JPH0664537B2 - デ−タ処理システム - Google Patents

デ−タ処理システム

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JPH0664537B2
JPH0664537B2 JP61282234A JP28223486A JPH0664537B2 JP H0664537 B2 JPH0664537 B2 JP H0664537B2 JP 61282234 A JP61282234 A JP 61282234A JP 28223486 A JP28223486 A JP 28223486A JP H0664537 B2 JPH0664537 B2 JP H0664537B2
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インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明はデータ処理システムに関するものであり、詳
細に述べれば、データ処理システムの表示ハードウエア
の制御に関するものである。
B.従来技術 データ処理システムは通常、幾つかの層から形成されて
いる。この層の1つはオペレーテイング・システムであ
る。次の層は、論理層で、仮想計算機インターフエース
と呼ばれる。装置へ行くオペレーテイング・システムの
コマンドは、すべてこの仮想計算機インターフエースを
通過しなければならない。仮想計算機インターフエース
の下には、仮想端末サブシステムと呼ばれるサブシステ
ムがある。この仮想端末サブシステムは、キーボード、
ロケータ(座標データ入力装置)、ダブレツト、音響装
置、および、すべての表示装置(文字(英数字)モード
および全点アドレス可能(APA)モードを含む)等の
ハードウエア装置を管理する。
一般に、英数字表示装置は、テキストの文字が表示でき
るだけである。しかし、全点アドレス可能モードでは、
文字と図形がサポートされる。図形をサポートするデー
タ処理システムでは、テキストの処理をサポートするだ
けのものより、コストは高い。
下記に、コマンドがアプリケーシヨン・プログラムから
システムを通じて、表示装置で出力を形成するために送
られた場合の、これらの層を通る全体の流れを説明す
る。表示装置で図形または文字を表示するコマンドを送
るために、オペレーテイング・システムはコマンドを仮
想計算機インターフエースを通して送り出す。仮想計算
機インターフエース層では、コマンドが取り込まれ、待
ち行列に入れられる。そこからコマンドは仮想端末サブ
システムへ送り出される。仮想端末サブシステムは、コ
マンドを取り込んで、コマンドの種類を判定する。次に
仮想端末サブシステムはそのコマンドを表示装置へ送
る。
C.発明が解決しようとする問題点 表示コマンドは、表示装置に到達する前にこれらの層の
すべてを通過しなければならないので、システムの性能
が低下する。これらの層を通過すると、システムの応答
時間が長くなる。たとえば、アプリケーシヨン・プログ
ラムが、表示スクリーン上のカーソルを動かすのにマウ
スを使用する場合、マウスの動きと、出力表示装置のス
クリーン上でのカーソルの位置変更との間にかなりの遅
れを生ずる。理想的には、これら2つの動きは、ほぼ同
時に行われるべきである。
この発明の目的は、アプリケーシヨン・プログラム中の
表示コマンドと、データ処理システム環境におけるハー
ドウエア装置の出力との間の応答時間を改善することに
ある。
D.問題点を解決するための手段 この発明のデータ処理システムでは、仮想端末サブシス
テムは2つのモードで動作する、モードの1つはキーボ
ード/送受信(KSR)モードと呼ばれ、他の1つは、
モニター・モードと呼ばれる。KSRモードは主として
テキストを表示装置で表示するために用いられる。KS
Rモードの仮想端末に送られるコマンドは、アプリケー
シヨン・プログラムからのもので、表示装置に到達する
のにシステムのすべての層を通る。
モニター・モードは、オペレーテイング・システム上で
走行するアプリケーシヨン・プログラム、特に図形アプ
リケーシヨンに、表示ハードウエアへの直接出力パス、
および入力装置のための短縮入力パスを与えるように設
計されている。仮想端末サブシステムはこのモードでは
迂回される。この発明のシステムでは、アプリケーシヨ
ン・プログラムとハードウエアとの間の層が除去されて
いるので、このようにして性能が改善される。
モニター・モードでは、入力装置からの入力データを記
