JPH066323A - 同期再生装置 - Google Patents

同期再生装置

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JPH066323A
JPH066323A JP4185711A JP18571192A JPH066323A JP H066323 A JPH066323 A JP H066323A JP 4185711 A JP4185711 A JP 4185711A JP 18571192 A JP18571192 A JP 18571192A JP H066323 A JPH066323 A JP H066323A
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JP
Japan
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random number
signal
pseudo random
register
shift register
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Pending
Application number
JP4185711A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Katsumata
敦 勝亦
Tetsuya Kajita
徹矢 梶田
Tetsuo Hisanaga
哲生 久永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP4185711A priority Critical patent/JPH066323A/ja
Publication of JPH066323A publication Critical patent/JPH066323A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速に通信を開始でき回路規模を増大させな
いようにする。 【構成】 受信信号の一部をシフトレジスタ9aに取り
込み、疑似乱数信号の一部をシフトレジスタ9bに取り
込んだ後、疑似乱数発生回路4の動作を停止させる。受
信信号用シフトレジスタ9aは次々と入力信号が供給さ
れるので記憶内容が順次知るとされる。あるところまで
シフトが進行すると受信信号用シフトレジスタ9aの格
納内容が疑似乱数用シフトレジスタ9bの格納内容と一
致する1次同期状態となる。この状態になったとき停止
させていた疑似乱数発生回路4の動作を再開させると、
その時点以後順次同期がとれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散信号
を受信して同期再生を行う同期再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、搬送波を広い帯域に拡散させ
ることによって耐ノイズ性能を向上させるスペクトラム
拡散通信が提案されている。これは送信側において疑似
乱数信号によって帯域を広げられた信号を受信し、受信
側で送信側の疑似乱数信号と同一の信号を発生させ、受
信信号との相関をとることによって同期再生を行うよう
にしたものである。
【0003】ここで同期再生とは当初、図4の記号
(c)の受信信号と、記号(d)の疑似乱数発生回路の
出力が同期がとれていない状態にある場合、疑似乱数信
号の位相を調整して、図4の記号(a)の受信信号と記
号(b)で示すように疑似乱数発生回路の出力の位相を
受信信号に合わせるようにすることである。
【0004】このような同期を取る方法として先ず、ス
ライディング相関方式と呼ばれる方法がある。これは図
5に示すように相関器1、LPF2、コンパレータ3、
疑似乱数発生回路4によって構成され、疑似乱数発生回
路4で発生する疑似乱数信号の周期を送信側の周期とわ
ずかにずらし、相関が検出できるまで待つ。相関が検出
されたら受信側の周期を送信側の周期と合わせ、同期を
保持する。
【0005】この方式の場合、同期が大きく外れている
ときは図5の回路によって大まかに同期を合わせる同期
補足を行い、その後は同期維持のために図6に示すよう
に、相関器1aおよび1b、加算器5、ループフィルタ
6、VCO7、遅延ロックループ8による回路によって
わずかな同期誤差の修正を行う。
【0006】しかし、スライディング相関方式では周期
差0.5チップ(1チップは疑似乱数発生回路のクロッ
ク1周期と等しい)、疑似乱数信号の1周期を127チ
ップとすると同期がとれるまで最大254周期が必要に
なる。従って同期を合わせるために送信側は254周期
(これは通常、254データビットに相当する)の無駄
なデータ(ヘッダ)を送信する必要があった。
【0007】この問題を解決するために図7に示すマッ
チドフィルタ方式と呼ばれる方法が提案されている。こ
れは、同一ビット数を有するシリアルイン・パラレルア
ウトのシフトレジスタ9aおよび9b、そのシフトレジ
スタのビット数と同数の相関器11〜1n加算器5から構
成されている。この装置は予め送信側の発生する疑似乱
数符号の1周期分の信号をシフトレジスタ9bに用意し
ておき、送信側からの信号を1周期分をシフトレジスタ
9aに取り込み、常にこれら2つの1周期分の信号の比
較を行うことにより、相関を検出するものである。
【0008】この方式によると、常に相関がとれる状態
にあるため、同期を取る必要がないので高速に通信を開
始できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら1周期分
の疑似乱数信号を保持するレジスタと、同じく1周期分
の受信データを保持するレジスタと、その両者を比較す
る相関器が必要成るために、回路規模が増大し、経済性
が悪くなるという課題を有していた。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、高速に通信を開始できるようにしながら回路規
