JPH0666076A - 穿孔装置 - Google Patents
穿孔装置Info
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- JPH0666076A JPH0666076A JP23996592A JP23996592A JPH0666076A JP H0666076 A JPH0666076 A JP H0666076A JP 23996592 A JP23996592 A JP 23996592A JP 23996592 A JP23996592 A JP 23996592A JP H0666076 A JPH0666076 A JP H0666076A
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- JP
- Japan
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- arm
- tilting plate
- arrow
- drilling
- punching
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】狭い作業場等での下方向穿孔において、任意の
位置と方向に能率良く穿孔する。 【構成】走行駆動自在のベ−スマシン5に、垂直面内で
屈曲自在のア−ム7を設け、このア−ム7の先端部材7
09に、第一チルティング板10を設け、この第一チル
ティング板10に第二チルティング板11を、回転自在
に支持すると共に、この第一チルティング板10と第二
チルティング板11との間に、ボルト12を、これら第
一、第二チルティング板10、11を締結固定自在に設
け、この第二チルティング板10に、穿孔機13を設け
て穿孔装置3を構成した。
位置と方向に能率良く穿孔する。 【構成】走行駆動自在のベ−スマシン5に、垂直面内で
屈曲自在のア−ム7を設け、このア−ム7の先端部材7
09に、第一チルティング板10を設け、この第一チル
ティング板10に第二チルティング板11を、回転自在
に支持すると共に、この第一チルティング板10と第二
チルティング板11との間に、ボルト12を、これら第
一、第二チルティング板10、11を締結固定自在に設
け、この第二チルティング板10に、穿孔機13を設け
て穿孔装置3を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、岩盤等に穿孔するのに
好適な穿孔装置に関する。
好適な穿孔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、岩盤等の穿孔は、バックホ−等の
移動車両を有し、この移動車両に設けられたア−ムの先
端に、ドリフタ−等の穿孔機をこのア−ムに対して固定
した形で装着することによって設けられた大型穿孔装置
によって行われてきた。
移動車両を有し、この移動車両に設けられたア−ムの先
端に、ドリフタ−等の穿孔機をこのア−ムに対して固定
した形で装着することによって設けられた大型穿孔装置
によって行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、立坑掘削での
下方向穿孔等では、上記の大型穿孔装置は岩盤に対する
穿孔の角度即ち、穿孔角度に穿孔機の方向を設定する場
合、移動車両の走行と旋回及び、ア−ムの回動といった
3つの動作によってのみ行われるので、移動車両の走行
に多く依存しなければならない。それ故、移動車両の走
行が困難となる狭い作業場等で、しかも穿孔角度が多様
に変化する場合には穿孔作業が円滑に進まず、作業能率
は極めて悪くなる。また、この大型穿孔装置の代わりに
手持ち式のレッグハンマ−で穿孔を行うこともあるが、
人手と手間がかかり、能率が悪い。最近、市街地等で増
加している小断面での無発破立坑掘削では、効果的な割
岩を行うために、多様な岩の層に沿って穿孔しなければ
ならず、従って、このような狭い作業場での穿孔作業を
能率良く行う適当なる穿孔装置の開発が求められてい
る。
下方向穿孔等では、上記の大型穿孔装置は岩盤に対する
穿孔の角度即ち、穿孔角度に穿孔機の方向を設定する場
合、移動車両の走行と旋回及び、ア−ムの回動といった
3つの動作によってのみ行われるので、移動車両の走行
に多く依存しなければならない。それ故、移動車両の走
行が困難となる狭い作業場等で、しかも穿孔角度が多様
に変化する場合には穿孔作業が円滑に進まず、作業能率
は極めて悪くなる。また、この大型穿孔装置の代わりに
手持ち式のレッグハンマ−で穿孔を行うこともあるが、
人手と手間がかかり、能率が悪い。最近、市街地等で増
加している小断面での無発破立坑掘削では、効果的な割
岩を行うために、多様な岩の層に沿って穿孔しなければ
ならず、従って、このような狭い作業場での穿孔作業を
能率良く行う適当なる穿孔装置の開発が求められてい
る。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、狭い作業場等
でも、任意の位置と方向に、能率良く穿孔することがで
きる穿孔装置を提供することを目的としている。
でも、任意の位置と方向に、能率良く穿孔することがで
きる穿孔装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は、移動手段
(5)を有し、前記移動手段(5)に、垂直面内で屈曲
自在のア−ム(7)を設け、前記ア−ム(7)に、第一
の部材(10)を設け、前記第一の部材(10)に、第
二の部材(11)を、回転自在に支持すると共に、前記
第一の部材(10)と前記第二の部材(11)との間
に、割り出し手段(12、120、121)を、前記第
一の部材(10)に対して、前記第二の部材(11)
を、所定の割り出し角度毎に角度割り出し自在に設け、
前記第二の部材(11)に、穿孔手段(13)を設けて
構成される。なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の「作用」の欄についても同様である。
(5)を有し、前記移動手段(5)に、垂直面内で屈曲
自在のア−ム(7)を設け、前記ア−ム(7)に、第一
の部材(10)を設け、前記第一の部材(10)に、第
二の部材(11)を、回転自在に支持すると共に、前記
第一の部材(10)と前記第二の部材(11)との間
に、割り出し手段(12、120、121)を、前記第
一の部材(10)に対して、前記第二の部材(11)
を、所定の割り出し角度毎に角度割り出し自在に設け、
前記第二の部材(11)に、穿孔手段(13)を設けて
構成される。なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の「作用」の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、移動手段
(5)が走行移動して、ア−ム(7)が回動駆動され
て、更に、第一の部材(10)に対する第二の部材(1
1)の角度を、割り出し手段(12、120、121)
を介して割り出して、穿孔機(13)の位置を決定する
ように作用する。
(5)が走行移動して、ア−ム(7)が回動駆動され
て、更に、第一の部材(10)に対する第二の部材(1
1)の角度を、割り出し手段(12、120、121)
を介して割り出して、穿孔機(13)の位置を決定する
ように作用する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による穿孔装置の一実施例が立坑に
配置された状態の一例を示す側面図、図2は、図1を図
の紙面上方から見た平面図、図3は、図1に示す穿孔装
置における第一、第二チルティング板部分の斜視図、図
