JPH0662180A - 色分解スキャナー - Google Patents
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- JPH0662180A JPH0662180A JP5067034A JP6703493A JPH0662180A JP H0662180 A JPH0662180 A JP H0662180A JP 5067034 A JP5067034 A JP 5067034A JP 6703493 A JP6703493 A JP 6703493A JP H0662180 A JPH0662180 A JP H0662180A
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- Biomedical Technology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 透明陽画を色分解するスキャナーにおいて、
入力ターゲットを用いることを必要とせず、用いられる
スキャナーによらない結果を得るようにする。 【構成】 光源装置と、光センサー30と、物体面、結
象面及び光軸をなす光学的結像装置とを有し、物体面と
結像面との中間に回折格子46が配置され、光学的開口
をなす装置44が物体面の位置にあり、光学的結像装
置、光源装置、光センサー及び光学的開口の少なくとも
1つを変位手段によって光軸に概略垂直な方向に変位さ
せるための装置を有する。
入力ターゲットを用いることを必要とせず、用いられる
スキャナーによらない結果を得るようにする。 【構成】 光源装置と、光センサー30と、物体面、結
象面及び光軸をなす光学的結像装置とを有し、物体面と
結像面との中間に回折格子46が配置され、光学的開口
をなす装置44が物体面の位置にあり、光学的結像装
置、光源装置、光センサー及び光学的開口の少なくとも
1つを変位手段によって光軸に概略垂直な方向に変位さ
せるための装置を有する。
Description
【0001】本発明は一般的に画像処理装置に関し、よ
り詳細には色分解スキャナーに関する。
り詳細には色分解スキャナーに関する。
【0002】色分解スキャナーはプリントないし透明陽
画のようなカラーハードコピー画像色分解フィルムのよ
うな1つまたは2つ以上のハードコピー画像またはディ
ジタル・ファイルに変換するために用いられている。通
常色分解スキャナーの作動はカラーハードコピー画像の
有するカラー情報を1つの色空間から少なくとも1つの
他の色空間に変換することを含む。
画のようなカラーハードコピー画像色分解フィルムのよ
うな1つまたは2つ以上のハードコピー画像またはディ
ジタル・ファイルに変換するために用いられている。通
常色分解スキャナーの作動はカラーハードコピー画像の
有するカラー情報を1つの色空間から少なくとも1つの
他の色空間に変換することを含む。
【0003】色変換はスキャニングがなされる特定の用
途の1つの機能であるが、その結果は用いられる特定の
スキャナーによらないようにすべきである。
途の1つの機能であるが、その結果は用いられる特定の
スキャナーによらないようにすべきである。
【0004】従来、イスラエルのヘルズリアのサイテッ
クス・コーポレーション(Scitex Corpor
ation)により製造されたサイテックス・スマート
・スキャナー(Scitex Smart Scann
er)のように、色変換はスキャナーの参照テーブル
(LUT)を用いて行なわれ、このテーブルの内容はス
キャナーによって行なわれる色分解の性質の1つの機能
である。しかしながら、異なる分光感度を生ずる製造上
の許容差の範囲内での差により、固定したLUTは異な
るスキャナーに、また同じモデルの異なるスキャナーに
も十分に適切であるとは言えないことがわかる。
クス・コーポレーション(Scitex Corpor
ation)により製造されたサイテックス・スマート
・スキャナー(Scitex Smart Scann
er)のように、色変換はスキャナーの参照テーブル
(LUT)を用いて行なわれ、このテーブルの内容はス
キャナーによって行なわれる色分解の性質の1つの機能
である。しかしながら、異なる分光感度を生ずる製造上
の許容差の範囲内での差により、固定したLUTは異な
るスキャナーに、また同じモデルの異なるスキャナーに
も十分に適切であるとは言えないことがわかる。
【0005】本出願人による米国特許出願第07/65
0468号において、所定の入力・出力の条件に基いて
各々のスキャナーに対して個別化されたLUTを与える
ことが提案されている。このようなLUTはこのような
スキャナーの分光感度にかかわらず用いられるが、入力
色ターゲットを用いることを必要とする。
0468号において、所定の入力・出力の条件に基いて
各々のスキャナーに対して個別化されたLUTを与える
ことが提案されている。このようなLUTはこのような
スキャナーの分光感度にかかわらず用いられるが、入力
色ターゲットを用いることを必要とする。
【0006】「装置によらない色」というものを得るた
めの努力が現在グラフィック技術産業において行なわれ
ている。これらの努力は現在複数の色区画に分割された
透明陽画のような入力ターゲットを用いることに集中し
ている。ターゲットは各々1つの区画毎にスキャナーに
よって割当てられたR、G、Bの色分解を与えるように
特定のスキャナーによってスキャニングされる。カロリ
メータでの区画の測定によりCIEのL*a*b*表色
系のような特定の色空間における区画の値が与えられ
る。R、G、Bの値及びL*a*bの値に基いて、前述
の米国特許出願第07/650468号に示されるのと
同様な方法を用いてスキャナーにおいて色変換が構成さ
れ実施される。
めの努力が現在グラフィック技術産業において行なわれ
ている。これらの努力は現在複数の色区画に分割された
透明陽画のような入力ターゲットを用いることに集中し
ている。ターゲットは各々1つの区画毎にスキャナーに
よって割当てられたR、G、Bの色分解を与えるように
特定のスキャナーによってスキャニングされる。カロリ
メータでの区画の測定によりCIEのL*a*b*表色
系のような特定の色空間における区画の値が与えられ
る。R、G、Bの値及びL*a*bの値に基いて、前述
の米国特許出願第07/650468号に示されるのと
同様な方法を用いてスキャナーにおいて色変換が構成さ
