JPH0667033U - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0667033U
JPH0667033U JP009515U JP951593U JPH0667033U JP H0667033 U JPH0667033 U JP H0667033U JP 009515 U JP009515 U JP 009515U JP 951593 U JP951593 U JP 951593U JP H0667033 U JPH0667033 U JP H0667033U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
heater
pellet
spiral roll
melts
Prior art date
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Pending
Application number
JP009515U
Other languages
English (en)
Inventor
丈留 重村
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコー電子工業株式会社 filed Critical セイコー電子工業株式会社
Priority to JP009515U priority Critical patent/JPH0667033U/ja
Publication of JPH0667033U publication Critical patent/JPH0667033U/ja
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録装置において、ペレット
状インクの配列の簡略化と、ペレット状インクの溶融に
必要なウォーミングアップ時間の短縮と、溶融エネルギ
ーの低減と、インクノズル詰まり防止を図る。 【構成】 ホッパー1aの形状を円錐とし、溶融器6a
内にヒータが組み込まれたヒータ入りスパイラルロール
3が設けられている。このヒータ入りスパイラルロール
3は、制御装置12によりペレット状インク2を粉末化
し、溶融し必要量の溶融インク5を記録ヘッド7に供給
する。インクノズル9および接続パイプ11の固形化し
た残留インクを溶融するインク詰まり防止ヒータ4aを
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペレット状のインクを溶融するヒータを有し、溶融された液体状の インクを記録用紙に噴出させるヘッドとインクノズルを有するインクジェット記 録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2のインクジェット記録装置の出力断面図に示すように、ペレット状 のインク2は、円筒状のホッパー1bに規則正しく配列されている。保温室8内 の溶融インク5が不足するとペレット状のインク2は、B溶融器6bに案内され 、ヒータ4bによる熱が伝導し溶融インク5となり、保温室8に流れ込む。溶融 インク5はヒータ4bにより保温室8内で液体状に保たれ、記録ヘッド7のイン クノズル9より噴出され記録用紙10に印字する構造が知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のインクジェット記録装置では下記の課題があった。 ペレット状のインクを円筒状のホッパーに規則正しく配列しなければならな い。
【0004】 ペレット状のインクは、直接ヒータからの熱を受け取ることができないため 、溶融する時間がかかり、高エネルギーを必要とする。 ペレット状のインクは、現形状の大きさのまま溶融されるため、インク内部 への熱が伝わりにくく溶融するのに時間がかかる。
【0005】 保温室内に残っている溶融インクは、電源をオフにする(ヒータからの熱の 供給を絶つ)と固形化し、再度電源をオンにした後印字を始めるためにこれを再 び溶融するため長時間必要がある。 電源をオフにすると、インクノズルに残留した溶融インクが固形化し、イン クノズルが詰まるおそれがある。 とい課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案は、ペレット状のインクをヒータ入りス パイラルロールを有する溶融器に案内する円錐状のホッパーと、ペレット状のイ ンクを粉末状にし、しかも粉末状のインクを溶融するヒータを有したヒータ入り スパイラルロールと、ヒータ入りスパイラルロールの回転と記録ヘッドで必要と するだけ溶融器から溶融インクを供給するよう制御する制御装置と、インクノズ ルおよび接続パイプに残留したインクを溶融するインク詰まり防止ヒータを有す る構成とした。
【0007】
【作用】
上記のように構成されたインクジェット記録装置においては、ペレット状のイ ンクをヒータ入りスパイラルロールを有する溶融器に案内する円錐の形状をした ホッパーと、ペレット状のインクを粉末にし、しかも粉末状のインクを溶融する ヒータを有したヒータ入りスパイラルロールにより、円錐の形状をしたホッパー 内にペレット状のインクを規則正しく配列する必要がなく、ペレット状のインク は、ヒータ入りスパイラルロールによって粉末状にされ溶融されるので溶融時間 の短縮と低電力化を図ることができる。また、ヒータ入りスパイラルロールは制 御装置の指令に応じたペレット状のインクを溶融するので、溶融器から接続パイ プを通って必要な量の溶融インクを記録ヘッドに供給することができ、電源をオ ンにして印字するまでのウォーミングアップ時間を短縮できる(保温室を設ける 必要がない。) 記録ヘッド周辺および接続パイプの残留インクを溶融するヒータを有すること により、電源をオフにした後再度印字を始める際、接続パイプ及びインクノズル に残留し固形化したインクの量が少ないため、再溶融時間が短時間で済むのでイ ンクノズルの詰まりを防止できる。
【0008】
【実施例】
以下に、この考案の実施例を図面の基づいて説明する。 図1は本実施例のインクジェット記録装置の出力装置断面図において、溶融器 6a内部にはヒータを有した回転可能なヒータ入りスパイラルロール3が組み込 まれている。円錐状のホッパー1a内に入れられたペレット状のインク2は、ペ レット状インク2の最大寸法部が自由に挿入できる口径をもって円筒状の溶融器 6aに送り込まれると、制御装置12の指令に応じて回転するヒータ入りスパイ ラルロール3によって粉末状にされ、しかもヒータ入りスパイラルロール3内に 有してあるヒータの熱によって、溶融インク5となる。また、この制御装置12 による指令は、印字するために必要な量の溶融インク5が得られように設定され ている。ヒータ入りスパイラルロール3によって溶融された溶融インク5はすぐ さま接続パイプ11を通り、記録ヘッ7ドに設置されたインクノズル9に送られ 記録用紙10噴出され印字を開始する。このとき、ペレット状のインク2は、円 錐状のホッパー1a内で無造作に配列することができる。また、制御装置12に より、印字に必要な量のペレット状のインク2を溶融インク5にするため、従来 のようにあらかじめペレット状のインク2を溶融するための時間および溶融イン ク5を貯蔵する保温室8が必要なくなる。
