JPH0662440U - 開閉装置用操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速の開閉動作をし蓄勢途中における本体の
不測の動作を防止する。 【構成】 断路器用の上操作軸５及び接地開閉器用の下
操作軸７に螺合し両操作軸５，７の回転により移動する
上ナット１１及び下ナット１２と、主軸２３に回転自在
に設けられ上ナット１１の移動により回転する主巻上レ
バー２４と、主巻上レバー２４の回転を主軸２３に伝達
する主巻上クラッチ２７と、主軸２３に固着された主ば
ねレバー３０の先端部と基部との間に設けられ，主ばね
レバー３０の回転により圧縮され，主ばねレバー３０の
先端部の死点通過時に主巻上クラッチ２７が外れて伸長
し，主ばねレバー３０を介して主軸２３を高速回転する
ばね３５と、主軸２３の高速回転を主駆動レバー３６に
伝達する主駆動クラッチ３７と、主駆動レバー３６の先
端部と下ナット１２との間に設けられた主レバー１３の
位置により開閉操作を行う連結装置１６と、主駆動レバ
ー３６の先端部と主レバー１３の中心ピン１７との間に
設けられたばね５７とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は断路器と接地開閉器とを複合化し、断路器入，切，接地開閉器入の３ 状態の一連の開閉操作を１台で行う開閉装置用操作器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

（従来例１） 従来、断路器入，切，接地開閉器入の３状態の一連の開閉操作を１台で行う装 置の従来例１は、図５に示す構成になっている。 同図において、１は装置本体であり、前板２，後板３及び両板２，３を連結し た連結杆４からなる。５は本体１の上部に回転自在に支持され左ねじ６の形成さ れた断路器用の上操作軸、７は本体１の下部に回転自在に支持され右ねじ８の形 成された接地開閉器用の下操作軸、９，１０は両操作軸５，７の端部に連結され 両操作軸５，７を回転する上モータ，下モータ、１１，１２は両操作軸５，７に 螺合した直方体状の上ナット，下ナット、１３は両端が両ナット１１，１２に連 結された主レバーであり、上端が上ナット１１の上ピン１４に枢支され、下端が 下ナット１２の下ピン１５に遊支されている。

【０００３】 １６は連結装置であり、基部が主レバー１３の中心ピン１７に連結され、中心 ピン１７の位置の変化による先端部１８の位置により、断路器入の状態Ａ，切の 状態Ｂ，接地開閉器入の状態Ｃに変化する。 図５は断路器入の状態Ａを示し、この状態から上モータ９により上操作軸５を 反時計方向に回転すると、上操作軸５のＸ方向から見て反時計方向の回転により 上ナット１１が右方に移動し、主レバー１３が下ピン１５を中心として時計方向 に回転し、上ピン１４が最終の上位置１９まで移動し、中心ピン１７が切位置２ ０に移動し、連結装置１６の先端部１８の移動により切の状態Ｂになる。

【０００４】 つぎに、切りの状態Ｂから下モータ１０により下操作軸７をＸ方向から見て時 計方向に回転すると、下操作軸７の時計方向の回転により下ナット１２が右方に 移動し、主レバー１３が上位置１９を中心として反時計方向に回転し、下ピン１ ５が最終の下位置２１まで移動し、中心ピン１７が接地開閉器入位置２２に移動 し、連結装置１６の先端部１８の移動により接地開閉器入の状態Ｃになる。

【０００５】 そして、この状態Ｃから下モータ１０により下操作軸７を反時計方向に回転す ると、前記とは逆に、下ナット１２が左方へ移動し、主レバー１３が上位置１９ を中心として時計方向に回転し、下ピン１５が図１３の図示の位置まで移動し、 中心ピン１７が切位置２０に移動し、切の状態Ｂになる。

【０００６】 さらに、この状態Ｂから上モータ９により上操作軸５を時計方向に回転すると 、上ナット１１が左方へ移動し、主レバー１３が図１３の下ピン１５を中心とし て反時計方向に回転し、上ピン１４が図１３の図示の位置まで移動し、中心ピン １７が図１３の図示の位置へ移動し、図１３の断路器入の状態Ａになる。