れ実施される。
【0007】入力ターゲットまたは基準装置を用いる大
きな欠点は、それらが時間経過とともに色の値を変化さ
せ、かくして多大の経費をかけて交換するか、再度測定
しなければならないことである。
きな欠点は、それらが時間経過とともに色の値を変化さ
せ、かくして多大の経費をかけて交換するか、再度測定
しなければならないことである。
【0008】米国特許第4898467号は、レンズと
多画素のイメージセンサーとの間に回折格子を配置する
ことによるスキャナーの分光感度の測定を開示してい
る。米国特許第4898467号に示される装置はいく
つかの欠点を有するが、それは次のように要約されよ
う。 1.スペクトルの1つの波長領域だけを読取る単一画素
イメージセンサで用いるのに適切でない。 2.縮小のためにレンズを用いるときに、レンズとセン
サーとの間の距離が特に間に回折格子を生ずるのには小
さ過ぎるであろう。
多画素のイメージセンサーとの間に回折格子を配置する
ことによるスキャナーの分光感度の測定を開示してい
る。米国特許第4898467号に示される装置はいく
つかの欠点を有するが、それは次のように要約されよ
う。 1.スペクトルの1つの波長領域だけを読取る単一画素
イメージセンサで用いるのに適切でない。 2.縮小のためにレンズを用いるときに、レンズとセン
サーとの間の距離が特に間に回折格子を生ずるのには小
さ過ぎるであろう。
【0009】本発明は色分解スキャナーのようなカラー
画像処理装置の分光感度を測定するための方法及び装置
を提供することである。
画像処理装置の分光感度を測定するための方法及び装置
を提供することである。
【0010】かくして本発明の好ましい実施例により、
光源装置と、光センサーと、物体面、結像面及び光軸を
なす結像光学装置とを含み、物体面と結像面との中間に
配置された回折格子と、物体面の位置にある光学的開口
をなす装置と、前記光センサーにおいて光スペクトルの
掃引を行なうため結像光学装置、光源装置及び光学的開
口の少なくとも1つを変位手段により光軸に概略垂直な
方向に変位させるための装置とを含む、カラー画像処理
装置の分光感度を測定するための装置が提供される。
光源装置と、光センサーと、物体面、結像面及び光軸を
なす結像光学装置とを含み、物体面と結像面との中間に
配置された回折格子と、物体面の位置にある光学的開口
をなす装置と、前記光センサーにおいて光スペクトルの
掃引を行なうため結像光学装置、光源装置及び光学的開
口の少なくとも1つを変位手段により光軸に概略垂直な
方向に変位させるための装置とを含む、カラー画像処理
装置の分光感度を測定するための装置が提供される。
【0011】また本発明の好ましい実施例により、光源
と、光センサーと、物体面及び結像面をなす結像光学装
置とを含み、結像光学装置と物体面との中間に配置され
た回折格子と、物体面の位置にある光学的開口をなす装
置とを含む、カラー画像処理装置の分光感度を測定する
ための装置が提供される。
と、光センサーと、物体面及び結像面をなす結像光学装
置とを含み、結像光学装置と物体面との中間に配置され
た回折格子と、物体面の位置にある光学的開口をなす装
置とを含む、カラー画像処理装置の分光感度を測定する
ための装置が提供される。
【0012】本発明は添付の図面と合せて以下の詳細な
説明からより十分に理解されよう。ここで第1図A及び
Bを参照すると、ドイツのライノタイプ・ヘル(Lyn
otype−Hell)社から市販されているDC39
9のような典型的なドラムスキャナーが示されている
が、これは透明陽画11のような物体がスキャニングさ
れるように載置さる透明ドラム10含む。点光源組立体
12及び光センサー組立体がドラム10の対称軸20に
平行なそれぞれの軸16及び18に沿って変位するよう
にねじ駆動部に配置されている。
説明からより十分に理解されよう。ここで第1図A及び
Bを参照すると、ドイツのライノタイプ・ヘル(Lyn
otype−Hell)社から市販されているDC39
9のような典型的なドラムスキャナーが示されている
が、これは透明陽画11のような物体がスキャニングさ
れるように載置さる透明ドラム10含む。点光源組立体
12及び光センサー組立体がドラム10の対称軸20に
平行なそれぞれの軸16及び18に沿って変位するよう
にねじ駆動部に配置されている。
【0013】図1Bに詳細に示されるように、光源22
によって表される点光源組立体12がレンズ24を介し
てドラム10の面上に光を投影して透明陽画11の一部
を照射する。透明陽画を通過した光はレンズ26によっ
て集光され、このレンズは透明陽画を開口28の面上に
結像させる。開口28は光電子増倍器のような光センサ
ー30の視野を制限するように作用する。
によって表される点光源組立体12がレンズ24を介し
てドラム10の面上に光を投影して透明陽画11の一部
を照射する。透明陽画を通過した光はレンズ26によっ
て集光され、このレンズは透明陽画を開口28の面上に
結像させる。開口28は光電子増倍器のような光センサ
ー30の視野を制限するように作用する。
【0014】光軸32は光センサー30の中心及びレン
ズ26の中心を通過するように形成されている。ドラム
10の軸20を中心とした回転と、ドラム10と他の部
分との間での軸20に沿った前述の相対的な軸方向の変
位とによりスキャナーのスキャニング動作が行なわれ
る。
ズ26の中心を通過するように形成されている。ドラム
10の軸20を中心とした回転と、ドラム10と他の部
分との間での軸20に沿った前述の相対的な軸方向の変
位とによりスキャナーのスキャニング動作が行なわれ
る。
【0015】ここで図2A及びBを参照すると、本発明
の一実施例が示されており、光源22からの光をドラム
10の対称軸20に平行な平面内で散乱させるためにレ
ンズ24とドラム10との間に円筒面レンズ40が配置
されている。あるいは他のいずれかの適当な型のレンズ
40を用いてもよい。さらに他の例としてレンズ24を
省略してもよい。
の一実施例が示されており、光源22からの光をドラム
10の対称軸20に平行な平面内で散乱させるためにレ
ンズ24とドラム10との間に円筒面レンズ40が配置
されている。あるいは他のいずれかの適当な型のレンズ
40を用いてもよい。さらに他の例としてレンズ24を
省略してもよい。
【0016】さらに本発明の好ましい実施例によれば、
ドラム10とレンズ40との間にディフューザ42が配
