JPH0659757A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0659757A
JPH0659757A JP5172072A JP17207293A JPH0659757A JP H0659757 A JPH0659757 A JP H0659757A JP 5172072 A JP5172072 A JP 5172072A JP 17207293 A JP17207293 A JP 17207293A JP H0659757 A JPH0659757 A JP H0659757A
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    • H03K17/14Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature
    • H03K17/145Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力バッファ及びクロックドライバを含む集
積回路バッファの立ち上がり時間及び/または立ち下が
り時間を制御するのに使用される制御電圧を生成する回
路を提供すること。 【構成】 本発明は、サンプリングされた信号(一般的
には電圧)が基準信号(電圧)と比較される。この比較
によりフィードバックされる制御信号が生成されて、基
準バッファからサンプリングされた信号を各常状態値に
到達するようにさせる。この制御信号は、所望の負荷を
駆動するバッファの立ち上がり時間、または立ち下がり
時間、またはその両方を制御するのに使用される。この
ようにして、バッファ動作の一定スピードが得られる。
基準バッファへの駆動信号は、所望の負荷を駆動する実
際のバッファ(単一の基準バッファにより制御される複
数のバッファ)に対する駆動信号とは独立している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッファを有する半導体
集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(IC)は、出力バッフ
ァにより駆動される導電体を介して、外部素子と接続さ
れている。別のタイプのバッファは「クロックドライ
バ」とも称され、クロック信号を分配するのに使用され
る。このクロックドライバは、ある場合には、クロック
信号を受信する回路として、同一の集積回路の上に配置
される。オンチップまたはオフチップ駆動の何れかの応
用においては、バッファは十分な電流駆動能力を有し、
所望のスピードで信号が伝送できるように、十分な速度
で駆動導体(及び駆動回路)に表れる容量性負荷を充電
(チャージ)及び放電(ディスチャージ)をする能力を
有する。このバッファが低論理レベル(0ボルト)から
高論理レベル(3または5ボルト)に電圧を上げる時間
は立ち上げ時間と称される。同様に、高論理レベルから
低論理レベルに電圧を下げる時間は立ち下げ時間と称さ
れる。CMOS集積回路においては、データを外部の素
子に伝送するスピードは数十百万ビット/秒であるが、
近い将来1億ビット/秒となる可能性がある。それ故
に、立ち上がり時間及び立ち下がり時間は、現在では約
10ナノ秒以下であるが、将来はさらに短くする必要が
ある。
【0003】急峻な立ち上がり時間及び立ち下がり時間
を有する信号に関連する問題の一つは、集積回路の他の
部分で発生する電気ノイズである。すなわち浮遊キャパ
シタンス及びインダクタンスが、信号エネルギーのある
部分を集積回路の他の部分、すなわちICへつながる他
の導体に流してしまうことである。さらに接地パスのイ
ンダクタンスは、大きなバッファを切り換えることによ
って発生する急速な電流変化によって、電圧スパイクを
発生させる。これらの問題は立ち上がり時間及び立ち下
がる時間が短くなりにつれて厳しくなる。多くの場合に
おいては、集積回路のバッファの設計は、立ち上がり時
間及び立ち下がり時間が最悪の場合においても、負荷を
駆動するほど十分速いようにしている。CMOS集積回
路においては、この最悪の条件とは、公称処理スピード
よりも遅く低い電力供給電圧と高動作温度である。とこ
ろが、この状態で、最良の条件下においては、立ち上が
り時間及び立ち下がり時間は、過大なノイズを生成する
ほどそれらは短くなってしまう。この「処理スピード」
とは、あるICの製造プロセスにおける許容差に起因し
て、ある種のICは、通常のすなわち平均的な処理プロ
セスによって生成されるICに比較して、その処理スピ
ードが速くなったり、遅くなったりすることを意味す
る。すなわちある製造ラインにおいて、平均のものより
速い切り換えスピードを有する素子を生成するものは
「速い処理」と称し、逆に、平均より遅いものは「遅い
処理」と称する。
【0004】この速度要件を満足するバッファの設計
は、ノイズの要件を満たすことができず、またその逆も
起こりうる。低いノイズしか生成しないような集積回
路、かつ十分な高速データ速度で導体及び大きな容量性
