JPH0663650A - 熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置 - Google Patents
熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置Info
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- JPH0663650A JPH0663650A JP24565992A JP24565992A JPH0663650A JP H0663650 A JPH0663650 A JP H0663650A JP 24565992 A JP24565992 A JP 24565992A JP 24565992 A JP24565992 A JP 24565992A JP H0663650 A JPH0663650 A JP H0663650A
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Abstract
を検知するなどの自己診断機能を有し、希望するピッチ
に自動的に圧縮のみならず伸長も可能で、高度に自動化
した熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置の提
供。 【構成】 2組のピンチングローラーR1,R2間に溜め
込んだコルゲートフィンのフィン数を目標数となすた
め、前後の該ローラー間に所要の回転数差を設けてフィ
ンピッチの拡張または圧縮を行う、例えば、ピンチング
ローラーR1,R2間に溜め込むフィン数を少なくするこ
とにより、排出時のピッチを供給時のピッチより拡張す
ることができ、後ピンチングローラーR2排出後の被加
工材1の山数を数えるカウントセンサPHS2とメジャ
リングローラーREよる長さ計測により単位長さ当りの
山数をリアルタイムで演算し、後ピンチングローラーR
2の速度にフィードバック制御を行う。
Description
コルゲートフィンの山ピッチを希望するピッチに自動的
に伸長のみならず圧縮できる熱交換器用コルゲートフィ
ンのピッチ調節装置に係り、前後2組の所定間隔に配置
されたピンチングローラー間に所要の回転数差を設け、
該ローラー間に溜め込んだコルゲートフィンのフィンピ
ッチの拡張または圧縮を行い目標のフィン数に自動調節
する熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置に関
する。
Al合金などの薄板帯材を相互に噛み合う一対の成形ギ
ア内に送り込み成形加工するが、コルゲートフィンのピ
ッチを決定する成形ギアの歯ピッチは歯高さに対して著
しく小さくすることができない。また、フィン材料、硬
度等によりピッチが変化するが、フィンピッチのばらつ
きは熱交換器の伝熱性能、流体抵抗に大きな影響を与え
る。
チ調節が必要となり、ギア式やウエイト式のフィンピッ
チ縮め装置等があるが、いずれも試行錯誤により縮め方
を調節するものであり、フィンピッチを安定して連続的
に調節することは非常に困難であった。例えば押圧式の
ものとして、固定ブロック内にスライドブロックを設け
コルゲートフィンの上面から押さえてピッチ調節を行う
もの(実開平1−159925号公報)などがある。
は、コルゲートフィンの上下面に所定速度で駆動される
ベルトコンベアを接触させて、コルゲートフィンの送り
出し速度を調節してピッチ調節を行う装置が提案されて
いる。
形は、フィン材料種類やその硬度等によってもピッチが
変化するため、ピッチ調節が必要であるが、フィン材料
にスプリングバックが必ず発生するため、これをピッチ
調節にフィードバックさせるには作業者の経験と熟練が
必要であった。
縮めは可能であるが、フィンピッチ拡大についてはほと
んど不可能であり、さらに、希望のフィンピッチに自動
調節でき、操作が簡単で、自己診断機能を有し、異常発
生時にはメイン成形機を停止させることができる自動化
は実現されていない。
ッチ調節の現状に鑑み、希望のフィンピッチに自動調節
でき、操作が簡単な自動フィンピッチ調節装置の提供を
目的とし、ピッチ調節に際してのスプリングバックなど
を検知するなどの自己診断機能を有し、希望するピッチ
に自動的に圧縮のみならず伸長も可能で、高度に自動化
した熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置の提
供を目的としている。
フィン成形された帯状の被加工材の所要長さを、表面に
該フィン形状を損傷しない弾性体を有しかつ回転数を可
変となした上下一対、前後2組の所定間隔に配置された
ピンチングローラーにてピンチング搬送し、所定間隔の
2組のピンチングローラー間に溜め込んだコルゲートフ
ィンのフィン数を目標数となすため、前後の該ローラー
間に所要の回転数差を設けてフィンピッチの拡張または
