拡散通信用受信機の構成の例を示す
図であって、15はマッチドフィルタ、2は時間窓制御
器、3は遅延検波器、4はダイバーシチ合成器、5は復
号器、6は包絡線検波器、7はピーク位置カウンタ、8
は切り替えスイッチ、9は平均器、10は時間窓中心位
置メモリ、11はピーク位置比較器、12はアップ/ダ
ウン(UP/DOWN)カウンタ、13はn分周器、1
4は発振器を表わしている。
て、マッチドフィルタを逆拡散に用いると、該マッチド
フィルタの出力は図2(b)に示すようになる。図3は
従来のスペクトラム拡散通信用受信機の構成の例を示す
図であって、15はマッチドフィルタ、2は時間窓制御
器、3は遅延検波器、4はダイバーシチ合成器、5は復
号器、6は包絡線検波器、7はピーク位置カウンタ、8
は切り替えスイッチ、9は平均器、10は時間窓中心位
置メモリ、11はピーク位置比較器、12はアップ/ダ
ウン(UP/DOWN)カウンタ、13はn分周器、1
4は発振器を表わしている。
【0007】以下同図を参照してその動作を説明する。
直交するIおよびQ信号がマッチドフィルタ15に入力
され、拡散符号との相関値がマッチドフィルタ15から
出力される。
直交するIおよびQ信号がマッチドフィルタ15に入力
され、拡散符号との相関値がマッチドフィルタ15から
出力される。
【0008】マッチドフィルタ15の出力信号は時間窓
制御器2において時間窓が開いている間のみ信号が出力
される。該時間窓制御器2の出力信号は遅延検波器3に
おいて拡散周期ごとに遅延検波が行なわれ、遅延検波器
3の出力信号はダイバーシチ合成器4においてダイバー
シチ合成が行なわれる。ダイバーシチ合成器4の出力信
号は復号器5に入力され復号される。
制御器2において時間窓が開いている間のみ信号が出力
される。該時間窓制御器2の出力信号は遅延検波器3に
おいて拡散周期ごとに遅延検波が行なわれ、遅延検波器
3の出力信号はダイバーシチ合成器4においてダイバー
シチ合成が行なわれる。ダイバーシチ合成器4の出力信
号は復号器5に入力され復号される。
【0009】前記マッチドフィルタ15の出力は、一方
で包絡線検波器6にも入力され、包絡線検波が行なわれ
た後、該包絡線検波器6の出力信号はピーク位置カウン
タ7に入力され、符号周期の中で最大となるピークの位
置が検出される。該ピーク位置カウンタ7の出力信号は
初期モードまたは定常モードに切り替えるスイッチ8に
接続される。まず通信が開始されたときには、その切り
替えスイッチ8は、初期モードに設定される。初期モー
ドにおいては、平均器9において、前記ピーク位置カウ
ンタ7の出力信号に対して平均化が行なわれる。
で包絡線検波器6にも入力され、包絡線検波が行なわれ
た後、該包絡線検波器6の出力信号はピーク位置カウン
タ7に入力され、符号周期の中で最大となるピークの位
置が検出される。該ピーク位置カウンタ7の出力信号は
初期モードまたは定常モードに切り替えるスイッチ8に
接続される。まず通信が開始されたときには、その切り
替えスイッチ8は、初期モードに設定される。初期モー
ドにおいては、平均器9において、前記ピーク位置カウ
ンタ7の出力信号に対して平均化が行なわれる。
【0010】該平均器9の出力信号は、時間窓中心位置
の最初の位置として時間窓中心位置メモリ10に入力さ
れる。次に、前記切り替えスイッチ8は定常モードに切
り替えられる。定常モードでは、ピーク位置比較器11
において前記ピーク位置カウンタ7の出力信号と時間窓
の中心位置が比較され、前記ピーク位置カウンタ7の出
力信号の方が時間窓の中心位置よりも大きい場合は+1
が、小さい場合は−1が出力される。
の最初の位置として時間窓中心位置メモリ10に入力さ
れる。次に、前記切り替えスイッチ8は定常モードに切
り替えられる。定常モードでは、ピーク位置比較器11
において前記ピーク位置カウンタ7の出力信号と時間窓
の中心位置が比較され、前記ピーク位置カウンタ7の出
力信号の方が時間窓の中心位置よりも大きい場合は+1
が、小さい場合は−1が出力される。
【0011】前記ピーク位置比較器11の出力信号はア
ップ/ダウンカウンタ12に入力され加算される。該ア
ップ/ダウンカウンタ12のカウンタ値が、しきい値を
越えた場合には、時間窓の位置の偏移を命じるシフト信
号が前記時間窓中心位置メモリ10に送出されるととも