【０００７】 ところで、図５の従来の前記操作装置の場合、開閉速度は、各操作軸５，７の 回転速度即ちナット１１，１２の移動速度に依存しているため、毎秒数センチメ ートル程度である。従って、例えば断路器をトランスの１次側に設置し、トラン スの励磁電流開閉用に使用したとき、電流開閉能力が不足する場合がある。そし て、断路器，接地開閉器とも十分な電流開閉能力を有するためには、毎秒数メー トル程度の高速動作を必要とし、従来の装置では所要の高速動作が得られないと いう問題点がある。 そこで、本出願人は、実願平４−１３０１７に示すように、高速の開閉動作が 得られ、構成が簡単な開閉装置用操作装置を考案した。

【０００８】 それについて図６ないし図１７を参照して説明する。それらの図において図５ と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。 （従来例２） 従来例２を示した図６ないし図１１において、２３は両操作軸５，７の上方に おいて両操作軸５，７に直交する方向に設けられた主軸、２４は主軸２３に回転 自在に設けられた主巻上レバーであり、先端部の溝２５が上操作軸５の上ナット １１のローラ２６に連係し、上ナット１１の移動により回転する。２７は主巻上 レバー２４の回転を主軸２３に伝達する主巻上クラッチであり、主巻上レバー２ ４の突部２８と主軸２３の突部２９との係脱により構成されている。

【０００９】 ３０は主軸２３に固着された主ばねレバー、３１は主ばねレバー３０の先端部 に固着されたピン、３２は上端部がピン３１に回転自在に枢支された棒状の上部 ばねガイド、３３は基部に設けられた固定ピン、３４は下端部が固定ピン３３に 枢支された円筒状の下部ばねガイドであり、上部ばねガイド３２が移動自在に嵌 入している。３５は両ばねガイド３２，３４に嵌装されたばねである。

【００１０】 ３６は主軸２３に回転自在に設けられた主駆動レバー、３７は主軸２３の回転 を主駆動レバー３６に伝達する主駆動クラッチであり、主軸２３の突部３８と主 駆動レバー３６の突部３９との係脱により構成されている。４０は主駆動レバー ３６の先端部のピンであり、前記主レバー１３の上端部が枢支されている。

【００１１】 つぎに、従来例２の動作について説明する。 図６ないし図１０は断路器入の状態を示し、断路器用の上モータ９の回転によ り上操作軸５を図６のＸ方向から見て反時計方向に回転すると、図９における上 ナット１１が右方へ移動し、主巻上レバー２４が反時計方向に回転し、主巻上ク ラッチ２７を介して主軸２３が反時計方向に回転し、主ばねレバー３０も反時計 方向に回転する。

【００１２】 この主ばねレバー３０の回転により図６及び図８に示すように、ばね３５が圧 縮され、ピン３１が下死点に到達し、更に下死点を通過すると、ばね３５の反発 力により主巻上クラッチ２７を離れて主軸２３が反時計方向に高速回転し、主駆 動クラッチ３７を介して主駆動レバー３６が反時計方向に高速回転し、主レバー １３が時計方向に高速回転し、ピン４０が最終の上位置１９まで移動し、中心ピ ン１７が切位置２０に移動し、前記連結装置１６が高速移動し、断路器入の状態 から切の状態に高速に動作する。なお、主駆動レバー３６は高速回転時、ストッ パ（図示せず）により所定位置で停止する。

【００１３】 つぎに、切の状態から接地開閉器入の状態、その入の状態から切の状態への動 作は、前記の図５の場合と同様である。 そして、切の状態から断路器入への状態へは、上モータ９の逆回転により、前 記とは逆の動作により高速に動作する。

【００１４】 （従来例３） 従来例３を示した図１２ないし図１７において、従来例２と異なる点はつぎの 諸点であり、それらの図において、４１は下操作軸７の下方において主軸２３に 平行に設けられた副軸、４２は副軸４１に回転自在に設けられた副巻上レバーで あり、先端部の溝４３が下操作軸７の下ナット１２のローラ４４に連係し、下ナ ット１２の移動により回転する。４５は副巻上レバー４２の回転を副軸４１に伝 達する副巻上クラッチであり、副巻上レバー４２の突部４６と副軸４１の突部４ ７との係脱により構成されている。

【００１５】 ４８は副軸４１に固着された副ばねレバー、４９は副ばねレバー４８の先端部 に固着されたピンであり、前記固定ピン３３の代りであり、下部ばねガイド３４ の下端部がピン４９に枢支されている。

