JPH0659777U - 冷蔵庫の除霜水蒸発装置 - Google Patents

冷蔵庫の除霜水蒸発装置

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JPH0659777U
JPH0659777U JP107193U JP107193U JPH0659777U JP H0659777 U JPH0659777 U JP H0659777U JP 107193 U JP107193 U JP 107193U JP 107193 U JP107193 U JP 107193U JP H0659777 U JPH0659777 U JP H0659777U
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JP
Japan
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evaporation
water
pipe
evaporation container
refrigerator
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Application number
JP107193U
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English (en)
Inventor
一成 和田
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
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Publication date
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸発皿を二重構造とし、その間に凝縮器の一
部を構成する配管を配設することにより、前記配管の腐
食を減少させ、蒸発能力を増加させる冷蔵庫の除霜水蒸
発装置。 【構成】 蒸発容器14は合成樹脂からなり、上面を開
放した箱体であり、底面から所定の高さの場所に凝縮器
の一部を構成する配管15が配設されている。この配管
15の上方に合成樹脂からなり、上面を開放し、一側を
前記蒸発容器14に懸吊した第2蒸発容器16が設けら
れている。導水管10により導かれた除霜水はまず第二
蒸発容器16に溜められて蒸発されるが、この第二蒸発
容器16で十分に蒸発させることが出来なかった場合
は、溢れた除霜水は下方の蒸発容器14に溜められる。
この蒸発容器14はコップレッサ13に近く、しかも凝
縮器の一部を構成する配管15が配設されているので、
蒸発能力が優れており、配管15が除霜水に殆ど浸るこ
となく除霜水を蒸発させることが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は冷蔵庫の除霜水蒸発装置に関し、より詳細には蒸発皿の2重構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種冷蔵庫においては、庫内で生成した霜を周期的に溶かして除霜水と し、導水管により本体下部に導いて蒸発容器に溜め、その下方に高温になる凝縮 器を取付けた載置台を置き、或いは凝縮器の一部を構成する配管を蒸発容器内に 配設してその熱により除霜水を蒸発させていた。 しかしながら、前者は少なくとも蒸発容器と凝縮器を装着した載置台を加えた 分だけは高さが大となって器具が大型になり、後者は機械室に配設され、凝縮器 の一部を構成する配管の熱で除霜水を蒸発させるため、装置はコンパクト化でき るが、配管が直接除霜水に浸るために配管が腐食しガスリークの原因となる恐れ がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、凝縮器の一部を構成する配管が 直接除霜水に浸漬する方式において、凝縮器の配管が腐食しずらく、更に蒸発能 力がアップし、しかも小型化した冷蔵庫の除霜水蒸発装置を提供するものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の課題を解決するため、冷蔵庫本体庫内に設置したエバポレータ に生成した霜をヒーターにて溶かして除霜水とし、同除霜水を導水管により本体 下部に導いて蒸発させる冷蔵庫の除霜水蒸発装置において、上記コンプレッサの 上部に蒸発容器を設けると共に、上記導水管の開口をその上方に位置させ、上記 蒸発容器内に凝縮器の一部を構成する配管を配設すると共に、この配管の上方に 第二蒸発容器を配設し、さらに、前記蒸発容器内に配設した凝縮器の一部を構成 する配管を収縮チューブで覆ったことを特徴とする。
【0005】
【作用】
