JP2021175163A - 折りたたみ式のスタンド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量かつコンパクトに折りたたみができてしかも平板状の物体を安定して支持できる実用性の高い折りたたみ式のスタンド機構を提供する。【解決手段】スタンド機構20において、波状に折り曲げ加工された線材で構成された2つの波状部分11と、2つの波状部分11が平行に配置されるように2つの連結部分Xにおいて波状部分11に対して垂直に連結された直線部分12と、2つの連結部分Xの一方から他方に接続され、対象物の底部を支持する底部支持部材13と、直線部分12を1辺の一部とする略矩形形状を構成して対象物の裏面を支持する裏面支持部材14と、直線部分12に対向する前記略矩形形状の対辺15に連結されると共にその他端側の直線部分17が波状部分の凹部Yに嵌合支持されるスタンド機構の背面脚部16とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、折りたたみ式のスタンド機構に関する。
従来より、スマートフォンやタブレット型端末、ミラー、フォトフレームといった、単独では自立しない「平板状の物体」を立てかけた状態で支持する折りたたみ式のスタンド機構が知られている(特許文献1〜5)。
特開2014−68312号公報 実登3011988号公報 実登3180141号公報 特開2018−164591号公報 実登3162834号公報
しかし、コンパクトに折りたたみができ、軽量かつ丈夫でしかも対象物を安定して支えることができ、さらに低コストで製造可能な実用性の高い折りたたみ式のスタンド機構は未だ開発されておらず、多種多様なタイプの製品が乱立しているのが実情である。
従来のスタンド機構は、基本的には各部材が「板状部材」で構成され、それらを蝶番(ヒンジ)などで連結して構成されるものが一般的である。しかし、支持対象となる「平板状の物体」を支えるために、各部材が「板状部材」で構成される必要性はない。
従来のスタンド機構が「板状部材」の組み合わせにより構成されていた理由は、設計や製造の容易さからといった単純な理由によることが大きいと考えられる。しかし、板状体のみで構成される従来のスタンド機構については、総重量の増大や材料費、加工費を含めた製作コストの増大、そして、製品全体の大型化につながる。
上記課題に鑑み、本発明は、軽量かつコンパクトに折りたたみができてしかも平板状の物体を安定して支持できる実用性の高い折りたたみ式のスタンド機構を提供することを技術的課題とする。
本発明に係る折りたたみ式のスタンド機構は、
波状に折り曲げ加工された線材で構成された2つの波状部分11、11と、
前記2つの波状部分11、11が平行に配置されるように2つの連結部分Xにおいて前記波状部分に対して垂直に連結された直線部分12と、
前記2つの連結部分Xの一方から他方に接続され、対象物の底部を支持する底部支持部材13と、
前記直線部分12を1辺の一部とする略矩形形状を構成して対象物の裏面を支持する裏面支持部材14と、
前記直線部分12に対向する前記略矩形形状の対辺15に連結されると共にその他端側の直線部分17が前記波状部分の凹部Yに嵌合支持される前記スタンド機構の背面脚部16とを有することを特徴とする。
上記構成において、前記裏面支持部材14及び前記背面脚部16は、線材で構成されていることが好ましい。このような構成によると、対象物を安定して支持すると共に使用しないときには折り畳んで軽量かつコンパクトなスタンド機構を提供することができる。また、裏面支持部材14を「略矩形形状」としたのは、平面視においては矩形であるが、短辺である上下の一辺はいずれも同一方向に90度折り曲げられた立体構造であり、かつ、下辺は両端部を内側へ窪ませたやや複雑な構造となっている。すなわち、直線部分12の長さは矩形の短辺の長さよりもやや短い。これは、連結部分Xが水平に動くのを防止するためである。
前記裏面支持部材14及び前記背面脚部16は、さらに、両端を折り曲げた平板で構成される裏面平板部材24及び背面平板部材26が付加されていてもよい。このような構成によると、折り畳んだ状態を保持しやすくなる。
