JPH0660672B2 - 車両用無段変速装置 - Google Patents

車両用無段変速装置

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JPH0660672B2
JPH0660672B2 JP59074464A JP7446484A JPH0660672B2 JP H0660672 B2 JPH0660672 B2 JP H0660672B2 JP 59074464 A JP59074464 A JP 59074464A JP 7446484 A JP7446484 A JP 7446484A JP H0660672 B2 JPH0660672 B2 JP H0660672B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はVベルト式無段変速機を利用した車両用無段変
速装置に関する。
〔従来の技術〕
Vベルト式無段変速機は、トルクコンバータ、フリュイ
ドカップリング等の流体伝動装置を発進装置とし、さら
に前後進切換機構を組合わせて車両用無段変速装置に利
用される。このような無段変速変速装置では、通常、V
ベルト式無段変速機の入力側に流体伝動装置を配置した
構成が採られるが、このようにすると、車両の停止に伴
い変速機のシーブの回転も停止するため、車両の急停止
時のように、変速機でのダウンシフト動作が車両の停止
に追随しきれないときには、最大トルク比位置までのダ
ウンシフトがなされないままに変速動作が停止してしま
う。そして、このような状態で再発進が行われると、発
進時に急激なダウンシフト動作が生じて、それに伴うシ
ョックや振動が生じるという問題点があり、そのための
格別の対策が必要である。
これに対して、Vベルト式無段変速機の出力側に発進装
置としての流体伝動装置を配置する技術思想が米国特許
第4393731号明細書に開示されており、この方式
では、車両停止後もVベルト式無段変速機が回転し続け
るため、確実にトルク比の最大となる位置までダウンシ
フトがなされ、上記の問題を回避することができ、しか
もVベルト停止時の急激なスリップも生じないので、V
ベルトの耐久性の向上に役立つ有利さがある反面、Vベ
ルト式無段変速機でのトルク増幅に伴い、伝達トルク容
量の大きな流体伝動装置が必要となり、当然ながらその
サイズも大きなものとなるといった新たな問題点が生じ
る。
ところで、Vベルト式無段変速機は、平行する2軸間で
動力伝達を行うものであり、実際の車両用無段変速機に
おける上記2軸の間隔は、Vベルト式無段変速機を経て
増幅されたトルクを伝達可能なトルク容量をもつ流体伝
動装置の半径よりも遥かに小さい。したがって、このよ
うな構成のものを、現実に車両のエンジンルームに搭載
可能なものとして車両用無段変速装置に具体化するに
は、流体伝動装置の小形化が不可欠である。
そこで、流体伝動装置の伝達効率の悪さを改善する方策
と考えられていたトルクコンバータと差動歯車による分
割駆動の手法を、流体伝動装置のトルク伝達容量の増加
を抑える手段と捉え得ることに着目し、この考えかたを
適用して流体伝動装置の小形化をはかることによって、
Vベルト式無段変速機の出力側に流体伝動装置を配置し
ながら現実に車両のエンジンルームに搭載可能な車両用
無段変速装置を実現することを狙って特願昭56−15
6432号(特開昭58−57558号公報参照)に開
示の提案がなされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに上記の装置では、動力伝達分割型駆動装置用の
遊星歯車機構と前進後進切換用のそれとを二重に設ける
結果となり、機構の配置上無駄が多い。
そこで、本発明は、Vベルト式無段変速機の出力側に動
力伝達分割型駆動装置を配置した車両用無段変速装置に
おいて、動力伝達分割型駆動装置の遊星歯車装置を利用
して前後進切換を行うようにして、前進後進切換機構の
別個の配設を不要とすることにより部品点数を削減し、
