JPH0659271B2 - 医療用ファイバスコープの格納庫 - Google Patents

医療用ファイバスコープの格納庫

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JPH0659271B2
JPH0659271B2 JP2101435A JP10143590A JPH0659271B2 JP H0659271 B2 JPH0659271 B2 JP H0659271B2 JP 2101435 A JP2101435 A JP 2101435A JP 10143590 A JP10143590 A JP 10143590A JP H0659271 B2 JPH0659271 B2 JP H0659271B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大腸用ファイバスコープのように長尺なファ
イバを有する医療用ファイバスコープを簡単な操作で宙
吊り状態で格納できるようにした医療用ファイバスコー
プの格納庫に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、医療用ファイバスコープは操作部からファイバ
を延出して構成を有しているが、例えば大腸用ファイバ
スコープの場合、胃や食道用のもののように比較的短い
ファイバを使用したものとは異なり、長大なファイバを
大腸に挿入するものであるため、通常の大人の伸長より
も更に長い寸法のファイバが使用されている。
ところで、この種の医療用ファイバスコープは使用後、
消毒滅菌処理を施してから清潔な環境下で保管すること
が必須条件となるが、上記した大腸用ファイバスコープ
のように長大なファイバを備えたファイバスコープに適
した格納庫は未だ開発されていない現状にある。
このため従来では、大腸用のように長尺なファイバを有
するファイバスコープを格納するに際しては、胃や食道
用ファイバスコープを納める比較的短寸の格納庫、或い
は高さ寸法の大きい適宜な収納庫を代用するしかなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、短尺のファイバスコープ用の格納庫に長
尺のファイバスコープを格納する場合、操作部を該格納
庫内の上部位置に係止させた状態では垂れ下がったファ
イバの下端部が格納庫の内底面上に横たわる状態となる
ため、格納時のファイバの始末が面倒で慎重な取扱いを
要する上、取扱いを誤るとファイバの先端に装備された
高価なレンズを損傷する危険性がある。
又、長尺なファイバスコープを伸長状態で格納可能な医
療用以外の目的で使用される収納庫等を代用すること
は、厳重な衛生管理を要するこの種医療用ファイバスコ
ープの格納には不都合がある。
その上、このような高さ寸法の大きい収納庫内の高位置
には通常の身長の大人の手が届かないため、該ファイバ
スコープの操作部を引っ掛けるには、該操作部を持ち上
げるための道具を用いたり、踏み台を使用したりしなけ
ればならず、しかも操作部を持ち上げたとき、ファイバ
が揺動してレンズを損傷する危険性が高いため、このよ
うな作業を一人で行うことには無理がある。
このように従来では上記したいずれの手段を用いたとし
ても、検査の度毎に頻繁に出し入れしなければならない
この種のファイバスコープを格納するには、利便性や衛
生面の点で大きな問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、医療用ファイバスコープを吊持するときは、該
ファイバスコープの操作部を引っ掛ける掛止部材を手元
位置まで引き下ろすことができ、引っ掛けた後は該ファ
イバスコープを宙吊り状態で保持できる高い位置まで引
き上げることができ、しかも優れた衛生機能を備えた医
療用ファイバスコープの格納庫を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の医療用ファイバスコ
ープの格納庫は、実施例の図面に示すように、操作部
(p) から長尺のファイバ(f) を延出してなる医療用ファ
イバスコープ(S) の全長よりも長い庫内高さ寸法を有す
る格納庫本体(1) の内壁面の上部寄り部位にガイドレー
ル(11)を固着し、このガイドレール(11)にばね部材によ
って常時上方に付勢されている縦長のスライド部材(5)