【００１６】 ５０は副軸４１に回転自在に設けられた副駆動レバー、５１は副軸４１の回転 を副駆動レバー５０に伝達する副駆動クラッチであり、副軸４１の突部５２と副 駆動レバー５０の突部５３との係脱により構成されている。５４は副駆動レバー ５０の先端部のピンであり、下ナット１２の下ピン１５の代りであり、主レバー １３の下端部が枢支されている。

【００１７】 つぎに、従来例３の動作について説明する。 図１２ないし図１６は断路器入の状態を示し、断路器入の状態から切の状態へ の動作及び切の状態から断路器入の状態への動作は、従来例２と同様であり、異 なる動作は、切の状態から接地開閉器入の状態への動作及び接地開閉器入の状態 から切の状態への動作である。

【００１８】 即ち、切の状態において、接地開閉器用の下モータ１０の回転により下操作軸 ７を図１２のＸ方向から見て時計方向に回転すると、図１５における下ナット１ ２が右方へ移動し、副巻上レバー４２が時計方向に回転し、副巻上クラッチ４５ を介して副軸４１が時計方向に回転し、副ばねレバー４８も時計方向に回転する 。

【００１９】 この副ばねレバー４８の回転により図１２及び図１４に示すように、ばね３５ が圧縮され、ピン４９が上死点に到達し、更に上死点を通過すると、ばね３５の 反発力により副巻上クラッチ４５を離れて副軸４１が時計方向に高速回転し、副 駆動クラッチ５１を介して副駆動レバー５０が時計方向に高速回転し、主レバー １３が反時計方向に高速回転し、ピン５４が最終の下位置２１まで移動し、中心 ピン１７が接地開閉器入位置２２に移動し、前記連結装置１６が高速移動し、切 の状態から接地開閉器入の状態に高速に動作する。なお、副駆動レバー５１は高 速回転時、ストッパ（図示せず）により所定位置で停止する。 つぎに、接地開閉器入の状態から切の状態へは、下モータ１０の逆回転により 、前記とは逆の動作により高速に動作する。

【００２０】

【考案が解決しようとする課題】

従来例２及び従来例３の操作装置の場合、例えば断路器入の状態では、主駆動 クラッチ３７が当接しているため、ばね３５の付勢力により主駆動クラッチ３７ を介して主レバー１３が固定状態にあり、断路器本体の入の状態がばね３５によ り保持されている。

【００２１】 しかし、切の動作を高速度で行うべく、断路器用の上モータ９が回転し、主軸 ２３が回転を開始すると、主駆動クラッチ３７が離れるため、断路器本体を保持 する力が無くなり、主ばねレバー３０の回転によるばね３５の蓄勢途中では、自 重などにより本体が切の方向へ低速度で動く可能性があり、きわめて危険である という問題点がある。

【００２２】 本考案は、前記の点に留意し、主ばねレバー３０の回転によるばね３５の蓄勢 途中において、本体を原位置に保持し、本体が不測の低速度動作を行うことを防 止した開閉装置用操作装置を提供することを目的とする。

【００２３】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するために、本考案は、断路器と接地開閉器とを複合化し、断 路器入，切，接地開閉器入の３状態の一連の開閉操作を１台で行うようにした開 閉装置用操作装置において、 平行に設けられた断路器用の上操作軸及び接地開閉器用の下操作軸と、前記両 操作軸に螺合し前記両操作軸の回転により移動する上ナット及び下ナットと、主 軸と、該主軸に回転自在に設けられ前記上ナットの移動により回転する主巻上レ バーと、該主巻上レバーの回転を前記主軸に伝達する主巻上クラッチと、前記主 軸に固着された主ばねレバーと、 該主ばねレバーの先端部と基部との間に設けられ，前記主ばねレバーの回転に より圧縮され，前記主ばねレバーの先端部の死点通過時に前記主巻上クラッチが 外れて伸長し，前記主ばねレバーを介して前記主軸を高速回転するばねと、前記 主軸に回転自在に設けられた主駆動レバーと、前記主軸の高速回転を前記主駆動 レバーに伝達する主駆動クラッチと、前記主駆動レバーの先端部と前記下ナット との間に設けられた主レバーと、 該主レバーの中央部に設けられた中心ピンと、該中心ピンに連結され前記中央 部の位置により前記３状態の開閉操作を行う連結装置と、前記主駆動レバーの先 端部と前記中心ピンとの間に設けられ前記主駆動レバーの先端部を上方に付勢し たばねとを備えたものである。

