JPH06655B2 - 板ガラスのプレス成形方法及び装置 - Google Patents

板ガラスのプレス成形方法及び装置

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JPH06655B2
JPH06655B2 JP33108987A JP33108987A JPH06655B2 JP H06655 B2 JPH06655 B2 JP H06655B2 JP 33108987 A JP33108987 A JP 33108987A JP 33108987 A JP33108987 A JP 33108987A JP H06655 B2 JPH06655 B2 JP H06655B2
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JP
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plate glass
press
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glass
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JP33108987A
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JPH01172238A (ja
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誠一郎 本庄
淳司 三宅
尚弘 飯田
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばリングモールドと上型との間で板ガラス
をプレス曲げする成形方法及びその装置に関する。
(従来の技術) 自動車のウインドガラス等の湾曲ガラスを成形するに
は、特開昭61−270228号等に開示されるよう
に、一対の成形型のうち少なくとも一方をシリンダユニ
ットによって移動(昇降動)可能とし、これら一対の型
間で軟化点近くまで加熱した板ガラスをプレス曲げする
ようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した湾曲ガラスを成形する場合、曲率半径の小さい
深曲げ部分を成形する場合にはゆっくりと曲げないとク
ラックやプレス割れが生じ易い。しかしながら時間をか
けて曲げ成形すると板ガラスが冷却されて温度低下し、
同様にクラックやプレス割れが生じる。
したがって板ガラスの曲げ部分の曲率と曲げ速度(プレ
ス速度)とは一定の関係があり、クラックやプレス割れ
が生じない範囲でできるだけ短時間のうちに曲げ成形す
ることが好ましい。
しかしながら従来装置にあっては、可動型を移動させる
シリンダユニットは絞り弁とブレーキ(ショックアブソ
ーバ)によってプレススピードを制御しているため、せ
いぜい二段階のスピード切替えができる程度で、曲げ曲
率に対応したプレススピードとなっていない。また、従
来装置にあっては油温変化等によって量産の途中で可動
型のプレススピードが変化してもこれを調整するのは困
難であった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、成形用の可動型を昇
降或いは水平動せしめるシリンダヘッドに、ステッピン
グモータによって操作される切替弁と組込み、多段階に
プレススピードを調整できるようにした。
(作用) 可動型が板ガラスに接触するまでは高速で、接触してか
ら初期の曲げ段階までは低速で、初期の曲げ段階を過ぎ
て最終形状に至るまでは極低速で可動型を移動させ、成
形後は高速で可動型を戻す。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る板ガラスの曲げ成形装置の正面図
であり、成形装置1は枠体2内に上型3、下型4および
この下型4の周囲を囲むリングモールド5を配してな
り、上型3は支持体6に取付けられ、この支持体6は枠
体2に固着したシリンダユニット7によって昇降動す
る。
また、成形装置1の底部には基台8が固定され、この基
台8のリンク9を介して昇降板10が連結され、この昇
降板10をシリンダユニット11にて昇降可能とし、更
に昇降板10の上にある下型4を昇降可能とし、昇降板
10の周囲からは上方に支柱13を立設し、この支柱1
3の上端部にリングモールド5を取付けている。そして
リングモールド5は前記支柱13を介してオシレーショ
ン装置に連結している。
一方、成形装置1の側方には加熱炉15が配置され、こ
の加熱炉15内には板ガラスGの搬送ローラ16が設け
られ、また加熱炉15の搬送出口と略等しい高さ位置の
枠体2に前後(第1図中紙面垂直方向)に離間して一対
の支持バー17を設け、これら支持バー17間に加熱炉
15から取り出した板ガラスGを成形位置まで水平状態
で移送する搬送ローラ18…を設け、これら搬送ローラ
18…のうち下型4上方に位置する搬送ローラ18a…
についてはシリンダユニット19に支持し、下型4とは
独立して昇降動するようにし、また下型4には搬送ロー
ラ18a…が下降した際にこの搬送ローラ18aを受入
れる凹部を形成している。
ところで前記シリンダユニット7は第2図の断面図に示
すように、シリンダ20の上下端をエンドキャップ2
1,22によって閉塞し、下方のエンドキャップ21を
貫通するピストンロッド23の上端部をシリンダ20内
周面に摺接するピストン24とし、このピストン24に
よりシリンダ20内を上部油室S1と下部油室S2に画
成し、更に下方のエンドキャップ21には油圧源につな
がるポート25を、シリンダ20及び上方のエンドキャ
ップ22にはタンクにつながるポート26,27を形成
している。
また、前記ピストン24には一端が上部油室S1に開口
する角穴28を穿設し、この角穴28と下部油室S2と
を連通する油路29、角穴28と上部油室S1とを連通
する油路30及び角穴28と前記ボート26とを連通す
る油路31をピストン24に形成している。
また、上方のエンドキャップ22上部には支持体32を
介してステッピングモータ33を取付け、このステッピ
ングモタ33によって回転せしめられるボールネジ34
