JPH0667366B2 - 真空掃除機用ノズル装置 - Google Patents
真空掃除機用ノズル装置Info
- Publication number
- JPH0667366B2 JPH0667366B2 JP2202837A JP20283790A JPH0667366B2 JP H0667366 B2 JPH0667366 B2 JP H0667366B2 JP 2202837 A JP2202837 A JP 2202837A JP 20283790 A JP20283790 A JP 20283790A JP H0667366 B2 JPH0667366 B2 JP H0667366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- vacuum cleaner
- nozzle
- brush
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は真空掃除機のごみ吸込ノズルに係り、特に物品
の複雑な凹凸面に付着した埃を除去する所謂はたきの作
用をする吸込ノズル装置に係る。
の複雑な凹凸面に付着した埃を除去する所謂はたきの作
用をする吸込ノズル装置に係る。
従来複雑な凹凸面に付着した埃を除去する真空掃除機の
アタッチメントとして回転ブラシ付ノズル装置があり、
この回転ブラシの回転力は電気モータより得るものと空
気吸込力より得るものがある。本発明は空気吸込力を利
用してブラシを動かす後者の技術に属するが、従来型の
技術に於いては、専らじゅうたん清掃用に考えられたも
のであってブラシの回転力及び方向について研究開発さ
れており、ノズル装置が重く、且つ機構が複雑で耐久性
がない等の欠点がある。
アタッチメントとして回転ブラシ付ノズル装置があり、
この回転ブラシの回転力は電気モータより得るものと空
気吸込力より得るものがある。本発明は空気吸込力を利
用してブラシを動かす後者の技術に属するが、従来型の
技術に於いては、専らじゅうたん清掃用に考えられたも
のであってブラシの回転力及び方向について研究開発さ
れており、ノズル装置が重く、且つ機構が複雑で耐久性
がない等の欠点がある。
本発明の目的は“はたき”の作用をするノズル装置を開
発するにあり、従来の回転ブラシの作用、構造を全く用
いず、軽量で且つ構造部品を殆ど要せず、専ら真空掃除
機の空気吸込力を利用してブラシを円運動振動させる
が、この振動力は従来回転ブラシに比して全く遜色ない
ノズル装置を提供する事にある。
発するにあり、従来の回転ブラシの作用、構造を全く用
いず、軽量で且つ構造部品を殆ど要せず、専ら真空掃除
機の空気吸込力を利用してブラシを円運動振動させる
が、この振動力は従来回転ブラシに比して全く遜色ない
ノズル装置を提供する事にある。
上記目的を達成するため、本発明に於いては、先端部に
ブラシを配置した真空掃除機用ノズル外筒の中に一端の
閉じた内円筒を挿入し、該閉端に上記ブラシの柄を貫通
させると共に、該柄を上記内円筒内に支承し、該内円筒
側壁にその長さ方向に窓を開け、上記内円筒内に吸い込
まれる空気がその内壁に沿って旋回流を生ずる様にし、
上記柄が該旋回流に巻き込まれて円運動する様にした。
ブラシを配置した真空掃除機用ノズル外筒の中に一端の
閉じた内円筒を挿入し、該閉端に上記ブラシの柄を貫通
させると共に、該柄を上記内円筒内に支承し、該内円筒
側壁にその長さ方向に窓を開け、上記内円筒内に吸い込
まれる空気がその内壁に沿って旋回流を生ずる様にし、
上記柄が該旋回流に巻き込まれて円運動する様にした。
本発明の実施例の斜視図を第1図に示すが、内部構造を
示すために1部を欠切して示してある。1はノズル外筒
であって先端部2は扁平に変型してこの中にブラシを配
設し、反対端即ち根本部は外気に対し閉塞されている。
ノズル外筒1の先端部2は扁平に変型するか、別体に扁
平に成型して外筒1に接続してもよい。3は扁平部分内
で動くブラシで柄4に固定してある。5は内円筒であっ
てノズル外筒1内で同軸に適宜固定され外筒1の閉塞端
を貫通して延びる。この閉塞端に於いては外筒1は外周
にねじを切られ、内筒5が密着貫通した袋ナット13を締
めつけて閉塞する。内円筒5の先端側はゴム板の如き柔
軟な部材6で閉止されるが、この閉止部材の中心部に穴
を開け、これに上記ブラシ柄4が貫通する。内円筒5の
他端7は蛇管を経て真空掃除機本体(図示せず)に接続
される。
示すために1部を欠切して示してある。1はノズル外筒
であって先端部2は扁平に変型してこの中にブラシを配
設し、反対端即ち根本部は外気に対し閉塞されている。
ノズル外筒1の先端部2は扁平に変型するか、別体に扁
平に成型して外筒1に接続してもよい。3は扁平部分内
で動くブラシで柄4に固定してある。5は内円筒であっ
てノズル外筒1内で同軸に適宜固定され外筒1の閉塞端
を貫通して延びる。この閉塞端に於いては外筒1は外周
にねじを切られ、内筒5が密着貫通した袋ナット13を締
めつけて閉塞する。内円筒5の先端側はゴム板の如き柔
軟な部材6で閉止されるが、この閉止部材の中心部に穴
を開け、これに上記ブラシ柄4が貫通する。内円筒5の
他端7は蛇管を経て真空掃除機本体(図示せず)に接続
される。
ブラシ3の柄4は内円筒5の閉端近くでこの内円筒側壁
から支承されるが、この構造の斜視図を第2図に示す。
先ずブラシ柄4の1部を細くしてここにブラシ3の本体
の長手方向に穴9をあけ、一方、内円筒5の側壁よりブ
