JPH066087B2 - 化粧水の塗布具 - Google Patents

化粧水の塗布具

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JPH066087B2
JPH066087B2 JP2163898A JP16389890A JPH066087B2 JP H066087 B2 JPH066087 B2 JP H066087B2 JP 2163898 A JP2163898 A JP 2163898A JP 16389890 A JP16389890 A JP 16389890A JP H066087 B2 JPH066087 B2 JP H066087B2
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ball
cavity
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perfume
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MUKUSA JUGEN
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K7/00Ball-point pens
    • B43K7/10Arrangements for feeding ink to the ball points
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/041Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a roller, a disc or a ball

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明は、容器を兼用する化粧水の塗布具の構造に関す
る。本発明は、特に再充填可能な香水の容器を備えた塗
布器に利用するに適する。
〔概要〕
本発明は、軸部の閉端構造側の空洞に蓄えられた化粧水
を開口端に設けられたボールの背面に導液構造により導
き人体に塗布する化粧水(香水を含む)の塗布具におい
て、 ボールの背面と空洞との間に多数のプラスチック平板に
より多数の小室を設け、液体の表面張力を利用して空洞
の内部と外気圧とを均衡させることにより、 蓄えられた化粧水が最後まで、少量づつかつ途切れるこ
となくボールの背面に導かれるようにしたものである。
〔従来の技術〕
化粧水、とくに香水を塗布するには、家庭などではその
瓶の小口よりふりかけるが、またはスプレイ手段により
行っている。しかしこれらを携帯するには形状的に不便
であるばかりでなく、塗布のさいに容器から出る香水の
量が多いと、その匂いが急激に強くなるので好ましくな
い。
したがって第8図に示すように軸部21の空洞21Cに香水
を蓄えた吸水性のある中綿体25を設け、これにフェルト
などの中継芯26を接し、かつこの中継芯26の他端をボー
ル22の背面に接するように構成したものが知られてい
る。この構造では香水は中綿体25および中継芯26を介し
て少量づつボール22に供給される。またボール22を保持
する先端部23の側面には空気を通す穴27が設けられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし前述の塗布具には次のような課題がある。
香水を使用するにしたがって、蓄えられている香水
の量が減ってくると、中継芯があってもボールに対する
香水の供給量が一定ではない。蓄えられた香水の量が大
きいときは出すぎとなり、香水の量が少なくなると不足
する。ことに少なくなったときは中途で途切れることが
ある。
塗布具を落下するとボールがキャップ内に落失して
香水が洩れたりボールをなくすことがある。
軸部は香水が補充できない構造であるので、使用後
は塗布具は投棄され、エコロジィ上不合理であった。
先端部の側に穴があるのはデザイン上好ましくな
い。
本発明は、このような課題を解決して、蓄えられる化粧
水の量の大小に関係なく、少量づつ安定してボールから
供給される化粧水の塗布具を提供することを目的とす
る。
さらに本発明の化粧水の塗布具は、落下によってボール
が脱落するのを防止し、また香水の補充を行うことがで
きる構造の塗布具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一端に開口端が設けられ、他端が閉端構造で
あり円筒状に空洞が形成された軸部と、この軸部の開口
端に嵌入され、先端に回転自在のボールを保持する先端
部と、この先端部を覆う着脱自在のキャップとを備え、
先端部には、ボールの背部と空洞との間に、その空洞に
蓄えられる化粧水をボールに緩やかに導く導液構造が設
けられた化粧水の塗布具において、 導液構造は、ボールの背部と空洞との間を多数の小室に
区分する円筒状の空洞の中心軸に垂直な多数のプラスチ
ック平板が設けられ、この平板に多数の小室を貫通する
ように二つの溝が形成され、この二つの溝の一つはボー
ルの背部に化粧水を導く深い細幅の溝であり、他の一つ
は先端部に設けられ大気に通じる小孔の空気を空洞に導
く浅い太幅の溝であることを特徴とする。
キャップの内側に、そのキャップが先端部を覆う状態で
ボールにちょうど当接する。もしくはきわめて近接する
突起部を設けることができる。
軸部の閉端構造には、化粧水を補給するために開閉可能
なねじ蓋が設けることができる。
軸部はプラスチック製であり、ボールは金属球であり、