負荷を有する他の回路と通信することのできる集積回路
が望まれている。このバッファ切り換えスピードと生成
されるノイズを制御する従来の技術が図1に示されてい
る。プレドライバトランジスタ102、103は、駆動
信号をプルアップ出力トランジスタ100に供給し、プ
レドライバトランジスタ106、107は、駆動信号を
プルダウン出力トランジスタ101に提供する。処理ス
ピード、温度、供給電圧のようなファクタが切り換えス
ピードを増加させる傾向にあると、制御電圧VCPも増
加する。このVCPの増加はゲート、ソース間電圧を減
少し、その結果pチャネルトランジスタ105の導電性
を減少させて、バッファ立ち下がり時間を制御するプル
ダウン出力トランジスタ101への駆動信号を減少させ
る。逆に、電圧VCPがpチャネルトランジスタ105
の導電性を増加させるために、これらのファクタが切り
換えスピードを減少させる傾向にあるときは、電圧VC
Pも減少する。この制御電圧VCNは、nチャネルトラ
ンジスタ104の導電性に同様に影響を及ぼすように、
生成されると、それによりプルアップ出力トランジスタ
100への駆動信号を制御し、それによりバッファ立ち
上がり時間を制御する。かくして、このバッファ切り換
えスピードとノイズは、これらのファクタの変化に対し
一定に保持している。尚、このバッファにより駆動され
る出力負荷はキャパシタンスCloadとして示されてい
る。
【0005】制御電圧VCPとVCNを生成する方法
が、米国特許第4823029号に開示されている。同
明細書の図2から5に示された制御電圧生成用回路は多
くの応用に利用可能である。しかし、切り換えスピード
に影響を及ぼすようなファクタのあらゆる変化に対して
は、この生成回路がDC制御電圧を生成するのに使われ
ているときには対応が難しい。出力バッファを生成する
他の方法が米国特許第4567378号に開示されてい
る。同明細書の記載によれば、バッファ出力信号はラン
プ生成器の出力と比較される。出力信号がこのランプ信
号よりも速く立ち上がるか、あるいは立ち下がる場合に
は、フィードバック信号が、バッファのスピードをこの
ランプ信号により正確に応答させて調整する。しかし、
この方法は各バッファの出力信号をモニタし、各バッフ
ァに対し、余分なモニタ回路及び各バッファに対するラ
ンプ回路を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高速
デーダ速度おいても、導体を介して他の回路と通信する
のに、低いノイズしか生成しないような集積回路を提供
することである。このために、例えば出力バッファ及び
クロックドライバを含む集積回路バッファの立ち上がり
時間及び/または立ち下がり時間を制御するのに使用さ
れる制御電圧を生成する技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法において
は、周期的信号により駆動される基準バッファは、所望
の負荷を駆動するバッファの性能を模擬する。この基準
バッファの切り換えの間、サンプリングされる周期的信
号を生成する。このサンプル化信号は、実際の負荷を駆
動するバッファのスピードを一定に維持するような制御
信号を生成する。バッファは単一の基準回路により生成
される制御信号から制御される。
【0008】本発明は、周期的信号(クロック)により
駆動される基準バッファの波形をサンプリングすること
によって生成される制御電圧を有する集積回路バッファ
に関する。この実施例においては、サンプリングされた
信号(一般的には電圧)が基準信号(電圧)と比較され
る。この比較によりフィードバックされる制御信号が生
成されて、基準バッファからサンプリングされた信号を
各常状態値に到達するようにさせる。この制御信号は、
所望の負荷を駆動するバッファの立ち上がり時間、また
は立ち下がり時間、またはその両方を制御するのに使用
される。このようにして、バッファ動作の一定スピード
が得られる。基準バッファへの駆動信号は、所望の負荷
を駆動する実際のバッファ(単一の基準バッファにより
制御される複数のバッファ)に対する駆動信号とは独立
している。
【0009】
【実施例】図2に基準バッファとサンプリング回路が図
示されている。このCLOCK信号が「ハイ(高)」に
なると、インバータ210の出力は「ロウ(低)」にな
り、pチャネルプルアップランジスタ201を導通させ
る。この導通により基準キャパシタCrefを所定の高値
にチャージして、電圧V1はまずVDDになるようにす
る。このCLOCKが「ロウ」になると、インバータ2
10の出力は「ハイ」になって、pチャネルプルアップ
ランジスタ201はその導通状態を終了する。インバー
タ対208−209(V3)の出力が「ハイ」になる
と、nチャネルプルダウンランジスタ202は導通する
ようになる。このnチャネルプルダウンランジスタ20
2が導通すると、電流Ioutはインピーダンス(抵抗)
Rを介して流れ、Cr efを放電する。抵抗Rにかかる電
圧V2はCLOCK信号が「ロウ」になる時間に比較し
て、遅延した時間でサンプルアンドホールド回路204
