JPH0659763A - ４つのパラメータを入力できるジョイスティック - Google Patents
４つのパラメータを入力できるジョイスティックInfo
- Publication number
- JPH0659763A JPH0659763A JP25341892A JP25341892A JPH0659763A JP H0659763 A JPH0659763 A JP H0659763A JP 25341892 A JP25341892 A JP 25341892A JP 25341892 A JP25341892 A JP 25341892A JP H0659763 A JPH0659763 A JP H0659763A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stick
- parameters
- slide
- input
- sliding
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- Pending
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】航空機を操縦するに当たっては、今日普及して
いる操縦形態では不十分であり、新しい方法が必要にな
ってくる。本発明は、この問題を解決する。 【構成】従来のジョイスティックでは２成分しか入力で
きなかったが本発明では スティックを前後にスライドさせる。 スティックを左右に回転させる。 スティックを上下にスライドさせる。 スティックを左右にスライドさせる。 以上の操作によって３つまたは４つのパラメータを入力
できる入力形態とする。 【効果】ＣＣＶ機の操縦を始めとして、ハンドラダーの
代用、宇宙船の操縦等様々な応用が期待できる。
いる操縦形態では不十分であり、新しい方法が必要にな
ってくる。本発明は、この問題を解決する。 【構成】従来のジョイスティックでは２成分しか入力で
きなかったが本発明では スティックを前後にスライドさせる。 スティックを左右に回転させる。 スティックを上下にスライドさせる。 スティックを左右にスライドさせる。 以上の操作によって３つまたは４つのパラメータを入力
できる入力形態とする。 【効果】ＣＣＶ機の操縦を始めとして、ハンドラダーの
代用、宇宙船の操縦等様々な応用が期待できる。
Description
【発明の目的】 今日技術革新によってＣＣＶが実用段
階に達し、航空機の運動能力は飛躍的に向上しつつあ
る。とりわけ、ＤＬＣ（揚力直接制御）や、ＤＳＣ（横
力直接制御）は、航空拭の新しい可能性を開くものとし
て注目されている。このような航空機を操縦するに当た
っては、今日普及している操縦形態（ピッチ、ロール、
ヨーの３つの成分をジョイスティックとペダルで制御す
る。）では不十分であり、新しい方法が必要になってく
る。本発明は、この問題に対処することを主眼に置いて
いる。
階に達し、航空機の運動能力は飛躍的に向上しつつあ
る。とりわけ、ＤＬＣ（揚力直接制御）や、ＤＳＣ（横
力直接制御）は、航空拭の新しい可能性を開くものとし
て注目されている。このような航空機を操縦するに当た
っては、今日普及している操縦形態（ピッチ、ロール、
ヨーの３つの成分をジョイスティックとペダルで制御す
る。）では不十分であり、新しい方法が必要になってく
る。本発明は、この問題に対処することを主眼に置いて
いる。
【課題を解決するための手段】 この問題を解決するた
めには以下の条件を満たす操縦形態が必要である。 １．ピッチ、ロール、ヨー、ＤＬＣ、ＤＳＣ、推力、の
６成分を独立に、あるいは任意に複合して入力できる操
縦形態であること。 ２．人間工学的に無理がないこと。 ３．従来の操縦形態との差異が少ないこと。 ４．入力動作と機体動作の関係がパイロットの直感に逆
らわないこと。 ５．精密な操作ができること。 本発明は、この５つの条件をすべて満たす方法の一つで
ある。本案を適用するにあたり、ヨーと推力の入力は従
来通りペダルやスロットルレバーを用いて行う。そして
残りの４成分の入力をスティックの操作だけでまかなう
ことが、本発明の特徴となっている。
めには以下の条件を満たす操縦形態が必要である。 １．ピッチ、ロール、ヨー、ＤＬＣ、ＤＳＣ、推力、の
６成分を独立に、あるいは任意に複合して入力できる操
縦形態であること。 ２．人間工学的に無理がないこと。 ３．従来の操縦形態との差異が少ないこと。 ４．入力動作と機体動作の関係がパイロットの直感に逆
らわないこと。 ５．精密な操作ができること。 本発明は、この５つの条件をすべて満たす方法の一つで
ある。本案を適用するにあたり、ヨーと推力の入力は従
来通りペダルやスロットルレバーを用いて行う。そして
残りの４成分の入力をスティックの操作だけでまかなう
ことが、本発明の特徴となっている。
【実施例１】 まず、図１に示したジョイスティックを
図１１のように配置する。右手でスティックを握り肘掛
けに肘をのせる。これは、以下で示すの操作をする
際、肘が固定されている方が精密操作をする上で有利と
考えての配慮である。そして、 ピッチ：スティックを前後にスライドさせる。 ロール：スティックを左右に回転させる。 ＤＬＣ：スティックを上下にスライドさせる。 ＤＳＣ：スティックを左右にスライドさせる。 以上の操作によって操縦する。（図１２） 上記の操縦形態によって実現可能な特殊飛行の入力例を
以下に紹介しておく。 ・横風下でのアプローチ 風上側へスティックをスライドさせて、機体をすべら
せ、そのまままっすぐにアプローチする。この飛行方法
によってかなり疲労したパイロットでも楽に着陸するこ
とができる。 ・すべりのない水平旋回（右旋回） 右足を踏み込みつつスティックを右へスライドさせる。
図１１のように配置する。右手でスティックを握り肘掛
けに肘をのせる。これは、以下で示すの操作をする
際、肘が固定されている方が精密操作をする上で有利と
考えての配慮である。そして、 ピッチ：スティックを前後にスライドさせる。 ロール：スティックを左右に回転させる。 ＤＬＣ：スティックを上下にスライドさせる。 ＤＳＣ：スティックを左右にスライドさせる。 以上の操作によって操縦する。（図１２） 上記の操縦形態によって実現可能な特殊飛行の入力例を
以下に紹介しておく。 ・横風下でのアプローチ 風上側へスティックをスライドさせて、機体をすべら
せ、そのまままっすぐにアプローチする。この飛行方法
によってかなり疲労したパイロットでも楽に着陸するこ
とができる。 ・すべりのない水平旋回（右旋回） 右足を踏み込みつつスティックを右へスライドさせる。
【実施例２】 ＣＣＶ化された航空機以外にも本発明は
適用できる。ハンドラダーの代用である。身体障害者向
けの操縦形態としてハンドラダーという手法をとること
がある。これは、左手でラダーを操作するというもので
あるが、この方法だと両手が操舵のためだけでふさがっ
てしまうため、制約が多い。しかし本発明を用いれば、
この制約を軽減することができる。入力の割り振りは以
下のようにする。 ピッチ：スティックを前後にスライドさせる。 ロール：スティックを左右に回転させる。 未使用：スティックを上下にスライドさせる。 ヨー ：スティックを左右にスライドさせる。 の「上下スライド」の操作は必要なくなるので、機械