無段変速装置のより一層のコンパクト化を図ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明に係る車両用無段変
速装置は、Vベルト式無段変速機と、該Vベルト式無段
変速機と車軸に連なる出力軸との間に介装された動力伝
達分割型駆動装置とから構成され、前記Vベルト式無段
変速機は、その入力軸に固定された固定フランジ及び該
固定フランジに対して可動な可動フランジからなる入力
シーブと、前記入力軸と平行する出力軸に固定された固
定フランジ及び該固定フランジに対して可動な可動フラ
ンジからなる出力シーブと、前記両シーブ間で動力を伝
達するVベルトとを備え、前記動力伝達分割型駆動装置
は、ポンプとタービンとを有する流体伝動装置と、クラ
ッチ及びブレーキと、互いに噛合した歯車要素であり、
前記タービンに連結した第1の歯車要素と、前記ブレー
キに連結し該ブレーキにより選択的に固定可能であると
共に、前記クラッチに連結し該クラッチにより選択的に
前記ポンプと連結可能とされた第2の歯車要素と、該第
2の歯車要素が前記ブレーキにより固定されることによ
り前記第1の歯車要素との間に逆転の駆動状態が得られ
る第3の歯車要素とを有する遊星歯車装置とを備え、前
記流体伝動装置のポンプと前記遊星歯車装置の第3の歯
車要素のいずれか一方を前記Vベルト式無段変速機の出
力軸に連結し、他方を前記車軸に連なる出力軸に連結し
てなることを特徴とする。
〔作用及び発明の効果〕
このように構成した本発明の車両用無段変速装置にあっ
ては、動力伝達分割型駆動装置の遊星歯車装置における
クラッチの係合で車軸に連なる出力軸の車両の前進に対
応する向きの回転が得られ、同じくブレーキの係合で出
力軸の後進に対応する回転が得られる。
したがって、本発明によれば、流体伝動装置のトルク伝
達容量の増加を抑えることによる小形化に伴い、変速装
置全体のコンパクト化による車両搭載性の向上、動力効
率の向上、減速比がハイレシオになるに従ってのスリッ
プ率の低下及び中高速定常走行時の燃費低減の効果が得
られるほか、動力伝達分割型駆動装置の遊星歯車装置を
利用して前後進切換を行うことによる別個の前進後進切
換機構の不要化による部品点数の削減効果が得られ、一
層の変速装置全体のコンパクト化が可能となる。
また、前後進の切換えがVベルト式無段変速機の後で行
われるようになるため、ベルトの回転方向は常に一定と
なり、ニュートラルからの発進(前進及び後進)時のシ
フトショック及びタイムラグが減少し、ベルトの耐久性
が向上する効果も得られる。
[実施例] つぎに本発明の車両用無段変速装置を図に示す実施例に
基づき説明する。
1はエンジン、2はVベルト式無段変速機、3はVベル
ト式無段変速機2とスプリット式カップリング4の中空
出力軸16との間に装着された遊星歯車装置、4は前記V
ベルト式無段変速機2の出力がわに連結され、遊星歯車
装置3と流体伝動装置であるフリュイドカップリング5
とを組合わせてなる動力伝達分割型駆動装置(以下「ス
プリット式カップリングという)、6はスプリット式カ
ップリング4と車軸61との間に挿入されたディファレン
シャル機構、11はエンジン1とVベルト式無段変速機2
との間に挿入されたダンパ、12はスプリット式カップリ
ング4とディファレンシャル機構6との間に前記スプリ
ット式カップリング4と平行して介在されたアイドラギ
アであり、軸120の両端に入力ギア121と出力ギア122と
が固着されてなる。
Vベルト式無段変速機2は、該Vベルト式無段変速機2
とダンパ11を介してエンジン1の出力軸13に連結した入
力軸14に装着され、入力軸14に固定された固定フランジ
22と油圧により作動される可動フランジ23とからなる入
力シーブ21と、前記入力軸14と並列されたスプリット式
カップリング4の入力軸である出力軸15に装着され、該
出力軸15に固定され、フリュイドカップリング5のポン
プ51と連結した固定フランジ25と油圧により作動させる
