JPH0669679U - 冷凍庫等の入口密閉構造 - Google Patents

冷凍庫等の入口密閉構造

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Publication number
JPH0669679U
JPH0669679U JP1396193U JP1396193U JPH0669679U JP H0669679 U JPH0669679 U JP H0669679U JP 1396193 U JP1396193 U JP 1396193U JP 1396193 U JP1396193 U JP 1396193U JP H0669679 U JPH0669679 U JP H0669679U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
packing
inlet
heat
freezer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1396193U
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English (en)
Inventor
俊一 坂井
清隆 松居
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0669679U publication Critical patent/JPH0669679U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉のパッキンからの冷気漏れを防止し、ヒー
タ線の容量を大きくすることなく結露の防止とパッキン
の凍結防止を図る。 【構成】 冷凍庫等の入口2に庫内側断熱厚肉部5bを
有する扉5を開閉自在に設け、この扉5の内側周縁部5
bに入口2の開口端との間をシールするパッキン9を設
ける。扉5の庫内側断熱厚肉部5bの周縁部またはこれ
と対応する入口2内周壁に、これらの間をシールしてパ
ッキン9との間に断熱空間部13を形成するためのガス
ケット14を設ける。これにより、ガスケット14とパ
ッキン9との間には断熱空間部13が形成されるため、
パッキン9からの冷気漏れを防止でき、入口周辺の結露
を防止することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は冷凍庫等の入口密閉構造に関するもので、更に詳細には、冷凍庫等 の入口と扉との間にパッキンの他にガスケットを設けて断熱性の向上を図った冷 凍庫等の入口密閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、冷蔵庫や冷凍庫等においては、図6に示すように、本体1の入口2に 、これを閉塞する扉5が開閉自在に設けられ、この扉5の内側周縁部には上記入 口2の開口端との間をシールするパッキン9が設けられている。
【0003】 そして、上記本体1及び扉5は断熱性を有する部材により形成され、特に扉5 においてはその厚さが増すことによる庫外への出っ張りを防止するために、庫内 側に出っ張るように断熱厚肉部5bが形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記冷凍庫等の入口密閉構造においては、パッキン9が庫内の 冷気に直接晒されているため、冷気漏れを生じ易く、本体1の入口周辺に結露が 生じ易い問題があった。特に、プレハブ式の大型冷凍庫においては、上記問題及 びパッキンの凍結を防止する目的で、パッキンが当接する入口枠にヒータ線を埋 設しているものもあるが、その効果を上げるためにはヒータ線の容量を大きくす る必要があった。
【0005】 この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、扉のパッキンからの冷気漏れを 防止することができ、特に冷凍庫においてはヒータ線の容量を大きくすることな く結露の防止とパッキンの凍結防止が図れる冷凍庫等の入口密閉構造を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためにこの考案の冷凍庫等の入口枠構造は、冷凍庫等の入 口に庫内側断熱厚肉部を有する扉を開閉自在に設け、この扉の内側周縁部に上記 入口の開口端との間をシールするパッキンを設けた冷凍庫等の入口密閉構造にお いて、上記扉の庫内側断熱厚肉部の周縁部またはこれと対応する入口内周壁に、 これらの間をシールして上記パッキンとの間に断熱空間部を形成するためのガス ケットを設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記のように構成されるこの考案の冷凍庫等の入口枠構造によれば、扉の庫内 側断熱厚肉部の周縁部とこれと対応する入口内周壁との間がガスケットによりシ ールされ、このガスケットとパッキンとの間には断熱空間部が形成されるため、 パッキンからの冷気漏れが防止され、入口周辺の結露を防止することが可能とな る。従って、特に、入口枠にヒータ線を埋設した冷凍庫に本考案を適用した場合 、ヒータ線の容量を大きくすることなく結露の防止及びパッキンの凍結防止を図 ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
【0009】 図1〜図4において、1はプレハブ式大型冷凍庫の本体で、この本体1には入 口2を区画形成する入口枠3が設けられている。この入口枠3は、図4に示すよ うに、例えば発泡塩化ビニールによって断面L字状に成形されており、入口枠3 の内側には例えば発泡ポリウレタン製の断熱心材4aを充填した断熱パネル4が 取付けられている。
【0010】 上記本体1の入口枠3には、入口2を閉塞する扉5がその一側の図示しないヒ ンジを介して開閉自在に設けられており、扉5には入口枠側に設けたラッチ受け と係合するラッチを有するハンドルが取付けられている(図示省略)。この扉5 は、入口2の開口端と対向するように形成されたフランジ部5aと、入口2内に 出っ張るように形成された庫内側断熱厚肉部5bとを有するように断面凸状に形 成されている。具体的には、扉5は、入口枠3のコーナー部と対応する段差部6 aを有する枠体6と、この枠体6の前面及び後面に張設されたアルミニウム合金 製の表面板7a,7bと、これらの間に充填されたる例えば発泡ポリウレタン製 の断熱材8とから主に構成されている。そして、上記扉5の内側周縁部には入口 2の開口端との間をシールする合成ゴム製のパッキン9が設けられている。また 、入口枠3の上記パッキン9と対向する部分にはヒータ線10を配設するための 複数のヒータ線取付溝11が形成されると共に、これら取付溝11を覆って上記 パッキン9を受けるパッキン受け12が取付けられている。
