JPH066026A - クリーム半田の外観検査装置 - Google Patents

クリーム半田の外観検査装置

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JPH066026A
JPH066026A JP4159210A JP15921092A JPH066026A JP H066026 A JPH066026 A JP H066026A JP 4159210 A JP4159210 A JP 4159210A JP 15921092 A JP15921092 A JP 15921092A JP H066026 A JPH066026 A JP H066026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
cream solder
receiving part
light receiving
solder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4159210A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobushi Tokura
暢史 戸倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH066026A publication Critical patent/JPH066026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光によりクリーム半田の平面的な形状
を明瞭に求めて、その良否を的確に判定できる外観検査
装置。 【構成】 基板1の上方に互いに受光角度が異なる第1
の受光部25及び第2の受光部26を配置し、またこれ
らの受光部25,26の出力の差Δdの大きさを判定す
る判定部33と、この判定部33の判定結果にしたがっ
てクリーム半田3の画像データが入力される画像メモリ
34と、この画像メモリ34に入力されたデータからク
リーム半田3の外観の良否を判断する演算部37とを構
成している。 【効果】 第1の受光部25と第2の受光部26の出力
の差から、クリーム半田3の形状や大きさが明瞭に判明
し、これに基づいてクリーム半田3の外観の良否を判定
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーム半田の外観検査
装置に係り、詳しくは、レーザ光によりクリーム半田の
平面的な形状の良否を判定するクリーム半田の外観検査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板の電極にスクリーン印刷装置により
クリーム半田を塗布した後、このクリーム半田上に電子
部品が搭載される。この場合電子部品を搭載するのに先
立ち、クリーム半田の塗布量や形状等の良否を判定する
外観検査が行われる。
【0003】図9は、従来の外観検査装置を示すもので
あって、基板1の電極2にはクリーム半田3が塗布され
ており、また基板1の電極2以外の部分は半透明な半田
レジスト膜4がコーティングされており、この基板1に
上方の光源101から照明光を照射し、カメラ102で
観察する。
【0004】図10は光反射特性を示している。クリー
ム半田3は、図示するように微細な球状の半田粒子の集
合体であって、その表面は凹凸のある粗面であるので、
これに照射された光aは散乱され、散乱光の一部はカメ
ラ102に入射するので、クリーム半田3はやや明るい
灰色に観察される。また電極2は銅箔などの金属により
形成されており、その表面は鏡面であるので、これに照
射された光bは垂直に正反射され、カメラ102に十分
に入射するので、電極2は明るい白に観察される。また
半透明の半田レジスト膜4に照射された光cは、基板1
まで透過するが、基板1の表面は暗緑色などの暗色であ
るので、この光cは吸収され、基板1は黒く観察され
る。
【0005】図11はこのようにして観察される画像を
示している。図示するように、電極2は白く観察され、
またクリーム半田3は灰色に観察されるので、クリーム
半田3と電極2の境界S1は明瞭であり、クリーム半田
3の形状を明確に認識できる。また基板1は黒く観察さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】相隣るクリーム半田3
が接続していると、半田ブリッジ3aとなって電気回路
の短絡を生じるので、電極2と電極2の間を矢印N方向
に光学走査して、半田ブリッジ3aの有無が検査され
る。ところが上記従来手段では、半田ブリッジ3aは灰
色、その背面の基板1は黒に観察されるので、半田ブリ
ッジ3aと基板1の境界S2は不明瞭であり、半田ブリ
ッジ3aの有無を正確に判断でないという問題点があっ
た。このような問題点は、カメラ102により明暗画像
を入手して行うクリーム半田の外観検査に必然的に生じ
るものであり、クリーム半田3が電極2外へ流出する所