に、アップ/ダウンカウンタ12のカウンタ値はリセッ
トされる。その時間窓中心位置メモリ10からは前記時
間窓制御器2へ時間窓の中心位置を表す信号が送出され
る。
ップ/ダウンカウンタ12に入力され加算される。該ア
ップ/ダウンカウンタ12のカウンタ値が、しきい値を
越えた場合には、時間窓の位置の偏移を命じるシフト信
号が前記時間窓中心位置メモリ10に送出されるととも
に、アップ/ダウンカウンタ12のカウンタ値はリセッ
トされる。その時間窓中心位置メモリ10からは前記時
間窓制御器2へ時間窓の中心位置を表す信号が送出され
る。
【0012】拡散符号の周波数のn倍の周波数をもつ発
振器14は前記時間窓中心位置メモリ10と前記時間窓
制御器2へサンプリングクロックとして供給され、発振
器の出力をn分周するn分周器13の出力は、前記マッ
チドフィルタ15、前記遅延検波器3、前記ダイバーシ
チ合成器4、前記包絡線検波器6、前記ピーク位置カウ
ンタ7のタイミングを制御する。
振器14は前記時間窓中心位置メモリ10と前記時間窓
制御器2へサンプリングクロックとして供給され、発振
器の出力をn分周するn分周器13の出力は、前記マッ
チドフィルタ15、前記遅延検波器3、前記ダイバーシ
チ合成器4、前記包絡線検波器6、前記ピーク位置カウ
ンタ7のタイミングを制御する。
【0013】上述した従来のスペクトラム拡散通信用受
信機については、文献「鈴木、工藤“DS/CDMA移
動無線検波後RAKE合成に適した系列同期方式”,信
学会春季全国大会,B−361,(1992)」に開示
されている。
信機については、文献「鈴木、工藤“DS/CDMA移
動無線検波後RAKE合成に適した系列同期方式”,信
学会春季全国大会,B−361,(1992)」に開示
されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来の
技術では、時間窓を偏移する際にマッチドフィルタのサ
ンプリングクロックの位相が変化しないため、nが2以
上の場合には、マッチドフィルタと時間窓制御器のサン
プリングクロックが異なるために同期追従が不正確にな
るという欠点があった。
技術では、時間窓を偏移する際にマッチドフィルタのサ
ンプリングクロックの位相が変化しないため、nが2以
上の場合には、マッチドフィルタと時間窓制御器のサン
プリングクロックが異なるために同期追従が不正確にな
るという欠点があった。
【0015】本発明は、このような従来の問題点を解決
することのできるスペクトラム拡散通信用受信機を提供
することを目的としている。
することのできるスペクトラム拡散通信用受信機を提供
することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記問題
点は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成され
る。すなわち、本発明は、逆拡散された信号に対して時
間窓を設け、該時間窓を通過した信号を検波した後復調
を行なうスペクトラム拡散通信用受信機であって、逆拡
散後の信号に対して包絡線検波が行なわれた信号が入力
されるピーク位置カウンタと、該ピーク位置カウンタの
出力を平均器に接続するかまたはピーク位置比較器に接
続するかを切り替えるスイッチと、該平均器に接続され
ると共に、前記時間窓が開いている間のみ信号を出力す
る時間窓制御器に接続される時間窓中心位置メモリと、
前記ピーク位置カウンタの出力信号が入力され、その時
間窓中心位置メモリに接続されるピーク位置比較器と、
該ピーク位置比較器の出力信号が入力されるアップ/ダ
ウンカウンタとを有し、該アップ/ダウンカウンタがサ
ンプリングクロックを発生する手段へ接続されるように
構成したスペクトラム拡散通信用受信機である。
点は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成され
る。すなわち、本発明は、逆拡散された信号に対して時
間窓を設け、該時間窓を通過した信号を検波した後復調
を行なうスペクトラム拡散通信用受信機であって、逆拡
散後の信号に対して包絡線検波が行なわれた信号が入力
されるピーク位置カウンタと、該ピーク位置カウンタの
出力を平均器に接続するかまたはピーク位置比較器に接
