JPH0666718B2 - 移動体衛星通信用受信装置 - Google Patents
移動体衛星通信用受信装置Info
- Publication number
- JPH0666718B2 JPH0666718B2 JP20177085A JP20177085A JPH0666718B2 JP H0666718 B2 JPH0666718 B2 JP H0666718B2 JP 20177085 A JP20177085 A JP 20177085A JP 20177085 A JP20177085 A JP 20177085A JP H0666718 B2 JPH0666718 B2 JP H0666718B2
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- Japan
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- channel
- signal
- satellite
- control channel
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、SCPC方式のボイスアクチベーション(通話中
のみ電波を送信する通信方法)を適用した移動体衛星通
信方式において、制御チャネルと通話チャネルで復調器
を共用する移動体衛星通信用受信装置に関するものであ
る。
のみ電波を送信する通信方法)を適用した移動体衛星通
信方式において、制御チャネルと通話チャネルで復調器
を共用する移動体衛星通信用受信装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 移動体衛星通信では、回線を維持するために移動体の旋
回等に対して衛星追尾を行なう必要がある。このため、
従来、追尾用ビーコン波や通常の信号波の受信レベル情
報等で追尾を行なっていた。とくに移動局の小型化のた
め、追尾用受信機を設けないで通信用受信機だけで構成
できる信号波の受信レベルあるいは回線品質を用いるも
のが望ましい。また一般にSCPC方式では制御チャネルに
より各移動局に対して通話チャネルを設定して通信を行
なう。衛星電力の有効利用のためボイスアクチベーショ
ンを適用したシステムにおいては通話チャネル受信時、
前記の通信用受信機だけで構成できる信号波の受信レベ
ルあるいは回線品質を追尾情報に用いる移動局では、ボ
イスアクチベーションによりキャリア断となったとき追
尾不能となり回線が維持できないという欠点があった。
回等に対して衛星追尾を行なう必要がある。このため、
従来、追尾用ビーコン波や通常の信号波の受信レベル情
報等で追尾を行なっていた。とくに移動局の小型化のた
め、追尾用受信機を設けないで通信用受信機だけで構成
できる信号波の受信レベルあるいは回線品質を用いるも
のが望ましい。また一般にSCPC方式では制御チャネルに
より各移動局に対して通話チャネルを設定して通信を行
なう。衛星電力の有効利用のためボイスアクチベーショ
ンを適用したシステムにおいては通話チャネル受信時、
前記の通信用受信機だけで構成できる信号波の受信レベ
ルあるいは回線品質を追尾情報に用いる移動局では、ボ
イスアクチベーションによりキャリア断となったとき追
尾不能となり回線が維持できないという欠点があった。
本発明はこの欠点を改善することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明の特徴は、衛星から放
送される制御チャネルの回線品質あるいは受信レベルに
従って衛星を追尾する移動局との間に、前記制御チャネ
ルによりSCPC方式のボイスアクチベーションを適用した
通話チャネルを設定する移動体衛星通信方式において、
単一の周波数変換部及び復調部がもうけられ、通話チャ
ネルの受信時には通話チャネルに同調した第1の周波数
シンセサイザの出力を前記周波数変換部に供給し、ボイ
スアクチベーションによりキャリア断のときは、制御チ
ャネルに同調した第2の周波数シンセサイザの出力を前
記周波数変換部に供給し、復調部には常に受信信号が入
力される移動体衛星通信受信装置にある。
送される制御チャネルの回線品質あるいは受信レベルに
従って衛星を追尾する移動局との間に、前記制御チャネ
ルによりSCPC方式のボイスアクチベーションを適用した
通話チャネルを設定する移動体衛星通信方式において、
単一の周波数変換部及び復調部がもうけられ、通話チャ
ネルの受信時には通話チャネルに同調した第1の周波数
シンセサイザの出力を前記周波数変換部に供給し、ボイ
スアクチベーションによりキャリア断のときは、制御チ
ャネルに同調した第2の周波数シンセサイザの出力を前
記周波数変換部に供給し、復調部には常に受信信号が入
力される移動体衛星通信受信装置にある。
(作用) この発明によれば信号波の受信レベルあるいは回線品質
を用いてアンテナ追尾を行なう移動局において通話チャ
ネル受信時、ボイスアクチベーションを適用した場合、