によりサンプリングされる。そのためこのサンプリング
されたV2はキャパシタCrefが如何に速く放電されるか
に関する情報を、そしてnチャネルプルダウンランジス
タ202のスピードに関する情報を保持する。この情報
は図1に示すバッファの立ち下がり時間を制御する制御
信号VCPを生成するのに使用される。
【0010】このサンプルアンドホールド回路204の
詳細は図3に示され、以下のように動作する。このCL
OCK信号は、インバータ301...304によって
遅延して、フェーズスプリッタ305に入力する。この
CLOCK信号が「ハイ」の場合には、電圧V4は「ハ
イ」に、電圧−V4(図においてーは上付きを表示す
る)は「ロウ」になって、パストランジスタ306、3
07が導通するようになる。そして、電圧V2がこのサ
ンプル期間の間、キャパシタ308に入力される。この
CLOCK信号が「ロウ」の場合には、パストランジス
タ306、307は、インバータ301...304を
介した遅延期間「DELAY I」の後ターンオフし
て、これによりキャパシタ308を最終にサンプルした
2の値を「保持」する。インバータ301...30
4を介した遅延は、Cref(図2)がnチャネルプルダ
ウンランジスタ202と抵抗Rに介した導通に起因して
部分的に放電するまで、電圧V2のサンプリングを遅延
させるように選択される。キャパシタ308に保持され
たサンプルされた値は、DELAYED CLOCK信
号が「ハイ」のときにトランジスタ309を介して流れ
るようになる。その詳細は以下のようである。この「ハ
イ」なDELAYED CLOCK信号は、まず、NA
NDゲート311とインバータ310を通過して、トラ
ンジスタ309のゲートの電圧を「ハイ」にして、それ
を導通させる。インバータ312、313、314を通
過する遅延時間期間後、この「ハイ」なDELAYED
CLOCK信号は、NANDゲート311を「ロウ」
にして、このパルス(その幅は約1ナノ秒)を終了させ
る。かくしてサンプルされた電圧VsがキャパシタC1
かかる(図2)。
【0011】図2において、キャパシタC1上のサンプ
リング化電圧Vsは、演算増幅器205の非反転入力に
供給される。演算増幅器205の反転入力は、キャパシ
タC2と電圧源206に接続される。このキャパシタC1
とC2の容量は、40ピコファラッドである。その動作
において、サンプル化電圧Vsは、まず「ロウ」(零ボ
ルト)で、V2がサンプルされる間増加する。演算増幅
器205は、VsとVRと比較する。このVRは電圧源2
06により生成される電圧である。VsがVRより小さい
間演算増幅器205の出力電圧VCPは、「ロウ」で、
pチャネルトランジスタ207のゲート電圧が「ハイ」
になる。それ故に、トランジスタ208のソース電圧は
「ハイ」で、トランジスタ208は、「ハイ」の正の駆
動電圧をnチャネルプルダウンランジスタ202のゲー
トに供給する。この「ハイ」の駆動電圧は、nチャネル
プルダウンランジスタ202を完全に導通させて、それ
故にIoutとV2が比較的大きくなる。V2の大きな値は
サンプルアンドホールド回路204にサンプリングされ
て、キャパシタC1にかかる電圧Vsの値がキャパシタC
2にかかる電圧VRの値にほぼ等しくなるよう増加するま
で、フィードバックされる。平衡に達すると、電圧源2
06からの電圧VCPは、定常値に達し、V1、V2、V
3とIoutの波形は定常値に達する。
【0012】しかし、これらの電圧の定常値は、集積回
路を使用する際の製造プロセスの条件に依存する。さら
にそれらは集積回路の動作中の供給電圧と温度に比例す
る。例えば、供給電圧(VDD)が増加するか、あるいは
集積回路の動作温度が減少すると、バッファの動作スピ
ードは増加する傾向にある。同様に「高速」製造プロセ
スにより製造された集積回路は、比較的速い動作速度と
なる。図4の波形40により示された最良の高速条件に
よれば、CLOCKが時間零で「ロウ」になった後の電
圧V2を時間の関数として表している。別法として、供
給電圧の減少、動作温度の増加、あるいは「低速」製造
プロセス、これらすべてはバッファの動作速度を減少さ
せる傾向がある。最悪の低速条件のV2の波形は図4の
波形41により示されている。実際問題としてこれらの
ファクタの幾つかは一定の方向に向かう傾向がある。他
のファクタは別の方向に向かう傾向があり、それ故にV
2の波形は一般的に波形40と41との間にある。
【0013】図2、3の回路動作は図4によりより具体
的に説明されている。時間零において、CLOCK信号
が「ロウ」になると、電圧V4はインバータ30
1...304により提供されるDELAY I時間ま
では、初期状態の「ハイ」状態にある。遅延後(例えば
約4.5ナノ秒の後)、電圧V4の値は低下して、V4
値がパストランジスタ306のソースにかかる電圧V2
の値にほぼ等しくなると、パストランジスタ306を流
れる導通を遮断する。同様にDELAY Iの後、−V4
が上昇して、パストランジスタ307の導通を遮断す
る。例えば、このSample Iは、V4が第1の放電
