JPH0665867B2 - デイ−ゼルエンジンの燃料フイルタ - Google Patents
デイ−ゼルエンジンの燃料フイルタInfo
- Publication number
- JPH0665867B2 JPH0665867B2 JP61043538A JP4353886A JPH0665867B2 JP H0665867 B2 JPH0665867 B2 JP H0665867B2 JP 61043538 A JP61043538 A JP 61043538A JP 4353886 A JP4353886 A JP 4353886A JP H0665867 B2 JPH0665867 B2 JP H0665867B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- filter
- pump
- heater
- pump chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデイーゼルエンジンの燃料フイルタ、特にヒー
タを組込んで燃料を加熱することにより、低温時におけ
る燃料（軽油）のワツクス化によるフイルタの目詰りを
防止することができるようにしたものである。
タを組込んで燃料を加熱することにより、低温時におけ
る燃料（軽油）のワツクス化によるフイルタの目詰りを
防止することができるようにしたものである。
従来の技術 この種のデイーゼルエンジンの燃料フイルタとして実公
昭59−39179号公報のものが広く知られている。この燃
料フイルタは第６図に示したようにフイルタコア１に収
容したフイルタ容器２と、このフイルタ容器２の上部に
設けられたプライミングポンプ３と、このプライミング
ポンプ３に吸入される燃料を加熱するヒータ４とを備え
ていて、前記プライミングポンプ３の吸入通路3aから吸
入した燃料を前記フイルタコア１で濾過して吐出通路
（図示省略）から噴射ポンプ（図示省略）側に吐出する
ようになつていると共に、エンジン停止時においても前
記プライミングポンプ３で燃料の吸入、吐出を行うよう
になつている。
昭59−39179号公報のものが広く知られている。この燃
料フイルタは第６図に示したようにフイルタコア１に収
容したフイルタ容器２と、このフイルタ容器２の上部に
設けられたプライミングポンプ３と、このプライミング
ポンプ３に吸入される燃料を加熱するヒータ４とを備え
ていて、前記プライミングポンプ３の吸入通路3aから吸
入した燃料を前記フイルタコア１で濾過して吐出通路
（図示省略）から噴射ポンプ（図示省略）側に吐出する
ようになつていると共に、エンジン停止時においても前
記プライミングポンプ３で燃料の吸入、吐出を行うよう
になつている。
ところで上記従来の燃料フイルタにおいては、ヒータ４
の電源スイツチとして所謂バイメタルスイツチ（温度検
出スイツチ）11を使用して燃料フイルタの雰囲気温度を
検出し、該雰囲気温度が設定値以下になるとバイメタル
スイツチ11がオン作動してヒータ４に通電し、燃料を加
熱することにより燃料のワツクス化乃至これによるフイ
ルタコア１の目詰りを防止する構成になつていたために
次に述べるような問題点があつた。
の電源スイツチとして所謂バイメタルスイツチ（温度検
出スイツチ）11を使用して燃料フイルタの雰囲気温度を
検出し、該雰囲気温度が設定値以下になるとバイメタル
スイツチ11がオン作動してヒータ４に通電し、燃料を加
熱することにより燃料のワツクス化乃至これによるフイ
ルタコア１の目詰りを防止する構成になつていたために
次に述べるような問題点があつた。
（１） 燃料（軽油）は数種類（JISにより１号、２
号、３号、特３号）に類別されており、各種類ごとに流
動点（燃料中のワツクスが結晶析出して流動しなくなる
温度）が異なる（１号…−５℃、２号…−10℃、３号…
−20℃、特３号…−30℃）ために単一のバイメタルスイ
ツチ11で、これら数種類の燃料の流動点に合わせてヒー
タ４をオン・オフさせるのが難しい。
号、３号、特３号）に類別されており、各種類ごとに流
動点（燃料中のワツクスが結晶析出して流動しなくなる
温度）が異なる（１号…−５℃、２号…−10℃、３号…
−20℃、特３号…−30℃）ために単一のバイメタルスイ
ツチ11で、これら数種類の燃料の流動点に合わせてヒー
タ４をオン・オフさせるのが難しい。
（２） 単一のバイメタルスイツチ11を使用してヒータ
４をオン・オフする場合には、例えば１号燃料の流動点
に合わせてバイメタルスイツチ11の作動点（オン・オフ
切換温度）を設定しておけば良いのであるが、このよう
