JPH066015B2 - 施肥装置 - Google Patents

施肥装置

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JPH066015B2
JPH066015B2 JP63094981A JP9498188A JPH066015B2 JP H066015 B2 JPH066015 B2 JP H066015B2 JP 63094981 A JP63094981 A JP 63094981A JP 9498188 A JP9498188 A JP 9498188A JP H066015 B2 JPH066015 B2 JP H066015B2
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fertilizer
container
sorting
powdered
feeding
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康也 中尾
文明 小田
正一 中村
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粒状肥料を肥料タンクから設定量ずつ繰出し
て作溝器に落下供給する繰出し装置を設けた施肥装置に
関する。
〔従来の技術〕
上記施肥装置において、従来、例えば実開昭60-57918号
公報に示されるように、肥料タンクの貯留空間底部にコ
イルバネを設けると共に、タンク内の粒状肥料に混在す
る粉肥料をコイルバネが選別漏下させるように構成する
ことにより、粉肥料が作溝器の内面等に付着しないよう
に除去することを可能にされていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来装置の場合、肥料が多量にまとまって存在すると共
に肥料流れが比較的少ない箇所で選別具が作用すること
から、粉肥料の除去効率が悪くなることがあった。
本発明の粉肥料の除去が精度よくできると共に繰出し装
置による繰出し量の計測が有利にできる装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明の特徴構成は、冒記した施肥装置において、
前記繰出し装置からの繰出し肥料を受けてこれに含まれ
る粉肥料を漏下させると共に粒状肥料を作溝器側に案内
落下させる選別網体、及び、この選別網体から漏下した
粉肥料を受止め貯留する容器を有した粉肥料選別回収装
置を設け、かつ、前記選別網体を着脱可能に構成してあ
るあることにある。
また、本第2発明の特徴構成は、冒記した施肥装置にお
いて、前記繰出し装置からの繰出し肥料を受けてこれに
含まれる粉肥料を漏下させると共に粒状肥料を作溝器側
に案内落下させる選別網体、及び、この選別網体から漏
下した粉肥料を受止め貯留する容器を有した粉肥料選別
回収装置を設け、かつ、前記選別網体を作用状態と、前
記繰出し装置からの繰出し肥料の全てを前記容器に落下
させる作用解除状態とに切換自在に備えるとともに、前
記容器に貯留物量表示用の目盛りを備えてあることにあ
る。
〔作 用〕
上記第1発明の構成によると、繰出し装置から設定量ず
つ繰出された肥料に含まれる粉肥料は選別網体上を移動
する間にこの選別網体を漏下して容器に回収され、粒状
肥料だけが作溝器側に案内落下されてゆく。
選別網体を取り外すと、繰返し装置からの肥料の全量が
容器に回収されることになり、繰出し装置による単位時
間あるいは単位作動回数当りに繰出された計量用肥料を
回収することができる。
また、本第2発明の構成によると、前記容器に目盛りを
形成してあるので、回収した計量用肥料を別の計量容器
に移し換える手間なく直ちに繰出し量の計量が行える。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本第1発明によると次
のような効果をもたらす。
(イ) 繰出し肥料の全量を一旦選別網体で受けて漏下
選別することにより、粉体化した肥料の除去が精度よく
行えるようになり、粉肥料の付着に起因する詰りが発生
しにくくて能率よく施肥作業を行えるようになった。
(ロ) 選別網体を取り外すことで、粉肥料回収用の容
器を繰出し量計測用の肥料の回収に利用できるために、
計測用肥料受け止め用の容器を特別に準備しなくとも、
かつ、この容器を作溝器を下にセットする等の特別な手
間を掛けなくても簡単容易に繰出し量計測用肥料の回収
が行えるようになった。
(ハ) 選別網体が取り外せるので、選別網体自体の掃
