JPH0668308A - 手書き文字認識装置 - Google Patents
手書き文字認識装置Info
- Publication number
- JPH0668308A JPH0668308A JP22245092A JP22245092A JPH0668308A JP H0668308 A JPH0668308 A JP H0668308A JP 22245092 A JP22245092 A JP 22245092A JP 22245092 A JP22245092 A JP 22245092A JP H0668308 A JPH0668308 A JP H0668308A
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- dictionary
- character
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 位置情報と位置ずれに強い方向成分を用いて
手書き文字のストロ−クを認識できる手書き文字認識装
置を提供する。 【構成】 タブレット11のペンにより入力された座標点
とストロ−ク辞書16に記述された点との距離及び入力さ
れた前後の点から導かれるタブレット11のペンの進行方
向とストロ−ク辞書16における進行方向との差異を同一
の距離尺度で表現してストロ−クを識別するストロ−ク
認識部15と、識別結果に基づいて入力された文字を認識
する文字認識部17とを備えている。
手書き文字のストロ−クを認識できる手書き文字認識装
置を提供する。 【構成】 タブレット11のペンにより入力された座標点
とストロ−ク辞書16に記述された点との距離及び入力さ
れた前後の点から導かれるタブレット11のペンの進行方
向とストロ−ク辞書16における進行方向との差異を同一
の距離尺度で表現してストロ−クを識別するストロ−ク
認識部15と、識別結果に基づいて入力された文字を認識
する文字認識部17とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワ−ドプロセッサ、パ
ソコン等のように、タブレットから入力された文字に対
して、ストロ−ク毎の認識を行い、文字を識別し、文字
の入力を行えるように構成された装置に関する。
ソコン等のように、タブレットから入力された文字に対
して、ストロ−ク毎の認識を行い、文字を識別し、文字
の入力を行えるように構成された装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、入力される座標列を時系列とし
て取り扱い、予め記述された辞書との照合でストロ−ク
の認識を行う手法は、次に示すように3つに大別され
る。
て取り扱い、予め記述された辞書との照合でストロ−ク
の認識を行う手法は、次に示すように3つに大別され
る。
【0003】(a) 入力をある一定の点の数になるよ
うにサンプリングを行い、このサンプリングされた点の
座標と、対応する辞書に記述された点の座標との間の距
離を用いて、ストロ−ク認識を行う方法。
うにサンプリングを行い、このサンプリングされた点の
座標と、対応する辞書に記述された点の座標との間の距
離を用いて、ストロ−ク認識を行う方法。
【0004】(b) ある区間について、サンプリング
した点の間をどの方向に向かって書いているかという絶
対方向を抽出し、対応する部分の辞書と比較する方法。
した点の間をどの方向に向かって書いているかという絶
対方向を抽出し、対応する部分の辞書と比較する方法。
【0005】(c) 上記の絶対方向と、その次の区間
の絶対方向の差(相対方向)を求め、対応する部分の辞
書と比較する方法。
の絶対方向の差(相対方向)を求め、対応する部分の辞
書と比較する方法。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の座標間の距離を用いる方法では、なんらかの条
件により記入位置がずれると、ストロ−クの類似度が低
い結果しか得られないので、誤った文字に認識される場
合が多くみられるという問題点があった。
た従来の座標間の距離を用いる方法では、なんらかの条
件により記入位置がずれると、ストロ−クの類似度が低
い結果しか得られないので、誤った文字に認識される場
合が多くみられるという問題点があった。
【0007】また、上述した従来の絶対方向を用いる方
法では、同一の方向成分からなるストロ−ク、例えば、
図3に示すように1画で書かれるアルファベットhとア
ルファベットnなどは識別することが困難であるという
問題点があった。
法では、同一の方向成分からなるストロ−ク、例えば、
図3に示すように1画で書かれるアルファベットhとア
ルファベットnなどは識別することが困難であるという
問題点があった。
【0008】更に、上述した従来の相対方向を用いる方
法でも、絶対方向を用いる方法と同様の問題点があっ
た。
法でも、絶対方向を用いる方法と同様の問題点があっ
た。
【0009】複数の従来の方法を併用した場合には、方
向と位置では表現する単位が違うので、同一の尺度とし
て取り扱うことができないという問題点があった。
向と位置では表現する単位が違うので、同一の尺度とし
て取り扱うことができないという問題点があった。
【0010】本発明は、上述した従来の方法における問