ラシ方向で且つ直径方向にピン8を穴9にゆるく挿入
し、ピン8の両端を側壁に固定する。この様な支承機構
によりブラシ柄4はその末端10が内円筒内壁に当たるま
で自由に動き得る。
から支承されるが、この構造の斜視図を第2図に示す。
先ずブラシ柄4の1部を細くしてここにブラシ3の本体
の長手方向に穴9をあけ、一方、内円筒5の側壁よりブ
ラシ方向で且つ直径方向にピン8を穴9にゆるく挿入
し、ピン8の両端を側壁に固定する。この様な支承機構
によりブラシ柄4はその末端10が内円筒内壁に当たるま
で自由に動き得る。
ブラシ柄4の末端10とその支承点との間の内円筒側壁に
その長手方向に長方形の窓11をあけるが、長手方向の1
辺は切り取らずに外方に曲げて張出し、内円筒の外周よ
り内円筒5内に吸い込まれる空気の導入翼12とする。
その長手方向に長方形の窓11をあけるが、長手方向の1
辺は切り取らずに外方に曲げて張出し、内円筒の外周よ
り内円筒5内に吸い込まれる空気の導入翼12とする。
ノズル内円筒の根本部を真空掃除機(図示せず)の蛇管
に接続し真空吸引せしめると、空気はノズル外筒の先端
部2より吸引され、外筒1と内円筒5との間を通り、内
円筒5に設けた窓11を通って内円筒内に入り込み、内円
筒5の内壁に沿って旋回流を生じつつ、上記他端7を経
て掃除機本体へと吸込まれる。この時ブラシ柄4はこの
旋回流に巻き込まれブラシ柄の末端10が内壁に当たりつ
つ円運動する様になりブラシ3がはたきの様に運動す
る。ブラシ柄の末端10の位置で内円筒5を切った断面で
ある第3図によりこの作用を示す。
に接続し真空吸引せしめると、空気はノズル外筒の先端
部2より吸引され、外筒1と内円筒5との間を通り、内
円筒5に設けた窓11を通って内円筒内に入り込み、内円
筒5の内壁に沿って旋回流を生じつつ、上記他端7を経
て掃除機本体へと吸込まれる。この時ブラシ柄4はこの
旋回流に巻き込まれブラシ柄の末端10が内壁に当たりつ
つ円運動する様になりブラシ3がはたきの様に運動す
る。ブラシ柄の末端10の位置で内円筒5を切った断面で
ある第3図によりこの作用を示す。
ブラシ柄4の支承機構について本実施例ではピン8はブ
ラシ本体3と同方向に設けたが、この方向は厳密なもの
ではない。要はブラシ柄4が支承点に於いて比較的揺動
自在に支承され、ブラシ本体の動きが左右方向でもその
直角方向でも自由に動ければよい。本発明に於いてはは
たき作用を目的としているからブラシの運動は厳密な円
運動に設定する必要はなく、要するに細かく振動しさえ
すればよい。
ラシ本体3と同方向に設けたが、この方向は厳密なもの
ではない。要はブラシ柄4が支承点に於いて比較的揺動
自在に支承され、ブラシ本体の動きが左右方向でもその
直角方向でも自由に動ければよい。本発明に於いてはは
たき作用を目的としているからブラシの運動は厳密な円
運動に設定する必要はなく、要するに細かく振動しさえ
すればよい。
ブラシ柄4の末端10をローラに構成し内壁との間の摩擦
を減らす様にしてもよい。又、吸引空気の導入翼12は内
円筒5から外方に斜めに張り出す代わりに内円筒5内に
向かって斜めに折り曲げても旋回流を内円筒内に生じせ
しめることが出来るが、実施例図面に示す翼を複数枚設
けて外筒内径にぴったりおさまる程度まで張出し、外筒
に摩擦嵌入すれば張出し翼12の弾性でも内円筒を外筒内
に固定出来、内円筒組立体の交換に便利である。或い
は、外筒1を扁平構造例えば断面長円形とし、この短径
部内に断面円形の内円筒5を嵌着する様にしてもよい。
を減らす様にしてもよい。又、吸引空気の導入翼12は内
円筒5から外方に斜めに張り出す代わりに内円筒5内に
向かって斜めに折り曲げても旋回流を内円筒内に生じせ
しめることが出来るが、実施例図面に示す翼を複数枚設
けて外筒内径にぴったりおさまる程度まで張出し、外筒
に摩擦嵌入すれば張出し翼12の弾性でも内円筒を外筒内
に固定出来、内円筒組立体の交換に便利である。或い
は、外筒1を扁平構造例えば断面長円形とし、この短径
部内に断面円形の内円筒5を嵌着する様にしてもよい。
本発明によるノズル装置は外筒内に内円筒組立体を嵌入
させただけの極めて簡単な構造を採用し、しかも内円筒
の嵌着に際しては、内外筒相互の関係位置はその軸方向
にもラジアル方向にも全く厳密さを要しない。この事は
内円筒組立体の嵌着に何ら特別な工具も技術も要さず一
般の家庭で内円筒組立体を取り外し、清掃・洗浄・取り
替えが容易であり、家庭用品としての実用性が高い。
又、内円筒組立体についてはブラシ柄の1点を内円筒内
で揺動支承する構造体に過ぎず、しかも、この支承構造
も精密さを要せず、ガタのある支承構造の方がむしろ好
ましい。これは製造裕度が極めて大きく、生産コストの
低減に寄与する。
させただけの極めて簡単な構造を採用し、しかも内円筒
の嵌着に際しては、内外筒相互の関係位置はその軸方向
にもラジアル方向にも全く厳密さを要しない。この事は
内円筒組立体の嵌着に何ら特別な工具も技術も要さず一
般の家庭で内円筒組立体を取り外し、清掃・洗浄・取り
替えが容易であり、家庭用品としての実用性が高い。
又、内円筒組立体についてはブラシ柄の1点を内円筒内
で揺動支承する構造体に過ぎず、しかも、この支承構造
も精密さを要せず、ガタのある支承構造の方がむしろ好
ましい。これは製造裕度が極めて大きく、生産コストの
低減に寄与する。
本発明によるノズル装置は従来の様に重量が大きくなら
ず、手軽に取り扱え家庭用真空掃除機のアタッチメント
