JPH066941B2 - ソ−ラ−パワ−ポンプ組立体 - Google Patents

ソ−ラ−パワ−ポンプ組立体

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JPH066941B2
JPH066941B2 JP60502545A JP50254585A JPH066941B2 JP H066941 B2 JPH066941 B2 JP H066941B2 JP 60502545 A JP60502545 A JP 60502545A JP 50254585 A JP50254585 A JP 50254585A JP H066941 B2 JPH066941 B2 JP H066941B2
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pump assembly
pressure
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B17/00Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors
    • F04B17/006Solar operated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/46Conversion of thermal power into mechanical power, e.g. Rankine, Stirling or solar thermal engines

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は,一般に機械的作動を発生させることのできる
ソーラーパワー組立体に関する。本発明は特に,熱力学
サイクル中に圧縮作動流体を用いて太陽エネルギーを機
械的作動に変換するためのソーラーパワーポンプ組立体
に関する。より詳細には本発明は,熱力学サイクルを達
成するのに最小量の作動流体で済むように単純でコンパ
クトな形状を有するソーラーパワーポンプ組立体に関す
る。さらに本発明は,ソーラーコレクターが受ける太陽
輻射の量を制御することのできるソーラーパワーポンプ
組立体に関する。加えて本発明は,1次循環ポンプとし
てソーラーヒーティングシステムに統合するのに適した
ソーラーパワーポンプ組立体に関する。
〔従来技術〕
石炭,石油および天然ガスなどの在来燃料の供給の減少
に伴いそれらのコストが上昇するにつれ,代替エネルギ
ー源の開発に注意が向けられてきた。容易に獲得できる
エネルギー源のうちで最も便利なものは太陽の熱輻射で
ある。
ヒーティングの目的のためには太陽エネルギーは容易に
用いるけれども,それを有用な機械的作動へ変換するこ
とはかなり困難でかつ高価となる。そのようなわけで,
太陽の莫大なエネルギーは,未だ十分に用いられていな
い。太陽により発生される機械的エネルギーの用途とし
ては,在来のエネルギーが入手できない遠隔地域におけ
るパワーポンプその他の機械へのエネルギー供給が考え
られる。これらの用途のうちには,電気などの在来エネ
ルギー源の供給が不可能な開発途上国の遠隔地域におけ
るかんがいポンプのための動力源などが含まれる。さら
に太陽による機械的エネルギーの用途として,太陽エネ
ルギー以外のエネルギー供給が長期間にわたって絶たれ
ている軌道上の人工衛星および有人宇宙船などにおける
宇宙探査計画への応用がある。さらに,循環水型の太陽
熱交換器においても,水を循環させるための電気モータ
ーの必要性を排して,それをソーラーパワーポンプで置
き換えることが望まれている。そうすれば在来のエネル
ギー源への依存度を減少させることが可能となる。
太陽エネルギーを取込みそれを有用な機械的作動へ変換
するための努力が長い間なされてきた。これらの研究の
うちで,電流を発生させるために太陽電池を使用するも
のがある。発生した電流が電気モーターを回して,ポン
プその他の機械を駆動するというものである。しかしそ
のようなシステムは,実際には実現可能性が少ない。と
いうのは,そのようなシステムの製作コストが極度に高
く,また太陽エネルギーを電気的エネルギーにそして機
械的エネルギーへと変換するので変換効率が非常に悪く
なるからである。従って,このようなシステムは,実験
室内や宇宙衛星での用途以外は有用ではない。
太陽エネルギーを直接に機械的エネルギーへと変換する
ための従来のシステムが,米国特許第4,227,866号に開
示されている。このシステムは,所要の作動圧を発生さ
せるために非常に大きく高価なソーラーコレクターを必
要としている。従ってこの効率の悪いシステムは広大な
土地を必要とするので,そのような土地の使用が問題に
ならないような低開発国での使用に限定されてしまう。
ゆえにこのシステムは,宇宙衛星やビルの屋上,その他
空間の占有が問題となる場所への設置に適していない。
太陽エネルギー利用のはなはだしい努力にもかかわら
ず,太陽エネルギーを効率的・経済的に機械的エネルギ
ーに変換できしかも広大な空間を必要としないような装
置は,これまで開発されていなかった。
〔発明の開示〕
本発明の一目的は,太陽輻射エネルギーを有用な機械的
作動へと変換できるソーラーパワー装置を提供すること
である。
他の目的は,寸法がコンパクトでありかつ効率の高い動
作をする上述のようなソーラーパワー装置を提供するこ
とである。
他の目的は,太陽輻射エネルギーを機械的エネルギーへ
と直接に変換できる,上述のようなソーラーパワー装置
を提供することである。
他の目的は,太陽温水装置の中に1次循環ポンプとして
組入れるのに適した,上述のようなソーラーパワー装置
を提供することである。
他の目的は,ソーラーコレクターの太陽輻射への露出量
を調整することのできる,上述のようなソーラーパワー
装置を提供することである。
前述および他の目的や利点は,以下の説明で明らかにす
る。
一般的に,熱エネルギーを機械的作動に変換するため
の,本発明の概念に従った装置は,低レベルの熱エネル
ギーを受けて集束し,作動流体を蒸発させることにより
作動圧力を発生させるためのコレクターを含む。拡張可
能チェンバが少なくとも1つの移動壁を有し,コレクタ
ーと熱的導通状態にある。往復動作ピストンが,拡張可
能チェンバと動作的に関連する。コネクティングロッド
の一端が往復ピストンに固着され,拡張可能チェンバと
連通にある流体ポートを有する。コネクティングロッド
の他端は,機械的負荷に連結するのに適している。コン
プレッサーは,凝縮した作動流体をコレクターへ供給す
る。コネクティングロッドの外方表面の周囲に摺動的に
関連したバルブが,拡張可能チェンバをコレクターと排
出チェンバとに交互に連通させる。排出チェンバの圧力
は,コレクターの作動圧力よりも実質的に低い。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は,本発明の一実施例であるソーラーパワー駆動