波形40のV2の値に等しくなった時点を示している。
これは約2.2ボルトの付近で発生し、VCPの値は約
零ボルトとなる。このVCPの「ロウ」値は、図1のバ
ッファの立ち下がり時間を低下させる傾向にあり、それ
故に少なくとも部分的に最良の高速条件を補償する。こ
のSample IIは、V4が第2の放電波形41のV2
の値に等しい時点を表している。これは約1.1ボルト
付近で発生して、VCPの値は約1.5ボルトである。
VCPの「ハイ」の値は図1のバッファの立ち下がり時
間をスピードアップする傾向にある。それ故に少なくと
も最悪の低速条件を補償する。それ故に、本発明の回路
は所望のスピードを補償する。
【0014】本発明の回路の製造に際しては、電圧源2
06はバンドギャップ基準で供給電圧、温度及び集積回
路の製造プロセス変動に対し比較的一定の電圧DCを生
成する。シリコンを使用する場合には<バンドギャップ
基準からの電圧は1.13ボルトで、これは図4のVRとし
て示している。しかし、バンドギャップ基準からの電圧
は電圧ミラーによって、他の値に従来の回路により他の
値に変更できる。抵抗(R)は、電圧V2を生成するイ
ンピーダンス素子として示されているが、インダクタン
ス及びそれらの組合せを使用することも可能である。こ
のインピーダンス素子は、バッファの形成される集積回
路に配置するか、あるいは外部に付属させてもよい。こ
のCLOCKとDELAYED CLOCK信号は、出
力バッファ及び基準バッファとして同一集積回路に形成
されたリング発信回路により生成してもよい。例えば、
17段を有し1000ナノ秒期間で動作するリング発信器はC
LOCK信号を生成する。DELAYED CLOCK
信号はその後、このCLOCK信号をタッピングした
後、このリング発信器を1段タップすることにより得ら
れる。これによりCLOCK信号に対し、60ナノ秒の遅
延が得られる。別法として、外部から供給される周期的
(例えばClock)信号も使用することができる。
【0015】前述の回路は図1の回路に使用される制御
電圧VCPを生成する。制御電圧VCNは同様に図2に
示される回路によって生成される。しかし、この場合、
基準キャパシタCrefは、最初ほぼ零まで放電され、そ
して、電圧VDDへのチャージ速度は、pチャネルチャー
ジトランジスタのソースと直列に接続された抵抗にかか
る電圧を測定することにより測定される。別法として、
電圧VCNは、電圧VCPから公知の回路技術により供
給電圧(すなわち、VDD/2)の中点のまわりの電圧ミ
ラーによりVCPから得られる。その後、VCPがVSS
に対し増加するにつれて、VCNはVDDからそれに相当
する量だけ減少する。しかし、このことは多くの応用に
おいては、大部分の回路ノイズは現在のCMOS技術に
おけるnチャネル素子に起因することを考慮すれば多く
の応用において利用可能である。
【0016】図2の基準バッファは、実際の負荷(C
load)を駆動する図1のバッファのサイズに比較してス
ケールダウン(縮小)している。すなわち、pチャネル
プルアップランジスタ201とnチャネルプルダウンラ
ンジスタ202は、それぞれプルアップ出力トランジス
タ100とプルダウン出力トランジスタ101に対して
スケールダウンしている。基準負荷キャパシタ
(Cref)は、一般的に実際の負荷キャパシタンスC
loadに対してスケールダウンしている。このようなスケ
ールダウンをすることにより集積回路の面積を縮小し、
基準回路を動作するに必要な電力を減少させる。この制
御電圧VCNとVCPは、図1に示された以外のバッフ
ァのスピードを制御するのに使用される。例えば、プル
アップトランジスタとプルダウントランジスタの両方に
nチャネルトランジスタを有するバッファは、従来公知
であるが、本発明にも使用することができる。また基準
バッファ(201と202)のプルアップトランジスタ
とプルダウントランジスタの両方ともnチャネル素子で
もよい。本発明の実施例においては電界効果型トランジ
スタが使用されたが、本発明はバイポーラ素子によって
も実施することができ、あるいはFETとの組合せ、あ
るいはBICMOS型の回路でも実行することができ
る。また、バッファはプルダウン出力素子のみ(または
プルアップ出力素子のみ)を有することも可能で、外部
の抵抗、また素子がプルアップ(またはプルダウン)の
機能を提供してもよい。また、バッファにより駆動され
る出力負荷は外部から集積回路に供給してもよく、また
内部から供給してもよい。クロックドライバ、あるいは
他の回路を負荷してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、出力
バッファ及びクロックドライバを含む集積回路バッファ
の立ち上がり時間及び/または立ち下がり時間を制御す
るのに使用される制御電圧を生成する技術を提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電圧制御バッファを示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】図2のサンプルアンドホールド回路の詳細を示