を上下摺動自在に係合させると共に上記ガイドレール(1
1)の上端にスライド部材(5)のストッパー(12a) を設
け、さらに、スライド部材(5)の前面上端部に上記ファ
イバスコープ(S) の操作部(p)を係脱自在に係合支持す
る係止部材(8)を突設すると共にこのスライド部材(5)が
高位置に達した状態においても手元操作が可能な高さ位
置となる該スライド部材(5)の前面下端部に操作杆(10)
を突設し、この操作杆(10)に該操作杆(10)の回動操作に
よって上記ガイドレール(11)の下端部に係脱するロック
片(16a) を設けていることを特徴とするものである。
又、本発明では格納庫本体(1) 内からの消毒薬等の不快
な臭気の発散を防止するために、前記格納庫本体(1) に
該本体(1) 内雰囲気を循環させるブロア(25)を配設する
と共に、該ブロア(25)の吹出し口に対向して脱臭剤(26)
を装着することができる。
〔作用〕
医療用ファイバスコープ(S) を庫内に格納するときは、
手元操作が可能な高さ位置にある操作杆(10)を把持して
スライド部材(5)をばね部材の力に抗してガイドレール
(11)に沿って下方に降下させることによりスライド部材
(5)の上端部に突設している係止部材(8)を低位置まで引
き下げ、操作杆(10)を回動させることによってロック片
(16a) をガイドレール(11)の下端部に係止させてスライ
ド部材(5)を固定する。この状態にすると該スライド部
材(5)の上端部に突設している係止部材(8)が低位置に達
するので、該係止部材(8)に長尺ファイバスコープ(S)
の操作部(p)を係止させる。
次いで、操作杆(10)を回動操作してロック片(16a) をガ
イドレール(11)の下端部から外し、そのまゝ操作杆(10)
を手放すと、ばね部材の復元力によってスライド部材
(5)がガイドレール(11)に沿ってストッパー(12a) に当
接する高位置まで上昇し、該スライド部材(5)の上端係
止部材(8)に係止しているファイバスコープ(S) の操作
部が最上端に達してファイバスコープ(S) を格納庫本体
(1)内に宙吊り状態で保管することができる。
また、ファイバスコープ(S) を格納庫から取り出す時に
は、上記のように操作杆(10)を操作してスライド部材
(5)を降下させることにより、簡単に行えるものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図〜第11図に示した本実施例に係る医療用ファイ
バスコープの格納庫は、操作部(p)から長尺のファイバ
(f) を延出してなり、主として大腸内視用等に使用され
る医療用ファイバスコープ(S) を複数本、格納できるよ
うに構成されている。
第1図及び第2図において、(1)は格納庫本体であっ
て、前記複数本のファイバスコープ(S)(S)(S)を夫々宙
吊り状態で保持し得るように、該ファイバスコープ(S)
の全長よりも高い庫内寸法を有する縦長直方体箱状に形
成され、その前面開口部(2) には左右一対の両開き扉
(3)(3)が開閉自在に装着されている。尚、図示例の格納
庫本体(1)の具体的な寸法は高さ2200mm、幅 750mm、奥
行き350mm程度に設定されている。
前記格納庫本体(1) の後壁(1a)内面側にはファイバスコ
ープ(S) の操作部(p) を支持して垂直方向に昇降させる
複数の昇降手段(4)(4)(4)が並列状に配設されている。
第3図〜第9図は本実施例における昇降手段(4)の具体
的な構成を示しており、第3図及び第4図において、
(5) 横断面略コ字形状の縦長な型材からなるスライド部
材であって、後壁面両側適宜部位に複数個のローラ(6)
(6)…を回転自在に軸支している。又このスライド部材
(5) の前面上端部にはサポート部材(7) を介して、ファ
イバスコープ(S) の操作部(p) を係脱自在に係合支持す
る掛止部材(8) が前方に突出する状態で連結固着され、
更に、第7図〜第9図に示すように、前面下端部には筒
軸(9) を突設してあり、該筒軸(9) にT字形状のハンド
ル(10a) を有する操作杆(10)が回動自在に装着されてい
る。
(11)は前記スライド部材(5) が摺動自在に嵌入されるガ
イドレールであって、格納庫本体後壁(1a)内面の上部寄
り部位において垂直姿勢で固着される平板部(11a) の両
側にガイド溝(11b)(11b)を対設してなるもので、該ガイ