先端部の構造はプラスチック製であり、ボールはその直
径は約3〜6mmであり、そのボールを保持する球面凹部
の直径はそれよりわずかに大きく、そのボールの開放側
は3つの凸部で保持されることが好ましい。
〔作用〕
導液構造は、多数のプラスチック平面で区分された多数
の小室が設けられ、これらが深い細幅の溝と浅い太幅の
溝とでそれぞれ貫通されている。
小室は細幅の溝とほぼ同じような幅である。このため香
水はその表面張力により、各小室と細幅の溝とに連続し
て入り込むが、太幅の溝の内部には入り込まない。した
がって空気は太幅の溝には入り込む。このため空洞から
ボールの背面まで、小室および細幅の溝を介して香水は
連続して存在し、一方太幅の溝を介してボールのある先
端部から空洞の一部に空気が連続して供給される。すな
わち先端部と空洞空間部との空気圧はバランスする。し
たがって、使用しないときに塗布具が動かされても液も
れがない。
ボールによる塗布のため逐次香水がボール側に移動する
のは、小室および細幅の溝に対する香水の毛細管現象に
よる。さらに細幅の溝は連続して小室を貫通しているの
で、蓄積液量が減ってきても、細幅の溝内の液量は不変
である。したがって香水の供給量は常に一定している。
このように香水が最後の小室一室分となるまで、ボール
に対する香水の供給量は一定する。
キャップの内側にボールに当接するもしくは近接する突
起部を設ける場合には、キャップを正しく装着していれ
ば、かりに落下させて衝撃によりボールが抜けようとし
ても支えられ、脱落することを防止できる。
軸部の閉端にねじ蓋を設けると、この塗布具をくり返し
利用できるから、エコロジィに適する。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明一実施例の縦断面図であり、第2図はそ
の導液構造である。
一端に開口端1Aが設けられ、他端が閉端構造1Bであ
り円筒状に空洞1Cが形成された軸部1と、この軸部1
の開口端1Aに嵌入され、先端に回転自在のボール2を
保持する先端部3と、この先端部3を覆う着脱自在のキ
ャップ4とを備え、この先端部3にはボール2の背部2
Aと空洞1Cとの間に、その空洞1Cに蓄えられた化粧
水である香水5をボール2に緩やかに導く導水構造が設
けられている。
ここで本発明の特徴とするところは、第2図に示すよう
に、前記導液構造である導液バランサ6には、ボールの
背部2Aと空洞1Cとの間を多数の小室7Aおよび8A
に区分する円筒状の空洞の中心軸に垂直な多数のプラス
チック平板であるフランジ7および8が設けられ、この
フランジ7および8に多数の小室7Aおよび8Aを貫通
するように二つの溝9および10が形成され、この二つの
溝の一つの溝9はボールの背部2Aに化粧水である香水
5を導く深い細幅の溝(第4図参照)であり、他の一つ
の溝10は先端部1Aに設けられ大気に通ずる小孔10A
(第6図参照)の空気を空洞1Cに導く浅い太幅の溝で
あることにある。さらに第1図に示すようにキャップ4
の内側には、キャップ4が先端部3を覆う状態でボール
2に当接するかきわめて近接する突起部4Aが設けら
れ、このキャップ4をはめたまま、キャップ4の上端に
衝撃が加えられた場合にボール2が先端部3から脱落す
るのを防ぐ。
また軸部1の閉端構造1Bはねじ15Aにより開閉可能な
ねじ蓋15から構成されており、このねじ蓋15を開けて、
図外の香水瓶からスポイトなどで補給できる。このため
本実施例は、使い捨てではなくなり、エコロジィ的な問
題は解決する。
ボールはその直径が約5.5mmであり、導液バランサ6の
ボールを保持するボール座11の球面凹部の直径は約5.8m
mである。またボールの開放側の先端部3にはこのボー
ル2がボール座11から放れるのを防ぐように保持する凸
部3Aが3個設けられている。(第1図参照)。
このような構造とすることにより、香水の塗布に適す
る。
次に導液構造である導液バランサ6の構造を第6図に示
すその破断斜視図を用いて説明する。
第6図は、導液バランサ6を前記フランジ7の下方およ
びフランジ8の下方でそれぞれ破断した斜視図である。
この導液バランサ6の前記先端部3(図示せず)側には
ボール座11が設けられ、その凹部は前記ボール2の背部
2Aであり、その直径は5.8mmである。このボール座11
の反対側の端部には尾端12が設けられ、第1図に示すよ
うに軸部1の空洞1Cに蓄えられた香水5に接してい
る。各フランジ7および8のそれぞれは中心部13によっ
て接続されており、各フランジ7または8の間には前述
のような小室7Aと8Aとが構成される。細幅の溝9
は、ボール座11の表面より第3図に示すように尾端12の
ほぼ近くまで中心部13のほぼ中心まで切り込まれてお
り、前記ボール2の背部2Aから尾端12の近くまで連通
している。一方太幅の溝10は前記の大気に通ずる小孔10
Aから前記尾端12の手前の切欠き14まで切り込まれてい
る。
この二つの溝9および10は第4図および第5図に示すよ
うに、その実際の幅は溝9では0.3mm、溝10では1.0ない
し1.5mmである。またフランジ7および8の厚さはそれ
ぞれ0.3mmであり、小室7Aおよび8Aのすき間はそれ
ぞれ0.3mmである。
したがって空洞1Cに蓄えられた香水5はその表面張力
により尾端12の近傍に設けられた細幅の溝9より小室8
Aと7Aとに入り込むが、太幅の溝10には入り込まな
い。太幅の溝10はボール2が配置される開口端1Aから
空気が入り込み、溝10の深底部10Bを経過して切欠き14
