JPH0658846A - 車両のアクチュエータの機能検査方法 - Google Patents

車両のアクチュエータの機能検査方法

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JPH0658846A
JPH0658846A JP5138028A JP13802893A JPH0658846A JP H0658846 A JPH0658846 A JP H0658846A JP 5138028 A JP5138028 A JP 5138028A JP 13802893 A JP13802893 A JP 13802893A JP H0658846 A JPH0658846 A JP H0658846A
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な運転状態を利用せず、それにもかかわ
らず車両の運転特性に悪い影響を与えることなく、ない
しは運転者に反作用をもたらすことなく機能検査を実施
することが可能な、車両のアクチュエータの機能検査方
法を提供する。 【構成】 点火時点を遅れの方向に変位させ、エンジン
の出力の変化が観察される。点火時点の調節により回転
数が変化するが、アイドリング回転数制御により空気量
を調節するアクチュエータ42が駆動されて、回転数が
一定であるように制御される。エンジン回転数がほぼ一
定であり、空気量が増大するときには、アクチュエータ
が正常であると判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のアクチュエータ
の機能検査方法、更に詳細には、アクチュエータが制御
装置を介して少なくとも所定の開ないし閉ループ機能に
従って調節され、アクチュエータの調節によりエンジン
出力に影響が与えられ、アクチュエータの調節により変
化を受ける少なくとも一つの運転パラメータが検出さ
れ、最終的にアクチュエータの変位をもたらす変化が制
御装置を介して与えられ、その変化が少なくとも一つの
検出された運転パラメータと関係付けられてアクチュエ
ータの機能検査が行なわれる車両のアクチュエータの機
能検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような方法ないし装置がDEーOS
3435465(USーPS4601199)に記載さ
れている。同公報では、所定の運転状態、特に内燃機関
の減速状態(エンジンブレーキ)においてアクチュエー
タが所定の方法で駆動され、アクチュエータの駆動変化
と間接的に関連する量が検出され観察される。その場
合、それぞれ駆動変化と検出された量の変化が所定の変
化関係を有するときに、アクチュエータないしそれと結
合された電子制御システムの機能が正しいと見なされ
る。
【0003】この構成は、機能検査のための所定の運転
状態、即ち減速運転が得られないときは、用いることが
できない。
【0004】またDE−OS3624441(US−P
S4794790)から、アイドリング用アクチュエー
タを検査するために内燃機関の運転中に内燃機関を対応
して駆動することにより多量あるいは少量の空気を供給
し、フィードバックされる回転数変化ないし空気量変化
を観察することによりアイドリング用アクチュエータな
いしアイドリング閉ループ制御の関連するハードウェア
部分の機能能力を判定することが知られている。この構
成では、車両の運転特性に悪い影響を与えてしまい、運
転者に反作用を及ぼしてしまう。
【0005】更にDEーOS3011057から、自動
車の制御システムに関連してセンサ、センサ信号並びに
コンピュータ素子の機能検査を行なうことが知られてい
る。
【0006】また、例えばEP−A167652(US
−PS4697563)から、通常点火時点(点火角
度)を定める運転パラメータとは独立して点火時点を変
位させる構成が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、特別な運転状態を利用せず、それにもかかわらず車
両の運転特性に悪い影響を与えることなく、ないしは運
転者に反作用をもたらすことなく機能検査を実施するこ
とが可能な、車両のアクチュエータの機能検査方法を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、車両のアクチュエータの機能検査方法であって、
アクチュエータが制御装置を介して少なくとも所定の開
ないし閉ループ機能に従って調節され、アクチュエータ
の調節によりエンジン出力に影響が与えられ、アクチュ
エータの調節により変化を受ける少なくとも一つの運転
パラメータが検出され、最終的にアクチュエータの変位
