JPH0659786A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0659786A
JPH0659786A JP4212611A JP21261192A JPH0659786A JP H0659786 A JPH0659786 A JP H0659786A JP 4212611 A JP4212611 A JP 4212611A JP 21261192 A JP21261192 A JP 21261192A JP H0659786 A JPH0659786 A JP H0659786A
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JP
Japan
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voltage
power supply
overcurrent
unit
load
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Pending
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JP4212611A
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English (en)
Inventor
Masaji Nozawa
正次 野沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子計算機等に使用される電源装
置において、異なる電源電圧,電流を要する負荷毎に別
々の設計を行なう必要なく、製造コストの低下や信頼性
の向上及び電源全体の小型化を目的とする。 【構成】 ユーザ操作により得られる電圧設定データを
制御部25を介してレギュレータ部22の基準電圧設定
部22aに与え、負荷ユニット23に必要とする安定化
電圧を任意に設定すると共に、ユーザ操作により得られ
る異常検出値設定データを制御部25を介して検出回路
24の過電流検出部24aに与え、負荷ユニット23に
対する過電流値を任意に設定する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機等に使用さ
れる電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電源装置の構成を示すもの
で、まず、AC入力から入力された交流電圧は電源装置
の整流回路11を介して整流されて直流電圧に変換され
レギュレータ回路12に与えられる。
【0003】レギュレータ回路12には、例えばスイッ
チングレギュレータが使用され、整流回路11からの直
流電圧を負荷ユニット13側で必要とする所定の電圧値
に平滑し安定化させるもので、このレギュレータ回路1
2により安定化された電圧が、電源電圧として負荷ユニ
ット13に供給される。ここで、上記レギュレータ回路
12と負荷ユニット13との間には、過電圧/過電流検
出回路14が接続される。
【0004】この過電圧/過電流検出回路14は、この
電源装置の有する許容出力電圧や許容出力電流を上回る
電圧消費や電流消費が負荷ユニット13側で成された際
に、これを短絡故障等の異常状態として検出し、レギュ
レータ回路12から負荷ユニット13に対する電源供給
ラインの遮断を図るもので、この場合、上記過電圧検出
値や過電流検出値は、通常、上記許容出力の+120%
程度に設定される。つまり、電源装置の許容出力がDC
(+5V,300A)である場合の過電流検出値は36
0Aに設定される。
【0005】一方、近年、電子計算機は、システムユニ
ット毎に異なる値の電源電圧,電流を要する場合があ
り、複数の電源装置を組込んだ多出力化の傾向にある
が、個々の電源装置は、何れも、最大電力を消費する負
荷ユニットに合わせてその許容出力が設定されているた
め、それ以外の負荷ユニットに対しては余分な能力を有
することになり、多出力化した電源装置の全体を100
%負荷で使用することは殆どない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように最大電力を消費する負荷ユニットに合わせて許容
出力を設定した電源装置を、何れの負荷ユニットに対し
ても使用したのでは、例えば許容出力がDC(+5V,
300A)である電源装置を消費電力50Aの負荷ユニ
ットに接続して使用した場合、電源能力が無駄であるば
かりでなく、その過電流検出値が360Aに設定される
ため、もし負荷ユニットに短絡故障が生じて負荷電流が
異常上昇しても360Aもの電流は流れることはなく、
過電流検出が行なわれず電源遮断も成されないため、負
荷ユニットの故障が進行して発火が生じる恐れがある。
【0007】そこで、負荷ユニットのそれぞれが必要と
する電圧,電流に合わせた許容出力を有する電源装置を
個々に設計して組立て備えることが考えられるが、規格
の異なる多数の部品を使用することになるため、製造コ
ストの上昇や信頼性の低下を招くと共に、電源全体の大
型化を招く要因となる。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
異なる電源電圧,電流を要する負荷毎に別々の設計を行
なう必要なく、製造コストの低下や信頼性の向上及び電
源全体の小型化が可能になる電源装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る電源装置は、直流電圧を一定の電圧レベルに安定化し
て出力する安定化出力手段と、この安定化出力手段にお
いて安定化出力される一定電圧レベルを任意の電圧レベ
ルに設定する電圧可変設定手段と、上記安定化出力手段
から負荷に対する電圧供給に伴う過電流状態を検出する
過電流検出手段と、この過電流検出手段における過電流
検出値を任意の電流レベルに設定する過電流可変設定手
段とを備えて構成したものである。
【0010】
【作用】つまり、1種類の電源装置を複数用意するだけ
で、必要とする電圧や電流が異なる負荷の全てに対して
適用するすることができ、規格の異なる多数の部品を使
用することなく、製造コストの上昇や信頼性の低下を防
ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は電源装置の構成を示すもので、この電源
装置は整流回路21を備えている。
【0012】整流回路21は、AC入力から入力された
交流電圧(AC)を直流電圧(DC)に整流して変換す
るもので、この整流回路21によるAC/DC変換によ
り得られた直流電圧はレギュレータ部22に供給され
る。
【0013】レギュレータ部22は、整流回路21より
供給された直流電圧を、負荷ユニット23が必要とする
所定の電圧に安定化して平滑化するもので、このレギュ
レータ部22により安定化された直流電圧は、検出回路
24を介して上記負荷ユニット23に供給される。
【0014】ここで、上記レギュレータ部22において
目標とする安定化電圧に対応する基準電圧は、CPUを
用いてなる制御部25からの電圧指令信号により可変設
定されるもので、この電圧指令信号は、図示しないデジ
タルスイッチ等のユーザ操作により得られる電圧設定デ
