JPH0668315A - 光学コードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取装置 - Google Patents

光学コードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取装置

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JPH0668315A
JPH0668315A JP3068306A JP6830691A JPH0668315A JP H0668315 A JPH0668315 A JP H0668315A JP 3068306 A JP3068306 A JP 3068306A JP 6830691 A JP6830691 A JP 6830691A JP H0668315 A JPH0668315 A JP H0668315A
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JP
Japan
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film
recorded
code
light
image
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3068306A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Azuma
信昭 東
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3068306A priority Critical patent/JPH0668315A/ja
Publication of JPH0668315A publication Critical patent/JPH0668315A/ja
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像記録済フイルムと画像識別コードを1対
1に対応させるとともにコード部にヨゴレが付着するこ
とでコード読取が困難となる事態の発生を防止し、かつ
フイルム保管の作業効率を向上させる。 【構成】 可視画像1が記録された医療フイルム2のフ
レーム部3の一部に画像識別情報を有するバーコード4
を記録する。このバーコード4の記録は、可視画像1の
記録に用いられたレーザプリンタを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像識別のための光学コ
ードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取
装置に関するものであり、特に、病院等において大量に
取り扱われるX線写真フイルムおよびそのフイルムを各
画像毎に識別するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、病院等においては大量の医療フ
イルムを扱っており、撮影時から3年の間は保存してお
かなければならないという法的義務や、患者の過去の病
歴を知るためにその患者の過去のフイルムを短時間のう
ちに検索しなければならないという事情からその医療フ
イルムを検索しやすいように保管しておくのが大変であ
った。
【0003】このような医療フイルムは例えばレントゲ
ン写真フイルム等としてよく知られており、透過光によ
ってこのフイルムに記録されている被写体画像を見るこ
とができるようにしたものであり、1患者に対して連続
して複数枚の撮影をすることも多い。
【0004】従来、このような医療フイルムを識別する
ためには上記医療フイルムを入れておく所定の袋の外側
に、保管に必要な情報やバーコードを直接プリントする
か、バーコードを印刷したラベルをこの袋もしくはこの
医療フイルムに貼付する等の方法をとっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た袋に必要な情報やバーコードを直接プリントした場合
には、通常連続して撮影した複数枚のフイルムを1枚の
袋に入れるようにしていることから袋とフイルムが1対
1に対応せず、所望のフイルムをバーコード等によって
特定することができないという問題があり、また、バー
コード等の識別情報が露出してしまうためヨゴレが付着
してその情報の識別が困難となる等という問題があっ
た。
【0006】また、バーコード等の識別情報を印刷した
ラベルを袋またはフイルム自体に貼付する場合には、ラ
ベルを貼付するために時間を要しフイルム保管のための
作業効率が悪いという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するためな
されたものであり、画像記録済フイルムと画像識別コー
ドを1対1に対応させることができ、ヨゴレ等により画
像識別コードの識別が困難となるおそれが少なく、さら
にフイルム保管の作業効率を向上させることができる光
学コードが記録されたフイルムを提供することを目的と
するものである。
【0008】また、このような光学コードが記録された
フイルムの光学コードを読み取るための光学コードの読
取装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光学コードが記
録されたフイルムは光学的に読取可能な画像識別コード
を画像とともに記録したことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の光学コードの読取装置は投
光手段からの光をフイルムの画像識別コードが記録され
ている部分に照射し、この部分からの透過光を受光手段
によって読み取り、この受光された上記記録部分の光情
報に基づきコード認識手段によって画像識別コードを認
識するように構成されてなることを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】上記本発明の光学コードが記録されたフイルム
によれば、フイルム自体に画像識別コードを記録してい
るので医療フイルムと画像識別コードを1対1に対応さ
せることができる。
【0012】また、医療フイルムは通常袋に入れて保管
するので、フイルムに記録された画像識別コードにはヨ
ゴレが付着するおそれが少なく画像識別コードの読取り
が困難となるおそれが少ない。