置されている。レンズ40及び24がない場合、ディフ
ューザ42は光源22とドラム10との間に配置され
る。ディフューザ42は研磨された面を有するガラス片
でもよく、ドラム10上に向けられた光を拡散させるよ
うに作用する。好ましくは光軸32と対象軸20とに垂
直に延びるスリットの形の光学的開口44がドラム10
の面上に、通常透明陽画がスキャニングのために配置さ
れる位置に設けられる。
ドラム10とレンズ40との間にディフューザ42が配
置されている。レンズ40及び24がない場合、ディフ
ューザ42は光源22とドラム10との間に配置され
る。ディフューザ42は研磨された面を有するガラス片
でもよく、ドラム10上に向けられた光を拡散させるよ
うに作用する。好ましくは光軸32と対象軸20とに垂
直に延びるスリットの形の光学的開口44がドラム10
の面上に、通常透明陽画がスキャニングのために配置さ
れる位置に設けられる。
【0017】本発明の好ましい実施例によれば、回折格
子46がレンズ26の前に、すなわち開口44とレンズ
26との間に、その格子線が開口44のスリットに平行
になるようにして配置される。本発明の他の実施例によ
れば、回折格子46がレンズ26の後方に、すなわちレ
ンズ26と開口28との間に配置されよう。
子46がレンズ26の前に、すなわち開口44とレンズ
26との間に、その格子線が開口44のスリットに平行
になるようにして配置される。本発明の他の実施例によ
れば、回折格子46がレンズ26の後方に、すなわちレ
ンズ26と開口28との間に配置されよう。
【0018】回折格子があるために開口44を通過する
光の回折が生じ、レンズ26の結像面上に投影される多
色光スペクトルを生ぜしめる。参照番号48は1次回折
の青側端の光線束を示し、また参照番号49は1次回折
の赤側端の光線束を示している。他の可視スペクトルは
参照番号48及び49で示される光束の間に波長の関数
として線形に分布している。
光の回折が生じ、レンズ26の結像面上に投影される多
色光スペクトルを生ぜしめる。参照番号48は1次回折
の青側端の光線束を示し、また参照番号49は1次回折
の赤側端の光線束を示している。他の可視スペクトルは
参照番号48及び49で示される光束の間に波長の関数
として線形に分布している。
【0019】光軸32が開口44に合致していない図2
Aに示される作動方向において、スペクトルの青側端が
開口28上に結像する。この作動方向において、光セン
サー30がスペクトルの青側端によって照射され、セン
サー30によって生ずる信号は対応する波長のスキャナ
ーの分光感度に比例する。
Aに示される作動方向において、スペクトルの青側端が
開口28上に結像する。この作動方向において、光セン
サー30がスペクトルの青側端によって照射され、セン
サー30によって生ずる信号は対応する波長のスキャナ
ーの分光感度に比例する。
【0020】図2Bに示される作動方向に向かって対称
軸20に平行な方向に光軸32に対して開口44を漸次
的に変位させると順次波長が長くなる光が開口28を通
じてセンサー30に当てられ、かくして可視スペクトル
全体にわたる波長に対するスキャナー感度を示すセンサ
ー30からの出力を生ぜしめる。図2Bは、スペクトル
の赤側端がセンサー30に当たる、開口44に対する光
軸32の限界の方向を示している。
軸20に平行な方向に光軸32に対して開口44を漸次
的に変位させると順次波長が長くなる光が開口28を通
じてセンサー30に当てられ、かくして可視スペクトル
全体にわたる波長に対するスキャナー感度を示すセンサ
ー30からの出力を生ぜしめる。図2Bは、スペクトル
の赤側端がセンサー30に当たる、開口44に対する光
軸32の限界の方向を示している。
【0021】図1A−図2Aの装置の有する1つの限界
はディフューザの面にわたって光源が高度に一様である
ことが必要となる点である。図13に示されるように光
の拡散は一体的な空洞を用いて別な形でなされよう。適
当な光ディフューザは例えば米国、NH、ノース・サッ
トン、P.O.B.70のラブスフィア(Labsph
ere)から市販されている。
はディフューザの面にわたって光源が高度に一様である
ことが必要となる点である。図13に示されるように光
の拡散は一体的な空洞を用いて別な形でなされよう。適
当な光ディフューザは例えば米国、NH、ノース・サッ
トン、P.O.B.70のラブスフィア(Labsph
ere)から市販されている。
【0022】精度を高めるために、センサー30の測定
された強度の出力に対する修正が光軸32に対する開口
44の位置の関数として導入されよう。従ってゼンサー
30によって検出された出力強度をcos2 α(αは光
軸32と開口44から回折格子46における光軸まで延
びる直線との間の角度である)で割ったものが適切な修
正を与える。
された強度の出力に対する修正が光軸32に対する開口
44の位置の関数として導入されよう。従ってゼンサー
30によって検出された出力強度をcos2 α(αは光
軸32と開口44から回折格子46における光軸まで延
びる直線との間の角度である)で割ったものが適切な修
正を与える。
【0023】スポット照射を用いることに伴う限界に対
する他の解決策はイスラエル、ヘルズリアのサイテック
ス・コーポレーションによって製造及び販売されている
スマート・スキャナー(Smart Scanner)
に用いられているような開口蛍光灯ランプ等の比較的広
いエリアを有する代替の光源の使用を含むであろう。あ
るいはエネクトロルミネセント・ランプやエリア照射を
行う他のいずれかの適切な光源を用いてもよい。
する他の解決策はイスラエル、ヘルズリアのサイテック
ス・コーポレーションによって製造及び販売されている
スマート・スキャナー(Smart Scanner)
に用いられているような開口蛍光灯ランプ等の比較的広
いエリアを有する代替の光源の使用を含むであろう。あ
るいはエネクトロルミネセント・ランプやエリア照射を
行う他のいずれかの適切な光源を用いてもよい。
【0024】測定の段階で代替の光源が用いられるとき
に、そのスペクトル分布が知られていることが重要であ
る。このような場合、スキャナーの真の分光感度を与え
るために、スキャナーの測定された分光感度を代替の光
源のスペクトル分布で除しスキャナーの一部であるスポ
ット光源のスペクトル分布を乗じなければならない。
に、そのスペクトル分布が知られていることが重要であ
