JPH0659363U - ウエブ折装置用三角板およびその装置 - Google Patents
ウエブ折装置用三角板およびその装置Info
- Publication number
- JPH0659363U JPH0659363U JP205793U JP205793U JPH0659363U JP H0659363 U JPH0659363 U JP H0659363U JP 205793 U JP205793 U JP 205793U JP 205793 U JP205793 U JP 205793U JP H0659363 U JPH0659363 U JP H0659363U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triangular plate
- air
- web
- folding device
- web folding
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- Pending
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】印刷物の汚れを発生させることのないウエブ折
装置を提供する。さらに、本発明は印刷中発生するウエ
ブの静電気を除去する機能を有するウエブ折装置を提供
する。 【構成】 少なくとも先端部が多数の微細な空気吹き出
し穴を有する焼結金属であることを特徴とするウエブ折
装置用三角板および上記三角板と、該三角板の先端部に
空気を供給する空気供給源と、該空気供給源から先端部
の間に設置された加湿装置または空気イオン化装置とか
らなることを特徴とするウエブ折り装置。
装置を提供する。さらに、本発明は印刷中発生するウエ
ブの静電気を除去する機能を有するウエブ折装置を提供
する。 【構成】 少なくとも先端部が多数の微細な空気吹き出
し穴を有する焼結金属であることを特徴とするウエブ折
装置用三角板および上記三角板と、該三角板の先端部に
空気を供給する空気供給源と、該空気供給源から先端部
の間に設置された加湿装置または空気イオン化装置とか
らなることを特徴とするウエブ折り装置。
Description
【０００１】
本考案は、オフセット輪転印刷等においてウエブを縦に連続的に折り重ねるの に使用するウエブ折装置用三角板に関する。
【０００２】
従来、オフセット輪転印刷において印刷されたウエブを縦に連続的に折り重ね るためにウエブ折装置が使用されている。ウエブ折装置は、先端部がウエブの折 り目を形成するように、三角板をウエブの進行方向に対して所定の角度に傾斜さ せて置き、三角板の両側の辺でウエブの左右を内側につぼめ、先端部付近で一対 のリードインロールで二つに折り重ねるものである。 このような構成からなるウエブ折装置は、使用するウエブが両面印刷されてい ると印刷面が三角板と擦れるために印刷面が汚れてしまうという欠点があった。 また、輪転印刷ではウエブに静電気が発生しやすく、ウエブの後処理に支障が 出ることがあった。
【０００３】
本考案は、印刷物の汚れを発生させることのないウエブ折装置を提供するもの である。さらに、本発明は印刷中発生するウエブの静電気を除去する機能を有す るウエブ折装置を提供するものである。
【０００４】
本考案は、少なくとも先端部が多数の微細な空気吹き出し穴を有する焼結金属 であることを特徴とするウエブ折装置用三角板である。
【０００５】 さらに本考案は上記三角板と、該三角板の先端部に空気を供給する空気供給源 と、該空気供給源から先端部の間に設置された加湿装置またはイオン化空気発生 装置とからなることを特徴とするウエブ折装置。
【０００６】 以下本考案を図面に基づいて説明する。 本考案の三角板１０は、先端部１１と側板１２と板材１３とが一体に構成され ている。先端部１１は上面１０と下面（図示せず）と側面１１ｂを有する角錐状 であり、内部は中空となっている。上面１１ａに粒径１０〜５０μ程度の微細穴 が一面に分布している。下面には空気導入用の穴１１Ｃｃが形成されておりコン プレッサー又はブロアー等の空気供給源１４から空気を配管により供給できるよ うになっている。中空部に供給された空気は上面の微細穴から吹き出される。微 細穴を有する材料は細かいメッシュを有する金属製金網を数層重ねて焼結するか 、粉末金属を加圧、加熱して焼結することより製造することができる。金属素材 としてはステンレス、銅等が使用できる。先端部は焼結金属により成形された三 角形状の平板に他の面を形成する金属を溶接等によって一体化するか、焼結金属 素材により一体に製造してもよい。後者の製造方法は全面に微細穴が形成される ため上面以外の表面は微細穴を適当な板で覆うことが好ましい。
【０００７】 側板１２は角柱形状を有しており上面を形成する角がＲを形成している。側板 も、先端部と同じく焼結金属により形成され中空になっており、その上面１２ａ は微細穴が形成されている。 又、先端部及び側板に供給される空気を加湿またはイオン化するため、空気供 給源から先端部に至る配管経路に加湿装置または空気イオン化装置１５を設置す ることができる。加湿装置または空気イオン化装置１５は先端部もしくは側板の 中空部に設置してもよい。空気イオン化装置１５は、空気中で高周波を発生させ 空気をイオン化させるものである。 本考案の三角板１０はウエブの折り位置に先端部の頂点１１ｄを位置させる。 ２つに折られたウエブはリードインローラ１６で押圧され折り目が形成される。
【０００８】
本考案によれば、多数の微細穴を有する金属焼結体の三角板を使用しているた め、三角板の表面に空気膜が形成されるのでウエブが殆ど接触することがない。 更に、加湿された空気又はイオン化された空気を供給するため、ウエブの静電 気が除去されるという効果を有する。
【０００９】
【図１】本考案の三角板の斜視図
【図２】本考案のウエブ折り装置の使用方法の斜視図
１０ 三角板 １１ 先端部 １４ 空気供給源 １５ 加湿装置または空気イオン化装置
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも先端部が多数の微細な空気吹
き出し穴を有する焼結金属であることを特徴とするウエ
ブ折装置用三角板。 - 【請求項２】 請求項１の三角板と、該三角板の先端部
に空気を供給する空気供給源と、該空気供給源から先端
部の間に設置された加湿装置または空気イオン化装置と
からなることを特徴とするウエブ折装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP205793U JPH0659363U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | ウエブ折装置用三角板およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP205793U JPH0659363U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | ウエブ折装置用三角板およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659363U true JPH0659363U (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11518713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP205793U Pending JPH0659363U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | ウエブ折装置用三角板およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659363U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016502473A (ja) * | 2012-10-25 | 2016-01-28 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー． カーゲー | ホットスタンプ装置 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP205793U patent/JPH0659363U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016502473A (ja) * | 2012-10-25 | 2016-01-28 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー． カーゲー | ホットスタンプ装置 |
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