JPH0667113A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH0667113A JPH0667113A JP24725092A JP24725092A JPH0667113A JP H0667113 A JPH0667113 A JP H0667113A JP 24725092 A JP24725092 A JP 24725092A JP 24725092 A JP24725092 A JP 24725092A JP H0667113 A JPH0667113 A JP H0667113A
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- Japan
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- image
- image pickup
- optical
- light
- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】撮像素子上に正像が結像されるコンパクトなフ
ィルム撮像装置を提供すること。 【構成】光学フィルム上に形成された像を撮影する光学
装置において、該光学フィルムと撮像素子との間で撮影
光学系の光軸が偶数回の反射を受けるとともに、該撮像
素子上に結像された像の方向に合わせて前記撮像素子を
回転して配置すること。
ィルム撮像装置を提供すること。 【構成】光学フィルム上に形成された像を撮影する光学
装置において、該光学フィルムと撮像素子との間で撮影
光学系の光軸が偶数回の反射を受けるとともに、該撮像
素子上に結像された像の方向に合わせて前記撮像素子を
回転して配置すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学部材を用いて撮像光
学系の光軸の方向を変換させて物体像を撮影する撮像装
置に関するものである。
学系の光軸の方向を変換させて物体像を撮影する撮像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学フィルム上に形成された像を
撮影する撮像装置としては特開昭59−92680や、
本出願人による「フィルムの撮影装置」などが知られて
いる。
撮影する撮像装置としては特開昭59−92680や、
本出願人による「フィルムの撮影装置」などが知られて
いる。
【0003】これらの公知資料には反射鏡を用いて撮像
光学系の光軸の方向を変換させる撮像装置が提案されて
いる。反射鏡で反射させる構造は、撮像素子と被写体で
ある光学フィルムまでの距離が折り曲げられて短縮され
ることを意味し、装置がコンパクト化される。
光学系の光軸の方向を変換させる撮像装置が提案されて
いる。反射鏡で反射させる構造は、撮像素子と被写体で
ある光学フィルムまでの距離が折り曲げられて短縮され
ることを意味し、装置がコンパクト化される。
【0004】図3に示したのは従来の撮像装置の一例で
ある。図3(a)は断面図、図3(b)は斜視図を示し
ている。図3(a)で光源1から出た光はフィルム設置
面に設置されているフィルム2を透過照明する。フィル
ム2を透過した光は次いで反射鏡4で方向を変換され、
光学ブロック6に到達する。ここで光学ブロック6の光
軸3は、フィルム面2の結像される領域の中心を垂直に
通り反射鏡4で方向を変換される光線と一致する。フィ
ルム面2に形成されている像は光学ブロック6内の撮像
光学系により、撮像ブロック7内の撮像素子上に結像
し、撮像が行われる。8は装置の筐体である。
ある。図3(a)は断面図、図3(b)は斜視図を示し
ている。図3(a)で光源1から出た光はフィルム設置
面に設置されているフィルム2を透過照明する。フィル
ム2を透過した光は次いで反射鏡4で方向を変換され、
光学ブロック6に到達する。ここで光学ブロック6の光
軸3は、フィルム面2の結像される領域の中心を垂直に
通り反射鏡4で方向を変換される光線と一致する。フィ
ルム面2に形成されている像は光学ブロック6内の撮像
光学系により、撮像ブロック7内の撮像素子上に結像
し、撮像が行われる。8は装置の筐体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、被写体であるフィルム面2の像を1回の反射し
か介さないで撮像素子に写し込んでいるため、像は裏返
しになって入力される。
例では、被写体であるフィルム面2の像を1回の反射し
か介さないで撮像素子に写し込んでいるため、像は裏返
しになって入力される。
【0006】このため撮像素子としては鏡像入力できる
ものが前提となっていた。図6はその様子を示すもの
で、撮影者9が反射鏡を介して被写体を見る配置を示
す。被写体は図9(a)のように設置されるが、撮像素
子上には図9(b)のように左右が逆の像として結像す
る。このため、撮像素子は映像信号を左右逆に走査し出
力する、いわゆる鏡像出力という特殊機能のついた素子
の選択が必須となり、素子選択の幅が狭くなる。又、鏡
像出力機能は標準的な機能ではないため、コストアップ
にもつながっていた。
ものが前提となっていた。図6はその様子を示すもの
で、撮影者9が反射鏡を介して被写体を見る配置を示
す。被写体は図9(a)のように設置されるが、撮像素
子上には図9(b)のように左右が逆の像として結像す
る。このため、撮像素子は映像信号を左右逆に走査し出