をもたらす変化が制御装置を介して与えられ、その変化
が少なくとも一つの検出された運転パラメータと関係付
けられてアクチュエータの機能検査が行なわれる車両の
アクチュエータの機能検査方法において、アクチュエー
タの調節なしにエンジン出力に影響が与えられ、そのエ
ンジン出力に現れる影響に基づいて開ないし閉ループ機
能によりアクチュエータの変位が行なわれ、アクチュエ
ータの変位が少なくとも一つの運転パラメータの変化に
基づいて検査される構成により解決される。
【0009】
【作用】本発明の構成によれば、車両の運転特性に影響
を与えることなくアクチュエータないしそのアクチュエ
ータに関連した電子システムの機能検査が保証される。
【0010】更に、機能検査は更にコストを掛けること
なく電子システムの作動中にも可能になる。
【0011】本発明の構成は、特に好ましくは、アイド
リング用アクチュエータないしはそれと結合されたアイ
ドリング閉ループ制御装置の機能検査に応用される。
【0012】特に好ましくは、アイドル運転においてテ
スト期間(テスト段階)の間に点火が遅れの方向に調節
され、通常のアイドリング閉ループ制御装置の機能を介
して回転数が一定に保たれているか、エンジン負荷、例
えば供給される燃料量、空気供給量および/あるいは吸
気圧が上昇するか並びに好ましい実施例ではアクチュエ
ータの駆動信号値が上昇するかが観察される。
【0013】自動車の電子制御システムに関連する他の
監視および機能検査方法と組み合せる場合には、駆動信
号値を検出しなくてもアイドリング用アクチュエータ自
体の機能能力を判定することが可能である。
【0014】他の利点は、以下の実施例の説明並びに従
属請求項の記載から明らかになる。
【0015】
【実施例】図1は不図示の内燃機関の電子制御システム
(制御装置)10である。電子制御システム10はほぼ
少なくとも一つのコンピュータ装置から構成される。こ
の電子制御システムには、入力線12、14、16及び
18から20が導かれ、一方この制御システムは出力線
22、24、26を有する。
【0016】電子制御システムは、入力線12によりエ
ンジン回転数の測定装置28と、入力線14により内燃
機関の負荷を表す値を検出する測定装置30と、入力線
16により排ガス組成を検出する少なくとも一つの測定
装置32とそれぞれ接続される。一方、電子制御システ
ムは、入力線18から20により以下に説明する内燃機
関および/あるいは車両の運転パラメータを測定する他
の測定装置34から36と接続される。
【0017】出力線22は電子制御システム10から内
燃機関の点火時点の調節装置38へ導かれ、一方出力線
24は燃料噴射装置40と接続され、また第3の出力線
26は、内燃機関への空気供給量を調節するアクチュエ
ータ(調節装置)42へ導かれている。好ましい実施例
では、測定装置34から36によりアクチュエータ42
の駆動信号値が検出される。
【0018】電子制御システム10は、公知の方法にお
いて入力量に従って点火時点、噴射すべき燃料量、およ
び少なくともアイドリング時には内燃機関に供給される
空気量を制御する。その場合、特にアイドリング閉ルー
プ制御装置が設けられる。このアイドリング制御装置
は、運転パラメータから形成された目標値と測定装置2
8で検出されたエンジン回転数の実際値に従って所定の
制御形式(例えばPID、即ち比例、積分、微分制御
器)により駆動信号を発生する。この駆動信号は出力線
26を介してアクチュエータ42に供給されそれを調節
して実際値がエンジン回転数の目標値に近付くようにす
る。その場合、エンジン回転数の目標値は、エンジン温
度、車両の速度、バッテリー電圧、ギア位置、トランス
ミッションの種類および/あるいは空調装置の状態な
ど、好ましくは測定装置34から36により検出される
変量を介して計算される。燃料噴射装置40の駆動値は
公知の方法でエンジン回転数と負荷信号値から排ガス組
成の測定値を考慮して計算される。同様に、点火時点は
ほぼ公知の方法でエンジン回転数と負荷信号に基づき特
性値マップを用いて求められる。
【0019】更に、電子制御システム10の領域ではこ
こでは詳細に記載されていない他の機能が実施される。
それは、例えば、電子アクセルペダルの制御、トラクシ
ョンコントロール、車速制御、電子トランスミッション
制御、排ガス再循環制御などである。
【0020】更に電子制御システム10は、測定装置、
その信号、コンピュータ装置自体並びにアクチュエータ
38から42を駆動する手段を監視する手段を有する。
【0021】アクチュエータ42の駆動信号値は好まし
くは駆動パルス信号のパルスデューティー比あるいは他
の好ましい実施例においては出力される電流あるいは電
圧値である。