ドレール(11)に嵌入されたスライド部材(5) は前記ガイ
ド溝(11b)(11b)の内面にローラ(6)(6)…が転接して摺動
自在に支持されるものである。又、第5図〜第8図にお
いて、(12a)(12b)はガイドレール(11)の上下端近傍に配
設されてスライド部材(5) の上下摺動ストロークを規制
する上下のストッパーであって、格納庫本体後壁(1a)の
内面側に取付けられており、該スライド部材(5) との対
向面には衝突による衝撃を緩和するための緩衝材(12c)
が取付けられている。
第5図及び第6図において、(13)は上部ストッパー(12
a) の取付部位よりも更に上方に取付けられた自動巻上
げ機構であって、回転自在なドラム体(14)に、ぜんまい
状に巻回されて巻締め方向に付勢力を有する帯状ばね部
材(15)を巻付けてなるものである。この帯状ばね部材(1
5)の下端部には前記スライド部材(5) の上端部が連結固
着されており、これによってスライド部材(5) に常時、
帯状ばね部材(15)の巻締め力による上方への付勢力が付
加されるものである。
第7図〜第9図において、(16)はスライド部材(5) をガ
イドレール(11)下方の低位置(l)で、ロックする機構で
あって、前記スライド部材(5)の後部外面に突出する操
作杆(10)の後端部に固着された矩形平板状のロック片(1
6a) と、ガイドレール(11)の下端部に設けられたロック
板(16b)とを有すると共に、該ロック板(16b) のロック
片(16a) と対向する部位に、該ロック片(16a) の短辺よ
りも広く且つ長辺よりも狭い切欠部(16c) を設けてな
り、スライド部材(5) を巻上げ機構(13)の上方への付勢
力に抗して下部ストッパー(12b)に当接するまで下降さ
せた上で、操作杆(10)を90゜回動変位させることによ
り、第7図の想像線で示すように、ロック片(16a) を長
辺側がロック板(16b) の切欠部(16c) 両側部に当接して
ロックされるようになっている。尚、このロック機構(1
6)によるスライド部材(5) のロック位置は、通常又はや
や低い身長の大人が自然な起立姿勢を取ったとき操作杆
(10)のハンドル(10a) が手元に位置する程度の低位置
(l) に設定することが望ましい。
(17)は各昇降手段(4)(4)(4) の前面を覆うガバー板でで
あって、前記サポート部材(7) と操作杆(10)を挿通させ
る線状溝(18)(第1図参照)が各昇降手段(4) に対応し
て垂直方向に形成されている。
このように構成された昇降手段(4) によると、まず、前
述のロック位置(低位置(l))においてスライド部材(5)
をロックした上で、ファイバスコープ(S) の操作部(p)
を掛止部材(8) に引っ掛ける。次いで、操作杆(10)を
90゜回動変位させるとロック片(16a) を短辺側がロッ
ク板(16b) の切欠部(16c) と対向して該切欠部(16c) を
通り抜けられた状態となる。この状態で操作杆(10)から
手を離すとスライド部材(5) が巻上げ機構(13)の帯状ば
ね部材(15)の巻上げ動作に連動してガイドレール(11)に
沿って上方へ垂直に摺動し、上部ストッパー(12a) に当
接したところで停止する。この停止位置における掛止部
材(8) の位置はファイバスコープ(S) が宙吊り状態で保
持される高位置(h) となり、該ファイバスコープ(S) を
安全に吊持できるものである。
又、掛止部材(8) に吊持されたファイバスコープ(S) を
取出すときは、操作杆(10)を把持してスライド部材(5)
が下部ストッパー(12b) に当接するまで引下げ、前述の
要領でロックすれば、掛止部材(8) が低位置(l) まで下
降してファイバスコープ(S) を無理なく取出すことがで
きる。この場合、操作杆(10)は掛止部材(8) よりもスラ
イド部材(5) のほぼ長さ分だけ下方の低い位置に取付け
られているので、何らの無理な姿勢を取ることもなく簡
単に操作できるものである。尚、この実施例において
は、スライド部材(5) の前記高位置(h) から低位置(l)
までのストロークは約50cm程度、又低位置(l) に位置さ
せたときの操作杆(10)の設置面からの高さは約1m強程
度に設定してある。従って、高位置(h) における操作杆
(10)の高さも1.5〜1.6m程度となり、自然な起立
