JPH0662613U - 車載アンテナ - Google Patents

車載アンテナ

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Publication number
JPH0662613U
JPH0662613U JP202293U JP202293U JPH0662613U JP H0662613 U JPH0662613 U JP H0662613U JP 202293 U JP202293 U JP 202293U JP 202293 U JP202293 U JP 202293U JP H0662613 U JPH0662613 U JP H0662613U
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JP
Japan
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antenna
recess
vehicle
synthetic resin
array antenna
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Pending
Application number
JP202293U
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English (en)
Inventor
紘一 三田村
相 高木
Original Assignee
株式会社小電力高速通信研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小電力高速通信研究所 filed Critical 株式会社小電力高速通信研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、自動車の車体表面に突出させること
なく、受信感度が良好な車載アンテナを提供することを
目的とする。 【構成】本考案は、自動車のボンネットの鋼板1の一部
に凹部を形成し、この凹部を合成樹脂板2で蓋をし、こ
の合成樹脂板2で蓋をした凹部内の空間にアレイアンテ
ナ素子3を複数個設けて平面アレイアンテナを構成し、
前記アレイアンテナ素子3を納めた前記凹部内の空間を
発泡樹脂4で充填して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車など車両に用いる車載アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に取り付けられているロッドアンテナなど車載アンテナは、アン テナ素子を車体外に突出していた。また車載アンテナの指向性制御には、車体に 突出したアンテナドーム内のアンテナ素子を機械的に回転させるなどの方法によ っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、車体表面に突出させることなく 、受信感度が良好な車載アンテナを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、車両の外面の一部に凹部を形成し、この 凹部を合成樹脂板で蓋をし、この合成樹脂板で蓋をした凹部内の空間にアレイア ンテナ素子を複数個設けて平面アレイアンテナを構成し、前記アレイアンテナ素 子を納めた前記凹部内の空間を発泡樹脂で充填したことを特徴とするものである 。
【0005】
【作用】
本考案は上記手段により、平面アレイアンテナが車体表面に突出しないで形成 でき、風圧抵抗が低減出来るとともに車体と一体となったフラットな形状が実現 でき、車両のスタイリングデザインに自由度がとれる。又、アンテナ素子を納め た凹部を合成樹脂板の蓋で、発泡樹脂の充填であることから、電波がシールドさ れないため受信感度が良好となる。
【0006】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
【0007】 図1は本考案の一実施例に係る自動車のボンネットに組み込んだ車載アンテナ を示す断面図である。図2は本考案に係る自動車のボンネットに組み込んだ平面 アレイアンテナのアンテナ素子を規則正しく配列した車載アンテナの一例を示す 平面図である。図3は本考案に係る自動車のボンネットに組み込んだ平面アレイ アンテナのアンテナ素子をランダムに配列した車載アンテナの一例を示す平面図 である。図1〜図3において、1は自動車のボンネットの一部に凹部を形成する ため凹面状にへこませたアンテナ素子の地板となる鋼板、2は前記凹部に蓋をし 、自動車のボンネットの本来位置する表面を作る例えばFRPなどの強化合成樹 脂板、3は凹面状にへこませた鋼板1と合成樹脂板2の間の凹部内空間に配置さ れた平面アレイアンテナを形成する複数個のアンテナ素子、4は例えば発泡ウレ タンなどの充填用発泡樹脂、5は各アンテナ素子3の信号を処理する指向性合成 回路、最大出力検出回路などのアンテナ回路、6は各アンテナ素子3とアンテナ 回路5を接続する伝送線路である。
【0008】 即ち、自動車のボンネットの鋼板1を凹面状にへこませ、ボンネットの本来位 置する表面を強化合成樹脂板2で構成し、鋼板1の凹面部と表面強化合成樹脂板 2との空間に頂部負荷形モノポールアンテナ、変形逆L形アンテナ、M形アンテ ナ、パッチアンテナなどアンテナ高を低く出来る同一アンテナ素子3を複数個設 けて、鋼板1の凹面部に平面アレイアンテナを構成する。前記鋼板1の凹面部と 表面強化合成樹脂板2との間のアレイアンテナ素子3群を含む空間を発泡樹脂4 で充填する。前記各アンテナ素子3はアンテナ回路5の指向性合成回路で指向性 が合成され、最大出力検出回路で最大出力が検出されて出力される。前記各アン テナ素子3の配列は、図2に示すように規則的な配列でもよく、また図3に示す ようにランダムな配列でもよく、伝送線路6でつながる指向性合成回路、最大出 力検出回路などアンテナ回路5のもつ機能に合わせその配列を選択できる。