【0022】以下に機能検査が、好ましい実施例とし
て、空気供給量に影響を与えるアクチュエータ、即ちア
イドリング用アクチュエータおよびそれに関連するアイ
ドリング制御装置を例にして図2のフローチャート図に
図示されている。
【0023】他の好ましい実施例では、上述の構成は、
電子アクセルペダルのアクチュエータのような他の空気
供給量を調節するアクチュエータ、あるいはディーゼル
機関の場合には燃料供給量を調節する出力アクチュエー
タおよびそれに関連する開および閉ループ制御システム
との関連においても利用される。
【0024】プログラム部が呼び出された後、最初のス
テップ100において機能検査を実行するための所定の
条件(状態)が存在するかが調べられる。これらの条件
は、ほぼ、前回の機能検査実施後所定の期間が経過した
かないしは車両が所定の運転時間に達したかあるいは所
定の走行距離に達したかであり、更に車両ないしそのエ
ンジンが、アイドリング閉ループ制御装置が正常な機能
で動作しておりかつ/あるいはシステムが他の故障状態
を示さない運転状態にあることである。これは、例えば
燃料がカットされる減速運転時あるいは内燃機関の始動
段階では機能検査が実施されないことを意味する。
【0025】ステップ100のテスト条件が存在しない
場合には、次に続く判断ステップ102において例えば
セットされたフラグに基づいて機能検査サイクルが完全
に終ったかがチェックされる。終った場合には、プログ
ラムは終了し所定の時間後再び呼び出される。検査サイ
クルが完全に終っていない場合には、これは、機能検査
実施中に機能検査の条件を形成する判断基準が、例えば
突然車両が加速したことにより変化したことを意味す
る。そのときにはステップ104で以下に説明するよう
に調節された点火時点(dz)が実際の運転状態によっ
て定められる値に遅滞なく戻される。その後プログラム
部が終了する。
【0026】ステップ100において機能検査を実行す
るための条件が存在することが検出された場合には、以
下に続く判断ステップ106において例えばセットされ
たフラグに基づいて、テスト期間が開始されるか、すな
わち機能検査を実行するための条件がここで開始される
テスト期間で始めて満たされたかが調べられる。その場
合には、ステップ108において現在得られるエンジン
回転数n1を表す値、現在得られるエンジン負荷ti1を
表す値が格納される。他の好ましい実施例においては更
にアクチュエータの駆動信号値S1を表す値が格納され
る。テスト期間が既に前のプログラム実行時に開始され
ている場合には、ステップ108は迂回して直接ステッ
プ110に進む。
【0027】ステップ110では、例えばセットされた
フラグに基づいて本来のテスト期間が既に終ったかが調
べられる。そうである場合には、ステップ112におい
てテスト期間中遅れの方向に変位された点火時点が再び
通常の値、即ち再び進みの方向に調節される。車両の運
転特性への影響を防止するために、ステップ112の
「進角調節」は所定の時間関数で所定のステップで行な
われる。これらのステップは、点火時点の変位により発
生する内燃機関の出力変化が緩慢に行なわれ、アイドリ
ング閉ループ制御がその作用を取り戻せるように選ばれ
る。これは、点火時点の調節が場合により排ガス組成へ
の作用を有することも背景にあり、従って、点火時点の
調節は緩慢に行ない、排ガス制御がその作用を調整でき
るようにしなければならない。ステップ112に続く判
断ステップ114では、点火時点(dz)が現在存在す
る運転パラメータにより定められる通常の値をとったか
が調べられる。そうである場合には、ステップ116
で、機能検査が終了しプログラムが終了したフラグがセ
ットされる。
【0028】ステップ110での判断の結果、本来のテ
スト期間が終っていないことが判明した場合には、ステ
ップ118に進む。
【0029】ステップ118以降のステップは本来のテ
スト期間を表し、そこでは、点火の遅れへの調節(遅角
調節)が行なわれ、機能が正常なとき適当な値に基づい
て検出されたアイドル回転数制御の反応が互いに関連付
けられ、その結果に基づきアイドリング制御システム、
特にアイドリング用アクチュエータの機能能力が判定さ
れる。
【0030】ステップ118では、点火時点が、所定の
関数に従って、特に例えば、各プログラム実行毎に所定
の変化量を設定点火時点に加算することにより時間的に
線形な傾斜に従って、調節される。続くステップ120
においてアイドリング制御機能が呼び出され、エンジン
回転数の目標値と実際値の差に従って所定の制御形式で
アイドリング用アクチュエータを駆動する出力信号が駆
動信号値を増大させて出力される。この処置がステップ
120に要約されている。アイドリング制御を実施後、