姿勢で容易に操作杆(10)の上げ下げを行うことができ
る。
上記のように構成された昇降手段(4)(4)(4)の下方に
は、該昇降手段(4) の掛止部材(8) と対向して緩衝部材
(19)が配設されている。第2図及び第10図に示すよう
に、この緩衝部材(19)はスポンジ等のクッション性を有
するシート材により形成され、格納庫本体(1) の内底面
から上方が後方寄りとなるように傾斜させた傾斜板(20)
の前面の略全面に亙って貼設されており、昇降手段(4)
によってファイバスコープ(S) を吊持する際にファイバ
(f) の下端部分を沿接させて揺動を防止すると共に、該
ファイバ(f) の先端部に設けられたレンズ(図示せず)
を衝撃から保護するものである。
又、この緩衝部材(19)の上端部と昇降手段(4)(4)(4) の
下端部との間には殺菌灯としての紫外線灯(21)が配設さ
れている。第1図及び第10図に示すように、この紫外
線灯(21)は横長直方体形状に形成され且つ前面に通気孔
(22a)(22a)が形成された箱状カバー(22)に覆われてお
り、ファイバスコープ(S) の保管時に持続して点灯させ
ることにより、格納庫本体(1) 内に侵入する有害菌を殺
菌して、ファイバスコープ(S) への菌の付着を防止する
ものである。
更に、前記昇降手段(4)(4)(4) の上方となる格納庫本体
(1) の上端部には脱臭装置(23)が配設されている。第1
1図に示すように、この脱臭装置(23)は格納庫本体(1)
の上端部に空間部(24)を形成して、その後半部にブロア
(25)を吹出し口が前向きとなるように配設すると共に、
該吹出し口に対向して取付け、取外し自在なカートリッ
ジ式の活性炭等からなる脱臭剤(26)を装着する一方、前
記空間部(24)の前半部下面に通気口(27)を形成してな
り、前記ブロア(25)によって格納庫本体(1)内雰囲気を
循環させて脱臭剤(26)に接触させることによりファイバ
スコープ(S) の消毒薬等の不快な臭気を除去して、両開
き扉(3)(3)を開いたときに臭気が発散するのを防止して
いる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の医療用ファイバスコープの
格納庫によれば、ファイバスコープ(S) の全長よりも長
い庫内高さ寸法を有する格納庫本体(1) の内壁面の上部
寄り部位にガイドレール(11)を固着し、このガイドレー
ル11)にばね部材によって常時上方に付勢されている縦
長のスライド部材(5)を上下摺動自在に係合させると共
に上記ガイドレール(11)の上端にスライド部材(5)のス
トッパー(12a) を設け、さらに、スライド部材(5)の前
面上端部に上記ファイバスコープ(S) の操作部(p)を係
脱自在に係合支持する係止部材(8)を突設すると共にこ
のスライド部材(5)が高位置に達した状態においても手
元操作が可能な高さ位置となる該スライド部材(5)の前
面下端部に操作杆(10)を突設し、この操作杆(10)に該操
作杆(10)の回動操作によって上記ガイドレール(11)の下
端部に係脱するロック片(16a) を設けていることを特徴
とするものであるから、格納庫本体(1)の庫内高さを長
尺なファイバスコープ(S) の全長よりも長く形成してい
るので、スライド部材(5)をガイドレール(11)の上昇端
にまで上昇させた状態にすることによって該スライド部
材(5)の上端部に突設している係止部材(8)を庫内の最上
端に位置させることができ、従って、係止部材(8)に操
作部(p)を係止させた長尺のファイバスコープ(S) を宙
吊り状態で格納しておくことができるものである。
また、この状態においても、スライド部材(5)の下端部
が手元操作可能な高さ位置にあるので、その下端部に突
設している操作杆(10)を踏み台等を使用することなく簡
単に操作することができ、該操作杆(10)を把持してスラ
イド部材(5)をばね部材の力に抗してガイドレール(11)
に沿って下方に引き下げることにより、スライド部材
(5)の上端部に突設している係止部材(8)をファイバスコ
ープ(S) の操作部(p)が取り出し可能な低位置まで円滑
に降下させることができ、その上、低位置に達したスラ
イド部材(5)をその下端部に突設している操作杆(10)の
回動操作によりロック片(16a) をガイドレール(11)の下
端部に係止させて固定させることができるので、操作杆