【0013】さらに、従来技術のように医療フイルムに
ラベルを貼付する必要がないのでフイルム保管時におけ
る作業効率を向上させることができる。
【0014】一方、上記本発明の光学コードの読取装置
によれば、フイルムの画像識別コードに照射された光
の、フイルムからの透過光を検出するようにしており、
従来のバーコードリーダのように反射光読取タイプとは
異なり透過光読取タイプとなっているので、光を反射し
にくい医療フイルムにおいてもフイルム上の画像識別コ
ードを読み取ることが容易となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る光学コード
が記録されたフイルムを示す概略図である。すなわち、
このフイルムは蓄積性蛍光体シート(IP)から読み取
られた放射線画像情報を可視画像1として記録された医
療フイルム2であって、可視画像1が記録されていない
フレーム部3の一部に画像識別コードとして機能するバ
ーコード4を記録してなるものである。
【0017】なお、上述した蓄積性蛍光体とは、放射線
(X線,α線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射
するとこの放射線エネルギーの一部が蓄積され、その後
可視光等の励起光を照射すると蓄積されたエネルギー量
に応じて輝尽発光を示す蛍光体をいう。この蓄積性蛍光
体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放射
線画像を一旦シート状の蓄積性蛍光体(蓄積性蛍光体シ
ート)に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ
光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られ
た輝尽発光光を光電的に読取って画像データを得、この
画像データに基づいて被写体の放射線画像を可視画像と
して上述したような写真感光材料からなる医療フイルム
2に記録し、もしくはCRTディスプレイ装置等に再生
表示するシステムが本出願人により既に提案されている
(特開昭55-12429号,同56-11395号,同55-163472 号,
同56-164645 号,同55-116340 号等)。
【0018】このシステムは、従来の銀塩写真を用いる
放射線写真システムと比較してきわめて広い放射線露光
域にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有
している。すなわち、放射線露光量に対する、放射線エ
ネルギー蓄積後の励起による輝尽発光光の光量がきわめ
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽
発光光を読取りゲインを適当な値に設定して読取ること
により、放射線露光量に影響されない画像データを得る
ことができる。
【0019】また、上述したバーコード4は一般に使用
されている如く、線幅および間隔によって所定の複数桁
の数字を表わす縞状のパターンであって、このフイルム
に記録されている画像個有のID番号を示すものであ
る。
【0020】この医療フイルム2への可視画像1および
バーコード4の記録は図2に示すレーザプリンタ10によ
りなされる。すなわち、本実施例では極めて細かい画像
の記録に優れた、可視画像1を記録するためのレーザプ
リンタ10を用いてバーコード4を記録するようにしてい
るので、バーコード4を記録するための特別の手段を設
けることなく鮮明なバーコード4を記録することができ
る。
【0021】このときのバーコード情報および患者情報
(撮影年月日,被写体の氏名,年齢,性別等)は図2に
示す如く、レーザプリンタ10から医事システム11にオン
ラインで送出される。
【0022】医事システム11はフイルム保管庫12に保管
されている全医療フイルム2を検索する機能を備えてい
る。
【0023】すなわち、この医事システム11において、
レーザプリンタ10から送出されてきたバーコード情報と
患者情報が全て磁気ディスクメモリに格納されるように
なっており、検索時においてオペレータが所望の画像に
対応する画像識別コードあるいは患者情報のいずれかを
インプットすると、検索命令信号が図3に示される、フ
イルム保管庫12内のコードリーダに送出される。
【0024】このコードリーダはフイルム保管庫12に保
管されている医療フイルム2のバーコード4を自動的に
読み取り、その読取コードを医事システム11に送出す
る。
【0025】医事システム11ではコードリーダから送出
されてきたコードが所望の画像識別コードであるか否か
を比較し、一致すればコードリーダに対して検索完了信
号を送出するとともに検索が完了した旨および検索され
た医療フイルム2が保管庫内でどの位置に保管されてい
るかをCRT上に表示する。
【0026】一方、比較したコードが一致しなければさ
らに検索を継続するようコードリーダに対して検索命令
信号を送出することとなる。
【0027】なお、レーザプリンタ10において可視画像
1およびバーコード4を記録された医療フイルム2はベ
ルトコンベア13によって上記フイルム保管庫12に搬送さ
れ、自動保管されるようになっている。
【0028】次に図3を用いて上述したコードリーダに
ついて説明する。このコードリーダは医事システム11か
らの検索命令信号がコントロール部21に入力されると、
このコントロール部21は光照射部22と光読取部23を、検
索すべき医療フイルム2のバーコード4を挟んで対向す
るような位置に移動させる。光読取部23は、その長手方
向がバーコード4の配列方向に一致するようにバーコー
ド4上に配される。
【0029】この光照射部22は光源とこの光源からの光
ビームをバーコード4の配列方向にスキャンさせる光ス
キャン部からなっている。
【0030】また、上記光読取部23は光源からの光ビー
ムの医療フイルム2からの透過光を受光するものでバー
コード4の全情報を検出するため、このバーコード4の
配列方向幅よりも長い受光素子列を有しており、各受光
素子列からの信号出力のタイミングは光照射部の光スキ
ャンのタイミングと同期している。
【0031】この光読取部23により読み取られたバーコ
ード情報は順次受光部24からバーコード認識部25に送出
されてアスキーコードに変換される。このアスキーコー
ドはコントロール部21からの所定のタイミング信号に応
じ、このバーコード認識部25から医事システム11に送出