以上のように構成したので、本考案による冷蔵庫の除霜水蒸発装置においては 、導水管により導かれた除霜水はまず第二蒸発容器に溜められて蒸発させるが、 この第二蒸発容器で十分に蒸発させることが出来なかった場合は、溢れた除霜水 は下方の蒸発容器に溜められるが、この蒸発容器はコップレッサに近く、しかも 凝縮器の一部を構成する配管が配設されているので、蒸発能力が優れているため 前記配管が除霜水に殆ど浸ることなく、除霜水を蒸発させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案による実施例を詳細に説明する。図1は冷蔵庫の 縦断面図、図2は背面図の一部である。図1において、冷蔵庫1には冷凍室2、 冷蔵室3及び野菜室4が仕切壁5を設けて上方より順次配設され、各室には冷気 吹出口が設けられ、前面を複数の扉6で覆われている。冷凍室2の後部には冷却 室7が設けられ、同室7内には図示されていないファン、エバポレータ8、除霜 ヒータ9が順次配設され、底部には導水管10の上端が開口し、その下端は本体 1背面下部に設けた機械室11の上部に開口している。機械室11の底部はベー ス板12で形成され、この上にコンプレッサ13が取付けられている。 上記コンプレッサ13、エバポレータ8及び図示してない凝縮器と膨張弁によ り冷凍サイクルが構成され、エバポレータ8は低温に、凝縮器は高温になる。フ ァンとエバポレータ8により作られた冷気は冷気吹出口から出て各室を冷却して 冷却室7に戻り、再び冷却されて循環することにより各室を所定の温度に保つ。 この循環により庫内の水分がエバポレータ上に霜となって付着し、熱伝導を悪く するので定期的に除霜ヒータ9に通電して除霜水とし、導水管10により機械室 11に導いている。
【0007】 本考案の特徴である蒸発装置は導水管10の下方に位置してコンプレッサ13 上に設けられており、図1及び図2にはその一部である蒸発容器14が示されて いる。蒸発装置について以下詳細に説明すると、図3は蒸発装置の要部断面図で ある。図3に示されているように、蒸発容器14は合成樹脂からなり、上面を開 放した箱体であり、底面から所定の高さの場所に凝縮器の一部を構成する配管1 5が配設されている。この配管15の上方に合成樹脂からなり、上面を開放し、 一側を前記蒸発容器14に懸吊した第2蒸発容器16が設けられている。 本考案は以上のように構成したので、導水管10により導かれた除霜水はまず 第二蒸発容器16に溜められて蒸発されるが、この第二蒸発容器16で十分に蒸 発させることが出来なかった場合は、溢れた除霜水は下方の蒸発容器14に溜め られる。この蒸発容器14はコップレッサ13に近く、しかも凝縮器の一部を構 成する配管15が配設されているので、前記配管15が除霜水に殆ど浸ることな く除霜水を蒸発させることが出来る。 なお、前記の蒸発容器に配設する凝縮器の一部を構成する配管15を収縮チュ ーブで覆うことにより、配管の腐食に対して同等以上の効果を期待できる。
【0008】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案による冷蔵庫の除霜水蒸発装置においては、導 水管により導かれた除霜水はまず第二蒸発容器に溜められて蒸発させるが、この 第二蒸発容器で十分に蒸発させることが出来なかった場合は、溢れた除霜水は下 方の蒸発容器に溜められるが、この蒸発容器はコップレッサに近く、しかも凝縮 器の一部を構成する配管が配設されているので、蒸発能力が優れているため前記 配管が除霜水に殆ど浸ることなく、除霜水を蒸発させることができる。 従って、通常の浸漬方式と比べて前記配管が除霜水に浸る機会は極度に少ない ため、配管が腐食しずらくなり、さらに蒸発容器を二重に構成したため、蒸発の ための表面積は約2倍となって蒸発能力は著しく向上し、蒸発容器を小型化する ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による除霜水蒸発装置を具える冷蔵庫の
断面図である。
【図2】本考案による除霜水蒸発装置を具える冷蔵庫の
要部背面図である。
【図3】本考案による冷蔵庫の除霜水蒸発装置の一実施
例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 本体 10 導水管 13 コンプレッサ 14 蒸発容器 15 凝縮器の一部を構成する配管 16 第二蒸発容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体庫内に設置したエバポレータ
    に生成した霜をヒーターにて溶かして除霜水とし、同除
    霜水を導水管により本体下部に導いて蒸発させる冷蔵庫
    の除霜水蒸発装置において、上記コンプレッサの上部に
    蒸発容器を設けると共に、上記導水管の開口をその上方
    に位置させ、上記蒸発容器内に凝縮器の一部を構成する
    配管を配設すると共に、この配管の上方に第二蒸発容器
    を配設してなることを特徴とする冷蔵庫の除霜水蒸発装
    置。
  2. 【請求項2】 前記蒸発容器内に配設した凝縮器の一部
    を構成する配管を収縮チューブで覆ったことを特徴とす
    る請求項1記載の冷蔵庫の除霜水蒸発装置。
JP107193U 1993-01-20 1993-01-20 冷蔵庫の除霜水蒸発装置 Pending JPH0659777U (ja)

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JPH0659777U true JPH0659777U (ja) 1994-08-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117078A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Panasonic Corp 冷蔵庫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014081A (ja) * 1983-07-06 1985-01-24 株式会社日立製作所 冷蔵庫用排水蒸発皿

Patent Citations (1)

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