(10)を手放した状態で係止部材(8)からファイバスコー
プ(S) の操作部(p)を容易に取り外すことができるもの
である。
さらに、ファイバスコープ(S) を格納する場合において
は、上記のようにスライド部材(5)を低位置にまで引き
下げ、固定させた状態にすることにより、自然な立ち姿
勢でファイバスコープ(S) の操作部(p)をスライド部材
(5)の上端係止部材(8)に係止させることができ、この状
態で操作杆(10)を回動操作してロック片(16a) をガイド
レール(11)の下端部から外し、そのまゝ操作杆(10)を手
放すと、ばね部材の復元力によってスライド部材(5)を
ガイドレール(11)に沿ってストッパー(12a) に当接する
高位置まで上昇させることができ、上記のようにファイ
バスコープ(S) を格納庫本体(1)内に簡単に宙吊り状態
で保管することができるものである。
さらに又、請求項によれば、格納庫本体(1) に該本体
(1) 内雰囲気を循環させるブロア(25)を配設すると共
に、該ブロア(25)の吹出し口に対向して脱臭剤(26)を装
着しているので、格納庫本体(1) 内からの消毒薬等の不
快な臭気の発散が防止され、使用時の不快感を除去する
ことができるという利点がある。
以上要するに本発明によれば、ファイバスコープ(S) の
吊持及び取出し操作が比較的背の低い人でも何等の介助
具も要することなく無理なく簡単に行うことができ、し
かも、該ファイバスコープを宙吊り状態で良好に保持で
きる上、優れた衛生機能並びに使用感を備えた医療用フ
ァイバスコープの格納庫を提供できるものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明に係る医療用ファイバスコー
プの格納庫の一実施例を示しており、第1図は全体斜視
図、第2図は概略縦断面図、第3図は昇降手段の要部を
一部省略して示す正面図、第4図は該昇降手段の要部を
取出して示す斜視図、第5図〜第9図は昇降手段の要部
を拡大して示すもので、第5図は昇降手段上部の構成を
示す正面図、第6図は同縦断側面図、第7図は昇降手段
下部の構成を示す正面図、第8図は同縦断側面図、第9
図は同半截平面図、第10図は殺菌灯及び緩衝部材を示
す要部拡大縦断側面図、第11図はブロアと脱臭剤との
取付構造を示す格納庫本体上部の拡大縦断側面図であ
る。 (1)……格納庫本体、(5)……スライド部材、(8)……係
止部材、(10)……操作杆(10)、(11)……ガイドレール、
(12a)……ストッパー、(16a)……ロック片、(25)……ブ
ロア、(26)……脱臭剤、(S)……医療用ファイバスコー
プ、(f)……ファイバ、(h)……高位置、(l)……低位
置、(p)……操作部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部(p)から長尺のファバ(f)を延出して
    なる医療用ファイバスコープ(S) の全長よりも長い庫内
    高さ寸法を有する格納庫本体(1)の内壁面の上部寄り部
    位にガイドレール(11)を固着し、このガイドレール(11)
    にばね部材によって常時上方に付勢されている縦長のス
    ライド部材(5)を上下摺動自在に係合させると共に上記
    ガイドレール(11)の上端にスライド部材(5)のストッパ
    ー(12a) を設け、さらに、スライド部材(5)の前面上端
    部に上記ファイバスコープ(S) の操作部(p)を係脱自在
    に係合支持する係止部材(8)を突設すると共にこのスラ
    イド部材(5)が高位置に達した状態においても手元操作
    が可能な高さ位置となる該スライド部材(5)の前面下端
    部に操作杆(10)を突設し、この操作杆(10)に該操作杆(1
    0)の回動操作によって上記ガイドレール(11)の下端部に
    係脱するロック片(16a)を設けていることを特徴とする
    医療用ファイバスコープの格納庫。
  2. 【請求項2】格納庫本体(1)に該本体(1)内雰囲気を循環
    させるブロア(25)が配設されていると共に、該フロア(2
    5)の吹出し口に対向して脱臭剤(26)が装着されている請
    求項記載の医療用ファイバスコープの格納庫。
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