す図である。
【図4】電圧波形を示す図である。
【符号の説明】
100 プルアップ出力トランジスタ 101 プルダウン出力トランジスタ 102、103 プレドライバトランジスタ 105 pチャネルトランジスタ 106、107 プレドライバトランジスタ 201 pチャネルプルアップトランジスタ 202 nチャネルプルダウントランジスタ 204 サンプルアンドホールド回路 205 演算増幅器 206 電圧源 207 pチャネルトランジスタ 208 トランジスタ 210 インバータ 301...304 インバータ 305 フェーズスプリッタ 306、307 パストランジスタ 308 キャパシタ 309 トランジスタ 310 インバータ 311 NANDゲート 312、313、314 インバータ 40 第1放電波形 41 第2放電波形

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷(CLOAD)を駆動するバッファと、 前記バッファのスピードを温度、電流、電力供給電圧及
    び製造プロセススピードの少なくとも一つのファクタに
    対し、ほぼ一定に維持するような制御信号(VCP)を
    生成する手段とを有する半導体集積回路において、 前記制御信号生成手段は周期的信号(CLOCK)によ
    り制御され、駆動信号を基準負荷(CRE F)に供給する
    基準バッファと、 サンプル化駆動信号を得るために、前記駆動信号を前記
    基準負荷に対し、サンプリングする手段(204)と、 前記サンプル化ドライブ駆動信号から前記制御信号を引
    き出す手段(205、206)と、 からなることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記基準バッファは、 基準キャパシタ(CREF)をチャージするプルアップト
    ランジスタ(201)と、 前記基準キャパシタを放電するプルダウントランジスタ
    (202)とを有し、 前記サンプル化駆動信号は、前記充電中または放電中に
    前記キャパシタから流れる電流(IOUT)から得られる
    ことを特徴とする請求項1の回路。
  3. 【請求項3】 前記サンプル化駆動信号は、電力供給導
    体(VDDまたはVss)と前記プルアップトランジスタ
    (201)及び前記プルダウントランジスタ(202)
    の何れかとの間に直列接続された、抵抗またはインダク
    タンスからなるインピーダンス(R)手段により、前記
    電流から得られることを特徴とする請求項2の回路。
  4. 【請求項4】 前記サンプリング手段は、サンプルアン
    ドホールド回路からなることを特徴とする請求項1の回
    路。
  5. 【請求項5】 前記制御信号を引き出す手段は一定振幅
    基準信号を形成する手段(206)と、 前記サンプル化駆動信号の振幅を前記一定振幅基準信号
    と比較する手段(205)と、 前記サンプル化駆動信号の振幅が定常値になるようを前
    記制御信号を前記基準バッファに送る手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1の回路。
  6. 【請求項6】 前記制御電圧を前記基準バッファに供給
    する手段は、 前記サンプル化駆動信号を前記比較手段(205)の入
    力点で、前記一定振幅基準信号と平衡化させることを特
    徴とする請求項5の回路。
  7. 【請求項7】 前記基準バッファは、基準キャパシタ
    (Cref)をチャージするプルアップトランジスタ(2
    01)と、前記基準キャパシタを放電するプルダウント
    ランジス(202)とを含み、 前記駆動信号の振幅は、前記プルダウントランジスタと
    電力供給導体との間に直列に接続された抵抗手段(R)
    により放電される間、前記キャパシタから流れる電流か
    ら得られることを特徴とする請求項5の回路。
  8. 【請求項8】 前記駆動信号の振幅を前記基準負荷に対
    し、サンプリングする手段は、前記抵抗に接続されたサ
    ンプルアンドホールドする回路を含むことを特徴とする
    請求項7の回路。
JP5172072A 1992-06-23 1993-06-21 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP2778901B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US902614 1986-09-02
US07/902,614 US5311084A (en) 1992-06-23 1992-06-23 Integrated circuit buffer with controlled rise/fall time

Publications (2)

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