JPH0659060B2 - ト−クン制御方式 - Google Patents

ト−クン制御方式

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JPH0659060B2
JPH0659060B2 JP21237685A JP21237685A JPH0659060B2 JP H0659060 B2 JPH0659060 B2 JP H0659060B2 JP 21237685 A JP21237685 A JP 21237685A JP 21237685 A JP21237685 A JP 21237685A JP H0659060 B2 JPH0659060 B2 JP H0659060B2
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JP21237685A
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JPS6273837A (ja
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美弘 滝安
厚志 高井
健一 和田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、アクセス方式にトークンパッシングを用いる
リング状ネットワークシステムに係り、特にそのトーク
ンの送信制御方式に関する。
〔発明の背景〕
従来のトークン送信制御方式は、情報フレーム送出直後
に、情報フレーム受信ノードが応答フレームを挿入でき
るように一定の時間を空けて送信権を解放するものであ
る。応答が返るまでの時間はループ一巡時間であり、時
間監視が可能となることが知られている(情報処理学会
分散処理システム研究会資料23−7,1984.
7.20「高速光ファイバループ用データリンクプロト
コルの検試」)。応答監視では情報フレーム送信後から
応答フレーム受信までの時間を監視している。
情報フレームが自発自宛の場合は、リング接続ノード数
とノード遅延時間(通常2バイト/1ノード程度)との
兼ねあいにより第1図に示すように応答フレーム送信時
間と、トークン送信時間に3種の場合が存在する。
第1図において(a)は、応答領域中に応答フレームを受
信した場合であり、自発自宛以外の情報フレーム送出
時、又は応答領域より遅延時間が小さい場合で、自発自
宛情報フレーム送信時の応答フレームAとトークンTの
時間関係を示す。
第1図(b)は、応答領域と遅延時間がほぼ一致する場合
であり、トークン又は応答フレームが消失する。
第1図(c)は、応答領域に比べて遅延時間が大きい時
で、送信フレームシーケンスはトークンT、応答フレー
ムAの順序になる。この時応答フレームAは、これを受
信したノードあるいは受信ノード以外のノードではすべ
て中継されるはずであるが、トークンTは他のノードに
よってとり込まれ、送信権を獲得したノードが、情報フ
レームを送信することにより中継すべき応答フレームを
消失する場合がある。
応答領域はスループットとの関係より大きくとることは
特策ではなく、従来は、第1図(b)及び(c)において応答
フレームが消失された時に、ハードウエア上障害が発生
していないように少なくとも情報フレーム受信に対する
応答フレーム送出、終了までトークンの送信を抑止する
よう制御されていたが、該情報フレームが受信できなか
った場合のトークン制御方式については考慮されていな
かった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来の欠点を鑑み、自発自宛のアドレ
スを有する情報フレーム送出時に、該情報フレム、ある
いは応答フレームの消失に伴う障害の発生しないトーク
ン制御方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
従来方式において、自発自宛情報フレーム送信後、該情
報フレームを受信できなかった場合、トークンは、自発
自宛情報フレーム送信ノードから送出されることがな
く、トークンが消失する。
よって、自発自宛情報フレームが受信できなかった場合
には、直ちにトークンを送出すればよい。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。第2図に本実
施例であるノードプロセッサ1のレイヤ分割を示す。伝
送路20には光ファイバを用いており、物理レイヤ2
は、光−電気(電気−光)変換及び符号化復号機能を有
する。ミディアム・アクセスレイヤ3は、フレーム送受
信及びその制御、障害検出、バッファ機能を有する。論
理リンクレイヤ4は、障害回復機能、コマンド解読機能
を有し、チャネル制御部5は、ノードプロセッサ1とチ
ャネル6とのインタフェース部である。
第3図にフレーム構成を示す。フレームはDELによっ
て囲まれている。各ノードプロセッサはミディアム・ア
クセスレイヤでフレーム内容を解読し、受信するか否か
を判断する。図においてLCは、トークンフレーム,情
報フレーム,応答フレームの各フレーム種別を示す。I
は、情報フレーム時のみ挿入されるフィールドである。
第4図に本実施例特有の制御を行うミディアム・アクセ