圧縮を行うことを特徴とする熱交換器用コルゲートフィ
ンのピッチ調節装置である。
ピッチ調節装置の構成、作用を図面に基づいて詳述す
る。図1はピッチ調節装置の概略と制御系を示す説明図
である。図2はピッチ調節装置の駆動系を示す側面説明
図である。図3はピッチ調節装置の駆動系を示す平面説
明図である。図4はコルゲートフィンのピッチ変化を示
す説明図であり、Aは縮小時、Bは拡大時を示す。図5
のA,Bは被加工材の形状を示す斜視説明図と正面説明
図である。
ンのピッチ調節装置は、2組のピンチングローラー
R1,R2、すなわち前ピンチングローラーR1の上下ロ
ーラ、および後ピンチングローラーR2の上下ローラー
でワークをピンチング搬送をし、各ローラーの回転差に
より、ピッチの引張、又は圧縮を行う構成からなる。
チングローラーR1は1軸構成、後ピンチングローラー
R2は左右分離の独立駆動で2軸構成、合計で3軸構成
からなり、それぞれサーボモータM1,M2,M3を制御
器10にて3軸コントローラー11を介してNC制御す
る方式である。また、モータの動力は分配ギアから等速
ボールジョイントを経て各駆動軸に伝達される。また、
2組のピンチングローラーR1,R2の各ローラーは、接
触時に被加工材1を変形させずかつ適当な摩擦係数を有
するウレタンゴムの弾性体ローラーからなる。さらに、
ピンチングローラーR1,R2は上ローラーがシリンダC
yにて押圧されて適当な荷重で被加工材1をピンチング
する構成である。
センサPHS1,PHS2を2組のピンチングローラーR
1,R2の供給側、排出側に各々2点に配置し、また、被
加工材1の長さを計測するためのメジャリングローラー
REを排出側に設け、さらに、被加工材1の速度を測定
するための速度追従センサLSを供給側の上下2点に配
置した。
すなわち成形機からの供給速度に追従する方式とし、ラ
イン速度追従機構には、例えば図1に示すループ部のタ
ルミを上下2点に配置した速度追従センサLSによる検
出にて制御する方式が採用できる。他に設定器12でラ
イン速度を数段階に切り替えられるよう構成してある。
比設定に際し、自動制御が作動するまでの運転開始時の
速度は、被加工材1の原板山数N1と調節山数N2を設
定し、前ピンチングローラーR1と後ピンチングローラ
ーR2の回転比を制御器10にて自動演算指令する。ピ
ッチ自動調節機能として、後ピンチングローラーR2排
出後の被加工材1の山数を数えるカウントセンサPHS
2とメジャリングローラーREによる長さ計測により単
位長さ当りの山数をリアルタイムで演算し、後ピンチン
グローラーR2の速度にフィードバック制御を行う。
るライン速度信号のほか、設定器12にて設定した指示
速度信号、入口山数、出口山数、許容山数、滞留山数等
の設定信号が入力され、ライン速度追従とともにピッチ
自動調節を行うための演算が実施され、表示器13に目
標山数、実測山数、滞留山数が表示される。さらに、カ
ウントセンサPHS1,PHS2で計測された2組のピン
チングローラR1,R2間に滞留する山数を、変形抵抗と
して定量的に把握し、基本滞留量との増減を監視するこ
とにより製品ピッチの安定化を図ることができる。
許容限を越えたり不足する場合、山数不良として警告
し、成形機を停止させることができる。さらに滞留量監
視機能として、滞留量の適正値を経験的に把握して許容
限を設定しこれを外れる場合に警告し、成形機を停止さ
せることができる。
のピンチングローラーR1,R2及メジャリングローラー
REを上部に開き、被加工材1を完全に通した後、各ロ
ーラーを予圧クランプする。次に起動するが、運転開始
初期はフィードバック制御が働かないため滞留量が予め
予測設定した値に達するまでは、前ピンチングローラー
R1のみを駆動して、滞留量が設定値に達すると、前ピ
ンチングローラーR1と後ピンチングローラーR2の速度
比は出入口山数の逆比で運転され、一定距離搬送後、フ
ィードバック制御に切替わる。
め込んだコルゲートフィンのフィン数を目標数となすた
め、前後の該ローラー間に所要の回転数差を設けてフィ
ンピッチの拡張または圧縮を行うことにより、ピッチの
自動調節が可能になる。すなわち、図4のAに示す如
く、ピンチングローラーR1,R2間に溜め込むフィン数
を多くすることにより、排出時のピッチを供給時のピッ
チより圧縮することができる。また、図4のBに示す如
く、ピンチングローラーR1,R2間に溜め込むフィン数
を少なくすることにより、排出時のピッチを供給時のピ
ッチより拡張することができる。
ピッチ調節装置を用いて、Al合金コルゲートフィンの
圧縮と拡張を行った。図5に示す如く、フィン幅Wが3
00mm、フィン高さHが6.38mm、フィン板厚み
0.2mmのコルゲートフィンが、成形後のフィン数が
18/2.54cmであったものを、この発明によるピ
ッチ調節装置によりフィン数が22/2.54cmとな
すのに、供給速度を80〜150ピッチp/分で処理さ