にすると、２号燃料乃至特３号燃料を使用している場合
に、これらの燃料は１号燃料よりも流動点が低く、従つ
てヒータ４で加熱する必要がない場合でもヒータ４の電
源が入り、バツテリ負荷が増大し、バツテリ上がりやバ
ツテリの大容量化の一因になる。
４をオン・オフする場合には、例えば１号燃料の流動点
に合わせてバイメタルスイツチ11の作動点（オン・オフ
切換温度）を設定しておけば良いのであるが、このよう
にすると、２号燃料乃至特３号燃料を使用している場合
に、これらの燃料は１号燃料よりも流動点が低く、従つ
てヒータ４で加熱する必要がない場合でもヒータ４の電
源が入り、バツテリ負荷が増大し、バツテリ上がりやバ
ツテリの大容量化の一因になる。
本発明は上記従来の問題点を解決することを目的として
為されたものであり、その要旨は燃料等の温度を検出し
てヒータの電源を入れるのではなく、燃料が流動点以下
になつたときに生じるワツクスによるフイルタコアの目
詰りを検出してヒータの電源をオン・オフさせることが
できるようにしたものである。
為されたものであり、その要旨は燃料等の温度を検出し
てヒータの電源を入れるのではなく、燃料が流動点以下
になつたときに生じるワツクスによるフイルタコアの目
詰りを検出してヒータの電源をオン・オフさせることが
できるようにしたものである。
問題点を解決するための手段 プライミングポンプのポンプ室底部に磁気感応型のヒー
タ用のリードスイツチを設ける一方、ポンプ室内の燃料
には、該燃料の液位が設定値以下になつたときに前記リ
ードスイツチをオン作動させる永久磁石つきのフロート
を浮かべると共に前記プライミングポンプには、ポンプ
室内のエアを吐出通路側に排出するエアバイパス通路を
設け、該エアバイパス通路には、ポンプ室の圧力が設定
値以下になつたときに、これを閉じるエアコントロール
バルブを設けた。
タ用のリードスイツチを設ける一方、ポンプ室内の燃料
には、該燃料の液位が設定値以下になつたときに前記リ
ードスイツチをオン作動させる永久磁石つきのフロート
を浮かべると共に前記プライミングポンプには、ポンプ
室内のエアを吐出通路側に排出するエアバイパス通路を
設け、該エアバイパス通路には、ポンプ室の圧力が設定
値以下になつたときに、これを閉じるエアコントロール
バルブを設けた。
作 用 フイルタコアが目詰りすると、 プライミングポンプのポンプ室の圧力が低下し、エアコ
ントロールバルブによつてエアバイパス通路が閉じられ
る。このためポンプ室に溜まつている燃料から析出する
エアが該ポンプ室内に溜まつて、燃料の液位が下がりフ
ロートが降下し、該フロートに取付けられている永久磁
石でリードスイツチをオンしてヒータの電源を入れる。
ントロールバルブによつてエアバイパス通路が閉じられ
る。このためポンプ室に溜まつている燃料から析出する
エアが該ポンプ室内に溜まつて、燃料の液位が下がりフ
ロートが降下し、該フロートに取付けられている永久磁
石でリードスイツチをオンしてヒータの電源を入れる。
実施例 次に本発明のデイーゼルエンジンの燃料フイルタを第１
〜５図を参照して詳細に説明する。１は紙エレメントか
らなる中空円筒状のフイルタコア、２はフイルタコア１
を収容している有底円筒状のフイルタ容器、３はフイル
タ容器２の上端開口部に取付けられたダイヤフラム式の
プライミングポンプである。該プライミングポンプ３
は、吸入通路3a、吐出通路3b、ポンプ室3cを設けたロア
ボデイ3eと、該ロアボデイ3eの上端部において互いのフ
ランジ部3f,3gを重ね合わせた状態で取付けられいるア
ツパボデイ3hと、前記フランジ部3f,3gで周縁部を挾着
された状態でロアボデイ3eとアツパボデイ3hの間に張設
されているダイヤフラム3iと、該タイヤフラム3iの中央
部にリテーナ3jを介して下端側が取付けられていて、上
端側がアツパボデイ3hの外部に突出しているロツド3k
と、該ロツド3kの上端に取付けられているノブ3lと、該
ノブ3lの下面とアツパボデイ3hの上面との間に介在され
ているコイルスプリング3mとからなつている。そしてこ
の燃料フイルタを車両へ搭載する際に前記ノブ3lでダイ
ヤフラム3iを上下動させ、そのポンプ作用で燃料の吸
入、吐出を行い、噴射ポンプ５に燃料を送つておいて、
エンジン始動に備えるようになつている。４は燃料の加
熱を行うヒータであり、該ヒータ４は吸入通路3aの途中
に設けられていて、フイルタコア１に送られる燃料を加
熱するようになつている。５は噴射ポンプ、そして６は
前記ヒータ４のリードスイツチである。該リードスイツ
チ６はプライミングポンプ３のポンプ室3cの下部に取付
けられていて、磁石を近ずけるとオン作動し、磁石を遠