憶するように、バツフアが定義される。アプリケーシヨ
ン・プログラムは、仮想端末サブシステムからの情報な
しに何時でもこのバツフアにアクセスする。次にアプリ
ケーシヨンはこのデータを取り入れ、直接データを表示
装置に出力する。
E.実施例 第1図は、オペレーテイング・システム10上で走行す
るアプリケーシヨン・プログラム50、論理層である仮
想計算機インターフエース(VMI)層20、ハードウ
エア装置40のすべてを管理する仮想端末サブシステム
30等、データ処理システム環境内の各種の層を示す。
ハードウエア装置40は、いかなる数の、またいかなる
組合わせの入力装置41および出力装置42から成つて
いてもよい。装置41および42としては、キーボード
41、マウス41、タブレツト41、音響装置42は、
および表示装置42等があるが、これらに限定されるも
のではない。表示装置42は、仮想端末間で共用される
仮想表示装置でもよい。
この発明のデータ処理システムでは、仮想端末サブシス
テムは2つのモードで作動する。モードの1つはKSR
モード、他の1つはモニター・モードと呼ばれる。KS
Rモードは主として表示装置でテキストを表示するのに
用いられる。これはANSI形式のインターフエースで
あつて、ASCIIコードを取扱う。KSRモードでは
図形は表示されない。KSRモードは文字の表示のみに
使用される。さらに、KSR仮想端末に送られるコマン
ドは、アプリケーシヨン・プログラムからのものであ
り、、表示装置に到達するのにシステム中のすべての層
を通るため、非常に遅いインターフエースである。その
結果このモードにおけるパフオーマンスは低い。
第2のモードはモニター・モードと呼ばれるものであ
る。モニター・モードは、文字モードであり、全点アド
レス可能(APA)モードであれ、表示装置のハードウ
エア・リフレツシユ・バツフアと直接対話するアプリケ
ーシヨンをサポートし、表示装置への出力のため、仮想
端末サブシステムをバイパスする。
モニター・モードでは、入力装置41は、その入力を仮
想端末サブシステム30を介してアプリケーシヨン・プ
ログラム50へ送る。モニター・モードを使用するアプ
リケーシヨンは、オペレーテイング・システム10の記
憶域に循環バツフア15を定義するオプシヨンを有す
る。仮想端末サブシステム30は、入力装置41からの
割り込みを受け、データを直接入力バツフア15に送
る。仮想端末サブシステム30は、最初にデータが循環
バツフア15に送られる時以外は、アプリケーシヨン・
プログラム50に対する割り込みを発生しない。
アプリケーシヨン・プログラム50は循環バツフア15
を定義しない場合、仮想端末サブシステム30は入力装
置41からの割り込みを受け、割り込みパスを使つて、
データを送信する。この割り込みパスは、オペレーテイ
ング・システム10、仮想計算機インターフエース2
0、仮想端末サブシステム30等の通信システムの各層
間での通信に関与する待合せインターフエース管理を必
要とする。これにより、アプリケーシヨン・プログラム
50は、オペレーテイング・システム10、および仮想
端末サブシステム30において、2層ないし3層の待合
せを行う。
したがつて、アプリケーシヨン・プログラム50が循環
バツフア15を定義する場合、待合せによるオーバヘツ
ドはなくなる。このように、アプリケーシヨン・プログ
ラム50がキーボード、マウス、またはタブレツトから
の入力を追跡しようとする場合は、はるかに速く追跡す
ることができる。その結果、入力データは高速で表示装
置に反映される。
この発明のデータ処理システムでは、入力装置からの入
力の処理に関する重要な要素は、アプリケーシヨン・プ
ログラム50が、アプリケーシヨン・プログラム50お
よび仮想端末サブシステム30により管理される循環バ
ツフア15を定義する能力である。
循環バツフア15の構造は下記のとおりである。循環バ
ツフア15はその最初の32バイト中に位置する状況域
を必要とする。状況域には、仮想端末サブシステム30
のためのオフセツト・ポインタと、オペレーテイング・
システム10のためのオフセツト・ポインタが含まれ
る。これらのオフセツト・ポインタは、データをバツフ
ア15に入れたり、データをバツフア15から取り出し
たりするために用いられる。
バツフア15の大きさは可変であるが、少くとも34バ
イトで、64000バイト以内であることが好ましい。
バツフア15、システムが後述のモニター・モードにな
つた後で定義される。
以上、入力パス、すなわち入力装置41からオペレーテ
