JPH0662868U - 扁平な物品の支持台 - Google Patents
扁平な物品の支持台Info
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- JPH0662868U JPH0662868U JP1141193U JP1141193U JPH0662868U JP H0662868 U JPH0662868 U JP H0662868U JP 1141193 U JP1141193 U JP 1141193U JP 1141193 U JP1141193 U JP 1141193U JP H0662868 U JPH0662868 U JP H0662868U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 扁平な物品の展示面(鏡では反射面)の大き
さや厚み、物品の重量が変っても、その面の所望の傾斜
角度に応じて調節が可能な支持台を提供する。 【構成】 一定の厚みをもち上面が実質的に平坦な基盤
1と、基盤の前方縁部および後方縁部近傍に支持台上面
の水準より高く突出させたストッパ−2,3と、基盤の
前縁から後縁に向かって一定間隔で穿設した複数個の貫
通孔4と、下端部を前記貫通孔の任意の一つに嵌入し上
端部で扁平な物品の背面を支承する支持棒4とを備えた
扁平な物品の支持台。
さや厚み、物品の重量が変っても、その面の所望の傾斜
角度に応じて調節が可能な支持台を提供する。 【構成】 一定の厚みをもち上面が実質的に平坦な基盤
1と、基盤の前方縁部および後方縁部近傍に支持台上面
の水準より高く突出させたストッパ−2,3と、基盤の
前縁から後縁に向かって一定間隔で穿設した複数個の貫
通孔4と、下端部を前記貫通孔の任意の一つに嵌入し上
端部で扁平な物品の背面を支承する支持棒4とを備えた
扁平な物品の支持台。
Description
【0001】
本考案は、扁平な物品、たとえば額縁に入れた絵画、写真、賞状、絵皿、陶板 、表彰盾、表彰盃、鏡等を鑑賞、展示或は単なる設置のために任意の傾斜角度で 安定して支持するための支持台の構造に関するものであり、特に、扁平物品の展 示面(鏡では反射面)の大きさや厚みが変っても、その面の所望の傾斜角度に応 じて調節が可能な支持台に関するものである。
【0002】
絵画、写真、賞状等を入れた額縁、絵皿、陶板、表彰盾、表彰盃、鏡等の扁平 な物品のための支持台としては従来、図1に示すようなストッパ−13と物品の 背面をもたせかかる傾斜支持体16とを備え、かつ全体の構造を安定的にかつ剛 性的に支える背面接地部分および補強部分からなる金属フレ−ム製の支持台10 、或は図2に示す一対の同形のおおよそ直角三角形に近い支持片26をそれぞれ 同じ1辺同士を蝶番で開閉自在に結合し、各支持片の先端付近に形成したストッ パ−部分23と一体に結合された他の先端近傍の背もたれ部分27とによって扁 平物品を立てかけて支持する支持台20が知られている。
【0003】 これらのうち、図1の支持体は完全に固定された構造体であって、支持できる 物品の大きさには僅かな許容度しかなく、傾斜角度の調節は全く不可能である。
【0004】 一方、図2の支持台は、蝶着された支持片26の開度の調節によってごく僅か に傾斜角度の変更は可能であるが、支持し得る物品の大きさや厚みには殆ど許容 度がない。
【0005】
そこで、本考案者は、従来の支持台のもつ問題点を解決するため種々設計と試 作を重ねた結果、これらをすべて克服した新規な支持台を開発した。すなわち、 「一定の厚みをもち上面が実質的に平坦な基盤1と、基盤の前方縁部および後方 縁部近傍に支持台上面の水準より高く突出させたストッパ−2,3と、基盤支持 台の前縁から後縁に向かって一定間隔で穿設した複数個の貫通孔4と、下端部を 前記貫通孔の任意の一つに嵌入し上端部を扁平な物品の背面を支承する支持棒6 とを備えた扁平な物品の支持台」である。
【0006】
本考案の支持台を図3〜7を参照して、更に詳細に説明する。 まず、基盤1は、一定の厚みの板状体であり、図3の例ではほぼ三角形である が、任意の形状をもつことができる。前面側の縁部付近にストッパ−3、後方側 縁部付近にも他のストッパ−2を設けて、傾斜して支持する平らな物品の下縁部 が前面に辷り落ちないように保護する機能をもつ。
【0007】 後方のストッパ−2は、基盤1の向きを180°変えたときに本来のストッパ −として実際に機能する。基盤の前縁すなわち二個のストッパ−3の間の部分は 直線ではなく、後方に向かってほぼ円弧状に凹んでいる。これは、図6に示すよ うに絵皿100を支持するとき、その円周が基盤上面の水準より下方へ突出する のを受容するためである。図7に示すように幅の広い額縁200などを支持する ときは、支持台を二個同時に使用する。ストッパ−の形状や数については、同一 機能を達成する範囲内でどのようにも変更可能である。
【0008】 基盤の前方縁部から後方縁部に向かって、基盤の厚みを貫通する複数個の孔4 が一定間隔に穿たれている。そして、支持棒6はその端をこの貫通孔の任意の一 つに嵌入することによって垂直に支持される。他端は保護コ−ティングされ、展 示物や鏡の背面の一点を支承する。
【0009】 支持棒をどの貫通孔に挿入するかによって、支持される物品の傾斜角度が変る ので、支持される物品の厚みやその展示面の寸法に応じて任意に角度を選択する ことができる。
【0010】 また、同様に支持する物品の展示面の寸法や厚さに応じて、図3に示すように 支持棒6をジョイント5を介して継ぎ足して支持する物品の背面の支承点を高く することができる。したがって、傾斜角度の変更は貫通孔の位置の選択だけでな く、支持棒の高さの調節によっても達成できる。ジョイントの形状、構造には特 に限定はない。図4にその一例を示すが、可撓性の材料で、上下開放した断面角 口字型の角型長筒であり、側面にスリットを設け、例えば扁平な支持棒が上下か らこの中に挿入され。ジョイントの圧縮力と支持棒、ジョイント内壁の摩擦力に よって固定される。
【0011】 また、さらに、寸法または重量が大きくて、このような支持方法では不安定に なるときには、図5に示すV型に折り曲げた大型の支持棒9を使用することがで きる。この支持棒は基盤側の辺9の頂点97で支持する物品の背面を支承し、後 方の辺先端は床面に接地して物品の重量を安定して支えることができる。