ざけるとオフ作動するようになつている。７はリードス
イツチ６を作動させる永久磁石、８は永久磁石７を取付
けたフロートであり、該フロート８はポンプ室3cの燃料
の中に浮かべられていて、該燃料の液位が設定値以下ま
で下がると該フロート８が下がることによつて永久磁石
７でリードスイツチ６をオン作動させるようになつてい
る。９はロアボデイ3eに設けられたエアバイパス通路９
であり、該エアバイパス通路９はポンプ室3cと吐出通路
3bを繋いだ状態に形成されていて、ポンプ室3c内等にお
いて燃料から析出したエアおよび余剰燃料を吐出通路3b
に送り出すようになつている。10はエアバイパス通路９
に設けられたエアコントロールバルブである。該エアコ
ントロールバルブ10は前記ロツド3kの下端に取付けられ
ていて、オリフイス10aを有する上部筒体10bと、該上部
筒体10bを摺動自在に嵌合した状態でロアボデイ3eに取
付けられていて、前記エアバイパス通路９に連らなるバ
ルブシート10cを有する下部筒体10dと、該下部筒体10d
内に摺動可能に嵌合されていて、前記バルブシート10c
に離，着座することにより、エアバイパス通路９を開，
閉するバルブ本体10eと、該バルブ本体10eの下面と下部
筒体10dのスプリング受部との間に介在されていて、該
バルブ本体10eをバルブシート10cから離座させている下
部コイルスプリング10fと、前記バルブ本10eの上面と上
部筒体10bのスプリング受部との間に介在されていて、
ロツド3k乃至上部筒体10bを押し下げたときに前記下部
コイルスプリング10fを圧縮してバルブ本体10eをバルブ
シート10cに着座させる上部コイルスプリング10gとから
なつている。そして前記上部筒体10bに設けたオリフイ
ス10aは第３図に示す燃料の標準液位の状態において、
その液面よりもやや上方に突出した位置に形成されてい
る。なお12は燃料タンク、13は噴射ノズル、14はインレ
ツトバルブ、15はアウトレツトバルブである。
〜５図を参照して詳細に説明する。１は紙エレメントか
らなる中空円筒状のフイルタコア、２はフイルタコア１
を収容している有底円筒状のフイルタ容器、３はフイル
タ容器２の上端開口部に取付けられたダイヤフラム式の
プライミングポンプである。該プライミングポンプ３
は、吸入通路3a、吐出通路3b、ポンプ室3cを設けたロア
ボデイ3eと、該ロアボデイ3eの上端部において互いのフ
ランジ部3f,3gを重ね合わせた状態で取付けられいるア
ツパボデイ3hと、前記フランジ部3f,3gで周縁部を挾着
された状態でロアボデイ3eとアツパボデイ3hの間に張設
されているダイヤフラム3iと、該タイヤフラム3iの中央
部にリテーナ3jを介して下端側が取付けられていて、上
端側がアツパボデイ3hの外部に突出しているロツド3k
と、該ロツド3kの上端に取付けられているノブ3lと、該
ノブ3lの下面とアツパボデイ3hの上面との間に介在され
ているコイルスプリング3mとからなつている。そしてこ
の燃料フイルタを車両へ搭載する際に前記ノブ3lでダイ
ヤフラム3iを上下動させ、そのポンプ作用で燃料の吸
入、吐出を行い、噴射ポンプ５に燃料を送つておいて、
エンジン始動に備えるようになつている。４は燃料の加
熱を行うヒータであり、該ヒータ４は吸入通路3aの途中
に設けられていて、フイルタコア１に送られる燃料を加
熱するようになつている。５は噴射ポンプ、そして６は
前記ヒータ４のリードスイツチである。該リードスイツ
チ６はプライミングポンプ３のポンプ室3cの下部に取付
けられていて、磁石を近ずけるとオン作動し、磁石を遠
ざけるとオフ作動するようになつている。７はリードス
イツチ６を作動させる永久磁石、８は永久磁石７を取付
けたフロートであり、該フロート８はポンプ室3cの燃料
の中に浮かべられていて、該燃料の液位が設定値以下ま
で下がると該フロート８が下がることによつて永久磁石
７でリードスイツチ６をオン作動させるようになつてい
る。９はロアボデイ3eに設けられたエアバイパス通路９
であり、該エアバイパス通路９はポンプ室3cと吐出通路
3bを繋いだ状態に形成されていて、ポンプ室3c内等にお
いて燃料から析出したエアおよび余剰燃料を吐出通路3b
に送り出すようになつている。10はエアバイパス通路９
に設けられたエアコントロールバルブである。該エアコ
ントロールバルブ10は前記ロツド3kの下端に取付けられ
ていて、オリフイス10aを有する上部筒体10bと、該上部
筒体10bを摺動自在に嵌合した状態でロアボデイ3eに取
付けられていて、前記エアバイパス通路９に連らなるバ
ルブシート10cを有する下部筒体10dと、該下部筒体10d
