JPH0661744A - 送受信周波数変換器 - Google Patents
送受信周波数変換器Info
- Publication number
- JPH0661744A JPH0661744A JP4207694A JP20769492A JPH0661744A JP H0661744 A JPH0661744 A JP H0661744A JP 4207694 A JP4207694 A JP 4207694A JP 20769492 A JP20769492 A JP 20769492A JP H0661744 A JPH0661744 A JP H0661744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- transmission
- reception
- signal
- oscillator
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- Granted
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】送信受信局部発振部にデジタルPLL周波数シ
ンセサイザを用いた送受信一体型周波数変換器の送受間
の周波数差を変更する際に、IF周波数を変更すること
なく行う送受信周波数変換器を提供する。 【構成】送受信一体型周波数変換器の局部発振周波数信
号は、送受独立に設けられたデジタルPLL周波数シン
セサイザ9,29により生成され、その周波数シンセサ
イザの可変分周器8,28の分周数の設定は、送信及び
受信おのおのに設けられたROM16,36のデータに
より行なわれ、送信及び受信周波数の同時変更はROM
のアドレスを変更するスイッチ44により行なわれる。
ンセサイザを用いた送受信一体型周波数変換器の送受間
の周波数差を変更する際に、IF周波数を変更すること
なく行う送受信周波数変換器を提供する。 【構成】送受信一体型周波数変換器の局部発振周波数信
号は、送受独立に設けられたデジタルPLL周波数シン
セサイザ9,29により生成され、その周波数シンセサ
イザの可変分周器8,28の分周数の設定は、送信及び
受信おのおのに設けられたROM16,36のデータに
より行なわれ、送信及び受信周波数の同時変更はROM
のアドレスを変更するスイッチ44により行なわれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送受信周波数変換器に関
し、特にヘテロダイン式無線送受信装置の送信周波数と
受信周波数の差であるシフト周波数を変える場合に、送
信,受信局部発振器の周波数基準となるディジタルPL
L方式周波数シンセサイザ内の分周数制御のみで対応で
きる送受信周波数変換器に関する。
し、特にヘテロダイン式無線送受信装置の送信周波数と
受信周波数の差であるシフト周波数を変える場合に、送
信,受信局部発振器の周波数基準となるディジタルPL
L方式周波数シンセサイザ内の分周数制御のみで対応で
きる送受信周波数変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマイクロ波通信回線の送信,受信
周波数およびシフト周波数等は国際統一規約(CCIR
等)により規制されている。しかし各国内および自治体
ではシフト周波数等が個別に異なる周波数の規約で運営
されている例もある。このような各国の要請に対応する
ためにシフト周波数変更が比較的に容易に変更できる送
受信一体型の周波数変換器が製作されている。
周波数およびシフト周波数等は国際統一規約(CCIR
等)により規制されている。しかし各国内および自治体
ではシフト周波数等が個別に異なる周波数の規約で運営
されている例もある。このような各国の要請に対応する
ためにシフト周波数変更が比較的に容易に変更できる送
受信一体型の周波数変換器が製作されている。
【0003】従来、この種の送受信周波数変換器を含む
送受信装置は図2に示すように、送信部としては、IF
入力端子1、周波数変換器2、帯域通過フィルタ3、増
幅器4、帯域通過フィルタ5、局部発振器である電圧制
御発振器(VCOという)6、固定分周器(分周比1/
M)7、切換型可変分周器8、IC化されたシンセサイ
ザ、低周波増幅器10、低域フィルタ11、基準発振器
16、分周数をステップ状に変えるスイッチ17から構
成される。また、シンセサイザ9は局部発振器からの分
周信号計数用のカウンタ13、基準発振器16からの信
号計数用のカウンタ14、可変分周器への制御信号計数
用のカウンタ12、カウンタ13とカウンタ14の出力
信号の位相検出器(POという)15から構成される。
受信部としては帯域通過フィルタ25、増幅器24、周
波数変換器22、IF出力端子21、局部発振器である
VCO26、固定分周器27、切換型可変分周器28、
シンセサイザ29、低周波増幅器30、低域フィルタ3
1、スイッチ35から構成される。図からわかるように
VCO6、固定分周器(分周比1/M)7、可変分周器