ータに応じて与えられる。
【0015】また、上記検出回路24は、負荷ユニット
23に対する過電流/過電圧を検出し、レギュレータ部
22から負荷ユニット23に対する電源電圧の供給を遮
断するもので、この検出回路24における過電流/過電
圧の検出値は、上記制御部25からの検出値指令信号に
より可変設定される。この場合、検出値指令信号は、図
示しないデジタルスイッチ等のユーザ操作により得られ
る異常検出値設定データに応じて与えられる。
【0016】一方、上記制御部25には、図示しない温
度センサにより検出される電源装置本体の温度データが
与えられるもので、制御部25はこの温度データに基づ
き装置温度の異常状態を判断し、上記検出回路24に対
して電源供給遮断のための指令信号を出力する。
【0017】すなわち、上記構成による電源装置におい
て、この電源装置の許容出力は(DC+5V,300
A)に設計されており、負荷ユニット23が必要とする
電圧,電流条件がDC+3.3V,50Aとすると、ま
ず、ユーザにより図示しないデジタルスイッチが操作さ
れ、3.3Vに対応する電圧設定データが制御部25に
おける電圧設定レジスタ26aに保持される。
【0018】すると、制御部25は、上記電圧設定レジ
スタ26aに保持された3.3V対応の電圧設定データ
を、電圧指令部26bを介して電圧指令信号としてレギ
ュレータ部22に転送するもので、これにより、レギュ
レータ部22における基準電圧設定部22aが制御さ
れ、直流電圧安定化出力の基準となる電圧が3.3Vに
設定される。
【0019】また、ユーザにより図示しないデジタルス
イッチが操作され、過電流検出値70A(50Aの12
0%)に対応する異常検出値設定データが制御部25に
おける異常検出値設定レジスタ27aに保持されると、
制御部25は、上記異常検出値設定レジスタ27aに保
持された70A対応の検出値設定データを検出値指令部
27bを介して検出値指令信号として検出回路24に転
送する。これにより、検出回路24における過電流検出
部24aが制御され、その過電流検出値が70Aに設定
される。
【0020】すなわち、レギュレータ部22により安定
化された3.3Vの電源電圧は、検出回路24を介して
負荷ユニット23に供給されるもので、ここで、例えば
上記負荷ユニット23に短絡故障が生じ、通常50Aで
あるはずの消費電流が70A以上に上昇すると、検出回
路24の過電流検出部24aによりその過電流状態が検
出され、電源供給遮断回路24bを作動させて負荷ユニ
ット23に対する電源電圧の供給が遮断される。
【0021】一方、図示しない温度センサより検出され
る電源装置本体の温度データが、制御部25の温度異常
判断部28において予め設定された異常温度に到達した
と判断されると、上記検出回路24における電源供給遮
断回路24bに対して遮断指令信号が出力され、負荷ユ
ニット23に対する電源電圧の供給が強制的に遮断され
電源の保護が図られる。
【0022】したがって、上記構成の電源装置によれ
ば、ユーザ操作により得られる電圧設定データを制御部
25を介してレギュレータ部22の基準電圧設定部22
aに与え、負荷ユニット23に必要とする安定化電圧を
任意に設定すると共に、ユーザ操作により得られる異常
検出値設定データを制御部25を介して検出回路24の
過電流検出部24aに与え、負荷ユニット23に対する
過電流値を任意に設定する構成としたので、それぞれ異
なる許容出力を有する別種類の電源装置を設計製作せず
とも、1種類の電源装置であらゆる負荷ユニットに対す
る電源供給及び過電流検出を行なうことができ、部品点
数の削減による製造コストの低下や信頼性の向上、さら
には電源全体の小型化を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直流電圧
を一定の電圧レベルに安定化して出力する安定化出力手
段と、この安定化出力手段において安定化出力される一
定電圧レベルを任意の電圧レベルに設定する電圧可変設
定手段と、上記安定化出力手段から負荷に対する電圧供
給に伴う過電流状態を検出する過電流検出手段と、この
過電流検出手段における過電流検出値を任意の電流レベ
ルに設定する過電流可変設定手段とを備えて構成したの
で、異なる電源電圧,電流を要する負荷毎に別々の設計
を行なう必要なく、製造コストの低下や信頼性の向上及
び電源全体の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる電源装置の構成を示
すブロック図。
【図2】従来の電源装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
21…整流回路、22…レギュレータ部、22a…基準
電圧設定部、23…負荷ユニット、24…検出回路、2
4a…過電流検出部、24b…電源供給遮断回路、25
…制御部、26a…電圧設定レジスタ、26b…電圧指
令部、27a…異常検出値設定レジスタ、27b…検出
値指令部、28…温度異常判断部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を一定の電圧レベルに安定化し
    て出力する安定化出力手段と、 この安定化出力手段において安定化出力される一定電圧
    レベルを任意の電圧レベルに設定する電圧可変設定手段
    と、 上記安定化出力手段から負荷に対する電圧供給に伴う過
    電流状態を検出する過電流検出手段と、 この過電流検出手段における過電流検出値を任意の電流
    レベルに設定する過電流可変設定手段と、を具備したこ
    とを特徴とする電源装置。
JP4212611A 1992-08-10 1992-08-10 電源装置 Pending JPH0659786A (ja)

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JP4212611A JPH0659786A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 電源装置

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JP4212611A JPH0659786A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 電源装置

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JPH0659786A true JPH0659786A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16625553

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JP4212611A Pending JPH0659786A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 電源装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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