謂「半田にじみ」等の場合も同様に生じる。
【0007】そこで本発明は、半田ブリッジや半田にじ
み等を正確に検出できるクリーム半田の外観検査装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ手段に
よりクリーム半田の外観検査を行う。そして基板の上方
に互いに受光角度が異なる第1の受光部及び第2の受光
部を配置し、またこれらの受光部の出力の差の大きさを
判定する判定部と、この判定部の判定結果にしたがって
前記クリーム半田の画像データが入力される画像メモリ
と、この画像メモリに入力されたデータからクリーム半
田の外観の良否を判断する演算部とを構成している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、画像メモリにはクリーム半
田の明瞭な形状データが入力され、これに基づいてクリ
ーム半田の形状の良否を的確に判定できる。
【0010】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0011】図1はクリーム半田の外観検査装置の全体
図である。1は基板であり、その電極2にクリーム半田
3が塗布されている。この基板1は可動テーブル11に
載置されている。可動テーブル11の底面にはナット1
2が固着されており、ナット12にはX方向のボールね
じ13が螺合している。したがってモータ14が駆動し
てボールねじ13が回転すると、可動テーブル11はX
方向に移動する。15はモータ14の回転量から可動テ
ーブル11の移動距離を計測する位置検出手段としての
エンコーダである。
【0012】基板1の上方にはレーザ照射器21,ミラ
ー22、ミラー22を回転させるモータ23、モータ2
3の回転量を検出するエンコーダ24が配設されてお
り、更に第1の受光部25と第2の受光部26が互いに
受光角度を異ならせて配設されている。モータ23を駆
動してミラー22を回転させながら、レーザ照射器21
からミラー22へレーザ光を照射すると、レーザ光はミ
ラー22に反射されて、Y方向にスキャンニングしなが
ら基板1に照射され、その反射光は受光部25、26に
入射する。
【0013】次に、図5,図6を参照しながら、レーザ
光の一般的な反射特性を説明する。図5は、クリーム半
田のような表面が粗面の対象物イにレーザ光aを照射し
た場合を示している。この場合、レーザ光aは対象物イ
の表面で散乱され、Aで示すような広角度の反射光が得
られる。また図6は電極や半田レジスト膜などの滑らか
な表面を有する対象物ロにレーザ光bを照射した場合を
示している。この場合、レーザ光bは対象物ロの表面で
ほぼ正反射され、Bで示すような狭角度の反射光が得ら
れる。後に詳述するように、本発明はこのようなレーザ
光の反射特性に着眼し、これを応用してクリーム半田の
形状や大きさを検出し、その外観の良否判定を行うもの
である。
【0014】図2は制御回路のブロック図である。第1
の受光部25と第2の受光部26は、アンプ31,32
を介して判定部33に接続されており、判定部33は画
像メモリ34に接続されている。また画像メモリ34
は、バス39を介して上記モータ14、23の制御部3
5、全体の制御を行うCPU36、演算部37、プログ
ラムメモリ38に接続されている。
【0015】図3,図4は本発明の原理を判りやすく説
明するためのレーザ光の反射特性を示している。図3に
おいて、クリーム半田3は半田粒子の集合体であって、
その表面は粗面である。したがってこれに照射されたレ
ーザ光は、図5を参照しながら説明したように、Aで示
す広角度で散乱される。したがって真上の正反射方向に
配置された第1の受光部25にはかなりの強さの反射光
L1が入射し、またこれと受光角度を異ならせた第2の
受光部26にもかなりの強さの反射光L2が入射する。
そこで前記判定部33により、第1の受光部25と第2
の受光部26の出力の差Δdを計算し、この差Δdが小
さければ、判定部33は「1」を出力し、その出力値は
画像メモリ34の所定のセルに入力される。
【0016】また図4において、半田レジスト膜4は滑
らかな鏡面であり、これに垂直に照射されたレーザ光
は、図6を参照しながら説明したように、Bで示す正反
射方向に狭角度で反射される。したがって正反射方向に
配置された第1の受光部25にはきわめて強い反射光L
1が入射するが、これとは受光角度の異なる第2の受光
部26にはわずかな反射光L2しか入射しない。そこで
判定部33により第1の受光部25と第2の受光部26
の出力の差Δdを計算し、この差Δdが大きければ、判
定部33は「0」を出力し、その出力値は画像メモリ3
4の所定のセルに入力される。電極2の表面も鏡面であ
って、半田レジスト膜4とまったく同様の反射特性を有
している。
【0017】したがって図1において、モータ14を駆
動して可動テーブル11をX方向にゆっくりと移動さ
せ、これと同時にモータ23を駆動してミラー22を回
転させながら、レーザ光をスキャンニングさせて基板1
