JPH0667404U - 容器回収ボックス - Google Patents
容器回収ボックスInfo
- Publication number
- JPH0667404U JPH0667404U JP1624693U JP1624693U JPH0667404U JP H0667404 U JPH0667404 U JP H0667404U JP 1624693 U JP1624693 U JP 1624693U JP 1624693 U JP1624693 U JP 1624693U JP H0667404 U JPH0667404 U JP H0667404U
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- Japan
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- lid
- cup
- container
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- box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、紙コップ等の容器を重ねた状態で
効率良くボックス本体内に収容できると共に飲み残した
飲み物はタンクに収容することができるので回収作業を
効率を良くすることができる容器回収ボックスを提供す
るものである。 【構成】 ボックス本体(12)のタンク収容部(1
8)には残液回収タンク(22)が配設されている。ボ
ックス本体(12)のコップ収容部(16)に対応する
蓋体(26)には複数のコップ挿入孔(28)が穿設さ
れている。また、蓋体(26)のタンク取出開口部(2
9)にはタンク取出開口蓋(30)が載置されている。
蓋体(26)のコップ挿入孔(28)に対応する位置に
はコップ案内パイプ(36)が固着されている。蓋体
(26)の貫通孔(32)に対応する位置にはホース
(38)が固着され、ホース(38)の先端部は残液回
収タンク(22)に挿入されている。
効率良くボックス本体内に収容できると共に飲み残した
飲み物はタンクに収容することができるので回収作業を
効率を良くすることができる容器回収ボックスを提供す
るものである。 【構成】 ボックス本体(12)のタンク収容部(1
8)には残液回収タンク(22)が配設されている。ボ
ックス本体(12)のコップ収容部(16)に対応する
蓋体(26)には複数のコップ挿入孔(28)が穿設さ
れている。また、蓋体(26)のタンク取出開口部(2
9)にはタンク取出開口蓋(30)が載置されている。
蓋体(26)のコップ挿入孔(28)に対応する位置に
はコップ案内パイプ(36)が固着されている。蓋体
(26)の貫通孔(32)に対応する位置にはホース
(38)が固着され、ホース(38)の先端部は残液回
収タンク(22)に挿入されている。
Description
【0001】
本考案は、主に店頭や飲み物の自動販売機の横に配置されて使用し終えた紙コ ップ等の容器を回収する容器回収ボックスに関する。
【0002】
コーヒー,紅茶,ジュース等の飲み物を紙コップに注いで提供する店の店頭や 前記飲み物を自動的に注いで提供する自動販売機の横には飲み終った紙コップを 捨てる容器回収ボックスが設置されている。 しかし、従来の容器回収ボックスは上面に開口部を形成しただけの箱状のボッ クス本体からなるため、開口部から紙コップを投げ入れると紙コップは雑然とし てボックス本体内のビニール袋に納まるため、紙コップが嵩張って効率良く紙コ ップを収容することが困難である。このため、紙コップの回収頻度を多くしない と紙コップが容器回収ボックスからあふれ出てしまうという不具合がある。 また、従来の容器回収ボックスはボックス本体の内部が単一であるため、紙コ ップ内に飲み残しの飲み物があってもそのまま紙コップをボックス本体に捨てて いた。このため、ボックス本体内に配設されるビニール袋内で飲み物がこぼれ紙 コップを分別する際の回収作業を煩雑にしている。 更に、ビニール袋に穴が開いたりするとビニール袋から飲み物が漏れて回収時 に周囲を汚したり作業者の服等を汚す不具合がある。
【0003】
本考案は、上記不具合を解消すべく考案されたものであり、紙コップ等の容器 を重ねた状態で効率良くボックス本体内に収容できると共に飲み残した飲み物は タンクに収容することができるので回収作業を効率を良くすることができる容器 回収ボックスを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案は、容器が収容されるボックス本体と、このボックス本体の開 口部を閉塞する蓋体と、この蓋体に穿設された容器挿入孔と、この容器挿入孔に 対応する蓋体の下面に取り付けられ前記ボックス本体内部に配設される容器案内 パイプと、前記容器に残された液体を収容するタンクと、を有してなることを特 徴としている。
【0005】
請求項1の考案は、容器回収ボックスに紙コップ等の容器を捨てる場合は、紙 コップの開口部を上にした状態で第1蓋体に形成された容器挿入孔に捨てる。す ると紙コップは容器案内パイプに案内され容器案内パイプ内に位置した状態でボ ックス本体内に収容される。従って、紙コップは倒れることはなく、また、次に 捨てられた紙コップが先に捨てられた紙コップの上に次々に重なる状態で収容さ れる。 なお、紙コップの中に飲み残した飲み物が入っている場合は、紙コップを容器 挿入孔に捨てる前に残った飲み物をタンクに捨ててから、紙コップが空になって から紙コップを容器挿入孔に捨てる。
【0006】
図1及び図2には本考案に係る容器回収ボックスの一実施例が示されている。 容器回収ボックス(10)のボックス本体(12)の上面は開口部(12A) が形成されている。このボックス本体(12)の内部は図1に示すように仕切板 (14)によってコップ収容部(16)とタンク収容部(18)とに区画されて いる。前記コップ収容部(16)の内部には図1に示すようにコップ収容部(1 6)の内側面に沿ってビニール袋(20)が配設されている。このため、コップ 収容部(16)に紙コップ(17)が収容された場合にビニール袋(20)だけ を取り出せば紙コップ(17)を回収できるようになっている。 また、前記タンク収容部(18)には樹脂材料等で形成された残液回収タンク (22)が配設されている。この残液回収タンク(22)は前記開口部(12A )から出し入れできるだけでなく、ボックス本体(12)の側面(12B)に形 成された横蓋(24)を開閉することによっても出し入れできるようになってい る。 前記ボックス本体(12)の上面に形成された開口部(12A)はボックス本 体(12)から取り外し自在な蓋体(26)によって閉塞されるようになってい る。図2に示すように前記コップ収容部(16)に対応する蓋体(26)の部分 には複数(実施例では9個)のコップ挿入孔(28)が穿設されている。 また、前記タンク収容部(18)に対応する蓋体(26)の部分にはタンク取 出開口部(29)が形成されている。このタンク取出開口部(29)の段部(2 9A)にはタンク取出開口部(29)を閉塞するタンク取出開口蓋(30)が取 り外し可能に載置されている。このタンク取出開口蓋(30)の一部には凹部( 30A)が形成され、凹部(30A)の底部には貫通孔(32)が穿設されてい る。 前記タンク取出開口蓋(30)にはマドラー(コーヒー等の飲み物をかき回す 棒)やスプーンを捨てるマドラー回収箱(34)が載置した状態で取り付けられ ている。 前記蓋体(26)の裏面の前記コップ挿入孔(28)に対応する位置にはそれ ぞれ長尺状のコップ案内パイプ(36)が固着されている。これらコップ案内パ イプ(36)の内径寸法は紙コップ(17)の外形寸法より多少大きく設定され ている。また、コップ案内パイプ(36)の先端面はボックス本体(12)の底 面(12C)近傍に位置するようになっている。 前記蓋体(26)の裏面の前記貫通孔(32)に対応する位置にはホース(3 8)が固着されている。このホース(38)は柔軟性材料から形成されホース( 38)の先端部は前記残液回収タンク(22)の内部に挿入されるようになって いる。
【0007】 次に、実施例の作用について説明する。 前記容器回収ボックス(10)に紙コップ(17)を捨てる場合は、紙コップ (17)の開口部を上にした状態で蓋体(26)のコップ挿入孔(28)に捨て る。すると、紙コップ(17)はコップ案内パイプ(36)に案内されてボック ス本体(12)に配設されたビニール袋(20)内に開口部を上にした状態で収 容される。従って、紙コップ(17)は倒れることなく、また、紙コップ(17 )は順々に重なって収容されるので(図2参照)、従来に比べて多くの紙コップ (17)を収容することができ、紙コップ(17)の回収頻度を減少させること ができる。 また、紙コップ(17)に飲み物が残った場合は、紙コップ(17)をコップ 挿入孔(28)に捨てる前に飲み物をタンク取出開口蓋(30)の凹部(30A )に捨てる。すると残った飲み物は貫通孔(32)、ホース(38)を通って残 液回収タンク(22)に収容される。そして、紙コップ(17)が空になったら コップ挿入孔(28)に捨てる。なお、コーヒー等をかき混ぜるスプーンやマド ラーを使用した場合はマドラー(コーヒー等の飲み物をかき回す棒)やスプーン 等はマドラー回収箱(34)に捨てる。 前記容器回収ボックス(10)に捨てられた紙コップ(17)及び残液を回収 する場合は、図1に示すように蓋体(26)を垂直に持ち上げる。そして、蓋体 (26)を取り外したらビニール袋(20)を持ち上げてコップ収容部(16) から取り外せば紙コップ(17)だけを取り除くことができる。また、残液回収 タンク(22)を持ち上げて取り出すことにより残液を回収することができる。 なお、残液回収タンク(22)のみを取り出したい場合は、タンク取出開口蓋 (30)を持ち上げれば、タンク取出開口部(29)が開口されるので残液回収 タンク(22)を取り出すことがき、蓋体(26)を持ち上げる必要はない。な お、横蓋(24)を開いて残液回収タンク(22)を取り出してもよい。 従って、紙コップ(17)を飲み物やスプーン,マドラーと分別して回収でき るので紙の効率良いリサイクルが可能となる。 なお、飲み残した飲み物は残液回収タンク(22)に回収するので、回収時に ビニール袋(20)から飲み物が漏れたりすることがないので周辺を汚さず、ま た回収者の服等を汚すことがない。
【0008】 図3には本考案に係る他の実施例が示されている。なお、上記実施例と同一の 構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 図3に示すように、ボックス本体(12)の開口部(12A)を閉塞する蓋体 (26)は前記コップ収容部(16)を閉塞する第1蓋体としての第1蓋部(2 6A)と前記タンク収容部(18)を閉塞する第2蓋体としての第2蓋部(26 B)に分割されている。第2蓋部(26B)の一部には凹部(40)が形成され 凹部(40)の底部には貫通孔(42)が形成されている。 他の構成は上記実施例と同一である。 この実施例において紙コップ(17)を回収する場合は、第1蓋部(26A) を垂直に持ち上げて取り外し、ビニール袋(20)をコップ収容部(16)から 取り出せば紙コップ(17)を取り除くことができる。 また、残液を回収する場合は、第2蓋部(26B)を持ち上げれば、残液回収 タンク(22)を取り出すことがき、前記第1蓋部(26A)を持ち上げる必要 はない。 なお、他の作用は上記実施例と同一であるのでその説明は省略する。
【0009】 実施例ではコップ案内パイプ(36)の内径を全部同一寸法としたが、大きさ の異なる紙コップ(17)を同一内径のコップ案内パイプ(36)に混ぜて捨て るとコップ案内パイプ(36)内で大きさの異なる紙コップ(17)同士が順序 良く積み重ならない(例えば、径の小さな紙コップの上に径の大きな紙コップが 捨てられて径の大きな紙コップは径の小さな紙コップの中に入らない)。このた め、紙コップ(17)を効率良く収容できなくなる。 従って、内径の異なるコップ案内パイプ(36)をそれぞれ取り付けるように してもよい。この結果、紙コップ(17)を捨てる際に紙コップ(17)の大き さに対応した内径のコップ案内パイプ(36)を選択して紙コップ(17)を捨 てることができるので、同じコップ案内パイプ(36)には同じ大きさの紙コッ プ(17)が捨てられ、紙コップ(17)を積み重ねて収容することができる。
【0010】 なお、実施例では蓋体(26)の他にタンク取出開口蓋(30)を設けてタン ク取出開口蓋(30)に凹部(30A)を形成し、凹部(30A)に貫通孔(3 2)を形成したり、あるいは蓋体(26)を第1蓋部(26A)と第2蓋部(2 6B)とから構成し第2蓋部(26B)に凹部(40)を設けて貫通孔(42) を形成するようにしたが、蓋体(26)に直接凹部を形成して凹部の底部に貫通 孔を形成する構造でもよい。 また、実施例では容器回収ボックス(10)の蓋体(26),第2蓋部(26 B)にマドラー回収箱(34)を取り付けたが、必ずしもマドラー回収箱(34 )を取り付ける必要はない。 なお、実施例では容器回収ボックス(10)に紙コップ(17)を収容するよ うにしたが、紙コップ以外のコップや上面が開口した他の容器を収容するように してもよいことは勿論である。
【0011】
以上説明したように本考案に係る容器回収ボックスは、紙コップ等の容器を重 ねた状態で収容することができるので容器の収容効率を高めることができると共 に容器は飲み残した飲み物と分別して回収することができるので、回収作業を効 率良くできるという優れた効果を有する。
【図1】本考案に係る容器回収ボックスの蓋体を持ち上
げた状態の一部断面側面図である。
げた状態の一部断面側面図である。
【図2】本考案に係る容器回収ボックスの一部切欠斜視
図である。
図である。
【図3】本考案に係る他の実施例の容器回収ボックスの
一部切欠斜視図である。
一部切欠斜視図である。
(10)・・・容器回収ボックス (12)・・・ボックス本体 (22)・・・残液回収タンク (26)・・・蓋体 (26A)・・第1蓋部 (26B)・・第2蓋部 (28)・・・コップ挿入孔 (36)・・・コップ案内パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 容器が収容されるボックス本体と、この
ボックス本体の開口部を閉塞する蓋体と、この蓋体に穿
設された容器挿入孔と、この容器挿入孔に対応する蓋体
の下面に取り付けられ前記ボックス本体内部に配設され
る容器案内パイプと、前記容器に残された液体を収容す
るタンクと、を有してなることを特徴とする容器回収ボ
ックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1624693U JPH0667404U (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 容器回収ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1624693U JPH0667404U (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 容器回収ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667404U true JPH0667404U (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=11911204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1624693U Pending JPH0667404U (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 容器回収ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667404U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101056569B1 (ko) * | 2011-02-23 | 2011-08-11 | 주춘발 | 컵 수거함 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331002B2 (ja) * | 1978-05-17 | 1988-06-22 | Nat Res Dev | |
JPH02106501A (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-18 | Kokuyo Co Ltd | コップ回収容器 |
JPH0549701B2 (ja) * | 1988-08-02 | 1993-07-27 | Kanegafuchi Chemical Ind |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP1624693U patent/JPH0667404U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331002B2 (ja) * | 1978-05-17 | 1988-06-22 | Nat Res Dev | |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101056569B1 (ko) * | 2011-02-23 | 2011-08-11 | 주춘발 | 컵 수거함 |
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