る。このような場合、スキャナーの真の分光感度を与え
るために、スキャナーの測定された分光感度を代替の光
源のスペクトル分布で除しスキャナーの一部であるスポ
ット光源のスペクトル分布を乗じなければならない。
【0025】ここで図3A及びBを参照する。光学的素
子は図2A及びBの実施例の場合と同じであり、レンズ
40及びディフューザ42が開口52を有するディフュ
ーザ50で置換えられていることを除いて同じ参照番号
で示されている。
子は図2A及びBの実施例の場合と同じであり、レンズ
40及びディフューザ42が開口52を有するディフュ
ーザ50で置換えられていることを除いて同じ参照番号
で示されている。
【0026】より重要なことは、図3A及びBの実施例
において、54で示され光源22、レンズ24、ディフ
ューザ50及び開口52を含む光源組立体が光軸及び開
口44に対して対称軸に概略平行に方向に変位してお
り、開口44が光軸に対して同じ方向に変位しているこ
とである。
において、54で示され光源22、レンズ24、ディフ
ューザ50及び開口52を含む光源組立体が光軸及び開
口44に対して対称軸に概略平行に方向に変位してお
り、開口44が光軸に対して同じ方向に変位しているこ
とである。
【0027】図3Aはスペクトルの青側端が光センサー
30で検出される限界の方向を示しており、また図3B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正はまたこの実施例においても適用される。
30で検出される限界の方向を示しており、また図3B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正はまたこの実施例においても適用される。
【0028】ここで図4A及びBを参照する。光学的素
子は図3A及びBの実施例の場合と同じであり、ディフ
ューザ50及び開口52が省略されていることを除いて
同じ参照番号で示されている。
子は図3A及びBの実施例の場合と同じであり、ディフ
ューザ50及び開口52が省略されていることを除いて
同じ参照番号で示されている。
【0029】図3A及びBの実施例と同様に、64で示
され光源22及びレンズ24を含む光源組立体は光軸及
び開口44に対して対称軸20に概略平行な方向に変位
しており、開口44は光軸に対して同じ方向に変位して
いる。
され光源22及びレンズ24を含む光源組立体は光軸及
び開口44に対して対称軸20に概略平行な方向に変位
しており、開口44は光軸に対して同じ方向に変位して
いる。
【0030】図3A及びBの実施例とは異なって、光源
組立体64の傾斜は開口からの変位とともに常に回折格
子46の中心に向くように変化せしめられる。
組立体64の傾斜は開口からの変位とともに常に回折格
子46の中心に向くように変化せしめられる。
【0031】図4Aはスペクトルの青側端が光センサー
30で検出される限界の方向を示しており、図4Bはス
ペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反対側
の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修正は
cosαの修正になるか、または傾斜の角度が十分に小
さければ省略してもよい。
30で検出される限界の方向を示しており、図4Bはス
ペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反対側
の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修正は
cosαの修正になるか、または傾斜の角度が十分に小
さければ省略してもよい。
【0032】ここで図5A及びBを参照する。光学的素
子は図4A及びBの実施例の場合と同じである。図4A
及びBの実施例と同様に、光源組立体64は光軸及び開
口44に対して対称軸に概略平行な方向に変位してお
り、開口44は光軸に対して同じ方向に変位している。
子は図4A及びBの実施例の場合と同じである。図4A
及びBの実施例と同様に、光源組立体64は光軸及び開
口44に対して対称軸に概略平行な方向に変位してお
り、開口44は光軸に対して同じ方向に変位している。
【0033】図4A及びBの実施例と異なって、光源組
立体64は傾斜せず、その代りにランプ22がレンズ2
4に対して光軸20に概略平行な方向に変位している。
図5A及びBからわかるように、レンズ24が開口44
から変位すればするほど光源22が同じ方向にレンズ2
4が変位する。
立体64は傾斜せず、その代りにランプ22がレンズ2
4に対して光軸20に概略平行な方向に変位している。
図5A及びBからわかるように、レンズ24が開口44
から変位すればするほど光源22が同じ方向にレンズ2
4が変位する。
【0034】図5Aはスペクトルの青側端が光センサー
30で検出される限界の方向を示しており、また図5B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正はこの実施例においても適用される。
30で検出される限界の方向を示しており、また図5B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正はこの実施例においても適用される。
【0035】ここで図6A及びBを参照する。光学的素
子は図5A及びBの実施例の場合と同じであり、同じ参
照番号で示されている。
子は図5A及びBの実施例の場合と同じであり、同じ参
照番号で示されている。
【0036】図5A及びBの実施例と対比すると、光源
22及びレンズ24を含む光源組立体64は変位してい
ない。その代りに開口28及び光センサー30が開口4
4に対しまた相互に対して、対称軸20に概略平行な方
向に変位しており、また光源組立体64は開口44に対
して固定されたままである。
22及びレンズ24を含む光源組立体64は変位してい
ない。その代りに開口28及び光センサー30が開口4
4に対しまた相互に対して、対称軸20に概略平行な方
向に変位しており、また光源組立体64は開口44に対
して固定されたままである。
【0037】図6Aはスペクトルの青側端が光センサー
30で検出される限界の方向を示しており、また図6B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正は角度が小さいためにわずかであるがこの実施例にお