イング・システム10へ、どのような経路をたどるかに
ついて説明した。要約すれば、入力装置41からのデー
タは、たとえばロケータを表示画面上で動かす場合、仮
想端末サブシステム30に送られる。仮想端末サブシス
テム30は、このデータをバツフア15に入れる。デー
タがバツフア15に入ると、アプリケーシヨン・プログ
ラム50はいつでもこのバツフア15からデータを取り
出すことができる。
出力パスに関しては、仮想端末サブシステム30は分離
されている。仮想端末サブシステム30は、アプリケー
シヨン・プログラム50が何を行つているかを知らな
い。仮想端末サブシステム30を通信パスから外すと、
仮想資源管理プログラム60内の通信層の多くが迂回さ
れ、システム・パフオーマンスが向上する。仮想資源管
理プログラム60は仮想端末サブシステム30を含み、
上層の仮想計算機インターフエース20および下層のハ
ードウエア・インターフエース70の間に位置する。
モニター・モード中は、アプリケーシヨン・プログラム
50が表示装置42上に図形を描く場合、データはアプ
リケーシヨン・プログラム50から表示装置42へ直接
送られる。仮想端末サブシステム30は、このデータの
直接転送を知らない。
上記のKSRモードとモニター・モードとの相違は、第
2図および第3図に示すとおりである。第2図は、KS
Rモードで表示コマンドがとる経路を示す。まず、デー
タが入力装置41から受信され、仮想端末サブシステム
30および仮想計算機インターフエース20を経て、オ
ペレーテイング・システム10へ送られる。アプリケー
シヨン・プログラム50が、オペレーテイング・システ
ム10からの入力データにアクセスし、対応する出力を
決定する。次に、オペレーテイング・システム10は表
示コマンドを生成し、これを仮想計算機インターフエー
ス20に送る。表示コマンドは仮想端末サブシステム3
0を経て、出力(表示)装置42に送られる。
反対に、第3図はモニター・モードで表示コマンドがと
る経路を示す。仮想端末サブシステム30が入力装置4
1からデータを受信し、そのデータをバツフア15に入
れる。データがバツフア15に入ると、アプリケーシヨ
ン・プログラム50はいつでも、仮想端末サブシステム
30に知られずに、このデータにアクセスすることがで
きる。アプリケーシヨン・プログラム50はバツフア1
5からのデータを直接出力装置42へ送る。
モニター・モードでは仮想端末サブシステム30がバイ
パスされ、アプリケーシヨン・プログラム50と出力装
置42との間の動作について知らない。したがつて、こ
のモードを使用するアプリケーシヨン・プログラム50
は、自身のデータ表示スペースを維持し、仮想端末間の
切換に関与し、容易にしなければならない。
モニター・モードを使用するアプリケーシヨン・プログ
ラム50はまた、すべての入力データ追跡(キーボー
ド、マウス、タブレツト、点灯したプログラム機能キー
およびダイアル)を行う。このようなアプリケーシヨン
・プログラム50は、その処理要件に最適のキーボード
入力データの様式プロトコルを指定することができる。
プロトコル・モードは、キーストローク・データをAS
CII文字もしくは制御シーケンスに変換したり、キー
・ポジシヨン、状況およびスキヤン・コードとして戻し
たりするように設定することができる。アプリケーシヨ
ン・プログラム50はまた、キーボードおよびロケータ
の入力を反映させる。
一般に、モニター・モードでは、アプリケーシヨン・プ
ログラムと表示装置との間にある幾つかのソフトウエア
層が除かれるため、アプリケーシヨン・プログラムは、
表示ハードウエアの制御、仮想端末サブシステムとアプ
リケーシヨン・プログラムとの間でのデータ移動の最適
化、およびシステム・パフオーマンスの改善に関して柔
軟性を有する。
動作説明 第4図なしい第9図に、KSRモードおよびモニター・
モードにおけるアプリケーシヨン・プログラムの動作を
示す。どのオペレーテイング・システムを使用すること
も可能であるが、動作をUNIXオペレーテイング・シ
ステムについて説明する。
第4図は、アプリケーシヨン・プログラム50モニター
・モードで新しい仮想端末をオープンするのに必要な手
順を示す。アプリケーシヨン・プログラム50、オペレ
ーテイング・システム10、および仮想資源管理プログ
ラム60の間でのこれらの手順中における通信も示され
ている。
アプリケーシヨン・プログラム50が最初に行わなけれ
ばならない動作は、手順51として示す特殊フアイルを
オープンすることである。この特殊フアイルはDEV/
