JPH0658852U - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0658852U
JPH0658852U JP269293U JP269293U JPH0658852U JP H0658852 U JPH0658852 U JP H0658852U JP 269293 U JP269293 U JP 269293U JP 269293 U JP269293 U JP 269293U JP H0658852 U JPH0658852 U JP H0658852U
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JP
Japan
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main body
suction
main
vacuum cleaner
intake hole
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Pending
Application number
JP269293U
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English (en)
Inventor
成典 波戸
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主吸気孔と副吸気孔の切換操作が確実で容易
に行え、しかも切換えのための部品を追加することなく
安価な風路切換手段を有した電気掃除機を提供するもの
である。 【構成】 本体1と床用吸込具8を連結し、本体1を回
動自在に俯仰する吸口パイプ9を設け、この吸口パイプ
9に主吸気孔10を切換える切換弁9aを設け、本体1
に設けられた副吸気孔14にはサクションホース13を
接続し、該サクションホース13の他端13aの開口1
3bを密閉するように、本体1に設けられた収納部15
に前記サクションホース13の他端13aを挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気掃除機に係り、特にアップライト型の電気掃除機に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、例えば特開平3−272723号公報に記載のア ップライト型の電気掃除機がある。前記特開平3−272723号公報記載の電 気掃除機の構成を図8乃至図10に示す。図8は従来のアップライト形の電気掃 除機の背面図、図9同じく図8の一部拡大図、図10(a)は床面掃除時の電気 掃除機の外観斜視図、図10(b)は隙間掃除時の電気掃除機の外観斜視図であ る。
【0003】 図8乃至図10において、21はアップライト型の掃除機の本体である。22 は本体21の内部に設けられた集塵部、23は電動送風機、24はフィルタ25 を配置した排気口である。また、26は主風路、27は副風路、28は主風路2 6と副風路27とを交互に切換える風路切換機構の切換弁、29は副吸気孔を構 成するサクションホースである。
【0004】 30は本体21の上側面に設けられた運搬用の把手、31は主風路26から延 長された吸気孔である。主吸気孔31は本体21の下部分に構成されている。3 2は本体21の上部に設けられたサクションホース29に接続されたハンドルパ イプ、33はハンドルパイプ32の先端に着脱可能に取り付けられた操作ハンド ルである。
【0005】 ハンドルパイプ32は平常状態では下方の部分が本体21にロックされ、操作 ハンドル33を握って掃除機を自由に移動する事ができる。
【0006】 掃除の途中でボタン操作等でロックが解除されると、ハンドルパイプ32がサ クションホース29と共に本体21の上から引き出される。そしてハンドルパイ プ32の上部の操作ハンドル33を外すと、先端に隙間ノズルや丸ブラシなどの 付属吸込具34が接続できるようになっている。
【0007】 35は床面吸込具、36は床用吸込具35と本体21とを連結する主サクショ ンホースで37は操作部である。床用吸込具35は俯仰軸40を支点に俯仰自在 に本体21の底部に取り付けられ、例えばクリック機構によって俯仰角度が階段 的に変えられるように構成されている。
【0008】 また操作部37には切換弁28を切換える切換スイッチ38が設けられている 。39は本体21の左右に取り付けられた車輪である。
【0009】 上述のように構成された従来の電気掃除機で、その動作特に前記切換弁28に ついて説明する。 通常の床面の掃除においては、切換弁28を図8のような状態に切換えておい て、床面吸込具35→主風路26→集塵部22の経路で床面の集塵が吸い込まれ る(図10a)。
【0010】 ところが、家具類と壁との間のような狭い隙間の掃除になると、先ずハンドル パイプ32と本体21とのロックが解除し、このロックの解除によってハンドル パイプ32がサクションホース29と一緒に本体21の上から引き出される。こ こでハンドルパイプ32の上部の操作ハンドル33が、隙間ノズルや丸ブラシな どの付属吸込具34に付け替えられる。
【0011】 そして、切換えスイッチ38を操作して風路切換機構の切換弁28が切り換え られ(図9)、ハンドルパイプ32が副風路27を通して集塵部22に接続され る。而して、操作部37のメインスイッチが入れられて、ハンドルパイプ32の 先の付属吸込具34で家具と壁との隙間の塵埃が吸込まれる(図10b)。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電気掃除機における主風路26と副風路27を切換える切換弁28は上 記のような構成になっているのが、該切換弁28は塵埃が通過する風路内に設け られているため、使用している間に切換弁28部に塵埃が侵入し、切換弁28の 切換動作に支障をきたす問題があった。
