JPH0663836U - 持ち運び可能な発電、揚水装置 - Google Patents

持ち運び可能な発電、揚水装置

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JPH0663836U
JPH0663836U JP1058593U JP1058593U JPH0663836U JP H0663836 U JPH0663836 U JP H0663836U JP 1058593 U JP1058593 U JP 1058593U JP 1058593 U JP1058593 U JP 1058593U JP H0663836 U JPH0663836 U JP H0663836U
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JP
Japan
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generator
engine
pumping
pump
power generation
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Application number
JP1058593U
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English (en)
Inventor
保樹 和田
Original Assignee
株式会社マツサカエンジニアリング
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電、揚水装置の構成を簡単にすると共に、
これらの持ち運びをし易くし、かつ、これらの組み立て
が容易にできるようにする。 【構成】 持ち運び可能な基台4上に、エンジン12
と、発電機13と、揚水ポンプ14とをこの順序でそれ
ぞれ着脱自在に設ける。これらをほぼ水平な1つの軸心
36上で互いに着脱自在に連結する。上記発電機13と
揚水ポンプ14との間にクラッチ38を介設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エンジンにより発電ができると共に、この発電中に任意に揚水が できるようにした持ち運び可能な発電、揚水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャンプなど戸外での宿泊や、夜間作業における電気照明等のため、従来より 、エンジンにより駆動される発電装置が提案されている。
【0003】 また、上記戸外での宿泊や、夜間作業において、飲料用等の水を川等から所定 位置にまで揚水するため、従来より、エンジンにより駆動される揚水装置が提案 されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記照明と揚水とが同時に要求される場合には、従来では、上記発 電装置と揚水装置とがそれぞれ準備されている。しかし、このようにすると、装 置を全体としてみたとき、部品数が多くて構成が複雑となり、かつ、これらの持 ち運びが煩雑であるという問題がある。
【0005】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、発電、揚水装置の 構成を簡単にすると共に、これらの持ち運びをし易くし、かつ、これらの組み立 てが容易にできるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、持ち運び可能な基 台上に、エンジンと、発電機と、揚水ポンプとをこの順序でそれぞれ着脱自在に 設けると共に、これらをほぼ水平な1つの軸心上で互いに着脱自在に連結し、か つ、上記発電機と揚水ポンプとの間にクラッチを介設した点にある。
【0007】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。
【0008】 持ち運び可能な基台4上に、エンジン12と、発電機13と、揚水ポンプ14 とをこの順序でそれぞれ着脱自在に設けると共に、これらをほぼ水平な1つの軸 心36上で互いに着脱自在に連結し、かつ、上記発電機13と揚水ポンプ14と の間にクラッチ38を介設してある。
【0009】 このため、エンジン12により発電機13を駆動させれば、この発電機13で 発電された電力により、電気照明や電気動力の作業ができる。また、必要に応じ てクラッチ38を接続動作させれば、上記揚水ポンプ14を駆動させることがで き、発電と同時に揚水が可能となる。
【0010】 上記の場合、エンジン12は発電機13と揚水ポンプ14とに兼用されるため 、その分、発電、揚水装置1の部品数が少なくなる。
【0011】 また、上記エンジン12、発電機13、および揚水ポンプ14は1つの軸心3 6上で互いに着脱自在に連結されているため、これらの組み立て時には、芯出し がし易い。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
【0013】 図中符号1は、持ち運び可能な発電、揚水装置で、説明の便宜上、図中矢印F rの方向を前方として、以下説明する。
【0014】 上記発電、揚水装置1は、地面2上に載置される台車3を有し、この台車3は 移動、かつ、持ち運び可能とされ、板金製基台4と、この基台4に取り付けられ る4つの車輪5とで構成されている。上記基台4にはフレーム6が着脱自在に取 り付けられている。このフレーム6は左右一対のパイプ製側部フレーム7,7を 有し、各側部フレーム7は側面視で枠状をなして基台4の各側部から上方に向け て突設されている。上記各側部フレーム7の前後部にガードバー8がボルト9に より着脱自在にねじ止めされている。また、左右側部フレーム7,7を互いに連 結させる前後一対のパイプ製クロスメンバ10,10が設けられている。
【0015】 上記基台4上にはエンジン12と、発電機13と、揚水ポンプ14とがこの順 序で前後方向に列設され、これらは上記フレーム6により、全体的に外方から囲 まれて保護されている。また、上記フレーム6にはカバーシート15が着脱自在 に取り付けられ、このカバーシート15によって、上記エンジン12と発電機1 3が上方から覆われ、雨水から保護されている。
【0016】 上記エンジン12は、4サイクル単気筒のディーゼルエンジンで、リコイルス タータ式である。このエンジン12はエンジン本体16と、このエンジン本体1 6上に支持されるエアクリーナ17および燃料タンク18を備えている。上記エ ンジン本体16は上記基台4にねじ止めされた4本のスタッドボルト19と、こ れにねじ込まれるナット20とで上記基台4上に着脱自在に取り付けられている 。