的に拘束するとよいだろう。（図１３）
適用できる。ハンドラダーの代用である。身体障害者向
けの操縦形態としてハンドラダーという手法をとること
がある。これは、左手でラダーを操作するというもので
あるが、この方法だと両手が操舵のためだけでふさがっ
てしまうため、制約が多い。しかし本発明を用いれば、
この制約を軽減することができる。入力の割り振りは以
下のようにする。 ピッチ：スティックを前後にスライドさせる。 ロール：スティックを左右に回転させる。 未使用：スティックを上下にスライドさせる。 ヨー ：スティックを左右にスライドさせる。 の「上下スライド」の操作は必要なくなるので、機械
的に拘束するとよいだろう。（図１３）
【発明の効果】以上のように本発明と、ラダーペダル、
スロットルレバーを組み合わせれば、最大６成分を入力
できる。この６成分という数は剛体の自由度６と一致し
ている。このため、本発明を用いれば、かなり複雑な航
空機に対しても直感的に無理のない操縦形態を与えるこ
とができる。
スロットルレバーを組み合わせれば、最大６成分を入力
できる。この６成分という数は剛体の自由度６と一致し
ている。このため、本発明を用いれば、かなり複雑な航
空機に対しても直感的に無理のない操縦形態を与えるこ
とができる。
【図１】本発明の斜視図
【図２】本発明の正面図
【図３】スティックを前へスライドさせたところ。
【図４】スティックを後へスライドさせたところ。
【図５】スティックを左へ回転させたところ。
【図６】スティックを右へ回転させたところ。
【図７】スティックを上へスライドさせたところ。
【図８】スティックを下へスライドさせたところ。
【図９】スティックを左へスライドさせたところ。
【図１０】スティックを右へスライドさせたところ。
【図１１】本発明の配置例
【図１２】ＣＣＶ向けレイアウト
【図１３】ハンドラダー向けレイアウト
【符号の説明】 （１）はスティック （２）は肘掛け （３）はスロットルレバー （４）はラダーペダル
Claims (2)
- 【請求項１】 図１、図２に示す装置を用いて、 スティックを前後にスライドさせる。（参照図３、図
４） スティックを左右に回転させる。（参照図５、図６） スティックを上下にスライドさせる。（参照図７、図
８） スティックを左右にスライドさせる。（参照図９、図
１０） 以上の操作によって３つまたは４つのパラメータを入力
できる入力形態。 - 【請求項２】請求項１に示す操作を行ったときと同じ手
の動き、すなわち 手を前後に動かす。 手首左右に回転させる。 手を上下に動かす。 手を左右に動かす。 以上の動作を、図１や図２とは別の装置を用いて行うこ
とによって３つまたは４つのパラメータを入力できる入
力形態。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25341892A JPH0659763A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ４つのパラメータを入力できるジョイスティック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25341892A JPH0659763A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ４つのパラメータを入力できるジョイスティック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659763A true JPH0659763A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=17251120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25341892A Pending JPH0659763A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ４つのパラメータを入力できるジョイスティック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659763A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005054032A1 (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-16 | Honda Motor Co., Ltd. | ステアリングハンドルおよび操舵装置 |
| KR101531572B1 (ko) * | 2014-05-12 | 2015-07-07 | 한국항공우주연구원 | 기계식 통합 조종간을 구비한 회전익기 |
| US10246182B2 (en) * | 2009-04-30 | 2019-04-02 | Goodrich Corporation | Differential emergency/park electric brake system |
| CN113955085A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-21 | 上海磐拓航空科技服务有限公司 | 一种多功能操纵杆控制飞行器轨迹的方法 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP25341892A patent/JPH0659763A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005054032A1 (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-16 | Honda Motor Co., Ltd. | ステアリングハンドルおよび操舵装置 |
| US7726692B2 (en) | 2003-12-01 | 2010-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Steering handle and steering system |
| US10246182B2 (en) * | 2009-04-30 | 2019-04-02 | Goodrich Corporation | Differential emergency/park electric brake system |
| KR101531572B1 (ko) * | 2014-05-12 | 2015-07-07 | 한국항공우주연구원 | 기계식 통합 조종간을 구비한 회전익기 |
| CN113955085A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-21 | 上海磐拓航空科技服务有限公司 | 一种多功能操纵杆控制飞行器轨迹的方法 |
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