組立体の斜視図である。
第2aおよび2b図は,第1図の組立体の一部分の断面
図であり,ピストン組立体が完全に伸展した位置の状態
を示している。第2a図のa−b線が第2b図のa′−
b′線に接続する。
第3図は,第2図のピストン組立体が完全後退位置にあ
るときの断面図である。
第4図は,第2a図の4−4線に沿ってとった断面図で
あり,バルブ部分を示している。
第5図は,第2a図の5−5線に沿ってとった断面図で
あり,コンプレッサーのバルブ部分を示している。
第6図は,第1図の組立体のうち太陽シールド位置づけ
手段の断面図である。
第7図は,第2図のポンプハウジングに対する変形的な
コンプレッサーの実施例の断面図である。
〔発明を実施するための例示的具体例〕
本発明の概念に従ったソーラーパワー駆動組立体の全体
を,添付図面第1図において参照符号10で示す。ソー
ラーパワー駆動組立体10は,太陽の輻射を吸収するソ
ーラーコレクター11,太陽エネルギーを機械的仕事へ
と変換するポンプ組立体12,および太陽輻射へのコレ
クター11の露出量を調節する制御エレメント14と太
陽シールド13を用いている。第1図の実施例は,太陽
温水システムに用いるタイプの例示的循環ポンプ15を
動作させているソーラーパワーポンプ組立体12を示し
ている。
特に第2aおよび2b図を参照すれば,ポンプ組立体1
2の部品構造を詳細に示している。ソーラーコレクター
11は主として,円筒形の外方シェル20を有する真空
ビン型のガラスエレメントから構成される。外方シェル
20は,円筒形内方チューブ21に対して同軸的に方向
づけられる。外方シェル20および内方チューブ21の
それぞれの1端は,対応するそれぞれの球状壁22およ
び23で終わっている。こうして1対の入れ子式ガラス
エンベロプが形成される。内方チューブ21の他端は,
後述するように,ポンプ組立体12への設置に適した連
続周縁リム24を形成する。外方シェル20の他端は,
内方チューブ21の壁に密着する環状壁25で終了す
る。こうしてほぼ環状領域である閉鎖空間26が形成さ
れる。この閉鎖空間26が外方シェル20と内方チュー
ブ21との間に断熱バリアを形成することに注意された
い。さらに,閉鎖空間26をほぼ完全に排気することに
より,好適な部分真空が形成されるので,効果的な熱バ
リアによって本配例の断熱の質がかなり高められること
に注意されたい。すなわち,この領域を通っての熱伝導
は本質的に無くなる。
内方チューブ21の内面を暗い不透明な吸光コーティン
グ27で被覆して,コレクター11による太陽輻射の吸
収を増大させても良い。こうして作られたコレクター
は,太陽輻射を内方チューブ21の内部のチェンバ30
の中での利用可能な熱へと効率的に変換することができ
る。太陽シールド13の反射性エレメント31の使用に
より,ソーラーコレクター11の全体的効率が増大す
る。反射性エレメント31は,コレクター11の中心軸
線に向けて太陽輻射を集束させ方向づける。そうしてか
なり小型でコンパクトなソーラーコレクター11を使用
しても十分な量の太陽輻射を利用できることに留意され
たい。それにより,従来の大型コレクターの必要性を解
消できる。
ソーラーコレクター11は,円筒ヘッド32と気密係合
することにより,ポンプ組立体12と動作的に結合す
る。以下で明らかにする理由のために,円筒ヘッド32
は,例えば真ちゅうなどの熱良導性を有する剛性材料で
作る。円筒ヘッド32は,ポンプ組立体12の残部の直
径と実質的に同径の連続外表面33を有する大体円筒形
の部材である。軸方向受け部34は,外方表面35から
軸方向内方へと延在し,内方チューブ21の周縁リム2
4の外径よりもわずかに大径である。第1のOリング3
7の導入・位置付けのために受け部34の内周に径方向
の溝36が形成される。その溝36の径は,Oリング37
と内方チューブ21の外周との間に適切な径方向気密力
が加えられるような径である。軸方向受け部34の終端
は環状ショルダー40となっており,第2のOリング4
1の位置づけのための支持をもたらす。第2のOリング
41の平均径は,内方チューブ21の周縁リム24の平
均径に実質的に等しい。環状ショルダー40と軸方向受
け部34の径方向表面43とによって形成された軸方向
オフセット42によって,吸入ポート44および排出ポ
ート45の位置づけに適した領域がもたらされる。それ
らポートの各々は,円筒ヘッド32の外表面33に流体
連通するために直径方向外方に伸びている。
ソーラーコレクター11は,第1のOリング37の手段
によって軸方向受け部34内に気密係合する。第1のO
リング37は,内方チューブ21の外側に対しての支持
および径方向のシールをなす。第2のOリング41は,
内方チューブ21の周縁リム24に対しての支持および
横方向シールをもたらす。ソーラーコレクター11は,
クランプエレメント,接着剤その他当業者に明らかな適
切な保持手段によって軸方向受け部34内に固着するこ
とができる。外方シェル20に固着され,円筒ヘッド3
2に付設された径方向バンドは,ソーラーコレクター1
1内部に発生する内圧に耐えるのに十分な支持をもたら
す。
軸方向受け部34とは反対側にあってそれに同軸的なも
のとして,内部空胴46が円筒ヘッド32内に画成され
る。内部空胴46は軸方向に伸びる内部表面47を有し,
該表面47は外表面33に対して実質的に同心的であ
る。さらに内部表面47は,軸方向受け部34の径方向表
面43に実質的に平行である平坦表面50を於する。径
方向表面43と平坦表面50の平行配向により形成され
た壁部材51の好適な厚さは,ソーラーコレクター11
内に発生した圧力による径方向表面43上に働く軸方向
の力に対抗できるだけのものである。
円筒ヘッド32は円筒ハウジング52に対して同軸配向
で気密結合し,環状接合部53を形成する。ダイアフラ
ム54の外方周縁部が接合部53に介在される。円筒ハ
ウジング52は,円筒壁55により形成される同軸的な
内表面および外表面を有するほぼ円筒形の部材である。
円筒ハウジング52の内部は,第1および第2の相互接
続チェンバ56および57に小分割されている。その分
割は,円筒壁55から径方向内方に伸びる環状壁60に
よるものである。第1のチェンバ56は,第2のチェンバ
57よりも実質的に小体積である。第1のチェンバ56
はピストン61の全行程を収容するのに十分な大きさで
あれば足りる。
ピストン61は,ピストンヘッド62および小径のピス
トンボディー63を有する。ピストンボディー63は,環
状壁60内の開口64を貫通して伸び,第1のチェンバ
56内でのピストン61の径方向整合をもたらす。ダイ
アフラム54は,ネジ締結具65および保持ワッシャ6
6の手段によってピストンヘッド62に固着される。こ
れにより,ピストンフェイス67に対するダイアフラム