【0017】 上記発電機13はフライホイールマグネトであって、ステータ22と、このス テータ22に対し回転自在に支承されるロータ23とを有し、上記ステータ22 は2本のボルト24によって上記基台4に着脱自在に取り付けられている。また 、上記エンジン本体16の後端に上記ステータ22の前端がボルト25により着 脱自在に取り付けられている。
【0018】 上記揚水ポンプ14は遠心式で、上記基台4に4本のボルト26によって着脱 自在にねじ止めされるポンプブラケット27と、このポンプブラケット27に支 持されるケーシング28と、同上ポンプブラケット27に軸受29により回転自 在に支承されるポンプ軸30と、このポンプ軸30と共に回転し、上記ケーシン グ28内に収納されるインペラーとで構成されている。上記ケーシング28には 吸入口31と吐出口32とが取り付けられ、これら吸入口31と吐出口32には それぞれフレキシブルチューブが着脱自在に取り付け可能とされている。
【0019】 上記エンジン本体16におけるクランク軸と、発電機13のロータ23とは前 後方向にほぼ水平に延びる1つの軸心36上に設けられて、互いに着脱自在に連 結されている。
【0020】 上記ロータ23とポンプ軸30も上記軸心36上に位置している。また、上記 ロータ23とポンプ軸30との間にはクラッチ38とフレキシブルカップリング 39とが介在している。上記クラッチ38は電磁式で、上記ポンプ軸30にキー 40により取り付けられる第1ボス部41と、この第1ボス部41に弾性のディ スク42を介して支持される従動摩擦板43とを備えている。また、上記第1ボ ス部41には軸受44により第2ボス部45が支承され、この第2ボス部45に 駆動摩擦板46が支持されている。更に、前記ポンプブラケット27にはブラケ ット48を介しフィールド(コイル)49が支持されている。
【0021】 そして、上記フィールド49に電圧が与えられていないときには、従動摩擦板 43と駆動摩擦板46とは離れており、つまり、クラッチ38は、常時は切断動 作している。同上フィールド49に電圧を与えれば、このフィールド49の磁力 で、ディスク42の弾性変形を伴って従動摩擦板43が駆動摩擦板46に摩擦接 合し、つまり、クラッチ38が接続動作し、上記駆動摩擦板46側から従動摩擦 板43側に動力が伝達される。
【0022】 前記フレキシブルカップリング39は、ロータ23に支持される駆動ロータ5 1と、上記駆動摩擦板46側に取り付けられる従動ロータ52とを有し、これら 駆動ロータ51と従動ロータ52とは、互いに少し離れて軸心36上で相対回転 自在とされている。これら駆動ロータ51と従動ロータ52との間に介在して、 これら両者を軸心36周りに連結させるゴム製の弾性体53が設けられている。
【0023】 上記エンジン12を駆動させれば、これに伴って発電機13が駆動して、発電 がなされ、この発電による電力で、電気照明や電気動力の作業がなされる。また 、必要に応じてクラッチ38のフィールド49に電圧を与えれば、クラッチ38 が接続動作して、上記エンジン12の動力が揚水ポンプ14にも与えられ、上記 発電と同時に揚水も可能となる。
【0024】 上記の場合、エンジン12は発電機13と揚水ポンプ14とに兼用されている ため、その分、発電、揚水装置1の部品数が少なくなって、構成が簡単になると 共に、コンパクトかつ軽量となって、持ち運びがし易くなっている。
【0025】 また、上記エンジン12、発電機13、および揚水ポンプ14は1つの軸心3 6上で互いに着脱自在に連結されているため、これらの組み立て時には、芯出し がし易く、よって、これらの組み立てが容易にできることとなっている。
【0026】 また、この場合、発電機13と揚水ポンプ14との間に多少の芯ずれが生じて も、この誤差を前記フレキシブルカップリング39の弾性体53が吸収するため 、この点でも、上記組み立てが、より容易となる。
【0027】 なお、以上は図示の例によるが、エンジン12はガソリンエンジンでもよく、 その始動は電動機によってもよい。また、クラッチ38は手動式であってもよい 。
【0028】
【考案の効果】
この考案によれば、持ち運び可能な基台上に、エンジンと、発電機と、揚水ポ ンプとをこの順序でそれぞれ着脱自在に設けると共に、これらをほぼ水平な1つ の軸心上で互いに着脱自在に連結し、かつ、上記発電機と揚水ポンプとの間にク ラッチを介設してある。
【0029】 このため、エンジンにより発電機を駆動させれば、この発電機で発電された電 力により、電気照明や電気動力の作業ができる。また、必要に応じてクラッチを 接続動作させれば、上記揚水ポンプを駆動させることができ、発電と同時に揚水 が可能となる。
【0030】 上記の場合、エンジンは発電機と揚水ポンプとに兼用されるため、その分、発 電、揚水装置の部品数が少なくなって、構成が簡単になると共に、コンパクトか つ軽量となって、持ち運びがし易くなる。
【0031】 また、上記エンジン、発電機、および揚水ポンプは1つの軸心上で互いに着脱 自在に連結されているため、これらの組み立て時には、芯出しがし易く、よって 、これらの組み立てが容易にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の部分拡大部分断面図である。
【図2】全体側面図である。
【図3】全体正面図である。
【符号の説明】 1 発電、揚水装置 3 台車 4 基台 5 車輪 6 フレーム 12 エンジン 13 発電機 14 揚水ポンプ 36 軸心 38 クラッチ 39 フレキシブルカップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04D 29/60 B H02K 5/00 A 7254−5H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 持ち運び可能な基台上に、エンジンと、
    発電機と、揚水ポンプとをこの順序でそれぞれ着脱自在
    に設けると共に、これらをほぼ水平な1つの軸心上で互
    いに着脱自在に連結し、かつ、上記発電機と揚水ポンプ
    との間にクラッチを介設した持ち運び可能な発電、揚水
    装置。
JP1058593U 1993-02-16 1993-02-16 持ち運び可能な発電、揚水装置 Pending JPH0663836U (ja)

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JP1058593U JPH0663836U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 持ち運び可能な発電、揚水装置

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