4は、図3に示す第一、第二チルティング板付近のア−
ムの回動面に垂直で、かつ中心軸Pを含む平面による断
面図、図5は、図3に示す第一、第二チルティング板付
近のア−ムの回動面による断面図、図6は、図1に示す
穿孔装置におけるガイドセル及び、ドリフタ−部分の斜
視図である。
る。図1は、本発明による穿孔装置の一実施例が立坑に
配置された状態の一例を示す側面図、図2は、図1を図
の紙面上方から見た平面図、図3は、図1に示す穿孔装
置における第一、第二チルティング板部分の斜視図、図
4は、図3に示す第一、第二チルティング板付近のア−
ムの回動面に垂直で、かつ中心軸Pを含む平面による断
面図、図5は、図3に示す第一、第二チルティング板付
近のア−ムの回動面による断面図、図6は、図1に示す
穿孔装置におけるガイドセル及び、ドリフタ−部分の斜
視図である。
【0007】岩盤質の地盤1には、図1、図2に示すよ
うに、円形断面をもつ掘削中の立坑2が形成されてお
り、該立坑2の底部には、水平な底面1aが、側面部に
は上下に垂直な側壁1bが形成されている。該立坑2の
底面1a上には本発明による穿孔装置3が配置されてい
る。穿孔装置3は、図1、図2に示すように、ベ−スマ
シン5を有し、該ベ−スマシン5は、クロ−ラ−50
2、502によって移動駆動自在に設けられた機体50
1を有している。該機体501の上部には、軸504を
介して、旋回フレ−ム503が水平面内で旋回自在に設
けられており、該旋回フレ−ム503には、ア−ム7が
設けられている。該ア−ム7は、油圧アクチェ−タ−7
01により、ピン704を介して、該旋回フレ−ム50
3に対して、図中の矢印A、B方向に垂直平面内で回動
自在に設けられた第一ア−ム707を有しており、該第
一ア−ム707の先端には、油圧アクチェ−タ−702
により、ピン705を介して、該第一ア−ム707に対
して、図中の矢印C、D方向に垂直平面内で回動自在な
第二ア−ム708が設けられている。該第二ア−ム70
8の先端には、油圧アクチェ−タ−703により、ピン
706を介して、該第二ア−ム708に対して、図中の
矢印E、F方向に垂直平面内で回動自在な先端部材70
9が設けられており、該先端部材709には、図3、
4、5に示すように、チルティング装置9が、該先端部
材709に対して固定的に装着されている。該チルティ
ング装置9は、図3、4、5に示すように、円形鋼板に
よる第一チルティング板10を有しており、該第一チル
ティング板10の一方の板面である第一板面101は、
先端部材709の伸延方向である図中の矢印Gに対し
て、該第一板面101が直角となるように、該先端部材
709に、ブラケット100を介して、接合されて設け
られている。該第一板面101の裏面である第二板面1
02の中心には、円柱状の鋼材からなる軸103が、中
心軸Pが図の矢印Gと平行になる形で設けられており、
更に、第一チルティング板10には、ボルト穴120
が、該第一チルティング板10の第一板面101と第二
板面102間を貫通する形で、図中の中心軸Pの方向に
平行で、中心軸Pを中心に角度22.5°おきに、か
つ、中心軸Pより半径L1の距離に計16個穿設されて
いる。また、第一チルティング板10の軸103には、
第一チルティング板10と同様の円形鋼板からなる第二
チルティング板11が、第二チルティング板11に貫通
穿設された軸受113を介して、図3の矢印Q、R方向
に回転自在に設けられており、該第二チルティング板1
1の一方の板面である第一板面111は、第一チルティ
ング板10の第二板面102に、平行に接する形で設け
られている。また、第二チルティング板11には、ボル
ト穴121が、該第二チルティング板11の第一板面1
11と第二板面112間を貫通する形で、図中の中心軸
Pの方向に平行で、中心軸Pを中心に角度22.5°お
きに、かつ、中心軸Pより半径L1の距離に計16個穿
設されている。なお、第一チルティング板10の任意の
ボルト穴120と第二チルティング板11の任意のボル
ト穴121とは、該第二チルティング板11を、該第一
チルティング板10に対して、軸103を中心にして回
転させて、これらボルト穴120、ボルト穴121の位
置を整合させることによって、ボルト12を介して、連
通され得るように形成されている。次に、チルティング
装置9の第二チルティング板11の第二板面112側に
は、図4、5、6に示すように、穿孔機13が装着され
ており、該穿孔機13はガイドセル15を有している。
ガイドセル15は、一方向に伸延した長方形状の鋼板か
らなるセル本体151を有しており、セル本体151に
形成された板面の内、一方の板面である第一セル面15
1aは、前記チルティング装置9の第二チルティング板
11の各板面111、112に対して平行であると同時
に、セル本体151の長手方向を示す矢印H、H’の方
向における第一セル面151aの中間部分において、中
間部材150を介して、第二チルティング板11に固定
的に接合されている。また、該セル本体の151におい
て、第一セル面151aの裏面である第二セル面151
bの図の矢印H側の端部には第一ブラケット152、第
二セル面151bの矢印H’側の端部には第二ブラケッ
ト153がそれぞれ設けられており、更に、該第二セル
面151bには、矢印H、H’方向に平行に伸延し、矢
印H、H’方向の両端が、該第一ブラケット152、該
第二ブラケット153に接続した形のリブ154が形成
されている。また、該ガイドセル15は、このセル本体
151の第二セル面151bに平行で、矢印H、H’方
向に伸延した板状のガイドレ−ル155を、該ガイドレ
−ル155とセル本体151が、前記リブ154を介し
て互いに接合されると同時に、該ガイドレ−ル155
が、前記第一ブラケット152と前記第二ブラケット1
53の間に架設される形で有している。以上のように形
成されたガイドセル15には、前記ガイドレ−ル155
の前記リブ154の接続面とは反対側に、矢印H、H’
方向に平行に伸延した形のネジジャッキ19が、ガイド
レ−ル155と少し間隔を空けて、該ネジジャッキ19
の両端が前記第一ブラケット152及び、第二ブラケッ
ト153によって軸支される形で敷設されており、ま
た、ガイドセル15の第二ブラケット153の矢印H’
側には、エアモ−タ−ユニット17が、該第二ブラケッ
ト153によって軸支されている前記のネジジャッキ1
9に接続して、該ネジジャッキ19を図の矢印S、S’
方向に回転駆動自在な形で設けられている。ガイドセル
15のガイドレ−ル155には、ドリフタ−16が、該
ガイドレ−ル155が該ドリフタ−16のドリフタ−本
体160に嵌入係合される形で、該ドリフタ−16が矢
印H、H’方向に移動自在に支持されており、また同時
に、該ドリフタ−160本体は、該ドリフタ−本体16
0を矢印H、H’方向に貫通した形で設けられたナット
161において、前記ネジジャッキ19と螺合係合して
おり、従って、該ドリフタ−160本体は、前記エアモ
−タ−ユニット17によって、矢印S、S’方向に回転
駆動される該ネジジャッキ19により、ガイドレ−ル1
55にガイドされる形で矢印H、H’方向に移動駆動自
在に設けられている。ドリフタ−本体160の図の矢印
H側の端部にはロットシャンク162が設けられてお
り、ロットシャンク162には、矢印H、H’方向に伸
延した形で、矢印H側の先端にビット20aが設けられ
たロット20が、該ロット20の矢印H側の端部におい
て、着脱自在な形で嵌着されている。なお、該ロット2
0は、ロットシャンク162を介して、ドリフタ−本体
160に内蔵された公知の空気圧によるピストン、シリ
ンダ−等によって、図の矢印H、H’方向に振動及び、
矢印T、T’方向に回転駆動させられるようになってお
り、従って、該ロット20の矢印H側の先端に設けられ