54のより大きな気密係合がもたらされる。
かくして設置されたダイアフラム54および円筒ヘッド
32の内部空胴46によって拡張可能なチェンバ70が
形成されることを認識されたい。拡張可能チェンバ70
内の圧力変化に応じて,ピストン61が軸方向に変位す
ることができる。ピストン61の軸方向変位,すなわち
ストロークは,壁部材51の平坦表面50に対する環状壁
60の位置づけにより決定される内部軸方向寸法により
規制される。円筒ハウジング52内の環状壁60の位置
づけは,所望の作動出力をもたらすための設計パラメー
タであることを理解されたい。
ピストン61はコネクティングロッド71に螺着され
る。コネクティングロッド71は,ピストンボディー6
3に隣接係合するショルダー部材72を有する。ショル
ダー部材72の径はピストンボディー63よりも実質的
に大径である。第3図に示すように,ピストン61が完
全に後退位置にあるときにショルダー部材72は環状壁
60に対する機械的停止手段をなす。加えて,ショルダ
ー部材72は,後述するようにコネクティングロッド7
1に付設したバルブスプール73の軸方向移動に関して
の機械的停止手段としても機能する。軸方向通路74が
ネジ65およびピストン61を貫通してコネクティング
ロッド71にまで達し,そこで径方向通路75に交差す
る。径方向通路75(第2a図参照)は,パルブスプー
ル73の近傍でかつショルダー部材72に近接してコネ
クティングロッド71内に設けられている(第4図も参
照)。この交差する通路74および75によって,後述
のように拡張可能チェンバ70と円筒ハウジング52の
第2のチェンバ57またはバルブスプール73の高圧領
域76の何れかとの間で交互に流体連通が可能となる
(第2aおよび4図参照)。
バルブスプール73は,第5図に示すように内方コア7
7とそれに同心である外部表面80とを有する実質的に
円筒形の部材である。内方コア77の径はコネクティン
グロッド71の径よりもわずかに大きく,それによりバ
ルブスプール73はロッド71に対して相対的に摺動可
能となる。内方コア77の中に2つの径方向溝81,8
2が軸方向に間隔を置いて形成され,そこにたとえばU
カップ軸シールなどのシール部材83,84が収納され
る。それによりシール部材間に高圧領域76が形成され
る。バルブスプール73を通る高圧領域76の外側に径
方向開孔85が伸びて,可撓性内部導管86に接続す
る。内部導管86は,ニップル90の内端に密封接続す
る。ニップル90の外周が円筒壁55にシールされる。
外部導管91の一端がニップル90の外端に密封接続さ
れ(第4図参照),外部導管91の他端が円筒ヘッド3
2内の排出ポート45に密封接合される(第3図参
照)。このような構成により,ソーラーコレクター11
の内部チェンバ30が,バルブスプール73の高圧領域
76と連続的に流体連通することが可能となる。
停止部材92が好適にはコネクティングロッド71の端
部に螺合し,ショルダー72と協働してバルブスプール
73の軸方向移動限界を形成する。バルブスプール73
がコネクティングロッド71に対して十分に軸方向移動
可能であって,第4図に示すように径方向通路75がバ
ルブスプール73の高圧領域76から離脱できるよう
に,停止部材92の軸方向位置を調整する。停止部材9
2は独立のエレメントでも良く,他の部材の一体部品で
も良い。たとえば,第2図に示すように,後述するポン
プ組立体12のプランジャ93の一部でも良い。
第5図を参照すれば,バルブスプール73の外部表面8
0には直径方向で好適には反対側にある2つのスロット
94,95が形成される。両スロットは互いに等しい形
状であるので,一方のスロットのみを説明すれば十分で
ある。たとえばスロット94についての説明はそのまま
スロット95に適用できる。スロット94は,バルブス
プール73の全長程度まで外部表面80上において軸方
向に伸びており,角度をもった集束壁96,97のとこ
ろで終わっている(第2a図)。集束壁96,97は,
バルブスプール73の中心軸線に向けて横方向に延び,
縦方向壁100のところで終わっている。係止部101
が縦方向壁100に形成される。好適には,バルブスプ
ール73の軸長の中央,すなわち壁100の中央に係止
部101が設けられる。
第5図に示すように,内端が鋭角尖端となっている径方
向アーム102,103が,各スロット94,95の係
止部100に旋回的に係合する。径方向アーム102の
半径方向外端は,コンプレッサー106のプランジャー
ステム105内のソケット104に旋回的に係合する。
コンプレッサー106は,円筒壁55を通ってそこに密
封取付けされる。その取付けの位置は,好適にはバルブ
スプール73の中間領域におけるコネクティングロッド
71のストロークのほぼ中央である。
プランジャステム105は実質的に円筒部材であって,
ソケット104とは反対側の外周に径方向溝110を有す
る。この径方向溝110は,Oリング111を保持する。プラ
ンジャーステム105は,コンプレッサーハウジング1
13内の円筒ケーシング112内に摺動的に位置される
(第5図)。ステム105とケーシング112とが圧縮
チェンバ114を画成する。圧縮スプリング115によ
ってプランジャステム105がバルブスプール73に向
けて半径方向内方へ偏倚され,プランジャステム105
のソケット104内に座着する径方向アーム102の端
部を保持するために十分な力を印加する。吸入チェック
バルブ116および排出チェックバルブ117によっ
て,プランジャステム105の往復運動に応じて圧縮チ
ェンバ114中の一方向流通が可能となる。
第5図から分かるように,スプリング115は,プラン
ジャステム105および径方向アーム102を通じてバ
ルブスプール73へと横方向の力を伝達する。この力と
反対側において,径方向アーム103がプランジャ11
9のソケット部材120内に旋回的に係合する。プラン
ジャ119は,ハウジング部材122内に収納された圧
縮スプリング121によって偏倚されている。ハウジン
グ部材122は,コンプレッサー106の位置とは直径
方向のほぼ反対側の位置において,円筒壁55に密封的
に固着されそこを貫通している。圧縮スプリング115
および121により発生した反対方向の力が径方向部材
に対してつり合って,バルブスプール73に作用する径
方向の力が実質的に平衡する。
前述のように,第2図に示した実施例は,流体ポンプ装
置として設計されたものである。コネクティングロッド
は,第1のポンプ組立体のプランジャ93に作動的に連
結している。円筒ハウジング52は,ポンプヘッド12
3に密封的に接合する(第3図)。こうして円筒ハウジ
ング52の第2のチェンバ57の軸方向限界が決定さ
れ,その内部は排出チェンバ124となる。軸方向開口
部125(第2b図)がポンプヘッド123を貫通し,
その径はプランジャ93の外径よりもわずかに大径であ