8、シンセサイザ9、低周波増幅器10、低域フィルタ
11でPLL制御ループを形成し、基準発振器16の基
準信号の位相にVCO6の局発信号が位相ロックされて
いる。なお送受共用方式なので分波回路42で送受合成
されアンテナ43に接続される。
送受信装置は図2に示すように、送信部としては、IF
入力端子1、周波数変換器2、帯域通過フィルタ3、増
幅器4、帯域通過フィルタ5、局部発振器である電圧制
御発振器(VCOという)6、固定分周器(分周比1/
M)7、切換型可変分周器8、IC化されたシンセサイ
ザ、低周波増幅器10、低域フィルタ11、基準発振器
16、分周数をステップ状に変えるスイッチ17から構
成される。また、シンセサイザ9は局部発振器からの分
周信号計数用のカウンタ13、基準発振器16からの信
号計数用のカウンタ14、可変分周器への制御信号計数
用のカウンタ12、カウンタ13とカウンタ14の出力
信号の位相検出器(POという)15から構成される。
受信部としては帯域通過フィルタ25、増幅器24、周
波数変換器22、IF出力端子21、局部発振器である
VCO26、固定分周器27、切換型可変分周器28、
シンセサイザ29、低周波増幅器30、低域フィルタ3
1、スイッチ35から構成される。図からわかるように
VCO6、固定分周器(分周比1/M)7、可変分周器
8、シンセサイザ9、低周波増幅器10、低域フィルタ
11でPLL制御ループを形成し、基準発振器16の基
準信号の位相にVCO6の局発信号が位相ロックされて
いる。なお送受共用方式なので分波回路42で送受合成
されアンテナ43に接続される。
【0004】次に従来例のうち、主としてシフト周波数
を変更する場合の動作を説明する。今、送信周波数
fT ,受信周波数fR ,送信および受信局部発振周波数
をそれぞれfLT,fLR,送信および受信IF周波数をf
IFT ,fIFR とすると、これらの関係は(1)式で表さ
れる。
を変更する場合の動作を説明する。今、送信周波数
fT ,受信周波数fR ,送信および受信局部発振周波数
をそれぞれfLT,fLR,送信および受信IF周波数をf
IFT ,fIFR とすると、これらの関係は(1)式で表さ
れる。
【0005】 fT −fR =(fLT±fIFT )−(fLR±fIFR )………(1) 数値列として受信周波数fR =38.2GHz、fT =
37GHz、シフト周波数fS =1.2GHzとし、送
信IF周波数800MHz、受信IF周波数1.3GH
zとすると、送信局発周波数は37.8GHz、受信局
発周波数は36.9GHzに設定する必要がある。ここ
で、シフト周波数fs を1.2GHzから1GHzに変
更する場合を説明する。例えばfR =38GHz、fT
=37GHzとすると、受信IF周波数1.3GHzを
一定とすれば受信局発周波数=36.7GHzとする必
要がある。今、固定分周比を1/Mとし、スイッチ35
により切換型可変分周器28の分周ステップを前のP+
1分周からP分周に変えた場合に、基準発振器16の基
準周波数をR分周した周波数fref とすると、 fref =36.9×(1/M)×(1/P+1) =36.7×(1/M)×(1/P)……(1A) (1A)式を満足する必要がある。すなわち、特定のシ
フト周波数fS と基準周波数fref に対してはIF周波
数を一定にすることが可能であるが、任意のシフト周波
数に対応するためには分周比をステップ状に変えている
限り、IF周波数を一定にすることができなかった。
37GHz、シフト周波数fS =1.2GHzとし、送
信IF周波数800MHz、受信IF周波数1.3GH
zとすると、送信局発周波数は37.8GHz、受信局
発周波数は36.9GHzに設定する必要がある。ここ
で、シフト周波数fs を1.2GHzから1GHzに変
更する場合を説明する。例えばfR =38GHz、fT
=37GHzとすると、受信IF周波数1.3GHzを
一定とすれば受信局発周波数=36.7GHzとする必
要がある。今、固定分周比を1/Mとし、スイッチ35
により切換型可変分周器28の分周ステップを前のP+
1分周からP分周に変えた場合に、基準発振器16の基
準周波数をR分周した周波数fref とすると、 fref =36.9×(1/M)×(1/P+1) =36.7×(1/M)×(1/P)……(1A) (1A)式を満足する必要がある。すなわち、特定のシ
フト周波数fS と基準周波数fref に対してはIF周波
数を一定にすることが可能であるが、任意のシフト周波
数に対応するためには分周比をステップ状に変えている
限り、IF周波数を一定にすることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の送受信周波数変換器は、各国の規約を含む顧客の種々
のシフト周波数変更に対応するために、一体型送受信周
波数変換器を製造する製造者は、異る顧客あるいは異る
法規制に従う顧客ごとに、変調器又は復調器あるいは送
受信変換器のIF入力端子1の前又はIF出力端子21
の後に接続される機器をIF周波数の異なる装置を用意