いても適用される。
30で検出される限界の方向を示しており、また図6B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正は角度が小さいためにわずかであるがこの実施例にお
いても適用される。
【0038】ここで図7A及びBを参照する。図7A
は、図1A及びBのドラムスキャナーと概略的に同じで
あるが点光源22及びレンズ24でなく開口蛍光ランプ
のような細長い光源80を用いたドラムスキャナーを示
している。図7Bは開口44及び回折格子46が図2A
において付加されているのと同様に付加されている図7
Aのドラムスキャナーの断面を示している。他の光学的
素子は図1A及びBの実施例の場合と実質的に同じであ
り、同じ参照番号で示されている。細長い光源は軸20
に沿ったドラムの位置に対して静止している。この実施
例において測定のための代替の光源は必要でない。
は、図1A及びBのドラムスキャナーと概略的に同じで
あるが点光源22及びレンズ24でなく開口蛍光ランプ
のような細長い光源80を用いたドラムスキャナーを示
している。図7Bは開口44及び回折格子46が図2A
において付加されているのと同様に付加されている図7
Aのドラムスキャナーの断面を示している。他の光学的
素子は図1A及びBの実施例の場合と実質的に同じであ
り、同じ参照番号で示されている。細長い光源は軸20
に沿ったドラムの位置に対して静止している。この実施
例において測定のための代替の光源は必要でない。
【0039】ここで図7A及びBの実施例の付加的な作
動の方向を示す図8A及びBを参照する。図2A及びB
の実施例と同様に、光学的開口44が素子26、28、
30及び46を含む全体の光学的組立体に対して対称軸
20に概略平行に変位している。
動の方向を示す図8A及びBを参照する。図2A及びB
の実施例と同様に、光学的開口44が素子26、28、
30及び46を含む全体の光学的組立体に対して対称軸
20に概略平行に変位している。
【0040】図8Aはスペクトルの青側端が光センサー
30で検出される限界の方向を示しており、また図8B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正が精度を高めるために用いられる。光源80のスペク
トル分布を知ることは必要でない。
30で検出される限界の方向を示しており、また図8B
はスペクトルの赤側端が光センサー30で検出される反
対側の限界の方向を示している。前述のcos2 αの修
正が精度を高めるために用いられる。光源80のスペク
トル分布を知ることは必要でない。
【0041】ここで図9A及びBを参照する。図9Aは
イスラエル、ヘルズリアのサイテックス・コーポレーシ
ョンから市販されているスマート・スキャナーのような
典型的なフラットベッドスキャナーを示しており、これ
は透明陽画91のような物体がスキャニングのために載
置される透明で平坦な支持体90を含む。
イスラエル、ヘルズリアのサイテックス・コーポレーシ
ョンから市販されているスマート・スキャナーのような
典型的なフラットベッドスキャナーを示しており、これ
は透明陽画91のような物体がスキャニングのために載
置される透明で平坦な支持体90を含む。
【0042】細長い光源92が支持体90上に光を投射
する。透明陽画を通過する光がスキャニングの軸100
に平行な第1のスキャニング方向をなすように配置され
たCCDのような多画素の光センサー94の平面上に透
明陽画を結像させるレンズ96によって集光される。
する。透明陽画を通過する光がスキャニングの軸100
に平行な第1のスキャニング方向をなすように配置され
たCCDのような多画素の光センサー94の平面上に透
明陽画を結像させるレンズ96によって集光される。
【0043】光軸32は光源92と光センサー94の中
心との間でレンズ96の中心を通って延びるように形成
されている。前述した素子と支持体90との間での、光
軸32に垂直な方向の相対的移動により第2の方向での
スキャナーのスキャニング動作がなされる。
心との間でレンズ96の中心を通って延びるように形成
されている。前述した素子と支持体90との間での、光
軸32に垂直な方向の相対的移動により第2の方向での
スキャナーのスキャニング動作がなされる。
【0044】図9Bは対応する分光感度測定装置を付加
した図9Aに示されるスキャナーと同じ典型的なフラッ
トベッドスキャナーを示している。
した図9Aに示されるスキャナーと同じ典型的なフラッ
トベッドスキャナーを示している。
【0045】図9Aの透明陽画91は図9Bにおいて軸
100のスキャニングの方向に垂直な、好ましくはスリ
ットのような光学的開口44で置換えられている。開口
44と結像レンズ96との間に回折格子46が配置され
ている。この位置は縮小比の結像連関を用いるときに特
に有用であるが、この場合に回折格子を挿入するために
センサー94が配置されている結像面と結像レンズ96
との間に十分な空間がないかもしれない。
100のスキャニングの方向に垂直な、好ましくはスリ
ットのような光学的開口44で置換えられている。開口
44と結像レンズ96との間に回折格子46が配置され
ている。この位置は縮小比の結像連関を用いるときに特
に有用であるが、この場合に回折格子を挿入するために
センサー94が配置されている結像面と結像レンズ96
との間に十分な空間がないかもしれない。
【0046】光線束108はスキャナーのスペクトル範
囲の青側端を表し、また光線束109はスキャナーのス
ペクトル範囲の赤側端を表している。他の全ての波長は
波長の関数として光線束108と109との間に線形に
拡がっている。それゆえこの範囲の各々の画素の出力信
号は特定の画素の波長におけるスキャナーの分光感度で
ある。
囲の青側端を表し、また光線束109はスキャナーのス
ペクトル範囲の赤側端を表している。他の全ての波長は
波長の関数として光線束108と109との間に線形に
拡がっている。それゆえこの範囲の各々の画素の出力信
号は特定の画素の波長におけるスキャナーの分光感度で
ある。
【0047】レンズ96の口径食は画素の出力信号を口
径食の関数で除することによって補償されよう。あるい
はレンズ96内に配置された比較的閉じたアイリス絞り
により口径食を考慮する必要がなくなるであろう。
径食の関数で除することによって補償されよう。あるい
はレンズ96内に配置された比較的閉じたアイリス絞り