HFTである。この手順により、UNIXのHFTドラ
イバが、仮想端末(VT)オープンSVCコマンド11
を仮想資源管理プログラム60に送る。これにより、仮
想端末がKSRモードでオープンされる。アプリケーシ
ヨン・プログラム50が、モニター・モードでの実行を
選択する場合は、I/Oバスにアクセスしなければなら
ない。したがつて手順52で、BUSコマンドを用いて
I/Oバスを要求する。次に、アプリケーシヨン・プロ
グラム50は、仮想端末サブシステム30からのモニタ
ー・モード(MOM)信号を活動化しなければならない
(手順53)。次に、手順54で、アプリケーシヨン・
プログラム50から仮想資源管理プログラム60内の仮
想端末サブシステム30へのプロトコル・モード・コマ
ンドが、KSRモードをモニター・モードに変える。手
順55は、モニター・モード入力バツフアを定義するた
めにアプリケーシヨン・プログラム50から仮想端末サ
ブシステム30へ送られるスクリーン要求コマンドで、
アプリケーシヨン・プログラム50に表示装置の所有権
を与える。
このスクリーン要求コマンド55と、前のプロトコル・
モード・コマンド54により、端末はモニター・モード
になり、アプリケーシヨン・プログラム50はバツフア
15を定義するか定義しないかの機会を得る。バツフア
15が定義されてもされなくても、手順55におけるス
クリーン要求を仮想端末サブシステム30に送り出され
なければならない。この時点で、仮想端末はモニター・
モードであり、アプリケーシヨン・プログラム50は仮
想端末サブシステム30から許可信号を受信する。これ
は、アプリケーシヨン・プログラム50が仮想端末に接
続される表示アダプタを完全に制御していることをアプ
リケーシヨン・プログラム50に伝えるものである。こ
の時点から、アプリケーシヨン・プログラム50は仮想
端末の表示装置に選択したものを何でも表示することが
できる。
第5図は、モニター・モードで新しい端末をオープン
し、次にその端末でKSRモードに戻す手順を示す。第
5図に示す手順は、第4図の連続する事象のすべて、す
なわち、特殊フアイルをオープンし(51)I/Oバス
を要求し(52)、モニター・モード信号を活動化し
(53)、プロトコル・モードを送つて仮想端末をモニ
ター・モードとし(54)、スクリーンを要求する(5
5)ことを含む。アプリケーシヨン・プログラム50が
許可信号(12)を受信すると、端末はモニター・モー
ドになる。アプリケーシヨン・プログラム50が端末を
KSRモードにすることを望む場合は、アプリケーシヨ
ン・プログラム50はスクリーン解放ACKと呼ばれる
コマンドを仮想端末サブシステム30に送らなければな
らない(手順56)。手順56により、仮想端末はモニ
ター・モードから解放される用意ができる。アプリケー
シヨン・プログラム50は次に、手順57により、仮想
端末をモニター・モードからKSRモードに変えるプロ
トコル・モードを送らなければならない。
第6図は新しい仮想端末がモニター・モードでオープン
され、次にこの仮想端末がクローズされる状態を示す。
この場合も事象の順序は第4図と同じ、すなわち特殊フ
アイルをオープンし(51)、I/Oバスを要求し(5
2)、モニター・モード(MOM)信号を活動化し(5
3)、プロトコル・モードを送つて仮想端末をモニター
・モードにし(54)、スクリーンを要求し(55)、
そして許可信号12を処理することである。アプリケー
シヨン・プログラム50が許可信号12を受信した後
は、端末はモニター・モードにある。この時点でアプリ
ケーシヨン・プログラム50が仮想端末をクローズする
ことを選択すると、仮想端末クローズ・コマンドを仮想
資源管理プログラム60に送ることによつてそれを行う
ことができる(手順58)。これにより仮想資源管理プ
ログラム60のプロセスから仮想端末が除かれ、仮想端
末がキルされる。
モニター・モードで作動する仮想端末は、仮想端末サブ
システム30のホツト・キー・シーケンスに関与でき
る。ホツト・キーイングにより、オープンされた異なる
仮想端末がハードウエア表示装置に表示される。複数の
仮想端末が同じハードウエア表示装置を共用する能力に
ついては、1986年1月17日付の米国特許出願第8
20451号に詳しく説明されている。
キーボードのアクシヨン・キーが活動化されると、仮想
端末のスクリーンがハードウエア表示装置に現れる。ア
クシヨン・キーを再び活動化させると、次の仮想端末の
スクリーンが表示される。このプロセスはアクシヨン・