たビット20aも図の矢印H、H’方向に振動及び、矢
印T、T’方向に回転駆動させられるようになってい
る。また、ガイドセル15の図の矢印H側の端部には、
リング状のロットガイド21が、ロット20を矢印H、
H’方向に振動自在に支持する形で設けられており、該
ロットガイド21は、接合棒21aを介して、前記ガイ
ドセル15の第一ブラケット152に固定支持されてい
る。また、ガイドセル15には、該ガイドセル15の第
一セル面151aの矢印H側の端部に、矢印H方向に突
出した形の位置決めピン22が設けられている。
うに、円形断面をもつ掘削中の立坑2が形成されてお
り、該立坑2の底部には、水平な底面1aが、側面部に
は上下に垂直な側壁1bが形成されている。該立坑2の
底面1a上には本発明による穿孔装置3が配置されてい
る。穿孔装置3は、図1、図2に示すように、ベ−スマ
シン5を有し、該ベ−スマシン5は、クロ−ラ−50
2、502によって移動駆動自在に設けられた機体50
1を有している。該機体501の上部には、軸504を
介して、旋回フレ−ム503が水平面内で旋回自在に設
けられており、該旋回フレ−ム503には、ア−ム7が
設けられている。該ア−ム7は、油圧アクチェ−タ−7
01により、ピン704を介して、該旋回フレ−ム50
3に対して、図中の矢印A、B方向に垂直平面内で回動
自在に設けられた第一ア−ム707を有しており、該第
一ア−ム707の先端には、油圧アクチェ−タ−702
により、ピン705を介して、該第一ア−ム707に対
して、図中の矢印C、D方向に垂直平面内で回動自在な
第二ア−ム708が設けられている。該第二ア−ム70
8の先端には、油圧アクチェ−タ−703により、ピン
706を介して、該第二ア−ム708に対して、図中の
矢印E、F方向に垂直平面内で回動自在な先端部材70
9が設けられており、該先端部材709には、図3、
4、5に示すように、チルティング装置9が、該先端部
材709に対して固定的に装着されている。該チルティ
ング装置9は、図3、4、5に示すように、円形鋼板に
よる第一チルティング板10を有しており、該第一チル
ティング板10の一方の板面である第一板面101は、
先端部材709の伸延方向である図中の矢印Gに対し
て、該第一板面101が直角となるように、該先端部材
709に、ブラケット100を介して、接合されて設け
られている。該第一板面101の裏面である第二板面1
02の中心には、円柱状の鋼材からなる軸103が、中
心軸Pが図の矢印Gと平行になる形で設けられており、
更に、第一チルティング板10には、ボルト穴120
が、該第一チルティング板10の第一板面101と第二
板面102間を貫通する形で、図中の中心軸Pの方向に
平行で、中心軸Pを中心に角度22.5°おきに、か
つ、中心軸Pより半径L1の距離に計16個穿設されて
いる。また、第一チルティング板10の軸103には、
第一チルティング板10と同様の円形鋼板からなる第二
チルティング板11が、第二チルティング板11に貫通
穿設された軸受113を介して、図3の矢印Q、R方向
に回転自在に設けられており、該第二チルティング板1
1の一方の板面である第一板面111は、第一チルティ
ング板10の第二板面102に、平行に接する形で設け
られている。また、第二チルティング板11には、ボル
ト穴121が、該第二チルティング板11の第一板面1
11と第二板面112間を貫通する形で、図中の中心軸
Pの方向に平行で、中心軸Pを中心に角度22.5°お
きに、かつ、中心軸Pより半径L1の距離に計16個穿
設されている。なお、第一チルティング板10の任意の
ボルト穴120と第二チルティング板11の任意のボル
ト穴121とは、該第二チルティング板11を、該第一
チルティング板10に対して、軸103を中心にして回
転させて、これらボルト穴120、ボルト穴121の位
置を整合させることによって、ボルト12を介して、連
通され得るように形成されている。次に、チルティング
装置9の第二チルティング板11の第二板面112側に
は、図4、5、6に示すように、穿孔機13が装着され
ており、該穿孔機13はガイドセル15を有している。
ガイドセル15は、一方向に伸延した長方形状の鋼板か
らなるセル本体151を有しており、セル本体151に
形成された板面の内、一方の板面である第一セル面15
1aは、前記チルティング装置9の第二チルティング板
11の各板面111、112に対して平行であると同時
に、セル本体151の長手方向を示す矢印H、H’の方
向における第一セル面151aの中間部分において、中
間部材150を介して、第二チルティング板11に固定
的に接合されている。また、該セル本体の151におい
て、第一セル面151aの裏面である第二セル面151
bの図の矢印H側の端部には第一ブラケット152、第
二セル面151bの矢印H’側の端部には第二ブラケッ
ト153がそれぞれ設けられており、更に、該第二セル
面151bには、矢印H、H’方向に平行に伸延し、矢
印H、H’方向の両端が、該第一ブラケット152、該
第二ブラケット153に接続した形のリブ154が形成
されている。また、該ガイドセル15は、このセル本体
151の第二セル面151bに平行で、矢印H、H’方
向に伸延した板状のガイドレ−ル155を、該ガイドレ
−ル155とセル本体151が、前記リブ154を介し
て互いに接合されると同時に、該ガイドレ−ル155
が、前記第一ブラケット152と前記第二ブラケット1
53の間に架設される形で有している。以上のように形
成されたガイドセル15には、前記ガイドレ−ル155
の前記リブ154の接続面とは反対側に、矢印H、H’
方向に平行に伸延した形のネジジャッキ19が、ガイド
レ−ル155と少し間隔を空けて、該ネジジャッキ19
の両端が前記第一ブラケット152及び、第二ブラケッ
ト153によって軸支される形で敷設されており、ま
た、ガイドセル15の第二ブラケット153の矢印H’
側には、エアモ−タ−ユニット17が、該第二ブラケッ
ト153によって軸支されている前記のネジジャッキ1
9に接続して、該ネジジャッキ19を図の矢印S、S’
方向に回転駆動自在な形で設けられている。ガイドセル
15のガイドレ−ル155には、ドリフタ−16が、該
ガイドレ−ル155が該ドリフタ−16のドリフタ−本
体160に嵌入係合される形で、該ドリフタ−16が矢
印H、H’方向に移動自在に支持されており、また同時
に、該ドリフタ−160本体は、該ドリフタ−本体16
0を矢印H、H’方向に貫通した形で設けられたナット
161において、前記ネジジャッキ19と螺合係合して
おり、従って、該ドリフタ−160本体は、前記エアモ
−タ−ユニット17によって、矢印S、S’方向に回転
駆動される該ネジジャッキ19により、ガイドレ−ル1
55にガイドされる形で矢印H、H’方向に移動駆動自
在に設けられている。ドリフタ−本体160の図の矢印
H側の端部にはロットシャンク162が設けられてお
り、ロットシャンク162には、矢印H、H’方向に伸
延した形で、矢印H側の先端にビット20aが設けられ
たロット20が、該ロット20の矢印H側の端部におい
て、着脱自在な形で嵌着されている。なお、該ロット2
0は、ロットシャンク162を介して、ドリフタ−本体
160に内蔵された公知の空気圧によるピストン、シリ
ンダ−等によって、図の矢印H、H’方向に振動及び、
矢印T、T’方向に回転駆動させられるようになってお
り、従って、該ロット20の矢印H側の先端に設けられ
たビット20aも図の矢印H、H’方向に振動及び、矢
印T、T’方向に回転駆動させられるようになってい
る。また、ガイドセル15の図の矢印H側の端部には、
リング状のロットガイド21が、ロット20を矢印H、
H’方向に振動自在に支持する形で設けられており、該
