JPH0669651U - 貯湯タンク - Google Patents

貯湯タンク

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Publication number
JPH0669651U
JPH0669651U JP588993U JP588993U JPH0669651U JP H0669651 U JPH0669651 U JP H0669651U JP 588993 U JP588993 U JP 588993U JP 588993 U JP588993 U JP 588993U JP H0669651 U JPH0669651 U JP H0669651U
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JP
Japan
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hot water
water storage
polypropylene foam
storage tank
tank
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Pending
Application number
JP588993U
Other languages
English (en)
Inventor
原田義則
宮岡典明
Original Assignee
四変テック株式会社
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Publication date
Application filed by 四変テック株式会社 filed Critical 四変テック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造上の省力化・製造上の安全性・軽量化・
量産化の向上を容易にした公害のない貯湯タンクの提案 【構成】 耐熱性能が140度c前後の無架橋のポリプロ
ピレン発泡シート23により貯湯用のタンク本体22の外周
面を包み、この包んだ外周部を前記ポリプロピレン発泡
シートより若干耐熱温度が低いビーズ形状の無架橋のポ
リプロピレン発泡粒体24により覆ったことを特徴とする

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気温水器の貯湯タンクの断熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、貯湯タンクとしては図2に示すような電気温水器が知られている。
【0003】 図2において、符号1はステンレス材を使用したタンク本体、符号2はタンク本 体1からお湯を取出す給湯管、符号3はタンク本体1へ水を入れる給水管、符号4は タンク本体1の水を加熱するシーズヒータであり、通常は深夜電力時間帯の約8時 間でタンク全体が沸き上がるようにヒータ容量が設定されている。符号5はタン ク本体1の外装ケースであり鉄板に塗装を施したもの、符号6は外装ケース5の上 蓋であり、鉄板に塗装をしたものである。符号7はシーズヒータ4の電源スイッチ である漏電ブレーカ、符号8はタンク本体1内の水温をコントロールをするサーモ スタット、符号9はシーズヒータ4の制御回路部品を収納した電源ボックス、符号 10はタンク本体1を支持する脚部、符号12はタンク本体1の保温材であるグラスウ ール、符号13は電気温水器の下蓋、符号11は下蓋から突出する電気温水器の脚部 である。
【0004】 この図2に示す貯湯タンクでは、タンク本体1から給湯した分量だけがタンク本 体1の下部の給水管3からの給水水圧により湯を押し上げ、深夜電力時間帯の終了 時刻である朝7時に貯湯タンク内の水を85度c程度に沸き上げ、当日の夕方から 夜8時ころまで集中して使用するように保温するようにしている。貯湯タンクの 外周部を包む保温材には通常グラスウールが用いられ、人手によってタンクに巻 き付けている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、グラスウールそのものが非常にふわふわした綿状であるため、ガラス 繊維が作業場に飛散して作業者の露出する皮膚表面にガラス繊維がささり湿疹・ カブレ等の発生の恐れがある。又、その対策として集塵装置を必要としたり、グ ラスウールをビニール袋にいれるなどの手間がかかる問題があるので、電気温水 器の製造・分解において自動化・省力化が非常に困難である。尚、保温材に発泡 ウレタン材を使用した場合は発泡ウレタンの廃棄時に焼却すると青酸ガス発生の おそれがある。
【0006】
【考案の目的】
そこで、本考案は電気温水器の製作上簡単な工法で製作でき、又、廃却時には リサイクルが可能な素材を使用し、且つ、その回収を容易にした公害のない電気 温水器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案にかかる貯湯タンクは、耐熱性能が140度 c前後の無架橋のポリプロピレン発泡シートにより貯湯用のタンク本体の外周面 を包み、この包んだ外周部を前記ポリプロピレン発泡シートの耐熱温度より若干 低い耐熱温度の無架橋のポリプロピレン発泡粒体により覆ったことを特徴とする 。
【0008】
【作用】
本考案の貯湯タンクによれば、タンク本体の外周面を無架橋のポリプロピレン 発泡シートで覆い、この外周面を無架橋のポリプロピレン発泡粒体で覆ったから 、断熱効率が向上し、保温効果が向上する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例にかかる貯湯タンクについて説明する。
【0010】 図1は本実施例にかかる貯湯タンクを示したものであり、貯湯タンク20は外側 の円筒ケース21内にタンク本体22を内蔵しており、タンク本体22の外周は耐熱性 能が140度cの無架橋のポリプロピレン発泡シート23により被覆されている。又 、ポリプロピレン発泡シート23と円筒ケース21との間にはビーズ状の無架橋のポ リプロピレン発泡粒体24が充填されている。ポリプロピレン発泡シート23は、ビ ーズ状のポリプロピレン発泡粒体24を直接タンク本体22に接触させると、ポリプ ロピレン発泡粒体24が熱劣化により溶着又は肉ヤセして所定の保温性能が得られ なくなることを防止するために、設けられている。ポリプロピレン発泡シート23 は厚さ2mmないし3mmで良く、ポリプロピレン発泡シート23は耐熱性のテープ 等により張り付けられているが紐などで縛っても良い。尚、ポリプロピレン発泡 シート23はタンク本体22から突出する凸部若しくは制御回路、ヒータ取付け部等 の部位はナイフで切込みなどの処置をする。