ステップ112において、点火時点の調節が終了したか
が調べられる。これは、好ましくは、現在の点火時点を
超えてないしは下回ってはならない限界値と比較するこ
とにより行なわれる。終了していない場合には、プログ
ラム部が繰り返され、点火時点が更に遅れの方向に調節
される。
【0031】逆の場合、即ち点火の遅角調節が終了した
場合には、そのとき得られるエンジン回転数n2を表す
値とそのとき得られるエンジン負荷を表す値ti2が格納
され、ステップ124に続く判断ステップ126におい
て評価が行なわれる。他の好ましい実施例では更にこの
時点で得られる駆動信号値S2が格納される。
【0032】判断ステップ126において、点火時点調
節終了時のエンジン回転数値n2と点火時点調節開始前
のエンジン回転数値n1の差の絶対値が所定の許容範囲
内にあるかが調べられる。これは、点火時点の調節にも
かかわらずエンジン回転数がほぼ一定であったかが調べ
られることを意味する。更に、判断ステップ126によ
りエンジンの負荷値が大きくなったことが満たされなけ
ればならない。これは、例えば、点火時点調節終了時の
負荷値ti2と点火時点調節前の負荷値ti1間の差が所定
のしきい値より大きくなることによって検査される。他
の好ましい実施例では、更に点火時点調節終了後の駆動
信号値S2が調節前の駆動信号値S1より大きいかが調べ
られる。
【0033】これにより、アイドリング閉ループ制御が
正しく機能している場合にのみ検査の評価が行なわれる
ことが保証される。
【0034】負荷と回転数に関する条件の一つが満たさ
れない場合には、ステップ128においてアイドリング
用アクチュエータの故障が結論され、ステップ130に
おいて故障表示がなされ、場合により非常走行プログラ
ムが導入され、ステップ132において機能検査が終了
される。その後プログラム部が終了する。
【0035】ステップ126において条件が満たされる
場合には、ステップ134においてアイドリング用アク
チュエータの機能が正常であることが、また続くステッ
プ136において本来のテスト期間が終ったことのマー
クがセットされる。その後ステップ112から116に
従って処理が行なわれ、点火時点が運転パラメータによ
り最適に定められる値に再び移動される。
【0036】エンジン負荷信号としては、好ましい実施
例では回転数および空気体積ないし空気質量から形成さ
れる噴射パルス期間が用いられ、他の実施例では好まし
くは供給される空気体積、空気質量、絞り弁位置および
/あるいは吸気負圧を示す値が負荷信号として用いられ
る。
【0037】上述した構成に代えて好ましい実施例で
は、進む方向への点火時点の調節も考えられる。その場
合、ステップ126での負荷信号の判断に関する符号は
それに対応して変える必要がある。
【0038】電子アクセルペダルシステムのアクチュエ
ータの検査も好ましくは同様にして行なうことができ
る。
【0039】更に、機能検査は好ましくはアイドリング
時だけでなく、他の運転状態(運転段階)、例えば位置
を一定にしてアクセルペダルを操作した場合にも実施す
ることができる。
【0040】点火時点の調節により排ガス組成に変化が
発生するので、公知のシステムでは燃料供給量、即ち負
荷信号を調節することにより、排ガス組成の変化が補償
される。従って、点火時点の復帰は次のように行なわな
ければならない。即ち、それにより発生する排ガス組成
の変化により負荷信号量が変化しないようにして、点火
時点調節終了後の負荷信号量が点火時点の調節開始前の
ものと同じになるようにされる。
【0041】点火の遅角調節のため時間的に線形な傾斜
を用いるほかに、好ましくは他の時間関数、例えば指数
関数あるいは他の非線形な時間関数を利用することもで
きる。点火時点を戻すためにほぼ同じ時間関数を選ぶの
が好ましいが、他の実施例として、好ましくは点火時点
の「進角調節」を「遅角調節」より早くすることが行な
われる。これに関連する限界は、点火時点の調節により
内燃機関の運転特性にマイナスの影響がもたらされない
ようにすることである。
【0042】テスト期間の間に、例えば車両の突然の加
速によりテスト条件が損なわれる場合には、飛躍的にな
いしは勾配値の大きい傾斜で点火時点をそのとき存在す
る運転パラメータにより定められる値に設定するのが好
ましい。
【0043】上述した点火時点の調節(変位)は点火角
の調節と同義である。
【0044】他の実施例では、エンジン出力に同様な影
響を与えるために、点火を調節する代りに燃料計量を対
応して変化させることもでき、あるいは燃料計量装置を
検査するために空気供給に作用することも可能である。
【0045】更に上述した方法を異る診断装置を用いて
