JPH0660850U

JPH0660850U - ガラス窓を底面につけた複写機

Info

Publication number: JPH0660850U
Application number: JP8154391U
Authority: JP
Inventors: 克中根
Original assignee: 克中根
Priority date: 1991-07-04
Filing date: 1991-07-04
Publication date: 1994-08-23

Abstract

(57)【要約】【目的】原稿を上向きにしたまま複写できるようにす
る事。【構成】図２のように、１．ガラス窓（４）を複写機本体（３）の底面に配置
し、内部の光学系などもそのガラス窓（４）にあわせて
配置する。２．原稿をガラス窓（４）に密着させるため、原稿を載
せる台（５）を設け、台（５）が上下できるようにす
る。【効果】原稿を複写する際の、手間と時間を縮小でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本案は、ガラス窓（４）を上面ではなく底面につけた複写機（３）に関するものである。

（従来の技術）第１図のように、従来の複写機（１）は、ガラス窓（２）が上面についていたため、複写する時は原稿をいちいち下向きに反転させなければならず、次のような欠点があった。

１．手間と時間がかかる。

２．書籍の一部を複写する場合、ページをめくる度に書籍の位置が変化するので複写が前後左右にずれる。

３．２枚の原稿を並べて複写する場合、左右を逆にしてしまいやすい。

４．複数の原稿や紙片（新聞の切り抜きなど）をレイアウトして複写する場合、いちいち台紙に張り付けなければならない。

また、光源が上向きになっているため、強力な光が視野に入り、使用者の視覚を痛める危険性があった。

（考案が解決しようとする課題）課題は、原稿を上向きにしたまま複写できる様にする事である。

（課題を解決する手段）第２図のように、１．ガラス窓（４）を複写機本体（３）の底面に配置し、内部の光学系などもそのガラス窓（４）に合わせて配置する。

２．原稿をガラス窓（４）に密着させるため、原稿を乗せる台（５）を設け、台（５）が上下できるようにする。

（作用）このようにすると、原稿を反転しないで原稿とガラス窓（４）を密着させる事ができる。

（実施例）台（５）の上に原稿を乗せ、台（５）をスライドさせて原稿とガラス窓（４）を密着させる。次に従来の複写機同様にスタートボタンを押して複写する。

原稿をガラス窓（４）に密着させるには上記の１．台（５）を上にスライドさせる。

以外にも２．本体（３）を下にスライドさせる。

３．両方をスライドさせる。

の方法がある。

スライドさせる動力源には、人力以外にも、てこ、油圧、電動モーター、ばねなどを利用する事ができる。

原稿とガラス窓（４）を密着させないで複写する場合には、複写機の焦点を原稿までの距離に応じて変化させなければならないが、その方法には手動以外にも、カメラに利用されている自動焦点機構を利用する事ができる。

（考案の効果）複写する時，原稿は上向きのままでよいので１．手間と時間を縮小できる。

２．書籍の一部を複写する場合、ページをめくっても書籍の位置が変化しないので複写が前後左右にずれる事がない。

３．２枚の原稿を並べて複写する場合、左右を逆にしてしまう誤りが少ない。

４．複数の原稿や紙片（新聞の切り抜きなど）をレイアウトして複写する場合、いちいち台紙に張り付ける必要がない。

また、光源が下向きになっているため、強力な光が視野に入らず、使用者の視覚を痛める危険性が少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の複写機の斜視図。第２図は本案の複写機
の斜視図。１は複写機本体、２はガラス窓、３は複写機本体、４は
ガラス窓、５は原稿台。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

ガラス窓（４）を底面につけた複写機。