続するかを切り替えるスイッチと、該平均器に接続され
ると共に、前記時間窓が開いている間のみ信号を出力す
る時間窓制御器に接続される時間窓中心位置メモリと、
前記ピーク位置カウンタの出力信号が入力され、その時
間窓中心位置メモリに接続されるピーク位置比較器と、
該ピーク位置比較器の出力信号が入力されるアップ/ダ
ウンカウンタとを有し、該アップ/ダウンカウンタがサ
ンプリングクロックを発生する手段へ接続されるように
構成したスペクトラム拡散通信用受信機である。
【0017】
【作用】本発明のスペクトラム拡散通信用受信機におい
ては、アップ/ダウンカウンタの出力信号をn分周器に
接続し、そのn分周器の出力信号を受動相関器及び時間
窓制御器へサンプリングクロックとして供給している。
そして、先に図2(b)に示した遅延波を含むように時
間窓を制御し、該時間窓を通過した信号に対して遅延検
波後ダイバーシチ合成(パスダイバーシチ)を行なう。
ては、アップ/ダウンカウンタの出力信号をn分周器に
接続し、そのn分周器の出力信号を受動相関器及び時間
窓制御器へサンプリングクロックとして供給している。
そして、先に図2(b)に示した遅延波を含むように時
間窓を制御し、該時間窓を通過した信号に対して遅延検
波後ダイバーシチ合成(パスダイバーシチ)を行なう。
【0018】時間窓の中心位置を偏移させる場合には、
n分周器の出力信号の位相を偏移させる。さらに、その
n分周器の出力信号を受動相関器及び時間窓制御器へサ
ンプリングクロックとして供給することにより、受動相
関器と時間窓制御器のサンプリングタイミングを一致さ
せる。これにより、高精度なトラッキングが不要であ
り、パスダイバーシチ(遅延波をダイバーシチ合成す
る)の作用効果が得られる。
n分周器の出力信号の位相を偏移させる。さらに、その
n分周器の出力信号を受動相関器及び時間窓制御器へサ
ンプリングクロックとして供給することにより、受動相
関器と時間窓制御器のサンプリングタイミングを一致さ
せる。これにより、高精度なトラッキングが不要であ
り、パスダイバーシチ(遅延波をダイバーシチ合成す
る)の作用効果が得られる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図である。同
図において、図3と同じものには同じ符号を記してあ
る。数字符号1は受動相関器を表わしている。
図において、図3と同じものには同じ符号を記してあ
る。数字符号1は受動相関器を表わしている。
【0020】以下同図に基づいて実施例の動作を説明す
る。直交するIおよびQ信号が受動相関器1に入力さ
れ、拡散符号との相関値が受動相関器1から出力され
る。該受動相関器1の出力信号は時間窓制御器2におい
て時間窓が開いている間のみ信号が出力される。
る。直交するIおよびQ信号が受動相関器1に入力さ
れ、拡散符号との相関値が受動相関器1から出力され
る。該受動相関器1の出力信号は時間窓制御器2におい
て時間窓が開いている間のみ信号が出力される。
【0021】時間窓制御器2の出力信号は遅延検波器3
において拡散周期ごとに遅延検波が行なわれ、該遅延検
波器3の出力信号はダイバーシチ合成器4おいてダイバ
ーシチ合成が行なわれる。ダイバーシチ合成器4の出力
信号は復号器5に入力され復号される。
において拡散周期ごとに遅延検波が行なわれ、該遅延検
波器3の出力信号はダイバーシチ合成器4おいてダイバ
ーシチ合成が行なわれる。ダイバーシチ合成器4の出力
信号は復号器5に入力され復号される。
【0022】前記受動相関器1の出力は包絡線検波器6
にも入力され、包絡線検波が行なわれた後、該包絡線検
波器6の出力信号はピーク位置カウンタ7に入力され、
拡散符号の周期の中で最大となるピークの位置が検出さ
れる。ピーク位置カウンタ7の出力信号は初期モードま
たは定常モードに切り替えるスイッチ8に接続される。
まず、通信が開始されたときには、切り替えスイッチ8
は初期モードに設定される。
にも入力され、包絡線検波が行なわれた後、該包絡線検
波器6の出力信号はピーク位置カウンタ7に入力され、
拡散符号の周期の中で最大となるピークの位置が検出さ
れる。ピーク位置カウンタ7の出力信号は初期モードま
たは定常モードに切り替えるスイッチ8に接続される。
まず、通信が開始されたときには、切り替えスイッチ8