しなければならないという欠点があった。
の送受信周波数変換器は、各国の規約を含む顧客の種々
のシフト周波数変更に対応するために、一体型送受信周
波数変換器を製造する製造者は、異る顧客あるいは異る
法規制に従う顧客ごとに、変調器又は復調器あるいは送
受信変換器のIF入力端子1の前又はIF出力端子21
の後に接続される機器をIF周波数の異なる装置を用意
しなければならないという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信周波数変
換器は、電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出力
信号を固定分周比で分周する分周器と、この分周器の出
力信号をさらに分周するために制御端子から入力される
信号により分周比をステップ状に変える可変分周器と、
この可変分周器の出力信号と基準発振器の基準信号と位
相比較し、所定の分周比となるように前記可変分周器を
制御するとともに前記電圧制御発振器に位相制御信号を
送って位相ロックループを形成するシンセサイザとを備
えた送信局部発振部および受信局部発振部を送信,受信
周波数変換器本体にそれぞれ独立に備えた送受信周波数
変換器において、前記シンセサイザを介して前記可変分
周器の分周比を送受同時に切り換えて前記送信局部発振
部と前記受信局部発振部の周波数差を所望の値にステッ
プ状に制御する制御情報を送出する送信用ROMおよび
受信用ROMと、このROMからの読み出しを各ステッ
プごとに共通に制御するスイッチとを有する。
換器は、電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出力
信号を固定分周比で分周する分周器と、この分周器の出
力信号をさらに分周するために制御端子から入力される
信号により分周比をステップ状に変える可変分周器と、
この可変分周器の出力信号と基準発振器の基準信号と位
相比較し、所定の分周比となるように前記可変分周器を
制御するとともに前記電圧制御発振器に位相制御信号を
送って位相ロックループを形成するシンセサイザとを備
えた送信局部発振部および受信局部発振部を送信,受信
周波数変換器本体にそれぞれ独立に備えた送受信周波数
変換器において、前記シンセサイザを介して前記可変分
周器の分周比を送受同時に切り換えて前記送信局部発振
部と前記受信局部発振部の周波数差を所望の値にステッ
プ状に制御する制御情報を送出する送信用ROMおよび
受信用ROMと、このROMからの読み出しを各ステッ
プごとに共通に制御するスイッチとを有する。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。図1
において図2の従来例と同一符号は同一の構成と機能を
有する。すなわち、本実施例ではROM16,36、ス
イッチ44を追加し、従来例の送受信ごとに設けられた
スイッチ17,35を止めている。
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。図1
において図2の従来例と同一符号は同一の構成と機能を
有する。すなわち、本実施例ではROM16,36、ス
イッチ44を追加し、従来例の送受信ごとに設けられた
スイッチ17,35を止めている。
【0009】次に本実施例の動作を説明する。電圧制御
発振器6,26の出力の一部の信号は固定分周器7,2
7にて1/Mの分周比で周波数分周され、切換型可変分
周器8,28にてP+1分周される。次にN,A,Rの
カウンタ12,13,14と位相比較器15,35を内
蔵したシンセサイザ9,29へ入力される。信号くり返
し波形がA回カウントされた後切換型可変分周器8,2
8の分周数をPに変更する信号を出力し、P分周された
信号をN−A回カウントした後に、位相比較器15,3
5へ入力する。即ちNとAにて決まる可変分周器が構成
され切換型可変分周器8,28の入力周波数を(2)式
に示す分周数で分周する。
発振器6,26の出力の一部の信号は固定分周器7,2
7にて1/Mの分周比で周波数分周され、切換型可変分
周器8,28にてP+1分周される。次にN,A,Rの
カウンタ12,13,14と位相比較器15,35を内
蔵したシンセサイザ9,29へ入力される。信号くり返
し波形がA回カウントされた後切換型可変分周器8,2
8の分周数をPに変更する信号を出力し、P分周された
信号をN−A回カウントした後に、位相比較器15,3
5へ入力する。即ちNとAにて決まる可変分周器が構成
され切換型可変分周器8,28の入力周波数を(2)式
に示す分周数で分周する。
【0010】P(N−A)+(P+1)A……(2) 分周した出力信号は位相比較器15,35へ入力され
る。その信号は基準発振器41の基準信号をR分周した
位相比較周波数にて基準信号の位相と比較され、位相差
に応じた誤差電圧が低周波増幅器10,30により増幅
され、低域フィルタ11,31により積分された直流電
圧が電圧制御発振器6,26の制御電圧印加端子に印加
される。すなわち、電圧制御発振器6,26の発振信号