模を増大させないようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、受信した信号のビット列のうち一部
のビット列を取り込む受信信号用レジスタと、受信側で
発生した疑似乱数信号のうち前記受信信号用レジスタと
同一ビット数のビット列を取り込む疑似乱数信号用レジ
スタと、疑似乱数信号のビット列から前記疑似乱数信号
用レジスタにその容量分だけビット列信号を取り込ませ
た後に疑似乱数信号の発生を停止させる疑似乱数信号停
止制御回路と、受信信号用レジスタの取り込みデータと
疑似乱数信号用レジスタの取り込みデータの内容一致を
検出する計数回路と、受信信号用レジスタの取り込みデ
ータと疑似乱数信号用レジスタの取り込みデータが一致
したときに前記疑似乱数信号発生回路において停止され
ていた疑似乱数信号の発生を復活させる疑似乱数信号停
止解除回路とを備えたものである。
【0012】
【作用】受信信号の一部をシフトレジスタ9aに取り込
み、疑似乱数信号の一部をシフトレジスタ9bに取り込
んだ後、疑似乱数発生回路4の動作を停止させる。受信
信号用シフトレジスタ9aは次々と入力信号が供給され
るので記憶内容が順次知るとされる。あるところまでシ
フトが進行すると受信信号用シフトレジスタ9aの格納
内容が疑似乱数用シフトレジスタ9bの格納内容と一致
する1次同期状態となる。この状態になったとき停止さ
せていた疑似乱数発生回路4の動作を再開させると、そ
の時点以後順次同期がとれる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、図5〜図7と同一部分は同記号を用いている。こ
れらの回路はクロック発生回路11からクロック信号が
供給され、制御回路10の制御によって動作するように
なっている。
【0014】図2は図1の内部構成を示す図であり、疑
似乱数信号発生回路4は5ビットの疑似乱数信号を発生
するように構成し、受信信号用シフトレジスタ9aおよ
び疑似乱数用シフトレジスタ9bはnビットの容量を有
している。ここで、疑似乱数発生回路4のDFFの段数
をmとすると疑似乱数の周期は2m−1となる。この場
合疑似乱数信号の周期は31となる。なお、例えば周期
2とは「01」「01」・・・・のように繰り返す信
号、周期4とは「0011」「0011」・・・・ある
いは「0111」「0111」のように繰り返す信号の
ことである。また、n>2m−1の関係がある。
【0015】この例では受信信号はデジタル信号である
と仮定し、全ての回路はデジタル回路で構成されてい
る。また加算器5は相関器11〜1nの出力がスレシホー
ルドとして決められた数以上アクティブとなったとき相
関がとれたと判断するようになっている。
【0016】このように構成された装置では先ず疑似乱
数発生回路4の初期化を行い、疑似乱数用シフトレジス
タ9bに疑似乱数値をセットするためにこれらの回路に
必要なクロックを与え、その後クロックを止め受信待機
状態となる。RXCは受信信号をサンプリングするため
のクロックであり、受信信号の1ビット(これを通常は
チップと称している)の時間と同じ周期のクロック、ま
たはその数倍の周波数のクロックである。ここで、この
クロックの周波数をfc、1チップ時間をTcとすると
次のようになる。 fs=k・1/Tc ここでkは1チップ中のサンプリング数を表し、一般的
にはk=1、2、4のいずれかの値を取る。またこのク
ロックは常時供給される。REFCはRXCと同じ周波
数のクロックであり、制御回路によって止めることがで
きる。PNCはk=1の時にはREFCと同じ信号にな
る。k=2,4の時にはそれぞれREFCの半分、4分
の1の周波数になる。REFCとPNCの「必要なクロ
ック」とは用意されているシフトレジスタ(疑似乱数用
シフトレジスタ)に疑似乱数の一部をセットするのに必
要なクロックである。従ってREFCを疑似乱数発生用
シフトレジスタの段数分だけクロックを供給する必要が
ある。前述のクロックを停止するとはこのことを表して
いる。
【0017】一方、受信信号用シフトレジスタ9aは常
にクロックが与えられているので、その出力が疑似乱数
用シフトレジスタの値に等しくなるか、距離の近い値に
なると、加算器5の出力がアクティブになる1次同期の
状態になる。前述したように5段の疑似乱数発生回路か
ら周期が31の疑似乱数発生回路が得られる。従って受
信子信号用シフトレジスタと疑似乱数用シフトレジスタ
は31よりも少ない段数のシフトレジスタとなる。この
段数をnとするとnビットだけの同期がとれた状態を1
次同期と称する。
【0018】この信号がアクティブになることにより、
制御回路10は疑似乱数発生回路4と疑似乱数用シフト
レジスタ9bに継続してクロックの供給を始める。その
後、疑似乱数信号の1周期の間、引き続き相関器1の出
力がアクティブであれば、相関がとれたことになる。こ
の状態が2次同期の状態である。2次同期のとれる前に
相関器1の出力がアクティブでなくなった場合は、もう
一度一次同期からやり直す。この例では周期を31とし
て説明しているので、シフトレジスタが5段程度でよい
が、従来のマッチドフィルタでは31個のレジスタが必
要になる。すなわち疑似乱数符号の1周期よりも短いn
ビットの同期がとれた時点を1次同期とし、その後、1
周期nビットの同期を取る。従って1チップ中に1回サ
ンプリングすると従来のマッチドフィルタでは1周期分
のシフトレジスタが必要になる。しかし本願の方法によ
ると1周期よりも短いnビットのシフトレジスタでよい
ことになる。
【0019】図3は以上の動作をCPUによって制御す
るときの動作を示すフローチャートであり、ステップ1
00において疑似乱数発生回路の初期化を行い、ステッ
プ101において、疑似乱数用シフトレジスタのセット
を行う。ここでセットされるビット列は前述したよう