る。それにより,プランジャ93がポンプヘッド内を自
由に摺動できる。ポンプダイアフラム126の中央がプ
ランジャ93の径方向表面127に固着され,ダイアフ
ラム126の周縁が同軸空胴130と131との間の環
状表面128に密封固着される。こうしてそれらの接合
部において流体密バリアが形成される。第3図に示すよ
うに,端部プレート132が,ポンプヘッド123の環
状端部表面133上に密封固着され,ポンプダイアフラム
126および大径の同軸空胴131とともに閉鎖ポンプ
チェンバ134を画成する。
第2b図に最良に示すように,径方向ポート135が,
ポンプヘッド123の壁を貫通してポンプチェンバ13
4まで伸びている。ポンプ導管136が径方向ポート1
35に密封的に接合して,ポンプチェンバ134と循環
ポンプ15のマスターチェンバ140との間の流体連通
を果す。循環ポンプ15は,好適には標準的な膜ポンプ
で良い。作動油などの実質的に非圧縮性の流体141
が,ポンプチェンバ134,導管136およびマスター
チェンバ140のいたるところに分散している。それに
より,ポンプチェンバ134の体積変化によって,マス
ターチェンバ140体積が対応して逆に変化する。すな
わち,ポンプチェンバ134の体積が増加すると,それ
に応じてマスターチェンバ140の体積が減少する。そ
の逆もある。
ここで開示したソーラーパワーポンプ組立体10および
その個々の構成要素の利点は,ポンプサイクルを通して
の動作を考えることによって,より良く理解できる。特
に,熱力学サイクル中の作動流体が水などの蒸発可能流
体であるところの例示的サイクルを考える。しかしなが
ら,ポンプサイクルは,アンモニアまた炭化水素などの
他の流体も利用することができる。
先ず第3図に示すような初期状態からポンプサイクルの
説明を始める。この状態では,ピストン61およびコネ
クティングロッド71は完全後退位置にある。拡張可能
チェンバ70は完全に収縮状態にある。バルブスプール
73は,コネクティングロッド71内の径方向通路75
が高圧領域76の内部にくるような位置にある。これに
より,拡張チェンバ70は,領域76を介してソーラー
コレクター11の内部チェンバ30に連通する。
第3図にあるようにコネクティングロッド71が完全に
後退位置にある場合には,プランジャ93も同様に後退
位置にあり,ポンプチェンバ134の体積は最大容量に
増加して,その内部が循環ポンプ15のマスターチェン
バ140からの流体141で充満される。マスターチェ
ンバ140の体積は,ポンプチェンバ134へのポンプ
流体141の流出によって減少する。不浸透性ポンプ膜
142(第2b図)がマスターチェンバ140の方へ引
かれ,それに応じて追従チェンバ143の体積が増大す
る。それによりシステム流体144が引かれる。すなわ
ち,一方向吸入バルブ145を通じて追従チェンバ143
の中へ吸入される。
ポンプサイクルのこの初期段階において,径方向アーム
102は,第3図に示すように拡張可能チェンバ70に
向けて径方向および軸方向に角度をもっている。そして
コンプレッサー106のプランジャステム105は,コン
プレッサーハウジング113から最大に延長した位置に
ある。好適には液状である蒸発可能な冷却流体が,一方
向吸入チェックバルブ116を通じて圧縮チェンバ11
4内へと吸入される。
ソーラーコレクター11が太陽に晒されると,内方チュ
ーブの内部の吸光コーティング27によって太陽輻射が
吸収され,それにより内部チェンバ30内部の温度が実
質的に上昇する。この温度上昇により,内部チェンバ3
0内の流体が液体から蒸気状態へと変化する。温度上昇
に伴うこの状態変化によって,内部チェンバ30内の圧
力が実質的に増大する。この圧力増大が,外部導管91
および可撓性内部導管86を通じて,バルブスプール7
3の高圧領域76へと連通する。さらにこの圧力増大
が,径方向通路75および軸方向通路74を通じて拡張
可能チェンバ70へと方向づけられる。
この時点において,円筒ヘッド32が真ちゅうなどの熱
伝導性材料でつくられていることに注意されたい。拡張
可能チェンバ70内部の温度は,ソーラーコレクター1
1の内部チェンバ30の温度に実質的に等しくなるまで
上昇する。このことはある程度正しい。というのは,円
筒ヘッド32の壁部材51を通じた伝導熱の移送効率が
良いからである。円筒ヘッド32の全体を熱伝導性材料
で構成することもできるけれども,円筒形真ちゅうプラ
グなどの熱伝導性インサートを壁部材51の領域におい
てのみ利用する方がより経済的である。所望の効果は実
質的に等しく,効率的な伝熱移送となる。拡張チェンバ
70内の温度上昇の利点は,気化流体の圧力増大を維持
する能力に見出すことができる。閉鎖容器内のガスの圧
力変化は,ガスの温度変化に直接に比例するからであ
る。拡張可能チェンバ70内の上昇温度が,その中の気化
流体の増大圧力を維持する。
高圧で蒸発した流体が拡張可能チェンバ70へと流入す
るにつれて,ダイアフラム54およびピストンフェイス
67に最終的軸方向力が働き,ピストン61およびコネ
クティングロッド71が軸方向に移動させられる。この
ことが生じると,プランジャ93はポンプチェンバ13
4へと押され,その結果ポンプチェンバ134の体積が
減少して,ポンプ流体141を循環ポンプ15のマスタ
ーチェンバ140内へと放逐する。これにより,ポンプ
膜142が追従チェンバ143の方向へ押され(第2b
図),追従チェンバ143の体積が減少して,システム
流体144が一方向排出バルブ146を通して放出され
る。
コネクティングロッド71が伸展位置へと移動するにつ
れて,径方向アーム102は元の位置からコネクティン
グロッド71の縦軸に実質的に直角の位置へと旋回す
る。これが起こると,プランジャステム105がコンプ
レッサー106方向へ変位され(第5図参照),圧縮チ
ェンバ114の体積が減少し,実質的液体状態かつ高圧
状態の蒸発可能流体が排出チェックバルブ117を通っ
て放出される。放出された流体は,供給導管118を通
り吸入ポート44を介して(第2a図),ソーラーコレ
クター11の内部チェンバ30へと運ばれる。
拡張可能チェンバ70内の圧力増大の下にコネクティン
グロッド71が伸展を続けると,径方向アーム102
は,実質的直角位置を越えてポンプヘッド123へ向う角
度づいた位置へと旋回する(第2a図)。この傾斜位置
によって,圧縮スプリング115がプランジャステム1
05を完全伸展位置へと戻す。この結果,吸入チェック
バルブ116を通してより多くの蒸発可能流体が圧縮チ
ェンバ114へと引込まれる。
コネクティングロッド71がストローク長の中点を越え
て十分な距離まで伸びたときに,圧縮スプリング115
および121がそれぞれ径方向アーム102,103を
介してバルブスプール73に軸方向の力を付課する。そ
れにより,第2a図に示すように,バルブスプール73
が停止部材92に向ってコネクティングロッド71上を