はM×(PN+A)分周した信号と基準発振器41のR
分周した信号の位相差が零になる様動作するPLL回路
となる位相同期発振器を構成する。基準発振器41は高
安定を得るため通常数MHz〜数100MHzの水晶発
振器が用いられる。位相比較の周波数をfref とする
と、送信局発信号および受信局発信号の周波数fLT,f
LRの関係は(3)式と(4)式で表される。
る。その信号は基準発振器41の基準信号をR分周した
位相比較周波数にて基準信号の位相と比較され、位相差
に応じた誤差電圧が低周波増幅器10,30により増幅
され、低域フィルタ11,31により積分された直流電
圧が電圧制御発振器6,26の制御電圧印加端子に印加
される。すなわち、電圧制御発振器6,26の発振信号
はM×(PN+A)分周した信号と基準発振器41のR
分周した信号の位相差が零になる様動作するPLL回路
となる位相同期発振器を構成する。基準発振器41は高
安定を得るため通常数MHz〜数100MHzの水晶発
振器が用いられる。位相比較の周波数をfref とする
と、送信局発信号および受信局発信号の周波数fLT,f
LRの関係は(3)式と(4)式で表される。
【0011】 fLT=fref ×M×(P・N+A)……(3) fLR=fref ×M×(P・Nr +Ar )……(4) ここでN,A,Nr ,Arの値はROM16,36のデ
ータにより設定される。ROM16,36のアドレス値
との対応は(5),(6)式となる。
ータにより設定される。ROM16,36のアドレス値
との対応は(5),(6)式となる。
【0012】 N=ND (X),A=AD (X)……(5) Nr =NDr(X),Ar =ADr(X)……(6) XはROMのアドレス値を示す。Xはスイッチ44にて
指定される。
指定される。
【0013】次に図1の送受信装置としてのIF信号か
らRF信号への流れを説明する。IF入力端子1から入
力された送信IF信号は電圧制御発振器6の局部発振信
号とで周波数変換器2にて送信周波数に変換され帯域通
過フィルタ3にて不要波を抑圧され、増幅器4にて所望
のレベルまで増幅され、帯域通過フィルタ5と分波器4
2を経てアンテナ43から放射される。一方、受信信号
はアンテナ43から分波器42、帯域通過フィルタ25
と増幅器24を経て電圧制御発振器26からの局部発振
信号とで周波数変換器22にて受信IF信号が生成され
IF出力端子21から出力される。(1),(3),
(4),(5),(6)式からシフト周波数fS は
(7)式で表される。
らRF信号への流れを説明する。IF入力端子1から入
力された送信IF信号は電圧制御発振器6の局部発振信
号とで周波数変換器2にて送信周波数に変換され帯域通
過フィルタ3にて不要波を抑圧され、増幅器4にて所望
のレベルまで増幅され、帯域通過フィルタ5と分波器4
2を経てアンテナ43から放射される。一方、受信信号
はアンテナ43から分波器42、帯域通過フィルタ25
と増幅器24を経て電圧制御発振器26からの局部発振
信号とで周波数変換器22にて受信IF信号が生成され
IF出力端子21から出力される。(1),(3),
(4),(5),(6)式からシフト周波数fS は
(7)式で表される。
【0014】 fS =fref ×M×{P×(ND (X)−NDr(X)) +(AD (X)−ADr(X))}±(fIFT +fIFR )……(7) fS =fT −fR の違いに対応するには、fIFT ,f
IFR ,M,Pなどは機器を変更しなければ変えられない
値であるが、この機器を変更せずに、ROM16,36
のデータであるND (X),NDr(X),AD (X),
ADr(X)を変更すれば良い。また、アドレスXに依ら
ずND (X)−NDr(X)とAD (X)−ADr(X)の
値は一定値である。また送信及び受信周波数の変更はス
イッチによりROMのアドレスXを変更する事で行うが
(7)式においてND (X)−NDr(X)とAD (X)
−ADr(X)を一定に保たれたまま変更されるので送受
間周波数差fT −fR は一定である。
IFR ,M,Pなどは機器を変更しなければ変えられない
値であるが、この機器を変更せずに、ROM16,36
のデータであるND (X),NDr(X),AD (X),
ADr(X)を変更すれば良い。また、アドレスXに依ら
ずND (X)−NDr(X)とAD (X)−ADr(X)の
値は一定値である。また送信及び受信周波数の変更はス
イッチによりROMのアドレスXを変更する事で行うが
(7)式においてND (X)−NDr(X)とAD (X)
−ADr(X)を一定に保たれたまま変更されるので送受
間周波数差fT −fR は一定である。
【0015】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、周波数シン
セサイザの可変分周器の分周数をROMのデータにより
決定する事で、送信局発振周波数と受信局発振周波数の
差周波数をROMのデータを変更するだけで変更できる
という効果がある。