【0013】 また、付属吸込具34を取り付ける時はその度、操作ハンドル33を取り除く 手間を要する煩わしさがあった。
【0014】 さらに、切換弁28や該切換弁28を切換える切換えスイッチ38などの切換 手段が必要で、その手段分のコストを要する問題があった。
【0015】 そこで本考案は上述のような問題点に鑑みて成されたもので、切換え操作が確 実で容易に行え、しかも切換えのための部品を追加することもなく、安価な風路 切換手段を有した電気掃除機を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本考案は、請求項1として、集塵部及び電動送風 機を内蔵した上部付近にハンドルを設けた直立形の本体と、該本体の下部に俯仰 可能に取り付けられ、主吸気孔を介して前記集塵部に連通した床面吸込具と、前 記集塵部に連通した副吸気孔とを備えた電気掃除機において、前記本体に副吸気 孔を取り付けると共に、該副吸気孔にサクションホースの一端を接続し、該サク ションホースの他端を密閉する密閉手段を前記本体に設け、前記本体の俯仰角度 によって前記主吸気孔を前記集塵部に交換に切換接続する風路切換手段を有する 。
【0017】 請求項2として、前記本体と床面吸込具とを略直角に俯仰したときにすなわち 、電気掃除機の収納状態にしたときに前記主吸気孔が塞がれ副吸気孔が開となる ようにする。
【0018】 請求項3として、前記風路切換手段を、前記本体と床面吸込具とを俯仰可能に 連結した吸口パイプに設けるようにする。
【0019】
【作用】
本考案は上記のような構成になっているので、 (1)本体を俯仰するだけで主吸気仰と副吸気孔とを簡単に切換えることができ る。
【0020】 (2)本体を床用吸込具と略直角に俯仰したときすなわち電気掃除機の収納状態 にしたときに主吸気孔と副吸気孔とが切換えられる。
【0021】 (3)主吸気孔の切換弁を吸口パイプに設けているので特別な切換手段を必要と しない。
【0022】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図面に基づいて説明する。 図1は本考案実施例の電気掃除機の要部縦断面図、図2は同じく背面図、図3 は図2における矢印A−A断面図、図4は図1における吸口パイプ付近の断面図 、図5は本考案の電気掃除機にる床面の掃除状態を示す吸口パイプ付近の断面図 、図6は同じく隙間の掃除状態を示す掃除機全体の要部断面図である。
【0023】 図1乃至図6において、1はアップライト形の電気掃除機の本体である。2は 本体1の内部に設けられた集塵袋、3は電動送風機、4はフィルタ5を配置した 排気口である。また、6は主風路、7は副風路、8は床用吸込具、9は床用吸込 具8と本体1とを俯仰可能に連結する主吸気孔10を有する吸口パイプである。 11は本体1に設けられたハンドルパイプでその先端には把手12が設けられ ていて、把手11部には電気掃除機を運転するメインスイッチなどを有した操作 部品12aが配置されている。13は本体1に設けられた副吸気孔14に接続さ れたサクションホースで、該サクションホース13の他端は、本体1に設けられ た収納部15に収納されるようになっている。
【0024】 前記収納部15は、一方が塞さがれ他方が開口15aとなっている筒状に形成 され、筒内部15bには遮蔽板16がスプリング17によって前記開口15a方 向に付勢されている。このように構成された収納部15にサクションホース13 の他嘆13aを圧入すると他端13aの開口13bは遮蔽板16によって塞がれ ることになる。
【0025】 前記吸口パイプ9は、前述したように、本体1と床用吸込具8とを俯仰可能に 連結しているので、本体1を床面吸込具8に対して略直角(図4)から略水平( 図5)状態に可変することができる。なお、前記本体1の俯仰は例えばクリック 機構によって俯仰角度を段階的に変えられるような構成にしてもよい。
【0026】 そして前記吸口パイプ9には主風路6を開閉自在に切換える切換弁9aが設け られている。該切換弁9aは、吸込口パイプ9と一体に成形され、本体1を床用 吸込具8に対して略直角に俯仰したときすなわち電気掃除機の収納状態時におい て主風路6を閉路し、電気掃除機の掃除状態すなわち本体1を床面吸込具8に対 して略直角状態から使用者側に俯仰させたときに主風路6を開路するように設け られている。
【0027】 なお、前記床用吸込具8は、回転ブラシを内蔵したタービン吸込具やパワーブ ラシであっても何ら差し支えないものである。
【0028】 上述のような構成の本考案の電気掃除機の動作を次に説明する。 図示されていないコードのプラグをAC100Vのコンセントに差し込んでか ら把手12に設けた操作部12aのメインスイッチを入れると、本体1内の電動 送風機3が回転する。そして床面吸込具8の下面に開口する吸入口8aから空気 が吸込まれて、本体1の内部の主風路6に図5の矢印で示すような空気流が発生 する。
【0029】 ここで図5に示すように把手12を握って本体1を移動させながら、床面吸込 具8の俯仰角度を選択して床面に沿って前後に摺動させると、床面上の塵埃が空 気流に乗って床面吸込具8から吸込まれる。吸込まれた塵埃は主風路6を介して 本体1内の集塵袋2に集塵される。集塵後の排気は電動送風機3を通過してフイ ルタ5で塵埃の微小成分が捕集され、濾過後の清浄な空気が排気口4から外に排 出される。