は初期モードに設定される。
【0023】初期モードにおいては、平均器9において
ピーク位置カウンタの出力信号に対して平均化が行なわ
れる。平均器9の出力信号は、時間窓中心位置の最初の
位置として時間窓中心位置メモリ10に入力される。該
時間窓中心位置メモリ10の出力信号は前記時間窓制御
器2へ入力され、時間窓の中心位置の初期値が設定され
る。次に、前記切り替えスイッチ8は定常モードに切り
替えられる。
ピーク位置カウンタの出力信号に対して平均化が行なわ
れる。平均器9の出力信号は、時間窓中心位置の最初の
位置として時間窓中心位置メモリ10に入力される。該
時間窓中心位置メモリ10の出力信号は前記時間窓制御
器2へ入力され、時間窓の中心位置の初期値が設定され
る。次に、前記切り替えスイッチ8は定常モードに切り
替えられる。
【0024】定常モードでは、ピーク位置比較器11に
おいて前記ピーク位置カウンタ7の出力信号と時間窓の
中心位置が比較され、前記ピーク位置カウンタ7の出力
信号の方が時間窓の中心位置よりも大きい場合は+1
が、小さい場合は−1が出力される。前記ピーク位置比
較器11の出力信号はアップ/ダウンカウンタ12に入
力され加算される。
おいて前記ピーク位置カウンタ7の出力信号と時間窓の
中心位置が比較され、前記ピーク位置カウンタ7の出力
信号の方が時間窓の中心位置よりも大きい場合は+1
が、小さい場合は−1が出力される。前記ピーク位置比
較器11の出力信号はアップ/ダウンカウンタ12に入
力され加算される。
【0025】該アップ/ダウンカウンタ12のカウンタ
値がしきい値を越えた場合には、時間窓の位相を進ませ
る場合には位相を進めることを命じる信号が、時間窓の
位相を遅らせる場合には位相を遅らすことを命じる信号
がn分周器13に送出されるとともに、アップ/ダウン
カウンタ12のカウンタ値はリセットされる。
値がしきい値を越えた場合には、時間窓の位相を進ませ
る場合には位相を進めることを命じる信号が、時間窓の
位相を遅らせる場合には位相を遅らすことを命じる信号
がn分周器13に送出されるとともに、アップ/ダウン
カウンタ12のカウンタ値はリセットされる。
【0026】拡散信号の周波数のn倍の周波数をもつ発
振器14の出力は前記n分周器13に入力され、そのn
分周器13の出力は、前記受動相関器1、前記時間窓制
御器2、前記遅延検波器3、前記ダイバーシチ合成器
4、前記包絡線検波器6、前記ピーク位置カウンタ7の
サンプリングクロックとして接続される。なお、前記受
動相関器1はマッチドフィルタでもコンボルバでもよ
い。
振器14の出力は前記n分周器13に入力され、そのn
分周器13の出力は、前記受動相関器1、前記時間窓制
御器2、前記遅延検波器3、前記ダイバーシチ合成器
4、前記包絡線検波器6、前記ピーク位置カウンタ7の
サンプリングクロックとして接続される。なお、前記受
動相関器1はマッチドフィルタでもコンボルバでもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスペクトラ
ム拡散通信用受信機においては、時間窓制御器と受動相
関器のサンプリングクロックが同一なので効果的な同期
追従を行なうことができる。
ム拡散通信用受信機においては、時間窓制御器と受動相
関器のサンプリングクロックが同一なので効果的な同期
追従を行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】スペクトラム拡散通信について説明する図であ
る。
る。
【図3】従来のスペクトラム拡散通信用受信機の構成の
例を示す図である。
例を示す図である。
【符号の説明】 1 受動相関器 2 時間窓制御器 3 遅延検波器 4 ダイバーシチ合成器 5 復号器 6 包絡線検波器 7 ピーク位置カウンタ 8 切り替えスイッチ 9 平均器 10 時間窓中心位置メモリ 11 ピーク位置比較器 12 アップ/ダウンカウンタ 13 n分周器 14 発振器 15 マッチドフィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 逆拡散された信号に対して時間窓を設
け、該時間窓を通過した信号を検波した後復調を行なう
スペクトラム拡散通信用受信機であって、 逆拡散後の信号に対して包絡線検波が行なわれた信号が