ロットガイド21は、接合棒21aを介して、前記ガイ
ドセル15の第一ブラケット152に固定支持されてい
る。また、ガイドセル15には、該ガイドセル15の第
一セル面151aの矢印H側の端部に、矢印H方向に突
出した形の位置決めピン22が設けられている。
【0008】立坑2と穿孔装置3は以上のような構成を
有しているので、該立坑2内で岩盤を穿孔する場合に
は、該穿孔装置3を介して、以下のように行う。即ち、
立坑2の外部にある穿孔装置3をクレ−ン等により揚重
して(図示せず)、図1、図2に示すように、該穿孔装
置3を立坑2の底面1a上に設置する。そして、例えば
図1、図2に示すように、底面1a上の穿孔位置25a
において、底面1aに図中の矢印Jの方向に穿孔をする
場合には、まず、前記穿孔装置3におけるベ−スマシン
5のクロ−ラ−502、502を駆動させて、該ベ−ス
マシン5と穿孔位置25aとの間隔が、ア−ム7の長さ
よりも短くなるように、即ち、ア−ム7の到達範囲内
に、ベ−スマシン5の機体501の位置を定める。次
に、エアモ−タ−ユニット17によって、該エアモ−タ
−ユニット17に接続されたネジジャッキ19を矢印
S、S’方向に回転駆動させ、該ネジジャッキ19によ
って、ドリフタ−16を、該ドリフタ−16における該
ネジジャッキ19が螺合係合したナット161を介し
て、該ガイドレ−ル155に沿って矢印H方向に移動駆
動させることによって、該穿孔機13のロット20の先
端にあるビット20aの先端が、図6に示される該穿孔
機13の矢印H、H’方向において、位置決めピン22
よりも僅かに矢印H側に位置するように設置する。そし
て、チルティング装置9の第一チルティング板10と第
二チルティング板11とを連結固定しているボルト12
を全て取外して、第一チルティング板10に対して第二
チルティング板11が、中心軸Pを中心に、図3の矢印
Q、R方向に回転自在な状態、従って、ブラケット10
0を介して第一チルティング板10が固定されたア−ム
7に対して、中間部材150を介して第二チルティング
板11に固定された穿孔機13が、ア−ム7の回動面と
垂直な平面内で回転自在な状態にする。その後、一人の
作業員は穿孔機13を手で支えながら、また一方では、
該穿孔装置3のオペレ−タ−が、この作業員と互いに合
図しながら、該ベ−スマシン5の旋回フレ−ム503を
旋回させ、ア−ム7において、油圧アクチェ−タ−70
1によって、第一ア−ム707を旋回フレ−ム503に
対して、ピン704を中心に矢印A、B方向に回動駆動
させ、油圧アクチェ−タ−702によって、第二ア−ム
708を第一ア−ム707に対してピン705を中心に
矢印C、D方向に回動駆動させ、油圧アクチェ−タ−7
03によって、先端部材709を第二ア−ム708に対
して、ピン706を中心に矢印E、F方向に回動駆動さ
せ、また、作業員の手によって該穿孔機13を、ア−ム
7の回動面と垂直な平面内で、軸103を中心に回転さ
せながら、穿孔機13のロット20の方向を穿孔の方向
である矢印Jの方向に平行に向けると同時に、ロット2
0の先端のビット20aが穿孔位置25aに触れるよう
にした後、第一チルティング板10のボルト穴120
と、該ボルト穴120に対応した第二チルティング板1
1のボルト穴121とを、再び、ボルト12を介して連
結固定する。なお、チルティング装置9における、第一
チルティング板10に対する第二チルティング板11の
チルト角即ち、第二チルティング板11が軸103を中
心にして第一チルティング板10に対して回転する角度
の内、第一チルティング板10に対して第二チルティン
グ板11を固定可能な角度は、上述したとおり第一チル
ティング板10、第二チルティング板11のボルト穴1
20、121がそれぞれ図の中心軸Pを中心に22.5
°おきに設けられていることから、22.5°おきの1
6通りに限定されているため、矢印Jに示される穿孔の
方向と穿孔機13のドリフタ−16のロット20の方向
は多少の誤差が生じる場合があるが、割岩のために岩の
層に沿って穿孔する実際の穿孔作業においては、この程
度の多少の誤差は割岩効果に影響を与えるものではな
い。次いで、エアモ−タ−ユニット17によって、ネジ
ジャッキ19を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−
ル155に沿って矢印H’方向に移動駆動させて、該穿
孔機13のロット20の先端にあるビット20aの先端
を、矢印H、H’方向において、位置決めピン22より
もやや矢印H’側に移動させた後、ア−ム7を駆動させ
ることによって穿孔機13を、該穿孔機13の位置決め
ピン22の先端が底面1aに押しつけられる形で、該底
面1aに対して押しつけて固定する。そして、エアモ−
タ−ユニット17によって、ネジジャッキ19を介し
て、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155に沿って矢
印H方向に移動駆動させて、該穿孔機13のロット20
の先端にあるビット20aの先端を矢印H方向即ち、矢
印J方向に送りながら、ドリフタ−16のドリフタ−本
体160に内蔵された公知の空気圧シリンダ−及びピス
トン等によって、ロット20を矢印T、T’方向に回転
駆動させると同時に、矢印H、H’方向に振動させて、
従って、該ロット20の先端にあるビット20aを矢印
T、T’方向に回転及び、矢印H、H’方向に振動させ
て穿孔を行う。ドリフタ−16のビット20aが底面1
aにおいて矢印J方向に所定の深さだけ送られたら、エ
アモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19による
ドリフタ−16の駆動及び、ドリフタ−16によるビッ
ト20aの駆動を停止させる。続いて、該ドリフタ−1
6をエアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19
を介して、矢印H’方向即ち、矢印J方向と反対の方向
に上昇させて、ロット20の先端にあるビット20aの
先端を位置決めピン22の先端よりも矢印H方向に移動
駆動させて、該穿孔位置25aでの穿孔作業が完了す
る。
有しているので、該立坑2内で岩盤を穿孔する場合に
は、該穿孔装置3を介して、以下のように行う。即ち、
立坑2の外部にある穿孔装置3をクレ−ン等により揚重
して(図示せず)、図1、図2に示すように、該穿孔装
置3を立坑2の底面1a上に設置する。そして、例えば
図1、図2に示すように、底面1a上の穿孔位置25a
において、底面1aに図中の矢印Jの方向に穿孔をする
場合には、まず、前記穿孔装置3におけるベ−スマシン
5のクロ−ラ−502、502を駆動させて、該ベ−ス
マシン5と穿孔位置25aとの間隔が、ア−ム7の長さ
よりも短くなるように、即ち、ア−ム7の到達範囲内
に、ベ−スマシン5の機体501の位置を定める。次
に、エアモ−タ−ユニット17によって、該エアモ−タ
−ユニット17に接続されたネジジャッキ19を矢印
S、S’方向に回転駆動させ、該ネジジャッキ19によ
って、ドリフタ−16を、該ドリフタ−16における該
ネジジャッキ19が螺合係合したナット161を介し
て、該ガイドレ−ル155に沿って矢印H方向に移動駆
動させることによって、該穿孔機13のロット20の先
端にあるビット20aの先端が、図6に示される該穿孔
機13の矢印H、H’方向において、位置決めピン22
よりも僅かに矢印H側に位置するように設置する。そし
て、チルティング装置9の第一チルティング板10と第
二チルティング板11とを連結固定しているボルト12
を全て取外して、第一チルティング板10に対して第二
チルティング板11が、中心軸Pを中心に、図3の矢印
Q、R方向に回転自在な状態、従って、ブラケット10