題点に鑑み、位置情報と位置ずれに強い方向成分を用い
て手書き文字のストロ−クを認識できる手書き文字認識
装置を提供する。
題点に鑑み、位置情報と位置ずれに強い方向成分を用い
て手書き文字のストロ−クを認識できる手書き文字認識
装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力手段によ
り入力された座標点と辞書に記述された点との距離及び
入力された前後の点から導かれる入力手段の進行方向と
辞書における進行方向との差異を同一の距離尺度で表現
してストロ−クを識別する識別手段と、識別結果に基づ
いて入力された文字を認識する認識手段とを備えている
手書き文字認識装置によって達成される。
り入力された座標点と辞書に記述された点との距離及び
入力された前後の点から導かれる入力手段の進行方向と
辞書における進行方向との差異を同一の距離尺度で表現
してストロ−クを識別する識別手段と、識別結果に基づ
いて入力された文字を認識する認識手段とを備えている
手書き文字認識装置によって達成される。
【0012】
【作用】本発明の手書き文字認識装置では、識別手段は
入力手段により入力された座標点と辞書に記述された点
との距離及び入力された前後の点から導かれる入力手段
の進行方向と辞書における進行方向との差異を同一の距
離尺度で表現してストロ−クを識別し、認識手段は識別
結果に基づいて入力された文字を認識する。
入力手段により入力された座標点と辞書に記述された点
との距離及び入力された前後の点から導かれる入力手段
の進行方向と辞書における進行方向との差異を同一の距
離尺度で表現してストロ−クを識別し、認識手段は識別
結果に基づいて入力された文字を認識する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の手書き文字
認識装置の実施例を説明する。
認識装置の実施例を説明する。
【0014】図1は、本発明の手書き文字認識装置の一
実施例であるオンライン文字認識装置(以下、文字認識
装置と称する)の構成を示すブロック図である。
実施例であるオンライン文字認識装置(以下、文字認識
装置と称する)の構成を示すブロック図である。
【0015】図1の文字認識装置は、入力手段であるタ
ブレット11、タブレット11に接続されたストロ−ク終了
判定部12、タブレット11及びストロ−ク終了判定部12に
接続された前処理部13、タブレット11に接続された文字
終了判定部14、前処理部13に接続された識別手段である
ストロ−ク認識部15、ストロ−ク認識部15に接続された
辞書であるストロ−ク辞書部16、文字終了判定部14及び
ストロ−ク認識部15に接続された認識手段である文字認
識部17、文字認識部17に接続された文字辞書部18、文字
認識部17に接続された表示部19によって構成されてい
る。
ブレット11、タブレット11に接続されたストロ−ク終了
判定部12、タブレット11及びストロ−ク終了判定部12に
接続された前処理部13、タブレット11に接続された文字
終了判定部14、前処理部13に接続された識別手段である
ストロ−ク認識部15、ストロ−ク認識部15に接続された
辞書であるストロ−ク辞書部16、文字終了判定部14及び
ストロ−ク認識部15に接続された認識手段である文字認
識部17、文字認識部17に接続された文字辞書部18、文字
認識部17に接続された表示部19によって構成されてい
る。
【0016】次に、図2のフロ−チャ−トを参照して上
記各構成部分の動作を説明する。
記各構成部分の動作を説明する。
【0017】タブレット11は、ペンで書かれた点の座標
を検出し(ステップS1)、ストロ−ク終了判定部12
は、ストロ−クが終了しか否かを判定して(ステップS
2)、上記ステップS2でYESの場合には、ペンで書
かれた点の座標を前処理部13に送る。また、上記ステッ
プS2でNOの場合には、上記ステップS1に戻る。
を検出し(ステップS1)、ストロ−ク終了判定部12
は、ストロ−クが終了しか否かを判定して(ステップS
2)、上記ステップS2でYESの場合には、ペンで書
かれた点の座標を前処理部13に送る。また、上記ステッ
プS2でNOの場合には、上記ステップS1に戻る。
【0018】前処理部13は、1ストロ−ク毎にサンプリ
ングを行い、n個の座標列を求め、ストロ−ク認識部15
に送る(ステップS3)。
ングを行い、n個の座標列を求め、ストロ−ク認識部15
に送る(ステップS3)。
【0019】ストロ−ク認識部15は、サンプリングされ
た各点について、対応するストロ−ク辞書部16の辞書の
点とのユ−クリッド距離を求め、それを合計したものを
距離1とする。次に、サンプリングされた各点(最後の
点を除く)と、次の点とのベクトルを求める。同様に、
対応するストロ−ク辞書部16の辞書の点についても、次
の点とのベクトルを求める。そして、この2つのベクト
ルの差の絶対値、即ちユ−クリッド距離を求める。この
距離の合計を距離2とする。上記距離1と距離2を合算
し、この合算が最も小さい順に第m位まで求め、ストロ
−クを識別結果として文字認識部17に送る(ステップS
4)。
た各点について、対応するストロ−ク辞書部16の辞書の
点とのユ−クリッド距離を求め、それを合計したものを
距離1とする。次に、サンプリングされた各点(最後の