キーを活動化させるたびに繰返される。アクシヨン・キ
ーの活動化を繰返すことによりすべての仮想端末のスク
リーンがハードウエア表示装置に現れた後に再びアクシ
ヨン・キーを活動化させると、最初に表示された仮想端
末のスクリーンが再び表示される。したがつて、キーボ
ード上のアクシヨン・キーを繰返し活動化させることに
より、ハードウエア表示装置上で仮想端末のスクリーン
が連続的にスクロールされる。
ホツト・キーイングにより、各種の仮想端末のスクリー
ンがハードウエア表示装置上でアクセスできる。その
際、各スクリーンはハードウエア表示装置から除去する
前に保管しておく必要はない。ホツト・キーイングのシ
ーケンスは、アクシヨン・キーの活動化により、前の仮
想端末スクリーンを自動的にハードウエア表示装置に記
憶させる。このように、アプリケーシヨン・プログラム
50は、オープンされた各仮想端末のデータを保管する
必要はない。
しかし、仮想端末がモニター・モードにあり、ホツト・
キー動作に関与している場合は、当該仮想端末は表示装
置の制御を放棄する前に自身のデータを保管しなければ
ならない。
第7図は、2台の端末がオープンされ、それらがいずれ
もモニター・モードである場合を示す。キーボード上の
アクシヨン・キーが活動化されると、仮想端末サブシス
テム30の一部である仮想端末資源管理プログラム70
が信号701を受信する。仮想端末資源管理プログラム
70は信号702を送り、第1の仮想端末VTIを非活
動化する。これにより、仮想端末サブシステム30の一
部である仮想端末モード・プロセツサ80の中の仮想資
源管理タイマ801が始動する。このタイマは特定の時
間、たとえば30秒に設定される。
アプリケーシヨン・プログラム50は仮想端末サブシス
テム30からスクリーン解放割込みを受ける。UNIX
オペレーテイング・システムでは、オペレーテイング・
システム10が、スクリーン解放割込み802をSIG
RETRACT信号101に変え、これをアプリケーシ
ヨン・プログラム50に送る。アプリケーシヨン・プロ
グラム50が実際に受取るのはこのSIGRETRAC
T信号である。これによりアプリケーシヨン・プログラ
ム50は、その全データの保管およびSIGRETRA
CT信号101に対する応答のために特定の時間、たと
えば30秒が与えられていることを知る。SIGRET
RACT信号101に応答するため、アプリケーシヨン
・プログラム50は仮想端末サブシステム30にスクリ
ーン解放ACK501を送る。スクリーン解放ACK5
01は、アプリケーシヨン・プログラム50が次のよう
な事実を確認したことを仮想端末サブシステム30に知
らせる。これらの事実とは、現在の表示が解放されねば
ならないこと、アプリケーシヨン・プログラム50がス
クルーン・データを保管したこと、およびアプリケーシ
ヨン・プログラム50が表示装置の制御権を放棄しよう
としていること、である。かくして、仮想資源管理タイ
マがリセツトされる(手順803)。
この時点で仮想端末サブシステム30はスクリーン解放
ACK501を受信する。次に、仮想端末サブシステム
30は非活動化プロセス804および活動化プロセス7
04に入る。これらは仮想端末サブシステム30の内部
プロセスであり、アプリケーシヨン・プログラム50は
このプロセスについては不知である。モニター・モード
の第2の仮想端末VT2を活動化させると(704)、
そのデータがハードウエア表示装置に表示される。アプ
リケーシヨン・プログラム50は許可信号102を受取
るが、これは、第2の仮想端末VT2で実行中のアプリ
ケーシヨン・プログラム50に、表示装置の制御権を獲
得したこと、従つて当該アプリケーシヨン・プログラム
50のために使用することができること、を示す。この
ようにして、第1の仮想端末VT1が表示装置と対話す
る能力が取り去られ、第2の仮想端末VT2がそのアプ
リケーシヨンを実行するため、表示装置に現れる機会を
得る。
第8図は、2台の端末がすでにモニター・モードにあ
り、ホツト・キーイング操作に関与しようとしている状
態を示す。しかし、この状態では、アプリケーシヨン・
プログラム50は指定された時間内にSIGRETRA
CT信号101に応答しない。第8図に示すように、ホ
ツト・キーイングのためのキーボード上のアクシヨン・
キーが活動化されているため(701)、アプリケーシ
ヨン・プログラム50はオペレーテイング・システム1
0からSIGRETRACT信号101を受信する。ア
プリケーシヨン・プログラム50がそのデータを保管せ