可動フランジ26とからなる出力シーブ24と、入力シーブ
21および出力シーブ24との間を伝動するVベルト27から
なる。
スプリット式カップリング4は、出力シーブ24の固定フ
ランジ25に多板クラッチC1、多板ブレーキB1の係脱に
より連結されるキャリアP1、スプリット式カップリング
4の中空出力軸16に連結されたリングギアR1、フリュイ
ドカップリング5のタービン52に連結されたサンギアS1
およびキャリアP1に回転自在に軸支され、前記リングギ
アR1とサンギアS1とに噛合されたプラネットギアPpから
なる遊星歯車装置(以下「プラネタリギアセット」とい
うと、前記ポンプ51とタービン52とからなるフリュイド
カップリング5とからなる。スプリット式カップリング
4の中空出力軸16には前記アイドラギア12の入力ギア12
1と噛合する出力ギア17が取付けられ、アイドラギア12
の出力ギア122はディファレンシャル機構6の駆動大歯
車62に噛合されている。この車両用無段変速装置におい
ては、前進時、前記多板クラッチC1を係合、前記多板ブ
レーキB1を解放することにより、第1図に示す如くスプ
リット式カップリング4において伝動時、トルクの一部
はキャリアP1、プラネットギアPpからリングギアR1を介
して中空出力軸16に伝達され、他の一部はリングギアR1
に伝達されるトルクの反力を受けるため、サンギアS1お
よびフリュイドカップリング5を介して再びキャリアP1
に伝達されトルク循環が行われる。これにより通常、流
体伝動装置において流体を介して動力伝達がなされるた
め生じる動力損失は、フリュイドカップリング5を介し
て伝動されるトルルクについてのみ生じ、リングギアR1
から直接中空出力軸16に伝達されるトルクについては、
流体を介することによる動力の損失が生じないので伝達
効率が良い。またフリュイドカップリング5を介して伝
達されるトルクが全伝達トルクの一部であることから、
フリュイドカップリング5の伝達トルルク容量が小さく
て良い。したがって外形寸法の小さいフリュイドカップ
リングを用いた場合でも大きいトルクを伝達でき、車両
用無段変速装置の外形寸法のコンパクト化が可能とな
る。さらに車両が急停止し、スプリット式カップリング
4の中空出力軸16が停止した時も、スプリット式カップ
リング4の入力軸15は流体伝動装置をスリップさせなが
ら回転できるので、Vベルト式無段変速機2はトルク比
が最大になる点まで充分に回転でき、再発進時に最大ト
ルク比でスムーズに発進することが可能である。さらに
フリュイドカップリングなど流体伝動装置は高速になる
ほどスリップ率が小さくなるので、前記フリュイドカッ
プリングを介して伝達されるトルクが全トルクの一部で
あることと共に、直結クラッチ(ロックアップクラッ
チ)を用いずとも、中高速の定常走行時に高い動力伝達
効率が達成でき、燃費の向上が図れる。
後進時、前記多板クラッチC1を解放、前記多板ブレーキ
B1を係合することにより、第2図に示す如くフリュイド
カップリング5と遊星歯車変速機構3が直列し、キャリ
アP1の固定でリバース(R)を達成する。本実施例では
後進時にVベルト式無段変速機2のトルク比を最小のト
ルク比付近にし、フリュイドカップリング5の伝達トル
クを押さえ、遊星歯車変速機構3で減速することにより
最適な後退比を得ている。
第3図はシングルプラネタリギアセットとフリュイドカ
ップリングを用いたレイアウトで、(1)、(2)はV
ベルト式無段変速機の出力軸にフリュイドカップリング
のポンプが連結され、スプリット式カップリングの出力
軸はシングルプラネタリギアセットの要素に連結された
場合のレイアウトを示し、第3図(1)はリングギアア
ウトプット、第3図(2)はサンギアアウトプット、第
3図(3)、(4)はVベルト式無段変速機の出力軸が
シングルプラネタリギアセットの要素に連結され、フリ
ュイドカップリングのポンプがスプリット式カップリン
グの出力軸に連結された場合のレイアウトを示し、第3
図(3)はリングギアインプット、第3図(4)はサン