【0009】 前記各アンテナ素子3の給電点と指向性合成回路、最大出力検出回路などアン テナ回路5とつなぐ伝送線路6は、電気的ケーブルはもちろんのこと、アンテナ 素子3の給電点で電気−光変換回路を介すことでエンジンからの電磁雑音を受け ない光ファイバの適用も考えられる。
【0010】 前記鋼板1の凹面部と表面強化合成樹脂板2との空間を発泡樹脂4で充填する ことにより、アンテナ素子3の振動に対する対策とボンネット表面の強化樹脂板 2の振動に対する対策が行われる。
【0011】 又、アンテナ素子3が車体表面に突出しないことから、風圧抵抗が低減出来る とともに複数個のアンテナ素子3から構成される平面アレイアンテナでの指向性 合成機能を持つ車体と一体となったフラットな形状が実現できる。 更に、アンテナ素子3を納めた凹部を強化合成樹脂板2で蓋をし、発泡樹脂4 で充填することにより、電波がシールドされないため受信感度が良好となる。
【0012】 又、自動車のボンネットにあっては、アンテナ素子3を納めた鋼板1の凹面部 の空間を発泡樹脂4で充填してあることから、エンジンの防音効果が副次的に得 られる。
【0013】 尚、上記実施例では車載アンテナを自動車のボンネットに組み込む場合につい て説明したが、これに限らず、自動車等の車両のトランクルーム、屋根等に組み 込むようにしてもよい。この場合、屋根、トランクルームにあっては日射からの 断熱効果が副次的に得られる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、平面アレイアンテナが車体表面に突出しな いで形成でき、風圧抵抗が低減出来るとともに車体と一体となったフラットな形 状が実現でき、車両のスタイリングデザインに自由度がとれる。又、アンテナ素 子を納めた凹部を合成樹脂板の蓋で、発泡樹脂の充填であることから、電波がシ ールドされないため受信感度が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動車のボンネットに
組み込んだ車載アンテナを示す断面図である。
【図2】本考案に係る自動車のボンネットに組み込んだ
平面アレイアンテナのアンテナ素子を規則正しく配列し
た車載アンテナの一例を示す平面図である。
【図3】本考案に係る自動車のボンネットに組み込んだ
平面アレイアンテナのアンテナ素子をランダムに配列し
た車載アンテナの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…自動車のボンネットの一部に凹部を形成するため凹
面状にへこませたアンテナ素子の地板となる鋼板、2…
前記凹部に蓋をし、自動車のボンネットの本来位置する
表面を作る例えばFRPなどの強化合成樹脂板、3…凹
面状にへこませた鋼板と合成樹脂板の間の凹部内空間に
配置された平面アレイアンテナを形成する複数個のアン
テナ素子、4…例えば発泡ウレタンなどの充填用発泡樹
脂、5…各アンテナ素子の信号を処理する指向性合成回
路、最大出力検出回路などのアンテナ回路、6…各アン
テナ素子とアンテナ回路を接続する伝送線路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の外面の一部に凹部を形成し、この
    凹部を合成樹脂板で蓋をし、この合成樹脂板で蓋をした
    凹部内の空間にアレイアンテナ素子を複数個設けて平面
    アレイアンテナを構成し、前記アレイアンテナ素子を納
    めた前記凹部内の空間を発泡樹脂で充填したことを特徴
    とする車載アンテナ。
JP202293U 1993-01-29 1993-01-29 車載アンテナ Pending JPH0662613U (ja)

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JP202293U JPH0662613U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 車載アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

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JP202293U JPH0662613U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 車載アンテナ

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Publication Number Publication Date
JPH0662613U true JPH0662613U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11517711

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP202293U Pending JPH0662613U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 車載アンテナ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014230258A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 日本電信電話株式会社 アンテナ及び基地局装置
JP2020078064A (ja) * 2016-03-30 2020-05-21 日本電気株式会社 アンテナ装置
JP2021521060A (ja) * 2018-04-05 2021-08-26 ゼンダー グループ インターナショナル アーゲー 車両用の交換器エレメント及びそのような交換器エレメントを装備した車両

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62293803A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 Yagi Antenna Co Ltd 車両の空中線装置

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