【0011】 一方、上記扉5の庫内側断熱厚肉部5bの周縁部とこれと対応する入口枠3の 内周壁との間には、これらの間をシールして上記パッキン9との間に断熱空間部 13を形成するためのガスケット14が設けられている。このガスケット14は 、シリコンゴム等の合成ゴムにより形成され、本実施例では入口枠3側に取付け られた上部ガスケット14a及び側部ガスケット14b,14cと、扉5側に取 付けられた下部ガスケット14dとからなっている。上記上部ガスケット14a 及び側部ガスケット14b,14cは、いずれも図4及び図5に示すように取付 片部15と立上り片部16を有する断面L字状に成型され、その取付片部15が アルミニウム合金製押出形材からなるガスケット押え17を介してにねじ18で 入口枠3の内周壁に固定されている。また、これら上部ガスケット14a及び側 部ガスケット14b,14cはその隣接する立上り片部16が互いに重なるよう に取付けられ、かつ立上り片部16が扉5の庫内側断熱厚肉部5bの庫内側端部 に圧接するように庫外側に所定の角度θで傾斜されている。
【0012】 また、上記下部ガスケット14dは、板状に成形されており、その下端部が入 口枠3の下部内周壁に摺接するように扉5の庫内側断熱厚肉部5bの庫内側端部 下側にガスケット押え19を介してねじ20で固定されている。
【0013】 上記のように構成される冷凍庫等の入口密閉構造によれば、扉5を閉じたとき に、冷凍庫の入口枠3の内周壁に設けられた上部ガスケット14a及び側部ガス ケット14b,14cの立上り片部16が庫内側断熱厚肉部5bの庫内側端部に 圧接すると共に、扉5の庫内側断熱厚肉部5bの庫内側端部下側に設けられた下 部ガスケット14dの下端部が入口枠3の下部内周壁に摺接して、扉5の庫内側 断熱厚肉部5bの周縁部とこれと対応する入口枠3の内周壁との間をシールする ようになる。これにより、これらガスケット14a〜14dと扉5のパッキン9 との間には断熱空間部13が形成されるようになるため、パッキン9からの冷気 漏れが防止され、入口枠3周辺の結露が防止される。また、実施例のような入口 枠3にパッキン9の凍結防止等のためにヒータ線10を埋設した冷凍庫において は、その断熱空間部13によってヒータ線10の発熱が効果的に発揮されるため 、ヒータ線10の容量を大きくすることなく結露の防止及びパッキン9の凍結防 止が図れる。更に、下部ガスケット14dが扉5側に取付けているため、扉5を 開けて庫内に出入りする際の邪魔にならない。
【0014】 なお、上記実施例では、本考案を冷凍庫に適用した場合について説明したが、 冷蔵庫にも勿論適用することができる。また、上記実施例では、上部ガスケット 14aと側部ガスケット14b,14cとが分離して形成されているが、これら は一体的に形成されていてもよい。更に、ガスケット14は入口枠3または扉5 のいずれか一方に設けられていればよく、例えば入口枠3の内周壁全周に断面L 字状のガスケットを取付けてもよく、或いは扉5の庫内側断熱厚肉部5bの全周 に板状のガスケットを取付けてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上要するにこの考案の冷凍庫等の入口密閉構造によれば、上記のように構成 されているので、以下のような効果が得られる。
【0016】 1)扉の庫内側断熱厚肉部の周縁部とこれと対応する入口内周壁との間がガス ケットによりシールされ、このガスケットとパッキンとの間には断熱空間部が形 成されるため、パッキンからの冷気漏れが防止され、入口周辺の結露を防止する ことが可能となる。
【0017】 2)従って、特に、入口枠にヒータ線を埋設した冷凍庫に本考案を適用した場 合、ヒータ線の容量を大きくすることなく結露の防止及びパッキンの凍結防止が 図れる等の顕著な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を適用した冷凍庫の入口枠構造を庫内
側から見た状態の図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図2の要部を詳細に示す拡大断面図である。
【図5】図4におけるガスケットの断面図である。
【図6】従来の冷凍庫の入口枠構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 入口 5 扉 5b 庫内側断熱厚肉部 9 パッキン 13 断熱空間部 14 ガスケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍庫等の入口に庫内側断熱厚肉部を有
    する扉を開閉自在に設け、この扉の内側周縁部に上記入
    口の開口端との間をシールするパッキンを設けた冷凍庫
    等の入口密閉構造において、 上記扉の庫内側断熱厚肉部の周縁部またはこれと対応す
    る入口内周壁に、これらの間をシールして上記パッキン
    との間に断熱空間部を形成するためのガスケットを設け
    たことを特徴とする冷凍庫等の入口密閉構造。
JP1396193U 1993-03-02 1993-03-02 冷凍庫等の入口密閉構造 Pending JPH0669679U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1396193U JPH0669679U (ja) 1993-03-02 1993-03-02 冷凍庫等の入口密閉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1396193U JPH0669679U (ja) 1993-03-02 1993-03-02 冷凍庫等の入口密閉構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0669679U true JPH0669679U (ja) 1994-09-30

Family

ID=11847814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1396193U Pending JPH0669679U (ja) 1993-03-02 1993-03-02 冷凍庫等の入口密閉構造

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JP (1) JPH0669679U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015075273A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 シャープ株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981102