0を介して第一チルティング板10が固定されたア−ム
7に対して、中間部材150を介して第二チルティング
板11に固定された穿孔機13が、ア−ム7の回動面と
垂直な平面内で回転自在な状態にする。その後、一人の
作業員は穿孔機13を手で支えながら、また一方では、
該穿孔装置3のオペレ−タ−が、この作業員と互いに合
図しながら、該ベ−スマシン5の旋回フレ−ム503を
旋回させ、ア−ム7において、油圧アクチェ−タ−70
1によって、第一ア−ム707を旋回フレ−ム503に
対して、ピン704を中心に矢印A、B方向に回動駆動
させ、油圧アクチェ−タ−702によって、第二ア−ム
708を第一ア−ム707に対してピン705を中心に
矢印C、D方向に回動駆動させ、油圧アクチェ−タ−7
03によって、先端部材709を第二ア−ム708に対
して、ピン706を中心に矢印E、F方向に回動駆動さ
せ、また、作業員の手によって該穿孔機13を、ア−ム
7の回動面と垂直な平面内で、軸103を中心に回転さ
せながら、穿孔機13のロット20の方向を穿孔の方向
である矢印Jの方向に平行に向けると同時に、ロット2
0の先端のビット20aが穿孔位置25aに触れるよう
にした後、第一チルティング板10のボルト穴120
と、該ボルト穴120に対応した第二チルティング板1
1のボルト穴121とを、再び、ボルト12を介して連
結固定する。なお、チルティング装置9における、第一
チルティング板10に対する第二チルティング板11の
チルト角即ち、第二チルティング板11が軸103を中
心にして第一チルティング板10に対して回転する角度
の内、第一チルティング板10に対して第二チルティン
グ板11を固定可能な角度は、上述したとおり第一チル
ティング板10、第二チルティング板11のボルト穴1
20、121がそれぞれ図の中心軸Pを中心に22.5
°おきに設けられていることから、22.5°おきの1
6通りに限定されているため、矢印Jに示される穿孔の
方向と穿孔機13のドリフタ−16のロット20の方向
は多少の誤差が生じる場合があるが、割岩のために岩の
層に沿って穿孔する実際の穿孔作業においては、この程
度の多少の誤差は割岩効果に影響を与えるものではな
い。次いで、エアモ−タ−ユニット17によって、ネジ
ジャッキ19を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−
ル155に沿って矢印H’方向に移動駆動させて、該穿
孔機13のロット20の先端にあるビット20aの先端
を、矢印H、H’方向において、位置決めピン22より
もやや矢印H’側に移動させた後、ア−ム7を駆動させ
ることによって穿孔機13を、該穿孔機13の位置決め
ピン22の先端が底面1aに押しつけられる形で、該底
面1aに対して押しつけて固定する。そして、エアモ−
タ−ユニット17によって、ネジジャッキ19を介し
て、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155に沿って矢
印H方向に移動駆動させて、該穿孔機13のロット20
の先端にあるビット20aの先端を矢印H方向即ち、矢
印J方向に送りながら、ドリフタ−16のドリフタ−本
体160に内蔵された公知の空気圧シリンダ−及びピス
トン等によって、ロット20を矢印T、T’方向に回転
駆動させると同時に、矢印H、H’方向に振動させて、
従って、該ロット20の先端にあるビット20aを矢印
T、T’方向に回転及び、矢印H、H’方向に振動させ
て穿孔を行う。ドリフタ−16のビット20aが底面1
aにおいて矢印J方向に所定の深さだけ送られたら、エ
アモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19による
ドリフタ−16の駆動及び、ドリフタ−16によるビッ
ト20aの駆動を停止させる。続いて、該ドリフタ−1
6をエアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19
を介して、矢印H’方向即ち、矢印J方向と反対の方向
に上昇させて、ロット20の先端にあるビット20aの
先端を位置決めピン22の先端よりも矢印H方向に移動
駆動させて、該穿孔位置25aでの穿孔作業が完了す
る。
【0009】前記の穿孔位置25aでの穿孔が完了した
後、続けて、該ベ−スマシン5との間隔が、ア−ム7の
長さよりも短い位置、即ち、ア−ム7の到達範囲内にあ
る、底面1a上の穿孔位置25bに、図1、2の矢印K
の方向で穿孔を行う場合には、ベ−スマシン5の走行移
動は行わず、以下上述した方法と同様にして、エアモ−
タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19を介して、ド
リフタ−16をガイドレ−ル155に沿って矢印H方向
に移動駆動させることによって、該穿孔機13のロット
20の先端にあるビット20aの先端を矢印H、H’方
向において、位置決めピン22よりも僅かに矢印H側に
位置するように設置する。そして、チルティング装置9
の第一チルティング板10と第二チルティング板11と
を連結固定しているボルト12を全て取外した後、一人
の作業員は穿孔機13を手で支えながら、また一方で
は、該穿孔装置3のオペレ−タ−が、この作業員と互い
に合図しながら、該ベ−スマシン5の旋回フレ−ム50
3を旋回させ、ア−ム7を回動駆動させ、また、作業員
の手によって該穿孔機13を、軸103を中心に回転さ
せながら、穿孔機13のロット20の方向を穿孔の方向
である矢印Kの方向に平行に向けると同時に、ロット2
0の先端のビット20aが穿孔位置25bに触れるよう
にする。そして、第一チルティング板10と第二チルテ
ィング板11を、再びボルト12を介して連結固定した
後、エアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19
を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155に沿
って矢印H’方向に移動駆動させて、該穿孔機13のロ
ット20の先端にあるビット20aの先端を、矢印H、
H’方向において、位置決めピン22よりもやや矢印
H’側に移動させた後、ア−ム7を駆動させることによ
って穿孔機13を、該穿孔機13の位置決めピン22を
介して、底面1aに対して押しつけて固定する。そし
て、エアモ−タ−ユニット17によって、ネジジャッキ
19を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155
に沿って矢印H方向に移動駆動させて、該穿孔機13の
ロット20の先端にあるビット20aの先端を矢印H方
向即ち、矢印K方向に送りながら、ドリフタ−本体16
0に内蔵された公知の空気圧シリンダ−及びピストン等
によって、ロット20を介して、該ロット20の先端に
あるビット20aを矢印T、T’方向に回転及び、矢印
H、H’方向に振動させて穿孔を行う。ドリフタ−16
のビット20aが底面1aにおいて矢印K方向に所定の
深さだけ送られたら、エアモ−タ−ユニット17及び、
ネジジャッキ19によるドリフタ−16の駆動及び、ド
リフタ−16によるビット20aの駆動を停止させる。
続いて、該ドリフタ−16をエアモ−タ−ユニット17
及び、ネジジャッキ19を介して、矢印H’方向即ち、
矢印K方向と反対の方向に上昇させて、ロット20の先
端にあるビット20aの先端を位置決めピン22の先端
よりも矢印H’方向に移動駆動させて、該穿孔位置25
bでの穿孔作業が完了する。このように、該穿孔装置3
は、底面1a上で、ベ−スマシン5との間隔が、ア−ム
7の長さよりも短い任意の穿孔位置、即ち、ア−ム7の
到達範囲内にある任意の穿孔位置において任意の角度で