除が外部で簡単容易に行え、選別網体の機能を良好に維
持しての施肥を行うことができる。
特に、本第2発明のように、前記容器に目盛りを形成し
た構成をとると、上記効果に加えて次の効果を発揮す
る。
(ニ) 繰出し量計測用肥料の移し替えを要することな
く、繰出し量計測を簡単迅速に行って繰り出し量調節作
業を能率良く行える。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第5図及び第6図に示すように、伝動ケース製の植付装
置機体(1)に回転駆動される植付ロータ(2)を介して、同
一条に交互に苗植付けする状態に駆動されるように一対
の植付アーム(3),(3)を取付けると共に、苗のせ台(4)及
び接地フロート(5)を付設し、そして、肥料タンク(6)を
有した施肥装置を備えさせて、乗用型田植機用の施肥装
置付き苗植付装置を構成してある。
施肥装置は第5図及び第6図に示す如く構成してある。
すなわち、肥料タンク(6)に連設の繰出し装置(7)に粉肥
料選別回収装置(8)及び肥料供給ホース(9)を介して接続
した作溝器(10)を接地フロート(5)に取付けると共に、
繰出し装置(7)の繰出しロール(11)を連動機構(12)を介
して植付アーム(3)により往復回動駆動されるうように
構成することにより、繰出し装置(7)が植付アーム(3)の
苗植え運動に連動して、粒状肥料を肥料タンク(6)から
繰出しロール(11)の繰出し凹部(11a)の容積で定まる設
定量ずつ取出し、粉肥料選別回収装置(8)、肥料供給ホ
ース(9)を介して作溝器(10)に落下供給するようにして
ある。そして、作溝器(10)が機体進行のために溝切り板
(13)による作成溝を拡巾する状態で圃場に溝を作成する
と共に、作成溝の植付苗付近に位置する箇所に肥料を落
下供給し、接地フロート(5)の底面に取付ボルト孔の長
孔形状のために機体横方向に位置調節できるように取付
けてある覆土板(14)により作溝器(10)による作成溝に土
寄せをして肥料供給後の溝の埋め戻しをするようにして
ある。
粉肥料選別回収装置(8)を構成するに、第1図ないし第
3図に示すように、繰出し装置(7)からの繰出し肥料物
を受ける樹脂製の流下案内具(15)、繰出し装置(7)から
の繰出し物に作用してそれを粉肥料と粒肥料とに選別す
る選別網体(16)、この選別網体(16)が選別した粉肥料を
回収する透明樹脂製の容器(17)、選別網体(16)が選別し
た粒肥料を作溝器(10)に落下供給する透明樹脂製の落下
案内具(18)を設けてある。
すなわち、流下案内具(15)が前側傾斜案内面(15a)、後
側傾斜案内面(15b)及び横側傾斜案内面(15c)をして、繰
出しロール(11)からの肥料の全てを選別網体(16)の上端
側に流下案内するようにしてある。そして選別網体(16)
が流下案内具(15)からの肥料のうち、網目の大きさによ
って定まる設定値より小粒に粉体化している粉肥料を網
目から漏下させ、前記設定値以上の大粒にある粒肥料を
選別網体(16)の横下り傾斜のために作溝器側に案内落下
させるようにしてある。そして、容器(17)が選別網体(1
6)の下面側に受入口を望ませており、選別網体(16)から
の漏下粉肥料を受止め貯留するようにしてある。そし
て、落下案内具(18)は本体と内装の流下案内板(19)とに
より、選別網体(16)からの粒肥料を第1ロート部(18a)
に落下させることによってこの第1ロート部(18a)に接
続してある肥料供給ホース(9)に落下供給するようにし
てある。
落下案内具(18)に肥料取出し口(20)を有した第2ロート
部(18b)を備えさせると共に、流下案内板(19)の回転支
軸(21)に付設の揺動切換えレバー(22)を揺動操作するこ
とにより、流下案内板(19)が選別網体(16)からの肥料を
第1ロート部(18a)に落下させる第1状態と第2ロート
部(18b)に落下させる第2状態と切換わるように構成し
て、流下案内板(19)の切換え操作をすることにより、肥
料タンク(6)の内部肥料を落下案内具(18)から取出し回
収できるようにしてある。そして、通常時は、肥料取出
し口(20)をキャップ(23)により閉じて、湿気侵入の防止
を図るようにしてある。
第1図に示すように、容器(17)の受入れ口周部を落下案
内具(18)の容器取付部(18c)に下方から抜外し自在に内
嵌させて、前記受入れ口周部と容器取付部(18c)との全
周にわたる接当によって容器(17)の水平面方向での位置