により口径食を考慮する必要がなくなるであろう。
【0048】また図11A及びBの2次元的光ボックス
82のような光源が十分に幅広ければ、スリット開口4
4及び回折格子の線は軸100に平行な、すなわち図1
1A及びBの紙面に垂直に配置してもよいことがわか
る。支持体90を軸100に垂直なスキャニングの方向
に移動させることにより、種々の波長の種々の光線束が
センサー94上に掃引されよう。
82のような光源が十分に幅広ければ、スリット開口4
4及び回折格子の線は軸100に平行な、すなわち図1
1A及びBの紙面に垂直に配置してもよいことがわか
る。支持体90を軸100に垂直なスキャニングの方向
に移動させることにより、種々の波長の種々の光線束が
センサー94上に掃引されよう。
【0049】前述の特定の場合において、各々の波長帯
域の感度を読取るためにセンサーの大部分またはセンサ
ー全体が用いられよう。支持体90の各々の特定の位置
におけるセンサーの画素からの全ての読取り値の平均を
計算することにより対応する波長の正確な感度測定がな
されよう。
域の感度を読取るためにセンサーの大部分またはセンサ
ー全体が用いられよう。支持体90の各々の特定の位置
におけるセンサーの画素からの全ての読取り値の平均を
計算することにより対応する波長の正確な感度測定がな
されよう。
【0050】前述の方法は平行な回折格子46及び開口
44の方向が重要でない2次元スキャナーあるいはカメ
ラに適用されることが当業者に明らかであろう。しかし
ながらスリットがセンサーの列または行のいずれかに平
行であればアクセスのデータはより単純になる。スリッ
トに垂直な方向に画像からデータが抽出され、スリット
の方向に平行な方向にデータの平均がなされよう。
44の方向が重要でない2次元スキャナーあるいはカメ
ラに適用されることが当業者に明らかであろう。しかし
ながらスリットがセンサーの列または行のいずれかに平
行であればアクセスのデータはより単純になる。スリッ
トに垂直な方向に画像からデータが抽出され、スリット
の方向に平行な方向にデータの平均がなされよう。
【0051】ここで図10A及びBを参照する。図10
Aに示される作動の方向において、スペクトルの青側端
がセンサー94の中心に結像せしめられる。開口44を
光軸32に対して図10Bに示される作動方向に向かう
軸100に平行な方向に漸次的に変位させると順次波長
が長くなる光がセンサー94の中心に当たり、かくして
可視スペクトル全体にわたる波長に対するスキャナーの
感度を示すスキャナー94の単一画素からの出力を与え
る。図10Bはスペクトルの赤側端がセンサー94の中
心に当たる、光軸100に対する開口44の限界の方向
を示している。あるいはセンサー94の中心にない画素
が同じ方法によって用いられよう。
Aに示される作動の方向において、スペクトルの青側端
がセンサー94の中心に結像せしめられる。開口44を
光軸32に対して図10Bに示される作動方向に向かう
軸100に平行な方向に漸次的に変位させると順次波長
が長くなる光がセンサー94の中心に当たり、かくして
可視スペクトル全体にわたる波長に対するスキャナーの
感度を示すスキャナー94の単一画素からの出力を与え
る。図10Bはスペクトルの赤側端がセンサー94の中
心に当たる、光軸100に対する開口44の限界の方向
を示している。あるいはセンサー94の中心にない画素
が同じ方法によって用いられよう。
【0052】しかしながら回折格子46が光学的開口4
4とレンズ96との間に配置されているときに光軸上の
位置にある画素を用いて口径食効果が減少せしめられる
ことがわかるであろう。
4とレンズ96との間に配置されているときに光軸上の
位置にある画素を用いて口径食効果が減少せしめられる
ことがわかるであろう。
【0053】図10A及びBの実施例において、光軸に
対する必要な開口の変位を与えるために軸100に沿っ
たスキャナーの本来の直線状変位能力が用いられる。必
要な方向への直線状変位可能性を有していないフラット
ベッドスキャナーの分光感度を測定しようとする場合、
図12A及びBの実施例に示されるように回転変位能力
が用いられよう。
対する必要な開口の変位を与えるために軸100に沿っ
たスキャナーの本来の直線状変位能力が用いられる。必
要な方向への直線状変位可能性を有していないフラット
ベッドスキャナーの分光感度を測定しようとする場合、
図12A及びBの実施例に示されるように回転変位能力
が用いられよう。
【0054】ここで図12A及びBを参照すると、この
実施例の光学的構造は図10A及びBの実施例の場合と
同様であることがわかる。参照番号120で示される位
置と参照番号122で示される位置との間で矢印128
で示される方向に開口を回転変位させると直線状CCD
アレー94の中心上での光スペクトルのスキャニングが
なされる。
実施例の光学的構造は図10A及びBの実施例の場合と
同様であることがわかる。参照番号120で示される位
置と参照番号122で示される位置との間で矢印128
で示される方向に開口を回転変位させると直線状CCD
アレー94の中心上での光スペクトルのスキャニングが
なされる。
【0055】移送体114の特定の位置でセンサー94
上に116の方向に線124が結像する。開口の位置及
び長さは位置120から位置122までの回転の際に常
に線124に交差するようにしてある。また開口の角度
を、120と122との間の中心点において線124に
垂直になるように設定するのも有効である。本発明はこ
れまて詳細に図示説明したことに限定されないことがわ
かるであろう。
上に116の方向に線124が結像する。開口の位置及
び長さは位置120から位置122までの回転の際に常
に線124に交差するようにしてある。また開口の角度
を、120と122との間の中心点において線124に
垂直になるように設定するのも有効である。本発明はこ
れまて詳細に図示説明したことに限定されないことがわ
かるであろう。
【図1】典型的なドラム型色分解スキャナーを概略的に
示す図である。
示す図である。
【図2】開口がスキャナー及び光軸に対して変位してい
る、スキャナーの分光感度を測定するための装置を付加
した、図1A,Bのスキャナーの2つの作動方向を示す
単純化した概略的な図である。
る、スキャナーの分光感度を測定するための装置を付加
した、図1A,Bのスキャナーの2つの作動方向を示す
単純化した概略的な図である。