通話チャネルのキャリア断のときでも周波数シンセサイ
ザを通話チャネル用と制御チャネル用の2つを用意し、
常に送信されている制御チャネルに切替えて受信するこ
とにより信号波の受信レベルあるいは回線品質の情報が
途切れることなく連続してアンテナ追尾が可能となり、
回線を維持することが可能となる。
を用いてアンテナ追尾を行なう移動局において通話チャ
ネル受信時、ボイスアクチベーションを適用した場合、
通話チャネルのキャリア断のときでも周波数シンセサイ
ザを通話チャネル用と制御チャネル用の2つを用意し、
常に送信されている制御チャネルに切替えて受信するこ
とにより信号波の受信レベルあるいは回線品質の情報が
途切れることなく連続してアンテナ追尾が可能となり、
回線を維持することが可能となる。
(実施例) 図1にこの発明の実施例を示す。第1の周波数シンセサ
イザ1Aは常に送信されている制御チャネルに同調してお
り、第2の周波数シンセサイザ1Bは通話チャネルに同調
している。通常、待ち受け時は切替スイッチ2により第
1の周波数シンセサイザの信号が周波数変換部3へ入力
され、復調部4には制御チャネルが受信されている。呼
が発生して通話へ移行するとき、制御部5からの制御信
号により切替スイッチ2を切替えて第2の周波数シンセ
サイザの信号が周波数変換部へ入力され、復調部4には
通話チャネルが受信される。ボイスアクチベーションに
より通話チャネルがキャリア断となる毎に切替スイッチ
2により第1の周波数シンセサイザに切替えて制御チャ
ネルを受信することにより、復調部4には常に受信信号
が入力され、受信レベルあるいは回線品質を検出するこ
とができ、この情報によりアンテナ追尾制御部6により
連続して衛星追尾を行ない、回線を維持することが可能
となる。
イザ1Aは常に送信されている制御チャネルに同調してお
り、第2の周波数シンセサイザ1Bは通話チャネルに同調
している。通常、待ち受け時は切替スイッチ2により第
1の周波数シンセサイザの信号が周波数変換部3へ入力
され、復調部4には制御チャネルが受信されている。呼
が発生して通話へ移行するとき、制御部5からの制御信
号により切替スイッチ2を切替えて第2の周波数シンセ
サイザの信号が周波数変換部へ入力され、復調部4には
通話チャネルが受信される。ボイスアクチベーションに
より通話チャネルがキャリア断となる毎に切替スイッチ
2により第1の周波数シンセサイザに切替えて制御チャ
ネルを受信することにより、復調部4には常に受信信号
が入力され、受信レベルあるいは回線品質を検出するこ
とができ、この情報によりアンテナ追尾制御部6により
連続して衛星追尾を行ない、回線を維持することが可能
となる。
以下、具体的にディジタル変調方式を用いた場合につい
て説明する。
て説明する。
この発明ではボイスアクチベーションにより、音声が伝
送されていないときキャリア断とし、その間はシンセサ
イザの切替えにより、常時送信されている制御チャネル
を受信することにより移動局において連続的に信号を受
信するものである。これを実現するためには移動局にお
いてシンセサイザの切替えタイミングを知る必要があ
る。音声を符号化してディジタル伝送する場合、図2に
示すように情報信号に同期語を付加したフレーム構成で
伝送する。制御チャネルでは情報信号は発呼信号、着呼
信号および通話チャネル指定信号等の回線制御信号であ
る。通話チャネルでは通常、情報信号は符号化された音
声信号であるが、ここでは図2に示したようにこれに加
えて低速の制御信号も同時に伝送するボイスアクチベー
ション適用時には、この音声信号に付加した制御信号に
より通話チャネルのキャリア断の情報を伝送し、切替タ
イミング信号とする。また通話チャネルのキャリア断
時、制御チャネルを受信しているが、再び音声伝送を再
開する場合には、制御チャネルにおいて対象としている
移動局のID番号と音声伝送再開の情報を伝送する。これ
を受信した移動局ではシンセサイザを切替えて再び通話
チャネルを受信する。これらの制御、ならびに通常の、
発呼、着呼等の回線制御は制御部5で行なう。
送されていないときキャリア断とし、その間はシンセサ
イザの切替えにより、常時送信されている制御チャネル
を受信することにより移動局において連続的に信号を受
信するものである。これを実現するためには移動局にお
いてシンセサイザの切替えタイミングを知る必要があ
る。音声を符号化してディジタル伝送する場合、図2に
示すように情報信号に同期語を付加したフレーム構成で
伝送する。制御チャネルでは情報信号は発呼信号、着呼
信号および通話チャネル指定信号等の回線制御信号であ
る。通話チャネルでは通常、情報信号は符号化された音
声信号であるが、ここでは図2に示したようにこれに加
えて低速の制御信号も同時に伝送するボイスアクチベー
ション適用時には、この音声信号に付加した制御信号に
より通話チャネルのキャリア断の情報を伝送し、切替タ
イミング信号とする。また通話チャネルのキャリア断