ギアインプットであり、第3図(1)〜(4)における
フリュイドカップリングへのトルク配分率はリングギア
の歯数をZ1とし、サンギアの歯数をZ2としたとき表1の
(1)〜(4)にxで示す式の如くなり、Z1=73、Z2=
33としたとき表1の数値となる。
第4図はダブルプラネタリギアセットとフリュイドカッ
プリングを用いたレイアウトで、(1)、(2)はVベ
ルト式無段変速機の出力軸にフリュイドカップリングの
ポンプが連結され、スプリット式カップリングの出力軸
はダブルプラネタリギアセットの要素に連結された場合
のレイアウトを示し、第4図(1)はキャリアアウトプ
ット、第4図(2)はサンギアアウトプット、第4図
(3)、(4)はVベルト式無段変速機の出力軸がダブ
ルプラネタリギアセットの要素に連結され、フリュイド
カップリングのポンプがスプリット式カップリングの出
力軸に連結された場合のレイアウトを示し、第4図
(3)はキャリアインプット、第4図(4)はサンギア
インプットであり、表2(1)〜(4)のxはリングギ
アの歯数をZ1、サンギアの歯数をZ2としたときの各々の
フリュイドカップリングのトルク配分率を示す式、表2
の数値はZ1=73、Z2=35としたときのトルク配分率を示
す。
第6図(1)、(2)はVベルト式無段変速機の出力軸
にフリュイドカップリングのポンプが連結され、スプリ
ット式カップリングの出力軸は第5図に示す如く大サン
ギア81、小サンギア82、キャリア83、該キャリア83に回
転自在に支持され、大サンギア81と噛合する小歯車84お
よび小サンギア82と噛合する大歯車85を有するコンパウ
ンドプラネットギア86からなるコンパウンド遊星歯車機
構Pfaの要素に連結された場合のレイアウトを示し、第
6図(1)はキャリアアウトプット、第6図(2)は小
サンギアアウトプットである。第6図(3)、(4)は
Vベルト式無段変速機の出力軸が前記コンパウンド遊星
歯車機構Pfaの要素に連結され、フリュイドカップリン
グのポンプがスプリット式カップリングの出力軸に連結
された場合のレイアウトを示し、第6図(3)はキャリ
アインプット、第6図(4)は小サンギアインプットで
あり、第6図(1)〜((4)におけるフリュイドカッ
プリングへのトルク配分率は大サンギア81の歯数をZ1と
し、小サンギア82の歯数をZ2としたとき表3の(1)〜
(4)にxで示す式の如くなり、Z1=35、Z2=28とした
とき表3の数値となる。
第8図(1)、(2)はVベルト式無段変速機の出力軸
にフリュイドカップリングのポンプが連結され、スプリ
ット式カップリングの出力軸は第7図に示す如く大サン
ギア91、小サンギア92、キャリア93、該キャリア93に回
転自在に支持され、大サンギア91に噛合されたロングプ
ラネットギア94および小サンギア92に噛合されたショー
トプラネットギア95からなるラビニョー式プラネタリギ
アセットPfbの要素に連結された場合のレイアウトを示
し、第8図(1)は大サンギアアウトプット、第8図
(2)は小サンギアアウトプットである。第8図
(3)、(4)はVベルト式無段変速機の出力軸が前記
ラビニョー式プラネタリギアセットPfbの要素に連結さ
れ、フリュイドカップリングのポンプがスプリット式カ
ップリングの出力軸に連結された場合のレイアウトを示
し、第8図(3)は大サンギアインプット、第8図
(4)は小サンギアインプットであり、第8図(1)〜
(4)におけるフリュイドカップリングへのトルク配分
率は大サンギア91の歯数をZ1とし、小サンギア92の歯数
をZ2としたとき表4の如くなり、Z1=35、Z2=28とした
とき表4の数値となる。
このようにレイアウトおよび歯数を選択することによ
り、流体伝動装置を介して伝達されるトルクの割合を所
望の値に設定でき、使用目的、車種などに応じて装着性
の向上および燃費の向上が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例にかかる動力伝