本発明に係るスタンド機構により支持される対象物は、「平板状の物体」であり、基本的には平板状の物体のうちの一つの面に、動画や静止画、自身の姿、文字や絵や写真、譜面のように、注視されるべき「表示面」が存在する。この「表示面」を見やすい角度に調節できることは有益である。本発明に係るスタンド機構は、波状部分のどの凹部にスタンド機構の背面脚部が嵌合支持されるかによって、背面脚部を介して連結される裏面支持部材の角度が変わるため、表示面の角度調整が容易である。
本発明によれば、コンパクトに折りたたみができてしかも平板状の物体を安定して支持できる実用性の高い折りたたみ式のスタンド機構を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る折りたたみ式のスタンド機構20を展開した状態を示す図である。 図2(A)〜図2(D)は、折りたたみ式のスタンド機構20を構成する4つのパーツを示す図である。 図3は、スタンド機構20を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図4(A)〜図4(D)は、スタンド機構20を折り畳んだ状態(図4(A))から展開した状態(図4(D))に至るまでの様子を示す図である。 図5(A)及び図5(B)は、上述した実施形態の変形例として、裏面平板部材24及び背面平板部材26を示す図である。図5(C)及び図5(D)は、それぞれ、裏面支持部材14に裏面平板部材24を取り付けた状態を示す図、及び背面脚部16に背面平板部材26を取り付けた状態を示す図である。 図6(A)及び図6(B)は、裏面平板部材24及び背面平板部材26を取り付け、折り畳んだ状態を示す全体斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は、いずれも本発明の要旨の認定において限定的な解釈を与えるものではない。また、同一又は同種の部材については同じ参照符号を付して、説明を省略することがある。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る折りたたみ式のスタンド機構20を展開した状態を示す図である。スタンド機構20は、展開した状態で机の天板上など、平坦な水平面に設置して使用される。展開した状態では、波状に折り曲げ加工された線材で構成された2つの波状部分11、11が水平面上に設置され、波状部分の凹凸方向が垂直方向になるように設置される。この2つの波状部分11、11の先(連結部分X)には、両者に対していずれも垂直をなすように直線部分12が取り付けられる。これにより、2つの波状部分11が平行に配置される。連結部分Xの反対側には、2つの連結部分Xの一方から他方に接続され、対象物の底部を支持する底部支持部材13が取り付けられる。
さらに、直線部分12を含む1辺を底辺とする略矩形形状を構成して対象物の裏面を支持する裏面支持部材14と、直線部分12に対向する略矩形形状の対辺15における連結部分Zに連結されると共にその他端側の直線部分17が波状部分の凹部Yに嵌合支持されるスタンド機構の背面脚部16とを有する。
図2(A)〜図2(D)は、折りたたみ式のスタンド機構20を構成する4つのパーツを示す図である。各パーツはいずれも線材を折り曲げて加工されたものである。図2(A)は、裏面支持部材14であり、平面視で略長方形となる略矩形形状であるが、連結部分Xが取り付けられる直線部分12及び直線部分12に対向する略矩形形状の対辺15は、同図に示すようにいずれも同一方向に約90度折り曲げられている。さらに、上記の通り、直線部分12の長さは矩形の短辺の長さよりもやや短い。これは、連結部分Xが水平に動くのを防止するためである。図2(B)は、スタンド機構の背面脚部16であり、図2(A)の対辺15に2箇所で連結するための連結部分Zが設けられている。
図2(C)は、対象物の底部を支持する底部支持部材13であり、図2(A)の直線部分12に連結するための2つの連結部分Xが設けられている。両端の連結部分Xの中間部分に対象物の底部を支持するために垂直方向に折り曲げられた部分を有する。対象物の底部は連結部分Xと折り曲げられた部分の間(図2(C)の矢印Aで示す部分)に支持される。
