JPH0659341U - 粉体搬送用スクリュー装置 - Google Patents

粉体搬送用スクリュー装置

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JPH0659341U
JPH0659341U JP185193U JP185193U JPH0659341U JP H0659341 U JPH0659341 U JP H0659341U JP 185193 U JP185193 U JP 185193U JP 185193 U JP185193 U JP 185193U JP H0659341 U JPH0659341 U JP H0659341U
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stud
screw device
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体搬送用スクリュー装置の組立工数を減少
させ、かつ、スクリュー構体への粉体の詰まりを防止す
る。 【構成】 粉体搬送域を挾んで所定の対向間隔で2枚1
組のサイドプレート(4A)(4B)を対設し、それぞ
れのサイドプレートに軸心を一致させた状態でスタッド
状の回転軸(9A)(9B)を取付ける。そして、サイ
ドプレート(4A)(4B)の内側に突出している上記
スタッド状回転軸(9A)(9B)の内端部に溝(11)
(12)への圧入を利用してシャフトレス・スクリュー
(10)の先端部分を係止して粉体搬送用スクリュー装置
(15)の組立作業を終了する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は粉体搬送用スクリュー装置に関するものであり、例えば、電子式複写 機においてトナーの攪拌・搬送装置として使用する粉体搬送用スクリュー装置の 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子式複写機のトナー攪拌・搬送装置として、回転スクリューを使用したもの が知られている。図2を参照して従来型の粉体搬送用スクリュー装置の一具体例 を説明する。回転スクリュー構体(1)は、帯鋼を螺旋状に巻回して製作された スクリュー(2)の内径穴部にシャフト(3)を挿通し、両構成部材を半田付け やカシメ等の適当な接合手段を利用して固定一体化したものである。電子式複写 機の本体に回転スクリュー構体(1)を取付ける際には、電子式複写機本体の一 方のサイドプレート(4B)を取外し、この状態で回転スクリュー構体(1)の 先端部分を他方のサイドプレート(4A)の軸穴内に差込み、サイドプレート( 4A)の外側に突出した回転スクリュー構体(1)の先端に回転駆動用の歯車( 5)を嵌込む。スナップリング(6A)で歯車(5)を外側より係止した後、回 転スクリュー構体(1)の他端をサイドプレート(4B)の軸穴内に挿通し、こ の状態でサイドプレート(4A)を電子式複写機の本体に締着固定する。最後に 、サイドプレート(4B)の外側に突出している回転スクリュー構体(1)の先 端にスナップリング(6B)を取付ける。この結果、回転スクリュー構体(1) は、サイドプレート(4A)(4B)間にベアリング(7)(8)を介して回転 可能に支持される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図2に示す回転スクリュー構体(1)は、スクリュー(2)とシャフト(3) を半田付けやカシメ等の接合手段を利用して固着一体としているため、組立てに 手間が掛かり、コスト高の原因となっている。また、上記のような接合手段を利 用して一体化された回転スクリュー構体(1)には、トナーの攪拌・搬送時にス クリュー(2)とシャフト(3)との接合部にトナーが詰まる等の危険性が附随 する。
【0004】 更に、回転スクリュー構体(1)を本体に組込むとき、あるいは取外すとき、 一方のサイドプレート(4B)を取外さなければならず、手間が掛かる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決手段として本考案は、スクリューの回転によって粉体を攪拌・ 搬送する装置において、粉体の攪拌・搬送手段を、粉体搬送域を挾んでその両側 に所定の対向間隔を維持して対設された2枚1組のサイドプレートと、このサイ ドプレートのそれぞれに軸心を一致させて対向して伸び、回転可能に軸支された 2本1組の回転軸と、上記2枚のサイドプレートの間で、前記対向する回転軸の 内端部にその両端部分を同軸状に係止された1本のシャフトレス・スクリューに より構成したことを特徴とする粉体搬送用スクリュー装置を提供するものである 。
【0006】
【作用】
シャフトレス・スクリューの一端を、一方のサイドプレートに回転可能に軸支 されている第1の回転軸の内端部に係止した後、第2の回転軸の先端部分を、他 方のサイドプレートの外側から内側に向って嵌込み、上記シャフトレス・スクリ ューの他端を第2の回転軸の内端部に係止し、粉体搬送用スクリュー装置の組立 てを終了する。
【0007】
【実施例】
以下、図1を参照しながら本考案の一具体例を説明する。尚、以下の記述にお いて、従来技術を示す図2と同一の構成部材は同一の参照番号で表示し、重複事 項に関しては説明を省略する。