【００２４】 また、本考案は平行に設けられた断路器用の上操作軸及び接地開閉器用の下操 作軸と、前記両操作軸に螺合し前記両操作軸の回転により移動する上ナット及び 下ナットと、主軸と、該主軸に回転自在に設けられ前記上ナットの移動により回 転する主巻上レバーと、該主巻上レバーの回転を前記主軸に伝達する主巻上クラ ッチと、前記主軸に固着された主ばねレバーと、 副軸と、該副軸に回転自在に設けられ前記下ナットの移動により回転する副巻 上レバーと、該副巻上レバーの回転を前記副軸に伝達する副巻上クラッチと、前 記副軸に固着された副ばねレバーと、前記主ばねレバーの先端部と前記副ばねレ バーの先端部との間に設けられ，前記主，副ばねレバーの回転により圧縮され， 前記主，副ばねレバーの先端部の死点通過時に前記主，副巻上クラッチが外れて 伸長し，前記主，副軸を高速回転するばねと、 前記主軸に回転自在に設けられた主駆動レバーと、前記主ばねレバーの高速回 転を前記主駆動レバーに伝達する主駆動クラッチと、前記副軸に回転自在に設け られた副駆動レバーと、前記副軸の高速回転を前記副駆動レバーに伝達する副駆 動クラッチと、前記主駆動レバーの先端部と前記副駆動レバーの先端部との間に 設けられた主レバーと、 該主レバーの中央部に設けられた中心ピンと、該中心ピンに連結され前記中央 部の位置により前記３状態の開閉操作を行う連結装置と、前記主駆動レバーの先 端部と前記中心ピンとの間に設けられ前記主駆動レバーの先端部を上方に付勢し たばねとを備えたものである。

【００２５】

【作用】

前記のように構成された本考案の開閉装置用操作装置は、主駆動レバーの先端 部と主レバーの中央部の中心ピンとの間に、主駆動レバーの先端部を上方に付勢 したばねが設けられているため、主ばねレバーの回転によるばねの蓄勢途中にお いて、主駆動レバーの先端部が上方へ付勢され、本体が原位置に保持され、本体 が不測の低速度動作を行う危険性が解消される。

【００２６】

【実施例】 実施例について図１ないし図４を参照して説明する。それらの図において図５ ないし図１７と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。

【００２７】 （実施例１） 実施例１を示した図１及び図２は、従来例２の図７及び図１０に相当するもの を示し、従来例２と異なる点はつぎの通りである。

【００２８】 主軸２３に回転自在に設けられた主駆動レバー３６が２枚構成であり、主駆動 レバー３６の先端部のピン４０が、主レバー１３の上端部の長孔５５に遊挿され 、ばねガイド５６の上端部にピン４０が挿通され、ばねガイド５６の下端部に中 心ピン１７が挿通され、ばねガイド５６に保持ばね５７が巻回され、保持ばね５ ７により主駆動レバー３６の先端部が上方に付勢されている。 従って、主ばねレバー３０によるばね３５の蓄勢途中においても、保持ばね５ ７により本体が原位置に保持される。

【００２９】 （実施例２） 実施例２を示した図３及び図４は、従来例３の図１３及び図１６に相当するも のを示し、従来例３と異なる点は、従来例２に対する実施例１の場合と同様であ る。

【００３０】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 本考案の開閉装置用操作装置は、主駆動レバー３６の先端部と主レバー１３の 中央部の中心ピン１７との間に、主駆動レバー３６の先端部を上方に付勢したば ね５７が設けられているため、主ばねレバー３０の回転によるばね３５の蓄勢途 中において、主駆動レバー３６の先端部が上方へ付勢され、本体を原位置に保持 することができ、本体が自重などにより不測の低速度動作を行う危険性を解消す ることができ、かつ、構成も簡単であり、安価である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例１の切断右側面図である。

