JPH066431U - ヘルメットのアゴ紐止め具 - Google Patents
ヘルメットのアゴ紐止め具Info
- Publication number
- JPH066431U JPH066431U JP5132492U JP5132492U JPH066431U JP H066431 U JPH066431 U JP H066431U JP 5132492 U JP5132492 U JP 5132492U JP 5132492 U JP5132492 U JP 5132492U JP H066431 U JPH066431 U JP H066431U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap body
- baffle plate
- jaw
- attached
- helmet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて高い安全性を確保することができ、ま
た、着用者の耳等を保護することのできるヘルメットの
アゴ紐止め具を提供する。 【構成】 帽体1の側面(装着した状態で、耳が位置す
る側)の2個の留具2には、取付板5が取り付けられて
いる。取付板5の下側両端部には、邪魔板6が枢着され
ている。邪魔板6は帽体1の内側に回動して、上記ヘッ
ドバンド4に当接し、ほぼ水平状態になった位置(仮想
線の位置)で止まるように構成されている。邪魔板6の
先端部にはアゴ紐7が取り付けられている。邪魔板6の
周囲には、保護パッド8が被覆されていて、着用者の耳
等が邪魔板6に当たって傷付くのを防止している。
た、着用者の耳等を保護することのできるヘルメットの
アゴ紐止め具を提供する。 【構成】 帽体1の側面(装着した状態で、耳が位置す
る側)の2個の留具2には、取付板5が取り付けられて
いる。取付板5の下側両端部には、邪魔板6が枢着され
ている。邪魔板6は帽体1の内側に回動して、上記ヘッ
ドバンド4に当接し、ほぼ水平状態になった位置(仮想
線の位置)で止まるように構成されている。邪魔板6の
先端部にはアゴ紐7が取り付けられている。邪魔板6の
周囲には、保護パッド8が被覆されていて、着用者の耳
等が邪魔板6に当たって傷付くのを防止している。
Description
【0001】
本考案は、ヘルメットのアゴ紐止め具に関する。
【0002】
従来、ヘルメットのアゴ紐は、ヘルメットの下端周縁部に直接取り付けられる か、あるいはヘルメットに内装されたハンモックの下端部に取り付けられていた 。
【0003】 しかしながら、上記従来の取り付け構造では、柔らかい布製のアゴ紐を帽体の 中に入れた状態や、あるいはアゴ紐を帽体のツバに引っ掛けた状態で、アゴ紐を アゴに締め付けずに着用する作業者がいて、転倒時などにヘルメットが頭から脱 離して死亡事故を招く恐れがある等の問題点があった。
【0004】
本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とす るところは、アゴ紐を必ずアゴに締めないとヘルメットを絶対に着用できない構 造にすることにより、極めて高い安全性を確保することができ、また、着用者の 耳等を保護することのできるヘルメットのアゴ紐止め具を提供することにある。
【0005】
本考案のヘルメットのアゴ紐止め具は、帽体の内側周縁部に回動自在に取り付 けられた邪魔板と、該邪魔板の先端部に取り付けられたアゴ紐から成り、該アゴ 紐を帽体の内側に入れると上記邪魔板が内側に回動して着用を阻止し、また、上 記アゴ紐を帽体のツバに掛けることができないように該アゴ紐の長さを規制した ことを特徴とする。また、上記邪魔板に保護パッドを被装したことを特徴とする 。
【0006】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図1において、1は帽体であって、強化プラスチック等の合成樹脂あるいはア ルミニウム合金等の金属により形成されている。該帽体1の周縁部には適宜間隔 にリベット状の留具2が取り付けられている。
【0007】 3はハンモックであって、上記帽体1の内側に適宜隙間をあけて内装され、そ の下端部は上記留具2により帽体1の周縁部に取り付けられている。4はヘッド バンドであって、帽体1の周縁部の内側に沿って取り付けられている。
【0008】 帽体1の側面(装着した状態で、耳が位置する側)の2個の留具2には、取付 板5が取り付けられている。該取付板5の下側両端部には、邪魔板6が枢着され ている。図2からも明らかなように、該邪魔板6は帽体1の内側に回動して、上 記ヘッドバンド4に当接し、ほぼ水平状態になった位置(仮想線の位置)で止ま るように構成されている。
【0009】 上記邪魔板6の先端部にはアゴ紐7が取り付けられている。尚、邪魔板6の周 囲には、保護パッド8が被覆されていて、着用者の耳等が邪魔板6に当たって傷 付くのを防止している。