にまで入り込み、その圧力はバランスしている。
太幅の溝10は各小室7A、8Aを貫通して形成されてい
るので、この部分で小室7A、8Aに入り込んだ香水と
空気とは直接接触するが、狭い小室に入っている香水の
表面張力により、お互いに入り混じることがない。
本実施例を組立てた時、空洞1Cの香水5は、前述のよ
うに太幅の溝10により空気圧がバランスしているので、
毛細管現象により細幅の溝9および各小室8A、7Aに
途中で途切れることなく入り込み、ボール2の背部2A
にまで到達する。この小室7A、8Aと細幅の溝の溝9
とはそれぞれ同一の形状に制作されているので、毛細管
現象の作用はほぼ均一である。ボール2による塗布のた
め、空洞1Cの香水が全て消費されたとき、空洞1Cの
全室は太幅の溝10により空気で充たされるので、次の塗
布によりさらに香水5が消費されると、この空洞側に近
接した小室8Aから香水がなくなってゆく。この香水の
移動は前記のようにほぼ均一に作用する毛細管現象によ
って起こる。空になった小室8Aには空気が入る。この
ように小室はつぎつぎに空気によって占められる。各小
室は流体管路におけるバキュームコンデンサ(真空蓄圧
器)の作用を行うので、最後の小室7Aが充填されてい
れば、その前側の小室に入っている香水の量がどのよう
であっても、ボールに供給される香水の量は一定する。
このように本実施例では殆ど最後に到るまで香水の塗布
される量が安定している。
この導液バランサ6は、中綿体や中継芯のように極めて
細かい構造でないので、細菌が繁殖することがない。
また、ボール2はキャップ4が挿着されている限り、キ
ャップ4の内部に設けられた突起部4Aの先端と極めて
接近しているので、塗布具を落失しても、ボール2が先
端部3の突起3Aから外れて飛び出すことがない。
また閉端構造1Bにはねじ15Aにより軸部1と螺合する
ねじ蓋15が設けられているので、香水の補充を行うこと
ができ、使用すみの塗布器は投棄されないようにエコロ
ジカルな配慮がなされている。
本実施例では、直径が約1cmで全長が約13cmのものであ
り、空洞の容量は約3ccである。これは約1/10オンスの
香水が充填できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、化粧水を少量づ
つ最後まで安定して供給できる化粧品の塗布具を提供で
きる。キャップ内側に突起部を設ければ本発明は落下に
よってもボールの脱出がない。軸部にねじ蓋を設ければ
使用され捨てられることがないからエコロジィ上有利で
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明一実施例の縦断面図。 第2図は、同実施例の導液バランサの側面図。 第3図は、第2図に示すB−B視の断面図。 第4図は、第3図に示すC−C視図。 第5図は、第2図に示すD−D視図。 第6図は、導液バランサまの破断斜視図。 第7図は、化粧水と溝幅との関係図。 第8図は、従来例。 1、21…軸部、1A…開口端、1B…閉端構造、1
C、21C…空洞、2、22…ボール、2A…ボールの
背部、3、23…先端部、3A…凸部、4、24…キャ
ップ、4A…突起部、5…香水、6…導液バランサ、
7、8…フランジ、7A、8A…小室、9…細幅の溝、
10…太幅の溝、10A…大気に通ずる小孔、10B…深底
部、11…ボール座、12…尾端、13…中心部、14…切欠
き、15…ねじ蓋、15A…ねじ、25…中綿体、26…中継
芯、27…穴。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に開口端が設けられ、他端が閉端構造
    であり円筒状に空洞が形成された軸部と、 この軸部の前記開口端に嵌入され、先端に回転自在のボ
    ールを保持する先端部と、 この先端部を覆う着脱自在のキャップと を備え、 前記先端部には、前記ボールの背部と前記空洞との間
    に、その空洞に蓄えられる化粧水を前記ボールに緩やか
    に導く導液構造が設けられた 化粧水の塗布具において、 前記導液構造は、前記ボールの背部と前記空洞との間を
    多数の小室に区分する前記円筒状の空洞の中心軸に垂直
    な多数のプラスチック平板が設けられ、この平板に前記
    多数の小室を貫通するように二つの溝が形成され、 この二つの溝の一つは前記ボールの背部に化粧水を導く
    深い細幅の溝であり、他の一つは前記先端部に設けられ
    大気に通じる小孔の空気を前記空洞に導く浅い太幅の溝
    である ことを特徴とする化粧水の塗布具。
  2. 【請求項2】前記キャップの内側に、そのキャップが前
    記先端部を覆う状態で前記ボールにちょうど当接する、
    もしくはきわめて近接する突起部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の化粧水の塗布具。
  3. 【請求項3】前記軸部の閉端構造には、化粧水を補給す
    るために開閉可能なねじ蓋が設けられた請求項1記載の
    化粧水の塗布具。
  4. 【請求項4】前記軸部はプラスチック製であり、前記ボ
    ールは金属球であり、前記先端部の構造はプラスチック
    製である請求項1記載の化粧水の塗布具。
JP2163898A 1990-06-20 1990-06-20 化粧水の塗布具 Expired - Lifetime JPH066087B2 (ja)

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