軸方向に滑動し,停止部材92に当接させる。このこと
が起きると,径方向通路75がバルブスプール73の高
圧領域76から離脱し,円筒ハウジング52の低圧排出
チェンバ124との連通状態へと移動する。そして排出
チェンバ124と拡張可能チェンバ70とが連通する。
このときに,拡張可能チェンバ70内部の圧力は排出チ
ェンバ124へと通流され,ひきつづき円筒壁55内の
ベントポート150を通じて排出される。ベント導管1
51が,排出チェンバ124のベントポート150を復
水器152へ連通する。復水器152は,流体を冷却し
て実質的液体状態へと戻し,それをコンプレッサー10
6の吸入チェックバルブ116へと方向づける。
拡張可能チェンバ70内の圧力が低下するにつれ,ピス
トン71およびコネクティングロッド71がもとの後退
位置へと戻る。コネクティングロッド71をもとの位置
へ戻すためには,径方向アーム102および103を通
じてコネクティングロッド71上に働く軸方向力を克服
するような偏倚力が必要である。そのような偏倚力は種
々の方法によってもたらされ得る。たとえば,停止部材
92とポンプヘッド123との間においてプランジャ9
3上にバイアスコイルスプリングを同心的に位置しても
良い。こうすれば,停止部材92を介してコネクティング
ロッド71へと軸方向力を付課することができる。変形
的には,ソーラー温水装置のような設備の場合には,吸
入バルブ145から流入するシステム流体144に圧力
をかけても良い(第2b図)。こうすれば,ポンプ膜1
42上に働く圧力がポンプ流体141を通じてポンプダ
イアフラム126に伝達され,それがプランジャ93に
対して軸方向力を付課する。そのような偏倚力は,径方
向アーム102,103による前述の軸方向力に打ち勝つの
に一般に十分であり,ピストン61およびコネクティン
グロッド71をもとの後退位置に戻すことができる。
コネクティングロッド71が後退位置へと移動すると,
プランジャ93がポンプチェンバ134から引出され
て,ポンプチェンバ134の体積が増加し,マスターチ
ェンバ140から流体141が吸込まれる。ポンプ流体
141の流出によってポンプ膜142がマスターチェン
バ140の方向へ引かれる。従って,システム流体14
4が吸入バルブ145を通って追従チェンバ143が吸
込まれ,循環ポンプ15は次の圧縮ストロークのための
準備ができる。
コネクティングロッド71の回帰運動によって,径方向
アーム102が再び旋回し,コネクティングロッド71
の縦軸にほぼ直角の方向を通る。そのときにコンプレッ
サー106は再び,コネクティングロッド71が伸展した
ときと同様な圧縮ストローク状態になる。同様に,径方
向アーム102が直角位置を越えて,円筒ヘッド32に
向うもとの傾斜位置まで旋回すると,コンプレッサー1
06は吸入ストローク状態になり,プランジャステム1
05が圧縮スプリング115の力により再び伸長する。
コネクティングロッド71がストロークの中点を越えて
十分な距離まで後退すると,圧縮スプリング115,121
がそれぞれ径方向アーム102,103を介してバルブ
スプール73上に円筒ヘッド32の方向の軸方向の力を
付課する。この軸方向の力によって,バルブスプール7
3がコネクティングロッド71上をショルダー部材72
の方向に軸方向にシフトする。このことが起きると,径
方向通路75は再びバルブスプール73の高圧領域76
内部に位置し,それにより拡張可能チェンバ70がソー
ラーコレクター11の内部チェンバ30に連通する。こ
のときに,ポンプ組立体12は再び拡張ストロークのた
めの準備段階になる。
前述の完全ポンプサイクルとともにいくつかのファクタ
ーを評価すべきである。ピストン61およびプランジャ
93が機械的に連結しているので,直接の圧力関係が拡
張チェンバ70とポンプチェンバ134との間に達成さ
れる。この点に関して,ピストン61の有効面積がプラ
ンジャ93の有効面積の4倍大きければ,ポンプチェン
バ134内の対応する圧力は拡張可能チェンバ70内の
圧力の4倍大きくなければならない。こうして,コレク
ター11内で有意の圧力が生じたときに,ポンプ流体1
42から大きな作業能力が得られる。
上述のポンプサイクルの説明から明らかなように,コネ
クティングロッド71の完全サイクル1回に対して,コ
ンプレッサー106は2回の完全サイクルを行なう。最
初のサイクルは,コネクティングロッド71が伸展する
段階に生じる。2番目のサイクルは,コネクティングロ
ッド71が後退する段階に生じる。この2対1の関係に
よって,十分な量の蒸発可能流体がソーラーコレクター
11の内部チェンバ30へと導入されることが保障さ
れ,拡張可能チェンバ70への流量を補充することがで
きる。
前述の特徴および利点は,第7図に示す変形実施例にお
いても同様に成り立つ。この実施例においては,変形的
な流体パワーコンプレッサー106′が用いられて,蒸
発可能流体を圧縮してソーラーコレクター11の内部チ
ェンバ30へと戻している。機械的に作動するコンプレ
ッサー106′はソケット部材120,対抗力スプリン
グ121およびハウジング部材122の代わりに配置さ
れたものであり,これらの部材に対応して同様な要素1
20′,121′および122′が位置され,それらが
径方向アーム102に係合してスプール73の前述のシ
フト運動を実効たらしめている。
流体パワーコンプレッサー106′は,基本的にはコン
プレッサーヘッド210,コンプレッサーボディー21
1および取付プレート212から成る。取付プレート2
12がポンプヘッド123に固着されて,コネクティン
グポート213を通じてポンプチェンバ134との流体連
通がもたらされる。コネクティングポート213の周囲
にOリング214が位置されて,流体密封接続が保障さ
れる。
取付プレート212は,コネクティングポート213と流
体連通する第1のチェンバ215を画成する。第1の膜
216が第1のチェンバ215の1つの壁をなし,また
コンプレッサーボディー211の空胴221内部に収容
されたほぼ円筒形のコネクティングピストン220と動
作的に接続する。戻しスプリング222が,空胴221
の環状ショルダー223とコネクティングピストン22
0内の環状凹部224との間において,コネクティング
ピストン220の周囲に同軸的に配される。このように
して,戻しスプリング221がコネクティングピストン
220上に偏倚力を付課して,ピストン220および第
1の膜216を第1のチェンバ215へと偏倚させる。
これにより,第1のチェンバ215の体積が減少する。
第1の膜216の軸方向反対側において,コネクティン
グピストン220が第2の膜225に固着されている。
第2の膜225がコンプレッサーヘッド210ととも
に,圧縮チェンバ226を画成する。吸入チェックバル
ブ116′および排出チェックバルブ117′が圧縮チ
ェンバ226に付設されて,コネクティングピストン2