【0010】 本実施例は以上のように構成されているので、アゴ紐7を帽体1の内側に入れ て着用しようとすると、図2に仮想線で示すように、邪魔板6が帽体1の内側に 回動してしまって、事実上、帽体1内に頭が入らないようになる。一般には、上 記邪魔板6は帽体1の左右に各々装備するのが効果的であるが、本考案はこれに 限定するものではなく、左右いずれか片側にのみ取付た構成であってもよい。ま た、邪魔板6の回動状態も、上述のようにヘッドバンド4に当たって止まる構成 でなくてもよく、要するにアゴ紐7を帽体1の内側に入れて被ろうとすると、邪 魔板6が内側に回動して頭が入らない構成であればいずれでもよい。尚、上記ア ゴ紐7の長さは、帽体1内に頭を入れると邪魔板7を必ず内側に回動させる寸法 でなくてはならない。
【0011】 また、上記邪魔板6は前後方向(図1で左右方向)には回動できない構造にな っていると共に、仮想線で示すように、上記アゴ紐7の長さが短くて帽体1のツ バに掛けることができないようになっている。
【0012】 尚、上記実施例では、ハンモック3や取付板5をリベット状の留具2により取 り付けているが、本考案はこれに限定するものではなく、例えば、帽体1の内側 周縁部に一体的に形成あるいは接着された留具に取り付けてもよい。また、上記 邪魔板6は上記取付板5を介することなく、上記留具に直接に枢着させてもよい 。
【0013】
1)アゴ紐を帽体内に入れたままで着用しようとしても、邪魔板がそれを阻止 して着用することが不可能となり、アゴ紐をアゴに掛けざるを得ないようにした ので、転倒してもヘルメットが絶対に脱落するおそれがない。 2)アゴ紐を帽体のツバに掛けることが出来ないようにして、アゴ紐をアゴに 掛けざるを得ないようにすることにより、着用者の安全性を確保することができ る。 3)アゴ紐取付用の邪魔板に保護パッドを被覆することにより、耳等を保護す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のアゴ紐止め具を取付たヘルメットの断
面図である。
面図である。
【図2】図1のイ−イ線に沿った拡大断面図である。
1 帽体 2 留具 3 ハンモック 4 ヘッドバンド 5 取付板 6 邪魔板 7 アゴ紐 8 保護パッド
Claims (2)
- 【請求項1】 帽体の内側周縁部に回動自在に取り付け
られた邪魔板と、該邪魔板の先端部に取り付けられたア
ゴ紐から成り、該アゴ紐を帽体の内側に入れると上記邪
魔板が内側に回動して着用を阻止し、また、上記アゴ紐
を帽体のツバに掛けることができないように該アゴ紐の
長さを規制したことを特徴とするヘルメットのアゴ紐止
め具。 - 【請求項2】 上記邪魔板に保護パッドを被装したこと
を特徴とする請求項1に記載のヘルメットのアゴ紐止め
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5132492U JPH066431U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ヘルメットのアゴ紐止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5132492U JPH066431U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ヘルメットのアゴ紐止め具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066431U true JPH066431U (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=12883745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5132492U Pending JPH066431U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | ヘルメットのアゴ紐止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066431U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297998U (ja) * | 1976-01-22 | 1977-07-23 | ||
WO2020197055A1 (ko) * | 2019-03-22 | 2020-10-01 | 주식회사 홍진에이치제이씨 | 헬멧용 턱끈 디바이더 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP5132492U patent/JPH066431U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297998U (ja) * | 1976-01-22 | 1977-07-23 | ||
WO2020197055A1 (ko) * | 2019-03-22 | 2020-10-01 | 주식회사 홍진에이치제이씨 | 헬멧용 턱끈 디바이더 |
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