ず、指定の時間、たとえば30秒の間にその信号に応答
しない場合は、仮想端末サブシステム30のタイマが満
了する(手順807)。
この時、アプリケーシヨン・プログラム50はSIGK
ILL信号103を受信する。この信号は、オペレーテ
イング・システム10に、仮想端末VT1が不活性にな
つたこと、従つてオペレーテイング・システム10はこ
の仮想端末VT1をクローズする必要があること、を知
らせる。次いでこの仮想端末VT1が仮想端末サブシス
テム30から除外される。したがつて、SIGKILL
処理の後、仮想端末VT1はクローズされる(50
2)。仮想端末サブシステム30はクローズ・コマンド
を受信する。このコマンドは、仮想端末サブシステム構
造から当該プロセスを除去し、アプリケーシヨン・プロ
グラム50およびオペレーテイング・システム10にク
ローズのACK706を送ることにより、仮想端末VT
1をクローズする。これで、第1の仮想端末VT1を仮
想端末サブシステム構造から除外される。
この例では第2の仮想端末VT2があるため、仮想端末
サブシステム30はこの第2の仮想端末VT2について
知つており、この第2の仮想端末VT2を活動化する
(707)。第2の仮想端末VT2はモニター・モード
であるため、スクリーン許可割込み810が仮想端末サ
ブシステム30からオペレーテイング・システム10に
送られ、オペレーテイング・システム10は許可信号を
この端末のアプリケーシヨン・プログラム50に送られ
る。この時、この端末は表示ハードウエアの制御権を得
る。
第9図は、2台の端末がKSRモードおよびモニター・
モードでオープンされる状態を示す。モニター・モード
の端末は、非活動状態の間にKSRモードに変更され
る。次にこの端末はKSRモードで再活動化され、その
モードはモニター・モードに変る。
この状態では、モニター・モードにあつた端末がKSR
モードに変つたため、仮想端末サブシステム30はその
モニター・モードの情報は何も保持していないことをア
プリケーシヨン・プログラム50が記憶することが重要
である。したがつて、アプリケーシヨン・プログラム5
0は、KSRモードからモニター・モードへの切換えが
行われる前に、もう1つのバツフアを定義し、そのポイ
ンタをすべてリセツトしなければならない。このこと
は、端末が最初モニター・モードにあつて前の循環バツ
フアが定義されており、次にKSRモードに切換えられ
る場合でも同じである。それは、KSRモードに切換え
られた時、循環バツフアが消滅するためである。したが
つて、第9図に示す状態は、端末がモニター・モードに
なるたびに、プロトコル・モード(手順504)および
スクリーン要求SVC505をその順序で順次送らなけ
ればならないことを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータ処理システムの層構造を示すブロツク
図、第2図は表示コマンドがKSRモードにおいてとる
パスを示すブロツク図、第3図は表示コマンドがモニタ
ー・モードにおいてとるパスを示すブロツク図、第4図
はモニター・モードにおいて新しい端末がオープンされ
るときの動作を示すフロー・チヤート、第5図はモニタ
ー・モードにおいて新しい端末がオープンされ、次に同
じ端末でKSRモードに変更されるときの動作を示すフ
ロー・チヤート、第6図はモニター・モードにおいて新
しい端末がオープンされ、次に端末がクローズされると
きの動作を示すフロー・チヤート、第7図はモニター・
モードにおける2台の端末間の、タイムアウト状態なし
のホツト・キーイング動作中の順次事象のフロー・チヤ
ート、第8図はモニター・モードにおける2台の端末間
の、タイムアウト状態のあるホツト・キーイング動作中
の順次事象のフロー・チヤート、第9図は2台の端末が
KSRモードおよびモニター・モードでオープンされ、
次にモニター・モードの端末が非活動状態でKSRモー
ドに変更されるときの動作を示すフロー・チヤートであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コーア・ダング・グーイエン アメリカ合衆国テキサス州オースチン、モ ーニング・グローリー・トレイル11200番 地 (56)参考文献 特開 昭58−195254(JP,A) 特開 昭60−69737(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作中のアプリケーション(50)からの
    出力を表示する表示装置(42)を含むデータ処理シス
