JPH0666649U - 薄手磁石を貼付固定させた温磁石使い捨てカイロ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】使い捨てカイロの化学変化熱を利用し、その片
側の熱を厚手両面テープと磁石とに分散し、貼付面を人
肌に直接貼り、使い捨てカイロの熱と温磁石により肩コ
リや筋肉痛や冷え等に効果を発揮する薄手磁石を貼付固
定させた温磁石使い捨てカイロ。 【構成】使い捨てカイロ（４）の片側表面部に厚手穴空
き両面テープ（２）を設け、その穴（６）に磁石（１）
を設け、それぞれを貼付固定させ、剥離紙（５）を剥が
し直接人肌に貼る事のできる薄手磁石を貼付固定させた
温磁石使い捨てカイロ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、冷地に於ける冷え又は凝りや血行不良を解消する為、使い捨てカ イロ表面部分に数個の磁石を設けた温磁石使い捨てカイロに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、使い捨てカイロ発売当時の物や、現在の好きな場所に貼る事が出来 るタイプの使い捨てカイロが出回っているが、本考案の磁石付き使い捨てカイロ は無かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の貼るタイプの使い捨てカイロは、両面テープが薄い為、直接肌に貼付す る事は出来ず衣服等に貼る事しか出来なく、また低温火傷や温め部分からの脱落 等があった、そのほかにも使い捨てカイロの両側にしか薄手の両面テープが貼っ てあるため一度剥がしてから二度貼り代えたりすると接着力が落ちてしまってい て、本考案の様な全面両面テープの物は無かった。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記のような欠点を解消するために、本考案は次の様な構成とする。 厚手の穴空き両面テープ（２）を設け、その穴（６）に両面テープより若干薄 手の磁石（１）を使い、その穴（６）に磁石（１）を直接使い捨てカイロ（４） の表面部分に貼り付け、使い捨てカイロ（４）の化学反応で得た熱を伝達させた 温磁石の磁界効果により人体のツボ（７）を刺激させ、凝りや血行障害等を解消 するもので、本考案は前記従来品を解決するために考案されたものである。

【０００５】

【作 用】

使い捨てカイロ（４）の片側表面部に厚手穴空き両面テープ（２）を設け、そ の穴（６）中に両面テープより若干薄手の磁石（１）を使い捨てカイロ（４）片 側表面部に貼付固定し、剥離紙（５）を剥がして希望の看部箇所に直接貼る事に より、厚手の両面テープ（２）の作用により、発生した熱を半減し低温火傷等に よる火傷の防止及び使い捨てカイロ（４）より出る化学反応熱を貼付固定した磁 石（１）に熱伝導をし、適度な温度を肌に伝える事と磁気において人体のツボ（ ７）等を刺激し、血行の循環を促進し、凝りをほぐす働きをする。

【０００６】

【第１実施例】 適当数の通気性を有する和紙入りナイロン袋（３）に鉄粉、活性炭索、水、木 粉、塩化カルシウム等の混合物をそれぞれ封入し密封した物の表面部分全体を覆 うように厚手穴空き両面テープ（２）を設け、その穴（６）に両面テープより薄 めの平面形磁石（１）を適当数の通気性を有する和紙入りナイロン袋（３）の表 面部に直接貼付固定し、貼付側の厚手穴空き両面テープ（２）の剥離紙（５）を 剥がし取り直接肌に貼付する使い捨てカイロ。

【第２実施例】 表面凸形磁石（１）を使用した場合、平面形と凸形とでは磁場部分の表面積を 小さくする事により、一点集中型の強めの磁束になり、人体のツボ（７）を刺激 することが出来る。

【第３実施例】 磁石（１）の材質をゴム磁石を設けることにより伝達熱が約半分位になる、ま たゴム磁石は軟材質の為、硬い場所等に座った場合でも痛みを感じる事が無くな る。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明したように、使い捨てカイロ（４）で発生した熱を厚手の穴空き両面 テープ（２）でやや熱を冷まし使い捨てカイロ（４）の表面部分に直接貼付した 磁石（１）を温磁石化させた物を直接肌に貼付しても、低温火傷等による事故を 防ぎ、且つ温磁治療としての効果も有り、肩の凝り等をほぐす働きをする。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本考案の斜視図。

【図 ２】本考案の断面図。

【図 ３】本考案の使用例図。

【符号の説明】 １…磁石 ２…厚手穴空き両面テープ ３…適当数の通気性を有する和紙入りナイロン袋 ４…使い捨てカイロ ５…剥離紙 ６…穴 ７…人体のツボ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】厚手穴空き両面テープに薄手磁石を貼付固
   定させた温磁石使い捨てカイロ