として実用性価値が高い。
ず、手軽に取り扱え家庭用真空掃除機のアタッチメント
として実用性価値が高い。
第1図は本発明ノズル装置の実施例の一部欠切斜視図、
第2図はブラシ柄の支承機構を詳細に示す斜視図、第3
図は本発明ノズル装置の作用を説明するためブラシ柄の
末端位置で直角方向に切った断面図である。 1……ノズル外筒、2……ノズル外筒先端部 3……ブラシ、4……ブラシ柄 5……内円筒、8……ピン 9……支承穴、10……ブラシ柄末端 11……細長窓、12……導入翼 13……袋ナット
第2図はブラシ柄の支承機構を詳細に示す斜視図、第3
図は本発明ノズル装置の作用を説明するためブラシ柄の
末端位置で直角方向に切った断面図である。 1……ノズル外筒、2……ノズル外筒先端部 3……ブラシ、4……ブラシ柄 5……内円筒、8……ピン 9……支承穴、10……ブラシ柄末端 11……細長窓、12……導入翼 13……袋ナット
Claims (6)
- 【請求項1】先端部にブラシを配置した真空掃除機用ノ
ズル外筒の中に一端の閉じた内円筒を配置し、該閉端に
上記ブラシの柄を貫通させると共に、該柄を上記内円筒
内に支承し、上記内円筒内に吸い込まれる空気がその内
壁に沿って旋回流を生ずる様に該内円筒側壁にその長さ
に方向に窓を開けた事を特徴とする真空掃除機用ノズル
装置。 - 【請求項2】ブラシ柄の末端をローラに構成した事を特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の真空掃除機用ノズ
ル装置。 - 【請求項3】上記内円筒に設けた窓の長辺の一辺より斜
め外方に向けて空気吸込導入翼を張り出した事を特徴と
する前記特許請求の範囲第1項記載の真空掃除機用ノズ
ル装置。 - 【請求項4】上記導入翼を複数枚設けてこれらの弾性を
利用して内円筒をノズル外筒に嵌着した事を特徴とする
前記特許請求の範囲第3項記載の真空掃除機用ノズル装
置。 - 【請求項5】内円筒と外筒とを一体に構成したことを特
徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の真空掃除機用
ノズル装置。 - 【請求項6】ノズル外筒を実質上長円形断面の筒体と
し、この短径と実質的に等しい直径の内円筒を嵌着させ
た事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の真空掃除
機用ノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2202837A JPH0667366B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 真空掃除機用ノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2202837A JPH0667366B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 真空掃除機用ノズル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489020A JPH0489020A (ja) | 1992-03-23 |
JPH0667366B2 true JPH0667366B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=16464013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2202837A Expired - Lifetime JPH0667366B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 真空掃除機用ノズル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667366B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3171687U (ja) | 2011-09-01 | 2011-11-10 | 株式会社協同 | プローブカード収納ケース |
JP6354204B2 (ja) * | 2014-02-27 | 2018-07-11 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機用吸込具及びこれを備えた電気掃除機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190960U (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-19 | 株式会社森製作所 | 天井壁等の塵埃吸込具 |
JPS62139450U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-02 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP2202837A patent/JPH0667366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489020A (ja) | 1992-03-23 |
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