【0011】 タンク本体22の上部には、円筒ケース21の外側に突出する給湯管25が設けられ 、タンク本体22の下部には、円筒ケース21の外側に突出する給水管26が設けられ ている。タンク本体22の下部にはシーズヒータ27の端子が取付けられ、円筒ケー ス21のシーズヒータ27の端子近傍の部位には開口部が設けられている。この開口 部に臨むタンク本体22外部には、タンク本体22内の水の温度制御を行なうサーモ スタット装置28と、シーズヒータ27の制御回路を備えた電源ボックス29とが配設 されている。このサーモスタット装置28と電源ボックス29が配設箇所の周囲には 、断熱性のある環状のシール材30が取り付けられ、このシール材30は、無架橋ポ リプロピレン発泡材からなるものであり、タンク本体22と円筒ケース21との隙間 を塞いでタンク本体22と円筒ケース21との密着状態を確保している。
【0012】 サーモスタット装置28はタンク本体22の表面が90度cになると、自動的にシー ズヒータ27への通電を遮断する。電源ボックス29の制御回路は、深夜電力時間帯 が終了する時刻に合わせてタンク本体22内部の水温を所望の設定温度に設定する ためのものであり、制御回路とシーズヒータ27との間にサーモスタット28が接続 され、制御回路による加熱制御時にタンク本体22内部の水温が異常に上昇するこ とを防止している。尚、符号31はタンク本体22からの漏水が発生した時、漏電を 検知して制御回路への通電を断つ漏電ブレーカであり、符号32はタンク本体22を 支える脚部、符号33は円筒ケース21の脚部である。
【0013】
【効果】
本考案にかかる貯湯タンクによれば、タンク本体の断熱材に取扱いの容易なビ ーズ状のポリプロピレン発泡粒体を用い、このポリプロピレン発泡粒体をタンク 本体と外装ケースとの間に充填するから、保温性能が従来通りであるにも関わら ず、袋詰め作業がなくなって電気温水器の製造上の手間がかからなくなり、軽量 化・製造の容易化・製品の量産化が向上すると共に、作業者がグラスウールに接 触することがなくなり作業者の湿疹などがなくなる。又、経時劣化した断熱材の 交換並びに補充を容易に行え、廃棄時には回収が容易なものとすることが出来、 環境への悪影響を極力少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる貯湯タンクの構成を示
す断面図である。
【図2】従来の貯湯タンクの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
20 電気温水器 21 円筒ケース 22 タンク本体 23 ポリプロピレン発泡シート 24 ポリプロピレン発泡粒体 27 シーズヒータ 28 サーモスタット装置 29 電源ボックス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性能が140度c前後の無架橋のポリ
    プロピレン発泡シートにより貯湯用のタンク本体の外周
    面を包み、この包んだ外周部を前記ポリプロピレン発泡
    シートより若干耐熱温度が低いビーズ形状の無架橋のポ
    リプロピレン発泡粒体により覆ったことを特徴とする貯
    湯タンク。
JP588993U 1993-02-22 1993-02-22 貯湯タンク Pending JPH0669651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP588993U JPH0669651U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 貯湯タンク

Applications Claiming Priority (1)

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JP588993U JPH0669651U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 貯湯タンク

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Publication Number Publication Date
JPH0669651U true JPH0669651U (ja) 1994-09-30

Family

ID=11623464

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JP588993U Pending JPH0669651U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 貯湯タンク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191484A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日立アプライアンス株式会社 貯湯タンクユニット

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849851A (ja) * 1981-09-18 1983-03-24 Dainippon Ink & Chem Inc 貯湯槽
JPS58171922A (ja) * 1982-04-02 1983-10-08 Honda Motor Co Ltd 発泡樹脂成形体
JPS60235849A (ja) * 1984-05-08 1985-11-22 Japan Styrene Paper Co Ltd ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子

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