穿孔を行う場合には、ベ−スマシン5を走行移動させず
に、第一チルティング板10と第二チルティング板11
の間のボルト12を外して、第一チルティング板10に
対して第二チルティング板11を中心軸Pを中心に回転
移動させることによって、従って、ア−ム7対して穿孔
孔機13をア−ム7の回動面に垂直な平面内で回転移動
させることによって、また同時に、ア−ム7と旋回フレ
−ム503を回動させることによって、穿孔機13の底
面1aに対する穿孔角度及び、穿孔位置を設定し、再度
ボルト12を介して、第一チルティング板10と第二チ
ルティング板11を締結して、穿孔機13を設定された
所定の穿孔角度で固定した後、穿孔を行うことができ
る。また、ア−ム7の到達範囲内にある底面1a上の穿
孔位置での穿孔作業が全て完了した後、続けて、ア−ム
7の到達範囲外にある底面1a上の穿孔位置で穿孔作業
を行う場合も、ベ−スマシン5のクロ−ラ−502、5
02を駆動させて、該ベ−スマシン5を走行駆動させる
ことにより、次の穿孔位置がア−ム7の到達範囲内に入
るようにベ−スマシン5の位置を設定した後、同様にし
て、第一チルティング板10と第二チルティング板11
の間のボルト12を外して、ア−ム7対して穿孔孔機1
3をア−ム7の回動面に垂直な平面内で回転移動させる
と同時に、ア−ム7と旋回フレ−ム503を回動させる
ことによって、穿孔機13の底面1aに対する位置を設
定し、再度ボルト12を介して、第一チルティング板1
0と第二チルティング板11を締結して、穿孔機13を
固定した上で穿孔を行うことができる。
後、続けて、該ベ−スマシン5との間隔が、ア−ム7の
長さよりも短い位置、即ち、ア−ム7の到達範囲内にあ
る、底面1a上の穿孔位置25bに、図1、2の矢印K
の方向で穿孔を行う場合には、ベ−スマシン5の走行移
動は行わず、以下上述した方法と同様にして、エアモ−
タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19を介して、ド
リフタ−16をガイドレ−ル155に沿って矢印H方向
に移動駆動させることによって、該穿孔機13のロット
20の先端にあるビット20aの先端を矢印H、H’方
向において、位置決めピン22よりも僅かに矢印H側に
位置するように設置する。そして、チルティング装置9
の第一チルティング板10と第二チルティング板11と
を連結固定しているボルト12を全て取外した後、一人
の作業員は穿孔機13を手で支えながら、また一方で
は、該穿孔装置3のオペレ−タ−が、この作業員と互い
に合図しながら、該ベ−スマシン5の旋回フレ−ム50
3を旋回させ、ア−ム7を回動駆動させ、また、作業員
の手によって該穿孔機13を、軸103を中心に回転さ
せながら、穿孔機13のロット20の方向を穿孔の方向
である矢印Kの方向に平行に向けると同時に、ロット2
0の先端のビット20aが穿孔位置25bに触れるよう
にする。そして、第一チルティング板10と第二チルテ
ィング板11を、再びボルト12を介して連結固定した
後、エアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19
を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155に沿
って矢印H’方向に移動駆動させて、該穿孔機13のロ
ット20の先端にあるビット20aの先端を、矢印H、
H’方向において、位置決めピン22よりもやや矢印
H’側に移動させた後、ア−ム7を駆動させることによ
って穿孔機13を、該穿孔機13の位置決めピン22を
介して、底面1aに対して押しつけて固定する。そし
て、エアモ−タ−ユニット17によって、ネジジャッキ
19を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155
に沿って矢印H方向に移動駆動させて、該穿孔機13の
ロット20の先端にあるビット20aの先端を矢印H方
向即ち、矢印K方向に送りながら、ドリフタ−本体16
0に内蔵された公知の空気圧シリンダ−及びピストン等
によって、ロット20を介して、該ロット20の先端に
あるビット20aを矢印T、T’方向に回転及び、矢印
H、H’方向に振動させて穿孔を行う。ドリフタ−16
のビット20aが底面1aにおいて矢印K方向に所定の
深さだけ送られたら、エアモ−タ−ユニット17及び、
ネジジャッキ19によるドリフタ−16の駆動及び、ド
リフタ−16によるビット20aの駆動を停止させる。
続いて、該ドリフタ−16をエアモ−タ−ユニット17
及び、ネジジャッキ19を介して、矢印H’方向即ち、
矢印K方向と反対の方向に上昇させて、ロット20の先
端にあるビット20aの先端を位置決めピン22の先端
よりも矢印H’方向に移動駆動させて、該穿孔位置25
bでの穿孔作業が完了する。このように、該穿孔装置3
は、底面1a上で、ベ−スマシン5との間隔が、ア−ム
7の長さよりも短い任意の穿孔位置、即ち、ア−ム7の
到達範囲内にある任意の穿孔位置において任意の角度で
穿孔を行う場合には、ベ−スマシン5を走行移動させず
に、第一チルティング板10と第二チルティング板11
の間のボルト12を外して、第一チルティング板10に
対して第二チルティング板11を中心軸Pを中心に回転
移動させることによって、従って、ア−ム7対して穿孔
孔機13をア−ム7の回動面に垂直な平面内で回転移動
させることによって、また同時に、ア−ム7と旋回フレ
−ム503を回動させることによって、穿孔機13の底
面1aに対する穿孔角度及び、穿孔位置を設定し、再度
ボルト12を介して、第一チルティング板10と第二チ
ルティング板11を締結して、穿孔機13を設定された
所定の穿孔角度で固定した後、穿孔を行うことができ
る。また、ア−ム7の到達範囲内にある底面1a上の穿
孔位置での穿孔作業が全て完了した後、続けて、ア−ム
7の到達範囲外にある底面1a上の穿孔位置で穿孔作業
を行う場合も、ベ−スマシン5のクロ−ラ−502、5
02を駆動させて、該ベ−スマシン5を走行駆動させる
ことにより、次の穿孔位置がア−ム7の到達範囲内に入
るようにベ−スマシン5の位置を設定した後、同様にし
て、第一チルティング板10と第二チルティング板11
の間のボルト12を外して、ア−ム7対して穿孔孔機1
3をア−ム7の回動面に垂直な平面内で回転移動させる
と同時に、ア−ム7と旋回フレ−ム503を回動させる
ことによって、穿孔機13の底面1aに対する位置を設
定し、再度ボルト12を介して、第一チルティング板1
0と第二チルティング板11を締結して、穿孔機13を
固定した上で穿孔を行うことができる。
【0010】上記のように、穿孔装置3は、立坑2の底
面1a等における任意の方向の穿孔において、穿孔位置
がア−ム7の到達範囲内では、ベ−スマシン5の走行駆
動を必要とせず、また穿孔位置がア−ム7の到達範囲外
である場合も、ベ−スマシン5の簡単な走行移動即ち、
穿孔位置がア−ム7の到達範囲内に入るようにベ−スマ
シン5の位置を移動させることにより、更に、第一チル
ティング板10と第二チルティング板11の間のボルト
12を外し、第一チルティング板10に対して第二チル
ティング板11を、従って、ア−ム7に対して穿孔機1
3を回転移動させると同時に、ア−ム7と旋回フレ−ム
503を回動させて底面1aに対する穿孔機13の位置
を設定した後、再度ボルト12によって、第一チルティ
ング板10と第二チルティング板11を締結することに
よって、穿孔機13の位置を固定して、穿孔を行うこと
ができるため、立坑掘削の下方向穿孔等を該穿孔装置3
を介して行うならば、ベ−スマシン5の走行移動に対し
て多く依存することなく、穿孔角度と穿孔位置の設定を
行うことができるので、狭い作業場等でも、任意の位置