点を除く)と、次の点とのベクトルを求める。同様に、
対応するストロ−ク辞書部16の辞書の点についても、次
の点とのベクトルを求める。そして、この2つのベクト
ルの差の絶対値、即ちユ−クリッド距離を求める。この
距離の合計を距離2とする。上記距離1と距離2を合算
し、この合算が最も小さい順に第m位まで求め、ストロ
−クを識別結果として文字認識部17に送る(ステップS
4)。
【0020】文字認識部17は、ストロ−ク識別結果の組
み合わせと予め作成された文字辞書部18の文字辞書とを
照合し、文字終了判定部14により文字認識が終了したと
判定されたならば(ステップS5)、最も確からしい文
字を文字認識結果として表示部19に出力して、表示部19
は文字認識部17から出力された文字認識結果を表示する
(ステップS6)。
み合わせと予め作成された文字辞書部18の文字辞書とを
照合し、文字終了判定部14により文字認識が終了したと
判定されたならば(ステップS5)、最も確からしい文
字を文字認識結果として表示部19に出力して、表示部19
は文字認識部17から出力された文字認識結果を表示する
(ステップS6)。
【0021】
【発明の効果】本発明の手書き文字認識装置は、入力手
段により入力された座標点と辞書に記述された点との距
離及び入力された前後の点から導かれる入力手段の進行
方向と辞書における進行方向との差異を同一の距離尺度
で表現してストロ−クを識別する識別手段と、識別結果
に基づいて入力された文字を認識する認識手段とを備え
ているので、辞書に座標点を記述するだけでよくストロ
−ク種が多い文字セットや言語に対しても適用すること
ができ、位置ずれに強いストロ−ク識別を行うことがで
きるので、ストロ−クの認識率が向上して手書き文字を
効率よく認識できる。
段により入力された座標点と辞書に記述された点との距
離及び入力された前後の点から導かれる入力手段の進行
方向と辞書における進行方向との差異を同一の距離尺度
で表現してストロ−クを識別する識別手段と、識別結果
に基づいて入力された文字を認識する認識手段とを備え
ているので、辞書に座標点を記述するだけでよくストロ
−ク種が多い文字セットや言語に対しても適用すること
ができ、位置ずれに強いストロ−ク識別を行うことがで
きるので、ストロ−クの認識率が向上して手書き文字を
効率よく認識できる。
【図1】本発明の手書き文字認識装置の一実施例である
オンライン文字認識装置の構成を示すブロック図であ
る。
オンライン文字認識装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のオンライン文字認識装置の動作を説明た
めのフロ−チャ−トである。
めのフロ−チャ−トである。
【図3】従来の方法では識別が困難な1画で書かれるア
ルファベット文字の一例を示す説明図である。
ルファベット文字の一例を示す説明図である。
11 タビレット 12 ストロ−ク終了判定部 13 前処理部 14 文字終了判定部 15 ストロ−ク認識部 16 ストロ−ク辞書部 17 文字認識部 18 文字辞書部 19 表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 入力手段により入力された座標点と辞書
に記述された点との距離及び入力された前後の点から導
かれる該入力手段の進行方向と辞書における進行方向と
の差異を同一の距離尺度で表現してストロ−クを識別す
る識別手段と、前記識別結果に基づいて入力された文字
を認識する認識手段とを備えていることを特徴とする手
書き文字認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22245092A JPH0668308A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 手書き文字認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22245092A JPH0668308A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 手書き文字認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668308A true JPH0668308A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16782602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22245092A Pending JPH0668308A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 手書き文字認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668308A (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP22245092A patent/JPH0668308A/ja active Pending
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