を前記角穴28内に臨ませ、更にボールネジ34には切
替弁としてのスプール弁35を螺合し、ステッピングモ
ータ33を正転及び逆転させることでスプール弁35が
角穴28の内周面に密接して角穴28内を上下動するよ
うにしている。
ここでステッピングモータ33の制御は第3図に示すよ
うに、シーケンスコントローラ36からNC制御装置3
7に動作指令、設定パルス数及びパルス周波数を出力
し、NC制御装置37からドライブユニット38に指令
パルスを発信し、ドライブユニット38によって前記ス
テッピングモータ33を正転・逆転更には回転量及び回
転速度をコントロールする。尚、シリンダユニット7の
ピストンロッド23の速度はパルス周波数によって、ま
た移動量はパルス数によってコントロールする。
またピストンロッド23に突出動(下降動)をなさしめ
るには、ステッピングモータ33の正転によってスプー
ル弁35を第2図中下動せしめる。すると、油路29,
30が連通する。そして、油室S2はポート25を介し
て油圧源につながっているため、油室S2の方が油室S
1より高圧となっており、油室S2から油路29,30
を介して油室S1に油が流入し、ピストン24及びピス
トンロッド23が下降する。尚、ピストン24の下降は
油路29,30間の連通状態が遮断されるまで行われ
る。
一方、ピストンロッド23に引込み動(上昇動)をなさ
しめるには、ステッピングモータ33の逆転によってス
プール弁35を第2図中上昇せしめる。すると、油路3
0,31が連通し、油路31は大気圧と等しいタンクに
つながっているため、油室S1内の油はタンクに戻さ
れ、これにつれてピストン24及びピストンロッド23
が上昇する。この上昇動も油路30,31の連通状態が
遮断されるまで行われる。
次に具体的なプレススピードを第4図のグラフに基づい
て説明する。
先ず本発明にあっては搬送ローラ18上を送られてきた
板ガラスGを搬送ローラ18a上に受渡し、次いで搬送
ローラ18aを下降せしめてリングモールド5上に板ガ
ラスGの周縁部を載置する。この時点を出発点P0とし
てシリンダユニット7に突出動をなさしめ第5図Aに示
すように上型3が板ガラスGに接触する時点P1までを
50〜500mm/secの速度とし、この後板ガラスGの曲
率半径が第5図Bに示すような所定値(300〜600
mm)となる初期の曲げ段階の終了時点P2までの速度を
20〜50mm/secとし、初期曲げ終了時点P2から第5
図Cに示すような最終曲げ形状となる時点P3までの速
度を20mm/sec以下とし、この後最終曲げ形状のまま所
定時間(時点P4まで)保持した後、高速つまり50〜
500mm/secの速度で上型3をP5の点まで後退(上
昇)させ、この状態で上下の型の成形面から噴出する冷
却エアにて板ガラスGを急冷強化(点P6で示す)した
後、更に高速で上型3を上昇せしめ、元の位置に戻す。
尚、実施例ではプレススピードを5段階に分けたものを
示したが、これ以上に細分化してもよい。
(発明の効果) 第6図はプレススピードと曲率半径との関係をクラック
が発生するか否かで示したグラフであり、本発明によれ
ば板ガラスの曲率半径に対応して細かくプレススピード
をコントロールできるので、常にクラックが発生しない
領域にて曲げ成形でき、しかも成形に要する時間も短縮
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプレス成形装置の正面図、第2図
はシリンダの縦断面図、第3図はシリンダユニットのコ
ントロール系統を示すブロック図、第4図はシリンダユ
ニットの移動量と時間との関係を示すグラフ、第5図A
乃至Cはプレス成形工程を示す図、第6図はプレススピ
ードと曲率半径との関係を示したグラフである。 尚、図面中3は上型、4は下型、5はリングモールド、
7はシリンダユニット、23はピストンロッド、24は
ピストン、33はモータ、35はスプール弁である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方を可動型とした一対の型間
    で軟化点近くまで加熱した板ガラスをプレス成形する方
    法において、前記可動型の移動速度は、待機位置から板
    ガラスに接触するまでは50〜500mm/sec、板ガラス
    に接触した後から初期の曲げ段階までは20〜50mm/s
    ec、初期の曲げ段階を過ぎて最終曲げ形状となるまでは
    20mm/sec以下、更に一対の型間で最終曲げ形状のまま
    保持した後の戻り速度は50〜500mm/secとしたこと
    を特徴とする板ガラスのプレス成形方法。
  2. 【請求項2】シリンダユニットによってプレス動作を行
    う可動型を備えた板ガラスのプレス成形装置において、
    前記シリンダユニットはピストンによって画成された室
    間を切替弁によって連通遮断し、更にこの切替弁を回転
    数及び回転速度をコントロールできるステッピングモー
    タによって移動せしめるようにしたことを特徴とする板
    ガラスのプレス成形装置。
JP33108987A 1987-12-26 1987-12-26 板ガラスのプレス成形方法及び装置 Expired - Lifetime JPH06655B2 (ja)

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JPH01172238A JPH01172238A (ja) 1989-07-07
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DE4412746A1 (de) * 1994-04-15 1995-10-19 Flachglas Ag Verfahren zum Betrieb einer Preßbiegestation für das Biegen von Glasscheiben

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JPH01172238A (ja) 1989-07-07

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