20および第2の膜225の往復運動に伴って蒸発可能
流体の一方向流れが達成される。
第1の膜216,コネクティングピストン220および
第2の膜225を介して第1のチェンバ215と第2の
チェンバ226とが直接機械的に連結されているので,
第1のチェンバ215の体積変化によって第2のチェン
バ226の体積が逆に変化することに注意されたい。そ
れぞれのチェンバのそのような体積変化は,プランジャ
93の往復運動により生じコネクティングポート213
を通じた非圧縮性ポンプ流体141の流れによるもので
ある。
コンプレッサー106′の動作は,以下のごとくであ
る。プランジャ93がポンプチェンバ134へと伸展す
ると,非圧縮性ポンプ流体141が導管手段136およ
びコネクティングポート213を通ってポンプチェンバ
134から流出する。コネクティングポード213を通
って流れる流体は第1のチェンバ215に入って,第1
の膜216に力を及ぼす。第1の膜216がコネクティン
グピストン220を圧縮チェンバ226の方へと押して,
第2のチェンバ226内の蒸発可能流体を排出チェック
バルブ117′を通して放出する。放出された流体は,
ソーラーコレクター11の内部チェンバ30へと戻る。
そのような運動の間,ピストン220は戻しスプリング
222を環状ショルダー223に対して圧縮する。ポンプ
チェンバ134からのプランジャ93の後退に応じて,
非圧縮性ポンプ流体141は第1のチェンバ215からポ
ンプチェンバ134へと戻ることができる。この戻り流
を促進するために,戻しスプリング222がコネクティ
ングピストン220に対して偏倚力を及ぼし,これにより
第1のチェンバ215の体積が減少し,ポンプ流体14
1がコネクティングポート213を通って放出する。戻
しスプリング222がコネクティングピストン220を
もとの位置へと戻すと,圧縮チェンバ226が拡張し
て,復水器152から吸入チェックバルブ116′を通
じて蒸発可能流体が吸入される。
コネクティングピストン220がもとの位置に戻ると,
コンプレッサー106′は次の圧縮段階への準備状態に
なる。この実施例は,ポンプ組立体12に対応してソー
ラーコレクター11の内部チェンバ30へ蒸発可能流体
を連続的に供給することを保障する。
他の形態の相互接続を用いることができる。プランジャ
93およびポンプヘッド123の組合せ以外の配列を用
いて,所望の機械的作動出力をとり出しても良い。たと
えばプランジャ93を機械的カップラーリンクに置換し
て,コネクティングロッド71から往復直線運動をとり
出し,所望の機械に動力を与え或いは他の所望の有用な
作動へと変換することができる。
さらに,これまで単一動作のピストン61を有するポン
プ組立体12,すなわち一方向のみへの圧力作用のみに
ついて説明してきたが,他の変形的なピストン配列も本
発明の範囲内に入ることに留意されたい。たとえば,ポ
ンプ組立体12の中で複動ピストン配列を用い得ること
は,当業者にとって明白である。そのような配列にする
と,蒸発可能流体により発生した作動圧がピストン61
の軸方向反対側にも作用可能となり,これにより偏倚戻
り力の必要性が除去され,ポンプ組立体12の作動出力
能力が実効的に2倍になる。
ポンプ組立体12から得られる作動出力は,ソーラーコ
レクター11により吸収された太陽輻射熱の量に比例す
ることを認識されたい。ゆえに,天気が曇りのときに
は,太陽輻射が実質的に減少する。そういうときには,
ポンプ組立体12の作動出力が要求値よりも落ちること
がある。そのような状況では,太陽輻射エネルギーの減
少分を補うために,代替エネルギー源を用いることが望
まれる。そのような代替エネルギー源としては,内方チ
ューブ21の内部チェンバ30の中に配置した電気抵抗
ヒーターであっても良い。その場合,当業者に明白なポ
ートを通じて内部チェンバ30と流体連通した圧力作動
スイッチをその抵抗ヒーターに接続しても良い。太陽輻
射が減少した結果として,内部チェンバ30の中の圧力
が所定値まで低下すると,圧力作動スイッチが電気回路
を完成し,これにより抵抗ヒーターが適当な電力源ライ
ンへと接続される。抵抗ヒーターが必要な熱エネルギー
の供給を継続して,ポンプ組立体の連続動作を保障す
る。太陽輻射が所定値まで増大して補充加熱がもはや不
要になったときには,内部チェンバ30の中の圧力が増
大して抵抗ヒーターを消勢する。その後ソーラーパワー
ポンプ組立体10の正常な動作が,太陽輻射が減少する
まで続行する。
反対に極めて晴天のときには,ソーラーコレクター11
の露出によって,要求値を大きく越える作動出力が出て
しまう。これが生じると,ソーラーコレクター11の露
出量を減らして,内部チェンバ30の中の圧力が安全作
動レベルを越えないようにする。そうしないと,ソーラ
ーコレクター11またはポンプ組立体12を損傷するおそ
れがあるからである。この目的のために不透明で軽量の
太陽シールド13がソーラーコレクター11に関して可
動的に付設され,太陽輻射への露出量を選択的に妨害す
る。
太陽シールド13は薄いアルミニウムシートまたは軽量
の不透明材料で構成しても良く,好適には円筒形状の一
部であり,その円形曲面はソーラーコレクターの外方シ
ェル20に同軸であってそれよりわずかに大きい。太陽
シールド13は,固着した縦方向の脚161を有する制御
アーム160を通じて制御エレメント14に動作的に連結
ししいる。かくして,太陽シールド13は,ソーラーコレ
クター11に関して周回的・選択的に配置され,太陽輻
射への露出量を調整できる。
第2bに図すように,制御エレメント14は,ベースセ
クション164およびメインボディーセクション165
を有する制御ハウジング163から構成される。ベース
セクション164は,平坦表面に取付けるのに適当なほ
ぼ平坦な表面166を有する。ベースセクション154
は,第2図に示すように円筒ハウジング52の環状端部表
面133に取付けられたときに,第3図の端部プレート
132の代わりになる。半径方向のベース空胴167
が,平坦表面166の反対側において,環状面170か
ら軸方向に延びている。ポート171がベースセクショ
ン164の壁を通って径方向に伸びて,ベース空胴16
7をセンサ導管172に連通している。
第2b図および第6図を参照すれば,メインボディーセ
クション165は,環状表面174から軸方向に延び,
環状支持壁175で終了する空胴173を有する。空胴
173の内径は,ベース空胴167の内径に実質的に等
しい。径方向の空胴173と実質的に同軸な支持開口部
176が,支持壁175を貫通し,実質的に大径のスプ
リング空胴177に連通する。スプリング空胴177
は,メインボディーセクション165の端部壁180か
ら軸方向に延びている。軸方向ピン181,182(第
6図)が,支持壁175から径方向空胴173の近傍ま
で伸び,好適には共通の円周上に等間隔に配置される。