図2(D)は、波状に折り曲げ加工された1本の線材で構成された2つの波状部分を有する部材の両端に、図2(A)の直線部分12に連結するための2つの連結部分Xが設けられている。図2(B)に示すスタンド機構の背面脚部16の直線部分17が凹部Yに嵌合する。
図3は、スタンド機構20を折り畳んだ状態を示す斜視図である。また、図4(A)〜図4(D)は、スタンド機構20を折り畳んだ状態(図4(A))から展開した状態(図4(D))に至るまでの様子を示す図である。
図1〜図4より明らかなように、本実施形態のスタンド機構20は、簡単な構成でありながらコンパクトに折り畳むことができ、実用性が極めて高い。対象物の厚さや大きさ、重量等を考慮して適宜寸法を設計することで、様々なスタンド機構を製作することができる。例えば、対象物がスマートフォンであれば、キーホルダーにぶら下げるような超小型のスタンド機構を製作することが可能であるし、対象物がタブレット型PCのようなやや大型で重量のある物品に対応することもできる。もちろん、これらの表示デバイスに限らず、使用時に安定して支持することが求められる平板状の様々な物品、例えば、書籍や楽譜の譜面、鏡、絵画を支持するためのスタンド機構を製作することができる。
本実施形態のスタンド機構20は、波状部分11の凹部Yに嵌合する背面脚部16の位置を変化させることで裏面支持部材14の角度を変更でき、試作機においては対象物の表示面の水平面に対する傾斜角度を約18°からほぼ垂直にまで広範囲に変化させることができた。特に、対象物をスマートフォンとする場合、写真撮影など、画面を垂直に近い角度で安定して保持したいというニーズが意外にも多く、このような角度調整機構は実用性を一層高めるものである。
(変形例)
図5(A)及び図5(B)は、上述した実施形態の変形例として、裏面平板部材24及び背面平板部材26を示す図である。これらの部材は、いずれも、裏面支持部材14及び背面脚部16を外周から覆うように付加するための部材である。図5(C)及び図5(D)は、それぞれ、裏面支持部材14に裏面平板部材24を取り付けた状態を示す図、及び背面脚部16に背面平板部材26を取り付けた状態を示す図である。
図6(A)及び図6(B)は、裏面平板部材24及び背面平板部材26を取り付け、折り畳んだ状態を示す全体斜視図である。
このような構成を採用すると線材がむき出しにならず、スタンド機構を折り畳んだ状態で、その露出部分の大部分が平板で構成されるため、折り畳んだ状態を保持しやすくなる。
本発明によれば、簡単な構成で実用性の高い折りたたみ式のスタンド機構を提供することができ、産業上の利用可能性は大きい。
11 波状部分
12 直線部分
13 底部支持部材
14 裏面支持部材
15 略矩形形状の対辺
16 背面脚部
17 直線部分
20 スタンド機構
24 裏面平板部材
26 背面平板部材
X 連結部分
Y 凹部
Z 連結部分

Claims (3)

  1. 折りたたみ式のスタンド機構(20)であって、
    波状に折り曲げ加工された線材で構成された2つの波状部分(11、11)と、
    前記2つの波状部分(11、11)が平行に配置されるように2つの連結部分(X)において前記波状部分に対して垂直に連結された直線部分(12)と、
    前記2つの連結部分(X)の一方から他方に接続され、対象物の底部を支持する底部支持部材(13)と、
    前記直線部分(12)を1辺の一部とする略矩形形状を構成して対象物の裏面を支持する裏面支持部材(14)と、
    前記直線部分(12)に対向する前記略矩形形状の対辺に連結されると共にその他端側の直線部分(17)が前記波状部分の凹部(Y)に嵌合支持される前記スタンド機構の背面脚部(16)とを有することを特徴とする折りたたみ式のスタンド機構。
  2. 前記裏面支持部材(14)及び前記背面脚部(16)は、線材で構成されていることを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式のスタンド機構。
  3. 前記裏面支持部材(14)及び前記背面脚部(16)は、さらに、両端を折り曲げた平板で構成される裏面平板部材(24)及び背面平板部材(26)が付加されていることを特徴とする請求項1又は2記載の折りたたみ式のスタンド機構。
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