実施することもできる。
【0046】アイドル回転数制御の代りに、他の好まし
い実施例では、空気供給自体の制御、トルク制御、車速
制御、駆動回転数あるいは車輪回転数制御、エンジン出
力制御などで、検査すべきアクチュエータの変位により
エンジン出力に影響が与えられた場合応答する制御を開
ないし閉ループ制御機能として用いることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特別な運転状態を利用せず、それにもかかわらず車両の
運転特性に悪い影響を与えることなく、ないしは運転者
に反作用をもたらすことなく機能検査を実施することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する場合に使用される装置の全体
構成を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明の制御の流れを説明するフローチャート
図である。
【符号の説明】
10 制御システム 28 回転数測定装置 30 負荷測定装置 32 排ガス組成測定装置 38 点火時点調節装置 40 燃料噴射装置 42 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルディ マイヤー ドイツ連邦共和国 7143 ファイヒンゲン /エンツレルヒェンヴェーク 28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のアクチュエータの機能検査方法で
    あって、 アクチュエータが制御装置を介して少なくとも所定の開
    ないし閉ループ機能に従って調節され、 アクチュエータの調節によりエンジン出力に影響が与え
    られ、 アクチュエータの調節により変化を受ける少なくとも一
    つの運転パラメータが検出され、 最終的にアクチュエータの変位をもたらす変化が制御装
    置を介して与えられ、 その変化が少なくとも一つの検出された運転パラメータ
    と関係付けられてアクチュエータの機能検査が行なわれ
    る車両のアクチュエータの機能検査方法において、 アクチュエータの調節なしにエンジン出力に影響が与え
    られ、 そのエンジン出力に現れる影響に基づいて開ないし閉ル
    ープ機能によりアクチュエータの変位が行なわれ、 アクチュエータの変位が少なくとも一つの運転パラメー
    タの変化に基づいて検査されることを特徴とする車両の
    アクチュエータの検査方法。
  2. 【請求項2】 点火時点を所定の関数に従って変位させ
    ることによりエンジン出力に影響が与えられることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも一つの運転パラメータがエン
    ジン回転数およびエンジン負荷を表す値であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 点火時点の変位が「遅れ」の方向に行な
    われることを特徴とする請求項1から3までのいずれか
    1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 特にアイドリング回転数制御領域でアク
    チュエータによりエンジンへの空気供給に影響が与えら
    れ、アクチュエータの駆動量が増大し、回転数がほぼ一
    定に維持されかつエンジン負荷が上昇したときには、点
    火時点の変位にもかかわらずアクチュエータが機能が正
    常であることが判別されることを特徴とする請求項1か
    ら4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 点火時点の変位前の回転数と変位後の回
    転数がほぼ対応するときに回転数が一定と見なされ、ま
    た変位前のエンジン負荷の検出測定値が変位後よりも量
    的に小さいときにエンジン負荷が上昇したと見なされる
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 検査が、アイドリング閉ループがアクテ
    ィブになっている間のテスト期間で行なわれることを特
    徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の方
    法。
JP13802893A 1992-06-20 1993-06-10 車両のアクチュエータの機能検査方法 Expired - Fee Related JP3411619B2 (ja)

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