【0008】 本考案に係る粉体搬送用スクリュー装置(15)は、トナー等の粉体の攪拌・搬 送手段を、粉体搬送域を挾んで両側に所定の対向間隔を置いて平行に対設された 2枚1組のサイドプレート(4A)(4B)と、このサイドプレート(4A)( 4B)のそれぞれに回転軸の中心を一致させた状態で回転可能に軸支された2本 1組のスタッド状回転軸(9A)(9B)と、上記2枚のサイドプレート(4A )(4B)の間で、対向配置されたスタッド状回転軸(9A)(9B)のそれぞ れの内端部にその先端部分を係止された1本のシャフトレス・スクリュー(10) から構成されている。図1に示す装置(15)では、サイドプレート(4A)およ び(4B)の内側に対向して突出しているスタッド状回転軸(9A)(9B)の 内端外周面に軸線方向に向って延びる溝(11)および(12)を設け、この溝(11 )(12)内に折曲げ成形されたシャフトレス・スクリュー(10)の先端部分を圧 入することによって、2本のスタッド状回転軸(9A)(9B)とシャフトレス ・スクリュー(10)を接合一体化している。
【0009】 粉体搬送用スクリュー装置(15)の組付けに際しては、シャフトレス・スクリ ュー(10)の一端を、溝(11)内への圧入を利用して一方のサイドプレート(4 A)に回転可能に軸支されている第1のスタッド状回転軸(9A)の内端部に係 止した後、第2のスタッド状回転軸(9B)の先端部分を、他方のサイドプレー ト(4B)の外側から内側に向って嵌込み、第2のサイドプレート(4B)に向 って延びているシャフトレス・スクリュー(10)の他端を、溝(12)内への圧入 を利用して第2のスタッド状回転軸(9B)の内端部に係止する。この結果、対 向配置されたサイドプレート(4A)と(4B)の間に、1本のシャフトレス・ スクリュー(10)を回転可能に軸支しスタッド状回転軸(9A)(9B)は夫々 第1及び第2のサイドプレート(4A)(4B)の内側に嵌装したスナップリン グ(6A)(6B)により外方へ移動することなく固定され、粉体搬送用スクリ ュー装置(15)が完成する。
【0010】
【考案の効果】
本考案においては、シャフトレス・スクリュー(10)をスタッド状回転軸(9 A)(9B)の間に圧入嵌込み装着する組付方式を採用することによって、従来 装置で問題とされていたシャフト(3)にスクリュー(2)を半田付けやカシメ により固着する回転スクリュー構体(1)の製作が不要になる。また、組立に際 し、サイドプレート(4B)の取外しと再組付けも不要となり、組立工数が大幅 に減少する。更に、トナーの攪拌・搬送部材がシャフトレス・スクリュー(10) のみによって形成されているため、従来の回転スクリュー構体(1)で頻発して いたトナー詰まりが略解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る粉体搬送用スクリュー装置の一部
破断正面図。
【図2】従来型粉体搬送用スクリュー装置の一部破断正
面図。
【符号の説明】
4A サイドプレート 4B サイドプレート 9A スタッド状回転軸 9B スタッド状回転軸 10 シャフトレス・スクリュー 11 溝 12 溝 15 粉体搬送用スクリュー装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリューの回転によって粉体を攪拌・
    搬送する装置において、粉体の攪拌・搬送手段を、粉体
    搬送域を挾んでその両側に所定の対向間隔を維持して対
    設された2枚1組のサイドプレートと、このサイドプレ
    ートのそれぞれに軸心を一致させて対向して伸び、回転
    可能に軸支された2本1組の回転軸と、上記2枚のサイ
    ドプレートの間で、前記対向する回転軸の内端部にその
    両端部分を同軸状に係止された1本のシャフトレス・ス
    クリューにより構成したことを特徴とする粉体搬送用ス
    クリュー装置。
JP1993001851U 1993-01-28 1993-01-28 粉体搬送用スクリュー装置 Expired - Fee Related JP2573838Y2 (ja)

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JPH0659341U true JPH0659341U (ja) 1994-08-19
JP2573838Y2 JP2573838Y2 (ja) 1998-06-04

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57116632U (ja) * 1981-01-06 1982-07-20
JPS597290U (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 三菱電機株式会社 ポンプ制御装置
JPS62146179U (ja) * 1986-03-11 1987-09-16

Patent Citations (3)

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JPS62146179U (ja) * 1986-03-11 1987-09-16

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JP2573838Y2 (ja) 1998-06-04

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