    テムであって、 前記アプリケーションから前記表示装置への出力経路の
    異なる第1のモード(図2)と第2のモード(図3)か
    ら、前記アプリケーションの要求に応じて1つを選択す
    る手段と、 前記アプリケーションからの出力を表示する前記第1の
    モードが選択されている間、オペレーティング・システ
    ム(10)を経由して、前記アプリケーションから前記
    表示装置へ表示するための1つ以上の命令を送る第1の
    転送手段と、 前記第2のモードが選択されている間、前記アプリケー
    ションからの表示データを前記オペレーティング・シス
    テムを経由しないで前記表示装置に送る第2の転送手段
    と、 1つ以上の入力装置(41)からの入力データを記憶す
    るための前記第2の転送手段に含まれるバッファ(1
    5)と、 前記表示装置を共有する1つ以上の仮想端末(30)
    と、 前記第1のモードのときに前記仮想端末上で前記アプリ
    ケーションを動作させるために1つ以上の前記仮想端末
    を前記アプリケーションの要求によって、開始する手段
    と、 前記アプリケーションの要求によって前記第1のモード
    から前記第2のモードへの切り換える手段と、 前記アプリケーションの要求によって前記第2のモード
    上で前記仮想端末を開始する手段と、を含み、 前記第2のモードが選択されている間は、前記アプリケ
    ーションから前記表示装置へのデータ転送は前記オペレ
    ーティング・システムを経由しないで行われ、前記アプ
    リケーションは前記バッファをアクセスし、前記入力デ
    ータを前記表示装置に直接出力する、 ことを特徴とするデータ処理システム。
JP61282234A 1986-01-17 1986-11-28 デ−タ処理システム Expired - Lifetime JPH0664537B2 (ja)

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US82045386A 1986-01-17 1986-01-17
US820453 1986-01-17

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JPS62166436A JPS62166436A (ja) 1987-07-22
JPH0664537B2 true JPH0664537B2 (ja) 1994-08-22

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JP61282234A Expired - Lifetime JPH0664537B2 (ja) 1986-01-17 1986-11-28 デ−タ処理システム

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EP (1) EP0235379B1 (ja)
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KR (1) KR910001563B1 (ja)
CN (1) CN1006334B (ja)
AR (1) AR245996A1 (ja)
BR (1) BR8606364A (ja)
DE (1) DE3685489D1 (ja)
HK (1) HK34693A (ja)
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KR880008125A (ko) 1988-08-30
EP0235379A2 (en) 1987-09-09
CN86108498A (zh) 1987-08-05
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SG93492G (en) 1992-12-04
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EP0235379A3 (en) 1988-09-21
BR8606364A (pt) 1987-10-13
CN1006334B (zh) 1990-01-03
AR245996A1 (es) 1994-03-30
HK34693A (en) 1993-04-16

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