JPH06634U - 小径ドリルの保持具 - Google Patents
小径ドリルの保持具Info
- Publication number
- JPH06634U JPH06634U JP4335492U JP4335492U JPH06634U JP H06634 U JPH06634 U JP H06634U JP 4335492 U JP4335492 U JP 4335492U JP 4335492 U JP4335492 U JP 4335492U JP H06634 U JPH06634 U JP H06634U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- ring
- hole
- bush
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドリルポスト6からドリル7を破損すること
なく取り出す。 【構成】 筒ケース1には側面に向い合う形で長穴1
Aと長穴1Bがあけられる。長穴1Aと長穴1Bは軸方
向に長い形になっており、筒ケース1はドリルポスト6
に装着される。リング2は筒ケース1内を接触しながら
移動し、中心部に貫通穴2Aがあけられ、側面から中心
に向けて貫通する雌ねじ2Bが形成される。ブッシュ3
はリング2の貫通穴2A内に保持され、すり割り3Aが
形成され、中心にドリル7が入る貫通穴3Bがあけられ
る。固定ねじ4は筒ケース1の長穴1Aから挿入され、
リング2の雌ねじ2Bとねじ結合し、ブッシュ3のすり
割り3Aを押し、取っ手5は筒ケース1の長穴3Bから
挿入され、リング2の雌ねじ2Bとねじ結合する。
なく取り出す。 【構成】 筒ケース1には側面に向い合う形で長穴1
Aと長穴1Bがあけられる。長穴1Aと長穴1Bは軸方
向に長い形になっており、筒ケース1はドリルポスト6
に装着される。リング2は筒ケース1内を接触しながら
移動し、中心部に貫通穴2Aがあけられ、側面から中心
に向けて貫通する雌ねじ2Bが形成される。ブッシュ3
はリング2の貫通穴2A内に保持され、すり割り3Aが
形成され、中心にドリル7が入る貫通穴3Bがあけられ
る。固定ねじ4は筒ケース1の長穴1Aから挿入され、
リング2の雌ねじ2Bとねじ結合し、ブッシュ3のすり
割り3Aを押し、取っ手5は筒ケース1の長穴3Bから
挿入され、リング2の雌ねじ2Bとねじ結合する。
Description
【0001】
プリント板加工機等では工具格納部に多数のドリルポストを設け、種類の違う ドリルを保持する。この考案は、ドリルポストに小径のドリルを保持するときに 使用する小径ドリルの保持具についてのものである。
【0002】
次に、ドリルポストの構成を図3により説明する。図3の6はドリルポスト、 7はドリルである。図3では、ドリル7はドリルポスト6内に保持される。ドリ ルポスト6に収容されたドリル7は傾かないように保持される。
【0003】
普通使用されるドリル7は、外径が 0.5mm以上であり、ドリル7を取り出した り収容したりする際にドリル7を破損することは少ない。ドリル7の外径が 0.1 〜 0.3mmの小径になると、注意してドリルポスト6からドリル7を取り出さない と、小径ドリルを折ることがある。また、ドリル7は加工機の振動などで傾かな いように6〜 1.5Kgf の力でドリルポスト6に垂直に保持されており、ドリル7 を取り出す場合、ドリル7を傾けて引き抜くと、ドリルポスト6に接触してドリ ル7を折ることがある。
【0004】 この考案は、小径ドリルの入るすり割りつきブッシュと、ブッシュを保持するリ ングと、リングを接触しながら移動させ、ドリルポストに装着される筒ケースと をもつことにより、ドリルポスト6からドリル7を破損することなく取り出す小 径ドリルの保持具の提供を目的とする。
【0005】
この目的を達成するため、この考案では、軸方向に長く、側面に向い合う形で 長穴1Aと長穴1Bをもち、ドリルポスト6に装着される筒ケース1と、筒ケー ス1内を接触しながら移動し、中心部に貫通穴2Aをもち、側面から中心に向け て貫通する雌ねじ2Bが形成されるリング2と、リング2の貫通穴2A内に保持 され、すり割り3Aが形成され、中心にドリル7が入る貫通穴3Bをもつブッシ ュ3と、筒ケース1の長穴1Aから挿入され、リング2の雌ねじ2Bとねじ結合 し、ブッシュ3のすり割り3Aを押す固定ねじ4と、筒ケース1の長穴3Bから 挿入され、リング2の雌ねじ2Bとねじ結合する取っ手5とを備える。
【0006】
次に、この考案による小径ドリルの保持具の構成を図1により説明する。図1 は分解斜視図である。図1の1は筒ケース、2はリング、3はブッシュ、4は固 定ねじ、5は取っ手であり、その他は図3と同じものである。
【0007】 筒ケース1には側面に向い合う形で長穴1Aと長穴1Bがあけられる。長穴1 Aと長穴1Bは軸方向に長い形になっており、筒ケース1はドリルポスト6に装 着される。リング2は筒ケース1内を接触しながら移動し、中心部に貫通穴2A があけられ、側面から中心に向けて貫通する雌ねじ2Bが形成される。ブッシュ 3はリング2の貫通穴2A内に保持され、すり割り3Aが形成され、中心にドリ ル7が入る貫通穴3Bがあけられる。固定ねじ4は筒ケース1の長穴1Aから挿 入され、リング2の雌ねじ2Bとねじ結合し、ブッシュ3のすり割り3Aを押し 、取っ手5は筒ケース1の長穴3Bから挿入され、リング2の雌ねじ2Bとねじ 結合する。