内に摺動可能に嵌合されていて、前記バルブシート10c
に離，着座することにより、エアバイパス通路９を開，
閉するバルブ本体10eと、該バルブ本体10eの下面と下部
筒体10dのスプリング受部との間に介在されていて、該
バルブ本体10eをバルブシート10cから離座させている下
部コイルスプリング10fと、前記バルブ本10eの上面と上
部筒体10bのスプリング受部との間に介在されていて、
ロツド3k乃至上部筒体10bを押し下げたときに前記下部
コイルスプリング10fを圧縮してバルブ本体10eをバルブ
シート10cに着座させる上部コイルスプリング10gとから
なつている。そして前記上部筒体10bに設けたオリフイ
ス10aは第３図に示す燃料の標準液位の状態において、
その液面よりもやや上方に突出した位置に形成されてい
る。なお12は燃料タンク、13は噴射ノズル、14はインレ
ツトバルブ、15はアウトレツトバルブである。
実施例のデイーゼルエンジンの燃料フイルタは上記のよ
うな構成であつて、フイルタコア１が正常に機能して燃
料が噴射ポンプ５で吸引されているときは、ポンプ室3c
内の、燃料から析出したエア、あるいは余剰燃料はオリ
フイス10a、上，下部筒体10b,10d内およびエアバイパス
通路９を通つて吐出通路3bに排出され、ポンプ室3c内の
燃料の液位は略一定に保たれる。
うな構成であつて、フイルタコア１が正常に機能して燃
料が噴射ポンプ５で吸引されているときは、ポンプ室3c
内の、燃料から析出したエア、あるいは余剰燃料はオリ
フイス10a、上，下部筒体10b,10d内およびエアバイパス
通路９を通つて吐出通路3bに排出され、ポンプ室3c内の
燃料の液位は略一定に保たれる。
また、燃料が流動点以下になつてワツクス化し、フイル
タコア１が目詰りすると、ポンプ室3cの負圧が増大し
て、ダイヤフラム3iが下動しロツド3kおよび該ロツド3k
の下部に取付けた上部筒体10bが下降する。上部筒体10b
が下降すると、該上部筒体10bに設けたオリフイス10aは
下部筒体10dによつて塞がれた状態になる。従つて、負
圧が増大することによつて燃料から析出するエアの量も
多くなる。そして、このエアがポンプ室3cに溜り燃料の
液位が速やかに下降するのでフロート８が沈下し、該フ
ロート８に設けた永久磁石７でリードスイツチ６をオン
してヒータ４の電源が入り、燃料を加熱してフイルタコ
ア１の目詰りを防止するのである。
タコア１が目詰りすると、ポンプ室3cの負圧が増大し
て、ダイヤフラム3iが下動しロツド3kおよび該ロツド3k
の下部に取付けた上部筒体10bが下降する。上部筒体10b
が下降すると、該上部筒体10bに設けたオリフイス10aは
下部筒体10dによつて塞がれた状態になる。従つて、負
圧が増大することによつて燃料から析出するエアの量も
多くなる。そして、このエアがポンプ室3cに溜り燃料の
液位が速やかに下降するのでフロート８が沈下し、該フ
ロート８に設けた永久磁石７でリードスイツチ６をオン
してヒータ４の電源が入り、燃料を加熱してフイルタコ
ア１の目詰りを防止するのである。
発明の効果 以上説明したように本発明は、燃料が流動点以下になつ
たときに生じるワツクスによるフイルタコアの目詰りを
検出してヒータの電源を入れ、燃料を加熱する構成とし
たので次に述べるような効果がある。
たときに生じるワツクスによるフイルタコアの目詰りを
検出してヒータの電源を入れ、燃料を加熱する構成とし
たので次に述べるような効果がある。
（１） 燃料の種類（流動点）に関係なく、燃料のワツ
クスでフイルタコアが目詰りしたときにヒータの電源を
入れるので、燃料の温度を検出してヒータの電源を入れ
る場合に較べて、ヒータのオン・オフ制御が適確にな
る。
クスでフイルタコアが目詰りしたときにヒータの電源を
入れるので、燃料の温度を検出してヒータの電源を入れ
る場合に較べて、ヒータのオン・オフ制御が適確にな
る。
（２） フイルタコアが目詰りしたときのみヒータの電
源を入れるので、バツテリの無駄な電力消費あるいはバ
ツテリ上がりを防止する。
源を入れるので、バツテリの無駄な電力消費あるいはバ
ツテリ上がりを防止する。
第１図は本発明の燃料フイルタの平面図、第２図は第１
図のII−II線断面図、第３図は第１図のIII−III線断面
図でリードスイツチのオフ状態の断面図、第４図はリー
ドスイツチのオン状態の断面図、第５図は本発明の燃料
フイルタの概略図、第６図は従来例の断面図である。 １……フイルタコア、２……フイルタ容器、３……プラ
イミングポンプ、3a……吸入通路、3b……吐出通路、3c
……ポンプ室、４……ヒータ、５……噴射ポンプ、６…