ずれを防止し、そして容器(17)の横一端側において繰出
し装置(7)のロールケース(25)に枢支軸(26)を介して取
付け、かつ、操作レバー(32)により揺動操作するように
してある外止めフック(30)を容器(17)のピン(31)に外し
操作自在に引掛けると共に、容器(17)の横他端側を該箇
所に付設の突条部(17b)をして落下案内具(18)に解除自
在に係合させることにより、容器(17)を取外しが可能に
取付けてある。そして、選別網体(16)は取外しが可能な
ように容器(17)と落下案内具(18)との挾持のみによって
取付けてあり、第4図に示すように、選別網体(16)の取
外し状態にすることによって繰出し装置(7)からの繰出
し肥料の全てを容器(17)に落下させ得るように構成する
と共に、容器(17)に貯留物量を表示のための目盛り(A)
を備えてある。また、容器(17)による回収粉肥料の取出
しができるように容器(17)の取出しを可能にしてある。
従って、選別網体(16)を取り外すことにより、繰出し装
置(7)からの肥料の全てを容器(17)に回収して回収量を
目盛り(A)により測定し、この測定量に基づいて繰出し
装置(7)による単位時間当りや単位作動回数当りの繰出
し量を前記目盛り(A)から計測することができるように
なっている。
なお、選別網体(16)に替えて板体を装着することにより
繰出し装置(7)からの肥料の全てを第1ロート部(18a)や
第2ロート部(18b)に供給することもできる。
〔別実施例〕
選別網体(16)を着脱する手段に替え、容器(17)の受入れ
口上方の肥料落下箇所に位置したり、肥料落下箇所から
外れるようにスライド操作可能に常設する手段を採用し
てもよい。また、選別網体(16)に替えてパンチングメタ
ルや孔付樹脂板等を採用してもよいのである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
の符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る施肥装置の実施例を示し、第1図は
粉肥料選別回収装置の一部切欠き後面図、第2図は粉肥
料選別回収装置の一部切欠き側面図、第3図は粉肥料選
別回収装置の分解斜視図、第4図は粉肥料選別回収装置
の肥料取出し状態の一部切欠き側面図、第5図は苗植付
装置の側面図、第6図は苗植付装置の後面図である。 (6)……肥料タンク、(7)……繰出し装置、(8)……粉肥
料選別回収装置、(10)……作溝器、(16)……選別網体、
(17)……容器、(A)……目盛り。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状肥料を肥料タンク(6)から設定量ずつ
    繰出して作溝器(10)に落下供給する繰出し装置(7)を設
    けた施肥装置であって、 前記繰出し装置(7)からの繰出し肥料を受けてこれに含
    まれる粉肥料を漏下させると共に粒状肥料を作溝器側に
    案内落下させる選別網体(16)、及び、この選別網体(16)
    から漏下した粉肥料を受止め貯留する容器(17)を有した
    粉肥料選別回収装置(8)を設け、かつ、前記選別網体(1
    6)を着脱可能に構成してある施肥装置。
  2. 【請求項2】粒状肥料を肥料タンク(6)から設定量ずつ
    繰出して作溝器(10)に落下供給する繰出し装置(7)を設
    けた施肥装置であって、 前記繰出し装置(7)からの繰出し肥料を受けてこれに含
    まれる粉肥料を漏下させると共に粒状肥料を作溝器側に
    案内落下させる選別網体(16)、及び、この選別網体(16)
    から漏下した粉肥料を受止め貯留する容器(17)を有した
    粉肥料選別回収装置(8)を設け、かつ、前記選別網体(1
    6)を作用状態と、前記繰出し装置(7)からの繰出し肥料
    の全てを前記容器(17)に落下させる作用解除状態とに切
    換自在に備えるとともに、前記容器(17)に貯留物量表示
    用の目盛り(A)を備えてある施肥装置。
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JP2006296343A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Kubota Corp 田植機の粉粒体供給量計測構造
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