達分割型駆動装置(スプリット式カップリング)を用い
た車両伝動系の骨格図であり、第1図は前進時の動力伝
達経路、第2図は後進時の動力伝達経路を示し、第3図
(1)〜(4)、第4図(1)〜(4)は本発明の一実
施例にかかる動力伝達分割型駆動装置(スプリット式カ
ップリング)のレイアウト例、第5図は本発明の一実施
例にかかるコンパウンドプラネタリギアセットの概略
図、第6図(1)〜(4)は本発明の一実施例にかかる
動力伝達分割型駆動装置(スプリット式カップリング)
のレイアウト例、第7図は本発明の一実施例にかかるラ
ビニョー式プラネタリギアセットの概略図、第8図
(1)〜(4)は本発明の動力伝達分割型駆動装置(ス
プリット式カップリング)のレイアウト例を示す。 2……Vベルト式無段変速機、3……遊星歯車装置、4
……スプリット式カップリング(動力伝達分割型駆動装
置)、5……フリュイドカップリング(流体伝動装
置)、14……Vベルト式無段変速機の入力軸、15……V
ベルト式無段変速機の出力軸、16……車軸に連なる出力
軸、21……入力シーブ、22……固定フランジ、23……可
動フランジ、24……出力シーブ、25……固定フランジ、
26……可動フランジ、27……Vベルト、51……ポンプ、
52……タービン、C1……クラッチ、B1……ブレーキ、S1
……サンギア(第1の歯車要素)、Pp……プラネットギ
ア(第2の歯車要素)、R1……リングギア(第3の歯車
要素)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Vベルト式無段変速機と、該Vベルト式無
    段変速機と車軸に連なる出力軸との間に介装された動力
    伝達分割型駆動装置とから構成され、 前記Vベルト式無段変速機は、その入力軸に固定された
    固定フランジ及び該固定フランジに対して可動な可動フ
    ランジからなる入力シーブと、前記入力軸と平行する出
    力軸に固定された固定フランジ及び該固定フランジに対
    して可動な可動フランジからなる出力シーブと、前記両
    シーブ間で動力を伝達するVベルトとを備え、 前記動力伝達分割型駆動装置は、ポンプとタービンとを
    有する流体伝動装置と、 クラッチ及びブレーキと、 互いに噛合した歯車要素であり、前記タービンに連結し
    た第1の歯車要素と、前記ブレーキに連結し該ブレーキ
    により選択的に固定可能であると共に、前記クラッチに
    連結し該クラッチにより選択的に前記ポンプと連結可能
    とされた第2の歯車要素と、該第2の歯車要素が前記ブ
    レーキにより固定されることにより前記第1の歯車要素
    との間に逆転の駆動状態が得られる第3の歯車要素とを
    有する遊星歯車装置とを備え、 前記流体伝動装置のポンプと前記遊星歯車装置の第3の
    歯車要素のいずれか一方を前記Vベルト式無段変速機の
    出力軸に連結し、他方を前記車軸に連なる出力軸に連結
    してなる車両用無段変速装置。
  2. 【請求項2】前記遊星歯車装置は、キャリアに支持され
    たプラネットギアとこれに噛み合うサンギア及びリング
    ギアからなるシンプソン式遊星歯車機構であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の車両用無段変速
    装置。
  3. 【請求項3】前記遊星歯車装置は、共通のキャリアに支
    持された大小対のプラネットギアとこれらに噛み合う大
    小一対のサンギアからなるコンパウンド式遊星歯車機構
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    車両用無段変速装置。
JP59074464A 1984-04-12 1984-04-12 車両用無段変速装置 Expired - Lifetime JPH0660672B2 (ja)

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