【図3】光源が光軸に対して概略垂直な方向に変位して
いる、図2A,Bの装置の2つの作動方向を示す単純化
した概略的な図である。
いる、図2A,Bの装置の2つの作動方向を示す単純化
した概略的な図である。
【図4】光源が光軸に対して傾斜し変位している、図2
A,Bの装置の2つの作動方向を示す単純化した概略的
な図である。
A,Bの装置の2つの作動方向を示す単純化した概略的
な図である。
【図5】光源が対応する結像レンズに対して変位してい
る、図2A,Bの装置の2つの作動方向を示す単純化し
た概略的な図である。
る、図2A,Bの装置の2つの作動方向を示す単純化し
た概略的な図である。
【図6】光源組立体が開口に対して光軸に概略垂直な方
向に変位している、図2A,Bの装置の2つの作動方向
を示す単純化した概略的な図である。
向に変位している、図2A,Bの装置の2つの作動方向
を示す単純化した概略的な図である。
【図7】A:本発明の好ましい実施例により構成され作
動する典型的なドラム型色分解スキャナーの他の実施例
を示す単純化した図である。 B:分光感度を測定するための対応する装置を有する図
7Aのスキャナーの概略的な図である。
動する典型的なドラム型色分解スキャナーの他の実施例
を示す単純化した図である。 B:分光感度を測定するための対応する装置を有する図
7Aのスキャナーの概略的な図である。
【図8】典型的なドラム型色分解スキャナー及び図7B
に示される分光感度を測定するための対応する装置のさ
らに他の2つの作動方向を示す単純化した概略的な図で
ある。
に示される分光感度を測定するための対応する装置のさ
らに他の2つの作動方向を示す単純化した概略的な図で
ある。
【図9】A:本発明の他の好ましい実施例により構成さ
れ作動する典型的なフラットベッド型の色分解スキャナ
ーを示す単純化した図である。 B:分光感度を測定するための対応する装置を有する図
9Aの色分解スキャナーの概略的な図である。
れ作動する典型的なフラットベッド型の色分解スキャナ
ーを示す単純化した図である。 B:分光感度を測定するための対応する装置を有する図
9Aの色分解スキャナーの概略的な図である。
【図10】光学的開口が光軸に概略垂直に配置され光源
が分光感度を測定するための単一センサー素子を用いて
いる、図9A,Bの典型的なフラットベッド型の色分解
スキャナーの2つの作動方向を示す単純化した概略的な
図である。
が分光感度を測定するための単一センサー素子を用いて
いる、図9A,Bの典型的なフラットベッド型の色分解
スキャナーの2つの作動方向を示す単純化した概略的な
図である。
【図11】本発明の他の好ましい実施例により構成され
作動する、2つの2次元領域の光源及び分光感度を測定
するための対応する装置を有するフラットベッド型のス
キャナーの単純化した概略的な図である。
作動する、2つの2次元領域の光源及び分光感度を測定
するための対応する装置を有するフラットベッド型のス
キャナーの単純化した概略的な図である。
【図12】本発明のさらに他の好ましい実施例により構
成され作動する、回転可能なフラットベッド型の色分解
スキャナー及び分光感度を測定するための対応する装置
の単純化した概略的な図である。
成され作動する、回転可能なフラットベッド型の色分解
スキャナー及び分光感度を測定するための対応する装置
の単純化した概略的な図である。
【図13】本発明の実施例において有用な、光学的空洞
内に配置された光源を示す図である。
内に配置された光源を示す図である。
10 ドラム 11 透明陽画 12 光源組立体 22 光源 24 レンズ 26 レンズ 28 開口 30 光センサー 32 光軸 40 レンズ 42 ディフューザ 44 開口 46 回折格子
Claims (21)
- 【請求項1】 光源手段と、光センサーと、物体面、結
像面及び光軸をなす光学的結像装置とを含み、 上記物体面と結像面との中間に配置された回折格子と、 物体面の位置にある光学的開口をなす手段と、 上記光センサーにおいて光スペクトルの掃引を行なうた
め上記光源手段、光学的結像手段、光センサー及び光学
的開口の少なくとも1つを光軸に概略垂直な方向に変位
させるための手段と、 を含むことを特徴とするカラー画像処理装置の分光感度
を測定するための装置。 - 【請求項2】 光源手段と、光センサーと、物体面及び
結像面をなす光学的結像装置とを含み、 上記光学的結像装置と物体面との中間に配置された回折
格子と、 上記物体面の位置にある光学的開口をなす装置と、 を含むことを特徴とするカラー画像処理装置の分光感度
を測定するための装置。 - 【請求項3】 上記回折格子が上記光学的結像装置と物
体面との中間に配置されていることを特徴とする請求項
1に記載の装置。 - 【請求項4】 上記光センサーにおいて光スペクトルの
掃引を行うために上記光源手段、光学的結像装置及び光
学的開口の少なくとも1つを光軸に概略垂直な方向に変
位させるための手段をさらに含むことを特徴とする請求
項2に記載の装置。 - 【請求項5】 上記光源手段がスポット照射手段と、ス
ポット照射を拡張するための光学的手段とを含むことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の装置。 - 【請求項6】 上記拡張するための光学的手段が円筒面
レンズと、これに対応するディフューザとを含むことを
特徴とする請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 上記拡張するための光学的手段が上記ス
ポット照射手段に対応するディフューザを含むことを特
徴とする請求項5に記載の装置。 - 【請求項8】 上記拡張するための光学的手段が一体的
な空洞を含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。 - 【請求項9】 上記光源が既知のフペクトル分布を有す
る照射手段と、エリア照射手段とを含むことを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載の装置。 - 【請求項10】 上記変位させるための手段が上記光源
手段、光学的結像装置、回折格子、光センサー及び光学
的開口の少なくとも2つを変位させるようにさ作動し得
ることを特徴とする請求項1、4のいずれかに記載の装
置。 - 【請求項11】 上記光源手段が直線状の光源からなる