力する、いわゆる鏡像出力という特殊機能のついた素子
の選択が必須となり、素子選択の幅が狭くなる。又、鏡
像出力機能は標準的な機能ではないため、コストアップ
にもつながっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は被写体から撮像
素子までの間で、撮像光学系の光軸の方向を光学部材を
用いて偶数回変換させ、写し込む像を鏡像ではなく正像
とすることを特徴としている。この結果、被写体から撮
像素子までの距離が折り畳まれて装置全体がコンパクト
ととなり、設計の自由度が増すとともに、鏡像出力機能
のついていない標準の撮像素子の利用が可能となり、コ
スト的に有利な撮像装置の提供を可能としたものであ
る。
素子までの間で、撮像光学系の光軸の方向を光学部材を
用いて偶数回変換させ、写し込む像を鏡像ではなく正像
とすることを特徴としている。この結果、被写体から撮
像素子までの距離が折り畳まれて装置全体がコンパクト
ととなり、設計の自由度が増すとともに、鏡像出力機能
のついていない標準の撮像素子の利用が可能となり、コ
スト的に有利な撮像装置の提供を可能としたものであ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例1を示すもので図1
(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。図中、従
来例と同一の部材に対しては同一の符号が付されてお
り、1は照明光源、2は被写体であるフィルム面、3は
撮像光学系の光軸、4は反射鏡(I)、5は反射鏡(I
I)、6は撮像光学系レンズを含む光学ブロック、7は
撮像素子を含む撮像ブロック、8は撮像装置本体、9は
撮影者である。
(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。図中、従
来例と同一の部材に対しては同一の符号が付されてお
り、1は照明光源、2は被写体であるフィルム面、3は
撮像光学系の光軸、4は反射鏡(I)、5は反射鏡(I
I)、6は撮像光学系レンズを含む光学ブロック、7は
撮像素子を含む撮像ブロック、8は撮像装置本体、9は
撮影者である。
【0009】本実施例の作用を図1(a)により説明す
る。図1(a)において光源1が点灯されると1を発し
た光は直接、或は光源に並設して配置されている反射鏡
を介して、フィルム設置面に設置されているフィルム2
を照明する。フィルム2を透過した光は先ず反射鏡
(I)4により反射されて光軸の方向が変換される。反
射した光は次いで反射鏡(II)に導かれて2回目の反射
を受け、光軸の方向を変換されて光学ブロック6に到達
する。被写体からの光は光学ブロック6内の撮像光学系
を通過して、撮像ブロック7の撮像素子上に正像として
結像し、撮影が行われる。一般に被写体は撮像素子上に
縮小結像されることが多く、このため本実施例にあるよ
うに被写体と撮像ブロックの間に反射鏡を配置すること
が、装置の構成上有利である。
る。図1(a)において光源1が点灯されると1を発し
た光は直接、或は光源に並設して配置されている反射鏡
を介して、フィルム設置面に設置されているフィルム2
を照明する。フィルム2を透過した光は先ず反射鏡
(I)4により反射されて光軸の方向が変換される。反
射した光は次いで反射鏡(II)に導かれて2回目の反射
を受け、光軸の方向を変換されて光学ブロック6に到達
する。被写体からの光は光学ブロック6内の撮像光学系
を通過して、撮像ブロック7の撮像素子上に正像として
結像し、撮影が行われる。一般に被写体は撮像素子上に
縮小結像されることが多く、このため本実施例にあるよ
うに被写体と撮像ブロックの間に反射鏡を配置すること
が、装置の構成上有利である。
【0010】本実施例で撮像素子に結像される被写体の
像の関係を分かりやすく示したのが図4である。被写体
の像は2枚の反射鏡を介して観察される配置となってい
る。この時の像の反転関係を示したのが図7である。即
ち図7(a)のごとく設置された被写体は、2回の反射
を受けることで図7(b)のように結像される。この像
は鏡像ではなく、被写体の像が180°回転したもので
ある。従って撮像素子を180°回転して設置すれば、
鏡像出力機能のない通常の撮像素子でも正像出力を得る
ことができる。
像の関係を分かりやすく示したのが図4である。被写体
の像は2枚の反射鏡を介して観察される配置となってい
る。この時の像の反転関係を示したのが図7である。即
ち図7(a)のごとく設置された被写体は、2回の反射
を受けることで図7(b)のように結像される。この像
は鏡像ではなく、被写体の像が180°回転したもので
ある。従って撮像素子を180°回転して設置すれば、
鏡像出力機能のない通常の撮像素子でも正像出力を得る
ことができる。
【0011】図2は本発明の実施例2の斜視図を示す。
実施例1と同一の部材については同一の符号が付されて
いる。本実施例での特徴は反射鏡(I)と反射鏡(II)
の配置である。即ち実施例1では折り曲げられる光軸が
すべて一つの平面内に入っていたのに対し、本実施例で
は光軸が3次元的に捩れた関係となっている。図4と同
様に像の反転関係を示したのが図5である。このとき図
8(a)のごとく設置された被写体は図8(b)のよう
に、正像ではあるが90°回転した形で結像される。従
って撮像素子を90°回転させて設置するだけで、
(c)のような正像出力を得ることができる。