【0009】 本実施例では、円柱のペレット状のインク2、即ち、直径および高さをそれぞ れ10mm、10mm(表面積は471mm2 )とし、これを溶融器6a内のヒ ータ入りスパイラルロール3によって粉末状にされたペレット状のインク粉末の 表面積を6mm2 とすると、粉末状にされたペレット状のインク2は、従来装置 の溶融時間に比べ210倍程度2秒程度速く溶融できる。しかも、ヒータ入りス パイラルロール3内のヒータの熱が直接供給され、ペレット状のインク2を粉末 する摩擦熱を考慮に入れると、更に2倍程度の短時間、即ち、約1秒で溶融する ことが可能である。
【0010】 記録ヘッド7および接続パイプ11の近くにこれを加熱してインク詰まりを防 止するヒータ4aを設ける。ここで、インクジェット記録装置の電源をオフにす ると、接続パイプ11及び記録ヘッド7とインクノズル9に残留した溶融インク 5は固形化し、接続パイプ11およびインクノズル9が詰まるおそれがあるが、 このインク詰まり防止ヒータ4aは電源をオンすると固形化した溶融インク5を 約40秒位の短時間で再溶融できるので、インク詰まりの心配はほとんどない。 また、ウォーミングアップ時間は、この固形化した残留インクを溶融する時間の みであり、従来の保温室8内に残留し固形化したインクを再び溶融する時間に対 し、約10分の1の大幅なウォーミングアップ時間の短縮が可能となる。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、インクジェット記録装置において、ペレッ ト状のインクをヒータ入りスパイラルロールに案内する円錐の形状をしたホッパ ーと、ペレット状のインクを粉末にし、しかも粉末状のインクを溶融するヒータ を有した前記ヒータ入りスパイラルロールと、ヒータ入りスパイラルロールの回 転を制御する制御装置と、インクノズルおよび接続パイプの固形化した残留イン クを溶融する、インク詰まり防止ヒータを有する構成としたので以下に記載する 効果を有する。
【0012】 ペレット状のインクを円錐状のホッパーに無造作に配列することができる。 ペレット状のインクは、粉末状にされながら直接ヒータからの熱を受け、溶 融されるため、取ることができインクを溶融する時間が約1秒で従来の装置に比 べ、420分の1位に短縮される。
【0013】 制御装置によって必要な量の溶融インクを記録ヘッドに供給できるので保温 室を必要としない。 電源オフ/オフによって、インクノズル、および接続パイプに残留し固形化 した溶融インクによる詰まりを防止でき、ウォーミングアップ時間はこの残留イ ンクを溶融する時間のみである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のインクジェット記録装置の出力装置断
面である。
【図2】従来のインクジェット記録装置の出力装置断面
図である。
【符号の説明】
1a 円錐状のホッパー 1b 円筒状のホッパー 2 ペレット状のインク 3 ヒータ入りスパイラルロール 4a インク詰まり防止ヒータ 4b ヒータ 5 溶融インク 6a 溶融器 6b B溶融器 7 記録ヘッド 8 保温室 9 インクノズル 10 記録用紙 11 接続パイプ 12 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本考案は、ペレット状のインクを溶融す
    るヒータを有し、溶融された液体状のインクを記録用紙
    に噴出させる記録ヘッドのインクノズルを有するインク
    ジェット記録装置において、 前記ペレット状のインクをヒータ入りスパイラルロール
    を有する溶融器に案内する円錐の形状をしたホッパー
    と、 前記ペレット状のインクを粉末にし、しかも粉末状のイ
    ンクを溶融するヒータを有した前記ヒータ入りスパイラ
    ルロールと、 前記ヒータ入りスパイラルロールの回転とペレット状イ
    ンクを溶融したインクにし、印字に必要量のみ記録ヘッ
    ドに供給するよう制御する制御装置と、 インクノズルおよび接続パイプの固形化した残留インク
    を溶融するインク詰まり防止ヒータと、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
JP009515U 1993-03-08 1993-03-08 インクジェット記録装置 Pending JPH0667033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009515U JPH0667033U (ja) 1993-03-08 1993-03-08 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009515U JPH0667033U (ja) 1993-03-08 1993-03-08 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667033U true JPH0667033U (ja) 1994-09-20

Family

ID=18529143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP009515U Pending JPH0667033U (ja) 1993-03-08 1993-03-08 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH0667033U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281782A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Xerox Corp 静電気除去固体インク容器及びインク画像生成装置
JP2012101533A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Xerox Corp 固体インクリザーバの浸漬式高表面積ヒータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281782A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Xerox Corp 静電気除去固体インク容器及びインク画像生成装置
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