実質的に円筒形の駆動体183が,形方向空胴173の内
径よりもわずかに小径の外径を有する。それにより,駆
動体183を空胴173の内部に配置することができ
る。第6図に示すように,中央孔184および周辺孔1
85,186が駆動体183の下面から軸方向内方へ伸
びている。周辺孔185,186を適切に配置すること
により,駆動体183を径方向空胴173の内部で軸方向
ピン181,182に対し軸方向摺動係合させることが
できる。直径方向の反対側に位置した径方向ピン18
7,188が,中央孔184の内周から半径方向内側へ
と伸びている。制御シャフト190が,その周辺において
直径方向反対側に位置したら旋溝191,192を有す
る。制御シャフト190が駆動体183の中央孔184
内部に配置されたときに,ら旋溝191,192がそれ
ぞれ径方向ピン187,188に摺動的に係合する。
制御シャフト190は,横方向の支持を与える支持開口
部176を軸方向に通過し,スプリング空胴177を越
え,端部壁180を実質的に越える距離まで伸びてい
る。制御シャフト190がスプリング空胴177を通過
する所の付近において,うず巻きコイルスプリング19
3の一端が制御シャフト190に固着している。うず巻
きコイルスプリング193の他端は,保持ピン194に
固着される。保持ピン194は,保持キャップ195を
端部壁180に固着させたときに,スプリング空胴17
7の中へ軸方向に伸びる。かくして,うず巻きコイルス
プリング193がスプリング空胴177の内部で回転可
能に固着されている。制御シャフト190は,保持キャ
ップ15の開口部を貫いて伸び,そこで支承されてい
る。開口部196は,制御シャフト190へ追加的な横
方向支持を与える。カラー200が,ピン200′によ
り制御シャフト190に回転不能に固着される。カラー
200は径方向開孔201を有し,その中に太陽シール
ド13のための制御アーム160が動作的に剛着されて
いる。
ベースセクション164とメインボディーセクション1
65とが互いに接合されて制御ハウジング163を形成
するときに,環状面170と環状表面174との接合界
面に制御ダイアフラム202の周縁部が密着的に接続さ
れる。制御ダイアフラム202の中央領域が駆動体18
3の径方向面203に動作的に取付けられ,ベース空胴
167とともに拡張可能な制御チェンバ204を画成す
る。
制御エレメント14のこの実施例は,制御チェンバ20
4内の圧力に変化に応じて太陽シールド13の動きを制
御することに注意されたい。特に,センサ導管172を
ソーラーコレクター11の内部チェンバ30に連通させ
ることが好適である。これにより制御チェンバ204内
の圧力が内部チェンバ30内の圧力にほぼ等しくなる。
この場合には,うず巻きコイルスプリング193の偏倚
力により決定される値よりも圧力が高くなると,駆動体
183の実効面上に働く力が,駆動体183を制御シャ
フト190に対して軸方向に移動させる。駆動体183
が移動すると,その径方向ピン187,188と制御シ
ャフト190のら旋溝191,192との係合によって,駆
動体183の軸方向直線運動が制御シャフト190の対
応する回転運動へと変換される。この回転運動が,太陽
シールド13の位置を変えて,ソーラーコレクター11
の太陽輻射への露出量を減少させ或いは遮断する。
このことが生じると,内部チェンバ30の温度が減少し
てその中の圧力も減少して,制御チェンバ204内の圧
力も減少する。その圧力が所定値以下に下がると,駆動
体183上の力がもはやうず巻きコイルスプリング19
3の偏倚力に打ち勝てなくなり,スプリング193が制
御シャフト190をもとの位置へと回転させ,ソーラー
コレクター11は再び太陽輻射に大きく露出されること
になる。
うず巻きコイルスプリング193のねじり偏倚力を変化
させることによって,ソーラーコレクター11の露出量
を調整して,内部チェンバ30内部の最大作動圧力を十
分に維持することができることに注意されたい。さら
に,ソーラーコレクター11の露出量を調整するため
に,他のフィードバック制御システムを用い得ることを
認識されたい。たとえば,うず巻きコイルスプリング1
93の代わりに温度センサスプリングを用いて,それを
ソーラーヒーティングシステムのシステム流体に露出し
ても良い。その場合に,システム流体が所定の最大値に
達したときの温度センサスプリングのねじり力によっ
て,太陽シールド13を遮断位置へと選択的に移動させ
ることができる。かくして,システム流体が加熱を要す
る程度にまで冷却されるまで,ポンプ組立体10がポン
プ動作を停止させることが可能となる。システム流体が
冷却されたときには,温度センサスプリングが太陽シー
ルド13を非遮断位置へと移動させて,ポンプ動作を開
始させることが可能である。それにより,システム流体
が加熱のためにソーラーパネルへと送出される。
以上のような構成から成る本発明の効果は大きく、従来
技術によるものよりコンパクトであり、太陽輻射エネル
ギーから機械的エネルギーへの変換効率が大きく改善さ
れ、また、従来技術では十分動作し得ないような条件下
でも有効に駆動することができる。
これまで添付図面を参照しながら本発明の好適実施例お
よび変形実施例についてのみ説明し,その他の変形例に
ついては触れなかったが,本発明はこれらに限定される
ものではなく,本発明の範囲は請求の範囲により定ま
る。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱輻射を機械的作動に変換するための装置
    であって、 熱輻射を受けて集束させるためのコレクター手段(11)で
    あって、該コレクター手段(11)の内部チェンバ手段(30)
    の内部で、作動流体の蒸発により圧力が発生するコレク
    ター手段(11)と; 該コレクター手段(11)に選択的に流体連通し、少なくと
    も1つの可動壁(54)を有する拡張可能チェンバ手段(70)
    と; 該コレクター手段(11)の前記内部チェンバ手段(30)と前
    記拡張可能チェンバ手段(70)との熱的連通を達成させる
    ための熱伝導性壁手段(51)と; 前記可動壁(54)に動作的に係合する可動ピストン手段(6
    1)と; 一端が前記ピストン手段(61)に固着され、他端が機械的
    負荷との相関関係に適した、コネクティングロッド手段
    (71)と; 前記コレクター手段(11)の作動圧力よりも実質的に低い
    圧力を有する排出チェンバ手段(124)と; 該排出チェンバ手段(124)から作動流体を受け、それを
    前記コレクター手段(11)へと供給する、コンプレッサー
    手段(106)と; 前記拡張可能チェンバ手段(70)を前記コレクター手段(1
    1)と前記排出チェンバ手段(124)とに交互に流体連通さ
    せるように、前記コネクティングロッド手段(71)に組込