【0008】 次に、図1の使用状態を図2により説明する。図2は図1の組立断面図である 。図2では、筒ケース1をドリルポスト6に装着する。このとき、筒ケース1と ブッシュ3の貫通穴3Bは同軸であり、リング2は筒ケース1内をドリル7に垂 直に移動するので、ドリル7を傾けることはない。固定ねじ4を回すと、固定ね じ4の先端がブッシュ3を押す。ブッシュ3にはすり割り3Aが形成されている ので、固定ねじ4がブッシュ3によりドリル7を締め付け、ドリル7をリング2 に保持する。
【0009】 ドリル7をドリルポスト6から取り出すときは、固定ねじ4と取っ手5を持ち 上げる。これにより、リング2が長穴1A・1Bに案内されて筒ケース1内を移 動するので、ブッシュ3に保持されたドリル6を破損することなく、取り出すこ とができる。
【0010】
この考案によれば、小径ドリルの入るすり割りつきブッシュと、ブッシュを保 持するリングと、リングを接触しながら移動させ、ドリルポストに装着される筒 ケースとをもつので、ドリルポストからドリルを破損することなく取り出すこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による小径ドリルの保持具の分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の組立断面図である。
【図3】ドリルポストの構成図である。
1 筒ケース 1A 長穴 1B 長穴 2 リング 2A 貫通穴 2B 雌ねじ 3 ブッシュ 3A すり割り 4 固定ねじ 5 取っ手 6 ドリルポスト 7 ドリル
Claims (1)
- 【請求項1】 軸方向に長く、側面に向い合う形で第1
の長穴(1A)と第2の長穴(1B)をもち、ドリルポスト(6)
に装着される筒ケース(1) と、 筒ケース(1) 内を接触しながら移動し、中心部に第1の
貫通穴(2A)をもち、側面から中心に向けて貫通する雌ね
じ(2B)が形成されるリング(2) と、 リング(2) の第1の貫通穴(2A)内に保持され、すり割り
(3A)が形成され、中心にドリル(7) が入る第2の貫通穴
(3B)をもつブッシュ(3) と、 筒ケース(1) の第1の長穴(1A)から挿入され、リング
(2) の雌ねじ(2B)とねじ結合し、ブッシュ(3) のすり割
り(3A)を押す固定ねじ(4) と、 筒ケース(1) の第2の長穴(3B)から挿入され、リング
(2) の雌ねじ(2B)とねじ結合する取っ手(5) とを備える
ことを特徴とする小径ドリルの保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335492U JPH06634U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 小径ドリルの保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335492U JPH06634U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 小径ドリルの保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06634U true JPH06634U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12661521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4335492U Pending JPH06634U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 小径ドリルの保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06634U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016043432A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | ビアメカニクス株式会社 | ドリル穴明け装置のツールポスト |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4335492U patent/JPH06634U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016043432A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | ビアメカニクス株式会社 | ドリル穴明け装置のツールポスト |
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