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の装
置。 - 【請求項12】 上記光源手段がエリア光源からなるこ
とを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の装
置。 - 【請求項13】 口径食を修正するための手段をさらに
含むことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の
装置。 - 【請求項14】 上記光センサーが単一画素センサーで
あることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載
の装置。 - 【請求項15】 上記開口をなす手段が固定され、上記
相対的変位が固定された開口に対してなされることを特
徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の装置。 - 【請求項16】 上記開口をなす手段の変位がスキャニ
ングされる画像の透明支持体の移動によって行なわれる
ことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の装
置。 - 【請求項17】 上記透明支持体の移動が直線状である
ことを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項18】 上記透明支持体の移動が回転移動であ
ることを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項19】 上記光センサーが上記装置に対して固
定されていることを特徴とする請求項1〜18のいずれ
かに記載の装置。 - 【請求項20】 エリア光源手段と、物体面、結像面及
び光軸をなす光学的結像装置と、多画素の2次元光セン
サーとを含み、 上記物体面と結象面との中間に配置された回折格子と、 物体面の位置にある光学的開口をなす手段と、 を含むことを特徴とするカラー画像処理装置の分光感度
を測定するための装置。 - 【請求項21】 上記センサーが直線状の多画素センサ
ーであり、スペクトルの掃引の方向が上記センサーの縦
方向の軸に概略垂直であることを特徴とする請求項1〜
4、10〜17、19〜20のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IL101375 | 1992-03-25 | ||
IL10137592A IL101375A (en) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | A device for measuring the color of a device to create a color image |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662180A true JPH0662180A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=11063474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5067034A Pending JPH0662180A (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-25 | 色分解スキャナー |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0562760B1 (ja) |
JP (1) | JPH0662180A (ja) |
AT (1) | ATE145509T1 (ja) |
DE (1) | DE69306021T2 (ja) |
IL (1) | IL101375A (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2422778A (en) * | 1945-02-15 | 1947-06-24 | William G H Finch | Color facsimile system |
US4898467A (en) * | 1988-11-07 | 1990-02-06 | Eastman Kodak Company | Spectrometer apparatus for self-calibrating color imaging apparatus |
JPH07121047B2 (ja) * | 1989-02-15 | 1995-12-20 | キヤノン株式会社 | カラー画像読取り装置 |
-
1992
- 1992-03-25 IL IL10137592A patent/IL101375A/en not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-03-18 EP EP93302051A patent/EP0562760B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-18 DE DE69306021T patent/DE69306021T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-18 AT AT93302051T patent/ATE145509T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-03-25 JP JP5067034A patent/JPH0662180A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0562760A1 (en) | 1993-09-29 |
EP0562760B1 (en) | 1996-11-20 |
ATE145509T1 (de) | 1996-12-15 |
DE69306021D1 (de) | 1997-01-02 |
IL101375A0 (en) | 1992-11-15 |
IL101375A (en) | 1996-01-19 |
DE69306021T2 (de) | 1997-03-13 |
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