    まれたバルブ手段(73)と; から成る、熱輻射を機械的作動に変換するための装置。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載された装置であっ
    て: 前記コネクティングロッド手段(71)が、前記拡張可能チ
    ェンバ手段(70)との流体連通にあるポート手段(74)を含
    む; ところの装置。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項に記載された装置であっ
    て: 前記拡張可能チェンバ手段(70)が、前記コレクター手段
    (11)との熱的導通状態にある; ところの装置。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項に記載された装置であっ
    て: 前記コンプレッサー手段(106)が、前記コネクティング
    ロッド手段(71)と動作的に係合している; ところの装置。
  5. 【請求項5】請求の範囲第1項に記載された装置であっ
    て: 前記コンプレッサー手段(11)が、前記バルブ手段(73)を
    作動的に方向づける; ところの装置。
  6. 【請求項6】請求の範囲第1項に記載された装置であっ
    て、 前記コレクター手段(11)の熱輻射への露出が、可動シー
    ルド手段(13)により選択的に遮断され、 該シールド手段(13)が制御手段(14)により前記コレクタ
    ー手段(11)に対しての熱輻射遮断位置へと選択的に方向
    づけられる; ところの装置。
  7. 【請求項7】請求の範囲第6項に記載された装置であっ
    て: 前記制御手段(14)が、前記コレクター手段(11)の作動圧
    力と動作的に関連した圧力作動装置である; ところの装置。
  8. 【請求項8】請求の範囲第1項に記載された装置であっ
    て: 前記コレクター手段(11)が、太陽輻射を受けて集束させ
    るのに適した真空ボトル型のソーラーコレクターであ
    る; ところの装置。
  9. 【請求項9】請求の範囲第8項に記載された装置であっ
    て、 前記コレクター手段(11)の太陽輻射への露出が、可動シ
    ールド手段(31)により選択的に遮断され; 該シールド手段(31)が、制御手段(14)により前記コレク
    ター手段(11)に対しての太陽輻射遮断位置へと選択的に
    方向づけられる; ところの装置。
  10. 【請求項10】請求の範囲第9項に記載された装置であ
    って: 前記制御手段(14)が、前記コレクター手段(11)の作動圧
    力と動作的に関連した圧力作動装置である; ところの装置。
  11. 【請求項11】ソーラーパワーポンプ組立体であって、 熱輻射を受けて集束させるためのコレクター手段(11)で
    あって、該コレクター手段(11)の内部チェンバ手段(30)
    の内部で、作動流体の蒸発により圧力が発生するコレク
    ター手段(11)と; 該コレクター手段(11)に選択的に流体連通し、少なくと
    も1つの可動壁(54)を有する拡張可能チェンバ手段(70)
    と; 前記コレクター手段(11)の前記内部チェンバ手段(30)と
    前記拡張可能チェンバ手段(70)との熱的連通を達成させ
    るための熱伝導性壁手段(51)と; 前記可動壁(54)に動作的に係合する可動ピストン手段(6
    1)と; 一端が前記ピストン手段(61)に固着され前記拡張可能チ
    ェンバ手段(70)に流体連通するポート手段(74)を有し、
    他端がプランジャ手段(93)に動作的に接続された、コネ
    クティングロッド手段(71)と; 前記コレクター手段(11)の作動圧力よりも実質的に低い
    圧力を有する排出チェンバ手段(124)と; 該排出チェンバ手段(124)から作動流体を受け、それを
    前記コレクター手段(11)へと供給する、コンプレッサー
    手段(106)と; 前記拡張可能チェンバ手段(70)を前記コレクター手段(1
    1)と前記排出チェンバ手段(124)とに交互に流体連通さ
    せるように、前記コネクティングロッド手段(71)に組込
    まれたバルブ手段(73)と; 前記プランジャ手段(93)と圧力動作的に係合し、流体を
    送出するのに適したポンプチェンバ手段(134)と; から成る、ソーラーパワーポンプ組立体。
  12. 【請求項12】請求の範囲第11項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記コンプレッサー手段(106)が、前記ポンプチェンバ
    手段(134)と動作的に係合している、 ところのポンプ組立体。
  13. 【請求項13】請求の範囲第11項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記コンプレッサー手段(106)が、前記コネクティング
    ロッド手段(71)と動作的に係合している、 ところのポンプ組立体。
  14. 【請求項14】請求の範囲第11項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記コンプレッサー手段(106)が、前記バルブ手段(73)
    を作動的に方向づける、 ところのポンプ組立体。
  15. 【請求項15】請求の範囲第11項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記コレクター手段(11)が、真空ボトル型のソーラーコ
    レクターである、 ところのポンプ組立体。
  16. 【請求項16】請求の範囲第11項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記ポンプチェンバ手段(134)が、別の流体を送出する
    のに適した循環型ポンプ手段と動作的に関連する、 ところのポンプ組立体。
  17. 【請求項17】請求の範囲第11項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記コレクター手段(11)の太陽輻射への露出が可動シー
    ルド手段(13)により選択的に遮断され、 該シールド手段(13)が制御手段(14)により前記コレクタ
    ー手段(11)に対しての太陽輻射遮断位置へと選択的に方
    向づけられる、 ところのポンプ組立体。
  18. 【請求項18】請求の範囲第17項に記載されたポンプ組
    立体であって: 前記制御手段(14)が、前記コレクター手段(11)の作動圧
    力と動作的に関連した圧力作動装置である; ところのポンプ組立体。
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