実施例1と同一の部材については同一の符号が付されて
いる。本実施例での特徴は反射鏡(I)と反射鏡(II)
の配置である。即ち実施例1では折り曲げられる光軸が
すべて一つの平面内に入っていたのに対し、本実施例で
は光軸が3次元的に捩れた関係となっている。図4と同
様に像の反転関係を示したのが図5である。このとき図
8(a)のごとく設置された被写体は図8(b)のよう
に、正像ではあるが90°回転した形で結像される。従
って撮像素子を90°回転させて設置するだけで、
(c)のような正像出力を得ることができる。
【0012】偶数回の反射を介する光学系の構成はこの
ほかにも種々考えられる。例えば一眼レフカメラのペン
タプリズムに用いられるダハプリズムのような反射素子
を用いることも可能であるし、より多くの偶数回反射を
用いることも可能である。また反射鏡の位置も必ずしも
被写体と撮像ブロックの間だけでなく、撮像ブロックと
撮像素子ブロックの間に配置しても良い。いずれの場合
にも正像さえ結像させることができれば、光学系の捩れ
の関係に合わせて撮像素子を回転配置させ、正像出力を
簡単に得ることができる。
ほかにも種々考えられる。例えば一眼レフカメラのペン
タプリズムに用いられるダハプリズムのような反射素子
を用いることも可能であるし、より多くの偶数回反射を
用いることも可能である。また反射鏡の位置も必ずしも
被写体と撮像ブロックの間だけでなく、撮像ブロックと
撮像素子ブロックの間に配置しても良い。いずれの場合
にも正像さえ結像させることができれば、光学系の捩れ
の関係に合わせて撮像素子を回転配置させ、正像出力を
簡単に得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明では光学フィ
ルム上に形成された像を撮影する撮像装置において、光
学部材を用いて撮影光学系の光軸を偶数回折り曲げて撮
影する構成とした。この構成により被写体と撮像素子ま
での距離が折り畳まれ、装置全体としてコンパクトな、
また設計的にも自由度の多い装置を実現できるととも
に、正像が結像される効果で鏡像出力機能のない一般の
撮像素子の利用が可能となり、コスト的に有利な装置を
実現することが可能となった。
ルム上に形成された像を撮影する撮像装置において、光
学部材を用いて撮影光学系の光軸を偶数回折り曲げて撮
影する構成とした。この構成により被写体と撮像素子ま
での距離が折り畳まれ、装置全体としてコンパクトな、
また設計的にも自由度の多い装置を実現できるととも
に、正像が結像される効果で鏡像出力機能のない一般の
撮像素子の利用が可能となり、コスト的に有利な装置を
実現することが可能となった。
【図1】 本発明の実施例1で(a)は断面図、(b)
は斜視図
は斜視図
【図2】 本発明の実施例2を示す図
【図3】 従来例を示す図で(a)は断面図、(b)は
斜視図
斜視図
【図4】 本発明の実施例1の反射の様子の説明図
【図5】 本発明の実施例2の反射の様子の説明図
【図6】 従来例の反射の様子の説明図
【図7】 本発明の実施例1の像の変換を示す図
【図8】 本発明の実施例2の像の変換を示す図
【図9】 従来例の像の変換を示す図
1 光源 2 フィルム面 3 光軸 4 反射鏡(I) 5 反射鏡(II) 6 撮影光学系レンズを含む光学ブロック 7 撮像ブロック 8 装置本体 9 撮影者
Claims (1)
- 【請求項1】 光学フィルム上に形成された像を撮像光
学系を用いて撮像素子上に結像させ撮影する撮像装置に
おいて、前記光学フィルムと前記撮像素子の間で、前記
撮影光学系の光軸が偶数回の反射を受けるとともに、該
結像された像の方向に応じて前記撮像素子を回転させて
配置することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24725092A JPH0667113A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 撮像装置 |
US07/982,576 US5351139A (en) | 1991-11-28 | 1992-11-27 | Apparatus for photographing photographed film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24725092A JPH0667113A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667113A true JPH0667113A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17160695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24725092A Pending JPH0667113A (ja) | 1991-11-28 | 1992-08-24 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667113A (ja) |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24725092A patent/JPH0667113A/ja active Pending
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