【0030】 掃除が進んで部屋の中央部が終わって、隅の掃除に取り掛かることになる。そ こで家具類と壁との間のような狭い隙間の掃除に移ると、掃除機の運転を止めて 、まず本体1を床面吸込具8に対して略直角に直立させる。すると、吸口パイプ 9は回動して吸口パイプ9に設けられた切換弁9aによって主吸気孔10が床用 吸込具8の吸込口8aと主風路6との経路が断たれることになる。
【0031】 上記のような状態にしてサクションホース13の他端13aを収納部15より 抜くと開口13b→サクションホース13→副吸気孔14→副風路7→集塵袋2 の集塵経路が形成される。そしてサクションホース13の先端開口13bにスキ マ用ノズルなどの付属吸込具18を取り付けて、操作部12aのメインスイッチ を入れると本体1内の電動送風機3が回転し、付属吸込具18より塵埃が空気と 一緒に吸込まれて集塵袋2に集塵される(図6)。
【0032】 隙間の掃除が終わるとメインスイッチを切り運転を止めて、サクションホース 13より付属吸込具18を外してサクションホース13の他端13aを本体1に 設けられた収納部15に差し込みことによって掃除が終わり、電気掃除機自体が 直立形として収納状態が保たれることになる。
【0033】 なお、上述の実施例では、通常の掃除状態より本体1を略直角に俯仰する時メ インスイッチを切る場合を例示して説明したが、本体1を略直角に俯仰したとき に自動的にメインスイッチがOFFするような電気回路にしてもよい。その時は サクションホース13を使用しての掃除はサクションホース13に設けられた手 元スイッチ(図示せず)の操作によって電動送風機3が回転・停止するようにす るとよい。
【0034】 さらに、本体1と床用吸込具8とを吸口パイプ9とで回動自在に連結した電気 掃除機について説明したが、本体1と床用吸込具8とを着脱自在に構成された電 気掃除機についても前記吸口パイプ9を用いても前述と同様の主吸気孔10の切 換えを行うことができる。
【0035】 また、前記サクションホース13の開口13bの密閉手段としては、図7の要 部断面図に示す如く、先端にスキマ用ノズル18を取り付けたままの状態で収納 部15に収納するようにしてもよい。
【0036】
【考案の効果】
本考案は以上説明したような構成になっているので以下のような効果を奏する 。 1.主吸気孔の切換弁を本体と床用吸込具とを連結する吸口パイプに設けてい るので本体を俯仰するだけで簡単に容易に主吸気仰の切換えを行うことができる 。また、たとえ塵埃などが侵入しても本体の俯仰によって吸口パイプ部に大きな 力が加わって吸口パイプが回動するので塵埃による回動不良などの支障は発生し ない。
【0037】 2.本体を床用吸込具に対して略直角すなわち電気掃除機の収納状態において 主吸気孔が塞がれ、その状態でサクションホースを使用して掃除するので掃除機 本体を安定した状態で使用することができる。
【0038】 3.切換弁が吸口パイプに一体に成形して設けられているので従来のように切 換弁及び切換えスイッチなどの専用の部品を必要としないので切換弁を設けてい ない吸口パイプの場合とほぼ同じ部品コストで製作できるので安価な回路切換手 段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の電気掃除機の要部縦断面図
である。
【図2】同じく背面図である。
【図3】図2における矢印A−A断面図である。
【図4】図1における吸口パイプ付近の断面図である。
【図5】本考案の電気掃除機にる床面の掃除状態を示す
吸口パイプ付近の断面図である。
【図6】同じく隙間の掃除状態を示す掃除機全体の要部
断面図である。
【図7】本考案の他の実施例のサクションホース収納部
の要部断面図である。
【図8】従来のアップライト形の電気掃除機の背面図で
ある。
【図9】同じく図8の一部拡大図である。
【図10】(a)は床面掃除時の電気掃除機の外観斜視
図、(b)は隙間掃除時の電気掃除機の外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 集塵袋 3 電動送風機 6 主風路 7 副風路 8 床用吸込具 9 吸口パイプ 9a 切換弁 10 主吸気孔 11 ハンドルパイプ 13 サクションホース 14 副吸気孔 15 収納部 15a 開口 16 遮蔽板 17 スプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵部及び電動送風機を内蔵した上部付
    近にハンドルを設けた直立形の本体と、該本体の下部に
    俯仰可能に取付けられ、主吸気孔を介して前記集塵部に
    連通した床面吸込具と、前記集塵部に連通した副吸気孔
    とを備えた電気掃除機において、 前記本体に副吸気孔を設けると共に、該副吸気孔にサク
    ションホースの一端を接続し、該サクションホースの他
    端を密閉する密閉手段を前記本体に設け、前記本体の俯
    仰角度によって前記主吸気孔を前記集塵部に交互に切換
    接続する風路切換手段を設けたことを特徴とする電気掃
    除機。
  2. 【請求項2】 前記本体が前記床面吸込具に対して略直
    角に俯仰された時に主吸気仰が塞がれるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記風路切換手段を、前記本体と前記床
    面吸込具とを俯仰可能に連結した吸口パイプに設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
JP269293U 1993-02-04 1993-02-04 電気掃除機 Pending JPH0658852U (ja)

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