【0012】 なお、たとえばショ−ウィンドウの中のような狭い場所で寸法、重量の大きい 物品を支承するときは、基盤本体を床面や壁面に固着すれば通常の棒状の支持棒 6を使用しても不安定になることはない。
【0013】 なお、基盤1の上面には、必要に応じて前縁から後縁に向かって細かい波形の 凸凹8を付けておくのが好ましい。これによって、支持物品に付近の物体や人間 の体がふれても辷って支持台から外れて落ちるのを防ぐことができる。
【0014】
図3に示すようなほぼ二等辺三角形の基盤1を作成し、前面両端に約10cm の間隔をおいた二個のストッパ−3と約12cm後方で三角形の頂点に当る部分 にストッパ−2を設け、円弧状に後退した前縁中央から後部ストッパ−2に向か って9個の貫通孔4を設け、さらに表面に細かい波形模様8をつけた。 一方、ジョイント5を介して約10〜20cmに伸縮自在な支持棒6を別途作 成した。
【0015】 この支持台一基によって、絵皿では最大直径30cmまで、ポ−トレ−ト型( 縦型)の鏡、絵画、写真等を入れた額縁では幅約30cm,高さ40cm位まで の寸法のものを安全に支持することができた。また、ランドスケ−プ型(横型) の額縁や鏡ではこの支持台を二個適当間隔をおいて使用し、ストッパ−2を前面 にもってくることにより、幅約100cm、高さ45cm位のものまでを安定し て支持できた。
【0016】 さらに、強度の大きいV字型の支持棒を使用するか、基盤を床面、壁面にボル ト等で固定すれば、はるかに大きく重い物品も支持できることは勿論である。
【0017】 以上詳述のように、本考案の支持台は、絵画、写真、賞状等を入れた額縁、陶 板、絵皿、表彰盾、表彰盃、鏡等の扁平な物品を支持するに当り、それらの寸法 、重量に応じてあるいは希望する展示物の傾斜角度に応じて、単に基盤上の貫通 孔への支持棒挿入位置を変えるだけで自由に調節することができ、その実用上の 効果は極めて大きいものである。
【図1】従来の金属フレ−ムからなる鏡立ての見取図で
ある。
ある。
【図2】従来の背面蝶着型の絵皿立ての見取図である。
【図3】本考案の支持台の一例を示す見取図である。
【図4】本考案の支持棒のジョイントの一例の断面図で
ある。
ある。
【図5】本考案の支持棒の他の例を示す見取図である。
【図6】本考案の支持台上に絵皿を支持した状態を示す
概念図である。
概念図である。
【図7】本考案の一対の支持台上に額縁を支持した状態
を示す概念図である。
を示す概念図である。
1 基盤 2 ストッパ− 3 ストッパ− 4 貫通孔 5 ジョイント 6 支持棒 7 支持棒の上端部(支承点) 8 波形の凸凹 9 V型支持棒
Claims (1)
- 【請求項1】 一定の厚みをもち上面が実質的に平坦な
基盤1と、基盤の前方縁部および後方縁部近傍に支持台
上面の水準より高く突出させたストッパ−2,3と、基
盤の前縁から後縁に向かって一定間隔で穿設した複数個
の貫通孔4と、下端部を前記貫通孔の任意の一つに嵌入
し上端部で扁平な物品の背面を支承する支持棒6とを備
えた扁平な物品の支持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141193U JPH0662868U (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 扁平な物品の支持台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141193U JPH0662868U (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 扁平な物品の支持台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662868U true JPH0662868U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=11777289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1141193U Pending JPH0662868U (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 扁平な物品の支持台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662868U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000404A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-07 | Kokuyo Co Ltd | 展示物スタンド |
WO2009125294A2 (en) * | 2008-04-08 | 2009-10-15 | Movaic, Inc. | Portable entertainment device stand (peds) |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP1141193U patent/JPH0662868U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000404A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-07 | Kokuyo Co Ltd | 展示物スタンド |
WO2009125294A2 (en) * | 2008-04-08 | 2009-10-15 | Movaic, Inc. | Portable entertainment device stand (peds) |
WO2009125294A3 (en) * | 2008-04-08 | 2010-01-14 | Movaic, Inc. | Portable entertainment device stand (peds) |
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