に照射し、その反射光を第1の受光部25と第2の受光
部26で受光し、判定部33で上記演算を行って、その
出力を画像メモリ34に入力していけば、図2に示され
るように、画像メモリ34にはクリーム半田3の明瞭な
画像データが入力される。この場合、クリーム半田3は
「1」、電極2や半田レジスト膜4は「0」であるの
で、図9に示す従来手段のようにクリーム半田3の境界
が不明瞭になることはなく、画像メモリ34には明瞭な
クリーム半田3の画像データが入力される。すなわち本
手段によればレーザ手段により、クリーム半田3の平面
的な形状や広がりを明瞭にもとめられるものである。
【0018】そこで画像メモリ34中を矢印N方向にス
キャンニングすれば、半田ブリッジの有無を確実に検出
できる。また「1」のエリアの大きさや形状を演算する
ことにより、クリーム半田3の大きさや形状、殊に欠け
の有無などを正確に求めることができ、これに基づいて
クリーム半田3の外観の良否を判定できる。このような
処理や演算は周知の画像処理技術であって、CPU36
や演算部37により行われる。
【0019】ところで、図7に示すように、基板1がそ
りや傾斜により傾斜角θがある場合、半田レジスト膜4
に照射されて第1の受光部25に入射する反射光L1
と、第2の受光部26に入射する反射光L2は共に小さ
く、しかもその出力の差Δdも小さく、判定部33は
「1」を出力し、クリーム半田3と誤認するおそれがあ
る。そこでアンプ31,32の出力α,βを併せて検出
し、αが小さければ「0」と判定すれば、このような誤
認を解消できる。図8は、その判定図を示している。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、レーザ光の光反射特性
を利用して、半田の大きさや形状を正確に求め、これに
基づいてクリーム半田形状の良否を的確に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクリーム半田の外観検
査装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例に係るクリーム半田の外観検
査装置のブロック図
【図3】本発明の一実施例に係るクリーム半田にレーザ
光を照明中の正面図
【図4】本発明の一実施例に係る半田レジスト膜にレー
ザ光を照明中の正面図
【図5】本発明の一実施例に係るレーザ光の反射特性図
【図6】本発明の一実施例に係るレーザ光の反射特性図
【図7】本発明の一実施例に係る半田レジスト膜にレー
ザ光を照射中の正面図
【図8】本発明の一実施例に係る判定図
【図9】従来のクリーム半田の外観検査装置の正面図
【図10】従来のクリーム半田の光反射特性図
【図11】従来のクリーム半田の画像図
【符号の説明】
1 基板 2 電極 3 クリーム半田 21 レーザ照射器 25 第1の受光部 26 第2の受光部 33 判定部 34 画像メモリ 37 演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の電極に塗布されたクリーム半田にレ
    ーザ光を照射するレーザ照射器と、この基板の上方に配
    置されて互いに受光角度が異なる第1の受光部及び第2
    の受光部と、これらの受光部の出力の差の大きさを判定
    する判定部と、この判定部の判定結果にしたがって前記
    クリーム半田の画像データが入力される画像メモリと、
    この画像メモリに入力されたデータからクリーム半田の
    外観の良否を判断する演算部とから成ることを特徴とす
    るクリーム半田の外観検査装置。
JP4159210A 1992-06-18 1992-06-18 クリーム半田の外観検査装置 Pending JPH066026A (ja)

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JP4159210A JPH066026A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 クリーム半田の外観検査装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006516719A (ja) * 2003-02-06 2006-07-06 コー ヤング テクノロジー インコーポレイテッド 3次元形状測定装置
JP2007232552A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Hitachi Plant Technologies Ltd 半田ペースト印刷検査方法
JP2012243276A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Fuji Mach Mfg Co Ltd 画像処理装置および電子部品実装機

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