時、制御チャネルを受信しているが、再び音声伝送を再
開する場合には、制御チャネルにおいて対象としている
移動局のID番号と音声伝送再開の情報を伝送する。これ
を受信した移動局ではシンセサイザを切替えて再び通話
チャネルを受信する。これらの制御、ならびに通常の、
発呼、着呼等の回線制御は制御部5で行なう。
以上はディジタル変調方式を用いた場合の例であるが、
アナログ変調方式の場合についても、通話チャネルにお
いて音声下部帯域を用いた通話中制御信号伝送方式等を
用いることにより、前記と同様な方法でこの発明を実現
することができる。
アナログ変調方式の場合についても、通話チャネルにお
いて音声下部帯域を用いた通話中制御信号伝送方式等を
用いることにより、前記と同様な方法でこの発明を実現
することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によればボイスアクチベ
ーションを適用した場合においても常に復調部に受信信
号入力があるため、回線品質を検出することができ、衛
星追尾用のビーコン波を用いることなくアンテナ追尾制
御を行なうことができ、移動局にビーコン波受信装置を
もつ必要がなく小型化が可能であり、また衛星からビー
コン波を送信する必要がないため、衛星電力の有効利用
を図ることができる。
ーションを適用した場合においても常に復調部に受信信
号入力があるため、回線品質を検出することができ、衛
星追尾用のビーコン波を用いることなくアンテナ追尾制
御を行なうことができ、移動局にビーコン波受信装置を
もつ必要がなく小型化が可能であり、また衛星からビー
コン波を送信する必要がないため、衛星電力の有効利用
を図ることができる。
図1は本発明の実施例を示す構成図、図2はフレーム構
成の一例である。 3;周波数変換部、4;復調部、1A,1B;周波数シンセサイザ
成の一例である。 3;周波数変換部、4;復調部、1A,1B;周波数シンセサイザ
Claims (1)
- 【請求項1】衛星から放送される制御チャネルの回線品
質あるいは受信レベルに従って衛星を追尾する移動局と
の間に、前記制御チャネルによりSCPC方式のボイスアク
チベーションを適用した通話チャネルを設定する移動体
衛星通信方式において、 単一の周波数変換部及び復調部がもうけられ、 通話チャネルの受信時には通話チャネルに同調した第1
の周波数シンセサイザの出力を前記周波数変換部に供給
し、 ボイスアクチベーションによりキャリア断のときは、制
御チャネルに同調した第2の周波数シンセサイザの出力
を前記周波数変換部に供給し、 復調部には常に受信信号が入力されることを特徴とす
る、移動体衛星通信受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20177085A JPH0666718B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 移動体衛星通信用受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20177085A JPH0666718B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 移動体衛星通信用受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262628A JPS6262628A (ja) | 1987-03-19 |
JPH0666718B2 true JPH0666718B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=16446647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20177085A Expired - Fee Related JPH0666718B2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 移動体衛星通信用受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666718B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3053173B2 (ja) | 1998-01-13 | 2000-06-19 | 日本電気株式会社 | 移動体衛星通信方法およびシステム |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP20177085A patent/JPH0666718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6262628A (ja) | 1987-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |