JPH0663918B2 - 差動装置の噛合試験装置 - Google Patents

差動装置の噛合試験装置

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JPH0663918B2
JPH0663918B2 JP2203859A JP20385990A JPH0663918B2 JP H0663918 B2 JPH0663918 B2 JP H0663918B2 JP 2203859 A JP2203859 A JP 2203859A JP 20385990 A JP20385990 A JP 20385990A JP H0663918 B2 JPH0663918 B2 JP H0663918B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入力部材と、該入力部材によりギヤを介して
回転されるデフケースと、該デフケースに支持される1
対の出力部材とを有する差動装置の噛合試験装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種の噛合試験装置として実開昭61-170053号
公報により、所定の試験場所に配置された差動装置の入
力部材に連結可能で該入力部材を回転する駆動手段と、
該差動装置の一方の出力部材に連結可能で該出力部材に
負荷を付与する負荷手段と、該差動装置の他方の出力部
材に連結可能で該出力部材に前記一方の出力部材の回転
がデフケースに伝達されるように制動力を付与する制動
手段とを備え、入力部材の回転速度とデフケースの回転
速度とから入力部材とデフケースとの間のギヤの噛合を
試験するものは知られ、この場合前段のオイル注入場所
で差動装置にオイルを注入してこれを前記試験場所に移
載してセットし、噛合試験終了後差動装置を後段のオイ
ル抜取り場所に移載してオイルを抜取るようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来のものでは、試験場所の試験済みの差動装
置を取出して次の差動装置をセットするまでは試験を行
なうことができずその待ち時間が必要で、また前段の注
入場所や後段の抜取り場所で差動装置へのオイルの注入
や抜取りを行なうのでは、注入場所や抜取り場所への差
動装置の移載作業が面倒でしかも給油口プラグやドレン
プラグの着脱を行なう必要がありそれらの作業に時間が
かかり生産性が低下する。
本発明は,かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、試験中に試験済の差動装置を
取出しや次の差動装置のセットを行なえ且つ試験場所で
差動装置へのオイルの注入や抜取りを行なえるようにし
た試験装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明では、入力部材と、該入
力部材によりギヤを介して回転されるデフケースと、該
デフケースに支持される1対の出力部材とを有する差動
装置の噛合試験装置であって、所定の試験場所に配置さ
れた差動装置の入力部材に連結可能で該入力部材を回転
する駆動手段と、該差動装置の一方の出力部材に連結可
能で該出力部材に負荷を付与する負荷手段と、該差動装
置の他方の出力部材に連結可能で該出力部材に前記一方
の出力部材の回転がデフケースに伝達されるように制動
力を付与する制動手段とを備え、入力部材の回転速度と
デフケースの回転速度とから入力部材とデフケースとの
間のギヤの噛合を試験するものにおいて、差動装置をセ
ット可能なセット部を複数有するインデックステーブル
を設けて、該各セット部にセットされる差動装置を該イ
ンデックステーブルの回転により前記試験場所に順次割
出自在とし、該インデックステーブルの該各セット部に
前記制動手段を夫々設け、さらに該試験場所に、差動装
置へのオイルの注入や抜取りを行なう給排油手段を設け
た。
(作用) インデックステーブルの試験場所に正対しないセット部
に差動装置をその他方の出力部材が該セット部の制動手
段に連結されるようにセットして、インデックステーブ
ルを回転する。
これによればセット部の差動装置が試験場所に移動さ
れ、次いで差動装置の入力部材に駆動手段と一方の出力
部材に負荷手段とを夫々連結し、給排油手段の作動によ
り差動装置へのオイル注入を行なって、入力部材とデフ
ケースとの間のギヤの噛合試験を行なう。
試験を行なっている間にインデックステーブルの試験場
所に正対しないセット部から試験済みの差動装置を取出
して該セット部に次の差動装置をセットする。
試験終了後給排油手段の作動により差動装置のオイルを
抜取って、入力部材に対する駆動手段の連結を解くと共
に一方の出力部材に対する負荷手段の連結を解き、イン
デックステーブルを回転する。
この場合、インデックステーブルの各セット部に夫々駆
動手段や負荷手段を設けると、駆動手段や負荷手段は制
動手段に比べ大きいためインデックステーブルが大型化
する。
しかし、インデックステーブルの各セット部に夫々制動
手段を配置することでかかる不具合を解消できる。
また、給排油手段を試験場所に配置するため、試験場所
において差動装置へのオイルの注入や抜取りが行なえし
かも給油口プラグやドレンプラグの着脱が不要になる。
(実施例) 図面で(1)は試験場所(2)に配置された差動装置Aの入力
部材Bに連結可能で該入力部材Bを回転する駆動手段、
(3)は該差動装置Aの一方の出力部材C1に連結可能で該
出力部材C1に負荷を付与する負荷手段を示し、差動装置
Aをセット可能なセット部(4)を1対有するインデック
ステーブル(5)を設けて、該各セット部(4)にセットされ
る差動装置Aを該インデックステーブル(5)の回転によ
り前記試験場所(2)に順次割出自在とし、該インデック
ステーブル(5)の該各セット部(4)に、差動装置Aの他方
の出力部材C2に連結可能で該出力部材C2に前記一方の出
力部材C1の回転がデフケースDに伝達されるように制動
力を付与する制動手段(6)を夫々設け、さらに前記試験
場所(2)に、差動装置Aへのオイルの注入や抜取りを行
なう給排油手段(7)を設けた。
さらに詳述するに、前記駆動手段(1)は第2図に明示す
る如く、モータ(1a)と入力部材Bの端部のスプライン孔
に係合可能な先端のスプライン部(1b)を有する駆動軸(1
c)とを有し、該駆動軸(1c)にこれの回転速度を検出する
エンコーダ(1d)を設け、該モータ(1a)に連動するベルト
式変速機(1e)の出力軸(1f)を該駆動軸(1c)の端部に軸方
向に摺動自在にスプライン係合させ、機台(8)上の前後
方向に長手のレール(9)にスライダ(1g)を摺動自在に支
持させて、該スライダ(1g)に前記駆動軸(1c)を軸支する
と共に、該機台(8)に設けた図示しない油圧シリンダの
ピストンロッドを該スライダ(1g)に連結し、かくて該シ
リンダの伸び側への作動により駆動軸(1c)をスライダ(1
g)を介して前進させてこれを第8図に示す如く入力部材
Bに連結し得るようにした。
前記負荷手段(3)は電気式の動力吸収計(3a)と、差動装
置Aの一方の出力部材C1のスプライン孔に係合可能な先
端のスプライン部(3b)を有する回動軸(3c)とを有し、該
回動軸(3c)にこれの回転速度を検出するエンコーダ(3d)
とトルクメータ(3e)とを設け、該動力吸収計(3a)に連動
するベルト式の変速機(3f)の入力軸(3g)を該回動軸(3c)
に軸方向に摺動自在にスプライン係合させ、前記機台
(8)上の横方向に長手のレール(10)にスライダ(3h)を摺
動自在に支持させて、該スライダ(3h)に前記回動軸(3c)
を軸支すると共に、該機台(8)に横設した油圧シリンダ
(3i)のピストンロッドを該スライダ(3h)に連結し、かく
て該シリンダ(3i)の伸び側への作動により回動軸(3c)を
スライダ(3h)を介して横方向に前進させてこれを第8図
に示す如く差動装置Aの一方の出力部材C1に連結し得る
ようにした。
図面で(3k)は差動装置Aのアウタケースの軸孔に密着可
能で前記回転軸(3c)に設けたシール部材を示す。
前記インデックステーブル(5)は第3図に示す如く、下
側の支軸(5a)において機台(8)に軸支されており、図示
しないシリンダのピストンロッドに連結したラック(11)
を設け、該ラック(11)に噛合うピニオンギヤ(5b)を該支
軸(5a)に固定し、インデックステーブル(5)に該シリン
ダの作動により180°の正逆方向への回転が与えられる
ようにした。
インデックステーブル(5)の前記セット部(4)には差動装
置Aを載置する座板(12)と複数のクランパ(13)とが設け
られており、該各クランパ(13)は第4図及び第6図に明
示する如く、クランプシリンダ(13a)のピストンロッド
に軸支したクランプアーム(13b)を中間部において該ク
ランプシリンダ(13a)のブラケット部(13c)にリンク(13
e)を介して連結して成り、セット部(4)の差動装置Aを
クランプシリンダ(13a)の伸び側への作動により第6図
示の如くクランプアーム(13b)を介して位置決めし得る
ようにした。
前記制動手段(6)は第5図に明示する如く、差動装置A
の他方の出力部材C2のスプライン孔に係合可能な先端の
スプライン部(6a)を有するロック軸(6b)と、該ロック軸
(6b)の外周にテーパ係合させたチャック部材(6c)とを有
し、インデックステーブル(5)に固設した枠体(6d)内に
油圧シリンダ(6e)をベアリング(6f)を介して回軸自在に
支持して、該シリンダ(6e)の先端に前記チャック部材(6
c)を取付けると共に、該シリンダ(6e)内のピストン(6g)
の先端に前記ロック軸(6b)を取付け、該ピストン(6g)を
該シリンダ(6e)に対し平行ピン(6h)を介して相対回転不
能で且つ軸線方向に摺動自在に係合させた。
そして、前記シリンダ(6e)の先方の圧力室(6i)と尾方の
圧力室(6j)とを各油路(6k)とロータリジョイント(6
)とを介して図示しない油圧源に連通させ、かくてシ
リンダ(6e)の先方の圧力室(6i)への圧油の導入によりロ
ック軸(6b)をチャック部材(6c)に対し係合側(第5図で
左側)に動かしチャック部材(6c)を開拡してこれをデフ
ケースDの軸孔Jに摩擦係合させ、差動装置Aの前記他
方の出力部材C2をデフケースDに対して相対回転不能に
制動し得るようにした。
この場合、ロック軸(6b)を係合側に動かす力と解除側
(第5図で右側)に動かす力とを同じ大きさにすると、
ロック軸(6b)がチャック部材(6c)との間の楔作用により
解除側に動かなくなることがある。このため実施例では
前記ピストン(6g)を先方側が小径の段付形状に構成し
た。
図面で(6m)はエア抜き孔、(6n)は差動装置のアウタケー
スの軸孔に密着可能なシール部材を示す。
前記給排油手段(7)は第3図、第4図及び第7図に明示
する如く、試験場所(2)の差動装置Aのドレン口Eに接
続可能な第1ジョイント部材(7a1)と、該差動装置Aの
給油口Fに接続可能な第2ジョイント部材(7b1)とを有
し、該第1ジョイント部材(7a1)は前記機第(8)に立設し
たレール(14)に摺動自在に支持される第1スライダ(7
a2)にばね(7a3)で上方に付勢して取付けられており、該
レール(14)を取付ける機台(8)上のブラケット(14a)にエ
アシリンダ(7a4)を立設して、これらのピストンロッド
を該スライダ(7a2)に連結し、該シリンダ(7a4)の伸び側
への作動により第4図示の如く第1ジョイント部材(7
a1)を上昇させてこれを試験場所(2)の差動装置Aのドレ
ン口Eに密着し得るようにした。
また、前記第2ジョイント部材(7b1)は上記第1ジョイ
ント部材(7a1)と同様に機台(8)に設けた前後方向に長手
のレール(15)に摺動自在に支持される第2スライダ(7
b2)にばね(7b3)で先方に付勢して取付けられており、該
レール(15)を取付けるプレート(15a)にエアシリンダ(7b
4)を設けて、これのピストンロッドを該スライダ(7b2)
に連結し、かくて該シリンダの伸び側への作動により第
2ジョイント部材(7b1)を該プレート(15a)に対し先方に
移動させてこれを試験場所(2)の差動装置Aの給油口F
に密着し得るようにした。
さらに、該プレート(15a)を機台(8)上に立設したレール
(16)に摺動自在に支持させ、該機台(8)に立設したエア
シリンダ(17)のピストンロッドを該プレート(15a)に連
結し、かくて該シリンダ(17)の作動により第2ジョイン
ト部材(7b1)に、プレート(15a)を介して該部材(7b1)が
給油口Fに密着可能な上方の作動位置と下方の退去位置
とへの移動が与えられるようにし、インデックステーブ
ル(5)の回転時に第2ジョイント部材(7b1)が干渉しない
ようにした。
また、第1ジョイント部材(7a1)には第7図に明示する
如く第1ポンプ(7c)の吐出側の第1油路(7d)に連なる第
1ホース(7e)が接続され、また第2ジョイント部材(7
b1)には第2ポンプ(7f)の吸入側の第2油路(7g)に連な
る第2ホース(7h)が接続されており、該第1油路(7d)に
常閉形の第1ソレノイドバルブ(7i)と、該第2油路(7g)
に第2ソレノイドバルブ(7j)とを各介設し、該第1油路
(7d)の第1ソレノイドバルブ(7i)の下流側部分と第2油
路(7g)の第2ソレノイドバルブ(7j)の下流側部分とを連
通する第3油路(7k)に第3ソレノイドバルブ(7)を
介設すると共に、第1油路(7d)の第1ソレノイドバルブ
(7i)の上流側部分から分岐してオイルタンク(7m)に連通
するリターン路(7n)に第4ソレノイドバルブ(7p)を介設
し、かくて差動装置Aへのオイルの注入を行なうときは
第1第2ソレノイドバルブ(7i)(7j)を開弁し、第1ポン
プ(7c)からのオイルを第1油路(7d)、第1ホース(7e)及
び第1ジョイント部材(7a1)を介してドレン口Eから注
入し、給油口Fからオーバフローするオイルを第2ジョ
イント部材(7b1)、第2ホース(7h)、第2油路(7g)を介
して第2ポンプ(7f)により吸入するようにした。
また差動装置のオイルを抜取るときは、第1バルブ(7i)
を閉弁し第3第4バルブ(7)(7p)を開弁して第2ジ
ョイント部材(7b1)を後退させ、差動装置A内のオイル
をドレン口Eから第1ジョイント部材(7a1)、第1ホー
ス(7e)第3油路(7k)を介して第2ポンプ(7f)により吸入
するようにした。
この場合第1ポンプ(7c)から吐出されるオイルはリター
ン路(7n)を介してオイルタンク(7m)に戻される。
また、前記オイルタンク(7m)内にヒータ(7r)を設け、試
験場所の外気温の変化による誤差を生じないようにオイ
ルタンク(7m)内のオイルを所定温度に加熱し得るように
した。
次に実施例の作用を説明する。
先ず、インデックステーブル(5)の試験場所に正対しな
いセット部(4)の座板(12)に差動装置Aをその他方の出
力部材C2の軸孔に制動手段(6)のロック軸(6b)が係合す
るように載置して、これをクランパ(13)により固定し、
次いでインデックステーブル(5)を回転する。
これによれば該セット部(4)の差動装置Aが試験場所(2)
に移動され、次いで駆動手段(1)の駆動軸(1c)と負荷手
段(3)の回動軸(3c)とを差動装置Aに向って夫々前進さ
せて差動装置Aの入力部材Bに該駆動軸(1c)と、一方の
出力部材C1に該回動軸(3c)とを各係合させ、前記制動手
段(6)のシリンダ(6e)の先方の圧力室(6i)に圧油を導入
してチャック部材(6c)を開拡し他方の出力部材C2をデフ
ケースDに対し相対回転不能に制動し、また給排油手段
(7)の第1第2ジョイント部材(7a1)(7b1)を差動装置A
に向って夫々前進させて第1ジョイント部材(7a1)をド
レン口Eと第2ジョイント部材(7b1)を給油口Fと各密
着させ、次いで第1第2ポンプ(7c)(7f)を作動して差動
装置Aにオイルを注入し循環させながら駆動手段(1)モ
ータ(1a)と負荷手段(3)の動力吸収計とを作動すること
で、入力部材Bに一体成形したピニオンギヤGとデフケ
ースDの外周にリングギヤHとを介してデフケースDが
回転され、他方の出力部材C2がデフケースDに対して制
動手段(6)の作用により相対回転不能にロックされてい
るため、一方の出力部材C1の回転がデフケースDに伝達
され、従って入力部材BとデフケースDとの間のギヤ即
ちピニオンギヤGとリングギヤHとに負荷手段(3)の負
荷が掛る。
また他方の出力部材C2がデフケースDに対して相対回転
不能にロックされているため、一方の入力部材C1とデフ
ケースDとは一体回転することになり、従って入力部材
Bの回転速度を駆動軸(1c)に設けたエンコーダ(1d)によ
り検出し、デフケースDの回転速度を一方の出力部材C1
に係合する負荷手段(3)の回動軸(3c)に設けたエンコー
ダ(3d)により検出し、これを比較してピニオンギヤGに
対するリングギヤHの角速度の変化の度合いにより両ギ
ヤG、Hの噛合を試験する。
一方、試験を行なっている間に、インデックステーブル
(5)の試験場所(2)に正対しないセット部(4)から試験済
みの差動装置Aを取出してこれに次の差動装置Aをセッ
トする。
試験終了後、給排油手段(7)の作動によりオイルを抜取
り、駆動手段(1)の駆動軸(1c)と負荷手段(3)の回動軸(3
c)と給排油手段(7)の第1ジョイント部材(7a1)とを夫々
後退させると共に、制動手段(6)による制動を解除し、
インデックステーブル(5)を回転し1工程を完了する。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によれば、差動装置の取出し作業や
セット作業を行なっている間に試験場所において差動装
置の試験を行なえるため、差動装置の取出しやセット作
業を行なっている間の待ち時間が不要になって生産性を
向上でき、また給排油手段を試験場所に配置するため、
差動装置へのオイルの注入や抜取りが行なえると共に給
油口プラグやドレンプラグの着脱作業が不要になり、し
かもインデックステーブルのセット部に制動手段を配置
するためインデックステーブルを比較的小型に得られる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1例を示す正面図、第2図はその
平面図、第3図はインデックステーブルの平面図、第4
図はそのIV−IV線矢視図、第5図は第2図のV−V線截
断正面図、第6図は第4図のVI−VI線截断正面図、第7
図は給排油手段の油路構成を示す図、第8図は試験状態
の差動装置の截断平面図である。 (1)……駆動手段、(2)……試験場所 (3)……負荷手段、(4)……セット部 (5)……インデックステーブル (6)……制動手段、(7)……給排油手段 A……差動装置、B……入力部材 C1、C2……出力部材、D……デフケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部材と、該入力部材によりギヤを介し
    て回転されるデフケースと、該デフケースに支持される
    1対の出力部材とを有する差動装置の噛合試験装置であ
    って、所定の試験場所に配置された差動装置の入力部材
    に連結可能で該入力部材を回転する駆動手段と、該差動
    装置の一方の出力部材に連結可能で該出力部材に負荷を
    付与する負荷手段と、該差動装置の他方の出力部材に連
    結可能で該出力部材に前記一方の出力部材の回転がデフ
    ケースに伝達されるように制動力を付与する制動手段と
    を備え、入力部材の回転速度とデフケースの回転速度と
    から入力部材とデフケースとの間のギヤの噛合を試験す
    るものにおいて、差動装置をセット可能なセット部を複
    数有するインデックステーブルを設けて、該各セット部
    にセットされる差動装置を該インデックステーブルの回
    転により前記試験場所に順次割出自在とし、該インデッ
    クステーブルの該各セット部に前記制動手段を夫々設
    け、さらに該試験場所に、差動装置へのオイルの注入や
    抜取りを行なう給排油手段を設けたことを特徴とする差
    動装置の噛合試験装置。
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