入力されるピーク位置カウンタと、 該ピーク位置カウンタの出力を平均器に接続するかまた
はピーク位置比較器に接続するかを切り替えるスイッチ
と、 該平均器に接続されると共に、前記時間窓が開いている
間のみ信号を出力する時間窓制御器に接続される時間窓
中心位置メモリと、 前記ピーク位置カウンタの出力信号が入力され、その時
間窓中心位置メモリに接続されるピーク位置比較器と、 該ピーク位置比較器の出力信号が入力されるアップ/ダ
ウンカウンタとを有すると共に、 該アップ/ダウンカウンタがサンプリングクロックを発
生する手段へ接続されるように構成したことを特徴とす
るスペクトラム拡散通信用受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22378892A JP2877243B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | スペクトラム拡散通信用受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22378892A JP2877243B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | スペクトラム拡散通信用受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669907A true JPH0669907A (ja) | 1994-03-11 |
JP2877243B2 JP2877243B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16803725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22378892A Expired - Fee Related JP2877243B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | スペクトラム拡散通信用受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2877243B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100246030B1 (ko) * | 1996-03-07 | 2000-04-01 | 가와다 다카시 | 동기장치 |
US7938940B2 (en) | 2006-08-03 | 2011-05-10 | Noritake Co., Limited | Support for oxygen separation membrane element and the element using the same |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22378892A patent/JP2877243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100246030B1 (ko) * | 1996-03-07 | 2000-04-01 | 가와다 다카시 | 동기장치 |
US6289064B1 (en) | 1996-03-07 | 2001-09-11 | Matsushita Communication Industrial Co., Ltd. | Synchronization equipment |
US7938940B2 (en) | 2006-08-03 | 2011-05-10 | Noritake Co., Limited | Support for oxygen separation membrane element and the element using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2877243B2 (ja) | 1999-03-31 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |
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