と方向に、能率良く穿孔することができる。
面1a等における任意の方向の穿孔において、穿孔位置
がア−ム7の到達範囲内では、ベ−スマシン5の走行駆
動を必要とせず、また穿孔位置がア−ム7の到達範囲外
である場合も、ベ−スマシン5の簡単な走行移動即ち、
穿孔位置がア−ム7の到達範囲内に入るようにベ−スマ
シン5の位置を移動させることにより、更に、第一チル
ティング板10と第二チルティング板11の間のボルト
12を外し、第一チルティング板10に対して第二チル
ティング板11を、従って、ア−ム7に対して穿孔機1
3を回転移動させると同時に、ア−ム7と旋回フレ−ム
503を回動させて底面1aに対する穿孔機13の位置
を設定した後、再度ボルト12によって、第一チルティ
ング板10と第二チルティング板11を締結することに
よって、穿孔機13の位置を固定して、穿孔を行うこと
ができるため、立坑掘削の下方向穿孔等を該穿孔装置3
を介して行うならば、ベ−スマシン5の走行移動に対し
て多く依存することなく、穿孔角度と穿孔位置の設定を
行うことができるので、狭い作業場等でも、任意の位置
と方向に、能率良く穿孔することができる。
【0011】なお、上述した実施例において、穿孔装置
3を立坑2での下方向穿孔にのみ使用したが、該穿孔装
置3を横方向の穿孔に使用することも可能である。即
ち、図2に示すように、立坑2内で該立坑2の側壁1b
の穿孔位置25cにおいて、図中の矢印M方向に穿孔を
行う場合、エアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッ
キ19を介して、ドリフタ−16をガイドレ−ル155
に沿って矢印H方向に移動駆動させることによって、該
穿孔機13のロット20の先端にあるビット20aの先
端を矢印H、H’方向において、位置決めピン22より
も僅かに矢印H側に位置するように設置する。そして、
チルティング装置9の第一チルティング板10と第二チ
ルティング板11とを連結固定しているボルト12を全
て取外した後、一人の作業員は穿孔機13を手で支えな
がら、また一方では、該穿孔装置3のオペレ−タ−が、
この作業員と互いに合図しながら、ベ−スマシン5のク
ロ−ラ−502、502を駆動させて、該ベ−スマシン
5を走行駆動させ、該ベ−スマシン5の旋回フレ−ム5
03を旋回させ、ア−ム7を回動駆動させ、また、作業
員の手によって該穿孔機13を、軸103を中心に回転
させながら、穿孔機13のロット20の方向を穿孔の方
向である矢印Mの方向に平行に向けると同時に、ロット
20の先端のビット20aが穿孔位置25cに触れるよ
うにする。そして、第一チルティング板10と第二チル
ティング板11を、再びボルト12を介して連結固定し
た後、エアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ1
9を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155に
沿って矢印H’方向に移動駆動させて、該穿孔機13の
ロット20の先端にあるビット20aの先端を、矢印
H、H’方向において、位置決めピン22よりもやや矢
印H’側に移動させた後、旋回フレ−ム503を駆動さ
せることによって、ア−ム7を介して穿孔機13を、該
穿孔機13の位置決めピン22を介して、側壁1bに対
して押しつけて固定する。そして、エアモ−タ−ユニッ
ト17によって、ネジジャッキ19を介して、ドリフタ
−16を、ガイドレ−ル155に沿って矢印H方向に移
動駆動させて、該穿孔機13のロット20の先端にある
ビット20aの先端を矢印H方向即ち、矢印M方向に送
りながら、ドリフタ−本体160に内蔵された公知の空
気圧シリンダ−及びピストン等によって、ロット20を
介して、該ロット20の先端にあるビット20aを矢印
T、T’方向に回転及び、矢印H、H’方向に振動させ
て穿孔を行う。ドリフタ−16のビット20aが側壁1
bにおいて矢印M方向に所定の深さだけ送られたら、エ
アモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19による
ドリフタ−16の駆動及び、ドリフタ−16によるビッ
ト20aの駆動を停止させる。続いて、該ドリフタ−1
6をエアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19
を介して、矢印H’方向即ち、矢印M方向と反対の方向
に移動させて、ロット20の先端にあるビット20aの
先端を位置決めピン22の先端よりも矢印H’方向に移
動駆動させて、該穿孔位置25cでの横方向での穿孔作
業が完了する。
3を立坑2での下方向穿孔にのみ使用したが、該穿孔装
置3を横方向の穿孔に使用することも可能である。即
ち、図2に示すように、立坑2内で該立坑2の側壁1b
の穿孔位置25cにおいて、図中の矢印M方向に穿孔を
行う場合、エアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッ
キ19を介して、ドリフタ−16をガイドレ−ル155
に沿って矢印H方向に移動駆動させることによって、該
穿孔機13のロット20の先端にあるビット20aの先
端を矢印H、H’方向において、位置決めピン22より
も僅かに矢印H側に位置するように設置する。そして、
チルティング装置9の第一チルティング板10と第二チ
ルティング板11とを連結固定しているボルト12を全
て取外した後、一人の作業員は穿孔機13を手で支えな
がら、また一方では、該穿孔装置3のオペレ−タ−が、
この作業員と互いに合図しながら、ベ−スマシン5のク
ロ−ラ−502、502を駆動させて、該ベ−スマシン
5を走行駆動させ、該ベ−スマシン5の旋回フレ−ム5
03を旋回させ、ア−ム7を回動駆動させ、また、作業
員の手によって該穿孔機13を、軸103を中心に回転
させながら、穿孔機13のロット20の方向を穿孔の方
向である矢印Mの方向に平行に向けると同時に、ロット
20の先端のビット20aが穿孔位置25cに触れるよ
うにする。そして、第一チルティング板10と第二チル
ティング板11を、再びボルト12を介して連結固定し
た後、エアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ1
9を介して、ドリフタ−16を、ガイドレ−ル155に
沿って矢印H’方向に移動駆動させて、該穿孔機13の
ロット20の先端にあるビット20aの先端を、矢印
H、H’方向において、位置決めピン22よりもやや矢
印H’側に移動させた後、旋回フレ−ム503を駆動さ
せることによって、ア−ム7を介して穿孔機13を、該
穿孔機13の位置決めピン22を介して、側壁1bに対
して押しつけて固定する。そして、エアモ−タ−ユニッ
ト17によって、ネジジャッキ19を介して、ドリフタ
−16を、ガイドレ−ル155に沿って矢印H方向に移
動駆動させて、該穿孔機13のロット20の先端にある
ビット20aの先端を矢印H方向即ち、矢印M方向に送
りながら、ドリフタ−本体160に内蔵された公知の空
気圧シリンダ−及びピストン等によって、ロット20を
介して、該ロット20の先端にあるビット20aを矢印
T、T’方向に回転及び、矢印H、H’方向に振動させ
て穿孔を行う。ドリフタ−16のビット20aが側壁1
bにおいて矢印M方向に所定の深さだけ送られたら、エ
アモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19による
ドリフタ−16の駆動及び、ドリフタ−16によるビッ
ト20aの駆動を停止させる。続いて、該ドリフタ−1
6をエアモ−タ−ユニット17及び、ネジジャッキ19
を介して、矢印H’方向即ち、矢印M方向と反対の方向
に移動させて、ロット20の先端にあるビット20aの