せたところ、いずれの供給速度でも所定のフィン数22
に圧縮することができた。
ンを用いて、供給速度を80〜150ピッチp/分で処
理してフィン数が16/2.54cm、17/2.54
cmの2種類のフィンの拡張を行ったところ、いずれの
供給速度、フィン数でも正確にピッチの拡張が実施でき
た。
ィンのピッチ調節装置は、前後2組の所定間隔に配置さ
れたピンチングローラー間に所要の回転数差を設けるこ
とにより、該ローラー間に溜め込んだコルゲートフィン
のフィンピッチの拡張または圧縮を行うことができ、前
もって成形されたコルゲートフィンの山ピッチを希望す
るピッチに自動的に圧縮のみならず伸長できる。また、
後ピンチングローラー排出後の被加工材の山数を数える
カウントセンサとメジャリングローラーよる長さ計測に
より単位長さ当り山数をリアルタイムで演算し、後ピン
チングローラーの速度にフィードバック制御を行うた
め、ピッチ調節に際してのスプリングバックなどを検知
する自己診断機能を有しており、高精度でかつ操作が簡
単なフィンピッチ調節装置である。
ある。
る。
る。
あり、Aは縮小時、Bは拡大時を示す。
面説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 コルゲートフィン成形された帯状の被加
工材の所要長さを、表面に該フィン形状を損傷しない弾
性体を有しかつ回転数を可変となした上下一対、前後2
組の所定間隔に配置されたピンチングローラーにてピン
チング搬送し、所定間隔の2組のピンチングローラー間
に溜め込んだコルゲートフィンのフィン数を目標数とな
すため、前後の該ローラー間に所要の回転数差を設けて
フィンピッチの拡張または圧縮を行うことを特徴とする
熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24565992A JP2652309B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24565992A JP2652309B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663650A true JPH0663650A (ja) | 1994-03-08 |
JP2652309B2 JP2652309B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17136914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24565992A Expired - Fee Related JP2652309B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 熱交換器用コルゲートフィンのピッチ調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652309B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002254113A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | Toyo Radiator Co Ltd | コルゲートフィンの製造方法および製造装置 |
CN103831364A (zh) * | 2014-03-04 | 2014-06-04 | 天津市工具研究所有限公司 | 高速铝翅片滚带机用波距在线调整装置 |
CN117505711A (zh) * | 2024-01-08 | 2024-02-06 | 扬州威特科技有限公司 | 一种散热器翅片冲压成型机 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP24565992A patent/JP2652309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103831364A (zh) * | 2014-03-04 | 2014-06-04 | 天津市工具研究所有限公司 | 高速铝翅片滚带机用波距在线调整装置 |
CN117505711A (zh) * | 2024-01-08 | 2024-02-06 | 扬州威特科技有限公司 | 一种散热器翅片冲压成型机 |
CN117505711B (zh) * | 2024-01-08 | 2024-03-15 | 扬州威特科技有限公司 | 一种散热器翅片冲压成型机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2652309B2 (ja) | 1997-09-10 |
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