に、受信信号の1周期分の1部である。
【0020】そしてステップ102において入力信号と
セットした疑似乱数信号との相関がとれたか否かを判断
し、相関がとれないときはそのまま待機するが、相関が
検出されるとステップ103において、疑似乱数発生回
路および疑似乱数用シフトレジスタの動作を開始する。
【0021】動作開始後、疑似乱数が1周期経過(疑似
乱数発生回路に1周期分のクロック・・・・実施例では
31クロック・・・を与えたとき)後の相関がとれてい
るか否かを検出し、相関がとれていればステップ105
に示す遅延ロックループモードに移行し、相関がとれて
いなければステップ101に戻る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信信号
の一部を格納するシフトレジスタのデータと同じ長さの
疑似雑音符号を比較するようにしたので従来のものより
もシフトレジスタの段数が少なくて済むという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】図1の要部を詳細に示した図
【図3】図2の回路の動作を示すフローチャート
【図4】同期のとれた状態ととれない状態を波形図
【図5】従来の一例を示すブロック図
【図6】図5を改良した回路の回路図
【図7】図5を改良した他の例を示す図
【符号の説明】
1 相関器 4 疑似乱数発生回路 5 加算器 9 シフトレジスタ 10 制御回路 11 クロック発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側で用いた疑似乱数信号と受信側で発
    生させた疑似乱数信号の相関がとれたとき同期再生が行
    われる同期再生装置において、 受信した信号のビット列のうち一部のビット列を取り込
    む受信信号用レジスタと、 前記受信側で発生した疑似乱数信号のうち前記受信信号
    用レジスタと同一ビット数のビット列を取り込む疑似乱
    数信号用レジスタと、 疑似乱数信号のビット列から前記疑似乱数信号用レジス
    タにその容量分だけビット列信号を取り込ませた後に疑
    似乱数信号の発生を停止させる疑似乱数信号停止制御回
    路と、 前記受信信号用レジスタの取り込みデータと疑似乱数信
    号用レジスタの取り込みデータの内容一致を検出する計
    数回路と、 前記受信信号用レジスタの取り込みデータと疑似乱数信
    号用レジスタの取り込みデータが一致したときに前記疑
    似乱数信号発生回路において停止されていた疑似乱数信
    号の発生を復活させる疑似乱数信号停止解除回路とを備
    えたことを特徴とする同期再生装置。
JP4185711A 1992-06-22 1992-06-22 同期再生装置 Pending JPH066323A (ja)

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JP4185711A JPH066323A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 同期再生装置

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JP4185711A JPH066323A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 同期再生装置

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JPH066323A true JPH066323A (ja) 1994-01-14

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ID=16175522

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JP4185711A Pending JPH066323A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 同期再生装置

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JP (1) JPH066323A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6553059B1 (en) 1998-01-09 2003-04-22 Oki Electric Industry Co., Ltd. Correlation value calculation for use in a mobile communication system
DE202017106518U1 (de) 2016-03-29 2017-12-04 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Rahmenkörper für Redox-Fluss-Batterie und Zellstapel

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376337A (ja) * 1989-08-17 1991-04-02 Fujitsu Ltd ビットパターン検出回路

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DE202017106518U1 (de) 2016-03-29 2017-12-04 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Rahmenkörper für Redox-Fluss-Batterie und Zellstapel

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