先端を位置決めピン22の先端よりも矢印H’方向に移
動駆動させて、該穿孔位置25cでの横方向での穿孔作
業が完了する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベ−スマシン5等の移動手段を有し、前記移動手段に、
垂直面内で屈曲自在のア−ム7等のア−ムを設け、前記
ア−ムに、第一チルチング板10等の第一の部材を設
け、前記第一の部材に第二チルチング板11等の第二の
部材を、回転自在に支持すると共に、前記第一の部材と
前記第二の部材との間に、ボルト12、ボルト穴12
1、120等の割り出し手段を、前記第一の部材に対し
て、前記第二の部材を、所定の割り出し角度毎に角度割
り出し自在に設け、前記第二の部材に、穿孔機13等の
穿孔手段を設けて構成したので、本発明による穿孔装置
は、立坑2の底面1a等での下方の穿孔において、穿孔
位置がア−ムの到達範囲内では、移動手段の移動を要さ
ず、また穿孔位置がア−ムの到達範囲外である場合も、
移動手段の簡単な移動即ち、穿孔位置がア−ムの到達範
囲内に入るように移動手段の位置を移動させた上で、第
一の部材と第二の部材の間の割り出し手段により、第一
の部材に対して第二の部材を、従って、ア−ムに対して
穿孔手段を回転移動させて、底面1a等に対する穿孔手
段の位置を割り出し設定し、穿孔を行うことができる。
従って、立坑掘削の下方向穿孔等を該穿孔装置を介して
行うならば、移動手段の走行移動に対して多く依存する
ことなく、穿孔角度と穿孔位置の設定を行うことができ
るので、狭い作業場等でも、任意の位置と方向に、能率
良く穿孔することができる。
ベ−スマシン5等の移動手段を有し、前記移動手段に、
垂直面内で屈曲自在のア−ム7等のア−ムを設け、前記
ア−ムに、第一チルチング板10等の第一の部材を設
け、前記第一の部材に第二チルチング板11等の第二の
部材を、回転自在に支持すると共に、前記第一の部材と
前記第二の部材との間に、ボルト12、ボルト穴12
1、120等の割り出し手段を、前記第一の部材に対し
て、前記第二の部材を、所定の割り出し角度毎に角度割
り出し自在に設け、前記第二の部材に、穿孔機13等の
穿孔手段を設けて構成したので、本発明による穿孔装置
は、立坑2の底面1a等での下方の穿孔において、穿孔
位置がア−ムの到達範囲内では、移動手段の移動を要さ
ず、また穿孔位置がア−ムの到達範囲外である場合も、
移動手段の簡単な移動即ち、穿孔位置がア−ムの到達範
囲内に入るように移動手段の位置を移動させた上で、第
一の部材と第二の部材の間の割り出し手段により、第一
の部材に対して第二の部材を、従って、ア−ムに対して
穿孔手段を回転移動させて、底面1a等に対する穿孔手
段の位置を割り出し設定し、穿孔を行うことができる。
従って、立坑掘削の下方向穿孔等を該穿孔装置を介して
行うならば、移動手段の走行移動に対して多く依存する
ことなく、穿孔角度と穿孔位置の設定を行うことができ
るので、狭い作業場等でも、任意の位置と方向に、能率
良く穿孔することができる。
【図1】図1は、本発明による穿孔装置の一実施例が立
坑の一例に配置された状態の一例を示す側面図である。
坑の一例に配置された状態の一例を示す側面図である。
【図2】図2は、図1を図の紙面上方から見た平面図で
ある。
ある。
【図3】図3は、図1に示す穿孔装置における第一、第
二チルティング板部分の斜視図である。
二チルティング板部分の斜視図である。
【図4】図4は、図3に示す第一、第二チルティング板
付近のア−ムの回動面に垂直で、かつ中心軸Pを含む平
面による断面図である。
付近のア−ムの回動面に垂直で、かつ中心軸Pを含む平
面による断面図である。
【図5】図5は、図3に示す第一、第二チルティング板
付近のア−ムの回動面による断面図である。
付近のア−ムの回動面による断面図である。
【図6】図6は、図1に示す穿孔装置におけるガイドセ
ル及び、ドリフタ−部分の斜視図である。
ル及び、ドリフタ−部分の斜視図である。
3……穿孔装置(穿孔装置) 5……ベ−スマシン(移動手段) 7……ア−ム(ア−ム) 10……第一チルティング板(第一の部材) 11……第二チルティング板(第二の部材) 12……ボルト(割り出し手段) 13……穿孔機(穿孔手段)
Claims (1)
- 【請求項1】移動手段を有し、 前記移動手段に、垂直面内で屈曲自在のア−ムを設け、 前記ア−ムに、第一の部材を設け、 前記第一の部材に、第二の部材を、回転自在に支持する
と共に、前記第一の部材と前記第二の部材との間に、割
り出し手段を、前記第一の部材に対して、前記第二の部
材を、所定の割り出し角度毎に角度割り出し自在に設
け、 前記第二の部材に、穿孔手段を設けて構成した穿孔装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23996592A JPH0666076A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23996592A JPH0666076A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 穿孔装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666076A true JPH0666076A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17052471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23996592A Pending JPH0666076A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666076A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5629111A (en) * | 1979-08-16 | 1981-03-23 | Minolta Camera Co Ltd | Distance measuring unit |
JPS5780918A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-20 | Toyota Motor Corp | Installation device of window braid for vehicle |
JPS62117985A (ja) * | 1985-11-16 | 1987-05-29 | 株式会社 山本鉄工所 | さく孔装置 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP23996592A patent/JPH0666076A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5629111A (en) * | 1979-08-16 | 1981-03-23 | Minolta Camera Co Ltd | Distance measuring unit |
JPS5780918A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-20 | Toyota Motor Corp | Installation device of window braid for vehicle |
JPS62117985A (ja) * | 1985-11-16 | 1987-05-29 | 株式会社 山本鉄工所 | さく孔装置 |
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