される。
【0032】なお、バーコード認識部25と医事システム
11はRS−232 Cにより接続されている。
【0033】上述したように本実施例のコードリーダに
おいては検出物からの透過光を検出するようにしている
ので、従来の反射型バーコードリーダによっては読取り
が困難と考えられる透明フイルム等に記録されたバーコ
ードを容易に検出することが可能である。
【0034】なお、本発明の光学コードが記録されたフ
イルムおよびその読取装置としては上述した実施例のも
のに限られるものではない。
【0035】例えば光学的に読取可能な画像識別コード
としてはバーコードに限られるものではなく、カルラコ
ードその他種々の光学コードを用いることが可能であ
る。
【0036】また、フイルムに記録される画像としては
放射線画像読取装置からの放射線画像に限られるもので
はなく、これに代えてX線CT装置等からの放射線画像
やMRI装置からの画像、その他医療画像以外の種々の
画像とすることが可能である。
【0037】さらに、上述した実施例においては、可視
画像をフイルム上に記録するためのレーザプリンタを用
いてバーコードを記録するようにしているが、可視画像
を記録する手段と異なる手段によって光学コードを記録
することも可能である。
【0038】さらに、上述した実施例においては医療フ
イルムの画像識別コードを自動的に検索するようにして
いるが、オペレータが手動で読取装置を操作し、所望の
画像識別コードを検出することも可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明の光学コードが記録されたフイル
ムによれば、フイルム自体に光学コードが記録されてい
るので、フイルムおよびこのフイルムに記録された画像
と、画像識別コードを1対1に対応させることができ検
索が容易となるとともに、袋にバーコードがプリントさ
れていた従来のもののようにヨゴレ等により画像識別コ
ードが読取不能となることがない。また、バーコードが
記録されたラベルを貼付する必要がないのでその貼付に
要する時間を削減できフイルム保管の作業効率を向上さ
せることができる。
【0040】また、本発明の光学コードの読取装置によ
れば透過型タイプの光コード読取装置として構成されて
いるので、反射光では読取が困難と考えられる透明フイ
ルム上の画像識別コードであっても容易に読み取ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光学コードが記録され
たフイルムを示す概略図
【図2】図1に示すフイルムを用いた、医療フイルムの
保管、管理システムを示すブロック図
【図3】本発明の一実施例に係る光学コードの読取装置
を示す概略図
【符号の説明】
1 可視画像 2 医療フイルム 3 フレーム部 4 バーコード 10 レーザプリンタ 11 医事システム 12 フイルム保管庫 21 コントロール部 22 光照射部 23 光読取部 25 バーコード認識部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像とともに、光学的に読取可能な画像
    識別コードが記録されてなることを特徴とする光学コー
    ドが記録されたフイルム。
  2. 【請求項2】 光学的に読取可能な画像識別コードが記
    録されてなるフイルムの、該画像識別コードの記録部分
    に光を照射する投光手段と、 前記記録部分に照射された光の前記フイルムからの透過
    光を受光する受光手段と、 該受光手段により受光された、前記記録部分の光情報に
    基づき画像識別コードを認識するコード認識手段とから
    なることを特徴とする光学コードの読取装置。
JP3068306A 1991-04-01 1991-04-01 光学コードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取装置 Withdrawn JPH0668315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068306A JPH0668315A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 光学コードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3068306A JPH0668315A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 光学コードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0668315A true JPH0668315A (ja) 1994-03-11

Family

ID=13369981

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3068306A Withdrawn JPH0668315A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 光学コードが記録されたフイルムおよびその光学コードの読取装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0668315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9219325B2 (en) 2012-09-25 2015-12-22 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electric connector including connector terminal with buffer portion

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9219325B2 (en) 2012-09-25 2015-12-22 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electric connector including connector terminal with buffer portion

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711