【図２】図１の斜視図である。

【図３】本考案の実施例２の切断右側面図である。

【図４】図３の斜視図である。

【図５】従来例１の切断正面図である。

【図６】従来例２の切断正面図である。

【図７】図６の切断右側面図である。

【図８】図６の一部の動作説明図である。

【図９】図６の他の一部の動作説明図である。

【図１０】図６の一部の斜視図である。

【図１１】図６の一部の分解斜視図である。

【図１２】従来例３の切断正面図である。

【図１３】図１２の切断右側面図である。

【図１４】図１２の一部の動作説明図である。

【図１５】ａ，ｂはそれぞれ図１２の他の一部の動作説
明図である。

【図１６】図１２の一部の斜視図である。

【図１７】図１２の一部の分解斜視図である。

【符号の説明】

５ 上操作軸 ７ 下操作軸 １１ 上ナット １２ 下ナット １３ 主レバー １６ 連結装置 １７ 中心ピン ２３ 主軸 ２４ 主巻上レバー ２７ 主巻上クラッチ ３０ 主ばねレバー ３５ ばね ３６ 主駆動レバー ３７ 主駆動クラッチ ４１ 副軸 ４２ 副巻上レバー ４５ 副巻上クラッチ ４８ 副ばねレバー ５０ 副駆動レバー ５１ 副駆動クラッチ ５７ ばね

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 断路器と接地開閉器とを複合化し、断路
   器入，切，接地開閉器入の３状態の一連の開閉操作を１
   台で行うようにした開閉装置用操作装置において、 平行に設けられた断路器用の上操作軸及び接地開閉器用
   の下操作軸と、前記両操作軸に螺合し前記両操作軸の回
   転により移動する上ナット及び下ナットと、主軸と、該
   主軸に回転自在に設けられ前記上ナットの移動により回
   転する主巻上レバーと、該主巻上レバーの回転を前記主
   軸に伝達する主巻上クラッチと、前記主軸に固着された
   主ばねレバーと、 該主ばねレバーの先端部と基部との間に設けられ，前記
   主ばねレバーの回転により圧縮され，前記主ばねレバー
   の先端部の死点通過時に前記主巻上クラッチが外れて伸
   長し，前記主ばねレバーを介して前記主軸を高速回転す
   るばねと、前記主軸に回転自在に設けられた主駆動レバ
   ーと、前記主軸の高速回転を前記主駆動レバーに伝達す
   る主駆動クラッチと、前記主駆動レバーの先端部と前記
   下ナットとの間に設けられた主レバーと、 該主レバーの中央部に設けられた中心ピンと、該中心ピ
   ンに連結され前記中央部の位置により前記３状態の開閉
   操作を行う連結装置と、前記主駆動レバーの先端部と前
   記中心ピンとの間に設けられ前記主駆動レバーの先端部
   を上方に付勢したばねとを備えた開閉装置用操作装置。
2. 【請求項２】 断路器と接地開閉器とを複合化し、断路
   器入，切，接地開閉器入の３状態の一連の開閉操作を１
   台で行うようにした開閉装置用操作装置において、 平行に設けられた断路器用の上操作軸及び接地開閉器用
   の下操作軸と、前記両操作軸に螺合し前記両操作軸の回
   転により移動する上ナット及び下ナットと、主軸と、該
   主軸に回転自在に設けられ前記上ナットの移動により回
   転する主巻上レバーと、該主巻上レバーの回転を前記主
   軸に伝達する主巻上クラッチと、前記主軸に固着された
   主ばねレバーと、 副軸と、該副軸に回転自在に設けられ前記下ナットの移
   動により回転する副巻上レバーと、該副巻上レバーの回
   転を前記副軸に伝達する副巻上クラッチと、前記副軸に
   固着された副ばねレバーと、前記主ばねレバーの先端部
   と前記副ばねレバーの先端部との間に設けられ，前記
   主，副ばねレバーの回転により圧縮され，前記主，副ば
   ねレバーの先端部の死点通過時に前記主，副巻上クラッ
   チが外れて伸長し，前記主，副軸を高速回転するばね
   と、 前記主軸に回転自在に設けられた主駆動レバーと、前記
   主ばねレバーの高速回転を前記主駆動レバーに伝達する
   主駆動クラッチと、前記副軸に回転自在に設けられた副
   駆動レバーと、前記副軸の高速回転を前記副駆動レバー
   に伝達する副駆動クラッチと、前記主駆動レバーの先端
   部と前記副駆動レバーの先端部との間に設けられた主レ
   バーと、 該主レバーの中央部に設けられた中心ピンと、該中心ピ
   ンに連結され前記中央部の位置により前記３状態の開閉
   操作を行う連結装置と、前記主駆動レバーの先端部と前
   記中心ピンとの間に設けられ前記主駆動レバーの先端部
   を上方に付勢したばねとを備えた開閉装置用操作装置。