スレイヤのブロック構成図を示す。フレーム受信部7
は、DA,SA,LC及びFCSI,2の解読を行う。
受信DMA11は、情報フィールドのバッファ制御部で
ある。タイマ制御・障害検出部はトークンフレームのル
ープ一巡時間の監視用及び、情報フレーム送出後の応答
フレーム受信時間の監視用等のタイマの制御を行い、そ
のタイマタイムアウトにより障害を検出し上位インタフ
ェース部12を通じて、論理リンクレイヤ4に報告す
る。フレームの送信部10は、フレーム送信制御部9か
ら指示されるフレーム種別に対応してフレームを送信す
る。情報フレーム送信時は、送信DMA13からの情報
をIフィールドに乗せる。
ここでフレーム送信制御部は、通常、受信フレーム種別
又は、タイマタイムアウトを基に送信フレーム種別を決
定する。トークンフレーム送出に着目すれば、第一にト
ークンフレーム受信により送信権獲得後、情報フレーム
を送信し、一定時間後にトークンフレームを送出し、送
信権を手ばなす。第二に、送信権監視タイマタイムアウ
トにより、トークンの消失が確認された場合、送信権回
復のために、自宛のトークンフレームを送出する。第三
に、送信権獲得に伴って送信する情報フレームが自宛フ
レームの場合は論理リイヤは送信準備に先立って、自発
自宛フレームを判定しておき、前もって順序制御を機能
させ、自宛フレームの受信を契機に応答フレームの送信
指示及びトークンフレームの送信指示の順で指示する。
ところが、本実施例では、新たに第四のトークンフレー
ム送信制御方法を採用した。第5図に第三、及び第四の
トークンフレーム送信制御方式を示す。
(b)又は(c)が新たな制御方式を行う場合の一例であり、
(b)は自発自宛情報フレーム受信失敗時(c)は応答フレー
ム送信又は受信失敗時である。情報フレーム送出後、応
答フレーム受信時間監視タイマを用いて、自宛情報フレ
ームに対する応答フレーム受信監視を行い、該タイマタ
イムアウト時には、トークンフレームを送信する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、自宛情報フレームを送信した場合も、
自宛情報フレームに対する応答フレームと、情報フレー
ム送信に伴って送出するトークンフレームのループ上で
の順序が逆転しないので、従来方式にみられた、自宛情
報フレーム送出時の応答フレーム消失に伴う障害が発生
しないうえ自宛情報フレームが受信できなかったことに
よる、トークン消失障害が発生しないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来制御方式によって自宛情報フレームを送信
したノードプロセッサの送信フレームと受信フレームを
示す図、第2図は本発明の一実施例でレイヤ分割を示す
図、第3図はフレームの構成図、第4図は本発明の実施
例におけるミディアム・アクセスレイヤのブロック構成
図、第5図は本発明のトークン制御方式概略図である。 1……ノードプロセッサ、2……物理レイヤ、3……ミ
ディアム・アクセスレイヤ、4……論理リンクレイヤ、
5……チャネル制御部、6……チャネル、7……フレー
ム受信部、8……タイマ制御・障害検出部、9、14…
…フレーム送信制御部、10……フレーム送信部、11
……受信DMA、12……上位インタフェース部、13
……送信DMA。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−159650(JP,A) 特開 昭59−196644(JP,A) 特開 昭62−68339(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信権を獲得したノードが、他のノード宛
    に情報フレームを送信した場合は、受信ノードからの応
    答フレーム待ちのための所定時間経過後にトークンを送
    出し、自ノード宛に情報フレームを送信した場合は、該
    情報フレームを受信して応答フレームを送信し終わる
    迄、上記トークンの送出を抑制するようにしたトークン
    パッシング方式のリング状ネットワークにおいて、上記
    トークンの送出抑制期間が予め設定された監視時間を超
    えたとき、上記送信ノードが、応答フレームの送信に関
    係なくトークンを送出するようにしたことを特徴とする
    トークン制御方式。
JP21237685A 1985-09-27 1985-09-27 ト−クン制御方式 Expired - Lifetime JPH0659060B2 (ja)

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JP21237685A JPH0659060B2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27 ト−クン制御方式

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JPS6273837A JPS6273837A (ja) 1987-04-04
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