…リードスイツチ、７……永久磁石、８……フロート、
９……エアバイパス通路、10……エアコントロールバル
ブ。
図のII−II線断面図、第３図は第１図のIII−III線断面
図でリードスイツチのオフ状態の断面図、第４図はリー
ドスイツチのオン状態の断面図、第５図は本発明の燃料
フイルタの概略図、第６図は従来例の断面図である。 １……フイルタコア、２……フイルタ容器、３……プラ
イミングポンプ、3a……吸入通路、3b……吐出通路、3c
……ポンプ室、４……ヒータ、５……噴射ポンプ、６…
…リードスイツチ、７……永久磁石、８……フロート、
９……エアバイパス通路、10……エアコントロールバル
ブ。
Claims (1)
- 【請求項１】フイルタコア（１）を収容したフイルタ容
器（２）と、このフイルタ容器（２）の上部に設けられ
たダイヤフラム式プライミングポンプ（３）と、このプ
ライミングポンプ（３）に吸入される燃料を加熱するヒ
ータ（４）とを備えていて、前記プライミングポンプ
（３）の吸入通路（3a）から吸収した燃料を前記フイル
タコア（１）で濾過して吐出通路（3b）から噴射ポンプ
（５）側に吐出するようになつているデイーゼルエンジ
ンの燃料フイルタにおいて、前記プライミングポンプ
（３）のポンプ室（3c）の底部に磁気感応型のヒータ用
のリードスイツチ（６）を設ける一方、ポンプ室（3c）
内の燃料には、該燃料の液位が設定値以下になつたとき
に前記リードスイツチ（６）をオン作動させる永久磁石
（７）つきのフロート（８）を浮かべると共に前記プラ
イミングポンプ（３）には、ポンプ室（3c）内のエアを
吐出通路（3b）側に排出するエアバイパス通路（９）を
設け、該エアバイパス通路（９）には、ポンプ室（3c）
の圧力が設定値以下になつたときに、これを閉じるエア
コントロールバルブ（10）を設けたことを特徴とするデ
イーゼルエンジンの燃料フイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61043538A JPH0665867B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | デイ−ゼルエンジンの燃料フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61043538A JPH0665867B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | デイ−ゼルエンジンの燃料フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62203970A JPS62203970A (ja) | 1987-09-08 |
| JPH0665867B2 true JPH0665867B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=12666515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61043538A Expired - Lifetime JPH0665867B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | デイ−ゼルエンジンの燃料フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665867B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020038315A (ko) * | 2000-11-17 | 2002-05-23 | 류정열 | 디젤차량의 연료 예열장치 |
| JP5533295B2 (ja) * | 2010-06-08 | 2014-06-25 | 京三電機株式会社 | 燃料フィルタ装置 |
| CN109488306B (zh) * | 2018-12-06 | 2024-04-26 | 中信重工机械股份有限公司 | 一种沉井井壁润滑剂自动控制加注方法 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP61043538A patent/JPH0665867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62203970A (ja) | 1987-09-08 |
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