セサイザの可変分周器の分周数をROMのデータにより
決定する事で、送信局発振周波数と受信局発振周波数の
差周波数をROMのデータを変更するだけで変更できる
という効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の送受信周波数変換器のブロック図であ
る。
る。
1 IF入力端子 2,22 周波数変換器 3,5,25 帯域通過フィルタ 4,24 増幅器 6,26 電圧制御型発振器 7,27 固定分周器 8,28 切換型可変分周器 9,29 シンセサイザIC 10,30 低周波増幅器 11,31 低域フィルタ 12,32,13,33,14,34 カウンタ分周
器 15 位相検出器(PD) 16,36 ROM 41 基準発振器 42 分波器 43 アンテナ 44 スイッチ
器 15 位相検出器(PD) 16,36 ROM 41 基準発振器 42 分波器 43 アンテナ 44 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 電圧制御発振器と、この電圧制御発振器
の出力信号を固定分周比で分周する分周器と、この分周
器の出力信号をさらに分周するために制御端子から入力
される信号により分周比をステップ状に変える可変分周
器と、この可変分周器の出力信号と基準発振器の基準信
号と位相比較し、所定の分周比となるように前記可変分
周器を制御するとともに前記電圧制御発振器に位相制御
信号を送って位相ロックループを形成するシンセサイザ
とを備えた送信局部発振部および受信局部発振部を送
信,受信周波数変換器本体にそれぞれ独立に備えた送受
信周波数変換器において、前記シンセサイザを介して前
記可変分周器の分周比を送受同時に切り換えて前記送信
局部発振部と前記受信局部発振部の周波数差を所望の値
にステップ状に制御する制御情報を送出する送信用RO
Mおよび受信用ROMと、このROMからの読み出しを
各ステップごとに共通に制御するスイッチとを有するこ
とを特徴とする送受信周波数変換器。 - 【請求項2】 前記送信用ROMおよび受信用ROMが
送受信周波数差を変更する情報を複数個記憶しており、
前記スイッチによりステップ状に対となる制御情報をそ
れぞれ出力するが、この送受信周波数差を変更しても送
受のIF周波数が一定となるように制御することを特徴
とする請求項1記載の送受信周波数変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207694A JP2929849B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 送受信周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207694A JP2929849B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 送受信周波数変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661744A true JPH0661744A (ja) | 1994-03-04 |
JP2929849B2 JP2929849B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=16544030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4207694A Expired - Lifetime JP2929849B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 送受信周波数変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2929849B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012249136A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Nec Corp | 受信回路、送信回路、無線送受信回路及び周波数変換方法 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4207694A patent/JP2929849B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012249136A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Nec Corp | 受信回路、送信回路、無線送受信回路及び周波数変換方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2929849B2 (ja) | 1999-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990420 |